連城三紀彦 part5 [無断転載禁止]©2ch.net
未刊行長編『悲体』が3月下旬に幻戯書房から出るらしい 白蘭って元々は舞台作品だったみたいだけどその時の台本や戯曲ってどこかで手に入れることできないかな…
うーん…… 短編集も長編も好きで読んでる方だと思うけど、なぜに戻り川心中が傑作と呼ばれるか分からない。話に入り込んでいけないせいか驚く場所も分からん。何故だろう 再読して○○○○の人でなしっぷりがジワジワきたな>戻り川心中 戻り川心中は人でなし度もさることながら構成力が花葬の中でも群を抜いてる なんだろう…上手く言えないが、あのオチは「もしかしたら詩人とか作家って
そういうものなのかも…」と読者に思わせるようなところがポイントかなと
でもって、我々読者も作家の人生を知る事で作品を見る目が左右されてるかも…って
身にもつまされる
ただ、言われてみればそういうものかもって思っても、読むまでは考えもしなかった
そこが凄いんだと思う
連城さんの短編って衝撃的なオチばかりだが、こういう風に思わせるものは
そう多いわけじゃないから傑作って言われてるんじゃないかと それと戻り川にわりと近い設定とオチだと思うのは
「花虐の賦」だと思うんだが、戻り川ほどは衝撃受けなかったな
戻り川を読んだ後だからっていうのもあると思うが、
真相が反転してゆく構成が戻り川の方が巧みだったからかな >>140
ありがとう。自分が読める力が足りないと思い、断捨離する中でも手元に置き続けてるので、今年再読する 戻り川心中の短編の中では藤の香が一番すぎだなあ
というか連城短編の中で一番かもしれない
世間では桔梗の宿の方が人気あるかもしれないけど 花葬シリーズの作品人気は戻り川と桔梗がツートップで桐の柩と花緋文字がそれに次ぎ、
残りがその下で団子っていう印象(知名度が圧倒的に低い自画像は別として)
藤の香は最初から最後までビシッと無駄がない感じで俺も好き 花緋文字の犯人の外道度は連城作品ナンバー1だと思う
あれに比べれば戻り川や花虐の犯人?なんて小物 >>142
藤の香いいよねぇ
ラスト近辺の文章がとても好きだ
>>144
まさに外道!!って感じの犯人で衝撃度では一番だったかな。 花緋文字の犯人が漫☆画太郎の描いたキャラ絵で
高笑いしてるのをイメージしてしまったではないか >>145
藤の香のラストの文章が良さ、ほんと同意するなあ
あの関西の言葉の語りでね、終わりあたりに書かれている私は、結局〜〜は私のものでなく隣県で十余年を患った亭主のものだったのと知ったのでごさいます、というこの一文がとっても好きだ
花緋文字は、個人的には、種明かしの語りの中に明かされる三津の死に際の美しさ情緒深さがなにより、と感じてしまうかな
ただのパズルだったなら余分なあの描写があることが、なによりミステリとしてのを含めて、この小説の出来映えをぐっと引き立てているように思うんだよね
だから戻り川心中より自分は花緋文字方が好きかなあ 花緋文字ってやっぱりクイーンの緋文字と同じくホーソーンの緋文字が元ネタなのかね http://genkishobo.exblog.jp/26467929/
>連城三紀彦 悲体(ひたい)
>ISBN978-4-86488-143-2 C0093 ¥2200E 四六判上製 272頁
>3月下旬刊
>ミステリと私小説的メタフィクションを融合させた、著者晩年の問題作にして最大の実験長篇。没5年初の書籍化。
>40年前に消えた母を探し韓国へやってきた男の物語は、次第に、それを書きつつある作者自身の記憶と混じり合う――戦後日韓関係に翻弄された男女をめぐる物語。「すばる」2003〜04年連載を初単行本化。
>※悲体:観音経の「悲体戒雷震」より。観音菩薩が人々の苦しみを救おうという強い自戒の様。 花葬シリーズ&それにまつわるエッセイを一巻にまとめて
、「愛蔵版 花葬」をだしてくれる出版社ないかな。 短編が多い作家はこういうのがあるとありがたいよなあ 六花の印+花葬シリーズ全9作+能師の妻の花葬シリーズ全集とかだったら迷わず買うわ
もう1冊が「敗北への凱旋」と「落日の門」の合本だったら言うことなし 火葬シリーズは高くてもいいからしっかりした装丁で完全版的なの出版して欲しい 落日の門が文庫化してないのはマジで何とかしてほしい
あれ、中期のトリック主体の短編集では最高峰だと思うんだが 創元メルマガ6月の近刊案内より
◇『六花の印 連城三紀彦傑作集1』連城三紀彦/松浦正人編
大胆な仕掛けと叙情あふれる筆致を融合させ、ふたつとない作家性を確立した連城三紀彦。
三十年以上に亘る作家人生のなかで紡がれた作品群を選り抜いて全二巻に纏める。
第一巻は、デビューから『恋文』の第91回直木賞受賞前後まで、伏線の妙やどんでん返しが冴え渡る名品・佳品を中心に収める。
著者の知られざる一面を垣間見せるエッセイも併録して、近年再評価の進む巨匠の全貌が把握できる充実の傑作集。 >>166
知らせてくれてありがとう。無事買えました 小樽文学館の展示面白かったね
先生ご愛用のフロッピーとか色鉛筆とか 非体読んだ人いますか?
相当難解な作品ということで買うのをためらっているんだけど 白光と鼠たちは最高だったけど、私という名の〜が自分の理解力の乏しさで前半で読むのやめちゃった(泣) 創元の傑作集、2冊目の仮題が「落日の門」と帯にあった 創元の短編集欲しいけど光文社の短編集全部とレジェンド持ってるから内容被りが心配だなあ
一作でも被ってなけりゃあ買うんだけど 売れたら三冊目として『運命の八分休符』を文庫化したいみたいよ。(担当編集のツイート) >>173
創元の傑作集の収録作は
「六花の印」「菊の塵」「桔梗の宿」「桐の柩」「能師の妻」「ベイ・シティに死す」「黒髪」
「花虐の賦」「紙の鳥は青ざめて」「紅き唇」「恋文」「裏町」「青葉」「敷居ぎわ」「俺ンちの兎クン」
の15編 今光文社から出てる短編集およびレジェンドと被ってるのは4つだけかな >>175
詳しくありがとうございます。絶対に買います 紫の傷は5作中2作がレジェンドに採られちゃったからなあ
創元の傑作集の2巻に「落書きの家」あたり入るかな そこまで多作だったわけでもないのに
掘っても掘っても埋もれた佳作が次々湧いてくるのが凄いな 遅ればせながら「悲体」読みました
文学色、実験色の濃い作品かと身構えてましたが、終盤は連城マジックの釣瓶打ちでした
没後に刊行された長編の中では小粒ながらすっきり纏まってて、個人的には傑作だと思います 「隠れ菊」、通算三度目のドラマ化
10月期スタート、テレビ朝日土曜ナイトドラマ
「あなたには渡さない」
う〜ん、タイトルは変えないで欲しかった・・・w あれなんかBSでしばらく前にやったばっかりじゃないの隠れ菊 96年 フジテレビ 「ゆずれない夜」 賀来千香子 工藤静香
16年 NHK-BS 「隠れ菊」 観月ありさ 緒川たまき
18年 テレビ朝日 「あなたには渡さない」 木村佳乃 水野美紀
水野美紀・・・「奪い愛、冬」みたいなネタドラマにならないことを祈るばかりだw へぇ連城三紀彦さん原作のドラマか
「飾り火」以来かも
楽しみ いやそれは知ってる
なのでいよいよ具体的に迫ってみようと思って
どのページのどういう文章に興奮して陰茎をしごいてるのかって 創元の傑作集2がでるね
落日の門全編収録とはやってくれるわ >>191
ttp://www.tsogen.co.jp/np/isbn/9784488498122 隠れ菊のドラマ化番宣見てると色々楽しそうではあるなw >>194
すごく安っぽい感じで嫌な予感しかしないんだけど… >>195
そういうのを含めて『色々』なんだと思うよ 見た!
思いのほか原作に忠実な感じ
ネタドラマとしてはちょっと中途半端かな
ガルちゃんの実況トピでは概ね好評な模様w 岡田結実、主演ドラマ『私のおじさん』で妖精役・遠藤憲一と共演 創元の1巻、エッセイと一部の小説以外は読んだことがあったんで買うのを渋ったんだが編者の解説がかなり秀逸で解説だけで600円の価値はある 特殊な炭素素材で水を水素と酸素に分解 ゼビオHDのグループ企業、クロステクノロジーラボが開発 《超悪質!盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪首謀者の実名と住所/死ねっ!! 悪魔井口・千明っ!!》
【要注意!! 盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪工作員】
◎井口・千明(東京都葛飾区青戸6−23−16)
※盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者のリーダー的存在/犯罪組織の一員で様々な犯罪行為に手を染めている
低学歴で醜いほどの学歴コンプレックスの塊/超変態で食糞愛好家である/醜悪で不気味な顔つきが特徴的である
【超悪質!盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者の実名と住所/井口・千明の子分たち】
@宇野壽倫(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸202)
※色黒で醜く太っている醜悪黒豚宇野壽倫/低学歴で人間性が醜いだけでなく今後の人生でもう二度と女とセックスをすることができないほど容姿が醜悪である
宇野壽倫は過去に生活保護を不正に受給していた犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
A色川高志(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103)
※色川高志は現在まさに、生活保護を不正に受給している犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
【通報先】
◎葛飾区福祉事務所(西生活課)
〒124−8555
東京都葛飾区立石5−13−1
рO3−3695−1111
B清水(東京都葛飾区青戸6−23−19)
※低学歴脱糞老女:清水婆婆 ☆☆低学歴脱糞老女・清水婆婆は高学歴家系を一方的に憎悪している☆☆
清水婆婆はコンプレックスの塊でとにかく底意地が悪い/醜悪な形相で嫌がらせを楽しんでいるまさに悪魔のような老婆である
C高添・沼田(東京都葛飾区青戸6−26−6)
※犯罪首謀者井口・千明の子分/いつも逆らえずに言いなりになっている金魚のフン/親子孫一族そろって低能
D高橋(東京都葛飾区青戸6−23−23)
E長木義明(東京都葛飾区青戸6−23−20)
F若林豆腐店店主(東京都葛飾区青戸2−9−14)
G肉の津南青戸店店主(東京都葛飾区青戸6−35ー2 >>170
俺も「私という名の〜」少し読んで疲れそうだと思いやめた(笑)この人は短編向きだね。 連城の長編は基本短編のアイディアを詰め込みまくったもんだしけっこう疲れるよね 特に流れ星と遊んだ頃
それよりも一点豪華主義的な造花の蜜や終章からの女なんかが長編では好み 普通は作家が短編のネタを長編にする時って、登場人物に肉付けするとか、
エピソードを増やすとか延ばすとか、そういう方向に行くのに、
連城さんは、とにかくどんでん返しの数を増やすんだよな
短編だと「こう思わせておいて、実はこうだった…と思わせておいて、さらにこうでした」と
二段ひねりぐらいなのが(その時点で短編のレベルじゃないが)、長編ではそれを
四つも五つも入れてくる感じ
でもその気になれば一つ目か二つ目のどんでん返しで終わらせる事が出来るんだよなw
後はひたすら読者を驚かす為のサービスというか
>>210
終章からの女は読んでないけど、造花の蜜も一点に集中というより、
何度もひっくり返すタイプだと思うよ
ラストのどんでん返しがこれまでとタイプが違うけど、あれがなくても
それ以前のどんでん返しで普通に終われるって点で、他の長編と同じ 私という名の変奏曲は面白いから、把握出来ない人はメモ取りながらでも読んだ方が良いけどなぁ 文章が上手いから許されてる(読者が付いてくる)感もあるなあ >>211
何度もひっくり返すってエピローグのあれ含めても2発じゃん
しかも重点は明らかにその前の誘拐事件の真実一点だほ 失礼
今度の日曜スカパーのTBSチャンネルで「弓代と規子」てのやるよ。ちなみに無料。
原作未読だけどおもろい? 新・恋愛小説館に所収の「落葉樹」ですね
ミステリーではなく恋愛ものです
連城さんらしいオチのある作品だけど、やや凡庸かな・・・? だいぶ前にNHKの深夜番組で平野啓子が落葉樹を朗読してたな 「 私という名の変奏曲」は、代名詞が多いのと、同じ名称の章が連続して混乱するのは否定できない。けれども、メモを取りながら、時間かけてでも読みたいと、考え直した。 どんでん返しとかひねりすぎてやっぱり向いていなかった TBS「爆報!THEフライデー」で
ドラマ「誘惑」(原作「飾り火」)に出演した紺野美沙子が、悪女役で大バッシング!
って話をやってますよσ^_^; 8月の新刊 1 連城三紀彦の埋もれていた長篇 初の書籍化
連城三紀彦 初めての書籍化長篇
虹のような黒
ISBN978-4-86488-175-3 C0093 ¥3000E 四六判上製 384頁
2019年8月下旬刊
誰もが彼女を狙っている――。
大学祭の当日、英文学ゼミの教室で発生した陵辱事件。ばらまかれる怪文書、謎の猥褻画、五転六転する議論の応酬。いったい、あの「密室」で何が起こったのか?
連城三紀彦“最後の未刊長篇”を初書籍化。さらに、連載時(「週刊大衆」2002〜2003年。全36回)に著者が毎回描き下ろした自筆挿画(全72点)を完全収録。本文と連動した挿画による著者ならではの企みに満ちた「仕掛け」にも注目の、ファン必携の愛蔵本。
https://genkishobo.exblog.jp/27698476/ おお、これで全てのピースが揃ったか
いやまだ未収録作だけで短編集も2〜3冊は編めるんだっけか 晩年近くの作品はミステリとしての体を欠いている印象
単行本だと手が出しにくいなあ 亡くなった後に出たものは、これから加筆修正しようとしていたか
封印するつもりの作品だったんだから、そこはしょうがないというか 遺族の了承は得てるんだろうけど故人作家としてはどういう思いなんだろう
そういうの 生涯独身だった故人の作品の印税ってどこにゆくんだろう
兄弟とか?