姑獲鳥の夏を読んでピンと来なかったやつ [無断転載禁止]©2ch.net
いまから十年以上前に呼んだけど、普通に理解できて面白いと思った。
>>1はたまたま読むタイミングが悪かっただけじゃないかな。
気にせずに数年後に、またチャレンジしてみてほしい。 基本パズラーってより通俗娯楽を求めてる自分には糞おもしろかった。
死体が生まれるシーンでは関口と完全同化状態で
「う・・・うわぁぁあぁあああぁぁぁああぁーーーーーーーっっっっ!!!」ってなった。
その後の流れもミステリ読み的には壁投げもんなのかもしれないが
関口と同化してる状態だから、徐々に現実世界に引き戻される流れの中で
一緒に憑き物が落ちていく過程として心地よかった。 >>2
読んだのは何年も前だったから、今読んだらまた違うのかも。 理解するのは簡単だろ
あれだけ懇切丁寧に説明してくれてるんだから
納得できない奴がいるのはむしろ当然
関口と久遠寺姉妹はまだいいとして、
内藤まであの幻覚を共有してるのが強引すぎる 幻視者が多すぎる
というタイトルの同人
読んだことがある 榎木津さんが超能力者で他の人に見えないものが見えるという情報が頭にあるせいで普通人の関口が見えないと言ったからにはそれは超常的ななにかなのだろうと読者に信じ込ませるくだりは良く出来ていた。 こんな酷い密室トリックは初めて。
いやそもそもトリックじゃないしw
これ以降、京極は読んでない。 でも京極はむしろその後の作品の方が質が高いと思うが
魍魎やら蜘蛛やら
姑獲鳥で見限るのは勿体無い そんなわけないやろ〜
って言って本を投げるのが正常なリアクションだと思う 小説としてはよくできてると思うけど、
当時はミステリーとしても評価されたのは不思議。
その後の作品を見てるとわかるけど、
京極って別にミステリーそれほど書きたい人じゃない。
当時は宇山に合わせてミステリー仕立てにしただけって感じ。 最後のタネあかしまでは面白くてワクワクしながら読んだ。
読み終わったあとぶん投げた。 10年前の引っ越し荷物の段ボールの中に未読の作品が何冊かあったはず
でも、あの厚さの京極本(新書)は残りの人生で読まないと思う 一言メンドクサイ >>7
>榎木津さんが超能力者で他の人に見えないものが見えるという情報が頭にあるせいで
>普通人の関口が見えないと言ったからにはそれは超常的ななにかなのだろうと
>読者に信じ込ませるくだりは良く出来ていた
あのミスリードはよくできていたよな
シリーズ中、謎解きとして一番完成度の高い作品だと思っているのに
同意してくれる人が少なくて悲しい >>17
いや、俺もあのミスリードは素晴らしいと思ったよ
関口が見えなかったことに対して説得力を持たせるために最初に蘊蓄を組み入れた
プロットも見事
ミステリーとしての完成度はシリーズ随一だというのも同意
でも世間的には魍魎が傑作で姑獲鳥はどっちかというとバカミス扱いなんだよね
俺はむしろ魍魎の方の真相の方がつまらなかったけど 俺は函で見切りをつけてリアルタイムでは追わなくなったな
このミスより本ミスで上位にランクインしてるのが不思議だった
最近になって百鬼夜行シリーズだけは読み終えたけど、
やっぱり本格ミステリーとしてはどれも微妙だと思う 実際、本格として評価が一番高いのはどれなんだろう? >>21
やっぱり、魍魎の匣がダントツ人気じゃね
俺は裏の裏をかいて結果的に意外でもなんでもなかった真相が嫌いなんだけどね
どーみても最初からお前が怪しいだろ。まんまじゃんって感じで
人間消失のトリックも一発でわかったし
俺的には姑獲鳥の夏こそが至高 ぐだぐだこねくり回してるけど集団ヒステリーの話だよね
そりゃみんな病院止めてくわって思った 冒頭の眩暈坂パートからメイントリックのネタバレしてんのとか笑える
やっぱ一番丁寧に書かれた作品だと思う 中身が空っぽのインチキ商品でも科学的根拠がありますと虚々実々の蘊蓄を織り混ぜて説明すれば、人は絶対にないとは言えなくなる、という詐欺師の実演として読んだ