松本清張20 [無断転載禁止]©2ch.net
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
「2時間ドラマ 40年の軌跡」(大野茂/著 )
松本清張争奪戦等、2時間ドラマのすべてがここに。
詳細なデータと証言でおくる超保存版!
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000414.000006568.html >>707
長谷川稀世が出てたのは全く記憶にない
ただ子供心にも、他の時代劇と雰囲気が違う、展開がスピーディー、杉良も江戸っ子らしくきびきびしてて、全体にスカッとするドラマだった。
ただ今はこのドラマを知ってる人も少なく、ネット上でも話題にならない
それこそ「佳作」なんだけどね 同じくNHKだと思い出すのが『逃亡』。
元は新聞小説で
2002年に連続ドラマとして放送された。
主演は上川隆也(NHK「大地の子」で名前がうれた後)
これは製作に市川崑も加わっていてNHK的な力作だったと思う
最近の脱走のニュースを見て、何となく思い出した もう一度読みたい松本清張
https://twitter.com/i/web/status/997941028840722433
10位以内はまあそんなとこだろうという結果だが、
「一九五二日航機撃墜事件」や「信玄戦旗」に入れた人がこんなにいるのはおかしいだろw >>720
この順位はなんか個人的にはイマイチだな。
清張の作品は短編から中編に佳作が沢山ありすぎて順位は付け難い。 女がみんなクラブママになるのが嫌
世界の狭い作家だったのだろうか >>720
朝日新聞デジタル登録者は時代小説やノンフィクションが好きなようでw >>722
画家もいるし、お局OLもいるし、電話交換手もいるし、レンズ会社社長もいるし
あやしげな実業家の秘書もいるし、結婚式場経営者もいるし…
読書範囲の狭い読者なのだろうか >>721
> 清張の作品は短編から中編に佳作が沢山ありすぎて順位は付け難い。
清張歴が長いわけではないんだが、長編を読み切ったことがない
けものみち、砂の器、ゼロの焦点など挫折してるんだよ
ゼロの焦点は、飛ばし読みでなんとかラストまでいったが
まだ未読の長編が結構あるから、どうなることやら 清張作品に水商売の女がよく出てくるというのはある
清張の接する女は編集者か水商売がもっぱらだったわけなので無理もない >>725
> 清張歴が長いわけではないんだが、長編を読み切ったことがない
> けものみち、砂の器、ゼロの焦点など挫折してるんだよ
> ゼロの焦点は、飛ばし読みでなんとかラストまでいったが
> まだ未読の長編が結構あるから、どうなることやら
その感じでは今後も期待できませんなw
無理に長編読むのはおやめなさい
無理に読むものじゃないですよ小説なんて >>725
こういう人って有名だからって義務で読んでるの?
3冊も読んで合わないと思ったら即効切るよね普通
しかもけものみちなんてどこで挫折したらいいのかw いや一応代表作なんだろうから、読んどこかくらいの気持ちなんだが
けものみちは、ご都合主義の展開、嫌よ嫌も好きの内みたいな女性観が
30年代の邦画は好きで観るんだが、読むのは辛かったってこと
短編は何回か読み返す作品もあるんだが >>726
作家になってからのイメージだろ
作家先生なんてそんなもの、最初から作家目指した人なんてもっとそうだろ
清張は箒の行商で一家を養ってたんだから、色んな家庭の主婦に接して売り込んでたろうし
朝日の意匠部のときも画工グループの世話役やったり、印象より社交的な男だよ ミス住が常に見ていると緊張感を持ってレスを作成して。 清張の箒行商は箒を作る針金の入手難でうまく行かなかったんじゃなかったっけ 『オール読物』今月号掲載の、
北村薫「水源地はどこか 中野のお父さん」
(松本清張「盗用」論争の謎に挑む文壇ミステリー)読んできた。
https://www.bunshun.co.jp/mag/ooruyomimono/ooruyomimono1806.htm (以下ネタバレあり)
清張マニア中級者以上であれば、
「隠花の飾り」収録の「再春」について、これが清張自身の実話を反映していることは既知かと思う。
問題の「春の血」についてだが、もちろん清張が「盗用」したわけではなく、偶然似た筋の話が海外に存在した、というだけに過ぎない。
それならわざわざ「春の血」を封印扱いまでする必要はないんでないの?というのがナゾ。
北村薫はこの件の真相を、横溝正史をめぐるトラブルと連結させることで回答としているが、
果たして正解かどうか? 確かにな
種々雑多な作家の特に力作でもない?ような小説を買って読む、ってある意味本当の小説好きかも知れんね >清張(推協)会長(当時)が外遊時、
>協会賞のポー像をクリスティに進呈して、
>勝手なことをして悪かったという詫び状もあるはず・・・・・
https://twitter.com/i/web/status/1001441436418457600
新保博久の言だが、
そもそも清張はクリスティに会ったことあったっけ?
クィーンならわかるが・・ 清張が日本推理作家協会の会長だったのは確か1971年から1974年まで、
クリスティの晩年と重なるからあり得ない話ではない
ちなみにエラリークイーンと清張の親交ができたのは、クリスティの死後 光文社文庫プレミアムミステリー 2018年新刊
「地の指」
「風紋」
「影の車」
「殺人行おくのほそ道」
「花氷」
「湖底の光芒」
「数の風景」
「中央流沙」
これまでと違い、そもそもカッパノベルスで出ていない作品ばかりだが、
角川文庫や講談社文庫の作品も、光文社が集約しようという動きなのかな 出版不況だから
各出版社が超人気作(有名作)以外は増刷数抑える
で、光文社が文庫化権を新たに取得
なんて流れでないと良いが >>743
湖底の光芒
結構隠れた名作かも
義理の妹だっけ?のビッチ感がw 『犯罪の回送』
こんな大掛かりなトリックを使う奴、現実にはいねーよというツッコミは、ミステリ好きには野暮なんだろう。
なんとなく『死の発送』と似た印象もあるが、
清張の推理物は「本格」に近づくとかえって登場人物が魅力を減じると思うのは俺だけか。 >>747
「本格」の宿命なんじゃないかな
個人的には、淡々と捜査していく作品は好きだけどね
清張のは捜査に「地道」感が出てて好き 砂の器の超音波殺人はオマケみたいなものだからそこだけ取り上げてどうこう宇野は間違っている >>751
名作かどうかはともかく、感動泣かせ部分は映画化の手腕だよね
原作は淡々捜査系で、映画じゃあまりクローズアップしてない方言トリック?のとこが面白い
殺人方法がとんでもなのは間違いないが、清張はこういうの結構やるし、別に瑕疵とは思わんな 清張はややもすると、人間を書くのがメインで、トリックは付け足し程度などと言われることもあるが、
たとえば「坂道の家」はまずトリックありきで(殺人自体は後半かなり進んでからようやく出てくるが)、
そのあとで杉田りえ子等、登場人物の小説的肉付けをしているのであって、その逆ではない。
なぜそう言えるかというと、本人がそう言っているから。 やつは犯人ではない
なぜそう言えるかというと、本人がそう言っているから でも坂道の家で印象に残ってるのはトリックよりも
若い女に溺れていくおっさんの悲哀だわw 坂道の家は清張の中編小説の中で一番の出来じゃないかと思う。
杉田りえ子の小悪魔的魅力に吸い寄せられるように転落する主人公は
りえ子の嘘を薄々気づいていながらドンドン深みに嵌って行ってしまう。
りえ子の悪女ぶりと終盤の主人公の狂気が絡み合って殺人事件に発展する。
こんな凄い小説は清張以外には書けないな。 影の車だったのかな
「子供がこんなこと考えてるはずがない!」
「そんな事あるか、現に自分が・・・」って話があったな
彼は、(作品内で)どんな運命をたどったんだろ 昔、松本清張ってのは
「あの清張が社会を斬る」大家、識者みたいな印象があって苦手だったけど
正確ではないかもしれないけど
昭和30年代くらいの「普通のサラリーマンが遭遇する非日常」を書いた作品を読んだ時
凄い人だと言われるのがわかったな 清張の初期の短編に好きな作品が多い。
「通訳」ってのはあの徳川家重と側近の大岡忠光の話。昔の大河ドラマで、中村梅雀と雨宮良がそれぞれ演じた。
清張の小説も良かったが、こっちの大河の二人も好演した(大河ドラマと清張の作品は直接関係はないけど) あと多分このスレではあまり出てきてないけど「菊枕」。
サブタイトルは「ぬい女略歴」となっているが、実在した杉田久女をモデルにしている
緊密な文体でぬい女の生涯を描いている。
後に田辺聖子が同じ人物をモデルにして『花衣ぬぐやまつまる』という長編評伝を書いて、これは賞をもらいまた舞台化されてた記憶。
だが自分的には清張の短編のほうが印象深い。
田辺が評伝を書くずっと以前に、この女流俳人に着目した清張はやはり慧眼だと思う 他には『奥羽の二人』とか『願望』とか、初期の地味な短編も心に残っている。
考えてみるとどれもミステリーというより文学作品に近いようなものだ。
自分は推理小説はあまり好きではなく、
謎解き的なものにはそれほど関心がないが、清張作品は他のミステリー作家とは一線を画してして、文学性が高いものが多い。 芥川賞作家だしな
社会派全盛になって本格派に叩かれたときも、清張だけは評価するひともけっこういたり。不思議な面をもった作家 元々推理作家として出た人ではないですしね
長編も最初は時代小説でしょ
「張り込み」が最初のミステリー? >>764
木々高太郎に広義の推理ものということで出したのは「火の記憶」。
「張込み」は推理小説のつもりで書いたのではないが、これが私の推理小説の出発点とされているようだ、
と他人事のように本人は言ってる。郷原宏なんかもこの説。 へーそうなのか
清張のことは一通り知ってるつもりだったが、それは知らなかったな >>763
そもそも、清張自体が本格好きで、ミステリー要素が薄くなっていく社会派の現状に
不満をもらしていたぐらいだからな 顔、に一言
あの時点で他人に目撃されてされたら決行してないやろ
低脳な犯人に乾杯! プロの諜報員ならともかく、犯罪者はべつに知性と計算で行動しているわけじゃないから無問題
ある意味、愚かだから犯罪者になる 初めて書き込みします。
話題の芥川賞候補についてのスレッドで
「渡された場面」のことをちょっと書いてる人がいて・・・
松本清張で検索してやってきました。
来てよかった! 百歳か、、、うーん、大往生だな、ほんとに
お子さんも脚本家になってるようだから、偉大な遺伝子は継承されてるのか 張り込み冒頭の列車のシーンは暑そうだよな
今年だったら何人か乗客が死んでる 杉並の清張邸って今どうなってるんだろう
清張の死後、売却されて取り壊された? 阿佐ヶ谷だっけ?
確か近所に住んでるはずの阿刀田高に確認に見に行かせるか?(笑) >>756
確かに。
この男はなんて馬鹿な奴なんだろうと思っていたが再読するたびに
女から離れられない心理が理解できてきて面白い。 >>782
こちらも主人公の男の年齢に近づいていくというのもある 清張作品の主人公はひどく女にだらしない
町工場や商店の親父なんかでも少し金回りが良くなるとすぐ愛人を囲いだす
大体それが悲劇の始まりになる 松本清張の本を読んでいるとたびたび悪女が出てくる。
一度、松本清張氏の女性感について聞きたかったw >>781
浜田山。井の頭線からも見える。
>>782>>786
I think so too. Googleの航空写真だと清張邸があったとおぼしき場所にはマンションが建ってるから
死後遺族が土地を売ったのであろう 今でも印税すごいだろうな。流行作家って、亡くなっちゃうと案外簡単に忘れ去られるものなのに
太宰治と同じ年生まれというのがなぜかおもしろい ああ、そうなのか
大宰が自殺してから、(心中)、清張が活躍しだしたわけか 「張込み」「黒い画集」「黒地の絵」と読んだけど、どれも面白すぎ。
改めて松本清張の才能に感心した。それに比べて現代のミステリーは
… 。 松本清張「彩り河」論(名古屋短期大学研究紀要 第56号)
https://ohka.repo.nii.ac.jp/?action=repository_uri&item_id=118&file_id=22&file_no=1
前年に公開された「迷走地図」(1983)において、
霧プロの双璧である原作者、松本清張と松竹側の筆頭、野村芳太郎との間に決定的亀裂が起こったこともあり、
「彩り河」はその煽りを受けた失敗作とされてきた。
しかし、ここには1980年代の松本清張の作風の変化と松竹映画との相性の悪さなど、
小説を商業映画にしていくプロセスにおける構造的欠陥が「彩り河」自体で顕在化してきたからに他ならない。 >>796
「彩り河」の原作の映画上映部分が、映画化を意識した描写になっているという指摘、
映画化も検討された「熱い絹」「霧の会議」にも当てはまるかと。
清張なりの新たな文体の模索だったのかもしれないが、小説内における映画めいた描写は、テンポを弱め、
「告訴せず」や「黒革の手帖」などで冴えを見せていた小説ならではのスピード感を殺ぐ結果になっていると思う。 『黒革の手帖』を一言で表すと
「がわ、がわ」
これに尽きる 清張の後期作品には国際的なネタのものが多いけど
海外取材に頻繁に行くようになったからなんだろうな 高一の時、夏休みの宿題に、読書感想文っていうから、
みなの前で、「松本清張や司馬遼太郎でもよろしいね」と質問したら、
「そんなのダメです。ちゃんとした文学作品を読みなさい。」って言われた。
何人かから「へぇ〜エ」って声があがった。 清張や司馬遼太郎は娯楽作品だからダメってことなのか そこで、芥川龍之介の 『女体』 はちゃんとした文学作品ですか? と質問してみる ここのみんなと同じように、新潮文庫とか文春文庫とかで清張をたくさん読んできたが、
いまだに、『西郷札』の結末がサッパリわからん。
いくら読者の想像にまかせるにしても、あまりに漠然として全く見当がつかん。
いったい、どうなったと読者に思わせたいんだろうか?
そもそも史実にもとづくハナシではないからね。
デマを信じた買占めがあった、なんぞという記録も伝承もない。 純文学か純文学でないかは掲載誌で決まる。
「文學界」「新潮」「群像」「すばる」「文藝」掲載なら純文学。
これ以外の基準はない。
清張で言えば、「父系の指」「老春」は、「新潮」掲載だから純文学。
他方「砂の器」「けものみち」は純文学ではないが、
そう言える理由は、内容ではなく、掲載誌。 ということは、「すばる」 に連載された椎名誠のSF 『アド・バート』 は純文学かぁ... いとうせいこう×奥泉光 文芸漫談 「松本清張『点と線』を読む」
10月20日(土)新宿文化センター
http://subaru.shueisha.co.jp/mandan/ 俺は中1の時は芥川の短編、2、3年の時は横溝正史の短編で感想文を
書いたが大丈夫だったな、シャレの分かる教師だった、なかばアル中で
常に安酒のジン臭い教師だったが(笑) ゼロの焦点を読み始めました。
短編ばかりでなくちょっと長編にも挑戦。 文庫化されてない作品が読みたくて、地元の図書館で清張全集を借りようと思ったのだが
目録にはあるのに本が何冊も行方不明になっていた
多分盗まれたんだろうな 北の詩人/象徴の設計
という巻が気になっていたが、
パラパラめくった感じではつまらなさそう >>809
たいがいのは電子書籍で読めるんじゃないかな
と思ったら昭和史発掘がまだ電子化されていないみたい
これも文庫化はされてるしセット買いもできる >>809が怪しい
北九州市教育委員会によりますと、今月9日午前9時ごろ、北九州市小倉北区の中央図書館で、
開館前の準備をしていた担当者が、棚にあった松本清張全集のうち57冊が、なくなっていることに気付きました。
担当者が確認などのために棚を離れ、開館後の午前9時半過ぎに戻ったところ、さらに5冊が無くなっていたということです よりによって御大の地元での犯行かよ・・・orz
全部で数10キロはあるものを、良く気付かれずに盗み出したもんだな。 特に稀覯本というわけでもなくそれこそ図書館でいつでも読める本をわざわざ大変な手間をかけて盗み出してどうすんの そうか。自炊するために盗んだのかな
盗んだ本なら心置きなく裁断できるしな 『黒革の手帖』読んだ。
女向けの小説じゃねえか。くだらん!
どうせ、女向けの週刊誌か何ぞに連載されたもんだろ。
上のほうで、男が「面白いぞ」て言うから、ほだされて読んだが、
読んで損した。
値打ちのわからん奴は、ここに評価を書くな! ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています