ディクスン・カー(カーター・ディクスン)Part20 [無断転載禁止]©2ch.net
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同じくトリックが斬新とか結末のどんでん返しが凄いとか犯人の意外性に驚かされる長編のは? >>103(IP:218.138.222.68)
お前は馬鹿なのか、それとも舐めてんのか?
ガキじゃあるまいし甘ったれてんじゃねえよ。
面白い本を他人に訊いてどうする。
お前も本読みの端くれならテメエで片っ端から乱読して決めろ、そんなことは。
スレ住人はお前のパパじゃねえんだよ。 中村鋭一が今年亡くなってたんだね
関西のミステリファンのなかには彼がラジオで「墓場貸します」を
紹介したときにカーの名前を知ったという人も多いよ
四十年以上というより五十年近く前の話だ >>104
カーマニアなら初心者相手にカーの魅力を語りたいだろうし、
答えるのが嫌ならスルーすればよいだけだし
質問するのは別にいいんじゃない?
質問をするのもスレを盛り上げるひとつの手段だよ カーの本は人によって面白いと思うツボが違うから、ネットや人の評判も参考にしつつ手当たり次第に読んでみるのもいいと思うよ。 カーマニア自称している訳じゃないけど、本音言うとオレはポルシェファンなんだけど、車なんて結局は乗ってみないと良さがわかんないんだよね、本にいろいろ書いてあっても参考程度のものでしかないし、やっぱり乗るしかないんだよね >>109
最終的には乗るわけだけど、全部の車に乗るわけにはいかないから
乗る車を絞り込むために参考意見がほしんだよね カーで初心者にお勧めできるのは「皇帝のかぎ煙草入れ」かな
あれは凄く読みやすい 現在入手しやすい作品では、「貴婦人として死す」、「緑のカプセルの謎」も
ファンの人気が高く読みやすい部類だと思う 「貴婦人として死す」は大傑作だとおもう。長く絶版だっただけに、
新訳があるうちに買っておいたほうがよいかと。
カーのいいほうの特徴が全て詰まっていて、初心者には絶対のおすすめ。 貴婦人として死すはハヤカワの古いやつと創元の最近のやつと出ているけど読むならどっち? >>118
今出てるやつ
旧訳は40年前くらいのやつだから 今日は、クリスマスだけどクリスマス設定の作品てあった? 不可能犯罪捜査課に収録されてる「めくら頭巾」かなぁ >>121
あーなるほど。それは気が付かなかった。
今、手元にないから今日は読めないな。 ☆ 私たち日本人の、日本国憲法を改正しましょう。現在、
衆議員と参議院の両院で、改憲議員が3分の2を超えております。
『憲法改正国民投票法』、でググってみてください。国会の発議は
すでに可能です。平和は勝ち取るものです。お願い致します。☆☆ >>123
白い僧院の殺人もだっけ。トリックが強烈だったので、
雪しか覚えていなかった。
久しぶりに読み返してみようか。 三つの棺って何が高く評価されているんだ?拍子抜けだったけど
さらにユダの窓は完全に実行不可能犯罪だと思いますが、どうなんでしょう? >>126
三つの棺今読むとイマイチだけど、出た当時はすごい手の込んだトリックで感動したと思う。
それ抜かしても密室講義だけでも読む価値あるんじゃない?
体系的に整理してるの珍しいし。
ジョーク混じりなのもカーの味が出てて好感持てる。
けど確かに、カーは今読むと猫と鼠の殺人とかトリックはどーでもいいような作品の方が面白く感じたりするなぁ。
貴婦人として死すも面白かったなぁ。
あとユダの窓は実現可能らしいよ? >>127
猫と鼠の殺人はいいね。馬鹿馬鹿しいといえば、そうなんだけど、
カーの魅力爆発なんだよな。当然、読者を選ぶけど。 >>126
三つの棺は密室講義と強烈な謎を作り上げているとことが評価されている。
トリックについては分かりにくい、無理が多いと批判も多い
ユダの窓は法廷ミステリーとしての面白さと密室トリックをユダの窓という
謎めいたフレーズで引っ張っていった演出力が評価されている。
実行するには無理あるけど、アイディアとしてはシンプルで分かりやすいので
トリックに対する批判はありまりない。 ユダの窓は堂々とタイムテーブルとHMの所感を載せてるにも関わらず、それがミスリードとしても機能してる大胆さが好き ユダの窓は「トリックだけ抜き出せばショボイ」「でも実際にすごいのはむしろそれ以外の部分」
っていうカーの典型的な例やね >>132
トリックも密室トリックの代表的存在として結構取り上げられていると思うけどね
しょぼいのではなくて白い僧院の殺人とかと同じでシンプルで盲点をつくトリック >>134
「視覚障害の理髪師」は何が面白いのか全く理解できなかったが
訳が変われば印象も変わるのかな? >>134
まじですか。他に新訳すべきものがあるような。。 技術的、心理的トリックの見事な作品を挙げてほしいです、期待しています。 >>136
>他に新訳すべきものがあるような。
逆に、「理髪師」クラスの作品まで新訳してくれるということは・・・
定番を押さえるだけでなく、フェル博士もの(とHMもの)を可能な限り新訳していこうという、編集部の意気込みが感じられる。
担当編集者には、今後も頑張って欲しいよ。
あと、藤原編集室にはバンコラン・シリーズの企画を「番外編」までやって欲しいと願っている、俺がいるw >>131
ユダは初心者向けには最適の作品
密室トリックも部屋のあらゆる物の詳細を記述するが、何故か〇〇〇〇の部分だけそれが無い
逆に読者の関心はそちらに引き付けられる
アリバイトリックは、タイムテーブルを使い、その逆の騙し方をしている >>137
「妖魔の森の家」
これが駄目なら全部駄目だろ >>140
そりゃあ、まあ、カーの(和訳で読める)全作品中の最高傑作だからなあ。 妖魔の森の家ってネットであまり評価されているの見ないけど本当に凄いんだろうか?ちよっと懐疑的、ちなみに騒がれているのって、それなりに読みごたえがあるの? >>142
カーの作品はクイーンやクリスティみたいに満場一致の傑作ってあんまりないんだよね
3人にベスト3選ばせたら全然違う9作品が選ばれかねない作家
だからネットの評判ってあまり当てにならない
数読んで自分の好みの作品探し当てるしかない
その中でもあえて言えばユダの窓はマニアっ気がそれほどないし普通にミステリーが好きな人にも読みやすいと思う。 >>142
他人の、ましてやネット上の評価なんかどうでもいい。
お前さんは読んでみてどう思ったんだ? >>142
妖魔の森はすごく評価されているよ
グーグルで検索すれば傑作という評価はいくらでも見つかると思うけど?
ただ、よくできた作品だけど古い作品だし、あくまでも短編だから過剰に期待しない方がいいよ >>144
カーの作品は、他の作家以上に読者の好みが分かれて面白いと思うw
ベスト3ですら散らばるだろうしね
定期的に出るよなこの話題 ベスト3は
曲った蝶番
ユダの窓
緑カプセルの謎
だろjk 創元で地道に刊行が続くのはありがたいよ。俺、『貴婦人として死す』があんなに面白いとは知らなかったもの。 火刑法廷
連続殺人事件
爬虫類館の殺人
でどうでしょうか カーってトリック自体は子供のころクイズ本で見たようなのでも
犯人は結構最後までわからないのが多い
さりげない伏線の張り方とかすげーうまいんだよな 妖魔の森の家
ユダの窓
三つの棺
ベタだけどこれかなあ 逆にワーストの作品もたとえばベスト3も人によってバラつくのだろうか? ベストは
妖魔の森の家
パリから来た紳士
エドマンド・ゴドフリー卿殺害事件
ワーストはニューオリンズ三部作かな 皇帝のかぎ煙草入れ
緑のカプセルの謎
貴婦人として死す やっぱりかなり割れるねw
個人的には
ユダの窓
貴婦人として死す
猫と鼠の殺人
かなー
猫と鼠の殺人はラスト数ページがものすごく好きでそれだけでランクインw >>154
若竹七海さんの解説「やっぱりカーが好き」にもあったけど
もう人によってバラバラだよね
歴代ベストとかでカー作品が上位に来ないのもそれが原因かも
個人的には最初に読んだ二作「皇帝」「帽子」をトップ2に
挙げることに決めている
私的ひいきというとテニスコート、五つの箱、剣の八とか
無茶なラインナップにもなっちゃうけどwww 推理(ミステリー)と小説(スリラー)のバランスが取れてるのはやはりユダかな
大抵の作品はどちらかに偏ってるな
ミステリーでは「火刑法廷」もいいし、スリラーでは「魔女の隠れ家」もいい クリスティも広く読んでる人の間ではばらけるね
ただ以外にミステリマニアほど有名・代表作しか読んでなくて、一般的なファンの方が
広く読んでたりするのが面白い
誰か有名な評論家が「そし誰」しかよんでないとか言ってた >>163
>誰か有名な評論家が「そし誰」しかよんでないとか言ってた
それは評論家としてどうなんだ? その評論家が柄谷行人なら、「もし誰」を読んでいるだけでも驚き なんかそれに似た話は聞いたことあるな
すげーミステリマニアなのに
「実はオリエントとかアクロイド読んでねーわー(笑)」みたいな
ある意味逆自慢的な奴かもしれない 北村薫はオリエント急行読んでないとか言ってなかったっけ? >>165
柄谷行人は別にミステリー専門の評論家ではないし
問題はミステリー評論が本職の人の場合であって たしかに、ネタバレされてるものを敢えて読みたいとは思わんわ ネタバレされてても面白いよ?
でなきゃ何度も映画化されんよ >>171
カーから影響を受けた人ってぱっとしないよね
二階堂黎人とか加賀美雅之とか柄刀一とか小島正樹とか
新本格の作家でもこのミスや本ミスのランキングにからむのは
エラリー・クイーンから影響を受けた人が多い
これはなんでだろうね? >>172
ダメな人達はトリック自体は大したことなくても見せ方の工夫一つでミステリの面白は変わるっていう感覚のない人たちだからね >>172
ランキング常連でもカーを愛読してる作家さんは多いし、カーの作風って真似しようとしてもなかなか難しいのでは?
森博嗣が死ぬまでに一度でいいからこんな作品書いてみたいって言ってたよ >>174
そりゃ一人の作家が他の一人の作家からしか影響を受けているいるってことはなくて
色々な作家から影響を受けているだろうけど
あからさまにカーの影響が作風にでている人のことね >>175
カーの良さってストーリーテリングの巧みさもあるから、そうでない作家が影響受けてもダメなんじゃないかなー
そこにあげてる作家はそもそも小説書くのが下手な人ばかりでは… >>176
まあ、そういうことなんだよね
表面上も似ていてそのテクニックも継承している人がなかなかいないって話 >>171
「刺青殺人事件」高木彬光
ぐらいかな?
密室モノはカーがやり尽くした感があるからな、何をやっても二番煎じ感が抜けないかも
上記の作品は、トリックは大した事ないが、思い込みに閉じ込められる「心理の密室」が秀逸
ただし、カドカワ版はダメだ カーからの影響をうけた作家といえば、やっぱ横溝正史で決まりじゃないかな。
もちろんカーの初期の作品にね。 二階堂黎人の「人狼城の恐怖」は、面白い
カーの傑作に匹敵するのは、この作品ぐらいだろう
かなりのカーキチで「名探偵の肖像」(講談社文庫)では、カー全作品の評論を書いている
次に柄刀一の「密室キングダム」か
この人は作家の才能無いから、かなり読みづらいけどトリックはいい 盗作騒ぎでアレだが、飛鳥部勝則は作品は良かったのになぁ…何でどうでもいい描写を盗作してしまったのか。
あとお亡くなりになってしまったけど、殊能将之もカーの熱烈なファンで影響受けてるよ。
海外だとポール・アルテなんて良いよね。 ざっくりいうと、作家もカー派とクイーン派にわかれるのかな? 探偵小説では
クリスティ派、カー派、クイーン派
主流の社会派ミステリーでは、
クロフツ派、松本清張派
じゃね? >>179
横溝正史の怪奇性は確かに和風カーって感じだけど戦後直後の3作を除いて
トリックの創出率が低いから物足りない。
俺にとってカーはトリックメーカー
ミステリーのテクニック的には横溝正史はカーというよりどちらかと言えばクリスティに近い >>183
クロフツ派ね。日本における影響は最大かも。。
アリバイ崩しのこの手の作風、日本ではうけるんだよね。
クロフツじゃないけど、ブッシュの完全殺人事件なんか、今よんでみれば
たいしたことないんだろうけど、とてつもなくおもしろいと思ったもんな
>>184
あざとさといえば、クリスティの影響も強いね。 作家としての格と作風のバランスを考えれば高木彬光が一番近いかな
演出過剰気味の作風といい、読者を騙そうとしてあの手この手を使い、時にやりすぎ感が
あるところも
途中で本格をあまり書かなくなったのは残念だが >>187
死を開く扉の密室トリックは結構好き
それよりも呪縛の家は読者よ騙されることなかれの、大東京四谷怪談は火刑法廷の
丸パクリ。
そんなところからも日本のカーと言えるのではないだろうか
少なくとも二階堂黎人や柄刀一辺りよりも作家としての知名度は上だし 扉のトリックは、連続殺人事件並みのバカトリだが
ユダと比較しなければまあまあの出来かな >>190
魔弾の射手か。凶器がそのまんまだっけ。 >>183
クロフツが社会派…というのはやや違和感があるな。
社会性を帯びた作品自体が少ないし、松本とは違ってあくまでも彩り程度、話の根幹に関わるものでもないと感じるが。
もちろん全作を読んだわけじゃないから俺の未読のものでそういう作品が多く存在する、ということなら申し訳ない。 >>192
クロフツが社会派というわけではなくて、50年代から60年代の国内ミステリーは
名探偵にリアリティを感じなくなった時代でバリバリ本格派の鮎川哲也を含めて
クロッフ流にならざるをえなかったという印象。
社会派本格派に関わらずそういう時代だった。 自由に書ける今の方が恵まれた環境だな。
ちゃんと古い作品も読めるし。 カーの最大の弱点はヒロインか。みんな同じにみえるし、
感情移入もほぼゼロ。
ニューゲイトの花嫁のヒロインにいたっては、反感度100%. 他の作家のネタばらしはしないでくれ。
読みたくなって仕方がない。 >>195
気が強くて振り回すタイプのお嬢様は話進めやすいからなw
単純にカーの好みかも知れんが。
テニスコートの謎のバカップルは大好きだけどねw >>196
読め。
他を読むとまたカーが読みたくなるから。 カーのヒロインは悲劇系のヒロインの方が好きだな
『囁く影』とか『眠れるスフィンクス』とか ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています