京極夏彦 Part.88 [無断転載禁止] [無断転載禁止]©2ch.net
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なんでもないです。
鬼のお話、何年か先には書籍化するよね。いつくらいかな?
まだ話題が早いか。
鬼太郎面白いね。 京極てなんで自分の小説の主人公のコスプレしてるの?あれすごい笑っちゃうんだけど 今年に入ってから京極堂シリーズ読み始めて塗仏まで読み終わったけど今までこのシリーズ読まなかったの後悔したわ
評判があまりよくないけど陰摩羅鬼に取り掛かろうとて買いに行ったが二三日前には売ってたのが昨日にはなかったからこれは読まなくてもいいということか
とりあえず百鬼徒然袋雨読んでるけどこれ買って正解だったかな 瑕は前のスレだかで誰か書いてたけど、犯人がそれをした理由に説得力持たせる為だけにひたすら説明し続ける話だよ それは姑獲鳥も同じじゃん
事件の状況に到る理由が延々解説される話
最初の関口と京極堂の会話から全部が繋がってる
陰摩羅鬼は意図的に姑獲鳥をなぞってるんだろうね
ただ陰摩羅鬼は要らない寄り道が多すぎて、だからダメなんだけど
横溝正史の登場シーンなんかはまったくもって不要 姑獲鳥より1.5倍くらい瑕厚いでしょ
その分より多く感じた 横溝正史は面白いでしょう?内容が内容だけど…ほかの本でもでてくるといいのにね 陰摩羅鬼あらすじはすごい面白そうで楽しみなような不安なような
百鬼徒然袋雨の鳴釜途中まで読んでるけどすごい胸糞悪い話だな 百鬼徒然袋はコメディー色が強いんだねもう少しシリアスなの期待してたけど
それでも鳴釜は最後で色々考えさせられるものがあった美弥子がその後どうなったのかも気になる
甕長も少し読んだけど面白そうだ 徒然袋は雨も風もコメディだよ
長編書くのしんどいなら続き出してくれないかなあ 多々良先生が好きなら良いんじゃない
一応最後の章には京極堂も出てくる 塗仏に登場してる多々良先生に好きになれる要素ないじゃん ブックオフで、鉄鼠の檻とか魍魎の匣を百円で買ったけど当たりだった
買った動機は、文字単価。単純に一文字あたりで考えたら安いと考えて >>136
京極作品ぐらい文字量あるチラシがあったら、読んでみたいww 明石先生とは、なっちの師匠格の人物たちの集合投影なんだろうねえ。
散人だけでなく、大先生やアリャマタや文化人類学者など。
でてきた時が最終回なのかなあ。 今昔続百鬼雲の村木作左衛門が水木しげるモデルにしてるんじゃなかったっけ あー、鬼読みたいけど、三冊も買えないから見れねー。
本になるのをを待つしかないのか? え、一冊買えば良いの?
しかしスマホ持ってないから詰んだわ、自分w URLのあとに/付けて各タイトルを入力すりゃいい
こんな仕様なので運営も本気で隠す気はないんだろう。
販促時期はもう終わっただろうし、パスを直接教えてるわけじゃないからいいっしょ ええ?マジで隠す気ねーなそれw
企画した奴も多少は罪悪感持ってたってことかね
単に適当なだけかも知れないが
まあでも作家裏切りたくはないからな
カッコつけるわけじゃないけど俺は見なくていいや http://kyogoku-fes.、、、のあとに/鉄鼠の、、、と入れても、ダメなんだが( ;∀;)
レオ若葉なおいらにヒントおくれ だめだった。。
鉄鼠の檻と入れても、てっそのおりと入れても、テッソノオリと入れても、tessonoori
と入れても、開かぬw(他にも色々試したよ?)
もう本になるのを待つしかないのだ。 おかしいなその中に正解あるけど
http://kyogoku-fes.com/
の後ろにだぞ 『パスワードを入手する方法』に著作権なんかないでしょ?
パスワード自体も他人に教えてはダメよって禁則事項がサイト内のどこにも記載されてない
自分この企画クソ嫌いだから教えちゃいました。サーセンサーセン /鉄鼠の檻 /ヒトごろし /虚談
と、漢字平仮名アルファベットで打ったけど、無理無理無理なので、諦めます。
出版を待ちますわ。
だから喧嘩はやめて(;´Д`) なんで無理なのかさっぱりわからんが、そっか残念ね。
まあ『鬼』は当初短編ってふれ込みだったけど実際は250ページ越えてたし
あと二話くらいまとまったら今昔百鬼拾遺は出版されるはず、
そんな先のことじゃないと思うからお楽しみに
喧嘩というか、モラルに反した行為をしてしまったのは自分なんで(;^ω^)
不快に思われた方には申し訳ありませんでした<(_ _)> 京極夏彦さんの本を読みたいので入門書としておすすめな作品を教えてほしいと尋ねたら
京極堂シリーズの一作目をすすめられました。
しかし別の知人からは巷説百物語から京極堂に入ってほしいと言われました。
どっちが正しいのでしょうか。 後者は典型的な俺は一味違うアピールの人っすね
前者でいいと思います どっちでもいいですよ。というかこういう質問に正解はないです。
前者は作品の発表順、後者は作中の時間軸順、になるのかな。
まあ目安としてご参考までに >>160
何で答えた奴に直接聞かねーんだ
たぶん百鬼夜行シリーズは京極作品としては例外だからでしょ
出した本の半分以上が短編集だし、本質的に短編の作家
百鬼夜行も五冊ほど中・短編集があるしな
まあ巷説の何冊かは全部読むと長編になる「連鎖短編」って形式だけど
百鬼夜行もアイデア自体は他の作家なら短編に使うようなしょうもないもんだよ
それをとんでもない筆力で無茶苦茶面白い長編に仕立て上げてる
本来長編に相応しいアイデアなのは鉄鼠と絡新婦だけだろうな
だからこの二作は百鬼夜行の中でも抜きん出た傑作になった 出産のために実家に帰ってきた姉が京極堂シリーズに興味を持ったものの、
「どれも厚いから、とりあえずこれにする」と言って
俺が止めるのも聞かず百鬼夜行・陰を持っていった・・・
案の定「何だか不思議なよく分からない話ばかりだった」と抜かしやがった
初産直前に姑獲鳥はいろいろキツいと思ったので他の作家のを読ませといた そういや京極夏彦に女性ファンが多いらしいのはいまだに不思議に思う
というか本当なのだろうか。こういう薀蓄めいた話って女性は嫌いそうなのに 女性ファンっていっても男同士のあれこれが好きな人たちだろ 作品の中での直接的なやり取りはないけど、そういう人達を惹きつける何かはあるんだろうな
そういやネットサーフィンしてる時にそういう二次創作を見かけた事があった 夏彦が痩せてたころはアイドルみたいにキャーキャー言われたりイベントに追っかけがいたらしいな ドラマ『怪』おまけの記者会見映像がそんな感じだったわ #京極夏彦 さん『#虚談』のカバー写真は誰だ!企画の当選者の皆様(の中の数名)が登場した、とある小説原稿を京極さんより拝受。
アノ子やアノ人と一緒に実在の方が登場する様は『#虚談妖怪百物語』感あり。でも別作品です。
新作のタイトル、書いてしまいましょうか。
『#今昔百鬼拾遺 河童』です! https://twitter.com/obakedai/status/1004731896880754690/photo/1 やっぱり河童できたか、次は天狗か人魚だろうな
鬼も河童も天狗も、妖怪というより怪奇現象の名称みたいなもん
山の怪異を「天狗の仕業」と言い、川だと「河童の仕業」
海の不可思議な物事は何でも人魚に絡めて片付けられた
鬼は人間が異常状態になることの総称だろうね
しかしお化け大学校ってことは掲載は怪になるのか?
講談社でも文藝春秋でもなく角川かよ
本の出版はどうなるんだろう どうやら『今昔百鬼拾遺』は超ベタな妖怪を表題にするシリーズみたいね。
……それにしても河童か、いつにも増してくどい内容になりそうだw 海での現象は人魚がメインか?
多くは幽霊怨霊の類いだと思うが 河童って姑獲鳥かなんかで軽く触れてたよな
大工のお守りうんぬんかんぬん
河童は赤いとか @pixiv_bungei: 【山形小説家・ライター講座】「Vol.109 講師:京極夏彦先生」
大反響の3月講座、本日より毎日更新!
https://pixiv-bungei.net/archives/2538
おもしろかった これ、ハウツー系の講座なんか京極さんがやるのは珍しいので結構楽しみにしてたけど
初回は今まで各所でいってたことを要約しただけってかんじだね
ちょっと気になったのは、動機に学究までもを持ち出すのであれば
『面白さ』以外にも小説の価値基準はいろいろある。ということにも言及されるべきだと思った
京極さんはどうも面白ければなんでもいいと考えられてる節があると思うんだけど
それはプロ作家としての真摯さに欠けるように思う
いくら面白がれてもダメなものはダメ、実写版デビルマンはダメだよ 俺はなっちに同意だけどな
自分にとってはひどい作品でもどこかの誰かは面白いと思ってる。だから作品として成立してるわけで
万人から面白いと思われない空気のような文章は果たして小説たりえるのだろうか、という事じゃないのかな >>185
三行目が違うよ
京極さんの主張はそのような文章は存在しないということ
どのような表現も面白がれる可能性を持っているってことね
表現物が存在していることとそれが面白いということが=で結べる
で、この相対主義は完璧に正しいんだけど、いってみれば当たり前の前提でしかなくて
特に作り手から見れば、だから何? ってことでもある
その考え方は認識論としての正しさであって技術論に転用できるようなものじゃないでしょ
読者一人一人の相対的資質に100%委ねるしかない基準は作者側からは操作できない
そんなものはノウハウとしては体系化できない、だからこそ、別の基準も必要になる
面白さだけだと、文学は交換可能な知識体系を維持できない、学問のジャンルとしては死ぬ
で、しかも京極さんは多分別にそうなっても構わないと考えている
文章で喰ってる人がその態度は如何なものかと >>186
それって結局のところ小説に娯楽以上の何かがあると信じているところから来る齟齬じゃないの そうだよ。『娯楽以上の』っていうと語弊があるので『娯楽以外の』に訂正させてもらうけど
それは確実にある
もっともその『何か』すらも娯楽性という概念の意味域に強引に内包してしまうのが京極イムズ
でもその考え方は独善的個人主義に陥る可能性を孕んでいるので危険だと思う >>160
「いるのいないの」おすすめ
絵本だから入りやすいよ 価値相対主義じゃなくただのエゴイズムだよなあれ
作品は好きだし京極も尊敬してるけど、読書観には昔から賛同できない
暴論だし、だからこそ議論のし甲斐もあると思うけど
ネガティヴな感想を認めないってのが一番ヤバい
昨今の自己責任論にも通じるヤバさだと思う
「何で面白がれないのか」ってことに対しても読者は誠実になれるでしょ
それすら認めないのは、読者を全く信用してないってことだよ
そりゃ作者の意図を100パーセント理解するのは不可能だろう
でもだからって理解しようとする努力まで否定しちゃダメじゃん
作者だって何かの意図があって書いてるんだから
「伝わらない」って前提じゃ小説を書く意味すらなくなってしまう 認識論としては瑕疵なく合理的なので、エゴかどうかは判らない、違うといわれればそれまで
物凄く暴論だとは思うんだけど、事実、真実なのだといわれれば、それもそれまで
論破するには、何者にとっても面白く読める可能性を全く持たない小説の存在を証明しなければならず
それは不可能なのでね
問題なのは、面白いということが小説という存在に普遍的に附帯する属性であるとするならば
『小説』という意味=『面白い小説』ということになってしまうということ
これは面白いという語の意味が虚無化しているのと同義だといえる
つまり京極さんが「小説はすべて面白い」というのは、「小説はすべて小説だ」という言説に翻訳でき
これは小説という存在に対して何も語っていないに等しい、そんな流儀が技術として体系化できるはずがない
だからこそ娯楽性以外の価値を小説なるものから抽出しなければいかんと思うのだけど
……しかし、こういう姿勢の作家が小説講座で何を語るのかには非常に興味があるんだわ 「小説はすべて小説だ」と言ってるので間違いないと思うよ
より多くの人に面白がってもらえる小説、少数の人にしか面白がってもらえない小説
あとはそういう軽重の話になっていくだけだから
ゲーム業界でも近年議論になってたりするね
「ゲームは単なる娯楽じゃなくアート作品だ」とする風潮にたいして、「私はそうは思わない」と有名ゲーム制作者が発言して物議を醸してたり
そういった見方をする人々は「娯楽」を低いものだと見る傾向があって
(>>188は娯楽以外と訂正してるからそういう見方はしてないと思われるけれど)
娯楽以上の付加価値をつけることでよりその対象の地位、意義を高めようとしているんだな
ただその付加価値自体のほうにより重き意義を見出してしまうと、本質からはどんどん離れていってしまうよね?
そういった些末論化を回避する為に、「面白いかどうかだけだよ」と一元化してしまっているのではないかな >>191
続き読んでねーんかい
最初に語ったことは飽くまで定義論だし、自分のスタンスの説明だよ
その後参加者の作品を寸評するかたちで技術論を語ってる
ただ技術を語るってことは必然的に何らかの善し悪しを語ることだからな
「優劣は存在しない」って言いながら優劣付けてる矛盾は気になるよな
でも京極は賞の寸評や妖怪論でもいつもそうなんだよ
価値相対主義的に全てを均質化してるようで、結局唯一の「真」を提出してしまう
要するに京極堂の憑き物落としと同じなんだよね
一種のショック療法で価値観を揺すって、語り手に都合のいい「真実」を吹き込むと
だから俺はそれがエゴイズムだと思うし、端的に言えば詭弁だわな
詭弁だからこそ語られたことの正否や矛盾はどうでもいいとも言える お恥ずかしい(;^ω^) Twitter更新日から毎日更新なのかと勘違いし読んでなかった
その2まで読んだけど、緻密で、意外に真っ当な小説論でしたね
断定しないように言葉を選んでるけど、結局京極さんにも個人的好みに基づく作法がある訳で
版面すらコントロールするクレイジーな拘りからもそれは明らかで
にも拘らず「小説はなんでもありです」とかいう欺瞞が鼻についたんだが
なるほど憑き物落としねw 便所でうんこみたいに後出し評論しても説得力なし
しょせん小説で学問じゃないのにマジになっちゃってまあ… 評論が後出しなのは当たり前だし、論を展開する場所がどこだろうと関係ない
なので説得力がないことを説得する材料になり得ない
もう少しまともな感想を書いた方がいいですよ 「ラノベ」ってどこら辺のやつを指すのだろう?
感覚的に、ハルヒや俺妹は入るよな。
ひょっとしたら西尾はラノベに入らない?アマテラスを共同でやってたの見ると、
京極はそう思ってる気がするよ。 「どんな小説も、ちゃんと読めば面白い」か
三万年待つことは出来ないけど、できる限りそう読む努力をしたいもんですね
やっぱり、人生は喜びが多い方が好ましいから >>「どんな小説も、ちゃんと読めば面白い」
え、そうなのか じゃあ君の膵臓をたべたいとかミツバチと雷とかも
俺がちゃんと読んでなかっただけなのか…やべぇよ全然つまんなかったよ
膵臓なんか「あれ、膵臓たべはらひたがとろける」とかさ、そりゃ膵臓から消化液が出てるんだから
食べたら溶けちゃうわな あれ?
直樹三十五の本はつまらないって言ってなかったっけ? >>200
それらを楽しみたいと思うなら、折を見て読み直したらどうですか
自分はどっちも読んでないので具体的なことは申せませんけれども
存命という意味で同じ時代を生きる人が同じ国の言葉で書いてしかもわいわい言われてる訳ですから、そんなに望み薄でも無いと思いますよ アホ以下のガキだろ、こんなもん晒す価値もない
「○○が好きな自分が好きなだけ」「○○が好きな自分に酔ってるだけ」
こんなこと何にだって言えるし、何にでも当て嵌まる批判には何の意味もない
要するに自分の中に明確な価値基準が育ってないんだよ
でも何か言ってやりたいから、こういう子供染みた表現に逃げる
ミステリーに対して「先が読めた」って言うのもそう
そんなもん何の証拠もない言った者勝ちの言葉でしかない
大体京極の小説は無駄な改行でページ数稼いでるんだから
文字数にしたら全然大したことない分量だよ
一冊の本として形が異常なだけで、上下巻って考えたらページ数も普通
こんなもんにビビってるのは普段それだけ本読んでない証拠 >>202
確かに私も小学生の時罪と罰を読もうとしたら難しくて読めなかったですが
大人になったら簡単に読めたので、年月の経過によって変わるというのはあるかもしれないですね >>205
楽しめるようになるものもあればその逆もあるでしょうね
ただそれはなくなったのではなく、楽しむまでに多少苦労するようになるだけだと思いたいもんです 思春期に大好きだった本って大人になって読むとまた別の感想になるよなw
まあそれは思春期の頃の辛さとか青臭さを思い出すというまた別の感情が入り込むからだろうけど・・・ 中学生の時あんなに好きだったクラッシャージョウが今はもう全然楽しめないもんな
年齢による好みの変化って不思議だ その点京極さんの小説はどれも再読が面白いね
一見無意味で無駄に思える文章も、二週目以降よく吟味しながら読むと意味が解るし
初読でも勘のいい人には解るんだろうけど、私は再読前提で読むから二週目以降の方が評価上がる
それは単純接触効果も手伝っていると思う。そう考えると改行どころかページ数にすら意味がある
>>203
ただ一読して話の構造だけしか理解できず、ディテールやテクニックが解せなかった場合
こういう評価になってしまうのも已む無しかな(誰かの指針になる為の書評らしいから、この程度の見識なのは問題だが) しかし昔は京極ファンって意識高い系みたいな奴が多かった気がするな
例のノーベル文学賞候補の読者ほどじゃないけど、ただの消費者なのに
なぜか優越感みたいなのを持ってる奴がチラホラいて違和感あったのをおぼえてる 統計取ったわけでもないんだから、そんな傾向お前の頭の中にしかねえよ
村上春樹と一緒で、分母が大きいから色んなファンがいるってだけ
そこからどんな傾向だって見出すのは簡単だよ
漠然とした対象に見出す歪みは、結局自分のコンプレックスの反映
そもそも何かを好きになるときスノッブな喜びを覚えない奴なんかいない
他人のそれが目に付いてしまうのは、自分こそそのコンプレックスに囚われてるから
何かを否定することで自分自身の幼稚な自己嫌悪を誤魔化すな 動機をコンプレックスに起因させるのは、非常にオーソドックスではあるんだが
それですべての物事を解釈できてしまうから思考停止化してしまう危険な考え方でもある
上のやつとかまさにそれだな 昨日から陰摩羅鬼読み始めて100頁まできたけどめちゃくちゃ面白いじゃないの 新幹線で切りつけたあいつが罪と罰とか哲学者とかを読んでたらしいな
意識は高かったのかな 頭はおかしいけど >>217
評判悪いオンモやジャミも実は普通に面白いよね 短編のサイドストーリーは再読する気になれないけど、長編はなんだかんだで全部四回以上は読んでるなー 京極じゃないけど面白さの基準は人それぞれだから別にいいんだよ
でも他人にもそう思って貰いたいなら理由を書くべき
善し悪しは多少なりとも理論化出来なきゃ意味がない
自分の直観だけを根拠に他人の意見を否定するのはただのアホ
子供が駄々こねてるのと変わらんな
傍からはつまらないことを認めたくないだけにしか見えないぞ いや別に好き嫌いに理由つけなくてもいいやろ
勝手なマイルールを他人に適用しようとするな鬱陶しい いやいやそうじゃなくて、223は『好き嫌い』と『善し悪し』をちゃんと別けてるでしょ
マイルールとかじゃなくて確り普遍性のある意見だよ
ただ、つまらないことを認めたくないってのは違う。上の人達はそもそもつまらないとは認識してないはず
京極小説は基本的に全部面白い、Amazonや読書メーターのレビューは概ね高評価
たとえ自分には解らなかったとしても、統計的には全部普通に面白いと考えるしかない 僕は京極夏彦の作品の中でも好きなのと嫌いなのがあるな
女郎蜘蛛のりとかもうりょうの箱とかは好きだけど
覗きこへいじとか嘘つき少年とかは面白くなかった だいたいみんな面白いが、好きなのは「嗤う伊右衛門」だ
語れるような理由は、ない 笑う伊右衛門は僕は個人的な意見だがつまらなかった
なんで最後に家を解体するのか理由がわからなかった 俺はギャグものが好きなんだよな
どすこいや虚実や虚言少年とか
オタクネタが恋しい 『右の方に進むべきである』って打ち切りなのかな。
結構好きだったんだけどな。 個人的な意見ですが、ルーガルーは名前が難しく上に登場人物が多すぎて読めないし
関係性がわからないしもうわけわからなかったです
僕のようなお脳の弱い人にもわかるように登場人物は四人以内におさめて
名前はスズキとかヤマダとか読める漢字の人にしてほしいですね たしかに、神埜とか一度忘れると、読み方なんだっけ? ってなる 先生は字に詳しいとかこだわりとかがあるんでしょうけど
こっちは面白おかしく本が読めればいいのであって
そういうこっち側の事情も考慮してほしいですね
京極堂とか関口くんとか割と一般的な名前なのに
売れたらなんか読めない漢字を連発して 売れるって怖いですね 名前なんて記号なんだから何て読みだろうが自分で決めて読み続ければいいじゃん
人に読み聞かせるわけじゃないだろ? あるに決まってんだろバカかよ
中禅寺も久遠寺も全然一般的な名前じゃねーよ
大体「売れたから読めない苗字を連発する」って理屈自体意味不明
「呉織」を分解して「呉」と「織作」にしたのは上手いと思ったな
しかも織作の「作」は深作欣二にも掛かってる
絡新婦には深作欣二が監督した必殺4の台詞の引用があった
京極は必殺マニアだし、必殺4もある意味操りの話だしな ルーガルーみたいな複雑な人間関係、読めない名前は巻頭にでも人物相関図をのせてほしいよな
こっちは頭がよくないんだよ そういう人も世の中にはいっぱいいるんだぞう いやいやあやしい宗教じゃあるまいし、本を読んだだけで頭が良くなるなら
刑務所に入ってるやつはすげえ本読むけど、別に出所後すごい頭良くなるわけじゃないじゃん >しかも織作の「作」は深作欣二にも掛かってる
うっそーん!?
気付かなかった。
深作のバイオレンス映画を、なっちも見てるものなのかね? 人によるが大体のクリエイターとされる人々は色々なものを見てるよ いまさら漫画の鉄鼠読んだけど
今川がまともになってる
徒然百鬼のときはまるで土偶プリンだったのに・・・ 虚談のムエンのおじいさんが調べた事って、どこまで事実が元になってんの?
みんな京極の作り話? なっちが全否定してた断捨離のパイオニア的な人がお亡くなりになったね 猿まで出たんだから後は虎と狸と蛇だけじゃん
しかし平山夢明の腕太いな
歳のわりには良い身体だしスタイルも良いし、豆タンクの京極とはえらい違い >>247
『怪』のインタビュー読んだ感触では
半分くらい実際にあった出来事を基に書いてるって印象受けた 吾妻ひでおのアル中病棟という本を読んだら、京極夏彦も読んだと書いてあったな
アル中こええわ、酒飲まない人でよかったよ >>256
奥さんはよく離婚しなかった
無理やり入院させたのも娘さんらしいし
ど根性ガエルの作者は完全に家庭崩壊させて嫁さんは娘を連れて新興宗教に走ってしまったと言うのに 離婚しても慰謝料もらえないし、奥さんも高齢だから再婚もむつかしいし
ってとこじゃない 売れてなかっただけで少しはマンガも書いてたし >>256
しかし煙草は一日一箱吸うらしいからな。そっちが心配 若い頃だろそれ?さすがに今はもう止めてるでしょ
まあ煙草吸ってなくてもあの生活習慣じゃ長生きできないよ
歳喰っても改善しないし本人も長生きするつもりはないんだろう
ぶっちゃけ十年以内だろうなって覚悟はしてる 酒と関係あるかどうかわかんないけどガンになったみたいだね
吾妻先生お大事にね >>260
そうでもないよ。これソース6年前くらいの記事だもん
http://mainichi.jp/sp/shikou/25/01.html
たしかに平均寿命は期待できませんね。残念ながら
もっと生に執着を持ってくれるといいんだけどね 大沢在昌先生の「らんぼう」に西極寺という黒装束の妖怪学者が出てきました
最後は悪い刑事二人の妖怪を妖怪落としして正しい刑事にするというとても心温まるエピソードで
大沢先生の京極先生への深い愛情を感じました 京極堂シリーズくらいはまれるミステリーを探し続けてる
期待して、すべてがFになる読んだけどまぁまぁだったな
ジェフリーディーバーのミステリーと同じくらいの面白さだった ちと作者の孤独が感情移入しやすいものじゃなく、アスペルガーチックだなと感じた
はぁ、京極堂シリーズくらいはまれるミステリー誰か紹介してくだぱい あのペダンチックがいいのもあるかもだから、ミステリーでなくてもいいんだけど
百鬼夜行シリーズは凄いよ、あんなの書けない だから、若い内にしか書けないんだろうな。
けど、河童は期待 >>267
三津田の作品とかどうかな
モチーフはもっと民俗学寄りだけど
ミステリ色が強すぎてキャラは弱いかもしれないが >>269
ありがとう
厭魅の如き憑くもの 刀城言耶を
Kindleでさっそく買ってみた 面白いといいな
なんか期待できそう >>267
とりあえず虚無への供物と薔薇の名前を読んどけ >>270
正直刀城言耶シリーズはつまらん。というかグイグイとは読めなかった、
でもトリックは凄いから首無までは頑張って読んでみる価値はある。
あのネタでもし京極が書いてたら世紀の傑作になっただろうな。怪異はなくなるだろうけど >>272
漢字が難しいなぁ
京極夏彦はスラスラ読めるんだけど、三津田ちと読みづらい
面白そうではあるんだが
たまたま買ったガダラの豚がかなり面白いから、それ終わったら、もう一度読むわ
サギリたくさんいるんだよなぁ サギリ >>271
どっちも読まなきゃと思ってまだ手が出せてない二冊だなぁ
匣の中の失落もそうか >>273
>ガダラの豚
後半グダグダになるからあまり期待しない方がいいよ ガダラの豚は三巻を上下か上中下にしてもっとちゃんと書いてたら完璧だった 装丁夜話読んだ。『京極ルビ基準』なるマニュアルの存在には笑った。
しかしそんなに効果的ならもっとこのスタイルを踏襲する作家が現れてもいいはずなのだが、
清涼院と天祢涼以外にマネしてる奴を知らん。他に誰かいる? >>274
匣の中はぶっちゃけ虚無の同人みたいなもんだから
「奇書」関係では読むのは一番最後でいいよ
ドグラマグラと黒死館を先に読もう
あと山口雅也のキッドピストルズシリーズ(特に生ける屍の死)
あと、翻訳ものでかつ、いまから手に入るかどうかはしらんが
文学探偵サーズデイネクストってのは色々グチャグチャで面白いぞ >>277
>しかしそんなに効果的ならもっとこのスタイルを踏襲する作家が現れてもいいはずなのだが、
「効果的である」というのがあくまで肉彦の自己計測でしかないからなあ
なっちーみたいな効果を一ミリも考えてなさそうな宮部みゆきとか
リーダービリティなっちーとは比べ物にならないし
それこそ漫画のコマ割りと一緒で
人それぞれで「最善手」が無い世界なんだと思う >>279
『リーダービリティなっちーとは比べ物にならないし』というのは
文脈から推測して、宮部>京極。という意味? 勘違いで逆だったらすまんが、
宮部作品はストーリーの求心力が強くてするする読めるが、
総合的な可読性ではそれでも京極の方がやや上という印象なので意外な意見だ。 >>280
俺の判定が 宮部>京極 で
あんたの判定が 京極<宮部 なら
二つの間をとった 京極=宮部 がより客観的な可読性判定ということになり
つまり
なっちメソッドを使っているなっちと使っていない宮部で大差ないなら
メソッドの効果は限定的もしくは個人の性能で埋められる程度のもの
という事になるよね
というのは冗談だけど
なんにせよ「可読性」なんてのは客観化不能なんで(俺とおまえでも違うんだから)
それを「効果的にアップさせる方法論」なんてのは
おまそう案件でしかないと思うよ まったく同意。
しかしあれだ。認識の多様性をテーマにした小説ばかり書いてる作家が、
取り敢えず読書認識だけは普遍性を立脚点にした作法で執筆してるというのも妙なことだ。 いや、必然的な帰結だと思うよ
多様性って裏返せば自分の見方だけを信じるってことだから
前にも書いたけど京極は価値相対主義じゃなくてエゴイズムの人
京極が言うような効果が本当にあるなら、他の作家だって真似してる
でもしないのは、作者としても読者としても誰も効能感じてないからでしょ
読みやすさとか読者のためってのがお題目にしかなってない
自分のしたいことのために他人をダシに使ってるだけじゃん
あんだけ本好きな人なのに、小説や文章自体の力を全然信じてないんだよな
見栄えを気にしなくても小説的な美点は成立するし、それも強みなのに
何で京極が言うように小説が漫画の真似する必要があるわけ?
それって結局、漫画家になれなかった自分のコンプレックスじゃないの?
若い頃、姑獲鳥を漫画で描けなかったことが未だに尾を引いてるんだろうね
京極は小説家である以前に「挫折した漫画家」なんだな 漫画に対するコンプレックスはときおり感じるね
「絵柄が高橋葉介に似てますね」って言われて
「どんな絵柄でも描けますよ?」とか言っちゃったり
まあなっちがその方法論で良いと信じて書くのは構わないと思うが
あとお喋りが上手で
本人も作中キャラもかつ理屈っぽい言い回しを多用するからそう思われがちだけど
実際はそれほど論理的な人ではないよね
むしろ感覚重視といってもいい > あとお喋りが上手で
俺、山形で初めて京極の話を聴いたんだけど、このひと本当に喋りなれてんなーと思ったよ。
https://pixiv-bungei.net/archives/2538 >>283
まあエゴイズムがどうとか、漫画家コンプレックスが云々とかの揣摩憶測は捨ておくとして
京極メソッドに誰も効能感じてないってのは流石にいい過ぎ
ページを跨がないあれを真似してる作家が数人ってだけで、そこ以外の京極文体を模倣している
あるいはしようとしている作家はもっといるでしょ。『なろう』とかには掃いて捨てるほどね
大体、京極夏彦の影響力が甚大なのは、デビュー以前以後で語られるほど顕著なのに
文体だけはその限りではないという感覚には、むしろあなたのコンプレックスを疑いたくなる
効果を認めない、または理解できない派がいるのは当たり前だしそれはそれでいい
でも、客観的に効果ありとプロ作家が判断している以上、感覚的なもの以外にも根拠があると考えるのが妥当だよ アホですか? ちゃんと反証可能性のある根拠示してるでしょ
もっといえばこの装丁夜話とかいうイベントにお客さん呼べてるのも
京極さんの版面ついての考えにそれなりの価値があるという証拠でしょ 京極夏彦に人気があって彼の出るイベントに人が入るという事と
その話に聞く価値があるという事と
その理論に論理的客観的整合性があるという事はすべて別の話だなあw
こんなことも分からない人が擁護しているとか、なっち悲しむぞ 仕方のないバカだな。そんなこと当たり前でしょ
だから『それなりの価値』という表現を取ってる訳で
まさかイベントで聴講した人全員が京極メソッドを
独り善がりで無価値な方法論だと判断したとでも思ってるの? そもそも私のレスを揣摩憶測だと言いたいなら
京極文体の影響が小説界に一切ないことを証明してくださいよ ID:r/np9H+Zは言葉が過度にきついだけで「まあな」と思う程度のことは言ってる
言葉が過度にきついっていうのは、文意を伝わりにくくして非常に損だけれどな
286の2行目を書くだけでよかった 283の意見がね。憶測のくせに誹謗が過ぎる気がしてちょっと興奮して
喧嘩腰になってたかもしれません
でも、『見栄えを気にしなくても小説的な美点は成立するし、それも強みなのに
何で京極が言うように小説が漫画の真似する必要があるわけ? 』
という部分には共感します
p1u6qeDhについても、もし286の私レスの最後の行について
揣摩憶測に基づく擁護と仰ってたのならその通りです。その場合非礼を詫びます >>290>>291
誰も言っていない極論相手に勇ましく戦って見せる藁人形ファイター登場 >>294
いやいや283が「作者としても読者としても誰も効能感じてない」って確り極論言っとるやん。
ID:r/np9H+Zはそれに反論しとるんでしょうよ。 >>283
うぶめが漫画に出来ないって話はトリックのことなんだけど 装丁夜話で「百鬼夜行シリーズ」は「云う」で統一してるとあるけど、
姑獲鳥は文庫版でもひらがなで「いう」だよね。
姑獲鳥は百鬼夜行シリーズとちゃうんか >>299
百鬼夜行シリーズって、昔の京極は講談社のシリーズって呼んでたから、
デビュー後の依頼を受けてからがシリーズ開始っていう認識なのかもしれんね。
ナウシカはジブリ作品じゃない的な意味と似たようなもんで なんでそういう無理のある擁護をしてまで「なっちは間違えない」ってことにしたいんだろう >>302
別に擁護したつもりはないけどね。いわれてみると確かに変だし
全部チェックしてみたら姑獲鳥とノベルス版の狂骨以外は全部『云う』だった。
なので、かなり初期からこのスタイルで行くと決めてる印象がある。と思った。
にも拘らず姑獲鳥だけは文庫、愛蔵、分冊と全てが『いう』だった。
ただの間違いなら何度も修正する機会があったのにしてないっていうのは、
何かしら意図があると考えた方が自然じゃないかな、と思うんだけど
まあ所詮妄想です。ただの間違いだと思ってもそれはそれでいいんじゃない 陰摩羅鬼はわざと違う漢字を使ってたのとは別に
榎木津の名前の変換とか間違ってたし
辞書データ飛んだか、PCを新調したのかなと思った 陰摩羅鬼での礼次郎や邪魅の澤田は誤植、
文庫版鉄鼠の誤字脱字は酷いもんだし、
「なっちは間違えない」なんてことは全然ない
でも、基本間違いは最新版で修正されてるから
姑獲鳥が全版『いう』なのは種類が違う気がする そんな弁解めいたこと長々書く必要はねえよ
ファンなんだから、擁護したり何か意味があると考えるのが当たり前
擁護したいって感覚が理解できない奴がおかしいだけだろ
そんな奴は本人に自覚がなくてもアンチと一緒だよ
京極は自己矛盾しまくりだし偏屈だし性格も悪いと俺は思ってるけど
それでもファンだし、好きな作家を擁護したいって感覚くらい分かるわ >>306
それはそれとして、姑獲鳥だけ"いう"の表記が異なる点について自分は何か思うところある?
単なる間違いだろ、とかどうでもいいだろ、とかそんなんでもいいからさ >>306
いや弁解というか、改めて問われると妙だし、うっかりミスとも思えない
だからそうとは思えない理由を説明しただけで、今回はほんとに擁護したつもりはないです。
単純に謎だったので、自分としては腑に落ちる妄想をしてみたんだけど、
……まあ無理あると思われても仕方ないです おんもらきはいくらなんでも無理がありすぎたな
○死を知らない
○結婚とは毒を飲ませること
そんな人間いるわけないだろ ガチネタバレは辞めろ
まぁ読んでると「もしや」とは思うけど いくら引きこもりで本しか読んでないとしても死を知らないなんてありえないだろう
本がたくさんあって、死について書いたものが一個もないわけない
どんな本だよ それに毒を飲ませたら最初も次の妻も死んで警察が殺人だと騒いだわけだろ
それで殺人?なにそれ?っていう疑問がわかないか?そしたら警察に聞くとかさ
あと妻が死んだ時何が会ったか警察なんだか聞くだろ?
結婚の儀式として毒を飲ませましたってあいつは当然言うだろう、だって悪意でやったんじゃないんだからさ
その辺詰めが甘いよ 京極君 まあ確かにその辺はかなり無理あるよね伯爵の性知識や性欲も謎だよねAセクシャルというやつなのかな?
あと伊庭元警部が鳥の城で人間のはく製が作られているらしいという言葉をまったく無視してたのもどうかと思う
作品に漂う雰囲気や比較的早い段階で予想出来た犯人をどうやって京極が憑き物落としするのかとかは楽しみで夢中で読んだ 死を知らないんじゃなくて、一般とは死の定義が違うだけだよ
死について書かれた本は当然読んでる(探偵小説読んでたし)でも問題なのはそれを伯爵がどう解釈したかだからね
幼少期に母親の○○を生きているものとしてマインドコントロールされてきた奴よ
そりゃ思い込みも強固でしょうよ 母親の剥製を見たからって、その後最初の妻も次の妻も母親と同じにしたつもりが
「死んだ」「殺された」って騒がれたわけだろ
大人なんだからそれについて自分はこれこれこう思う。母親と同じように、相手を妻にするためにこの毒を飲ませた。
論理的に説明できるじゃない
作中だとバカみたいに「生きてるじゃないか!」って叫んだだけ
仮にあいつが抜け作でそうであったとしても、警察が取調べるでしょう。
初夜に一緒にいたあいつが最重要容疑者で、いくら貴族だからといってアンタッチャブルのわけないじゃない
それに母親の剥製を見て生きている。と思ったとして剥製だから微動だにしないだろ
殺した妻達も微動だにしなかっただろ 自分が生きていることはわかっていて
自分も執事も警察官たちも自由自在に動けるのになぜ母親や妻は動けないのか?
それになんの疑問も抱かないのはおかしいじゃないか いやいや伯爵は鳥のはく製や母親のあれみても生きてると思ってる狂人故に事件起こしちゃったて話だから
そこ突っ込むのはどうかと思うけど インターネットは三大発明を超越する技術革新だと言われてるが、さもありなんで
今はネットの普及により一般常識が周知されやすくなったが、それ以前は割と別世界だぞ
バスタオルは2日使ってから洗うとか、麦茶には砂糖を入れて飲むだとか、その家庭ごとの珍ルールが
「普通ではない」と認識されてなかった時代がつい最近まで存在した おかしいとか言われても、動かないことが家族の条件なんだから仕方ないじゃないか
警察の捜査については確かにその通りな印象なんだが、ちょっとうろ覚えでなんともいえん
たしかやたら伯爵犯人説を押してる刑事いたよね。そいつはなんで逮捕しなかったんだっけな
もう一回検証に読むかな 言うてもみんな、この作品には無理があると思ってる
だから前誰かが書いてたけど、ある程度分かるようにして、延々と説得力持たす為に儒学とかの話してたんだろ
そんな納得行かないのによく瑕まで読んだね。塗仏とか他の作品もボロクソに言いそう。
真かまいたちの夜やったら発狂しそう >>318
真かまいたちはトリックよりポポリンで発狂して投げた >>318
塗仏の宴はすごいわくわくしてもう一気に読んだね
なんの矛盾もない完璧な作品だよ
あの最後に出てくるやつとなんとかどうじってもう出てこないのかな おんもらきでそこまでありえないって言うなら
うぶめの時点でもう大分ありえないと思うんだけども。
ありえない話をうんちくで固めて説得力のようなものを持たせるのがあのシリーズでしょ。
狂骨は偶然が重なりすぎだし
鉄鼠の動機もありえないし
絡新婦なんて全部無理がある。 >>320
基準が分からん
俺からすると村人全員催眠術も無理あると感じるけど 本人もとあるインタビューで
『最初に決めたものは変えませんね。でも、書いている間中、
決めた時の自分の理性を疑い続けることになります。
おまえ、それはあり得ないだろうの連続です。』
っていってるからね >>321
鉄鼠の動機なんて現実でも普通にあるあるじゃん
絡新婦の計画も超人的な努力は必要だけど、不可能ではない
鉄鼠の場合、蘊蓄が機能してるのは寺の成立過程だよ
動機自体は別に不自然ではないから蘊蓄で誤魔化す必要はない
絡新婦はあの無茶苦茶な家系図を描くために必要だった
蘊蓄が現象と直接に結び付いてるのは姑獲鳥と陰魔羅鬼だけ
ただ姑獲鳥は自分の意識が関与しない感覚(無意識)の話だからね
ああいう現象は俺らの日常でも普通にある話
勿論あんな大規模なものはあり得ないとしても、納得はしやすいと思う
陰摩羅鬼が納得し辛いのは、倫理や道徳の話だからでしょ
それがぶっ飛んでる人にしてはあの犯人の振る舞いは普通すぎる
現象を成立させるための蘊蓄も因縁も、姑獲鳥に比べてはるかに貧弱
ある一部分だけ都合良く抜け落ちた、リアリティのない存在でしかない >>322
催眠術はあるし、創価学会とかオウムとかあんだけ大勢があんなインチキに騙されるんだから
全然可能だよ 俺たちだって松本サリン事件の時は河野さんが犯人だとマスコミに洗脳されてたじゃん >>324
この台詞が成り立つのは
「出来上がったものが説得力のあるものに仕上がっていた場合」だけだよね
出来上がったものが本当にありえないものだったら
「最初に決めた自分」に責任丸投げしてるだけのただの言い訳 >>326
>俺たちだって松本サリン事件の時は河野さんが犯人だとマスコミに洗脳されてたじゃん
勝手にひとまとめにしないで貰えます?
おれは昔から、新聞が容疑者をほぼ犯人扱いで語るのに対しては
「冤罪で捕まった人もこういう報道されてたよなー」って思いながら見てる方だったんで」
あと新聞が予断で描いたのを真に受けるのと
催眠術洗脳は全然違う >>328
嘘をつくな!お前は河野さんが犯人だと心の底から信じていたじゃないか! >>327
うん。だから本人は説得力あるものに仕上げたつもりなんじゃないの 個人的には塗り仏も陰摩羅鬼も夢中にはならなかったな
逆にあんまり評判の良くない邪魅は読み進めるの楽しかったわ
ころころ死人が増えてくタイプのミステリーは面白い
まあ、人それぞれなんだけど 邪魅はまぁ蘊蓄ほとんど無いし
回り道してるように見えて
一直線だからな 登場人物がみんな
馬鹿馬鹿言われるから滅入るけども
実際馬鹿ではある 塗り仏はSIRENとかひぐらし好きだから面白かった
でも当時はボロクソに言われてた記憶 塗仏はくんほう様の正体とか
「原作ナウシカかい」とか思った覚えが
まあなっちの「真相」によくある「実は見たままです」ネタなんで
ガッカリはしなかったが(失笑はした) 邪魅は黒幕が糸引いてました感より
結構自主的に行動した結果殺したり死んだりしてる感じだからわりと好き 僕が頭が悪いのかもしれないけど塗仏の宴は最後に種明かしするまで
全くああいうことだとは気づかなかったよ 絡新婦の理が一番好きだね。
冒頭から最後まで美しい >>337
あれは京極に限らず日本の小説で女王蜂の次に面白いと言っても過言じゃないね
女王蜂には勝てない 薬に詳しいおじさんや徐福を研究してる
お兄さんあたりの本格登場で構造に気付く人が多いと思う
邪魅はそれまでの黒幕連中に比べて
「めちゃくちゃ黒幕ぶってるけど全然黒幕
出来てないやん……」なのが凄い哀れ 邪魅は大鷹があまりにも滑稽な人物として描かれていて
可愛そうになってくる 京極作品は推理するよりエンタメ側にベクトル向いてると思ってるから、納得いかん所は流すのが吉だと思ってる
昨日瑕で騒いでおったが、個人的には故獲鳥のあれが「見えない」が一番引っ掛かっているのは内緒です 陰摩羅鬼にイチャモン付けてる人達って結局
そういう考え方もできる。っていう程度の相対的なもので、究極的にはおまそう案件
物語が破綻するレベルの決定的で絶対的な矛盾ではないからね
物理的な矛盾があったら二階堂黎人あたりが発売直後にツッコミ入れてるでしょ
姑獲鳥で関口君が○○見えないのは、藤牧の実存が凌辱の記憶とセットで封印されてたから
あの後、藤牧と一度も接触してないのがその証拠
だから凌辱の記憶が再生されない限り、○○も認識できないってこと
要は梗子と同じ仕組みになってる訳よ
と、こう考える私は納得できるけど、これもまあおまそう案件だね 榎木津が気まぐれ起こして発見した時点で
通報するか木場呼んで突きつけてたら
どうなったかなぁとは思う >>342
関君がみえないのはまあそういうこともあるか?で済むけど見えてる榎木津がとっとと警察に
通報しないのはおかしいよな 友達が警官なのに いやむしろ人間の心理の方がどうとでも解釈できるんだわ。陰摩羅鬼もそうだけど
おかしいおかしいっていうけどもね。実際作中の現実でそうだったんだからもう仕方ないんだよ
敦っちゃんに通報指示してるんだからそれでいいと思ったんだろうとか、
単に榎木津がバカだからとか、
通報した結果梗子はお腹爆発して死ぬかもと危惧して躊躇したとか
別になんでもいいじゃない
そういう違和感を空想で埋めるのが読書の醍醐味だとも思うし
どうしても納得できないなら、この小説は人間が書けてないなと思ってもいいし >>343
>榎木津が気まぐれ起こして発見した時点で
>通報するか木場呼んで突きつけてたら
このへんがいかにもシチュエーションありきで作られた話って感じだわな
見えるものが見えない男というのをカモフラージュするために
見えないものが見える男をだしてくるという
ほとんど同じことをやってる狂骨でここまで遺恨というか
アンフェア説で末代までたたられる感じが無いのは
読む方が慣れた(諦めた)せいもあるけど
仕掛けのためのキャラ配置や展開ってのが露骨すぎる姑獲鳥より
やり方が洗練されているからだろうな
まあ俺は狂骨は佐々木倫子の勝久君シリーズ思い出して笑っちゃったんだが 狂骨は狂骨で肝心の「首を切った理由」だけは
上手いこと綺麗に説明できなかった感はあるけど
さらっと誤魔化してるから構成が上手くなったんだろうな 魍魎で「衝動殺人の動機を深く追求しても無意味」と釘を刺してるのも効いてる 狂骨は映像化が難しいよな、仮にしたとして朱美は一人二役しか無理だし
家の造形も同じにしないといけない 旦那は顔を見せられないし まあそこまで無理して映像化するほど
面白い話じゃないな 真言立川流のところどうすんのか?という問題もあるし 映画の配役微妙だったよな
榎木津の阿部だし、木場は宮迫だし
でも、中禅寺の堤さんと敦子は良かった。
今やるとしたら中禅寺は綾野剛あたりかな まあ配役はイメージ通りかなと思ったけど、なんか全体的に妙に小奇麗で嘘っぽかった
せめて木場なんかは汗で汚れた男臭い雰囲気出さなきゃ嘘だろう・・・小道具とか全部ピカピカの新品だし・・・
撮影技術も無駄に顔のアップが多いし、演技も過剰でわざとらしいし、やはり日本映画はしばらくダメなのかなとガッカリしました 朱美を一人二役にしても赤の他人が全く同じ顔ってのは不自然だから、事情があって別々に引き取られた
双子、とか設定を追加しないといけないな ああ面倒くさい厭だ… 文庫版の新デザイン表紙、他は表題になってる妖怪のアップで統一されてるのに、
魍魎だけ、魍魎に喰われる亡者のアップなのはなぜだ。揃ってなくて気持ち悪い 久しぶりに多々良先生も出てくるで
本格登場は次からだろうけど
体裁としてはやっぱ今昔続百鬼ぽい 現代的すぎる
関口は内面こそ童貞臭いけど、軍隊経験のある世代だよ
昭和のそういう世代は嫁さんぶん殴るのも普通
まあ関口はインテリだから暴力こそ振るわないけど
夫婦関係は「自虐の詩」なんかの方が近い
大体あの世代で恋愛結婚してる時点で、女に対しては結構オラオラでしょ
さすがロリビッチで童貞卒業しただけのことはある 河童、読んで面白かったけど、これってあくまで今昔続百鬼でサイドストーリーだよね?って事は京極はでてこないのかな? >>366
オラオラってこともないよ。
あの時代だからこそ「あの二人はどうも好きあっとるようだから
早めに世帯持たせないと女の恥になる」って
周りから固められていくこともありだから。 関口はそのパターンだろ。
って大事な一文が抜けてしまった。。。 関口はいわゆる「無敵の人」だからなあ
自己肥大しすぎてて他人の気持ちを理解できないか誤解してるか・・・そういうレベルだから
ある意味オラオラに分類されるのかもしれない 関口はストックホルム症候群じゃないかと思ってた。
犯人と同一の環境に居ると感情を共有しちゃうみたいな 雪絵さんとの馴れ初めいまいち良く分からないからなぁ 同病相憐れむみたいな感じだったんだろうか 雪絵さん病んでるかな?ほっとけない男性好きな人はいるとは思うが…でも塗仏読んだ時それだけじゃない感じしたから、どんな出会いしたのか気になる。 姑獲鳥みたいな事件に巻き込まれてるのに、
妻や母親のことを強く意識しないってのは異常だよな
雪絵とは夫婦じゃなく兄妹って言った方がしっくり来る関係
まあメタなこと言えばそれが京極の作風なんだろうけど
キャラが機能でしかないから、作品と関係ないことは書かない(存在しない)
あんだけ世界観作り込んでるのにキャラの生年すら不明瞭だし
ただ作風としても関口の妻に対する無頓着さは不自然すぎる
それは関口の異常さと言うより、作家自身の病的な部分って気がする 邪魅の最後では夫婦デートしたり関口くんはちゃんとしてるんじゃない? 夜の生活ができないわけじゃないだろう
結婚してるんだから 終戦直後だよね 産めよ増やせよの時代じゃない
両親のどっちかが妊娠しにくい体質でもなければみんな積極的に子供作ってたんじゃないのかな ファン理想としたら中禅寺、榎木津、関口、木場の子孫が絡む話が読みたい 京極夏彦みたいな作品が読みたくて、
薔薇十字叢書読んだがひどかったんだよなぁ >>386
薔薇十字叢書の『ヴァルプルギスの火祭』がそんな話だった
……でもまあ本人が書いたのじゃなきゃダメだよね 個人的な意見だけど木場と榎木津が嫌いなんだよな
なんか普通じゃないじゃん 関山君みたいな常識人こそ主人公にふさわしい これは推測に過ぎないのだけども
これまでに接されてきた娯楽作品の中で、好きになったキャラクターが幾人かおられると思うのだけれど、その全員を満腔の自信で以って「普通だ」と言い切るのは多分出来ないと思うのですよ
違うのかもしれませんよ、「自分が好きになったキャラはみんな普通の奴だった」と言ってしまえるかもしれない
でも自分はそうは思えないんですね
でも、嘘を言ってるなどとは尚更思えない、木場榎木津が嫌いなのは誰にも動かしがたい事実なんでしょう
であるならば、嫌いという感情に理屈づけが出来るとお考えになり、それを試みるならば、適切な言葉が他にあるんじゃあないかと、こう思うんですよね
そっちをお探しになられて、もし見つける事が出来たなら、自分の腹にもストンと落ちるし、説得力を持って説明出来るから他人にも「あーなるほど」と言ってもらえる
気持ちのよいやり取りが出来ると私は思うのですよ 千鶴子さんはまぁどんな人かって言う説明や
台詞が割りと有るけど 雪絵さんほんと少ないな 印象には残るけど 千鶴子さんと仲良くなった経緯も特に説明されてないよね多分 僕の個人的な考えですが、やはり普通かやや良い。が一番いいですよね
こないだ映画「キセキ あの日のそびと」という謎な映画を見たんですが
基本歯科大学に通ってるので、普通に頑張れば歯科医になれる
なのになぜか音楽家になりたいみたいなことで迷ってる
バカか?と
歯医者さんなら一生食いっぱぐれないじゃん 音楽家なんて売れなくなったら終わりじゃん
潰しきかねぇよ 歯医者さんになれよ
と約一時間半ずーっとつぶやいてましたね
ですから京極夏彦の作品に出てくる異常な人が苦手です キャラが苦手なだけで、作品は好きなんじゃない
木場はまだ常識人の部類だと思うけどね 苦手なタイプのキャラクターはいるものの、作品としては読める感じですかね
死ねばいいのに。は全編通して理解不能だったので作品としても楽しめなかったです 姑獲鳥の夏の感想らしいが、最悪だわ
わかりあえない、奴らだなぁと
特にこの女 最悪
https://youtu.be/cs-skHDQ7sw >>394
その映画の主人公は歯科医になるチャンスをふいにしてまで音楽家になりたいという欲望を持っていたわけですね
そして、あなたはこの考え方に苛立ちを覚えておられると
これもまた推測でしかないのですが、あなたはお金(≒職≒安定)を最優先事項とすることを普通と呼び、そうでない判断を下すキャラクターを"普通でないから嫌い"とお考えなのではないでしょうか
木場は思い入れのある女優のために警察手帳をもかけて組織に逆らいました
榎木津は元華族の出でありながら、その威光を利用せず、自社ビルに探偵事務所なんかを構えのほほんとしています
後者は見かけより現実的という評もありますが、それでも安定志向なキャラだとは言えないと思います
また、以下は少し穿ち過ぎかも知れませんけれども
木場と榎木津はいわゆるメインキャラクターです
作中でどんなに不合理な(ここで言う"普通でない")選択をしようとも、作品世界から退場することはありません
一時的に憂き目を見ることはあっても、木場が日雇い人足に身を窶したり、榎木津が破産の末首をくくったりといったことはあり得ないわけです(後が汚いですし)
そして、破滅があり得ない為に彼らは幾らでもリスクを冒せるのだと考える、いや感じてしまうことも起こり得るのです
フィクションの特権といいますか、そういうのが透けて見えてしまう為に、安定を以って普通とする価値観から見ると、この2人があまり好きになれないのではないかなと、私は思いました >>400
いや榎木津はなんか知んないけどお父さんが財産とか地位を譲ってくれなかったんじゃなかったっけ? 相続された財産の殆どをつぎ込んで建てたのが榎木津ビルヂングだったような記憶がありますね たまに変なの湧くよなぁこのスレ
釣りなのかもしらんけど ハマったのが最近なので今更な疑問なんだろなとは思いつつ質問。
姑獲鳥で関口は京子を強姦って言われてるけど、誘われてる感じなのに何故?
普通の状態じゃないから準強姦だとは思うけど。
あの時の関口は、人格障害の事を知らないのになんで陵辱したと?
それとも描写ないだけで嫌がってた? 誘われたからってやった奴に罪がないわけねーだろ
今で言えば大学生が中学生とセックスするようなもんだぞ
しかも相手は明らかに様子がおかしい半病人だよ
そんなの強姦って言われても仕方がない
普通の人間なら、どんな好き者でも拒むかビビって逃げ出すでしょ
あそこでガキ相手にやれるのが関口のヤバすぎる部分 財閥の息子なのに生前贈与されてあのビルしか買えなかったってのがね
「成人した息子を養う義理はありません」ってお父さんだからな、
生前贈与なんだから死んだ時に相続ないわけでしょ、あの性格で仕事もまともにしなくて
将来は暗いね >>405
嫌がってないはず
涼子(京子)からすると和姦、関口からすると強姦ってこと
強姦、凌辱云々ってのは誰かに指摘されたわけじゃなくて
すべて関口の脳内自己評価だから、気持ちがすれ違ってるだけ まあ、関口視点だからな
本当は誘われなかった可能性もあるし
京子が助けに来てくれたと思ったのに〜とか言ったのは本当だと思うけど 恋文渡したのは確定だけど実際にやったって確定してたっけ?
凌辱云々は関口の思い込みで、実際にはあの時の関口の精神状態的にもやろうとしてでも怖くなってやらずに逃げ帰った可能性もあるのでは 久遠寺涼子の枕元に置かれてたホルマリン漬けの子供って父親関君じゃないの それは特定できない、でも私もそう思う
涼子の初産が通常の妊娠期間で行われたのなら藤牧の子
そうでなかったのなら関口の子
異常な出産の伏線が序盤にあるから後者かなぁと 本人は否定するだろうけど関口も普通にちゃんとしてたら割りとイケメンな顔立ちなんだろうな 猿顔だけど アイアイ…目がデカイ三白眼??
漫画版だとシリアスな時はイケメンに見える時も。 漫画の関口はニホンザルっぽい
原作もそんなイメージあるような 漫画の関口はいかにも「女が考える冴えない男」って感じで好きじゃない
漫画版皇国の守護者の主人公も似たような描き方だった
イケメンではないにしても、軍隊経験あるしもう少しオス臭い感じだろう
実際ヒゲ濃いらしいし、と言うことは他の体毛もモジャモジャのはず
猿ってのも結構野性味があるってことじゃないのか 漫画だからさすがにモジャモジャは見苦しい…。それより体格は貧相とか本人言ってたような、鉄鼠の裸がガッシリし過ぎてる気が。 どの媒体の関口もまあまあ納得できるデザインだわ
アイアイをググってみたらこれも中々説得力あるね 関口本人の申告は無視するものとして
なんとなく本島が一般的な感性ありそうな信頼がある
たしか「風采の上がらない」云々だったかな
だから顔面はさておき全体的にダサイ・粗末・野暮ったいんだと思う
他媒体はマンガしかみてないけどもっと小汚なくてもいいのよといつも思う 関口ってしっかりしてたらそれなりに見栄えも良くなりそう。みたいな描写なかったっけ >>428
それ奥さんと勘違いしてるんじゃないか?
川赤子に「雪絵は十人並み以上なのだが…」みたいな記述があったはず
シリーズ通して関口がまともに褒められてた記憶はないな ――ぬらりひょんのふんどしで「友人の一人が財閥の長に」と古本屋の老人が述べているが
それが――
――榎木津――とは限らぬ――そもそも――中禅寺と榎木津――は――友人ではない――
――他の友人が警察で――偉くなった――というのも――もし木場であれば――
――――年齢がおかしい―――従軍もした年齢であれば――とっくの昔に――
――定年――― そういえば普通に総一郎の方かもしれんよね
ぬらりひょんまで何十年もあるんだから友人になってても全くおかしくない(鵺に登場するだろう)
あと、偉くなった警官は絶対木場ではないよねw 中禅寺と榎木津は友人だよ
「アレは一応友人だから―」みたいに言ってたろ
関口はあくまで知人だと断って
偉くなった警察官は青木かもね 榎津が親の財閥を継ぐとなると兄は?
という疑問がある。兄が死んだ、他の財閥のお嬢さんと結婚して継いだ
などは考えられる
中禅寺の知り合いで警察で偉くなりそうな若手に心当たりがない
仮に居たとしても昭和二十年代に奉職してて定年でない人いないぞ 昭和三十年以降も木場や青木と交流続けてれば
そいつらの後輩と知り合ってもおかしくない その場合「友人」じゃなくて「知人」レベルじゃないか なんで京極夏彦は【風の噂】という間違った慣用句を多用するのだろう? いちいちうるせえな
言語は流動的なんだから、お前の言葉も昔の人間には全部おかしいわ
そんなに正しい言葉が使いたいなら動物みたいに鳴き声だけで喋ってろ
大体、登場人物全員戦後間もない日本人にしては現代的すぎるだろ
思想や知識も明らかに当時のものだけではない
時代劇にイチャモンつけるみたいにツッコミ所挙げていったら切りがねえよ >>439
お気に障ったのなら申し訳ない
しかし、正しい言葉が使いたい、とかそういうことではなくて
間違っていると自覚しているはずなのに多用する理由が解らないから気になる。ということなのです
もうひとつ多用している誤用表現の【憮然】の方は辞書での意味も変わりつつあるし、
元々あからさまな誤用というわけでもなかったのでそれほど気にならない
他にも【若気る】など一度だけの間違いは、どんな作家にもあることなのでこれも別にいい
しかし【風の噂】なんて言葉は金輪際ないから、校閲者が発見次第間違いを指摘するに違いない
にも拘らずずっと使い続ける(百鬼夜行シリーズに限らず最新作のヒトごろしでも発見)のは、
校閲の修正を作家側で反故にしたからだと思われる。……というわけでその理由が気になる
渡辺淳一もタイトルに使ってるし、語感が気に入ってるとかそういう理由かもしれないけど
言葉遣いに神経質なスタンスの作家がこの態度は妙でしょ でも風の噂ってよく聞く言葉…なのに。よくつかいませんか?方言かな。 よく使われてはいますよ
【風の便り】の誤った表現として有名です 京極ってそんなに言葉にこだわるタイプの作家か?
いや偏執的にこだわってるのは確かだけどそういう”正しい”言葉遣いにこだわってるとは思わない 変に理屈っぽい奴が多いな
京極堂の影響モロに受けてて微笑ましいけど
読書だから感性も大事だぞ 隠し立てはできない
自分の顔に"カッ"という感じがしたことを
しかしどうして、京極の影響を受けているという(的を得た)指摘が自分を赤面させたんだろう?
作家に影響を受けるのは恥ずかしいことなのか?
それともそれを指摘されたことが?
秘密を暴かれた!という感じなのかな?
無意識に隠し立てしたことが原因なら、意識してオープンにすれば解決になるか?
うん、取り敢えずはこれでいこうか… >>441
京極堂が付きモノオトシの時正しい言葉を使うんじゃなくて
相手によって言葉を変えるって言ってたしそれかもね >>446
なるほど、そうなのかもしれません
ID:p9nNvusiさんも仰ってますが、コロケーションとしては人口に膾炙してるのも事実です
通俗的な表現として使用されているのかもしれません。そもそも堅苦しいものじゃなくて小説ですし
同じ意味で正用の【風の便り】と【風の噂】を比べて、
語感も字面も文字数も後者の方が京極夏彦のお気に入りなんでしょうね。きっと
でも、京極小説の日本語表現って基本的には正しいんですよ
多分一番有名な誤用は陰摩羅鬼の【流れに掉さす】だと思うのですが
あれだってちゃんと読めば正用なんですよ。……読書に正解はない、という作者の意を酌めば
正しい意味としても読める。っていった方がいいかな 「―」を多用しすぎるのはどうなんだろう?とは思った。 姑獲鳥の夏久々に読んだら、遣り切れないほど切なくなった
あぁなんて美しく儚い小説なんだろう
お潤さんの酒場に行ってウヰスキーでも飲みたい気分だ
お潤さんに、馬鹿ねって言われたい
家には雪絵がいてくれ
たまに連絡とる友人に朱美
古本屋の友人に京極堂もいてほしい
そして久遠寺涼子とともに生きるさ
そして猫も にゃぁー🐱 >そんなに正しい言葉が使いたいなら動物みたいに鳴き声だけで喋ってろ
すげぇ啖呵だなw 講談社ノベルスで邪魅の雫60頁まで読んだけどすごく面白い 知人から、この人の小説は新書版や文庫版で、少し内容変わってるって聞いたのだが本当? 本文レイアウトに合わせて加筆訂正がなされていますが
ストーリーなどは変わっておりません 451
[流れに棹さしてみても無駄で、遡ることなど出来はしない。]
…やっぱり逆の意味で使ってない? >>460
嘘です。赤川次郎みたいな王道の小説です 流れに掉さす。の意味は、傾向に乗って、ある事柄の勢いを増すような行為をする。
とある。なら遡ることではないのでやはり逆では? >>465
ところが逆じゃないんです。正しい意味で用いられています
ネット上にも多数勘違いされている人がいますが、無理もありません
その部分だけ読むと確かに誤用な気がします。しかし実は正用なのです
文意が伝わらないと説明ができないので、必要な箇所を抜粋しますと
「能く、世間の立派な人は未来は自分で選ぶんだと云いますけど——未来なんてものは選べないんだと思うんです。
自分で決められるものじゃない」
「まあ——そうだろうな」
未来を選ぶとはまた歯の浮くような台詞だ。人は流されるように生きている。
自分の意志で泳いでいると思うのは驕りである。流れに棹さしてみても無駄で、遡ることなど出来はしない。そもそも。
未来なんてものはない。
となり、これは関口のセリフを受けて語り手が未来について思索している。というシーンで
ノベルス版569頁、文庫版908頁から引用しています
読んでもらえれば解ると思いますが、ここで語り手が考えている『流れ』=『傾向』とは
未来を自分の意志で選択しようとする態度、のことであり、掉さしても無駄、とは
その勢いを助長することはできない、という意味に読めるはずです
その後の、『遡る』の字義が問題で、これが勘違いの要因だと思うのですが、これは過去に遡るという意味ではありません
ここを過去に遡るという意味で読んでしまうと文章全体の意味がおかしくなってしまいますし、その後のセンテンスとの繋がりが変です
時間は、未来〜現在〜過去、という風に流れますので、時間を流れに喩えた場合は未来が上流となります
つまり語り手は、未来へ加速することなどできない。といっているわけです
と、まあこう読むと本来の意味の【流れに掉さす】で矛盾なく文章を消化できます。長文失礼 —は、―ですね。コピぺなので文字化けしました。失礼 >>470
>未来を選ぶとはまた歯の浮くような台詞だ。人は流されるように生きている。
>自分の意志で泳いでいると思うのは驕りである。流れに棹さしてみても無駄で、遡ることなど出来はしない。
ここは素直に「流れに抗う」という意味で「溯る」と言ってるのだと思うぞ
「棹差す」も当然その流れで使われていると解するのが自然
だからやっぱり誤用だな
あと
>時間は、未来〜現在〜過去、という風に流れますので、時間を流れに喩えた場合は未来が上流となります
タキオンじゃないんだからw
時間は過去から未来へ流れる。つまり未来は下流だよ
個人的にはこの手のドヤ顔で使ってる言い回しの誤用よりも
そもそも。(改行)
みたいなのが気になる。ラノベっぽいというか、素人くさいというか。 誤用ではないという結論ありきで理屈を組み立てたなら、どうにでも組みあがるだろうと思う
ただ方丈記に「ゆく川の流れは絶えずして」とあるけど、上流が未来だという人は普通はいないわ つまらないことにこだわってる人はなんなんだろう
正しいとか間違ってるとか言い出したら、邪馬台国で使われてた言葉が
一番正しい日本語なんじゃないか 未来が上流wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
こんなアホなレス久々にみた あと千年経てば「まじまんじ」は正しい日本語になるぜ >>473
いや、一読したときは私もこれは誤用だなと思いました。しかしそうだとすると不自然な箇所があった為
正用であると仮定し吟味した結果の結論が上記の内容です
>>472
この文章の文脈文意を要約すると、語り手が、未来選択可能派の態度を持論に基き否定する
というものなので、『流れに棹さしてみても無駄で、遡ることなど出来はしない』を
時の流れに抵抗しても無駄で、過去に遡ることなどできはしない。と解釈してしまうと
件のセンテンスからそれまでの批判がいきなり消失し、誰も主張すらしていない事柄への反論が唐突に始っていることになり
しかも、その後の『そもそも。 未来なんてものはない』でまた唐突に未来選択可能派への批判が復活しています。これは文脈が変です
(ちなみにここの、〔そもそも。〕での改行は原典準拠なので文句は京極にいってください)
勿論現実にはこういった支離滅裂な思考をする人物もいるので、その解釈が絶対に間違いだとはいえません
しかし小説の構成としては不自然ではないでしょうか?
それから、未来が上流についてはやはり間違いではありません
現在からみて、過去はもう過ぎ去ってしまった時間であり、未来はこれから訪れる時間です
言葉が不足していたかもしれませんが、視点を現在に置き時間を流れに喩えると未来は上流ということになります 誤用かそうでないかはもはやどうでもいいけど
自分の意志で泳いでいると思うのは驕りである、の後に何で突然棹の話になるのかわからん
泳いでる人は棹を持って泳がないし、舟に乗ってるのなら驕ってない人だし >>478
お前が書いてるけど気付いてない決定的結論を言ってやるよ
「解釈の仕方で正誤は変わる」ってことだよ
教科書的な正しさは勿論尊重すべきだけど、それに固執するな
「だってお母さんが言ってたもん」で言い逃れようとする子供と変わらん
国語は科学じゃないんだから、結局信念の体系なんだよ
自分の思う正しさだけを信奉するのは「理論的な迷信」でしかない
人間は日常的に合理と非合理を使い分ける能力があるだろ
非合理ゆえの合理性を無視するのは、感情的欠損を疑われても仕方ないぞ
京極は主に認識をテーマにしてるんだから、
作品読めばその程度のことは誰でも理解出来るはずなんだけどねえ
まあ文章は読めても、小説を読むことが出来ないんだろうな
だから全体ではなく細部への固執でしか作品を語れない 通じればいいんだよ的を得るでも相手に通じてれば誤用じゃないんだよ えーと(;^ω^) それ私にいってます?
そもそもですね。まだ反論が必要な要素が含まれたレスがありません
ID:0DBtykocさんの中段の文章は、私の論旨論調から私の人格を推測した上での感想ですし
下段の文章は、そこからの飛躍した憶測で人格を非難されているだけで、これはまあ不快ですが個人の感想なので仕方ないです
論旨に対する反論らしい反論は「解釈の仕方で正誤は変わる」という部分だけですが
それに関しては普通に納得できますし、書かれている通り私の論旨と決定的に対立するものではありません
ID:jXdhUL6tさんも、誤用かそうでないかはもはやどうでもいいけど。と仰っている以上
誤用であると断定されているわけではありませんので反論の必要はありません
質問されてる箇所については、前者は比喩表現で後者は慣用句なのでそこに情景的な繋がりはなくてもいいのでは?
と思います
ID:im1cwzUcさんに関しては、そういうつまらないことに拘るのが私の性格なのでご寛恕くださいとしかいえません
私の論点を要約すると、京極の【流れに掉さす】の用法は文化庁の定義する意味において
正しいと判断するのが論理的整合性に基く蓋然性が高く妥当である。です
従って、間違った用法で使用していると考えた方が論理的に妥当だ。という意見以外に反論する必要はありません まともな賛同を全く得られなかったことは正直ショックですが
それでもまあ、発売当時から誤用だ誤用だと馬鹿にされてきたものを
なんとか、解釈次第では正用にも読める。くらいには持って行けたんじゃないかと思います
15年越しに汚名を雪ぎたかったんですが、うまくできなくて残念です 久しぶりにこのスレ来たら夏を満喫できたわ
ぬえよりも巷説の続編が読みたいんだが 巷説は一応完結しているし続編はないのでは?
丁度今読み返しているんだが、赤えいの魚ってこのシリーズで1番気持ち悪いよな >>488
別に筋は通ってたんじゃないか
人格攻撃しかできない奴らはまともに論破できない劣等感の裏返しだとでも思ってればいいよ
でもほとんどの奴はお前の言ってることに興味がないだけだ
共感されなきゃ無意味だし、お前の拘ってるところに小説の真価なんかねぇよ
好きな作家が貶されて悔しいってのは解るけどな
作家の面目躍如を言い訳に、承認欲求と自己顕示欲を隠すな 自分は正しい。と思ってるから逆に怖いよね
悪気がないんだもの 今でも自分は正しいのになぜなんだちくしょーって思ってるんでしょ
怖い怖い そもそも、もう少し短目にしてくれ
ここにいるのは京極作品読んでる人達だから長くても良いと思ったのかもしれんけど、
5ch見てる時って長文読む気分で読んで無いよ 俺が教えて「あげて」るのに馬鹿がつべこべ
と思ってるんだろうなあ >>470
確かにそう読んで読めないこともないですけど、ちょっと凄い想像力が必要になってしまいませんか
「棹さす」を「逆らって」と読んじゃって、"人は〜出来はしない"を「選ぶ」のみにかかった文章とした方が何というか、シンプルじゃありませんか
"未来を選ぶなどアホらしい、人間は選ぶことなど出来ないし、そもそも未来などないんだ"
これですよ 気になる所は人それぞれだしな
自分は目競でまた礼次郎になってたのがびっくりした
1箇所とはいえオンモラキであんだけ言われててなんでやねん >>497
ああなるほど、時間を流れに喩えているんじゃなくて、ただの流れに喩えて
自己決定など不可能だ。といっているわけですね
未来について語っているのだから当然流れも時間の流れのことだという先入観がありました
可読性を重要視する作家なので、あまりややこしい読解を要求するとも思えませんし
その解釈はいいですね。私のものより妥当だと思います
472さんもそういう意味で書かれてたのなら申し訳ないです
しかしそうなるとやはり誤用ということになり残念です
なんで文庫版で直さなかったんだろう >>492
何でそういう勘違いした奴が多いんだろうな
又市と百介の物語は終わったけど、又市の物語は全然終わってない
作中でも放置したままの布石が残ってるでしょ
>>495
俺は長文は気にならないけどコンスタントに改行はして欲しいんだよね
文章自体短くすることを心掛けた上で、長文も読点で改行するとか工夫すべき
それだけでだいぶ読み易くなる
京極読者なら文章より読者を意識した読み易さにこそ拘らないと 又市サイドの話はまだ書ける余地があるけど
百介の物語は完結してて、しかも良かったから
個人的には鵺の方を先に読みたい。タイトル出て何年経つんだよ いやいやひゃくすけの話はまだまだ完結していないよ
老人になるまで生きていたわけだから、若い頃から老人になるまでに
ひゃくすけにも色々あったはず その色々をまだ描いていないじゃないか そう言う人もいるみたいだが江戸時代ならひゃくすけが普通これが正しい日本語 又市と離別したあとも本人が気づかずして関わってたとかありそう
メディア化はアニメが一番好き
二期やってくれんかな うしろのひゃくたろう だろ?ひゃくすけが正しい
同じ漢字を使ってあの!つのだじろう先生がひゃくと呼んでるんだから
とうぜんひゃくだよ これが正しい日本語 妹は普通なのに中禅寺がなぜひねくれた大人になったのか知りたい
中禅寺と妹では育て方が違ったとか >>509
そりゃ暮してた家も違うし、育て方も違ったでしょ 若又市と仲良くて行方不明になった学者の先生がどうなったのか気になる >>512
ええっどういうことだい?別々に育ったのかい?なぜ? 中禅寺家って謎だよな
何で七歳になると家を出されるのか?堂島が目を付けた中禅寺の血って何だよ
親父が神父で曽祖父が陰陽師って事くらいしか分からん あれは帝都物語みたいなのがやりたかったんでしょ
京極堂が戦中堂島の下にいたのは、加藤保憲と目方恵子の関係を思わせる
堂島が大陸で楽しいことしてたように、加藤も夫婦で満州を満喫してた
ただ百鬼夜行シリーズは伝奇SFじゃなくて本格ミステリーだからな
伝奇やSFみたいな超自然的なことは(基本的には)存在しない世界観
堂島の京極堂に対する執着は血がどうのってより、
京極堂の父か祖父と個人的に何かあったと考えた方が妥当だろう
ただまあ加藤=堂島的設定はあの世界観じゃどうやったって持て余すよ
ミステリー的に絡めるとしてもニコライ・イリイチの二番煎じでしかない
シリーズ途中で路線変更するのも戯言シリーズで先にやられてる
>>510
あの時代に職業婦人やってる時点で全然普通ではない
しかも男装みたいな格好だし、敦子が常識的なのは内面だけでしょ
あのシリーズのレギュラーに加わる資格は十分ある変人だよ その中禅寺家の話はなんという作品に書かれているんですか?
敦子と離ればなれで育ったとは知らなかったてす ええっ本当ですか 塗仏の宴は読みましたが全くそんな記述があったとは
大昔読んだので忘れてしまっただけかもしれませんが
確か出版されてすぐ買ったので何十年も前ですよね
もう一回読んでみようかなあ そういや京極堂目線の話ってないな
あの榎木津ですらあったのに 堂島と中禅寺の父か祖父がぶつかりあって…みたいなかんじかな 京極堂の爺さんは弔堂だとめちゃめちゃ真面目で頑固な感じ
ほんとにあの爺さんに育てられたのかw 期間限定で、見たことのある絵だけど、思わず買いたくなるビジュアルだよね。
結構値段は張るけど、それでもほしい。
単行本の表紙の人形もきれいだけど、なっちも絵がうまいなあ まあタッチは完全に河鍋暁斎のパクリだけどな
写真を雑に加工した背景にキャラ乗せただけでパースも無視してる
師匠が見たら鼻で笑うレベルでしょ
プロじゃないから仕方ないけど売るならもう少し真面目に描いて欲しい
京極の絵は上手いとか以前に「要領が良い人の絵」なんだよね
デッサン力とかじゃなく頭の良さだけで絵を描いてる感じ 詳しい絵画の書き方わからないんだけど、私的にはかっこいいなと思って。
要領のいい絵って要点を拾い上げて描いてる感じ?素人にはまったくわからない。
それでもほしいよ。 >>529
青坊主と塗仏が『暁斎百鬼画談』から構図を踏襲してるからそう思ったのかな
でもこれサインペンで描かれてるやつだから筆触は違いますよ
「完全に」っていうほどのパクリではないと思いますけどね
>>530
もし値段で躊躇されてて、絵だけでもほしいということでしたら
多田克己の『百鬼解読』にこれのもとになった妖怪画が挿絵として載ってます
リトグラフの『百怪図譜』も趣あっておすすめですよ >>531
ありがとうございます。すでにひとつ購入してしまい、到着を楽しみにしています。
クリアファイルも欲しかったのですが。やっぱ高いですね。
多田さんのほうも夏彦先生の絵が載っているので買いたいのですが、
ネットでは安価の中古で販売されてますね。リトグラフなんて幾らするんだろう。 それはよかったです。たのしみですね
ちなみに『百鬼解読』にはこの葉書になってないイラストも載ってます
『百怪図譜』は割と入手困難ですが、いま確認したら駿河屋に一冊だけありました
710円なのでAmazon最安の半値くらいでお求めやすいです 駿河屋のほう、買ってしまいました。誘惑に負けてしまい。
百怪図譜、2007年のもので結構前の作品なんですね。
しばらくいろいろおあずけです。以前、キャラクタの香水とかほしかったのですが、
こうしてみると夏彦先生の関連商品はいかに値が張るか…高級品です。 そういえばそんなのもありましたね。中禅寺verと榎木津verがあるんでしたっけね
幸い私は香水には食指が動きませんが、欲しい人は大変ですよね。お高いものですし
『百怪図譜』はいいですよ。版画にテキストが添えられていて、それも含蓄あっていいです
美本の中古価格は6、7万しますし、その値段でもし状態よければお買い得だと思います >>535
ありがとうございます。今回はこれくらいにしておこうかなと思っておりまして。
また夏彦先生の面白い品があったらぜひ拝見購入してみたいです。コレクターになって
夏彦先生のコレクションを専用の棚に作って並べてみたいと思っております。
香水は在庫がもうないみたいですね。残念です。 中禅寺ver榎木津verと、関口verも木場verもありました。どれもよさそうです。 堂島の大陸での話が知りたい
榎木津からして怪物と言われてたしな あの中禅寺が戦時中とはいえ国に従って言うがままに研究してたとは興味がある
それにしても国はどうして中禅寺が洗脳ができると思ったんだろうか?ただの古本屋なのに 当時は古本屋じゃねーだろ
国がどうこうと言うより、堂島が個人的に引っ張ったんでしょ
超自然的なことは起きなくてもオーバーテクノロジーはある世界だからな
無味無臭の毒薬とか超強力な催眠術もあるんだから洗脳くらい簡単だよ
榎木津は学徒出陣だし木場はもともと軍人だけど、
京極堂と関口は恐らく学徒出陣ではない
関口が「手違いで徴兵された」ってのが怪しいんだよな
既に軍部に入り込んでた堂島に、関口を人質に協力させられたのかも
関口がその辺ちゃんと考える人だったらもっとはっきりするんだけどね
親友の京極堂の軍歴すら知らなかったのはいい加減にしろと思ったわ
そんなんだから知人扱いしかして貰えないんだろ >>545
自分も関口は堂島の策略で召集されんだと思ってる
そして召集は止められないまでも榎木津がなんとか手をまわして木場修を部下につけたんだと勝手に思ってる
周囲の人が気にかけてくれてるのに勝手に壊れたりなんだりしてる関口にはたまに無性に腹が立つわ 関口人質に協力させられてたとか夢見過ぎだよ気持ち悪いわ 関口も中禅寺も学徒出陣じゃなかった?
中禅寺は戦後復学して大学卒業と同時に結婚したと書いてあったような >>545
え、古本屋じゃないの?戦時中、戦前は何やってたの? >>548
はっきり学徒出陣とは断定されてないはず
まあ記憶違いだったら悪いけど
ただ学徒出陣って戦争末期だし、それじゃ研究してる暇もないでしょ
それに堂島の京極堂に対する示威行為とでも考えないと、
関口みたいなエリートが前線に送られる理由がないんだよな
日本軍は滅茶苦茶だったけどだからって鬼ではない
跡取りの長男なんかは激戦地を避けて配備して貰ってたんだよ
親が軍の関係者で戦後東大へ行ったようなエリートの中井英夫は、
長男じゃないけど内地勤務させて貰ってたわけだし
>>549
むしろ何を読んでるんだお前は 小説のキャラクターにそこまで熱心になれるのは素直に羨ましいわ そういう人が見るスレじゃないのか。
ところで関口って大学何処に行ったか書いてあります?
榎木津と中禅寺は今の東大…だったような。 関口も帝大だったはずですよ
>>551
勉強になります
全部偶然だと思ってました >>553
鉄鼠で、理系の最高学府を修了した云々というセリフがあるのですが
これだけだと単に大学を修了したという意味にも取れるので、
他にも根拠があったはずなのですが
探してみたんですが、ちょっと見つかりませんでした
なんとなく仮定できるシーンがあったと思ったのですが、勘違いかもしれません >>555
おまえパンチングマシーンいくら出せる?俺67だけど >>551
確認したけど姑獲鳥と匣で学徒出陣したとはっきり書いてあったわ 某トークCDで、なっちが京極堂役の声優のイヤミ言ってたw
陰湿な一面あるなあ、なっちは。 >>560
どの声優?高嶋かツダケンか平田か
まあなっちが一番ハマッてるからなあ 大学在学中の特別に優秀な才能が軍に協力させらせた→徴用された、
というのも学徒の戦線への出陣には違いないでしょ。
関くんはそんなエリートの知人だからと引っ張られて
「あれ?なんか違う?」と前線へ送られたのかなあと思ってた。 >>562
韓国じゃあるまいし、
徴用と徴兵を一緒にしないでね >>557
強すぎて測定不能だったよ 俺も毎回弁償するのはいやだから手加減してるのにな >>563
ん?
何言ってるかわからないので説明して? ツダケンは確かに滑舌悪いし中禅寺って感じはしないな どっかで聞いた五徳猫の京極夏彦の中禅寺が一番イメージ通りの声だった 堤は知的なイメージがないから中禅寺の役に向いてない サンジの人は陰気さが足りないとこ以外はなかなかよかった
中禅寺にしちゃちょっと優しいかな、と
まあアニメの雰囲気には合ってた 高級官僚の贈収賄事件と聞くと思い出す
逮捕高級官僚の息子 爛れた性の実態(現場写真あり)
こんなのあったら怪しいと思いつつ読むだろうなそりゃ 今更陽読んだけどなんだよ
ぬえマジで話は完全に脳内で固まってるっぽいじゃん
つか本当はすでに書き上がってたりすんの?
だけどいざこざのせいで出版させなーいみたいな感じなの? >>573
作家はタレントみたいに替えが利く職業じゃない
事務所が仕事引っ張ってくるわけでもないし奴隷契約もない
ラノベ作家みたいな使い捨てでもない限り、力関係は作家>出版社だよ
出版社は作家にお願いして書いて貰う立場なんだから
好きな作家を悪者にしたくない気持ちは分かるけど、
だからって適当な陰謀論で都合良く誰かに罪をなすりつけるな
世の中はそんなに単純じゃない
大体、プロットがあるからってすぐに小説にできるわけないだろ
何でも「仕事だから」ってドライに割り切るあの京極が、
「本格みたいな複雑な話は若い頃しか書けない」って弱音吐いてるんだぞ
単に満足の行くものが書けない、まとめられないだけだよ スランプなのか…。普通のサイズでも上下に分けてもいいから出してよぅ。と思うが。
読むまでは死ねないとか思ってる程度の人生なんで、先生書いてー。 『京極夏彦 全小説ガイドブック』に
――ファンとしては、百鬼夜行シリーズの新作も気になるところですが。
京極 『鵺の碑』は準備中です。版元が変わるので、調整しなければいけないことが
何かと多いものですから。今回は中禅寺と、○○の○○○が○○○することに
なりますが(あまりにも堂々とネタばらしをするので編集部判断で以下自粛)。
――ええっ!? それは凄い!!
というインタビューがあるのですが、この伏字が例えば『中禅寺と又市の時間軸がリンクする』
とかだと版権関係で揉めてなかなか出版されない理由になるかなぁとかいろいろ妄想してます
全部決まらないとタイトルも決められないという作家なので、頭の中ではできてるはずなんですよね >全部決まらないとタイトルも決められない
まあこれもなっち大好きセルフキャラクター化の一環よね
これが本当だったらぬえはもうとっくにでている >>576
読むまで死なないとかかわいい♡ なんとなくこのスレを見ていると鵺が絶望的なんだね。なんとかでるといいんだけど。
妖怪シリーズは舞台がいつも東京の近くばかりなんだけど、
あれはやっぱり主人公たちの移動範囲を考えてのことなんだろうな。
あんまり遠くまで行くと、あっちもこっちも書かなきゃとかなるのかな まあ雪に覆われた冬の箱根が舞台の話でも登場人物から寒いの一言すら出てこない人なんで… その代わり「靴下濡れちゃった」は最高だったので許した シリーズ自体は稼働中だし、いつか出るでしょ。
本人がほとんど言及しないから実際なんで出ないのかはわからんし、
希望的観測の方が未来が明るくていいすよ。
出ると信じてれば出ないと確定するまでは幸せでいられるんで 陽の墓の火読んだ感じ
狂骨すっとばして鉄鼠っぽい雰囲気になりそうで
かなりわくわくしたな(狂骨自体は嫌いじゃないが)
陰摩羅鬼・邪魅とは違う昔っぽいノリになる予感もしたんで
期待してるわ おんもらき邪魅がアレだからぬえは正直出ても出なくてもって感じ
出すならうぶめくらいコンパクトにしてもいいと思うんだがね 多々良先生シリーズいいよね。
似た雰囲気の『河童』の続きが楽しみだ 姑獲鳥がコンパクトってw
この人の本読んでると感覚おかしくなるよね
自分は堂島路線を掘り下げてほしい 邪魅は興味をそそる様な人物が居なかったのが読んでてしんどいとこの一つだな
こんな人物見てても面白くも何とも無いって感じの登場人物しか居なかった
陰摩羅鬼まだ伯爵が居るから良かったけど邪魅は本当に居ない 邪魅はあんな都合いい毒が非現実的なので最初から最後まで楽しめなかった
あんな架空の毒を作らなくても人を殺す方法がいくらでもあるし
あの設定の毒である必要もないし むしろ「そういう都合のいい毒があったとして人は人を殺すのか?」って部分が
話の核、邪魅って妖怪を表す部分だろうから、それ自体はいいんだけど
それがあんま面白い話、納得いく流れに収まってなかったとは思うね >>590
まじか。邪魅の登場人物は好きだけどなあ
毒が陳腐すぎたから、再読する気になかなかなれなかったけど、読んでみたら地味に面白い作品のひとつである 普通に面白い、地味に面白い、スルメとかってのは擁護にならんよ
自分の好きなものを何とか価値のあるものにしたい自己暗示でしかない
邪魅は兎に角興味の持続ってのが乏しいんだよな
あいつらが死のうが誰を殺そうがどうでもいい気にしかならない
せめて全編にモブでも良いから榎木津登場させるとかすりゃ良かったのに
そうすれば犯人の行動とも対になって話も締まったでしょ
まあ読者ごときが考えられる対案なんて作者は当然想定済みと思うけど
その上であんな話になるのは作者の中に必然性があるから
ここ十年くらいの京極の小説って、みんな邪魅のキャラみたいな奴らばっか
もうああいうふうにキャラを突き放して書くことしか出来ないんだろうね >>594
そんなに著者にとって一方的に都合のいい解釈してくれる読者ばっかりだったら楽だな
邪魅は嫌いだけど、例えば女郎蜘蛛とか普通に面白いんだからそれを求めてもおかしくあるまい オンモジャミに小説としての構造的な欠陥があったわけじゃなくて。
似たようなものが読みたいシリーズのファンと、
同じようなものは書きたくない、縮小再生産を嫌う京極との作家性の不一致が。
巻を重ねるごとの低評価に繋がってるんじゃないかとも思うんだが。
キャラ小説なんて縮小再生産の最も顕在化したジャンルだろうし
まあ結局この手の話題は、好きな奴は好き、嫌いな奴は嫌い、ってだけのことだし、
否定してる奴も、嫌いなものをなんとか価値のないものにしたいって自己暗示掛けてるだけだろ
自分は大鷹がなぜか好きで、大鷹の章だけなんども再読してるなぁ 邪魅は中禅寺の兵役時代の話が面白い
下っ端だったと言うけど絶対違うだろ 邪魅は益田と青木と山下警部だっけ?がすごく魅力的に描かれててこの三人のやり取りは夢中になって読んだ例の榎木津の元××相手も好きだし
陰摩羅鬼から引き続き登場した大鷹が全然魅力なくてこいつのところだけ読むの苦痛だった
鵺の碑には邪魅から榎木津の元××相手が再登場するのかな? 公安の郷島ももっと活躍させてほしかった郷島も再登場させてほしいわ >>595
だな。面白さというのはロジックでは説明しがたい。つまらない理由はいくらでも列挙できるけど。
結局どう面白さを説明しようが作品以上にはならないから、面白いvsつまらないの勝負では圧倒的に分が悪い
だから面白いと言ってる奴に「つまらないでしょ?」とレスバトル仕掛ける奴はそのへん弁えろと思う 美味しさを表現する言葉よりマズさを表現する
言葉の方が語彙が豊富だからな >>597
>キャラ小説なんて縮小再生産の最も顕在化したジャンルだろうし
妖怪シリーズはめっちゃキャラ小説だし
これが行き詰ったらスピンオフとか色々やってて
こういうやり方も思いっきりキャラ小説の発想なんですが・・・ >>603
キャラ小説の何が悪い
ホームズ物もキャラ小説だぞ >>603
俺はキャラ小説ってのはキャラの魅力や人気だけを拠り所に書かれる小説という意味で使ってる。
その意味で百鬼夜行シリーズはキャラ小説といい切れるものではないし、
京極がそういうものを書きたがってるとも思えないんだわ
まあ個人的な見解なんで、
あんたが百鬼夜行シリーズをキャラ小説だと思ってるんならそれを否定するつもりはないよ 善いとか悪いとかじゃなくてな。京極はキャラ小説書く作家じゃないと思うんだよ。
姑獲鳥とか、どう考えても小説を成り立たせるためのキャラ造形だろ?
キャラがまずあってそれに合わせて小説を構成するのがキャラ小説だとして、
京極の小説の作り方は逆で、小説の部材としてキャラがいるわけよ すげーどうでも良いんだけど
多分、俺以外の人も思ってるはず 一般的にキャラ小説とかキャラ漫画っていうのは、シナリオの起承転結を決めずに起と承だけでダラダラ書きつらねてるタイプのものをそう呼ぶのであって、ちゃんと起承転結を作ってるものはそう呼ばない
まあこじつけで呼びたいのなら好きにすりゃいいが キャラキャラ気軽に言うけどよ
千ページ以上の辞書みたいな小説読ませるにはキャラの濃さってのは重要な要素だよ実際
そんだけの長さを読ませるにはウリがストーリーだけじゃ補いきれない
邪魅の登場人物が魅力が無い通り越して不快なのが多かったのが評価の低さに結構な影響あったと思うね キャラ(クターだけが頼りの)小説とキャラ(クターが魅力的な)小説とがあるけど百鬼夜行シリーズは後者でいいんじゃないかな
シリーズもののレギュラーメンバーはどうやったってキャラが立つもんだし
絡新婦の「君はフェミニスト(女性崇拝者)なのか?」「勿論僕はフェミニスト(女権拡張論者)ですよ」を思い出したよ 語弊はあるだろうし、知らん人には全く通じんだろうが、
キャラものってのは分かりやすくいうと『バキ』みたいな作品のこと、
キャラに魅力だけあれば後はなんでもいいというノリで作られてるやつな。
百器も含めて京極作品はそういうのとは違うと思うよ。
>>610
気持ちは解らんでもないが、興味がないならほっといてくれ。
スレルールに矛盾してないレスを個人的了見でくさすだけのレスは荒しと変わらんぞ。 俺がどうでも良いと言ったのは
この話題書いてる人は自己結論出てて、自分の意見披露したいだけで、人の意見で結論変える気無いように感じるから。
後、キャラ小説かどうかで京極作品読むのやめたりするの?しないでしょ?と思ったから
後は好きに語ってくれ、もしスレ民総意の結論出たら感心はします 邪魅は人殺しと殺されるキャラが死のうか殺そうかばっかり言ってたもんな
キャラを好きになれないってのはそりゃ作者の狙い通りなんじゃない?
きもいやつがきもいやつを殺した、毒はお手軽でばれない、さあ目の前にきもいやつが現れた
あなたは殺しますか?
みたいな
結局自己嫌悪なんじゃねえの?みたいな キャラを好きにさせないのが作者の狙いだとして、じゃあその効果って何?
厭な小説じゃないけど読者を不快にさせることが目的なわけか?
目的まで提示できないと推測自体の意味がないでしょ
キャラ立ち=ストーリーが面白いってわけじゃないけど
少なくとも邪魅はシリーズの魅力だったキャラ性が異常なまでに欠けてる
だから尚更ストーリーに入り込みづらいんだよな
もちろんクズを書いても見せ方や構成だけで面白くはなり得る
ただ京極は意外とそういうテクニックがないというか、しない
特に百鬼夜行はアクションがほとんどなくて対話や独白で話が進む形式
邪魅はどうでもいい奴らがどうでもいい話してるだけでしかない 不快なキャラクターの群像劇を見せて読者を不愉快にさせる。
そこに便利な毒登場、どうですこれ持ってたらこいつら殺したくなるでしょ?
はい、それが邪魅です。あなたの中にも邪魅が湧きましたね。
こういうのが京極の目的じゃないかと推測できんこともないな。俺はそうは思わんけど、
大鷹の思惟描写面白いと思うし 榎木津の婚約者の女性たちをもっと掘り下げるべきだったよね 榎津みたいなのはどこから生活費や給料が貰えてるんだろう? >>624
じゃあ探偵なんかしないで探偵事務所も貸して家賃収入の方が
むしろ収入あがるかもな 探偵事務所は別に安いところで十分だしな いくら大言壮語していても生活ができなければ死んでしまうではないか
榎木津も軍隊にはいたんだから最低限の生活はできるんだろう?
まさか軍隊でも俺様で周りになんでもやらせてたわけじゃあるまい >>629
階級何だっけ
将校には従卒も付くし命令するのが仕事だから軍でもあんな感じだったんじゃ あほか 何もしないで左うちわだったら前線に行かないで大本営でふんぞり返ってるだろ 邪魅の大鷹が不憫過ぎる。
あんな阿呆ボケカスクズ言われるキャラ滅多にいない >>627
賃貸収入だけでも暮らしてはいけるだろうが
それ以上に金が入ってきちゃってる
(ビルもう一棟建てられるくらい)って話が鳴釜にあるな あれ、織作だったけ?忘れちゃったけど
とりあえず大物が依頼してくる 京極も榎木津も景気のいいこったね
関口の小説ももうちょい売れてもいいんじゃないか 京極堂は毎回僕の玉串料は高いぞと言ってるのにタダ働きが多くてどうやって生計立ててるのか謎 >>637
作品外ではブラックジャック(通常業務)並の暴利を貪ってる説 伯爵の本とか織作の本とか売りさばきまくってるんだろ >>631
榎木津なら好き好んで激戦地に行きそうじゃん
華族・帝大生で本来なら軍に忖度される立場の人だよ
徴兵されたとしても皇族の身辺警護とか内地勤務が普通
それが海軍で好き勝手やってるんだから、たぶん陸戦隊か何かでしょ
華族のお坊ちゃんがそんなことするのは本人が望んだとしか考えられない 榎木津失明の危機の時の終戦直前じゃ何処にいたってやばいと思うが
戦時中はめっちゃラクなとこにいても引き揚げ中にやられて沈んだ船わんさかあるし 少なくとも弾丸が飛び交うようなところにいたんだから、いくら将校様でもどっしり構えて
箸の上げ下ろしも部下にやらせていたわけじゃないだろう 邪魅の登場人物って基本的に独りよがりでさ、そういうのにアレを持たせたら人死にも出るわな いずれにしても
祖父様なり曽祖父様の
官位階級が低かった
おうちの子孫の想像 カミソリだっけ、戦時中のアダ名
戦後は進駐軍相手にギター弾いてたんじゃないか
いい歳したおっさんが戯れてる小説だよな コミックは最終巻が出たらまとめ買いする予定なんだけど
鉄鼠の檻コミックって4巻が最終巻?5巻出る?
早く全巻買ってまとめ読みするの楽しみなんだ 多分5巻で完結だと思いますよ
塗仏の連載も決まってほしいです 一気読みは賛成だが買うのはなるべく発売日にできないか?
積ん読でいいじゃん マンガは蜘蛛がアレだったし…
あれは掲載誌のゴタゴタのせいだから仕方ないが >>651
ありがとう!
塗仏もやってほしい
発売日にそれぞれ買ってもいいんだけど
最終巻出たらその日に全巻揃えて一気読みが個人的に爽快
コミック一気読みしたらすぐに小説読み返してニヤニヤするのも楽しい またアニメ化して欲しいわ
今度は姑獲鳥からもちろん志水アキの絵で キャラデザうんぬん差し引いても下僕のショタ化は意味不明だったな 志水アキの絵もどうかと思うわ
漫画も途中まで集めてたけどどうでもよくなって放り出したしなぁ 小畑の榎木津はまさしく神だったが
あの分厚い原作をコンパクトにする志水アキもスゴい
掲載雑誌がころころ変わっても続いて描いてくれるだけ有難いよ >>658
あれは小林少年がやりたかったんじゃないか
魍魎は押絵と旅する男のオマージュでもあるんだし
派手目のキャラじゃないとアニメとしての外連がないのは分かるけど
演出とか雰囲気は良かった(ただ主題歌はクソ)だけに尚更目立つんだよね
面がよすぎるのはまだいいとしても、あの時代であの頭身はほぼギャグ
志水版もあれはあれで漫画的すぎるしな
今時の漫画にして珍しいくらいデフォルメが激しい
待古庵のあの顔でシリアスやってるんだからどうかしてるよ
男だけじゃなく女も同じ調子で記号的に描くから全然可愛くない えのきばせききょうごく皆雰囲気は出てたし敦子も鳥口も加奈子も久保もイメージ合ってた
青木だけがあれってなった
ある程度顔面偏差値高くないと見る気しないわ 顔面偏差値高けりゃいいってもんでもない
美形だらけ(設定では別に美形ではない)の中に超美形設定の登場人物を出して
視聴者にこいつ言うぼど美形か?と思われてはおしまい 志水版めっちゃ好きだわ。特に女性キャラはやけに色っぽくて良い
ただ蜘蛛だけはなんかイマイチかな 志水版は結構イメージ通りの登場人物で好きだな
小説でどういう顔なのかイメージできないままだった登場人物がいたけど
志水版読んで「あ!この顔だ!」って思った
でも絡新婦はもう一度描きなおしてほしい…キャラはイメージ通りなだけにもったいない…
あとタヒ体の絵をコピペするのはやめてほしい…
どのコマから見ても一定のタヒ体を縮小変形させただけで何とも間抜け… 絡新婦は文庫化されるなら加筆してほしいな。せめて最後のシーンだけでも
「それが――絡新婦の理ですもの」がカットされるなんて酷い
あれじゃあ漫画版しか読んでない人はとっても消化不良 >>668
墓場鬼太郎みたいなシュールな感じなら良いな 「そうかい オマエさんがクモだったんだな」
「そうかしら イヒヒヒヒ」
「ああ、死んでしまった!」 中禅寺は当然水木御大が自ら演じられて「あー世の中にねー不思議なことなんてないよ。手塚くん羨ましいねえ」って言ってほしい
御大ならなっちも文句言えないだろ 字も上手いよ
ツイッターに俳人・虎の名句を短冊に書いたやつ上げてるから見るといい
まあデザイナーとしては上手いってレベルでしかないけど
イラストレーターやってた島田荘司の方が遥かに上手い
京極はどっちかと言うと「上手そうに見せる」って誤魔化しが上手いんだよな いや、デザインはダメだろ
小説や絵とかと比べたら本当にプロで仕事あったのか疑問になるレベル
だからヒマで姑獲鳥が書けたんだともいえるかもだがw
綾辻の短編集とか
「こういう狙いです」ってのが思いっきり浮いちゃって
それだけしかないっつう ヴィジュアルイメージは持たないことにしてるそうですから
描かないと思いますよ 一刻堂のデザインは京極がやったんじゃなかったっけ
ああいう感じなんでわ 日本現代怪異事典読んだ人いる?
一文が長いのか、読みにくい部分が多くて気になる…… 事典なんだから小説みたいに読もうって方ががおかしい
あれはあの偏執的な蒐集が評価されてるだけだよ
読み物として楽しむもんじゃない >>679
これ気になってたけど買ってないですね
なにか京極夏彦に関係ある記事でも載ってるんですか?
『山の牧場』とかは当然載ってるんだろうなぁ なんか菅野の顔変わってない?
姑獲鳥のときと比べて、なんていうかちょっとイケメンになった 姑獲鳥の時の劇画タッチ好きだったから
西園寺先生がコミカルな可愛いおっさん作画になってるのがつらい 鑑賞会二回もやるほどバーフバリにハマってるんだな
まあ好きそうだもんな
無理にこじつて考えれば前期必殺に似てるからかな
話はかなり陰惨なんだけどノリと勢いで見れてしまう 鉄鼠は各種の性癖に悩む人の話がてんこ盛りで、祐賢のところなんかいつ読んでも泣けるんだけど、
漫画版だと桑田常信が山下警部補を諭す場面はむしろ印象的だった
ちょっとしたことで印象変わるから面白い
>>682
というか姑獲鳥の菅野は完全にイメージ映像だったらしく別物 そういや俺の中で結構好きなキャラの久遠寺パパ
脳内イメージは伊東四朗ちゃんなんだけど
志水版はどんな風になってるのかなって今ググったら
ただのゲスデブオヤジみたいなのが出てきてそっとブラウザ閉じた >>686
なに云ってんの。ひょうきんでかわいいおじちゃんよー。
自分のイメージは北大路欣也だったのでかなりガッカリは御同様だけどさ。 品格あるべきキャラ群がどれもこれも下品になってしまうのは
自分の周囲にロールモデルのない作画者のせいとは思う。 >>688
漫画の久遠寺先生がひょうきんなの。
自分が小説からイメージしてたのはもっと風格あるおっさんなので
漫画のキャラ設定とのギャップにガッカリってこと。 こんなの本物のロイエンタールじゃないって原作者に訴えたファン思い出した こんなの本当の和月じゃない(涙)って訴えたる◯うに剣心の女子ファン思い出した 思ってたんと違う!なんてのは読まなくても言える批判だからな
九官鳥に覚えさせて言わせれば鳥ですらアンチになれる
漫画化や実写化にとりあえず文句付けたいアホの常套句でしかない
明治生まれで、婿養子で院長やってるような人でしょ
そんな経歴じゃ屈折があって当然だし、病院の経営だって善人じゃできない
あれくらいアクの強い外貌で当たり前だと思うけどね >>683
西園寺じゃなくて久遠寺だった
ちょっと彼岸に逝ってくる 1回は森博嗣だな
ミステリ漫画化で微妙なのが多い中志水アキは当たりだと思うが
フジリューの屍鬼も好き 志水さんの漫画から京極を知ったから、もちろん大好きなんだが、最近絵が荒れてる気が…。 絡新婦読んだ?
絡新婦と比べると何の不満も感じないですわ 志水版の経産婦の理は群を抜いて駄作だね
魍魎の匣は神作だと思う 姑獲鳥・魍魎・狂骨のコミックは本当に傑作
狂骨なんて朱美と朱美の対面シーンで思わず声を上げたくらい演出も構成も上手かった
絡新婦は途中からデジタルだっけ?
デジタル移行すると絵も構成も劣化する漫画家多いよな…
魍魎時代の力量で絡新婦を描き直してほしい… たしかに、デジタル原稿にしてからコピペ多用するようになった >>708
小説の時、狂骨は故獲鳥からの流れで一気に読んでたから、「また人違い系かよ」と思ってふーんと思ったけど
マンガ版は本当に面白かったな
文殊寺入ってからの闇の中での憑き物落としとか最高だった
鉄鼠もマンガの方が好きかな
鉄鼠は小説の時、名前覚えきれずに読んでたせいかもしれんけど 鉄鼠コミック版1巻電子で30日まで無料で買えるね
絡新婦はがっかりだったけどこれは確かにいい
しかし特集名が「今を強く生きる漢たち」…? あんな弱メンタル集団で戦時中瓦解しなかったのが地味に凄い 殺人なんて屁に感じるくらい
徴兵された僧がボロボロ死んでたけど耐えてた 美馬坂教授はヒョロッとしていて無表情な感じでイメージしていたので
コミック版のゴツい強面にはちょっと馴染めなかった 本当にそんなに明確にイメージしてたのかねえ
証拠も何もない後出しで幾らでも言えることじゃん
絵や漫画にして自分で形に残したものがない限り信用できないな
せめて「なぜ自分のイメージと食い違うのか」くらいは考えるべきだろ
そうすれば受け容れられなかったものに対する印象も変わるかも知れない
大体、作者に比べて読むだけの読者の苦労は全然少ないんだから
そういう労力すら伴わない批判をイチャモンって言うんだぞ えっ?そんなマジになるほど深い事考えて
>>716は書いて無い気がすんだけど >ヒョロッとしていて無表情な感じ
これのどこが明確なイメージなんだ?
ざっくりした印象だと思うがね 映画より漫画の方がイメージに近かったけどな。
映画のキャスティングはちょっとねぇ アニメやコミックの京極堂シリーズを見たけど、どっちかというと女の子向きの作品になってるんだね
少女マンガ風というか耽美な感じというか
榎木津礼二郎とか、長髪で少女マンガの王子様みたいなルックスだし
性格は原作どうりのあれだけど
京極堂シリーズは女の子に人気あったんだろうね
やっぱり探偵のキャラ設定がよかったよ
神父とか教師とか学者とかタクシードライバーとか小学生とか、探偵の職業にもいろいろあるけど、「陰陽師の式神使い」だもんね
五芒星の入った黒衣を着てやってくる名探偵
女の子が好きそうな設定
同業者のミステリー作家も、「やられた! この手があった!」ってうめいたと思う
これを超える探偵設定はちょっと思いつかない 式神の式は数式の式っていってたから、陰陽師の儀式の全般は式神なんじゃないの
真言みたいなの唱えてたし、いちおう内藤に呪いかけてたし QEDっていうミステリーでも式神をテーマにした話があったけど、式神はいわゆる下級庶民のことらしい
貴族から見たら、みすぼらしい下級庶民は人間ではなかった
まさに鬼だったらしい
人権思想なんてない時代だし
陰陽師が式神を使役するということは、そういう下級庶民を使用人として使ってたってことらしいよ
そのミステリーでも、式神は人間じゃないから見えなかった(認識してなかった)というウブメみたいな密室トリックだった 姑獲鳥で、式神は式に人格を与えたときの呼び方、って言ってるね。 京極好きってあれだな、ここ見てて思うけど、俺の知識は凄いんだぞって語りたい奴多いよな 衒学趣味っていうのは実社会では嫌われる要素なのは間違いない 語り手による>衒学趣味
うまく喋れる人だと主にオタがかった女に大人気
そのモテっぷり見て一般の女も寄ってくる入れ食い状態
正直羨ましいが真似できる気が全くしない よく喋れば喋っただけ話術はよくなるのでは?
そういうセミナーに行ってみるとか、やってみない内からは分からないよ
中禅寺さんもよく喋るよねぇ リアルだと陽キャラならモテモテ
陰キャラだとオタク扱いね タモリや池上彰だと「へ〜」ってなるけど、林修とかやくみつるだとイラっとする時あるよね >>725
それは姑獲鳥じゃなくてXの悲劇のバリエーションだな
「見えているのに見えない」ってのは本格ではありがちなトリック
姑獲鳥もアレンジが無茶苦茶強引だけど一応その系譜ってだけ
>>727
お前は自分の意見を言うためだけに5chに来てるのか?
他人の意見を知りたくて来てるって部分もあるだろ
他人の考え方ってのもその人の知識の一部だよ
そんなもんにいちいちビビるのは単に自分のコンプレックスの証明でしかない >>734
>「見えているのに見えない」ってのは本格ではありがちなトリック
いわゆる「見えない人」ものね
ポーのアレとかブラウン神父のアレあたりが嚆矢 たぶんとっくに慣れて麻痺してんだろうけど
こんな文字だけびっしり並んだイカレた掲示板に入り浸ってて
衒学アレルギーなんてありえんだろw Xの悲劇は流石に誰か見てるだろう……って
もやもやしたが当時としてはやっぱ斬新な
ネタだったんかね 1932年(昭和7年)の作品やし >>734
すまんビビるってどっから出て来たの?
何か>>718の人と同じ臭いがする
勝手に自分の解釈で持って、好き勝手に書いてる感じが半端無い
会話の矢印が自分ではお互いに向いてるつもりだが、一方通行で会話してる感じがヤバい 確かにこいつはどんな話題のときも思い込み激しいよな 鬼談読んだが他の談シリーズ読みたくなった
「◯談」シリーズで面白いと思ったのあります?
一応全部読んでみるけど「これは」と思うのがあったらぜひ 『』談シリーズは、ストーリー性が希薄なので感覚的な評価しか持てないのですが
私は、『幽談』収録の『成人』と『虚談』収録の『杜鵑乃湯』が特に好きですね
解釈に正解がないシリーズなので、何度読んでも新しい発見があって面白いです おお、ありがとうございます
幽談と虚談読みます
談シリーズは確かに濃いストーリー性はないけど短編だからさらっと読めるし
さらっと読めるけど読後になんとも嫌な気持ちになるのがたまらんです
最後の一行でどん底に落とされる感覚というか そうですね。怖い……というのとはちょっと違うけど、癖になる不快感というか
そういう奇妙な読後感あります。このシリーズに関してはストーリー性の薄さは
短所になってないと思いますし、結構好きです
それとすみません。間違えました『杜鵑乃湯』は『虚談』じゃなくて『眩談』でした(;^ω^) 百鬼夜行シリーズの長編がこんなに描かれなくなったのは何があったんだろ
充電期間かぬ >百鬼夜行シリーズの長編がこんなに描かれなくなったのは
・ネタ切れ(まあだいたい「実は見たそのままだった」トリックばかりだし…)
・堂島さんの扱いに困った
・キャラが増えすぎて矛盾なく動かすのが面倒
・そもそも話先行で考案されたキャラが多いので他の話に応用しにくい
・時代考証も面倒
・京極堂のお説教タイムをたくさん書くモチベーションがもうない
・大大長編を期待されるのがウザい
・ぶっちゃけあの世界観に飽きている
好きなのをお選びください 幽談は題名だとお化けっぽいが世にも奇妙な物語的な妙ちきりんな怖い系な印象 >>746
参考になります
早速本屋に行ってこようかな! 京極堂シリーズはムダに長すぎだよ
ウブメはあれくらいでいいけど、他の作品は半分ぐらいのページ数にできたでしょ
ムダに登場人物を増やして複雑にしている部分もあったし、読んでる読者もキャラが増えすぎたら混乱するから、ちゃんと整理しないと
変に気負わずに、京極堂たちのキャラクター小説にしてもよかったと思うよ
スピンオフ的に京極堂の嫁さんとのなれそめ話とか、敦子の恋愛話とか、榎木津が007ばりに活躍するスパイ小説とか、ミステリーじゃないストーリーを書いても そりゃもちろんそれでもよかった
でも作者は何か計り知れない理由からそうでない話を書いたし、自分はそんな話を結構楽しんだわけだ 塗仏の登場人物数は京極とか、売れてる作者以外だったら編集に
「登場人物多すぎるんで減らして下さい」って言われるだろうな 幽談 眩談 鬼談 冥談
好きだよ。嫌な感じっていうのは的を得ている
個人的は、最近読み返した、百鬼夜行陽のほうが好き。
やっぱり昔の怖い話を書かせるとこの人は堂に入っているっていうか 虚談の主人公なっちゃんは設定がほぼ京極堂だから読んでて面白かった 狂骨からレンガを売りにしたのがアダになった感じはある
ぶっちゃけ読者的には別にレンガじゃなくていいんだが >>749
まともに京極読んでたらそんな発想自体出て来ないと思うんだけどな
京極作品のキャラはどんなに魅力的でも作品のための駒でしかない
本人もストーリー>キャラみたいなこと良く言ってるだろ
キャラのためにエピソードを書いたらそれはもうラノベと同じだ
京極の根っこは70年代の陰惨なTV時代劇とかなんだよ
必殺シリーズのキャラも京極作品と同じくらい立ってるけど、
それは飽くまで作品の一部であって全てではない
そういう作品で育ってるから、今のオタクとは嗜好も思考も全然違う
作品のためならレギュラーキャラ殺すことも本来は厭わない人だと思う
実際巷説では死んでる奴いるし、百鬼夜行でも殺すべき場面はあったはず
でも百鬼夜行ではレギュラーは誰も死んでないよな
京極にとってはそれがキャラ目的読者に対する最大の譲歩だったと思うね 正直レギュラーキャラほどあんま好きになれない
ゲストキャラは好きなんだけど >>756
>キャラのためにエピソードを書いたらそれはもうラノベと同じだ
「百器徒然袋」とかもうバリバリのキャラ小説ですやん 関口先生がすきだけど
実際目の前にいたら殴りたくなると思う 狂骨は映像化する時、キャスティングは原田知世みたいに一人二役か
マナカナを起用するしか方法がないな
家は偶然同じ間取り、玄関とかの置物とかカレンダーとかも偶然同じ
にすればいけるな 漫画版だと朱美と民江は別々で見ると同じような顔に見えるのに
一緒にいるシーンを見るとキリッとした朱美とぽやんとした民江になるからすげーと思う
漫画版は「似てるけど違う顔」でいけたけど
映像化するなら「同じ顔」にしないと二人一役がバレちゃうかな >>759
うーん、どうだろ。
器物の妖怪縛りだけど、基本的なコンセプトは百鬼夜行シリーズと同じで妖怪がメイン、
仮に榎木津メインならタイトルも「薔薇十字探偵の○○」だけでいいし、妖怪を登場させる必要もない、
妖怪名が冠せられてるということはそっちがメインっていう作者の意思表示だと思うよ。
榎木津のキャラありきで話が構成されてるようにも読めるのは確かだけど、
バリバリのキャラ小説っていわれるとなぁ。どうも違和感がある。
せいぜいダブルスタンダードってところじゃない? >>765
読んだことないなら漫画版の狂骨の夢は読んだ方がいいぞ
仕掛けと結末を知ってても度肝を抜かれるぞ >>762
そこんとこは映画の「白夜行」みたいに
作中人物にはわかってないけど観客はわかって観ている、
という脚本で全体の仕上がりを楽しむ作品になるんじゃないかな。 「札幌テレクラ殺人事件」をドラマ化した時の美保純と藤田朋子くらいの相似があれば十分楽しめそう。
今はメイクの技術も更に進歩してるんだしさ。 >>763
妖怪シリーズの一環だから各話タイトルが妖怪名で
でも実質キャラものだから副題にキャラ名(二つ名?)が謳われているんでしょ
内容的にも
妖怪シリーズの短編で一番妖怪要素が薄くてキャラの掛けあいがメインじゃん
こういう言い方すると反発する人多そうだが
京極作品だとルーガルーと並んで「ラノベっぽい」 >>763
あと、一応突っ込んでおくとダブルスタンダードの使い方間違えてる 完全に同一人物や双子でやるよりは
他人の空似でやった方が面白そうではある
まぁその場合声で観客に仕掛けが分かりそうだが 百器は正直いろいろ忘れてるけど、榎木津父関連だけでも価値があると思ってる。
事業家として辣腕だけど社長室(応接室だっけ?)で亀を飼っておられる風変わりな元華族様、という下積みがあった後、迷子になった亀を探偵息子が見つけて大喜び。
満を持してのご登場では物腰柔らかながら周囲を圧倒する器の大きさ、日頃言動がイカれてる息子も普段の威勢を削がれ、悪巧みしてた織作の親戚のエロ爺なんて手も足も出ず退散。
番外編の軽めタッチだから楽しめる大物描写では。
本編で真面目にやられると堂島さんみたいな微妙な感じになりそう。 >>770
えッそう? 自分では間違ってないと思うんだけど。
まああれです。キャラメインとしても読めるし、妖怪メインとしても読めるので、
勿論それ以外の読み方も可能だろうけど、このふたつが背反してるからね。
好きな方で解釈すればいい、くらいのとこでとどめておくのが関の山じゃないかなって意味よ。 百器がぶっちゃけ一番アニメ化とかに向いてるよね
うんちく少ないし一般人の若者が巻き込まれるコメディだからとっつきやすい
ライトなマンガ雑誌で連載してたからアニメ化の予定あんのかなと思ってたら特に無く残念だった 一番アニメ化に向いてるのは多々良先生行状記だと思われ >>774
うん完全に間違ってるな
ダブルスタンダードってのは
都合に応じて異なる「常識(スタンダード)」を持ち出して正当化したり否定したりする詭弁論法の事だ
>キャラメインとしても読めるし、妖怪メインとしても読めるので、
>勿論それ以外の読み方も可能だろうけど、このふたつが背反してるからね。
「背反」してるならどちらか一方としてしか読めないだろw
言いたかないが、きみ日本語力ちょっとヤバいぞ >>777
多々良センセイは寧ろtrick的なドラマ向きだと思う
WOWOWとかでやってほしい 榎木津礼次郎も、新しい話題とかでてこれば盛り上がるのだけど、
今回の鬼や河童、ほかも?……ではそういう
メインキャラのあれこれは出てこないっぽい雰囲気
そういうのも待ってるんだけどな >>778
ここで一番ヤバいのは、書いてない所まで妄想で保管して決めつけ
俺の知識すげーだろアピールでマウント取った気になる
長文野郎です
何せ周りは長文野郎の知識にビビってるらしいからな >>778
いやまあそれは知ってるんだけど、774で言いたかったのは、
所謂『集団によるダブルスタンダード』って意味で使ってますよってことよ。 どっちなのか先生が明言してくれればいいのにね。私も時にキャラ小説…?
なんて言いたくなくけど文章の書き方とか重さとかからとてもキャラ小説なんて言えない >>783
知識アピールしてるって決め付け自体勝手な妄想じゃねーか
それは「他人の知識量がマウントに見える」ってお前自身の問題でしかない
京極読者だからこそ何か変なふうに拗らせちゃったのかねえ
京極堂のやり方がまさに知識でマウント取りまくるやり方だもんな
でもここの奴らは「こういう見方がある」って提示してるだけでしょ
それをマウンティングって受け取る方がどうかしてる んーでも、突然「ビビってる」とか書き始めた説明にそれなってないよね
ビビってるとか突然書き始めてることが自分の知識を既に誇ってる故にじゃない? そんなことよりいるのいないのの話しようぜ
なんか昨日ワイドショーで読み聞かせやってるって話やってたらしいな ネタばれになるけど、いるのいないの、最後天井のところに怪しいのでてたね
最後、ページをめくったらそんなのがでてきて、
ドッキリ的な怖さだった
ことりぞみたいにたべちゃうぞみたいなのたまんなかったな
ああいうなんともいえない魅惑的な終わり方 >>785
でも先生はああいう人だから決めてくれないんだよね。
相反する解釈が両立しちゃうような小説書いても「あなたが決めればいいですよ」っていうと思う。
まあ、なので各々好き勝手に読みましょうぜ。
>>788
http://blog.livedoor.jp/ninji/archives/52394605.html
これかぁ……、そもそも「いるのいないの」って子供向けなの? いるのいないのの、あれのモデルは、アニメーターなんだね。
ゲゲゲの一刻堂回を演出した。 悪魔くんのコウモリ猫の元ネタっぽいものがみつかったんだってね >>778
そりゃあ通例用途はそうだけどな。ダブルスタンダードには単に二律背反って意味もある
直訳すれば二重基準だし>>763がその意味で使ってるのは瞭然だろ。まあ適切な用法じゃあないとは思うがな
でも多義的な言葉を画一的な解釈で間違いと決めつけるお前の読解力もまあまあヤバいぞ
まあその程度の読み方しかできんから百器もキャラ小説としてしか読めんのだろうな
器物の妖怪=付喪神、付喪神の持っている『騒々しい』という属性を演出するために榎木津のキャラ特性が利用されただけ
スラップスティックなのもそのためだと考えるのが妥当、やっぱり妖怪が主体だよ
大体、京極が妖怪をキャラクターの添え物になんかするわけないだろ ストーリーというより一文一文に深みがあって好きなんですか、同じように一文一文に深みがある小説家ほかにいませんか? 俺は中禅寺夫妻の間に横たわる
猿顔夫妻どころの比じゃないとてつもない闇を覗いてみたい 別に闇なんかないだろあの夫婦はw
家同士の繋がりがあるから幼馴染なんだろうし お見合い結婚なのかね関口夫婦
恋愛結婚で関口が嫁を射止められるイメージが湧かん 秋彦とか警察とか貴族とかが高圧的すぎて対等に喋れないだけで
女の子にはビシバシいくタイプだな あれはDVしてる 君は人間ってものをわかってないな 人によって態度がガラッと変わる奴のなんと多いことよ 定期的に言われてるけど関口は恋愛結婚だよ
雪絵さんは癒し系江戸っ子美人
頭いいけど腹芸の効かない俗人の関口からどうアプローチしたのかわからんけど
案外雪絵さんの方が関口に癒されたり手放せない部分があるのかもしれん
関口は悪い男だな 「おら!言うことをきけ!」
「あーれーごむたいなー」
だろうな ああいうのはそういうタイプだ 京極のところは、来客があっても「妻がいないから出涸らしね」っていうのが何回もある気がする。
祇園祭の時に奥さんも実家を手伝いに、というのはあった記憶があるけど、そういう普通の理由なのか、「息が詰まるわー」とか心配すべきことになってるのか、、 雪絵さんが犬飼いたいって言ってキレられてたし
関口が犬代わりなんじゃない 関口が本職の小説も売れなくてエロ小説で糊口をしのいでいるくらいだから、金持ちじゃないだろう
そんな男性的魅力のないのが奥さんをゲットできたってのはやはり暴力で支配だな >>811
百鬼夜行陰の川赤子じゃない?なんかそんな話が出てきた気がする
僕への当てつけかとかなんとか
今手元に本がないから確認できないけど >>810
あれは本当は子供が欲しいけど腰抜けの夫がいつまでたっても逃げ続けるからだろ 関口の馴れ初めはシリーズ最大の謎のひとつだな
だから定期的に話題にもなる
千鶴子も雪絵も他のキャラに比べると異常なほど存在感がない
というか幸せな結婚生活送ってるキャラがいないのでは?
京極自身の夫婦観や結婚観の反映なのかねえ 犬飼いたい=俺への当てつけかとへそ曲げる夫めんどうくさすぎる… 昔ニコニコにあった手書き動画見ようと思ったら
消えてた;; >>812
たで食う虫も好きすきっていうからね
ダメ男を好きになる心理として、この人だと女にもてないから浮気の心配がないからっていうのがあるらしい
女にもてないというのも魅力の一つなんだよ
世の中はよくできてる
というか昔は皆婚時代だったから、誰でも結婚できた
男女数は一対一だから、重婚しないかぎりできるような社会的構造になってた 戦後で男が少なかったのも無関係ではないだろう、横溝御大の悪魔の手毬唄もそういう話だし 怪談イベントいいなぁ。地方民なので行けませんが
でも京極先生って小説その他いろいろとってもお上手だけど怖くはないよね
怖い話もできるのかなぁ。気になるけど行けない残念 >>821
怪談は本当に特殊技術だからいわゆるホラー作家でも本当に怖い人は少ない
都筑道夫や岡本綺堂、新耳袋だって当たり外れ激しいし
山岸涼子(漫画だけど)でもやっぱり怖くない作品は多い
京極さんは面白い小説を書く能力は高いけど
正直に言って文章家ではないし、繊細な書き手というのとも違う
「怖さ」ってそういう微細なところから発生するものだから
「小説を版組が変わる毎に細かく修正します。細部は変りますが全体としては変りません」とか
どうどうと言ってしまえる大雑把な文章観のヒトには難しいような気がする
まあ生き人形のあの人みたいに完全に芸として定着するような語り口を
獲得できればまた違うかもしれないけどね
そこまで突き詰められるタイプでもないし ただの素人の淡々とした実話階段系のが怖かったりする
プロは拘りや知識がかえってフィクション臭くしてしまうから
実質ホラー映画の怖さになる あんな関口が結婚出来るんだから俺だって!!!
という足掻きに歯噛みの数々よ… この世の不思議なこと代表例は本当に特に良いところが無い関君が結婚できたことだな 酷い言われよう草
地の文では「ひとがいい」ぐらいあったぞw 関は軍隊では将校で木場より上官だったんだから
「軍隊の将校様」となれば女子の憧れだろう 関口のマイナス点ばっか挙げられてるけど、雪絵のほうも訳あり物件なのかもしれんよ
描写が少ないからわからんけど 芸人ばっかり追い回すとか、バンドマンばっかり追い回すとか
絶対モノ書きと一緒になりたいとか? 久々に百器徒然袋の漫画読み返したらやっぱおもしれー
これ本当にアニメ化してほしい 雪絵さんは「あと何日かで尽きる金なら一気にパーっと使っちゃおう」みたいに言いだすしね
何事も悪い方向に考える関口とお互いのカウンターウエイトとして上手く嵌まったのかな 関口はあの時代に東大出てるからな
今とは比べものにならないほど狭き門の 本編にはっきり書かれてるわけじゃないんだよな
ただ榎木津は帝大出てるから、後輩の関口も同程度の学歴はあるはず
スピンオフでは一高ってはっきり書かれてたけど
>>833
さすがにそれはもの知らなさすぎ ザックリ計算してみたが、今と同じだね
終戦当時の15〜19才の人口約800万人 大学進学率10% 東大の学生数9000人
進学の意志があるライバルが80万人とすると入学可能者約1%
現代の15〜19才の人口約600万人 大学進学率50% 東大の学生数28000人
進学の意志があるライバルが300万人とすると入学可能者こちらも約1%
まあ当時は東大より更に上のエリートコースがあったから難関勝負ではやや分が悪いか
陸大海大だったら、間違いなく現代の東大よりも狭き門だったろうね 陰摩羅鬼で由良のじいさんに探偵とどういう関係?学友らしいけど帝大か?って聞かれて
関口が旧制高校のです、私は彼ほど優秀じゃありませんって言ってるけどどこの大学か何かに書かれてたっけ? 映画の姑獲鳥DVD観たのだが、これ原作読んでないと意味わからんのでは…?
とりあえず柘榴が可愛かっただけだった。 邪魅を読んだのがあまりに昔すぎたため、読み直している
澤田がなんかやばいヤツみたいで…榎木津当時はなんかノリ悪いなと思ってたけど、
今読むとそう変にも思えないノリで
鵺ではまたドタバタ榎木津が見られるのだろうか? 以前、このスレッドでも話題になってたけど、関口が鬱になったのって、
久遠寺の例の娘さんが原因?それとももともと鬱の気があったのかなぁ?
関口の鬱の原因って家庭事情から?本人の生来のものから?
教えて詳しい人… >>843
まあ、あれを2時間映画のするのは難しいだろうね
でも、脚本としてはいちばんウブメがわかりやすいというか、面白いと思う
単純にエンタメとしてよくまとまってる
涼子「久遠寺家の呪いを解いてください」→関口「そうだ、京極堂に呪いを解いてもらうんだ!」→京極堂「やれやれ。でも後悔するなよ」
といって陰陽師登場の流れがいちばんスムーズで、オーソドックスだった
魍魎の箱は、どう観ても映画化に無理があった
京極夏彦の小説は、幻想小説的な雰囲気が持ち味であって、脚本、映画やドラマの原作としては無駄なところが多すぎるよ
筆力はあるけど、ストーリー構成力はあんまりないと思うから、原作者や脚本家には向かない >>847
お前さては巷説も江戸怪談も読んだことないな?
構成力ない奴が筆力の誤魔化しだけで直木賞取れるかよ
あの薔薇の名前だって映画は名作になってるんだから、要はやり方だよ
ジャン・ジャック・アノーレベルの監督なら鉄鼠も映画化できる >>847っていつも京極には無駄な所が多いって書いてる奴だろ まだいたのかよこの短文煽りのクズは
長文読みたくないならツイッターに籠もって出てくるな 多分、あなたが言う人と俺は同一人物じゃない
普通に俺が思ったこと書いただけだよ >>846
榎木津と関口を引き合わせた中禅寺がお互い鬱を見習え躁を見習えみたいに言ってた
でも本格的に発病したのはその後で塞いでた時に榎木津が差し入れもしてた
隠花植物のあだ名がどの時点でのものかわからんけどとにかく最初から陰キャだった
そして悪ふざけで自他共に鬱病に例えてたんだと思う
鬱の気とやらがどんなもんか知らないけど作中から読めるのは「契機は恋文配達」ぐらい
家庭事情や境遇に関係なく関口はどうせ鬱病になった、もともと鬱病だったとなじられるのが関口 本棚を固定していても、本が飛び出してきて圧死……
という死に方は嫌だろうなと思って、重たい本しかないのかな?じゃあ大丈夫
気を付けてほしいです
>>858
きっかけは恋文からの可能性
じゃあやはりあの久遠寺の娘からの鬱の可能性が高いのかな
でも定かなことははっきり言えないんですね
悪ふざけで自分で鬱々言っていたのか、
自分の風体がそういう風にしか見えないから?
成程
教えてくださってありがとうございます 恋文が鬱の気に拍車を掛けたのかもなぁってくらいには思うけど
鬱病は病気なので、あんまりわかりやすい契機や原因は容易されてないと思うよ
京極さんはそういうことを無配慮に書く作家じゃないし でも原因が分かったらいいなと思って聞いてみました
関口君、鬱病重そうだったけど、
鉄鼠のたしか久保の葬式あたりで昔に比べて軽くなってきた
みたいな描写があったような気がして、そうか良かったなんて思っていたけど
そうなかなか上手くいかなかったですから
ほかの作品の中でも
鬱病も完治する病気だったらよかったのになと思います 関口君の鬱が治ればいいけど、ほかの仲間はもうそれでからかえないですよね
そんな事情も作品の中にあったり 関口って久遠寺ラブレターの前から精神科通ってたよね
鬼子母神近くの >>861 鉄鼠じゃなかった匣だったすいません
>>865 何作目にそんなこと書いてあったったっけ 豊島あたりの精神科っていうと久遠寺にも近いし、
今よりひどい扱いだったのかな当時の精神科は
薬もひどい副作用、効くのか効かないのか
薬すらあったのかなかったのか
せいぜい静養地で静かに暮らしてじんわり回復を待つのか
…関口も不憫だっただろうね なんかルーガルーの分冊じゃない文庫版が出るみたい
今更感があるが、3を依頼されたのかねぇ そういや支度でやたらと木場の死亡フラグ描きまくってたけど
当然死なないだけじゃなくネタとしてもオチがあるわけでもなかったのは
ありゃ何だったんだ?
警視庁捜査一課の部分は異動降格って事で良いけど
実家の方はやり過ぎじゃね? ロボトミーはともかく
脳に電気で強いショックを与えて鬱病治す
みたいな治療は今でも
最悪の場合行われているらしい(正しい情報かわからないけれど
ロボトミーはカニバリズムみたいなのを思い出す
酷い治療法 >>873
そういう思い込みで読んでるだけでしょ
あの程度で死亡フラグなら榎木津や他のキャラにも立ってるって言える
まあ始末の肩透かし感はわざとやってるんだと思うよ
よく考えるとサブタイトルからしておかしいし
「支度」して「始末」はしてるけど、宴そのものはいつやったんだ? >>874
精神科での電気ショック療法は
今でも行われてるけど、現在は
全身麻酔をかける無けいれん法が
主流だから苦痛は少ないと思う ロボトミーと言えば、日本でもロボトミー殺人事件があったな >>877
佐伯家目指して有象無象が行進するのが宴でしょ 海外ドラマのコールドケースとかは何度か昔のロボトミーを題材にした事件やってたな >>880
だよな、韮山に全員集まった所で宴開始だよね 陰陽師 百鬼を連れて 山登る
オサレな絵面ですわね 宴って言うのかあれは?宴会したわけでもないのに?
他は夏の話、匣にまつわる話とか具体的なものが作中に出てきた
でも「宴」だけ何か抽象的なんだよね
陰摩羅鬼すら倫理的欠落=瑕って話だったのに やりすぎだなんだ言われたけど
百鬼夜行パレードを現出させた筆力は
夏彦流文章技巧の極みになってるよな。
つかあそこで描かれた催眠術ってどうなんだろう
たしかにくわしくない人間が見ると何でもかんでも催眠術でやり過ぎだと思うけど
夏彦の事だから実際の催眠術の出来る事出来ない事をきちんと把握したうえで
作品に落とし込んだ(結果として知らない人にはやりすぎに見えちゃった)としても
おかしくないかなと思うんだけど どうももこうもないあの「催眠術」は白土三平で言う「心の一方」だよ
百パーセントファンタジー そういえば箱は箱が出てくるしおんもらきはおんもらきが出てくるけど宴は
宴会が出てこないな、家族が揃うことを宴会に見立てているんだらうか?
だから集まるまでが支度で集まってからが始末 関口いなかったからな、いたら韮山で
「塗仏の宴か」とか言ったんじゃない?と期待 まぁ宴だと酒席的なお祭りになるけど
夏彦的には山車だの神輿だのが行くお祭り的な意味で使ったんだろ
正確には誤用だろうがタイトルに使う字ヅラの印象を重視して 「どんちゃん騒ぎ」って意味で使ってるんでしょ
ちゃんと「どんちゃん騒ぎ」してたでしょ 塗仏のどんちゃん騒ぎ
どんちゃん騒ぎの支度
どんちゃん騒ぎの始末
これは流石に京極でも編集に「タイトル変えてください」言われるわな 京極ってトークイベントとかで家族の話しないな
子供とかいるのかね? >>895
以前は恒例の狩り物に行ったとかいう話を書いたり言ってたりしたけど
今はもう子供もいい歳でそういうことしなくなったのかね 大沢オフィスとして朗読イベントしてなかったっけ
行ったことないけど 大沢在昌みたいな暇を持て余してる人は参加できるけど
夏彦とかみゆきは忙しいもんな はあ?みんな刊行ペース大して変わんねーじゃん
それに世代も作風も違うんだから一緒くたには語れない
適当な知識で無意味に誰かをディスるなクズ 大沢と宮部はゲームで忙しいのです
「原稿遅れた場合、私と大沢さんは大体ゲームしてる」って宮部が自分で言ってた そんな人って、ゲームくらいやってる人の方が多いでしょ
宮部がゲーマーなのは割と有名だよ 週刊大極宮も随分過去のものになってしまったんだな。 >>902
自分で架空のゲームの攻略本作って遊んでるとか10年ぐらい前に言ってたぞ
木下って毛倡妓で完璧に狂ったと思ったんだけどその後何かに出てきた?
ルーガールとかに出てんのかな 宮部みゆきはゲーム大好きだよね、それでよくあんなに原稿書けるよたいしたもんだよ ネトゲは、周りが必死にやらせないようにしてるらしい 乱歩賞パーティーの会場で、泥酔した売れない中年ラノベ作家にからまれた京極先生 電子書籍版の表紙のダサさはなんとかなんないのかね?
「ヒトごろし」は書いそびれていたから電子で買おうかと思ったけど
あれじゃ買う気なくすわ。 狂骨読み終わったけど、前半は怪奇小説、怪談小説風ですごくよかったけど、後半はさすがに収集に無理がない?
京極堂が出てきて、全部言い当てるだけ
「○○だったのではありませんか、○○さん」
「その通りじゃ」
みたいな感じで、京極堂がまるで見ていたかのように全部言い当てるし
限られた手がかりからの推理で、人間の心理や状況をあそこまで当てるのは無理でしょ
いろんな事件を詰め込みすぎて、収集ついてるんだか、ついてないんだかよくわからないし
学術書じゃないんだから、一回読んだだけじゃ、全貌がわからりにくい
このキャラ誰だったっけ?っていうのもあるし、最低限キャラ紹介リストみたいなのはほしいわ
無駄に複雑にしているだけで、それが面白さにつながってない感じ
ページというよりも、関連事件はもう少し削ったほうがよかったね 一行で書くと、「難しいから簡単にして」ってことね
狂骨は漫画版があるからそっち読めばいいよ >>915
鉄ネズミだってそうじゃん 多分こうじゃないか?ああじゃないか?って推測をぶつけると
あの犯人の坊さんが全部素直に認める 安楽椅子探偵寄りだからな京極堂
しかし、そこ否定すると安楽椅子探偵作品全部否定しなくちゃならんよな
島田荘司もダメになるな
登場人物の多さは自分でメモするなりして乗り切れ
塗仏は覚えるの放棄して俺はメモした
色んな事件絡まるのは京極堂シリーズの醍醐味。絡新婦はもっと事件多いよ
京極堂シリーズ初めて読んだ?
しかしなーその感想では、俺の読解力が足りませんでしたみたいな感想だよそれ でもさ、エンタメ小説なら、読者に努力を求めるんじゃなくって、作者側がわかりやすいように配慮すべきじゃないの?
純文学じゃないんだから
読者の読解力がないんだは、エンタメとしては逃げだよ
複雑さが面白さにつながってるんならいいんだよ
でも結局最後駆け足で、京極堂が全部説明して終わってるだけじゃん でもさここの人達、一回読んで理解して面白いと思った人沢山いると思うよ
そもそも、事件の殆どが立川流のドクロ本尊作る事に帰結してるって事理解出来た? 狂骨ってシリーズ内でもわかりやすい部類に入ると思うんだけど
いうほど複雑か? 狂骨はメインの「同じ人間が何度殺してもよみがえってくる」の真相が
「またこれか」と
あとこれ着想元あのマンガだよなというダブルパンチで腰がへなへなとなったこと以外もうすべて忘れた 別に1回で理解できなければ2回でも3回でも読めばいいし、気に入らなければそのまま忘れたらいい
なんとなく刊行順に読んでれば「京極堂が出てきて、全部言い当てるだけ」とは思わない気がするけど
少なくとも順番に読んだ身としては、関連事件をもう少し削ったほうがよかったとは思わなかった 読解力なんて鍛えれば身につくんだから、自分が合わせていったほうがいいだろ
学術書なんてのは、正確を期するためにとにかく迂遠かつ硬質な文章で綴られてる事が多いから
読んでてウンザリする事が多々あるが、京極程度なら充分わかりやすい文章だと思うし簡単に追いつけるレベルだと思うよ 京極は複雑にしたらごまかせると思ってる節はあるよな
ウブメみたいに見たくなかったから見えなかったぐらいでちょうどいい
自分の筆力を信じて、ミステリーではなく怪談小説として突き進んだほうがエンタメとしては評価上がったと思う
ミステリーは複雑にするよりも、単純な話でミスリードが効いてる方が評価は上がるよ
十角館のラストの一行みたいに
手品は仕掛けがシンプルな方が評価される
複雑な機械を使ったイリュージョンなんて、金かければどうにでもなるし 編集者がよく新人作家にするアドバイスで、「削ることを覚えろ」っていうのがある
書きたいことを削れるようになってこそプロだ
枝葉を削れば、メインによりフォーカスが合う
このアドバイスは京極堂シリーズにも当てはまるとは思うよ キンドルで読んでびっくりしたけど、コミックの京極堂シリーズはよくできてるね
原作よりも、コミックスのほうがいいっていう人もいそう
絵もうまいし、あの複雑な話を上手く編集してコミックスにまとめてる
たいてい人気小説のコミカライズは二流どころがやるからひどいことになるのが多いけど >>926
言ってることには基本的に同意だけど、京極作品は長さも魅力だから許してやってくれ >>926
そのアドバイスを生かすためには、京極堂の長編新作が必要だな でももうレンガは要らんよ
おんもらきとじゃみは無駄に脂肪厚いデブみたいな感じだった >>926
実際、姑獲鳥の夏は持ち込み版からかなり削ってるらしいよ
文庫版で多少増補したけど、それでもスケール小さい話になってると思う
姑獲鳥だけ明らかに他の作品とは違う手触りでしょ
やっぱあの枚数は作品にとって必然性があるものだよ
陰摩羅鬼みたいな無意味な水増しや、邪魅みたいに明らかな失敗作は別として 百鬼夜行シリーズが短くてもいいなんていうのは
力士に痩せろっていうようなもんだと思うな
鵺が出たとして、もし姑獲鳥より短かったら取り敢えずがっかりするわ 島田荘司が暗闇坂から大作路線に舵を切って
眩暈辺りでネタが尽き
装丁と露骨な水増しで大作感を維持しようとした惨劇を思い出した
なっちも鉄鼠で無暗と厚くしたのが仇になった感がある
あれ、読み終わってみると分量の割に中身がない >>938
具体的に
訳が分からないって、あれは榎木津の恋愛に関する話だったでしょう 長くて難しいのヤダ、最後に京極堂が全部言い当てるのヤダってこのシリーズ全否定でわろた
巷説シリーズを薦めるわ 大鷹が可愛そうなくらい馬鹿馬鹿大馬鹿愚か者と言われる小説 大鷹はともかく、神崎礼子と榎木津の写真をめぐる一連の話は面白かったじゃない
榎木津の普段見せない恋愛の一面っていうか
犯人はその顛末にあんな殺人起こすようになってしまって 何だか邪魅は事件が胸糞だったんだよな
性的な被害だったからかな >>942
榎木津周りは悪くなかったよね
関口との遣り取りとか二人の友情感じてグッときたし
ただそういうシーンが作品と全然噛み合ってない
あのネタは死ねばいいのにみたいな連作短篇向けなんだよ
それを無理にシリーズ作品にしてるから色々破綻を来してる
プロットにはレギュラーキャラいなかったって冗談めかして言ってたけど
冗談じゃなく、それが作品の本来あるべき姿だと思う
あと大鷹の件も流石にやりすぎ、大人気なさすぎだわ たしかに
澤田って男がすごい卑劣だけどほとんどの女性に手をつけるし
神崎宏美のラストの砂浜のシーンとか好きで
犯人の犯罪理由が小物と騒がれる理由か
大鷹は百鬼夜行 陽の大首の話でも登場してたけど
そっちも性的で悶々とさせられる 段々文章に色気がなくなってきた
歳とってきたから仕方ないのか 俺、正直言って塗仏の宴以降どれも面白いと思えないんだよな
後巷説百物語くらいかな、ちょっとよかったのは
俺も年取って感性が変わったのかも 死ねばいいのにとか虚言少年なんて最悪だった 邪魅今再読して泣けた
ラストの憑き物落としからがらがらとすべてが瓦解するような
畳みかけるような展開がよかった
文庫版になってから表紙の裏の写真の
下に文章でなにか書いてあった言葉がなくなって
作者近影もなくてさみしい限り
やっぱり講談社ノベルスを買うべきだと思った 塗仏以降、物語に古めかしいおどろおどろしい
妖怪の逸話のある感じがなくなってきて(猟奇も)
そこのところはさみしい >>947
後巷説あたりから今の作風って感じがする
薀蓄とか妖怪とかより先に説教要素が増してる感じが >>948
著者近影はノベルスだけだけど、カバー袖の写真に添えてある一文は文庫版にもちゃんとあるよ
表題になってる妖怪画が載ってるページの前ページに載ってる ちょっと前にJで魍魎の匣知って読み始めたけどすごい面白いなぁ
今鉄鼠の檻読み始めたところや〜 >>922
狂骨には元ネタ漫画があるの? なんて作品? 自分はこの人じゃないけど、多分佐々木倫子の忘却シリーズのことだと思うよ
主人公が相貌失認っぽいので
でも元ネタにしたかどうかは定かじゃない。症例知ってただけかも知らんし まあ障害とか病気がトリックの要って時点で島田荘司だわな
漫画とはネタが被っただけでしょ
京極はもともと島荘フォロワーだけど、狂骨は特に影響が露骨
解決編で別の物語が始まってしまう感じもまんま90年代の島荘だな うぶめは横溝の悪霊島テイストを感じる
蛙の顔した赤ん坊の正体とかも平家蟹の正体に重なるし >>961
なんj
ひと月くらい前に読書スレが立ってて、そこに魍魎の匣の一説がはられて惚れた 魍魎の箱いったら、最初の加菜子と頼子のやりとりは今見ても秀逸だよね
「月は一度死んだ光だから、月の光を浴びればいい」
「猫のように生きるんだ。そのためには夜目が利かなきゃいけない」
「君は私の生まれ変わりなのさ。私たちは死に変わり生まれ変わって、いつまでも永遠に今のままなのさ」
加菜子がかっこよすぎ
あんなこといわれたら、屈折した中二少女は惚れちまうよな
でも、ああいう少女マンガ的な耽美なセンスって、あのシーンだけなんだよね
加菜子と頼子のやりとりは京極夏彦の小説としても、なんか雰囲気や毛色がちがう
いくら京極夏彦にしても、ちょっと上手すぎるんだよ
なんか、月の光は死の光とか、同時期の生まれ変わりとか、元ネタあるのかな >>943
だよね。
でもそれが狙いだったというかさ
小説ってフィクションってこんなのもあるし
創作者としてこんなのも書ける、という
開示だったのかも、とも思う。 >>963
私は魍魎の匣だと箱の中の少女(ネタバレ避け)が何を言いたかったのかが気になってる
妄想できるところも多めで好きだなぁ ルー・ガルー読んでなっちは加奈子みたいな僕っ子が好きなんだなーって思った 加奈子はいろんな事件にまたがっていっちょかみしてるね
僕っ子というか男でも女でも大人でも子供でもない人間は境界的でなんか変な魅力がある、って設定
歩未はベリショだから余計にそれっぽい >>963
>なんか、月の光は死の光とか、同時期の生まれ変わりとか、元ネタあるのかな
ひょっとしたら、関口センセイの幻想的私小説が元ネタかも。
作品の中では、そう明言されているわけではないけど。
ただ、加菜子と頼子は関口のファンだったらしいことは、
作品の中に書かれている。 >>963
モチーフ的には筋少っぽいけど、そのままのは記憶にないな >>967
>加菜子はいろんな事件にまたがっていっちょかみしてるね
この調子だと、加菜子が原因となって引き起こされた事件が、
まだまだいっぱいあるのでは? >加菜子はいろんな事件にまたがっていっちょかみしてるね
京極作品を全部読んだ訳じゃないんだけど、「百鬼夜行 陰」の一篇くらいしか思い出せない・・・
ネタバレにならなければどの作品に絡んでいるか教えて下さい まあその『小袖の手』だけだよ。まあつまり魍魎と絡新婦ね
魍魎だけじゃなく絡新婦でも結構重要な役割担ってたから印象強いけど
大きく括るとその二つだけだね ありがとうございます!
京極作品はどのシリーズも「あの作品のアレが起きなければこの作品のコレは起こり得なかった」的な絡み方が多いし、
一つの作品が他の作品の後日譚的な要素を含んでいるので、覚えきれませんね 妖怪はご飯食べないのにどういうエネルギーで動いてるんだろう
草むらをガサゴソさせるくらいの力もあるよな 謎だ >>975
妖怪は生き物でなく現象の名前じゃなかったかな 河童が発見されたら、妖怪の河童と動物の河童に分類されるんだろうなぁ
麒麟とキリンみたいに 発見されたらそれはもう妖怪じゃなくて動物
キリンは麒麟にあやかって外国の珍獣をそう名付けただけ
実在した時点でそれはもう妖怪じゃない
「触れるし見ることもできるが存在しない」ってのが京極堂の定義でしょ
それ以外は口承でしかないんだから何でもありだよ
もの食わなくても生きられる妖怪もいれば、食わないと生きられないのもいる じゃあ狸や狐や獺は? 実在もしてるけど妖怪としても残ってるよね
河童も見付かったらそうなるさ 一番ややこしい経緯で別れたのは動物のバクと妖怪の獏(夢を食う奴)だろうな >加菜子はいろんな事件にまたがっていっちょかみしてるね
次は、雨宮がいつも持ち歩いている、加菜子が入った匣を巡って
ひと騒動起こる話が読みたいw キリンはあの動物は何かと聞かれて現地語のギリ(ぜんぜんわからん!)でそうなったんじゃなかったっけ >>981
死んだ後も干物にして持ち歩くのか?
干して縮んだら「みっしり」じゃなくなっちゃうから
はこも誂えなおすのかい 干物になるまでは蛆がわいて大変そう
即神仏事件の仏も失敗して虫わいたし >>983
いさまやか誰かが会った時にはもう干物になってたんじゃなかったっけ 雨宮は彼岸に到達していたから、干物になった加菜子の遺体でもかまわなかったんだよ
悲しい義親子愛だよ
「幸せになるのは簡単だ。人間であることをやめてしまえばいい」
京極堂にそういわれ、箱に入った加菜子をもってさまよう雨宮を空想し、
「ひどく男が羨ましかった」
と思う関口の終わりも秀逸だよね
幻想文学作品としては、魍魎がいちばんよくできてたんじゃないだろか
そういう部分も評価されてアニメ化の対象に選ばれたんだと思う
アニメ向きのストーリーだった
実写じゃ加菜子のかっこよさとか、幻想的雰囲気を表現できなかったと思う 次のスレが建っていないので、
建てられる人は、誰か建ててください。 次スレ立てましたよ
京極夏彦 Part.89
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1537592296/
この板は保守は必要なのかな?
即死判定ありそうなら適当に新スレのほうも軽く埋めてもらえると有り難いです 7〜8年振りぐらいに覗きに来たけど鵺まだ出てないのかよwww >>984
即身仏について調べてみたんだけど、
五穀断ち、十穀断ちの難行苦行をやって、
最後に漆やヒ素を飲んで死んでも、
はとんどの場合、即身仏(ミイラ)になることに失敗して、
腐ってしまうことのほうが多いんだそうだ。 そもそも日本は高温多湿だから木乃伊になりにくいらしいよ 加菜子の死体は、匣の中で奇跡的に死蝋化していて、
その美しい死体を巡って、第二、第三の殺人事件が起こる!!!
…というのが、読みたいな(´・ω・`) 伊佐間が干物加奈子に全く憑かれなかったからなぁ…… いさま屋は第六感を信じない男
だからこそ目撃者はいさま屋でなければならなかったのかもな
干物っぽかったってのは暫く点滴で延命してた影響あるのかな >>994
牧朗は都合よくシロウ化してたんだよなw >>948
風呂敷は大きいわりに
犯人の動機は糞みたいな身勝手なもんだけどな
あいつ次刊で〇んでほしいわ、茜みたいに >>998
たしかにあの犯人ほんとくらだないからさっさと死んだほうがいいかもね だいたい、榎木津が好きだとかいいながら、
澤田になにか気がある感じがもう最低で
レイプ犯となに考えてるんだって感じ
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