京極堂のシリーズは読んでたし好きだった 他の作品群は読んでない
続編はもうでないんかな 出ないらしいとも耳にしたんだけど

タイプも雰囲気も全く違うし比較するのもちょっと難しい気はするけど
民俗学的な妖怪の薀蓄とそれを物語に取り込むという点では最初のウブメが一番かとも思うが
物語としては2の魍魎か5のジョロウグモが好きかな
全体として超常現象自体を肯定するというよりも人間の心の現象として捉える姿勢も納得がいく
あと俺は登場人物の会話の軽妙な掛け合いの部分が好きだからそこはどっちも好きと言えるかな

あと個人的に自分は今は生物学とか進化論とか動物関係の一般向けの本を読むことが多いので
重力ピエロが凄く好みの作品ではあるんだけど
その辺の知識が全くないままこの作品に触れたときにどう感じるんだろうかってのを
上の直木賞の選評読んで確かにちょっとしんどいとこはあるかなと考えるとこはあった