完全な自分語りなんだが書かせてくれ

小学校の授業で本の紹介文を書きましょうみたいなのがあり
俺はその当時姉に読まされたポアロものの何かについて書いた
それがなぜか褒められて学校新聞に載り、俺は一時期本好きみたいに思われた
本なんか読まなかったし姉がぐいぐい薦めてくるクリスティもその一冊限りだが
それでも褒められたことでクリスティに感謝めいた気持ちもあった
その後「愛読書は?」みたいなこと聞かれたらその一冊の名前を出して
なんとか格好をつけていた

20年以上経過して、本を読まないで大人になったことを反省し、
子供の頃の感謝の記憶からクリスティのもの読んでみようかと思い立ち
何冊か読み終えた。
そして小学校のときのその一冊を手にした。
覚えているのはタイトルと犯人初登場の場面とポアロが暴いた場面と
捕まった後に関係者で振り返ってるところだけ
そこだけはしっかり覚えてる。子供のときの記憶は鮮明だ。
そもそも 人生で読んだ長編小説なんてそれ一冊だからな

ところが…目の前のそれは俺の記憶と似ても似つかない内容なんだよ…
1ページ目からなんか違うとは思ったけどな…

混乱している。俺は一体何の本を読んで紹介文書いたんだ?
この疑問を解決するには、とりあえずポアロものを全冊読むしかないんだろうか
さすがに探偵小説で「こういう内容でこういう人が犯人のもの何ですか?」て
聞いちゃダメだよな