山田風太郎 其の二十三©2ch.net
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山風なんか浪人しまくりなんだから絶対入学できなかったね
ただあの時代の医者は本物の知識階級=支配階級だからな
山風も父方・母方ともに華族の家系(だから浜尾四郎・古川ロッパと親戚)
現代ならむしろ忖度されて受からせて貰ってた側かもな まあ、戦時中の理系偏重の政策もあって医者を早く養成しなきゃならなくて
多少点をオマケしてもらったってのはあったかもなw 山田風太郎、星新一、筒井康隆
鬼才・奇才と呼ばれる人を見出す天才だな、乱歩は 風太郎日記を読んでたら「平凡」のクイズを自分で書いたという記述があった。
正式に歓喜先生ものに加えないとならないんじゃないか? 山風が乱歩に「君は才能がある」って言われて感激してたら
新人には誰にでもそう言ってたって笑い話もあるけどな
とにかく新人は誰でも褒める人だったから
ただ山風にとっていい出会いだったのは確かだろう
早くに亡くしたお父さんと同世代でしょ?父親も乱歩の本名も「太郎」だったし
乱歩と同じ病気になって同じ日に死んだってのは偶然だけど
運命みたいな部分では父親を渇望してたんだね
まあ山風のエッセイなんかだと乱歩は「おもろいおっさん」みたいな扱いだけど
あれは照れ隠しでもあったんだろうな >>550
「先生は眼高手低の人ですなあ」と失礼極まりないことを直接言ったり
「乱歩が戦後積極的な性格になったのは、禿頭が恥ずかしくない年齢になったからに違いない」
などという失礼極まりないエッセイを書いたり、とんでもない息子だけどねw >>551
もちろん>>550が言うような照れ隠しの裏返しみたいなのもあっただろうし
学生時代から天国荘みたいなことやったり偽名で映画評論書いてたりするような
若き誠也君から漂うトンガリっぷりも含めて乱歩は評価してたんじゃないかな ハゲについては山風だけでなく
「江戸川乱歩作品集決定版全120作品+11」に平林初之輔他が乱歩について書いたエッセーが載ってるが
「乱歩くんはあの通り髪は少ないが」とか「乱歩自身髪の少ないのを気にしているが」とかハゲネタが多すぎw
横溝正史も>>548の三人も乱歩へのイヤミかよと言いたい位晩年(筒井は存命だが)でも髪フサフサだよなあ ただ、山風の乱歩ハゲ論は知ってる人もいるだろうけど、乱歩の探偵小説四十年で
自己の病気や体調に関する記述はたくさんあるのにハゲの記述は一切ないっていう
きちんとした論拠があるからなw >>554
みんなわかってたんだろうなw
>>553 「乱歩自身髪の少ないのを気にしているが」 >>554
まあ、ハゲは病気や体調ではなく、仕様なんだがwww
記述が一切ないってのはやはり不自然だね >>550
横溝正史にも風ちゃん風ちゃんと可愛がられてたよな風太郎先生。
で、風太郎先生も乱歩みたいに明言こそしてないが、横溝正史の事も敬愛する事大だったのはわかる。
人間臨終図鑑の乱歩の項目から横溝の項目を続けて読むと、いつもつい泣けてしまう。 そりゃ乱歩に面と向かって「先生は眼高手低ですね」って言った人だからな
でもそういうキツいこと言っても可愛がられる人柄だったんだろうね 時代劇専門チャンネルで姫君捕物控やるね
観たことないから楽しみだ すいません初めて書き込みます。
忍法モノを大体時系列で読んできたんですが、陰陽師でなんか途中で止まってしまいました。
潮時でしょうか? 刊行順じゃなくて時系列か
wikipediaに載ってる順序ということなら
別に無理に読まなくていい ウィキペって大体刊行順じゃなかったでしたっけ?
頑張って、陰陽師やっつけようと思います。
ありがとうございました。 忍法帳の長編ははA評価とB評価読んでりゃそれでいいよ。短編読みたけりゃ
ちくま文庫の全集読めばいいし。ただし、明治物は全て読んだ方がいいと思う。 忍法帖評価Cだけど剣士伝も良いと思うけどな〜
あと、評価のない忍法創世記も。 陰陽師は独特だよね
悪くはないけどAはちょっと
明治物はすべておすすめ
晩年の室町物も好きだなあ 陰陽師は山風的には忍法帳の最高傑作らしいからまあ我慢して読むしかねえなw
あれほど無意味無目的でどうでもいい話もねえだろ?w 最高傑作って……テレ隠しかなんかの類いじゃないんッスかねぇ〜〜〜?
世間じゃあ忍者の人…忍者小説の大家みたいなイメージの僕だけど……
こんな軽妙洒脱な…エスプリのきいた…今風のオモシロ物書きなんだよんっていうような……
ある種……なんて言うのかな………
正直キッツイわ〜〜〜…… >>571
創世記はそうでもないけど、俺も剣士伝は好きだな
忍法帖のチーム戦を実在の剣豪でやったのが面白いし、その状況にもっていく設定が実にうまい
同じ趣向では魔界転生の出来には到底かなわないけど、メイン忍法のビジュアルの妖しさは魔界転生より毘盧遮那如来の方が上 >>574-575
アクション抜きでほら話に徹したという面で、実際作者的には好きな作品なんだろうね
聴恋器とかさまよえる忍者とかと同じ方向 剣士伝は2組目が好きだね。
弟子達をほどよくカマセにしつつ木造の相打ち謀略も進行、
そんでびるしゃなが効かない!? みたいな少年漫画展開持ってきて
最後は史実に落とし込むというね。しかもそれが短編級の尺。
創世記は牢姫と七兵衛だけでだいたい許せる。
そもそも47歳あたりで「妖かしの美少女」「ツンデレ男子」を描ける感性よ。 牢姫は今のラノベとかソシャゲのキャラでも全然行ける
それこそfgoとかにもいそうな秀逸なキャラ造形
ただ忍法帖ってスタイルが完全に限界だったからな
「どう書いても面白くならねー」って作者の叫び声が聞こえる
出来はそんなに悪くないんだけど、刊行したくなかったのも分かる
十兵衛死すは創世記をリメイクしたんだろうね
最後の室町もの、十兵衛シリーズ最終作にして山風最後の小説
んで同時に最後の忍法帖でもあると >>580
創世記がなかなか書籍化されなかったのは三種の神器が問題だったという噂も聞きますね。
途中から三種の神器というワードが出てこなくなったかわりに牢姫というものすごいキャラが出てきましたが。 やっぱ最初は伊賀と柳生の偽神器が本物として奉られる展開にしようとしたけど、
さすがにそれはヤベーかも…と思って方向転換したのかね?
創世記はおぼろ月にかかるたびに柳生無双する又十郎が好きだ 新紙幣の五千円札に津田梅子が採用されたが、津田梅子と同じく日本の女性教育者の先駆けの
山川捨松が出てきた幻燈辻馬車の話を思い出したりした。 風来忍法帖って映画化されてたのね
渥美清主演で
いま見てきたわよ
ようつべで
きゃはー 烏丸ルヴォワールを読んでやっと忍法帖ネタに気付いた
1作目はまったく気付かなかった 山風のエッセイで知った山本嘉次郎監督の「馬」という映画がある。
実質的な意味で黒澤明が初監督した作品であり、見たいと思ってたが過去に一度ビデオ化がされたきりで
名画座にもかからない作品だった。だが今、朝日新聞出版から発売されている黒澤明DVDコレクションで「馬」が発売された。
もちろん初のDVD化である。字幕やチャプターがついてないという問題はあるが、まずは見れる機会を得たことを喜びたい。
山風ファンの人も見てみるといいかもよ。 おいお前ら、人間臨終図巻が漫画になって発売されてるぞw 何か妙な人気があるんだよな人間臨終図鑑
まともに山風作品読んでない人が特に持ち上げてるイメージ
コンセプトは優れてるけど、面白い作品なんて他にいくらでもある >>591
臨終図鑑からの落穂拾いっぽい『神曲崩壊』も好きだな。
自分は、図鑑の乱歩の項目から横溝の項目を続けて読むと泣ける。 人間臨終図巻好きだな
若くして亡くなった人の死に様は読んでいてなんだか複雑な気分になって面白い
「パッパ死んだんか、ほーん」で切腹かなんかして死んだ赤穂浪士の誰かはなぜか覚えている 山風好きには嫌がられるだろうけど臨終図巻の平成版誰か書かないかな >>593
たぶんそれは大石内蔵助の息子の主税やね。 >>594
読んでないけど平成臨終図鑑って本は出てるな ttps://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I029637240-00 今さらな疑問なんだけど「魔界転生」で直接は出てこないけど
実在の人物のごとく武蔵の想い人としてお通が存在してるよね
あれって吉川英治の遺族に許可取ったのかな?
(おぼろ忍法帖の連載は吉川の死後2〜3年後)
それともこの頃は大らかな時代だったから他の作家の創作した
キャラクターを使っても文句なんて言われなかった?
とはいえ吉川が連載中にまだ存命だったたら、お通って名前を
はっきり出すのは山風もためらったかもしれないけど 都筑道夫が『新顎十郎捕物帖』を書いた際に、『顎十郎捕物帖』の作者久生十蘭の遺族に許可を得てるし、金田一少年も横溝正史の遺族にお伺いを立てたと聞いたことがある。 >>599
へえ、そんな常識もわかんないんだ
そっちこそどういう感覚してるの?
何歳?
>>600
そうそう、それが普通の感覚だよな お通どころか最終章が「魚歌水心」だからなw
あきらかにパロディだから許可取るなんてしてないんじゃないかな
おおらかな時代だったてのもあるでしょうね
その程度でクレームだったら、山風は横山光輝をフルボッコにしなきゃいかん 横山光輝をフルボッコなら、石森章太郎には張り手三発くらいか
みんな故人なのが寂しい 「風眼抄」を読み返したら、「吉川文学雑感」他、吉川英治についての文章があった
宮本武蔵についてはこう書いてあった
下宿していた家のご隠居が、新聞を待ちかねていたが、中学生と老人が、その面白さに意気投合する小説なんてめったにあるものではない
そしてまた小学校当時から愛読し、大人になって以後もなお愛読させる作家などというものは、吉川英治を以て空前絶後とするであろう。 やっぱ英治は特別なんかなぁ
頭デッカチ作家連中には無い、プロレタリア臭が胸を打つよね 電子書籍だと吉川英治はただみたいな値段で読めるから、今ずうっと読んでるが
宮本武蔵は前半は息も継がせぬ面白さだけど、一乗寺後ちょっと中だるみして、巌流島直前で盛り返す
むしろ、山風はあまり評価してなかったような晩年の、私本太平記や新書太閤記がむちゃくちゃ面白いんで驚いた 忍びの卍を読み終わったが一番最後の新井白石のなんたらにいう。――後の文がよくわからん…誰か教えてくれんか
ストーリーは面白かった 忍者三人いいキャラしてる 史実だったり権威的なやつにスットコドッコイ話をこじつける常套手段 古本屋で偶然発見した講談社のイン・ポケットの1999年10月号。「忍法帳完結対談」と題して
山田風太郎と馳星周の対談とその他の山風の記事の小特集が載っている。
だが俺が一番驚いたのは亡くなる2年前の山風の姿。今まで見たことのある晩年の写真はまだ頬に肉がついてたが、
この対談で載ってる写真じゃ頬の肉もなくなっちまって本当のヨボヨボの爺さんになっちゃってる。
団鬼六もそうだったが、人間歳を取るとああなっちまうんだなと無常観にとらわれる。 いや別に男前で売ってたわけでもないんだから
小松左京みたいな体型だったらまだ分かるけど元から痩せ型でしょ
なぜそんな無常観とか大袈裟な話になってるのか分からん
最晩年は車椅子だったけど、側に奥さんがいたしな
好きに食って飲んで、書いて、子供の頃は不幸だったけどいい人生だよ 陰陽師読了
ギャグのテイストになんとなく筒井康隆に似たものを感じたね 笑い陰陽師は1967年発表
筒井康隆はやっとハチャメチャ路線はじめた位の頃だから、筒井康隆「が」似てるんだろうね
筒井自身は「陰茎人」について、なんで俺がこの発想ができなかったかと兜を脱いだ的なことを書いてた 山田風太郎にしては珍しく
筒井康隆の単行本の帯に推薦文書いてたな 筒井の「トラブル」なんてまるっきりSF版忍法帖だ(ほめてる) 風太郎さんは「わが推理小説零年」で筒井康隆を絶賛してるし
筒井康隆も「漂流 本から本へ」で山田風太郎を絶賛してる 似てると言えば京極夏彦の「京極堂」というネーミングは、「笑い陰陽師」の「果心堂」を連想してしまう
両方陰陽師だし、余計なことに関心を示して蘊蓄を傾けるのが好きなとこなど
影響を受けたとまでは思わないが >>620
筒井康隆が『幻灯辻馬車』の一部に苦言を呈していたのと「剣鬼喇嘛仏」を大絶賛してたのは知ってた。
>>622
『妖異金瓶梅』を読まずして「ウロボロスの偽書」(とその続篇)の作中作として書かれた竹本健治の「酉つ九芸者」シリーズみたいな例もあるね。 竹本健治は怪しいけと思うけどな
トリック芸者だけならまだいいとしても、デビュー作のタイトルも棺の中の悦楽のもじり
これで知らないってのはちょっと無理がある
ただ京極夏彦はもともと山風好きだよ
解説も書いてるし、本の装幀までやってる
笑い陰陽師は違うと思うけど、絡新婦の理とか後巷説百物語はモロ山風 >>624
いや、たぶん竹本健治はガチであんまり山風作品は読んでない。
風太郎先生が亡くなった時は特集が各誌で組まれていたけど、竹本健治は作品にはあまり触れてなかったからと、風太郎先生と麻雀をした時の事を書いていた(そして他作家の寄せた文章と比較してめっちゃ浮いていた)記憶があるよ。 不覚にも早乙女貢という作家を知らなかった。未読だが山風とジャンルも時期もかぶるよね 早乙女貢は明智光秀が天海僧正として生き延びたっていう小説だけ読んだな
イマイチだった 早乙女貢は剣豪や忍者が主役の娯楽時代小説を書いているうちはよかったけれど
幕末明治が題材の歴史小説路線はな……
佐幕は正義!官軍は絶対悪!というイデオロギー臭と贔屓の引き倒しがむごい。
山風はドライといおうか、どちらの陣営に対しても突き放したところがあるよね。 早乙女貢というと、もう10年以上前のここの過去スレで話題になっていたような記憶が。
確か風来について自作の風魔小太郎を描いた小説と比較してdisっていたとかいう話じゃなかったかな? >>629
自身の戦争経験によるんだろうけど、山風は結局この世は強い方が勝つって達観してるとこがあるからな。
そういう意味ではどっちが善でどっちが悪というような方向には余り偏らない。 >>631
歴史作家の資質の違いが一番表に出るのは
幕末の描き方だと思うんだ。
坂本龍馬暗殺の描き方の場合
司馬遼太郎→龍馬はよくやった、龍馬を殺した幕府方はおかしくなっていた。
山田風太郎→龍馬も龍馬を殺した幕府方も自分たちの立場でよくやった。
早乙女貢→龍馬はテロリスト、龍馬を殺した幕府方はよくやった。
中村彰彦→龍馬は薩摩藩の陰謀で殺されたんだから、幕府方は悪くない。 坂本龍馬暗殺は
NHKの歴史番組や巷の謎解き本(陰謀論)のせいで未解決事件だと思っていたから
「警視庁草紙」でふつーに京都見廻組の今井信郎が殺したことになっていて
あれ?となったの。マスコミが興味本位で歴史の謎に仕立てていただけだったのね。 >>632
早乙女貢が師と仰ぐ山本周五郎も善悪は相対的であるという視点があるけど(ながい坂でも樅の木は残ったでも)
その点では不肖の弟子ですなw
周五郎も風太郎もさすがに巨匠と言われる人は、歴史を単純な善悪に決めつけてみる視点は超越してますな >>633
異説は色々あるみたいだけど、写楽の正体程度の異説でしょう 異説といおうか、歴史の真相商法でしょう。
短編の『怪異投込寺』では
写楽の正体探しがブームだった時世に
ふつーに阿波藩の斎藤十郎兵衛を出してきたし
異説や珍説に関心がないといおうか
流行りものに迎合したくないという考えもあったのかもしれないね。
その点は友達だった高木彬光とは対照的。 犯人は今井信郎でほぼ間違いないってのが定説になったのはそんなに昔でもない
山風が活躍してた頃は有力容疑者の一人くらいの扱い >>636
異説だから珍説だから使ってみようってとこはないんだよね
だから天海僧正=明智光秀説なんてとらない
結構真面目に自分が歴史の真実(可能性がある)と思ってることを書きたいんじゃないかな
妖説太閤記の本能寺の変のカラクリも、「秀吉はいつ知ったか」というエッセイにそのまま根拠を書いてる さすがに外道忍法帖のオチは歴史の真実の可能性があるとは思ってなかっただろう >>639
まあ、歴史物に限ってということにしてくれw
というか自分オリジナルの珍説奇説はOKだけど他人のには乗っからんてことかな(除くパロディ) >>637
東洲斎写楽の正体は昭和の間は学者レベルでも別人説が優勢だったが
近江屋事件の陰謀論は学者レベルではまったく相手にされてないよ。
歴史作家と歴史評論家と市井のアマチュア歴史家の想像を
TV局や出版社が面白おかしく拡散させていたという程度。
松浦玲著『暗殺』(1966年)
「見廻組による暗殺という事実は、もう動かない」
一般にも京都見廻組の犯行だと広まったのは
大河ドラマの『龍馬伝』あたりからになるのかね。
>>638
会津藩の伊賀忍者と薩摩藩の甲賀忍者が幕末の京都で戦うというストーリーで
当時の要人たちが入れ替わり立ち替わりに関わってくるような展開だったら
素っ頓狂な理由を用意して龍馬を殺していたという気がしないでもない。 早乙女貢の幕府贔屓(官軍アンチ)の歴史観には賛同しないけど
安直な陰謀論で責任転嫁するようなことをせず
堂々と佐幕の立場を支持してみせたのはさすがに見識があったと思います。 まあ山風自身も歴史的事実を踏まえた上で面白い小説を書きたいってことは言ってるよな。
だから物語自体の枠を設定する時に歴史的事実それ自体をいじくるってことは余りしない(魔天のような例外はあるが)。
妖説太閤記がもう真骨頂だよな。「秀吉は悪党だった」って観点から山風が秀吉の人生を検証してみると
フィクションであることはわかってても名探偵の謎解きのように真実性を持って迫ってくる。 >>640
もしや徳川幕府の三代目将軍は忍法争いで決められたのが史実かもしれないとお考えで? >>644
歴史者に限ってということにしてくれというのが読めんのかねw >>641
会津忍群vs薩摩忍群は面白いと思うが
山風でも幕末の忍者の書き方は、時代錯誤な生き残り的なのが多いね
藩として大々的に忍者軍を使うような(江戸初中期舞台の忍法帳のような)展開のはないよね >>646
会津忍群vs薩摩忍群 は思いつきで書いたネタだが
山風の忍法帖風で話を作るなら
京都守護職で会津藩主の松平容保(兄)が大政奉還派で
京都所司代で桑名藩主の松平定敬(弟)が大政再委任派で
会津藩の甲賀忍者と桑名藩の伊賀忍者が
大政奉還後の京都で戦うことになりそう。
さらに忍者の援護として
会津藩は新選組
桑名藩は京都見廻組をつけてくれるw >>645
徳川将軍の跡目争いが歴史物ではないと? この数十年、史料以外にも他ジャンルにわたる研究で秀吉↓、信長↑が研究者の総意
秀吉の場合、明治から太平洋戦争に至るまでの天皇、中央集権化に利用されたからという理由はあるようだが、
そこまでひどく言わなくてもええやん・・・と、大阪のひとならショックを受けるかもしれない この数年の歴史研究に限れば
織田信長・・・権威と秩序を尊重し、保守・現実路線で優等生型。ただ隙は多い。
豊臣秀吉・明智光秀・・・実力派だが何をやらかすか分からないから油断ができないバケモノ。
みたいな感じじゃない?
フィクションでの信長と光秀のイメージが研究の場では逆転したような。
個人的にはフィクションの魔王信長のイメージに一番近いのは
越後の毘沙門天様だと思っていますが。 最近の信長観は破天荒なようで実は相当伝統や秩序を重んじてた、ただ身内には甘いって印象ね 松永弾正もそんな感じだな
まあBSの番組で見ただけだが いまから考えると
明石散人の『二人の天魔王』の信長解釈はいい線をいっていたのね。
本自体は逆張り通俗歴史解釈でしたが。 >>658
勝田文が作画
週刊モーニングで今週から連載 最近歴史を知るとマカテンってベトナム戦争の空気感に触発インスパされたんかなって
戦力的に圧倒的強者側が縛りルールとか諸々で削られてって結果敗北しましたっていう おぼろ忍法帖連載時はそこまで泥沼化してないよ
韓国とかSEATOが参戦した頃で、圧倒的強者(米国)が敗北する気配はまだない 戦時中を経験してる風太郎が
そういううわっつらの部分にやっすいインスパイアされるってのも違う気がする
歴史や講談からもさまざまなパターンは血肉にしてるわけだしな マカテンなんてやっすい言い方がむかつくがw
ベトナム戦争を想起させる要素なんて、最初の島原の乱くらいしかないだろ
最近知った歴史ってのがベトナム戦争なら、リアルタイムでその頃の日本の空気感を知ってるが、100%関係ないと断言するよ どうかなぁ…アンタら凡人とは吸ってる空気が違う…もしくは同じ空気でも全く違う感覚だったんじゃ?
まあ言い方アレやとしても山風は大人でアンタらはガキでしょ?
言い方アレやとしても少なくとも 俺はガキだが山風と同じ空気を吸ってる
きみはその頃は空気は吸ってないどころか存在もしてないが、山風と同じ天才だからひらめいたってわけか
なるほどね そんなにいじめないでやれやw
「最近歴史を知ると」なんて言っちゃう頃は、自分の乏しい知識の範囲内で
俺ってすげーこと発見しちゃったとか思いがちなのはありがち
否定されても固執しちゃのも、まあありがち モーニングのやつって女やったんやな
原作が主役やから別にどうでもいいけど何で女漫画家ってどうしようもなく女を出してくるんやろうか 少女達と無敵の人による或る秘めやかな「性的儀式」
無敵の人3.0 POST HUMAN SEXと
量子的シンギュラリティに関する最終報告
https://ncode.syosetu.com/novelview/infotop/ncode/n3344fs/ 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be20a4887bc3d3353f527d3636c44e3) 十のキャラデザ考えたの誰か知らんが奇抜すぎるやろ
なんでお父様ツインテールなん? あれは萎えるな、何を調子ブッこきまくっとんねんって話やねん
とみ版こそが最強やのんねん 深作版魔界転生を久しぶりに見てみる。やっぱり面白い。
やはり特筆すべきはクライマックスの業火の中での千葉真一十兵衛対若山富三郎宗矩の対決。
実際に燃えるセットの中で行われる殺陣の緊張感と緊迫感が凄まじい。
あらためて見て気づかされたのは、実の息子の十兵衛ですら好敵手と見なして戦いたいと願わずにはいられない
宗矩の剣鬼としての業の深さというか、剣への思いだった。 天草四郎がラスボスという設定はあとの映画や歌舞伎がフォローしてるぐらいだから秀逸だな
これは原作が悪いというのではなく、小説の面白さと映画の面白さは全然別で
映画を面白くするには原作とは離れていいんだという見本だね 映画漫画それぞれ良さはある
それにしても原作が1番面白いと、つくづく思わされたね まあ天草四郎ラスボス化は横溝の某作からのインスパイアだろうけどな
深作版は見所は多いし、原作より良い部分もあるが傑作とは言えない
映画特有の現場主義に引っ掻き回されて話が無茶苦茶になってる
ジュリーと真田広之のキスなんか何の意味もないし >ジュリーと真田広之のキス
話題性という大変重要な意味がある >>678
ネタバレになるから作品名は言えない
でもドラマ化はされてるから、40年前ならそこそこ有名なネタだったと思う
今は魔界転生の方が有名になっちゃったけど 元々フィクションの世界では天草四郎こそラスボスだからなあ
島原の乱も講談では「天草軍記」だし、横溝作品とは限らんのじゃないかな
黒幕の森宗意軒をラスボス化したところが山風らしいとこで
天草と同じく時代劇有名人の由比正雪も下っ端扱いなのがまた面白いんだけど
深作は映画にするには(ビジュアル的にも)天草四郎の方がいいと判断したんだろうな >>676が示唆してるのは横溝の時代物(非ミステリかつ超有名海外作品の翻案)かなと思ったり。
まあ、身も蓋もなくぶっちゃけるなら、天草四郎のラスボス化は尺の都合が一番大きい理由かと思うわ。 俺も映像版のイメージで原作読んだら天草がただの雑魚同然で唖然としたクチ 雑魚ではないだろう…
ハプニングが無ければ剣豪誰も勝てない 魔界転生では黒幕=ラスボスではないだろ
ラスボスは武蔵 相手は、み、み、宮本。――
武蔵か
おれは、おれ。柳生十兵衛だ >>658
そのあと頁をめくって、最終章が「魚歌水心」だったときは、鳥肌が立った 山風先生の現在最高の
後継者や荒山徹先生だろうか? >>687
ご本人は五味康祐ファンなんだそうだから、ここでなく五味スレに書け >>688
作風はどう見ても
山風御大譲り。
サヨク史観を排除した知性も
山風よりすごい。 山風よりすごいんだったら、こんなとこに書いてないで荒山徹スレに書けば? ほぼ忍法帖しか読んでないからミステリ板?って違和感ある マルクス主義史観じゃないから凄いってのはないな
歴史の解釈なんて流動的なんだから、単に時代が違うってだけ
荒山も悪くはないけど、時代性を差し引いても山風の足元にも及ばない
荒山が山風みたいに何か新しいものを作ったことはない
あと山風の凄みは、やっぱあの圧倒的な文章力だな
山風のアイデアをパクった作品は山ほどあるけど、あの文章に肉薄した作品なんかひとつもない 焼跡日記とか一連の日記の文章もすごいよ
たまにしかないけど、帰り道の風景を描写してるとことか名文だ 後継とかじゃないけど20〜30年前の菊地秀行は面白かった
本人も月影抄の解説で書いてるけど山風の影響がでかい >>687
後継者、という訳ではないけれど魔界転生の影響を受けて作られた奈須きのこの
Fateシリーズだったらメディアミックスしまくって今最高に儲かってるな だいたい伝統芸能じゃないんだから、小説の世界で後継者とかおかしくないか?
山風が忍法帖だけの人だったら、その分野でいいのを書いてれば、忍者小説の後継者と言ってもいいかもしれないが
山田風太郎の後継者とは言わないだろうな 誰か、
柳生忍法帖のラストのように、女が敵に裸で捕まってしまう場面がある他の山風作品をご存知の方
短編でも構いませんのでどうか教えてください、片っ端から読みあさりたいです 魔界転生は半裸だけど全裸より恥ずかしいかっこにされる 養父市の記念館行ってみたいなあと思い続けて早10年 >>700
俺も
大阪だけど、そのためだけに行くとなると結構遠いし
本気で行こうと思えばいつでも行けるってのもある
あと柳生・伊賀・甲賀もそんな感じw 兵庫の北は関西ってより山陰だからな
方言も南の方とは結構違う
観光のついでにしても行きづらいし、採算取れてるのかね
それとも落合記念館みたいに一種の税金対策だったりするのか 観光ではないが、親戚の法事で広徳寺に行ったときは
柳生三代の墓が並んでいるのを見て、魔界転生のあのシーンを思い出して感無量だった 舞台「魔界転生」
12月25日(水) 19:00〜22:54
BS日テレ
収録日・収録場所
2018年11月13日/東京 明治座
https://www.bs4.jp/makaitensho/ >>704
ストーリーめちゃくちゃでギャグが寒かったが、殺陣はよかった
特に十兵衛・上川隆也と但馬守・松平健の決闘は素晴らしい
最後無刀取りなところは深作版オマージュなんだろう 佐伯俊男亡くなったんだな
角川文庫の表紙といえばこの人だった 坪内祐三も亡くなったな。山風の日記についてちょっとした文章も書いてたみたい >>706
山風表紙描く前から画集集めた位好きだったのに残念だなあ
75歳だから、80過ぎてもばりばり描く人も多い絵描きとしては早死にだ >>686
読者は吉川武蔵は読んでるという前提の章題だよなあ
実際、読んでる方が魔界転生は楽しめるのはたしか
なのでKindleで吉川英治全集(のうち既読の武蔵以外)を読んでる
電子書籍だとタダ同然なのがありがたい 元ネタ知らない人のために親切に解説してくれるリメイクを希望 >>710
リメイクてなんだ?
将来、註釈を入れた版は出るかもしれないなあ
芥川短編全集を読んだとき、註だらけで、こんなことまで入れないとわからないのかよというのがたくさんあった
活字離れを食い止めるためには、ラノベ以外はみなそうするぐらいは必要かもな 当時の流行りネタみたいなのもあれば
当時の一般教養や娯楽として当たり前に通じたものもあるだろうし
歴史などの知識を問われるものもある
そういうのとは別に作者についての情報を集めてるマニアだからこそ分かるような作者の個人的なネタもあるだろうし
線引きは難しいな
あるいは何でもないダジャレで言われれば分かるけど見逃してしまうようなものもけっこうあるが
いちいち気づかせるのは無粋だしな
逆に分かるとものすごく楽しいってのはある
室町お伽草紙なんかたたみかけるようにいろんなネタが混在してた 山[田風太]郎ではなく山[本周五]郎の柳橋物語を新装版で読んだけど註が充実してたなあ
荷葉飯とか三つばんとか書替役所とか前後関係でなんとなく読んじゃってた言葉もはっきりわかるのはよかった
「ひといろ=一種類」「しかつめらしく=まじめくさった」なんてのはここまで必要かと思ったけどw
若者に時代小説を読んでもらうのは大変だ モーニングスレのこの書き込みには頭抱えた↓
>「殺気立てる人心を和らげるは芸術に如かず」も
>意味がよくわからなかった
>殺気立つ人々の心をなぐさめることは芸術より劣る、ということ?
>そもそも柔らげるって漢字間違ってるし
これすら注釈が必要なのか?
しかも自信たっぷりに漢字間違ってるしってお前
複数即レスついて指摘されてたしここまでアレなのは少数派だと信じたいが 「和らげる」が「やわらげる」と読むことはわかっても間違ってると思い込むとは、
どういう思考回路なんだろw 「妖異金瓶梅」は山風作品個人的ベスト5に入るくらいなんだが
長らく重版未定状態なのなんとかならんかな?
新しめの角川文庫のベストコレクションの中でもこれだけ入手難で
オススメしづらいわ 忍法八犬伝のwikiの備考欄には
『忍法帖シリーズでは〜(必要ないと思うけどネタバレ防止のため)』
とあるけど…
本編のラスト1ページを見る限り違うと思うんだけど、どうなんだろう? >>716
電子書籍があるだろ
でもエロだらけで別の意味でお薦めしにくいと思うけど
>>717
そうか?
どっちでも取れるってほど曖昧な終わり方でもないような >>718
個人的には力尽きた描写に見えたのよね
きっと、そうなんだろうが
Wikiにそう書いてあるのは『明確にタヒんだと書かれていないから』だと解釈したんだけど 力尽きて死ぬほどの致命傷も負ってなかったでしょ
まあ好きに解釈したらいいんじゃない
それを他人に押し付けない限りは読者の解釈は自由
あの姿のまま生き続けるって虚しさの方がいいとは思うけど >>721
買ったぞい
連載開始の頃には誰も考えもしなかっただろうけど
今のコロナ騒動を巡る世相とちょっと重なる感もあってタイムリーだな
良漫画化 妖説太閤記、無茶苦茶面白いな。
数多ある太閤記の中で一番秀吉の実像に近いと思う。 吉川英治の新書太閤記と交互に読むと、あまりのギャップにトリップ感を味わえます 「テレビ特区」って深夜バラエティ番組の
番組側から事前に渡された課題本から早押しクイズを出題する
「ヤバイ本から出すクイズ」という企画で
3/27(金)深夜放送回のお題が人間臨終図鑑だったそうだが、見た人いる? 幼児性愛の部分はデフォルメしすぎだと思うけど
輿入れは早くても身体が成熟するまでは普通手を出さないでしょ
戦国時代だって10代前半の妊娠は珍しいんだし
側室の若さは単に秀吉の独占欲の強さの顕れだろう
でも史実はともかく秀吉の内面はあれに近かっただろうな
権力者ってのはいつの時代も誰でも、あれくらい醜悪で貪欲なもんだ 北朝鮮の将軍様みたいな世襲の権力者はともかく
一代で権力を手に入れた実力者は、貪欲さとともに人を惹きつける魅力も併せ持っていないとなれないわけで
妖説太閤記の秀吉もリアルな人間像だけど、柴田勝家を滅ぼす位までは魅力もちゃんと書かれてるとこがすごい
その後の老害ぶりはすさまじいが、吉川太閤記はそこに行く前に未完で終らせてるとこがずるいw 司馬遼太郎さんの太閤記もそうだな、家康上洛で終わってるから。
まあ晩年はどんな書き方しても、どうにもならないからなw
妖説太閤記は秀吉と半兵衛のコンビっぷりが本当にいい。
半兵衛も大概なのに、秀吉のお陰で清涼剤みたいになってるw >>730
いわばふられた形なのに最期まで秀吉ラブだもんね、彼w
で、そんな彼を惜しみつつも「でもまあいっか」で済ませる秀吉w
>>729
老害っぷりにモチベ下がったのか、五右衛門出てきてからは完全にいつもの手癖ですわ。忍法帖ですわ。
石川数正が「あれやれ」いう大老的ポジで、お香が忍者被害恒例のコンボ「すすり泣き→快美のうめき」キメて
五右衛門が忍者らしくアレを「ばさと根元から」やられるというね。忍法帖ですわ。
そんでしまいには「おれは、おれのための忍者として生きる」てなカッコいい復讐鬼なるんだからマジ五右衛門主人公。
最後の活躍それ自体も忍法帖的だし。言葉もそれっぽい。
氏郷や秀吉が相次いでて出てくる数ページの間に、「やっ?」「怪しき奴」「うぬは!」のおなじみワードが頻発だもの。
あと、秀次の連座処刑三十九人延々描いたのは、外道の大友勢の殉教(マルチリ)描くセンスに引っ掛かったからだろうね。
第二十番のおさいの方はツンデレ。絶対ツンデレ。
第十八番の喝食ちゃんは男装少女のさきがけ。 よくありがちな隆慶一郎からの流れでまず忍法帖、それから推理モノに
去年の夏くらいからシコシコ読んでるがいまだ終わり見えず 室町御伽草子の日吉丸がそのまま大人になれば、邪悪さのかけらもないはずなんだが
彼にも色々なことがありすぎるほどあったのでしょう 今日地元のテレ朝系で再放送やってた相棒で、警察の為体に頭に来て警視総監質にダイナマイト持って立てこもってた泉谷しげるが、人質の刑事と
「(泉)警察がこんな様じゃ川路が泣くぞ」
「(刑)かわじ?」
「(泉)馬鹿野郎お前川路知らねえのか?川路利良大警視だよ。警視庁の創設者」
「(刑)その川路かよっ、いきなり明治の話なんかするんじゃねえ」
てな要旨のやり取りがあってちょっと笑った。 あのよ。
俺におすすめの山風作品おしえろや
てめーら >>737
もう読んだよ。
ちなみにおれは伊賀忍法帖のほうが好きだ >>736
てめー
「忍びの卍」「風来忍法帖」
「魔界転生」「柳生忍法帖」
「くノ一忍法帖」「笑い陰陽師」
「室町お伽草子」「エドの舞踏会」
「妖説太閤記」「八犬伝」 >>739
おすすめするならするでどんなところがオススメなのか、書けよな?
いいか?
映画だって短いCMに大金注ぎ込んで魅力的な作品に思わせるんだからよ
読んでやんねーぞ それなら自分の好みとか、何を読んだとかも書くべきだろ >>742
すまんすまん。そうだね。君の言う通りだよ
ここの山田風太郎ファンには悪いけど本音だから怒らないでね。
「魔界転生」・・・よんだ。正直・・・何が面白いのかわからなかった。
「柳生忍法帖」・・・よんだ。これも女らが復習完了して、そんで何?あっそ!って感じだった。
「くノ一忍法帖」・・・一番くだらねーな・・・腹に子供宿して・・だからなんなんだよ。
「笑い陰陽師」・・・しらん
「室町お伽草子」・・・しらん
「エドの舞踏会」・・・しらん
「妖説太閤記」・・・エロいんでしょ?しらんけど・・・いちばん読みたい
「八犬伝」 ・・・しらん。でも古典の八犬伝は糞。
「伊賀忍法帖」・・・まじさいこう。なんでこの本を読んだのかは覚えてないが、面白すぎて最後まで一気に読んでしまったよ。
この本のおかげで山田風太郎に興味を持ったんだよね。そんで次々読んだけど・・・あとはつまらんわ。
「甲賀忍法帖」・・・最初は・・・なんだこれって感じで読んでてさ・・・そんで最後はもう興奮してたよ。
想像してみろよ。最後のシーンを・・・・炎の中で対決してよ‥兜が飛んでってさ・・・顔みたら・・・そしたら城太郎だぜ!!
最高じゃん。まじ最後のシーンとしては最高だよ
以上、魔界、柳生、くノ一、伊賀、甲賀しか読んでないです。
この俺に最高の山田風太郎の小説を教えてくれよな
っていうか、やっぱり最高は伊賀と甲賀かな・・・これを超える作品は無いか?? そういう好みならほとんど面白くないと思う
単純なヒーロー譚みたいな分かりやすい話が好きなんでしょ
まあそれなら何で柳生や魔界転生がダメなんだって話だけど
山風より隆慶一郎の方が向いてるんじゃないか
伊賀に似てるのは江戸忍法帖
あとは忍法八犬伝、風来忍法帖辺りが分かりやすくていい
というか読みたいのがあるならそれ読めよ 忍法帖のキャラは基本的に1バトルごとの使い捨てだからな >>744
俺は隆慶一郎読んだよ
全部つまらなかったね
もう俺はダメだ、なにを読んでも感動しないよ
江戸忍法と風来読むよ、読めばいいんだろ
感想書くわ
ではさいなら 活字全然読まないよりはマシなんだろうが
まあ、いろんなレベルの奴がいるわな >>747
お前は馬鹿なんだから一人前みたいなこと書くなアホ 妖説太閤記読もうぜ。
あと原作がクソと思ってるなら八犬傅もいけそうだな >>749
俺は山田風太郎の全作品を買っていくからね
全部読むよ。
俺を応援してくれよな
妖説は読もうと思っていましたよ。だってエロいんでしょ?
やっぱりエロさがないとだめだよね。 >>748
うは、低レベルの4分の1人前に半人前馬鹿と言われちゃったよww
まあ、どんな低レベルでも上げることはできるから、張り切って読みな
ただ、山田風太郎に普通のエロを求めるのは了見違い
山風的奇想エロさなら、「剣鬼喇嘛仏」か「忍法剣士伝」がおすすめ、テメー的にはだからなんなんだよ的面白さ >>752
おれはいま風来忍法帖をよんでいる
これは面白そうだな
最初からおもろい。
俺が大好きそうな感じだわ
もちろん楽天の中古で買って速攻で読んで本にカビ生えてたとクレーム入れて返品するわ >>753
ちょーーーーーーーーーーーWWW
まんこに指入れて女運んでレイプしてんぞ
こんな小説、健全な子供たちに読ませられるかよ!!
なんてもん書いてんだよ。
もう俺はゆるせないよ 河出文庫が風太郎作品をまた出し始めたね
笊ノ目万兵衛をとりあえず買ったよ。十兵衛死すも出るようだからこの機会に買って読むわ
やっぱり本屋に並んでると読みたくなる >>755
おいおい、まんこに指入れてるよ
こんなの禁書だろ
買ってんじゃねーよ 風来忍法まじおもしろいな。
こんなストーリーあるんだな。
いやーーーーさすが山風だよ。
まさか香具師がこうなるとはね・・・・。
俺も小説書いてるけどやっぱり主人公だダークヒーローじゃないとだめだね。 8月上旬のとある日に外道忍法帖を再読したけどやっぱいいね。
47人が350ページ足らずの間に勝ち抜きバトルやりあって全滅とかパねえ。
中盤からの速度ホント神。それでいて長崎観光小説としてもクオリティが高いという。
ところでマリア天姫の、本性表す前の口調、あれ、演技だったとしても可愛いよね。
あんな超越系な子が一生懸命あんな口調を演じてたんだと考えるとすごい可愛い。
逆に「素の口調」が「本性表す前の口調」と奇跡的に一致してただけとしてもそれはそれで可愛い。
あんた本性そっちかいと。頑張って喋ってたのは超越系口調の方かいと。 短編読んだけどやっぱりおもしろい
ヤマトフ、伝馬町からこんばんは、とか優れた人材をあたら散らしてしまう世の中への怒りみたいなものを感じた 風来忍法帖読んでるんだけどよ
ちょうど半分くらい読み終えたわ。
今、島左近が出てきてさ、7人の女忍者が鎖で身を封じ込めたところだよ
いやーーおもしれーわ
でも忍城でてきたてさ・・・ここで戦うってのが見えた段階で最後は何となくわかっちゃうよね。
俺は最後のページは見てないよ。
でもどうせ、勝つというか・・・・城守ってて、戦が終わるんだろ。
まあ、最後が楽しみだぜ 光文社のミステリ傑作選で十三角関係だけ絶版(品切れ?)だったり
電書化されてないのってどんな事情があるんだろう
未読なのですごく気になる >>764
そりゃただの売れ残りだ
光文社のサイトからも消えてる >>765
ただ売れないから絶版になっただけだよ
光文社に勤めてる友達の知り合いが言ってたと思うよ 妖異金瓶梅を読みたくて角川文庫版を書店に注文したら、今年の4月に増刷されたものだった
地道に売れてるんだね。同じく角川の人間臨終図巻も昨年に増刷されてる
品切れで書店になくなると新規のファンがいなくなるのでいつでも読めるようになっているのは嬉しい 感じ悪い人たちだなあ。
まあ読みたきゃ売れ残りか古本を探せということはわかりました。 >>768
だから言ってるだろ
ヤフーオークションでブックオフオンラインから買えよ
そんで汚い本送ってくるなとクレーム入れたら金を振り込みで返してくれて、本もそちらで処分してくださいって言われるからタダで手に入るよ
おれもう30冊くらいこれで手に入れてるよ コジキw古本なんだからせいぜい数百円だろ
しかもip出てるスレでよくそんな犯罪自慢できるな
指原のことだってあったばかりなのに
あとどうでもいいけどコテハン付けたり付けなかったりするのは何で? お前、早速やったろ?
このこじきやろう
俺は500冊やってやるよ
お前に負けないからな
ブックオフ倒産させてやるよ >>743
>この俺に最高の山田風太郎の小説を教えてくれよな
つ「明治断頭台」 >>770
意味はないよ。
とうとう、今日で風来坊も読み終わります。
ぶ厚かったから読むの面倒だなとおもったけど
あっという間にもう終わるわ。
しかもちょうどいいところからの読み始めるよ
悪源太がよ、義経に思いっきり平手打ちして
タンカを切ったよ。
さんざん女をレイプしてきた男が、麻也姫を救えないとはどういうことだとタンカ切りやがったよ。
これウケるな ダメだ、風来坊読めないよ
もうラストを知るのが怖くなってきたよ
このままじゃ俺、ダメ人間になるよ
みんな俺が最後まで読めれるように勇気つけてください 読んだよ
風来忍法読んだ
まあ、感想だけどなんかパッとしないわな
香具師活躍しねーじゃん、ほとんど女忍者が戦ってるしな
コリャー駄作だわ
もっと女忍者とセックスしろよな
破って捨てるわ 昔40年くらい前に父の本棚に隠してあったやつをもう一度読みたいです。
くのいちの恥ずかしいところから大量に水を出して溺死させるくノ一ものって本のタイトル分かりますか? >>778
さっそくお返事ありがとうございます。
亡くなった父の思い出を思い出したいのです。
小学生のときに読んでいた記憶があり、
今でもそれを思い出すと私が4歳のときに亡くなった父との記憶が蘇ります。
甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(1) (講談社文庫)を買ってみましたが違いました。
本のタイトルだけでも教えていただけないでしょうか。
古本屋や図書館で探してみたいと思います。
ちな47歳女性です。 >>777
そんな忍法ばかりだからどれだったか正確に覚えてないな
外道忍法帖であそこから毒の血の泡や熱い血をだして相手を倒すのがあったからそれかなあ >>779
47歳の女で・・・読みたい本がマンコから水を出す本??
それも父との思いでの本が・・・マンコから大量の水を出す???
おまえ病気じゃないか?
まともじゃないな。
この変態野郎 相談に乗っていただいてる47歳女です。
4歳のときに父が亡くなって父との楽しい思い出はかすかにしか残ってなくて、、、。
そんな小学生の時に父の思い出に浸りたくて亡き父の部屋の本棚を物色していたら、表は普通の本だけど取り出して中身を開けてみたら本がくり抜いてあって、クリ抜きの中に山田先生の恥ずかしい本を見つけたのです。
アソコから水を吹きだして溺死させるとか、当時嘘だろ(笑)って思ってたら
いつのまにか自分がそんなふうになってて、、、
それで父の遺した本をもう一度読みたくなったんです。
こんなこと彼氏にも言えなくて、ここでコッソリ相談してる次第です。
外道はとりあえず手に入れてみますね。
ありがとうございます。 >>782
あんたね?亡くなった父さんもマンコから水出すのが一番印象に残ってるということを知ったらあの世で泣いてますよ
大体47歳で彼氏に言えないってどういうことですか?彼氏に小便かけてやればいいじゃない?そんでさ、小便かけてる時に、こんな小説知らないって聞けばいいでしょ?
ここには小さな子供たちも読みに来るんですよ
恥ずかしこと書かないで下さい
悪影響ですよ ごめんなさい
実は代筆なんです
俺が彼氏です
彼女からそんな話を聞いて
愛する彼女とその本を一緒に読んでみたいな、、、って
微かなヒントでもよいのです
愛する潮吹き彼女のために
俺にその本の題名を教えていただけないでしょうか >>784
ほらね、いつ言うのかと思ったよ。
ここまで追い詰めないと白状しないんだね?
やっぱりね・・・。
だからさ・・・ここで聞くよりも彼女に手マンしたらいいじゃない?
高速手マンで潮吹かせてさ、それを顔に浴びなよ。
そのときに、こんな小説しらない?って聞けばいいじゃない?
恥ずかしがってる場合じゃないよ。
僕が君の立場だったら今すぐにやるけどね。
そんな心構えなら、本の題名は言えないな。
もう少し成長した姿を見せてほしい。
少しきつい言い方になって申し訳ないが
山田風太郎の小説を読んでる人たちは、そこまで命をかけてみんな読んでるからさ。
君も山田風太郎の小説をよむなら心構えだけはしっかりしてほしい。
もし、君が私の言うことに納得できないなら、いますぐに親指を肛門に入れなよ。
そして肛門に入れた親指をしっかり嗅いでほしいんだ・・・。
その匂いが・・・答えだよ。
今、私が君に言えることはそのぐらいだね。 >>786
読むよ
俺は読むんだよ。
読んだあとに感想かくから
な カタカナノブブンガスゴクヨミヅライノデトバシテイイカナ いい加減に忍法相伝73読まなきゃな。
でも現代が舞台ってところで微妙に読む気が失せるんだ 相伝はグダグダに次ぐグダグダの果てに来る最後の数行に「ざけんなw」って
本叩きつけるマネしながら笑うための作品だからね。評価Pは伊達じゃない。
ただ他の忍法帖から直で行くのが厳しいのは同意。
かといって「誰にも出来る殺人」みたいな「当時の現代モノ」から乗れるかったら、アレだけど。
相伝はたとえ舞台設定が令和でも「P」だからね。
時代どうこうの問題を超越した非常にワンダーな、ひどい小説、だからね。
忍法帖でもミステリでもない、自動射精機とか陰茎人の系統だからね。 >>786
今読んでるよ
考えてみたら、忍法ものじゃないやつを読むのは始めてだわ
しかもまったく内容しらないで読んでるからね。
いきなり福沢諭吉出てきてびっくり・・・っていうか幕末以降かい!!
俺は幕末もの好きで結構読んでるから登場人物がわかるからいいけどな
これは幕末知らない奴はけっこうきびしいんじゃないの???
っていうか断頭台って題名ってもしかしてギロチン関係あるのかよ!!
今警官4人がギロチンで殺されちゃったよ
なんだかおもしろいわ
わくわくするぜ >>793
嘘??金むしってた邏卒の4人ギロチンで死んだんじゃないの?
ギロチンで殺されなかったの?
まじ・・・てめーーーネタばれしてんじゃねーぞ
おれはまだそこまで読んでねーーーんだよ。 4人でなくて5人だし、
幕末でなくて明治だし。
最終章は何回読み返してもすてきだし。 >>796
天狗党の面白そう、天狗党と諸生党の内乱凄まじいな。
子孫の方は未だに交友も両者間の婚姻もほとんど無いほどらしいからな。
現代まで影響を及ぼすほどの凄まじさだったとは、想像もつかない。 来年の大河ドラマでは、前半で水戸のその辺りの話も扱うみたいなんだよね。武田耕雲斎は津田寛治が演じるようだ。
どこまで深く突っ込むんだろう。 ぐちゃぐちゃ過ぎるのと、凄惨過ぎて、とても深く突っ込めないと思うw ある意味真の「江戸っ子虐殺」(正確には水戸っ子虐殺) >>803
卍、はじめはあんな切ない終わり方になるとは予想がつかないから、来るんだよね。
甲賀なんかだと、最初の段階で、誰が勝つにせよ悲劇になることはわかるけど。 >>805
昔、『忍者部隊月光』とかいう少年漫画で、戦時中に日本人忍者がアウシュビッツを知るシーンがあった。
続きは読んでないので知らない。 >>803
忠長卿にとっては救い。だけど椎ノ葉にとっては・・・ね。
この作品のあと「くノ一地獄変」読むと、忠長卿の傍にあの人付き添ってたんだろうなあって思う。 何かの忍法帖の解説で、山風作品には時代小説に合わないカタカナの単語が出てくるが、違和感なく受け入れられるのがすごいと見たがその通りだと思った
本来ならそぐわない興ざめしてしまうであろうカタカナがところどころにあるが、むしろ気にならず説明文としてわかりやすいわと受け入れられるのよね
ところで昨日外道忍法帖を読んだけど、登場人物がサクサクタヒんでいって爽快(誉めてる)
中盤からのスピード感は素晴らしい
ページをめくる手が止まらなかったおかげで朝食なしになってしまった
マルチリをとげまする!は流行語になってもいい 山風に限らず、戦前生まれの作家は意外とそういうの気にしないんだよ
戦後生まれが気にしすぎなんだよな
まあ山風は愉快犯でわざとやってる節もあるけど
「忍法独筋具(ドッキング)」とか「離楽須(リラックス)の法」とか
あと山風は三人称で視点人物もコロコロ変えるけど
これも今やると小説の書き方が分かってないって叩かれるだろう 些末なことが気にならないくらい中身が面白いってのもやっぱ大きい >>808
>時代小説に合わないカタカナの単語が出てくるが
そもそも根本的に間違ってるな
忍法帖は基本的に通俗の娯楽小説だし
時代や世界観を崩さないまま描こうとはしてないだろ
現代の読者にむけての作者からの語りかけみたいなものが混じってることもよくあるし >>808
加速し始めるあたりにさ、ガラス屋根の風呂場でマルチリったすぐ後にさ、
吸息鎌いたち喰らって死ぬ忍者いるじゃん?
猿羽根冬心(さばねとうしん)。指先から糸出す人。
あの人、張孔堂(甲賀)派なのに、「伊賀忍法指かいこ」とか言ってない?
河出文庫の初版ではそうだった。
甲賀なのに伊賀忍法使える猿羽根冬心萌え。 とある忍法帖を読みたくなったけど中古はプレミア価格で周りの本屋にもなくて、某オークションでたまたまあったから落札したんだけど、出品者の父の遺品らしい
自分はバジリスク(漫画)から忍法帖にハマって読んでる30代だけど、本来の忍法帖読者って発行された年代を考えたらだいぶお年寄りなんだよな
「父も読んでくれる人がいて嬉しいと思います」とかメッセージが来て、なんか感慨深いわ
大事に読もう >>813
俺もよく貴重な本を売るんだけど
かならず沈下すとチン毛を本につけたり。はさんだりして
ばれませんようにってお祈りしてからオークションに出してるよ
いままで一度もばれてませんよ。
なんだか、俺のちんかすがついてる本を一生懸命読んでる姿を想像するだけで笑えてくるよ
やっぱり生きるっていうことは笑いがないとつまらないよね。 「野性時代」表紙、伊藤容疑者を山田風太郎に差し替えへ
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/c3fb7f8ed8ba9f3be2617716136147f6f111aa69
俳優の伊藤健太郎容疑者(23)が道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕されたことを受け、
出版大手KADOKAWAは29日、小説誌「小説 野性時代」12月号で表紙に伊藤容疑者の起用を
予定していたが、差し替えを決めた。
同社によると、11月11日に発売予定で、表紙は「忍法帖」シリーズで知られる作家、
山田風太郎(1922〜2001)の写真に差し替える。同号では、KADOKAWAなどが主催する
山田風太郎賞が発表される。
表紙のほか、伊藤容疑者のグラビアとインタビュー、計9ページ分も抜いて発行するという。 発売までまだ間があるのに他のタレントに差し替えるって判断はなかったのかね
故人だし、山風は教習所も面倒で途中で止めてるから同じ問題起きる可能性はないけど
賞の発表もあるとは言え思い入れあるんだかないんだかって投げやりさが角川らしい 11/11発売の雑誌の表紙の写真差し替えなんて、超ギリギリのタイミング
他のタレントなんて今からブッキングしても、撮影から写真の確認まで考えれば、まず間に合わない 今日放送の英雄たちの選択がまさかの佐々木道誉。
婆娑羅は晩年の短い作品だけど室町物の例に漏れず面白かったなー それまでも甲賀とか伊賀とか読んですごいなと思ってたけど、婆沙羅よんでこの人天才なんではと感じた 山田風太郎の名作はコミカライズでどう生まれ変わった? 『風太郎不戦日記』が描き出す、蟲惑的な“色気”
https://news.yahoo.co.jp/articles/91580a76945a22aa27248ac9a2b454200a4bdf54
山田風太郎といえば、『甲賀忍法帖』や『魔界転生』などで知られる戦後日本を代表する
ベストセラー作家のひとりだが、そうした伝奇小説や時代小説のヒット作とは別に、
『戦中派不戦日記』という優れた日記文学のロングセラーがあるのをご存じだろうか。
さて、前置きが少々長くなってしまったが、本稿で紹介したいのは、この『戦中派不戦日記』を勝田文が漫画化した、
『風太郎不戦日記』という作品だ。いかなる意図のもとにこのコミカライズの企画が始動したのかを
部外者である私が知るすべはないが、『モーニング』での連載開始は2019年であるから、
コロナ禍の現状と戦時下の世界を重ね合わせたというわけではないだろう。となればやはり、
先に私が述べたような原作がもともと持っているある種の普遍性が、いまを生きる若者の
胸をも打つだろうと、作者なり編集部なりが判断したのだと思われる。
まずはこの漫画、なんといっても、主人公・山田青年の「皮肉屋」でありながら時に
激情をあらわにする「キャラクター(個性)」がとてもいい。そして、その「キャラクター」を
構成するもっとも重要な要素のひとつである「ビジュアル」――つまり、勝田の描く味のある
“画(え)”がまた、なんともいえずに「いい」のだ。勝田はこれまで主に少女漫画の世界で
活躍してきた作家だが、抑揚のない細めの線と白黒の強いコントラストが生み出す美しいビジュアルは、
山田風太郎作品全般にうっすらと漂う蟲惑的な“色気”のようなものを見事に再現しているように思える。
また、「再現」といえば、本作を描くにあたり、作者はかなり綿密に昭和20年当時の資料を集め、
取材をしているのだろう。人物の服装だけでなく、細かい道具類から建物の描写にいたるまで、
可能な限り“当時の景色”がコマの中でリアルに再現されており(ここでいっている「リアル」とは、
必ずしも劇画的ないし写実的な画を意味しない)、文字の連なりとして書かれているだけの原作では、
現代の読者には伝わりにくい(と思われる)“あの時代”のビジュアルをはっきりと見せてくれるのだ。 米大統領選 トランプの大逆転もありそうで
おんな牢秘抄に描かれるところの天一坊事件を思い出すよ 今日行った古本屋で偶然見つけた本。昭和54年発売、新評社刊別冊新評山田風太郎の世界。
今まで見たことのない山風の写真が載ってる。山風の教師だった奈良本先生をはじめとして、
色川武大、高木彬光、橋本治といった山風にゆかりのある人たちのエッセイや批評が載ってる。
一読の価値はありそうな本だ。40年以上前の本で定価780円の本に880円の値段がついてんのが
胸糞悪かったがまあ許そう。 古い本だと
そこまで稀覯本じゃなくても当時の定価より高い値がついてることは普通にあるだろう フランスで日本の「焼き鳥」が人気。チーズを薄切りの牛肉で包むという、ごく普通の焼き鳥
チーズの肉トロ思い出した
すでに書き込んでる先人がいた 忍者月影抄読んだがこういう主人公不在で本当にただひたすら忍者の脱落描くのもあるんだね
でも生きながら体腐る忍法とかケツから腸出して触手にする忍法とかキモイ系多めでおもしろかったです >>830
そして最後には天一坊の脱落暗示。
初めからの主人公でもなかったのに。 中島らもと山風のアル中ハイマー対談を再読したが、独特のゆるさがいいなw 俺は山田健太郎ってんだが、コロナでリストラされて山田プー太郎になっちまったぜ(泣) 河出文庫から八犬伝復刊されるみたいね
ついでにC級の忍法帖も復刊してくれんやろか
最近双頭の鷲読んだけど結構たのしめた C級は本人が言うだけあって酷いやつは結構酷いぞ
双頭の鷲は比較的マシだけど
自来也とか黒白草紙辺りは褒められるところがあんまりない
全集とかでもない限り紙での出版は難しいと思う >>835
自来也の場合、三すくみとか河内山と直侍とか、講談おなじみの知識が面白さを支えてるから。
双頭の鷲にしても、学生運動パロディの章なんかは今の人には分かりづらいかも。 剣士伝と双頭の鷲しか読んだことないけど剣士伝はAでもいいだろ
あとは飛騨と秘戯書を読んでみたい 秘戯書争奪は甲賀みたいな話だったのは覚えてるがそれ以外が思い出せん 何となく読まずにいた婆沙羅を河出の再発売された文庫で読んでみたが、
最後は衆道エンドかよwやりたい放題好き勝手なこと書いてるな山風w 映像化作品ベスト5とかあるけどまともなのバジリスクぐらいだろw 河出文庫は忍法帖も始めるようで第一弾は信玄忍法帖
この後外道、月影抄と続くのかな?
入手しづらい忍法帖もどんどん復刊してほしい 信玄、月影は傑作なんだから本来は角川や講談社文庫に入ってるべき
ただ外道もそうだけどあの時代の忍法帖は大衆的じゃないんだよな
文章も文体も、忍法帖って様式も極まりすぎて幻想小説みたいになってる
たぶんそのせいで売れなくて文庫にもなりづらいんだと思う
>>841
Vシネ版の柳生忍法帖はそんなに悪くなかった
安っぽいけど、それはVシネ版の忍法帖はみんなそうだったし
あとそのムックでもベストに選ばれてたが警視庁草紙のドラマ版も良かった 書斎にVシネのくノ一忍法帖シリーズ置いてあったな
一応観てたのかな? 河出の忍法帖シリーズ
5月に外道、6月に月影抄と昔と全く同じラインナップみたいどす・・・ マジかよ。そこは卍とか笑い陰陽師とかの渋い名作にせえよw
いや外道も月影抄も名作だけれど。名作だけれども。
この2つはバジリスクで入った人にも安心して薦められるよ。
47人のバトロワが1冊で終わる外道。
7対7の忍法合戦にエログロ短編群像劇と剣術勝負まで入っている月影抄。
いい作品ではあるけど、昔出たのならもっとこう、別のを。
コレ考えると、双頭の鷲の復刻は本当奇跡やったね。 卍は角川文庫のコレクションで復刊されたが、忍法帳の後期の長編とかは
ほんとに復刊されないよな。山風の自己評価も低い作品も多いから
出版社も躊躇するのはよくわかるんだが。 双頭の鷲が復刊したのはベッキーのおかげやね
ほかのCランクは復刊絶望的なのかな?
いま山風に力入れてる河出がやらないならもう機会ないよね >>849
忍法創世記は忍法勝負は微妙だけど、牢姫は可愛い。あと七兵衛。
後期も後期の作品でキャッチーなキャラ書ける先生は本当すごいよ。 忍法忠臣蔵冒頭の文章すばらしいねえ。料理場のあたりの。
あれがあるから「綱吉の前の刺身」が活きる。 外道忍法帖おもしろすぎだよね。
15×3とプラスαのバトロワが1冊で終わり、オチも・・・と。
伽羅かわいいよ伽羅。 ミゲル千々岩清左衛門は殉教をとげ、マルチノ原は棄教しておったのでござれば。
↑
逆じゃね? いやー山田風太郎の作品は面白いやつとつまんねーやつが極端だけどよ
夭折太閤記は素晴らしかったな
これ読んで秀吉好きになるやついるのかよ
今までは秀吉何て気にしたことなかったけど味方が変わったわ 妖説太閤記はむしろ家康が好きになったわ
秀吉との対比で、この人はバケモノではなく人間の身でここまで頑張って
バケモノ共に食らいついていったんだなって感じで
せがわまさきは山風の家康の解釈をまるで分かってないと思った >>859
君、奥が深いね
そこまで深く読めるようになりたいわ
俺的には秀次かな!最後に猿に啖呵を切るのは俺の秀次のイメージ180℃変えたよ 妖説太閤記は秀吉が徹頭徹尾悪党なのが良かったw
死ぬときの反省のなさったらねえね。
家康はあれだ、苦労してるよ。風来でトーントーン唐辛子をやらされてるし。 不戦日記の漫画化って誰の仕掛け/企画なん?日下三郎?5/13号で巻頭だったり扱いいいよね。次回最終回みたいだけど。 編集者だと山風作品のコミカライズは考えても、
不戦日記にしようとはまず考えないな
どうせ山風の作品といえば、せいぜい忍法帖しか知識が無く
せがわの二匹目のドジョウを狙う程度の発想しかないレベル どういう偏見だよw
編集者だからってみんながそんな山っ気だけの人間なわけないだろ
日下は小説のアンソロジーや復刊を企画するフリーの編集者で、漫画は専門じゃない
山風の研究者みたいなもんだからアドバイスくらい求められたかも知れないけど
不戦日記は漫画家の方がやりたいって言ったんじゃないかな
結構ベテランだし、企画の選り好みができるのポジションの人 >>134
一応原作に沿ってはいるらしい
テレビドラマ(時代劇スペシャル)の方は、「原案:浅井昭三郎」とあるだけで
山田風太郎の名は一切なく、「おんな牢秘抄」のドラマ化とは言い難い おんな牢秘抄のネタバレかました河出版某忍法帖は許されませぬ。
何の忍法帖かは伏せる! 題名出すとそれだけでだいたい分かる!
確かなのは、予備知識なしで読むと終盤の収束が熱いということよ! >>863>>866-867
不戦日記は編集者が勝田文に持ってった企画だと下のリンク先の記事にある
公式によると女性漫画誌BE・LOVEに長年いて異動してきた岩間って人
元々好きな漫画家で小説のコミカライズも多く手がけている人だが
まさか山風原作で描くなんて思わなかったし、これほどマッチするとは
https://www.iza.ne.jp/article/20190823-P7QLAOANAZLNRGFJ746AQTHHUQ/ 忍びの卍からハマったんだけど色々読んでみるとこれ山風作品の中では結構異色作なのかな?
卍は何度も戦って少しずつ忍法が掘り下げられていってそこが好きだったんだけど、他のは「じゃんけんぽん!俺の勝ち!」みたいなノリで相性で全て決まる作品が殆どに感じる >>872
ご指摘の通り、卍は忍法の掘り下げをやった珍しい作品ですね。
虫篭右陣は忍法よりむしろプロデュース力に長けた奴でした。
同じカードが組まれるのも卍以外にはあまりない。
パっと思い当たったところでは、くの一忍法帖の七斗捨兵衛vsお眉ぐらい?
ただしこちらは厳密にいうと2対2→1対1ですが、とにかくこの2人は妙に強い。
人鳥黐を完璧に使いこなしている七斗と、幻菩薩が万能すぎる+羅生門を最適な場所で使ったお眉。
どちらも忍者にしては長いスパンで生き残ってたので、そういう意味ではくの一忍法帖も異色でしたね。 >>872
舐めたこと言ってんじねーわ
オメー山田風太郎作品読むな馬鹿
殴ったろうか? >>872
甲賀はその点バランス型だな
使い捨てっぽい惜しみの無さもあるけど
多くは一発勝負じゃなくあらかじめ忍法を垣間見せておいて
二度目に面白い応用の仕方を見せてくれたり
一度目にはカラクリを明かさず、あとで判明させたり
この原点から
数と多様性の方向と
じっくり1つを掘り下げる方向とに分かれたのかな 妖異金瓶梅、中国語に翻訳して中国で出版したらかなり受け入れられると思うんだけどどうかな
山田風太郎はもっと世界中に知られるべき 漢字圏だと「日本の金庸」って謳い文句で忍法帖は訳されてるらしい
英語でも甲賀と魔界転生くらいは出てたんじゃないか
妖異金瓶梅はどうかねえ
仕掛けが突飛すぎて日本でも評価されるまで時間かかったし
台湾は日本のミステリーに理解があるから行けるかも知れないけど 対魔忍が海外で割と人気あるらしいから忍法帖のほうがいけるやろ 日本の金庸呼びされてるんだすごいな
どちらかというと風太郎は古龍に近いように思うけどね
無駄にスタイリッシュ、無駄にカッコつけw
平凡な作家なら寒くなるところが滑らずに絶妙に決まってるという
妖異金瓶梅がすばらしいのは同意 俺がザッパ武豊だ!
東北で無線のザッパといえば大抵の奴はビビってその場で失禁する
山を買い自分で建てたタワーが75本
いままで世界中からの取材が数100件
もちろん全部断ってきた
俺は世界の無線王、ザッパ武豊だ
東北ラインで宇宙人と交信しているのも、俺
国家やアメリカを牛耳るユダヤ系一族からも一目置かれている、無線王のザッパ武豊
それが俺様だ 柳生十兵衛を演じた千葉真一がコロナで亡くなっちまった 病はこわい。軍艦忍法帖の乗鞍(最強)もしょっちゅう感染症に苦しんでいたし・・・。 「病は気からと申します。根性さえしっかりしていれば病気は逃げていく」 山風生誕百年記念により、KADOKAWAから『忍法剣士伝』(10月21日発売)、『銀河忍法帖』復刊 銀河出るなら忍法封印も期待できるかな
本音は手に入りにくい秘戯書争奪や自来也、飛騨あたり出してほしいんだが >>884
通すぎるチョイスw
忍法剣士伝も面白いけどさあ。びるしゃな如来は一見の価値あるけどさあ、やっぱりこう、笑い陰陽師とかを。
銀河はあの5人の来歴が楽しいからね。これを機に手に取って貰えるとありがたい。
あと長安くんは消えようや。封印の一件やらかす前に消えようや。西瓜からの生首にビビって消えようや。 警視庁草紙はまたモーニングか、編集者に山風信者がいるんだろうな
漫画化なら明治断頭台の方が外連味があって向いてると思うが
気になるのはラストがどうなるか
原作はサプライズを優先させてるから、余韻に乏しくて個人的には不満だった
剣鬼喇嘛仏は漫画版のラストの方が良かった モーニングの警視庁草紙を読んだ。絵が山風っぽくないな。あと軽くてチャラいのはどうなのかな >>891
今年の大河ドラマでちょっとだけ期待した >>893 山風ッポイ絵ってなんだよ
代案位出せよ でも、せがわまさきを1山風とすれば「警視庁草紙」の人は0.8山風くらいいってると思うけどなあ >>893
誰の絵かと思ったら
特攻の拓の原作者としばらく組んでた人か >>898
石川賢を2山風とすれば
山口貴由は1.5山風くらい? 1山風とか0.5山風とか謎の単位がw
北斗の拳の人の絵がいいなあ 魔天忍法帖読了
C評価納得な作品だった、最初は面白い設定だなと思ったがトンデモ具合にちょっと引いてしまった
55年前に『転生したら戦国時代の忍になっていた』というなろうの先駆けともいえる作品を書いたセンセはすごいというべきなのかしら 封印いま破るが実写化されたら主人公は染谷将太になりそう モーニングは二週目はもういいや。他に載ってる漫画もつまんないし 室町お伽草紙読了。日吉丸が妖説太閤記の秀吉と同一人物なのかってよく言われる理由がわかったわ 『銀河忍法帖』角川文庫より2021年11月20日発売予定 968円
ISBN:9784041117903 何気なくちくま文庫の忍法短編集買えるだけ買ったけど、くノ一忍法勝負は本当に買ってよかったと思った
漫画のバジリスクから山田風太郎にハマったから余計に 黒衣の聖母 山田風太郎傑作選 推理篇
1,320円 河出文庫より2021年12月7日発売予定 ISBN:9784309418575 剣士伝と銀河忍法帖はせがわまさきの表紙で復刊するみたいね 銀河の五人をせがわ先生の絵で見れたりするんだろうか・・・w
あいつら過去話だけは充実している。過去話だけは。 赤い蝋人形 山田風太郎傑作選 推理篇 1320円 河出文庫より2022年1月7日発売
ISBN:978-4-309-41865-0 忍者月影抄 忍法帖 (角川文庫)
山田 風太郎 (Kindle版)
¥275 野性時代の表紙に荒々しい印象画風のタッチで描かれた山風がw 河出文庫笊ノ目万兵衛門外へ読了。「明智太閤」妖説太閤記の番外編って感じで面白いなw ふらっと入ったブックオフで明治断頭台110円だったから買った 剣士伝のときみたいに、忍法によっては剣豪もハメることはできる
基本的には剣豪>忍者だけど勝てる可能性はあるだろう
魔界転生もみんなハメ技で倒したようなもんだったし
果心居士も準備できてれば結果は違ったかもな 八重洲ブックセンターの文庫売り場で山風特集で大量の文庫本が平積みになっていたよ 八犬傳【上下 合本版】 (角川文庫)
山田 風太郎 (Kindle版)
¥501 おい首都圏住みの奴ら今度神保町シアターで忍びの卍の映画を上映するぞ。
俺も見るのは初めてだ。 十三角関係 山田風太郎傑作選 推理篇 (河出文庫) 山田 風太郎 (著)税込:1,155円
発売日:2022/07/06
ISBN:978-4-309-41902-2 十三角関係楽しみ
今日半日で読破しちゃうかもっぽい 読んじまっただ・・・
帰去来殺人事件を楽しみにおまっとさんするは 徳間文庫の山屋敷秘図 切支丹・異国小説集読了。読み逃していた傑作の数々に
もっと山風読まにゃいかんなあと思わされた次第。 山田風太郎時代小説コレクション 天の巻 元禄おさめの方
(宝島社文庫 『この時代小説がすごい!』シリーズ)
10/6発売
読んだことないから楽しみだわ ゲーセンの麻雀のMJでパチスロのバジリスクカップ開催してて、ガチャで弦之介や天膳、朧が手に入る。まさか風太郎御大も漫画化くらいは予想したかもしれないが、パチスロ化ゲームキャラクター化までは想像もつかなかったことだろう >>931
> 誤植がひどい
>2022年10月8日に日本でレビュー済み
>不満なところとして、①前まで紹介文にあった(今は削られているようだが)単行本未収録「家康の墓の中」を掲載とあり購入したが、後書きによれば、「このタイトルでは未収録」という紛らわしさ
>②好きな作品なので再読したが、誤植が多すぎ、意味不明な箇所が散見された(「害になる」が「軍になる」とか、一番ひどいのが「信玄」が「信定」になっており、一瞬「誰?」と前後を見てしまった)。折角の企画だが、誤字のために意味不明にならないよう、校正の方には細心の注意をお願いしたい。 >>931>>933
「家康の墓の中」を読んでみたら、これ「忍者本多佐渡守」だね。
ちくま文庫の短編全集の「かげろう忍法帖」に入っている。
細部まで照らし合わせたわけではないが、ざっとみた感じでは内容は全く同じだが章立てが微妙に異なってるな。
「忍者本多佐渡守」はちくま文庫の解説では初出不明(ちなみに2007年のMOOK版「山田風太郎全仕事」でも同様)
なんで、今回で初出と元の題が判明、ということになるのかな?
しかし今回の文庫版解説では「忍者本多佐渡守」と同じ作品ということに全く触れていないのは何故だ? 解説で触れてないのは日下さんも気づいてなかったから、らしい
しかしマジで誤植が多いな。次巻の南無殺生三万人が不安になる雑加減 …本をもう一度よく見直してみたら「家康の墓の中」じゃなく「家康の幕の中」じゃねーかw
>>933のamazonのコメントが「墓」になってたから引っ張られてしまった
>>936の通り確かに誤植だらけなんだがまさかこんなところにまで影響するのかw 現代文学に全く興味ないと言っていた山田風太郎が気になる作家として上げていたのが野坂昭如と筒井康隆なんだが
筒井康隆は「幻燈辻馬車」の読後感想で自由民権運動をいちいち赤軍派に例えたりするのが興醒め、歴史小説なら山田風太郎よりも光瀬龍のほうが面白いと評してるな 明治ものは時代小説であって歴史小説じゃない
作中のただのアナロジーに文句つけるのは批判のレベルが低いわ
明治ものに仮託して全共闘を描いたやつなら、風の中の蝶が良かった
筒井を評価してたのは、自分の感覚と似てたからだろう
初期山風はSF風味のナンセンス小説も書いてたし、初期筒井と似てる
でもその後のメタフィクション、マジックリアリズム路線は評価してなかったと思う
筒井はユニークな作家だけど、流行に流されがちで根っこがないからな 山田風太郎の明治ものに影響されて
著名な人物同士が実は出会っていたという作品が書かれてるけど
山田風太郎の根は推理作家だから明治ものも単に歴史に名を残してる実在の人物たちが実は出会っていたで終わらせずトリックのネタみたいに読者を驚かせることも含めてる
『警視庁草紙』の「吉五郎流恨録」は読後唸らせられた 山田風太郎の八犬伝が来年に映画化するらしいな
文庫本の帯に書いてあった 深作欣二の『魔界転生』は試写室から途中で帰った
大島渚の『悦楽』も大島本人に何もわかってないと苦情
橋本治が書いているように山田風太郎作品は映像化不可能な気がする 連投ゴメン
中島貞夫の『くの一忍法』は気に入ったようで中島貞夫とは個人的に付き合いがあった中島貞夫は『外道忍法帳』も映画化してる
長谷川安人が監督した『忍法忠臣蔵』は監督が原作を気に入らなくて脚本の加藤泰に「もっと面白くかるように書けないの」と聞いたら「原作からしてつまらないから無理」と返された 東宝の佐藤允や渥美清が出てる風来忍法帖の映画見たいんだよな 若き日のオダギリジョーと仲間由紀恵で甲賀忍法帖を映画化するってったら面白そうだと思うじゃないですか >>940
警視庁草紙の登場人物には実在も架空もいるけど、
あの老巾着切りなんて、どう考えても筋の都合のために出てきた感じだものね。
読み終わった後、あわてて図書館に走って、松陰の遺書の後書きを確認してきた。 >>948
キャストもアクションもCGもわりと頑張ってたと思うんだけどなあ 脚本がなあ 妖説太閤記は本当に傑作
これが秀吉だよ
太閤様ではなく、鬼畜秀吉だ
いやー本当に面白いわ
このような本他にもないか?
おすすめ書けや 早くお勧め教えろや
悪いけど魔郡の通過はもう読んだからな
魔郡の通過を漫画にしたら絶対売れるのにな
あの虐殺ぶりは最高だよ >>958
読んだよ
明治断頭台みんな最高傑作というが、俺はなぜか進まなかった
進まなかったというのは、すらすら読めなかったということだ。そういう時は合わないということなんだな
つまりつまらないということだよ
言っておくが、甲賀忍法読んだ時は感動して本破ってしまったよ
でもね、伊賀忍法の方が好きなんだな
ラストがかっこいいだろ?
焼け落ちる城に、炎の煙の中からでてくるんだぜ?
俺を感動させる本はもう山田風太郎には無いってことか?山田風太郎も落ちたもんだな 無視しとけ
字が辛うじて読めるだけで本を読む才能もない奴だろ
何言っても無駄だし無意味 >>961
本を読む才能だと?
恐ろしいニート発見 山田風太郎って結局駄作しかないよね
読んだけど、全部つまらないよ 読む才能じゃなくて幕末明治の基礎知識が足りないだけなんだろ >>961
読む才能ーーーーー?
すごいやつが出てきたな
そんなこと書くと山田風太郎読者はみんな馬鹿しかいないと思われるじゃないか! >>956妖説太閤記ブックオフの100円棚にあったので買った
でも上巻だけなので下巻探さにゃならん >>969
教科書が教えない
戦国上がりの殿様をリアルに描いている 以下
読む才能と、ドヤ顔で書いたバカの思想を考えるスレになりました
山田風太郎の本は読む才能が必須らしい
読む才能って! >>972
お前、正月が迎えられなくしてやろうか? 24日から始まってるから冬休みで暇なアホ中学生なんだろ >>977
本当に正月来てもすぐ終わるようにしてやろうか?
馬鹿 結局山田風太郎の作品は全部クソなんだよ
精子ビュッビューてクソみたいな話ばかりだ
もう読まないから
お前ら全員死ねよカス >>3
>>4
このスレッド、役に立つ
ありがとうございます >>979
>>982
(ササクッテロ Sp2a-moMN [126.35.19.164]) 世の中にはもっといっぱい面白い本があるのに、未だに山田風太郎って!
お前らカスなんだよ >>986
お前みたいなバカを笑いにきてるんだよ
馬鹿 >>988
お前も山田風太郎を読むしかやることないんだね
このマン小太郎 >>989
>>990
(ササクッテロラ Sp4f-VzNb [126.167.39.249]) ほい1000
雑魚が
>ササクッテロ Sp2a-moMN [126.35.37.86]
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