この人の本は「災転」が初見。
おおっ意外に面白い!ってのめり込んだのが最初だったんだけど、それから数年間、本屋で見かけなかったんだよね。
二度目に読んだのが、病気で入院中している時で「おさかな館」と「スチームタイガーの死走」だった。
とくに「おさかな館」は、連作短編のひとつひとつに出てくる魚料理も美味しそうだったし(なにげに高ポイント)
集大成の最後の落ちも、ちょっとシュールで楽しめた。
退院してからも、古本屋で見かけたら買うようになって、
それ以来、自分はこの作家さんの、安定したファンの位置を占めるようになってしまったw