【密室】クローズドサークル3【恐怖】
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
ミステリの登場人物は記号的な側面があるから
ラノベ的なものと親和性が高くなるのはある程度仕方ないと思う そろそろ、なろうからクローズドサークルものが発売されて、このミスにランクインしても
よいはず 雪とか吹雪ものは10作ぐらいパッと思いつくぐらい多いけど
大雨ものクローズドサークルって意外とないよな 大雨のクローズドサークルは双頭の悪魔、螢、七度狐辺りかな?
あと、そして誰もいなくなったより古いけどカーターディクスンの一角獣の殺人も
大雨のクローズドサークルになるのかな? ああ双頭の悪魔も大雨だったな
俺が思いついたのゲームだけど雨格子の館だけだったわ >>286
孤島ものなら台風で船が出せなくなるのもあるが、引き合いに出してるのが大雪吹雪ならこれとはニュアンス違うか 雨ぐらいならいざとなったら強引にでも脱出しろよになるから
結局雨そのもののせいで出れないんじゃなく道が土砂崩れで埋まるとか、橋が増水で流されるになるよね >>293
そうすると国産ミステリであればまあわかるけど
海外だと人里離れた屋敷でも平たい場所に建ってたりするから
「土砂崩れで道路封鎖」「橋が落ちて通行止め」みたいなのは難しいのかもね 雨は降りすぎるとここ数日の西日本みたいに建物が浸水水没して舞台そのものが無くなるからなあ
タイの洞窟のあれはある意味大雨のクローズドサークルに近いかもしれんが 吹雪の山荘、嵐の孤島はありだけど
嵐の山荘はちょっと状況設定が難しいってことか
どこかで混同したのかな?
嵐の山荘ってなんとなくホラーというかゾンビ映画っぽい(苦手だからちゃんと見たことないけど)w クローズドサークルになる要因TOP5
1位 雪や吹雪
2位 孤島にポツン(単純に船が来ない、嵐で船が出せない等)
3位 デスゲーム的なやつで閉じ込められる
4位 アースクエイクで埋まる
5位 4位なんか殆ど見たこと無いな
それだったらまだシェルターに閉じ込められるとか
船の中で殺人が起こるの方が多い気がするわ ゾンビより、宇宙ステーションや海底基地で連続殺人が起きるとこの方が
多くありそうだ 地上をどういうわけか恐竜たちがうろつきだして
巨大な地下核シェルターから出られないというのはどうでしょう? >>302
それだと「こんな殺人鬼と一緒にいるなんてごめんだ!俺は地上に出るぞ!」のお約束ができないからなー フラグメントは地震で閉じ込められたんじゃなかったっけ フラグメント
人格転移
幼虫旅館
あたりは地震絡みだな 恋愛要素ありのクローズドサークルのオススメ教えてください
できれば、クローズドサークルの経験を通じて相思相愛になる感じがいいです 北氷洋―The North Water―
イアン・マグワイア/著 、高見浩/訳 発売日:2018/09/01
19世紀半ば、英国。北極海を目指し捕鯨船ヴォランティア号が出港した。乗組員は、アヘン中毒の船医サムナー、
かつて航海で大勢の船員を犠牲にした船長ブラウンリー、そして凶暴な銛打ちのドラックスら曲者揃い。
やがて船内で猟奇殺人が起きるが、それは過酷な運命の序章に過ぎなかった――。想像を超える展開と圧倒的な筆力で、人間の本性と自然の脅威を描き尽くすサバイバル・サスペンス
北氷洋 The North Water』は、2016年のブッカー賞の候補作となり、ニューヨーク・タイムズの2016年度ベスト・フィクション5冊のうちの1冊に選ばれる >>313
面白そうだけど本格ミステリではないんだね 今みたいな雨風がクローズドサークルを生むんでしょね。ミステリ好きは結構わくわくしてるんじゃなかろうか >>315
どこにでも不謹慎厨がわいてくるからこんなとこくらいでしか言えないけど
今関空が絶賛クローズドサークル中ですね 閉ざされた空港のトイレで一人の男が殺された。彼は刑事で、国際指名手配のテロリストを追っていたという… クローズドサークル好きミステリマニア達が台風直撃のタイミングであえて孤島にある館に行きミステリ談義
しかしそこで実際に殺人事件が起こってしまう
って内容で来年の鮎川哲也賞に向けて書こうかと思ったけど1次通過できるほどのものも書ける自信一切ない 孤島で賞金一億のクローズドサークル作品の大賞を決めるという状況の中、連続殺人が起こる話で候補作は10作。今一作目のプロローグ書いてる・・・ 漂砂の塔 (単行本) 単行本 – 2018/9/5
大沢 在昌 (著)
2022年、雪と氷に閉ざされた北方領土の離島。
日中露合弁のレアアース生産会社「オロテック」で働く日本人技術者が、死体となって発見された。
凍てつく海岸に横たわる死体。何者かに抉りとられていた
捜査権がなく、武器も持てない土地に送り込まれたのは、ロシア系クォーターで中国語とロシア語が堪能な警視庁の石上(イシガミ)だった。
元KGBの施設長、美貌の女医、国境警備隊の若き将校、ナイトクラブのボス……
敵か、味方か? 信じられるのは、いったい誰だ?
日中露三ヵ国の思惑が交錯し、人間たちの欲望が渦を巻く! 人狼ゲーム殺人事件
読者への挑戦きたよ
12月に解答編公開らしいから挑戦してみては?
ちなみに全然わかりません・・・ >>322
そんなのあるんだ 面白そう!調べてみる 読んできた!面白い
大体察しはついたけど 選んだ人選の理由がわからないなあ 解決編楽しみー 死に山: 世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相
単行本 – 2018/8/25
世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》──
その全貌と真相を描く衝撃のノンフィクション!
1959年、冷戦下のソ連・ウラル山脈で起きた遭難事故。 登山チーム九名はテントから一キロ半ほども離れた場所で、
この世のものとは思えない凄惨な死に様で発見された。
氷点下の中で衣服をろくに着けておらず、全員が靴を履いていない。
三人は頭蓋骨折などの重傷、女性メンバーの一人は舌を喪失。
遺体の着衣からは異常な濃度の放射線が検出された。
最終報告書は「未知の不可抗力によって死亡」と語るのみ――。 UFO案件として有名だが、ちゃんと現実的な解決策が描かれているなら読んでみたいな ぶっちゃけ死に山:の解決はできの悪い島荘フォロワーのようなトリックだぞ
それまでの道行きは面白かっただけに最後でコケてる感じ
ワイルダー家の失踪みたく謎は面白いけど着地に失敗してる こういう本って出すならすぐじゃないと4年遅れで邦訳出されても誰が買うんだ まぁ、この事件自体知らなかったから
別に4年遅れでも関係ないよね お話にならないよ
まだプラズマ説の方がマシ
こんな事を言いだしたら世界中がディアトロふることになる。山小屋の作りがそもそも
発生しやすい作りになってる
しかも全員が一晩で例外なく精神異常を引き起こす事などあり得ない
現実に見せかけた非現実的な解決をしているだけの話 まぁ、簡単に解けないからこそ魅力的な事件なんだよ
逆に、万人が納得する解答を示したりしたら
なんだそんなことかとがっかりするかもしれない 朝日新聞書評横尾忠則
著者は子供のころから・・・・・に異常な興味と関心を持っており、そのことが解明の糸口になる
最終章で、その現場にいた遭難者の恐怖体験と同化したかのように、・・・・・の知識を駆使して、一気に解明に迫るが、
その描写のリアリティーには
死者の意思が関与しているのではと思わせるくらいだ。
だけど、ただひとつ気になるのはトレッカーの一人が撮った最後の写真の一枚に写っている「光体」の謎で、これには触れていない。
事件後、何人もが見ている空の光体と放射能。起こそして遺体が突然の老化現象をした説明もない。 前スレで「映像化意識してるんやろな」みたいな話が出てたと思うけどやっぱり来たね ただのスプラッターサバイバルホラーにならないか心配w
尺の都合で登場人物削られたり謎解き部分かなり端折ったりするだろうな 屍人荘は漫画化もしてほしいな
漫画なら原作を忠実に再現できる >>343
今時ラノベのコミカライズなんて当たり前ですよ
屍人荘はラノベみたいなもんだから別にいいんじゃね?
それに最近のコミカライズの絵は結構レベル高い 冬になると吹雪の山荘のようなロッヂに泊まりたくなる >>344
たまにごちゃごちゃ書き込んでて読みづらいのとかあるからな… 綾辻の館シリーズなんかもコミカライズすればいいのに
あの作品も漫画ならなんとか可能なんじゃないか?
有栖川の月光ゲームと孤島パズルはコミカライズされたな 作者が独りよがりのルールを作る特殊設定ものはもういいや
すでに古い手法 そんなに石持浅海作品読んでないけど、あれってテロに巻き込まれたとか現実的な理由でクローズドサークル、あるいはそれに近い状況になるだけで、特殊設定ではなくない? クローズドサークル自体の意義が分からんというのはある
限定状況じゃなきゃ成り立たない設定ってどうなのよ >限定状況じゃなきゃ成り立たない設定ってどうなのよ
どうなのって、別にいいじゃん
それの何が悪いの? まーたいつもの奴か
お前はもうルポライターの書いたドキュメンタリーだけ読んでなさい 警察の捜査能力や鑑識能力、科学鑑定に頼れないというだけでも十分魅力的だと思うんだけど。 『孤狼の血』のような重厚な警察小説を読んじゃうと
ちまちまクローズドサークルなんかやってる奴が馬鹿に見える
この作品も警察小説ではあるけど本格ミステリーとしても成立しているから
警察が介入するとミステリーにならないということはない >>358
だから重厚な警察署頭が好きなら
勝手に読んでいればいいじゃないか
なんでわざわざ興味のないクローズドサークルのスレにきて文句を言うの? 警察が介入したらミステリーがつまらなくなるとか言う奴がいるから 現実の警察は渋谷のハロウィンで暴れてた奴を監視カメラの映像リレーして自宅特定するようなつまらない重厚なローラー作戦ばっかりだけどな しばらく出てこなかったけど年末まで我慢してたのかw >>361
あ、その件はちょっと感動したわ。
警察すげえなって 警察小説もクローズドサークルみたいな特殊な人工的なミステリーもそれぞれ面白いと思う
どちらが優れているということもない >>366
そうそう
好みは人それぞれなんだから興味がなければ来なければいいのに
>>358みたいのは一体何がしたいのやら 重厚な警察小説を読んじゃうと 俺みたいな馬鹿になるからお前ら気をつけな
彼は身をもって示してくれているんだよ 指紋なりDNA鑑定なりですぐ分かることを、ああでもないこうでもない >>369
分かったから、クローズドサークルに興味がないのならもう来るなよ
別に興味のない奴に面白さを分かってもらおうとしているわけでは
ないんだから
自分の興味のあるスレに行けよ DNA鑑定とまではいわないが指紋すら判らない状況のミステリーってなんなのよ トンスルのような重厚な酒を飲んじゃうと
ちまちま日本酒なんかやってる奴が馬鹿に見える
トンスルも人糞酒ではあるけど酒としても成立しているから
警察が介入するとミステリーにならないということはない 現代の科学捜査が介入するとミステリーがつまらなくなるなら潔く昔を舞台にすればいいのに 昔を舞台にすると時代考証が面倒
科学捜査すら持て余す作家がそんなのまともに書けるわけない CSと言う状況は通常よりも疑心暗鬼が強くなるので非常に面白いが、
現代社会では成り立たないのも事実
まぁ登場人物以外いない孤島でスマホ没収または電波障害を発生させる等
特殊過ぎる状況を作るしかない
誰か面白い作品書いてくれw 今調べたら雲の平ですら場所によっては携帯通じるんだなー
もう本州じゃ面で圏外なところって村杉半島くらいしかないかもしれない
ただあそこは登山道もない超マニアの世界だから、一般人が集合しようがないw
でも尾根じゃなくて登山口とかだと未だに圏外な場所もあるので、
20年以上前に廃村になった谷合の村の屋敷を改装した別荘
若しくは絶海の孤島の館
で基地局が近くにないという設定にすれば なろうとかでも最近のクローズドサークルものはデスゲームばかりなのは何故なのか? もともと、なろうに本格ミステリとかあまりないじゃん
冒険ものやアクションもの方がメインだからデスゲームになるのは必然だ 現代の小説ならスマホ携帯使うのは前提みたいなものなのに
わざわざ使えない状況を設定するって何なのか >>383
何なのかもなにかも、スマホが使えない状況のクローズドサークルを読みたいという人がいるってだけの話だろ
それの何が問題なのか?
どんな話でも書けるのがフィクションの魅力だというのに
なぜ、勝手に前提とかルールとかに縛られなくてはならないんだ?
みんな読みたいものを読み、書きたいものを書けばいいだけの話だ。 同じこと言いだすやつも相手するやつも自演臭くなってきたな 十二人の死にたい子どもたちって面白かった?
設定は面白そうだけど 極端なことを言えばある一つの国を舞台にした物語は全部クローズドサークルものだよ
もっと言えば地球内にとどまっているものは全部クローズドサークル
地球とその他の星を往来して戦争でもしない限り非クローズドサークルとは言えない
おいらの持論さ 宇宙がクローズドサークルだったという気宇壮大なSF書く奴はいないか 登場人物が特定されない限りはクローズドサークルとは言えないな 個人的な見解として >>387
それは人は必ず死ぬから、100年間何もせずにいれば完全犯罪は達成できるといっているようなもんだ
単なる屁理屈。 なろうだと悪の問題〜あるいはYの悲劇’18〜が今面白いかな
毎週更新されてる 多宇宙という考え方だとこの宇宙自体閉じた一つの世界だからクローズドサークルなんだよ
それをどうミステリー化するかは作者の手腕 小説に限らず素人が公開してるのを紹介すると
同人スレみたいなの以外はどのスレでもそう言われるんじゃね >>396
紹介するなら書籍化されるまで待つべきだよな 俺が寛容すぎただけかw
普通に面白そうだなとか思ってたわ 394がどういうつもりだったかはともかくさ
実際にプロの作家になりたくてしかたない作者とかファンは宣伝したくなることはあるだろうし
宣伝だろって思う人もいるわな
なんか聞かれたときに凄く条件にあう作品を紹介とかならいいんじゃねとは思うけどね そもそもこのスレはミステリの中でも更に限定ジャンルについてのスレなんだからさ
常に条件に合う作品の情報を求められてるとも言えるわけで 《超悪質!盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪首謀者の実名と住所/死ねっ!! 悪魔井口・千明っ!!》
【要注意!! 盗聴盗撮・つきまとい嫌がらせ犯罪工作員】
◎井口・千明(東京都葛飾区青戸6−23−16)
※盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者のリーダー的存在/犯罪組織の一員で様々な犯罪行為に手を染めている
低学歴で醜いほどの学歴コンプレックスの塊/超変態で食糞愛好家である/醜悪で不気味な顔つきが特徴的である
【超悪質!盗聴盗撮・嫌がらせつきまとい犯罪者の実名と住所/井口・千明の子分たち】
@宇野壽倫(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸202)
※色黒で醜く太っている醜悪黒豚宇野壽倫/低学歴で人間性が醜いだけでなく今後の人生でもう二度と女とセックスをすることができないほど容姿が醜悪である
宇野壽倫は過去に生活保護を不正に受給していた犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
A色川高志(東京都葛飾区青戸6−23−21ハイツニュー青戸103)
※色川高志は現在まさに、生活保護を不正に受給している犯罪者です/どんどん警察や役所に通報・密告してやってください
【通報先】
◎葛飾区福祉事務所(西生活課)
〒124−8555
東京都葛飾区立石5−13−1
рO3−3695−1111
B清水(東京都葛飾区青戸6−23−19)
※低学歴脱糞老女:清水婆婆 ☆☆低学歴脱糞老女・清水婆婆は高学歴家系を一方的に憎悪している☆☆
清水婆婆はコンプレックスの塊でとにかく底意地が悪い/醜悪な形相で嫌がらせを楽しんでいるまさに悪魔のような老婆である
C高添・沼田(東京都葛飾区青戸6−26−6)
※犯罪首謀者井口・千明の子分/いつも逆らえずに言いなりになっている金魚のフン/親子孫一族そろって低能
D高橋(東京都葛飾区青戸6−23−23)
E長木義明(東京都葛飾区青戸6−23−20)
F若林豆腐店店主(東京都葛飾区青戸2−9−14)
G肉の津南青戸店店主(東京都葛飾区青戸6−35ー2 こうして誰もいなくなった 単行本 – 2019/3/6
有栖川 有栖 (著)
「判決は、全員死刑。命をもって罪を償ってもらいます」
伊勢湾に浮かぶ、通称「海賊島」に招かれた10名の男女。
仮想通貨で巨万の富を得た大富豪、「デンスケ」の招待によるミステリアスなバカンスは、予想外の断罪で幕を開けた。
死亡事故を起こしたモデル、ブラック企業の社長、その肩を持つ政治家、「悪の食物連鎖の頂点に立つ」弁護士……。
次々暴かれる招待客達の悪行、そして恐るべき殺人事件が……。 18日午後、屋久島町の県道などで土砂崩れが発生し登山客を乗せたバスなどが動けなくなっています。
屋久島町役場などによりますと18日午後4時すぎ屋久島町の県道屋久島公園安房線のヤクスギランドから明星岳展望所の間と町道・荒川線で土砂崩れが発生した連絡が入り、
わかっているだけで登山客を乗せたバスなど車およそ14台が動けなくなっているということです。
バスに乗っているのは、縄文杉から下山してきた登山客などおよそ100人で、このほか登山道には、まだ下山途中の登山客が150人ほどいるとみられています。 屋久島の登山地域は携帯繋がらないし
クローズドサークルとサバイバルが同時に起こってしまった 取り残された人たちは不幸だったが
このスレ的には現代社会でもまだCCが成立すると言う希望が持てたw 撮影された動画がポセイドンアドベンチャー状態だったよね
あの規模で誰も死人が出てないのほんとすごいなと思ったわ 白い僧院の殺人 【新訳版】 初版:2019年6月28日
カーター・ディクスン
高沢治 訳
現場は雪に閉ざされた密室――不可能犯罪の巨匠が真髄を示す名作。
周囲は百フィートにわたって雪に覆われ、発見者の足跡以外に痕跡を認めない。甥が〈白い僧院〉の客だったことから呼び寄せられたヘンリ・メリヴェール卿は、
皆を煙に巻きながらたちどころに真相を看破する。江戸川乱歩が「カーの発明したトリックの内でも最も優れたものの一つ」と激賞した黄金期本格ミステリの名作 ジェリーフィッシュは凍らない
市川憂人
●綾辻行人氏推薦──「『そして誰もいなくなった』への挑戦であると同時に『十角館の殺人』への挑戦でもあるという。読んでみて、この手があったか、と唸った。目が離せない才能だと思う。 」
特殊技術で開発され、航空機の歴史を変えた小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉。その発明者である、ファイファー教授たち技術開発メンバー6人は、新型ジェリーフィッシュの長距離航行性能の
最終確認試験に臨んでいた。ところがその最中に、メンバーの1人が変死。さらに、試験機が雪山に不時着してしまう。脱出不可能という状況下、
次々と犠牲者が……。第26回鮎川哲也賞受賞作。解説=千街晶之 最近文庫でたから読め。マジで面白いぞ。
続編は無難な感じになってるけど。 屍人荘、図書館に予約してようやく読めたけど
本格ミステリーじゃなくラノベですねという感想しかなかった 逆密室(?)みたいなのってある?
館でだれかが居なくなって、だれも施錠をしてないのに出入り可能な箇所は全部内側から鍵がかかっていて……みたいなやつ 部屋に鍵をかけて閉じこもったやつほど殺されるというのはクローズドサークルの定番じゃね >だれも施錠をしてないのに出入り可能な箇所は全部内側から鍵がかかっていて
普通の密室殺人ものに読めるけど中に死体もなにもないってこと? >部屋に鍵をかけて閉じこもったやつほど殺されるというのはクローズドサークルの定番
何でクローズドサークルものの犯人ってそんなややこしいことをするんだろうね ややこしい殺しがなければ解決編でのカタルシスがないという作者の都合だから クローズドサークルなんて環境設定している時点でその作者は無能だと判る だいたい二番目に殺される奴が実は被害者と入れ替わっていて犯人というパターン 一人も殺されないクローズドサークルがあったら斬新でいいな
誰か書かないか 恩田陸の『消滅』は何人もの怪しい人物が密室に監禁された状態で話が進んで行くが
特に殺人事件などが起こるわけではない >>426
ネタバレになるから描かないけど
普通にいくつもある >>430
自分も名作だときいて読み始めた・・・が
意外に普通??
だが・・・名作たらしめる何かが有ると・・・そう考えた時
ん?ああ・・・もしこういう事ならめっちゃスゲー!と解ってしまった・・・序盤で
その後は驚きもなく不都合が無いか確認作業的読書
つまらないけど読んでみてと・・・勧められていればさぞ感動できただろうなぁ
今ではそれを身近のミステリ初心者に実践し、感動のおこぼれを頂戴してるw 自分はワトソンは犯人じゃないとか、共犯者はいないとか
「全部」疑ったおかげで逆に気持ちよく騙されたw あれは、最初に余計な能書き垂れてるおかげで
犯人も探偵役も想像が付いてしまって、それを確認するためだけのつまらない読書になった 屍人荘の続編もクローズドサークル物みたいだけど
またウザイ葉村と何にも魅力を感じない美少女探偵が事件に巻き込まれて推理すんの?
前作で出た悪の組織も関わってくんの?
読む前からマンネリ感を感じる
所詮一発屋だったのか クローズドサークルは新本格でよくあるモチーフだが
その火付け役だった綾辻がそもそも一発屋みたいなものだし
十角館以上の作品は書けていないよね 今村昌弘作品は本格ミステリーじゃなく
それをパロディにしたラノベだと思ってる
ラノベにしてはキャラの魅力が絶望的に乏しいのが難点 >>436
シリーズ物にされちゃうと始めから読まなければならなくなって厄介なんだけど
営業的にはそうするのが正解なのかね。読者囲い込みというのか メルカトルとか火村、御手洗、湯川とかは魅力的というか頭に人物像が浮かんでくるけど
島田潔はどんな人だっけ?という印象。まあ生い立ちとか知りたくもならないけどw
逆に・・・中村青司は魅力的 >>440
島田潔は島田荘司と御手洗潔の名前を合体させて適当に作ったキャラだからな
>>437
越えてはないが、時計館も有名だから一発屋じゃないだろ 時計館ってどんな話だっけ
もう昔読んだきり憶えてない
十角館は憶えているんだけどね まぁ時計館でも認められないんじゃ
日本の本格推理作家で一発屋じゃないのは5人といないし
そもそも一発でも当てた作家すら10人を超えるかどうかになってしまうな 綾辻はアナザーで再ブレークできたのかな
アニメ化もされたし クローズドサークルで携帯を不通にする設定はお約束とは言え。そろそろやめてもらいたい
携帯で外部の名探偵に逐一城塁を話し画像を送り、現場に来ずに事件を解決する
安楽椅子探偵ならぬ携帯(スマホ)探偵とかあってもいい クローズドサークルでは探偵役も事件に巻き込まれていて殺されるかもしれない状況で推理するスリルもある
結局は探偵役が殺されないのも約束事みたいなものだが、探偵役が殺されちゃうクローズドサークルってあったかな >>444
再ブレイクしてから全然新作がでてないけどな 屍人荘の設定を地球全体でやるとか
そしてごく一部の人間が宇宙ステーションに批難
そこでゾンビに殺されたような殺人が
軌道エレベーター 実際、屍人荘もそのくらいスケールがでかかったら面白かった 地球全体にウイルスが蔓延して一箇所(南極)に閉じ込められるというのは
小松左京の『復活の日』の設定だな
別にそこで殺人事件が起きるわけではないが >>450
>実際、屍人荘もそのくらいスケールがでかかったら面白かった
それただのゾンビ映画
本格ミステリとしてはいかがなものか クローズドサークルになるのは突発的な不可抗力的なものなのに
そのチャンスを生かして殺人をしようととっさに思うなんて現実的に有り得んよな 今の新本格系のクローズドサークルものの嚆矢ともいえる十角館は
犯人が外部からの出入りをしているから厳密な意味でのクローズドサークルではない 綾辻の館ものは色々ギミックがあってクローズドサークルとしては邪道 >>455
そこで1年前と同じ反論をすると
>>454
そんなことをいうとあらゆる密室殺人はトリックで密室に見せかけているだけなので
厳密な意味では密室殺人ではない
要するに、結果がどうかじゃなくて、密室に見えるか、クローズドサークルに見えるかが
重要なのだよ。見せかけさえしっかりしていればそれをあとでひっくり返しても
ジャンルが否定されるわけではない。 読者にアンフェアだと言わせることこそミステリ作家の本懐よ 十角館の殺人は厳密にはクローズドサークルじゃないからクローズドサークル作品として扱うな!
っていう主張はなんかズレてるけど
クローズドサークルと見せかけて実際はクローズドサークルではなかった
っていうこと自体はむしろ重要な作品のキモではあるよね そもそも、十角館がクローズドサークルじゃないということ自体ネタバレだからクローズサークルとして扱うしかないんだよね
ミステリのジャンル分けは解答編には触れず、問題編の内容だけで定義されるべきものだ 犠牲者連中にとっては
外界から隔絶されて脱出不状態能になってたのは事実なんだから
真相を踏まえてもクローズドサークルではないってこたぁないと思う
他のクローズドサークルの有名作品もでも
クローズドサークルという名称そのものを日本に定着させた(とされる)有栖川作品も
みんな強引に脱出したんだからクローズドサークルじゃなかったとか
そして誰もいなくなったへの挑戦がテーマの西村作品も
トリックのキモが犯人が外界への脱出なんだから厳密にはクローズドサークルじゃないことになるしな 屍人荘のゾンビに襲われているというのもネタバレなんか
あれはその要素を摂っちゃえば凡庸な話でしかないが >>462
ゾンビに襲われているのは序盤から明らかになってるんだからネタバレでも何でもないだろ
ネタバレというのはあくまでも事件の真相についての話しだ
それに、あの作品の肝はゾンビそのものじゃなくで、ゾンビの存在がミスディレクションになってるという所でしょ
あくまでも本格ミステリなんだから ソンビに襲われている状況で
よくそれを利用して殺人を犯そうと思ったな
ちょっと無理があり過ぎる >>464
そんなこと言い出したら本格ミステリは無理のあるものばかりだよ
本格ミステリなんて名探偵なんていうファンタジーな存在がいるのだから、恐ろしく機転の利く犯人がいる程度は許容範囲内だよ 465に激しく同意するしかない
ゾンビが出てくるところまでは認められて、その先がアウト……って でももうその設定でシリーズ化しちゃったからなぁ
ゾンビが存在する世界
ゾンビウィルスが作れる世界
すなわちそれだけ化学が発達してる世界
・・・どこでもドアとか存在する世界かもしれないね
無いという記述が無いからw >>467
別にどこでもドアが出てきてもいいんだよ
その設定をあらかじめ読者に伝えて推理可能な状態にしておけば
それが、SFミステリーと言うものだ
今までの今村作品でもそうだろ?
ゾンビや予言の存在を最初から読者に伝えておいて
その上で推理をするのだから何の問題もない
解答編で初めてどこでもドアの存在が読者に知らされるのであれば
それはアンフェアだけど あんまり奇抜な設定やり過ぎるとリアリティが無くなって読者から見放される どこでもドアなんか出てきたら本を壁に投げるよ
そんなものが当たり前の世界なんて子供向けで充分だ >>471
西澤保彦とかそれに近いことやって評価されてるじゃん
設定なんか何でもいいんだよ
大事なのは作品内でルールがしっかり提示されていて
読者が推理可能かどうかという点だけ
どこでもドアが出てきてもどこでもドアで何ができて
何ができないのかということをあらかじめ提示されてれば
何の問題もなあい 本格ミステリー読んでたはずが仮面ライダーやウルトラマンが出てきちゃったら白ける
それでもミステリーとして成立していれば歓迎するという意見には与することができない
小林泰三のミステリーような例もあるが非現実的な設定はよほど実力がないと安っぽくなるだけ 社会派推理小説みたいなリアリティを重んじるミステリーが主流になった時代も有ったのに
新本格の時代になってからパズルとして面白ければ何でもありみたいになっちゃった 松本清張作品がいまだにドラマ化されることが多いのを見ても今でも社会派ミステリーの方が主流なんじゃね サスペンスドラマを見る層とミステリーファンでは客層自体が違う
ただ、ネットでミステリーを熱心に語るようなマニア層になると
日本では本格が主流となる 特殊な世界設定のミステリーはその部分が
トリックに関わってることがほぼ確実だから
さめる時はサーッとさめるんだよね…
それでも「社会派じゃなければミステリーにあらず」な時代よりは
今の方がまだましだと思う いろんなタイプの作品があるのだから、
あれはダメこれはダメとか言わずに
自分の好みのものを選んで読めばいいというだけの話だよね 社会派のクローズドサークルってないのかな
ブラック企業のいわゆる地獄の特訓でどこかの僻地の宿舎に閉じ込められてそこがクローズドサークルになる
そして殺人が・・・ 社会派の読者はクローズドサークルで殺人が起きるこなんか期待してないし
クローズドサークルなどの本格もののファンは別に社会派要素を期待していない
ゆえに社会派とクローズドサークルは相性が悪い
あっても動機として社会派を匂わす程度になるかな クローズドサークルになる要因は何でもいいんじゃないの
それがブラック企業の地獄の訓練であろうが構わない そのうちデスゲーム主催者によって10数名が拉致されて
強制的に推理ゲームさせられる作品とか作られそうだな
犯人役は殺さなきゃ殺されるから仕方なくやるわけで動機を考慮しなくていい
最初から全員携帯取り上げられてるから楽でいい
主催者を謎のままにしとけばシリーズ化して何作も作れる 殺人の動機がないってある意味斬新かな
北条遥の作品でそんな設定のがあった気がする
でもあんまりおかしな設定をやるとただのバカミスになっちゃうな >>485
それは既に米澤穂信が「インシテミル」でやってるよ
ただ、強制的にやらせるのではなく莫大な賞金で釣って殺人を誘発させるわけだが >>485
厳密にはミステリーじゃないけど
人狼ゲームシリーズがそういうことをやってる
強制参加だし、主催者の謎を小出しにしてシリーズ化してるし
ただあの形式はうかつに推理すると即退場になりやすいから
本格物との相性は悪いかなあ 屍人荘の動機も痴情のもつれという非常に陳腐なものなんだよな
もう動機として説明がつけば何でもありなんじゃないのか >>489
動機が陳腐で何が悪いの?
同じ本格ミステリでも、フーダニットに力を入れているものもあれば
ハウダニットやホワイダニットに力を入れているものもある
いろんなタイプのミステリーがあると言うだけの話じゃん
動機が陳腐で一体何が問題なのかいまいちわからんなぁ >>491
もちろん陳腐じゃないことに越した事はないけど
>>489が動機が陳腐なのがすごく問題のようなニュアンスでいうからさ
別に動機が陳腐なミステリーなんて昔からからいっぱいあるのに 陳腐な動機はそれこそありきたりな社会派みたいなものと変わらんからな クローズドサークルミステリが大好きなので
クローズドサークル状況を作り出して殺人がしたかったんです
が動機 動機は陳腐かどうかよりも説得力があるかじゃないのか
こんな動機で殺人をするかよと思われるようなのはもう失格
>>494みたいなのも説得力をもっていればありだけど、普通はそんなのありかよ、と白けることになるだろう 動機が陳腐なこと自体は別に悪いことでもなんでもないよなあ
むしろ、動機の謎がメインの作品でないのなら動機なんて陳腐なのが当たり前だし。
だから、>>489がそもそも何を問題としているのかが理解できないのよ
>>495のいうように、動機に説得力がないというのなら批判として成り立つけど 現実の殺人事件は家庭内でのかっとなって殺したみたいなのが大半だから
ミステリーの題材になるような凝った動機なんていうのはない
クローズドサークルでそんなものを仕掛けてkる訳がない フーダニットに重点を置き、動機が分からなくても犯人を論理的に推理できるなら、陳腐な動機でもいい
ホワイダニットに重点をおくなら、動機は重要 >>498
俺もあなたに強く同意するだけど、「いや、違う」って言う人の考えは変わらんよ
感じのいい人と会っても、締めているネクタイが気に入らないと、とんでもなく減点する
そんな態度をとる人がたくさんいるのを、ネットを見ていると思い知る まあ動機がただの私怨とかならどんなにトリックが良くできててもダメだな
たかが私怨で何でそんな複雑な殺人をやるんだか、結局バレるのがミステリーなんだけど
最後までバレない完全犯罪ならまだ面白いかもね >>500
私怨でなんで複雑な殺人をしたら駄目なの?
全く意味がわからないんだが いや、あいつにバカにされたことが気に入らないから殺すことにした、なんて動機を出されて受け入れられるものかね >>502
別に本格ミステリの世界ならそんな奴がいても全然変じゃないと思うよ
そもそも、トリックを駆使する犯人という時点で全然現実的じゃなくて
名探偵などといったものが登場する時点で全くのファンタジーなんだから
その程度でとやかくいうことでもないでしょう。
バカにされたのが動機なら、劣等感が強くて気は短いが恐ろしく頭の切れる犯人というキャラを設定すればいいだけの話だ。 そうなっちゃうとまさに何でもありで工夫も糞もないな >>504
その程度で、何でもありというのが理解できないな
本格ミステリには本格ミステリのリアリティラインというものがあって、
その程度ではリアリティラインに抵触しないうだけの話
トリックを駆使したり、名探偵が存在したりする世界と同程度のリアリティがあればいいんだよ
リアリティラインの設定がほかのジャンルとは違うというだけの話であって
決してなんでもありというわけではない。
そもそも、そこまでリアリティを求めるのであれば、クローズドサークル自体が
ありえない話ということになってしまう。 まあミステリーに何を求めているのか
奇抜なトリックさえあれば動機なんてどうでもいいという発想もあるしな >>506
いやいや、そもそもここはクローズドサークルのスレのわけで
クローズドサークルという時点で現実味のある動機なんて不可能だろう
クローズドサークル自体が現実世界ではありえないのだから クローズドサークル自体偶然性の産物で
狙ってやるものじゃないから動機とかはもはやどうでもいいというのはあるね
動機は取ってつけたようなものだ クローズドサークルって計画的なものもあれば、自然現象なんかによる突発的なものも多いからなぁ
動機で納得させるのはかなり難しいよなぁ クローズドサークルってトリックも無理があるよね
急にクローズドサークル状況になったからって殺人を企ててそのトリックもうまくいく
なんて都合のいいことがあるわけない クローズドサークル動機は問題にされづらい
そこで起こった事件を素人探偵が状況だけを見て予備知識なしに解くパズルだから
実はこんな動機だったのです、なんて後出しされてもつまらんだろう クローズドサークルとはそういうものだから
そう言指摘しても身も蓋も無い 吹雪の山荘になると決まって殺人事件が起きるのはミステリーの不思議の一つ >>513
逆に考えろよ
吹雪の山荘で殺人事件が起きたケースだけをミステリー小説にしているのだと
吹雪になったけれど何も起きませんでしたという話をミステリーにしてもしょうがないだろ? 別に嵐の山荘じゃなく晴天の山荘で殺人事件が起こってもいい。天気が良いから油断してたとか言って >>515
晴天でのクローズドサークルもいっぱいあるよ
「ある閉ざされた雪の山荘で」とか「アイルランドの薔薇」とか
心理的な縛りがあって警察を呼べないというパターン テロリストグループがアジトに潜伏中連続殺人が起こる
警察に通報するわけには行かないし自分たちで何とかしなければならない
犯人と目されたメンバーはリンチで処分されて終わり
だが果たして真犯人だったのだろうか… 数百人規模のクローズドサークルも有り得る
集落が災害で孤立している中で連続殺人が起こる
集落だから駐在所があって警察官もいるし、外部との連絡は取れる 個人的な定義としては
クローズドサークルはその閉ざされた空間にいる全人物を読者が把握しうる作品だな
だから逆に言えば仮に数百人いようがその数百人全員を把握できるなら定義としては問題ないけど 考えてみたら小野不由美の「屍鬼」って村が丸ごとクローズドサークルみたいになっちゃう話だった 今のハンターハンターとか数十万人規模クローズドサークルだな 地球規模でやれば数十億人規模のクローズドサークルも可能だ 10人程度の人間にクローズドサークルをさせているよりそのぐらいスケールがでかい方がいいよ 地球の外部世界の存在を匂わせて
でも地球から出られないし外からも地球に入れないという点に焦点が当たってれば
地球規模のクローズドサークルもあながちありえなくはないな 何かそういう設定って大昔の小松左京のSFにあるような気がする 地球上にウイルスが蔓延し南極に閉じ込められてしまうのが「復活の日」 そう考えれば、ウィルスでクローズドサークルになる「屍人荘」の根本のアイディアってって何も新しくないな
「復活の日」(1964年)で半世紀も前にとっくやられていたことだった >>527
何を言ってるの?
屍人荘のポイントはゾンビホラーと本格ミステリーを融合したことでしょ?
そもそもゾンビ映画をベースにした作品なんだから
その部分を新しいと思ってるやつなんて元々いないだろ ホラーといステリーの融合なんて今更珍しくもないな
最近では三津田信三の十八番だし >>529
別に屍人荘が新しいと言いたいわけではなくて
>>527の話がピントがずれてると言いたいだけ
ゾンビに包囲されて脱出不可能になる話なんて
昔からいっぱいあるんだからそこを新しいと
考える奴がそもそもいないだろうと 本格ミステリとオカルトの融合とか
遡ればカーの作品からあるし
そもそもの根本を上げると
ポーの怪奇小説の中からミステリというジャンルが分化したようなもんだしな >>533
まあ、ホラー要素はあくまでも真相を隠蔽するためのミスディレクションで本質的には本格ミステリだからね メジャーどころは一通り読んでしまって次読みたいのが見つからないのが悩み クローズドサークルものって結局、閉じ込められた状況で連続殺人が起き
探偵役の人物が推理して犯人を暴く
というパターンはほぼ共通しているから、何冊読もうが同じなんじゃないかな >>536
そんなこといったらどんなジャンルの小説や映画も
パターンは同じだからいくら見ても同じだという話になっちゃうじゃないか
こういうのは基本パターンは同じでもバリーションの変化を楽しむものでしょ? ただのコローズドサークルではもはや新味がないから
作者も叙述トリックにしたり、倒叙ものにしたり、色々変化を付けようと努力しているわけだ
ホラーやSF要素を入れるのもその試みの一つ 屍人荘はホラーじゃなくむしろSFなのかな
ゾンビが超常現象でなく人工的なウィルスによって生まれたものなんだから
そういう科学力の実在を前提としている ホラーもSF要素も要らないな
屍人も読んだがガチのゾンビでてきてひいた
知ってたら読まなかったな 屍人荘がシリーズとして続くのなら
ゾンビを利用した殺人はたまたまゾンビがでたから利用したんじゃなく
始めから仕組まれたものだった、だからゾンビも出た、と種明かしがいずれ来るかもね ホラー要素を抜いたら何の特徴もなくなってしまうじゃないか
鮎川賞も受賞できないし、ベストセラーにもなれなかった 屍人荘のホラー要素のアイディアはともかく小説自体はラノベに近い軽さ(悪く言えば安っぽさ)だからね 今の新本格系の作品ってだいたいどれもラノベっぽいじゃん 今の新本格系の作品ってだいたいどれもラノベっぽいじゃん 京極夏彦や森博嗣だって
やってることが小難しいだけで本質的にはラノベみたいなもんだからな
むしろその小難しさで読者の厨二心をくすぐるあたりが非常にラノベ的
その点逆に綾辻とかは、小学生でも読めるぐらい読みやすいけど
本格ミステリ作品は純粋に本格ミステリに専念してて
ラノベ感はあまりないと思う >>546
京極夏彦や森博嗣とかもその傾向はあるけど、今の新本格系というのは
ここ10年ぐらいでデビューした作家のことね
今村昌弘、青崎有吾、早坂吝、市川憂人、井上真偽、阿津川辰海
有名どころは大体ラノベ 川瀬七緒はあまりラノベという印象はない
シリーズ化しても主要キャラの年齢層が高いからか 東川篤哉もキャラ立ちで押す軽いミステリーなのだがあまりラノベという感じではない
凝ったトリックの新本格系もあるんだけど、やはり登場人物の年齢層ということか >>547
うん、だから最近のその辺は言うに及ばず
そもそも新本格ブームを牽引した
今は大御所の域に入りつつあるような作家ですらそうだしなってこと 今一番人気があるミステリー作家は東野圭吾だったりするので
本格ミステリーはマイナーなもんだ >>553
東野圭吾だって本格ミステリをいっぱい書いてるじゃないか 逆に現在の東野圭吾のような作風が、現代の本格ミステリーといえるのかもしれない
今更密室だのどうのこうのだのはもう古い 東野圭吾はクローズドサークルも書いているよ
仮面山荘殺人事件とか、ある閉ざされた雪の山荘でとか 東野そう何冊も読んでないけど、仮面山荘殺人事件の巻末の解説で、別の作家が東野と「先にパクられちゃった〜」と談笑した事が書いてあった
映画の新参者で最後の中井貴一見てて、大昔見た人間の証明思い出した
この世界パクるのって常識なんかな どうせ目ぼしいアイディアは出尽くしてるし他の作品と被るのは仕方ない
だからゾンビを小道具に使った屍人荘が新鮮な設定だと褒められている >>561
>石持浅海の「月の扉
例によってシリーズ物か
読むのが面倒だから敬遠してしまう 月の扉は読んだ
石持浅海は結構好きなんだがちとSF要素入ってるのがいただけなかったかな シリーズものだが第1作だからそこまで気にしなくても 後のシリーズ主人公になる探偵が正直めっちゃ影薄いしな 「月の扉」ってちょっと読んでみたけど飛行機が飛行中にクローズドサークルになるわけじゃないんだな
興味半減だわ 航空アクションサスペンスみたいなのを期待したら失望する >>566
飛行機ってそう長時間飛べるものでもないから、飛行中に連続殺人があって、
飛行中に解決というのは展開的に無理がある。 飛行機は飛んでこそ飛行機、墜落の恐怖と隣り合わせなのが飛行機だから
せっかくミステリーで飛行機を取り上げるのに、その美味しい部分を描かないのは勿体ない >>568
それは作者の力量によるな
飛行中の飛行機でクローズドサークルを描けなかったら
所詮その程度のものだ アガサクリスティの飛行機が舞台の有名作だって
別に飛行機内で飛行中に事件解決するわけじゃないしな 飛行中の機内でテロ発生という作品なら映画なんかにもいっぱいあるけど、
連続殺人となると難しいよな 「月の扉」って連続殺人じゃなく殺されたのは一人だけで
その殺人をめぐってあーでもないこーでもないとやってるだけだったけど そういえば学校が舞台のクローズドサークルってないよね?
人里離れた山奥にある学園とか
出入り口のロックが何者かによって解除できなくなったコンピューター管理された近未来の学園とか面白そうなんだけど クローズドサークルは現代の科学捜査が介入しないで(素人探偵の)推理だけで解決する
というのがセールスポイントだけど
逆に現代や近未来の科学捜査を取り入れたクローズドサークルがあっていいと思う >>576
未来ものなら、宇宙を舞台にしたクローズドサークルが結構あると思う
たとえば、今年発売したばかりのS・J・モーデンの「火星無期懲役」とか去年発売されれたムア・ラファティの「六つの航跡」とか クローズdサークル+安楽椅子探偵ものが読みたい
クローズドサークルだけどその探偵とは通信が繋がっていて
クローズとサークルの連続殺人のさなかにある人たちから情報を得て推理する
安楽椅子探偵が犯人だったという超どんでん返しがあったり 本格じゃなくてサスペンスだけど、船が舞台なら
最近だと「乗客ナンバー23の消失」と「遭難信号」ってのがあるよ
内容が妙に似てるのはたぶん偶然だろうけど
二冊あわせて豪華客船が怖いところだってことが
ひしひしと伝わってきたわ 屍人荘で明智なんかに何の思い入れもなかったから
こいつがゾンビ化しようとどうでもいいんだが、気にしている奴もいるんだな 例の女探偵が黒髪美少女なのはキモオタ受けしそうだとしか… 十角館をコミカライズしてほしいんだけどさすがに無理だろうな・・・ >>585
十角館の殺人なら月刊アフタヌーンで連載が始まっているよ
今月号に第一話が掲載されている >>587
本屋で読んできた
江南くんが女の子にされているのはワロタ
それから、島田潔のビジュアルはやっぱり、若いころの島田荘司そのままだな >>588
オルツィが眼鏡美少女になってたなw
十角館が可能なら水車館以降の館シリーズの漫画化も期待できるな
特に迷路館と時計館は見たい >>590
でも原作よりも入り込みやすかったよ
原作はいかにもミステリーオタの若書きといった印象で小説としてはこなれていなくてイマイチだった
もちろん、ミステリーとしては名作ではあるけれど >>592
アニメ版 anotherと同じ手を使うのはどう? 原作通りにやればいいんじゃね
原作ではあのシーンで叙述トリックはバレてる訳だし >>594
原作通りやったらあのシーン以前にトリックががバレちゃうじゃない これは「そして誰もいなくなった」もコミカライズされる流れ? 十角棺にしても、動機、原意は大したことがない
要するに陳腐な痴情のもつれでしかない >>598
別に動機に力を入れている作品じゃないからね
幻の女や長いお別れを読んででトリックは大した事ないというようなもんだ
それぞれ力を入れてるところが違うというだけの話 屍人荘も動機はつまらんよな
はあ、そんなことなんですかって、なんか白けたよ そもそも、クローズドサークルの金字塔である、そして誰もいなくなったからして動機は適当だし 字際に殺人事件って世の中のためにとか仇討ちとかよりも陳腐な痴情のもつれの方が多いよね
海外は知らないけど >>603
ケチなその辺の殺人とは違い、クローズドサークルという
気宇壮大な犯行なし遂げた犯人なんだから
動機ものそれに見合ったものであるべきだということでしょう クローズドサークルは偶然そうなるケースが多いから
計画性がない殺人をよくやるよと思う 屍人荘がなんであんなに高評価されてるのか分からない
ミステリーとしてトリックも動機も犯人の意外性も弱過ぎるのに
ただゾンビに襲われているという状況設定だけで評価されてんの? >>606
・ホラーと本格ミステリを同時に楽しめる。一粒で二度美味しいから
・ホラー要素がミスディレクションとして作用していて真相をうまく覆い隠しているから >>606
「分からない」と言われても、「ああ、そう」だね
どうしても書きたかったんだね まあ万人に受けるような作品はないから
作風が合わないってこともある そりゃ大衆に受ければベストセラーにだってなるからな >>611
いや、だから、万人に受ける作品じゃないのによく大衆に受けたなという話をしているのだが? 大衆に受けるといっても全ての大衆に受けるとは限らないんじゃない
少数派かもしれないけど気に入らないという読者だっているだろう ベストセラーが万人受けって事にはならないでしょ
ほとんどの人は読まないんだから 普通の大衆はミステリーを読むとしても東野圭吾あたりで
ゾンビが出てくるクローズドサークルものなんてあたりマニアックな読者向け >>614
そんなこと言い出したら万人受けした本なんてこの世に存在しないことになるぞ
そもそも万人受けというのはすべての人に受けるという意味ではなく多くの人に
気に入られたという意味だよ
辞書にはそう書いてある
したがって、数十万部も売れた屍人荘は十分万人受けしたといえるんだよ
ほとんどのミステリー小説は1万部も売れないからね まあ、ジャンルがマニアックでも話題になれば普段そのジャンルに興味のない人が
手に取るってことはよくある話だしね。
カメラを止めるながプチブームになったのは記憶に新しいところだ そうなの
でも前ほど売れてるわけでもないんでしょ
シリーズ化して読者を囲い込もうとするのは諸刃の剣
やがてジリ貧になりそう 綾辻もデビュー作の十角館は越えられなかったしね
あのシリーズにおいては >>620
諸刃の剣って、探偵ものはシリーズ化するのが普通だよ
別にこのシリーズが特別というわけではない
ヒットした探偵ものは、ほぼ100%シリーズ化しているといっても過言ではないほどだ
それにシリーズものといってもミステリーは1話完結形式だからどの作品からでも読める。
別に読者層を狭めることもない
現に、アガサ・クリスティだって横溝正史だってエルキュール・ポアロや金田一耕助を
シリーズ化したからといって読者層を狭めたなどということはなかった >>620
正確な数字はわからないけど、前作は24万部という告知が以前あった
そして、新作が発売2週間で10万部突破、その後にシリーズ累計50万部突破
という告知ががあったからかなり売れているんじゃないかなあ シリーズ化するほど魅力的な探偵とワトソン役かな
美少女探偵というのもいかにもあれだし
悪の組織との対決になるんでしょ陳腐だな >>622
前の作品を順番に読んで行かないと楽しめないなんてことにならなければいいが >>624
実際にシリーズ化して売れてるんだから問題ないんじゃね? いや、いつまでそれが飽きられずにいるかだな
ミステリーファンにとってはもうそんな設定陳腐でしょ 屍人荘は面白いとは思ったけど、続編まで買って読むほどではない感じ ミステリファンにとってはもう探偵の設定だったりで買うことあんまなくね?
少くとも俺はミステリとして面白けりゃそれでよくて探偵に魅力がなかろうと気にしないわ なんでミステリーにゾンビ出てくんのよ
人生で買って損したと思える数少ない作品だった
二作目も売れてるらしいが続かないでしょ
〜賞受賞ってあまりあてにならないよな
致死量未満の殺人もかなり期待してたのにガッカリだった
あの作者もそれ以降全然だろ? >>630
アマチュアがプロになるための賞なんだだからそのほとんどがプロの作品よりつまらないのは当たり前だろ
新人賞をなんだと思ってるんだ? >>630
なんでって、ゾンビが出てくるミステリーなんて昔からあるぞ
それに、ゾンビの他ににも幽霊や魔法使いやタイムマシーンが登場するミステリーもある
というか、そういう非現実的なファンタジー要素とロジカルなミステリーの要素を
融合した作品はSFミステリーといって半世紀以上前から一つのジャンルとして存在している
一体それの何が問題なんだ? ミステリーにリアリズムを求める読者はゾンビなんて受け入れられんでしょ ゾンビというのはフリーメイソンが好むテーマなんだろ
大衆に紛れ込んだフリーメイソンがフリーメイソン製の「文化」を評価するという、いつものことだよ
やつらは何かと聖書をバカにするからなあ
最後の審判で死者が復活することを愚弄する意味だろう
やつらが秘密の集会で議論し合う象徴的意味については、部外者にはわかりにくいからね
最近ゾンビゲームが多いのもフリーメイソン関連かな >>633
リアリズムを求める読者ならゾンビ以前に本格ミステリやクローズドサークルものだって読まないだろ まあそういう読者は密室ものとかにも興味ないだろうしな >>635
ゾンビとミステリーのリアリズムを同列で語るなよ
お前の屁理屈だと超能力使ったミステリーも許されるって事になるじゃん 現実的にはありえない(が実現可能)と科学的にありえないは別物な 今どき密室をメインにしたミステリーなんかあるのかね >>637
もちろん、認められるよ
実際、超能力や魔法が登場するミステリーはたくさんあるし
例えば、「七回死んだ男」とか読んだことないの?
時間を移動する超能力が出てくるけど本格ミステリして非常に出来のいい傑作だよ
別に超能力を使うこと自体が駄目のではなく、問題は読者が推理可能かどうかだよ
最初からどんな超能力なのかを読者に開示しておいてそれを前提に
推理ができるのならミステリーとしてはなんの問題もない
現に、そういうのはSFミステリーと呼ばれていてジャンルとして確立されている まあ結局、西澤保彦あたりの特殊設定ミステリーの話になって
この話題は終わりになっちゃう >>641
うん、西澤保彦も有名だし、ゾンビの登場するミステリーなら山口雅也「生ける屍の死」が超有名
そもそも、特殊設定ミステリやSFミステリーは半世紀以上前から存在しているものだから
いまさら、ゾンビが出るから駄目、超能力が出るから駄目という意見が出てくるとは思わなかったのよ
もちろん、好き嫌いは自由だけど
これだけ作品がある中で、ミステリーとして認められないというのはないだろうと >>643
60年代の「魔術師を探せ」や「魔術師が多すぎる」が元祖だといわれているけど
1951年にディクスン・カーが発表した「ビロードの悪魔」とかはどうなのだろう?
それ以前にも1935年にセオドア・ロスコーという作家が「死の相続」という作品を発表していて
これが元祖ゾンビの登場するミステリー
あって、 ハウダニットフーダニットの答えが実はドラえもんの4次元ポケットもった男が犯人でしたでもオッケーて事か笑 >>645
もちろん、OKだよ
ドラえもんの4次元ポケットとはどのようなもので何に使えるのかをあらかじめ
読者に提示していればね。
読者はその情報を元に誰が犯人かを推理すればいい
逆に、解決編になって、なんの伏線もなしでドラえもんの4次元ポケットが登場すれば
そんなのはミステリーではない
それだけの話だ
そもそも、ドラえもんの4次元ポケットが登場するような作品は特殊設定ミステリーやSFミステリーの名で
すでにジャンルとして成立しているのだから、いまさらミステリーとして認めないなどといっても意味のない話だ。 4次元ポケットが論理的に説明っされたってそんなのミステリーに持ち込んだって白けるだけだわ >>647
しらけるかしらけないかは個人の好みの問題だから別にいいんじゃない
ただ、ミステリーにはそういうジャンルがあって、
すでにミステリーとして認められているというだけの話だ どんな設定でも作中でありなんだと設定してしまえばありなんだというのは小説として退廃だと思う このスレって
否定的な事ばかり言ってる奴が
定期的にわいてくるよなw たとえばリアリティ重視の社会派ミステリーにとんでもない非現実的設定を持ち込まれたら鼻白む物があるしね
そんなのは期待されていない >>651
ヒットした作品に期待されていないとかいってもしょうがないだろ
要は自分の好みに合わないというだけの話じゃん
単に自分の好みに合わないだけなのにそれを一般論として語るのが間違い そりゃそうだな
俺はやっぱり現実的なミステリーが好きなんで
あんまり異様な設定をされても受付けないというのはあるから 現実にある武器なら思いつきもしなかった使い方されると凄いなと思うけど
魔法とか超能力とかなら作者の脳内設定なんか知らないしなあってなるなあ 超有名な某社会派推理小説の凶器だって「超音波発生装置」だしな・・・w >>654
だからその魔法や超能力の情報をあらかじめ読者に提示しているからミステリーとして成立するのだと、何度説明すればわかるんだ?
それにそもそも、屍人荘はトリックに魔法や超能力が使われているわけではない
ゾンビの存在はあくまでもミスディレクションに過ぎない ゾンビに襲われているからってその状況をトリックに使い殺人をしようなんて咄嗟に思い付くもんかね >>657
その程度は本格ミステリのお約束として許してやれよ
現実世界には絶対いないような名探偵が登場するのと同じだろ?
本格ミステリの世界は、名探偵がいるように名犯人も存在するって世界観なんだよ クローズドサークルと言えば、かまいたちの夜
めっちゃ面白かったけどゲームなんだよなぁ クローズドサークルは犯人が殺人のために故意に作った状況でもない限り
殺人にしては偶然に頼り過ぎている >>655
松本清張の凶器には面白い物があるぞ
硬い餅で殴り殺して、捜査に来た刑事にふるまうとか
死体を隠すのでも樹脂で固めて鉋屑のように薄くして湖に捨てるとか 硬いフランスパンで殴り殺すというのもあったな
殺人者は剣道の達人という設定
それでいくら硬くてもパンで殴り殺せるのかと疑問である 古畑任三郎の加藤治子犯人回の凶器は意外すぎてびっくりした パンで包丁作ったユウチュウバーが居たなぁ・・・何とかの極みとかなんとか >>661
ダールの名作の丸パクだと知って褒めてるのかねえ 特に、昭和の巨匠はみんな海外の名作を露骨にぱくっている 初版:2019年9月13日
屍人荘の殺人
合宿先の別荘で起きた連続殺人事件に遭遇したミステリー愛好会のメンバーが生き残りを
懸けて真相を追うさまを描く。第27回鮎川哲也賞受賞作品
『このミステリーがすごい!2018』、〈週刊文春〉ミステリーベスト10、『本格ミステリ・ベスト10』で第1位を獲得
映画化2019年12月13日に全国公開予定 ミステリの場合は元ネタにどれだけ自分のアイデアを加味してひねりを加えているかが重要。
たとえば、トリックが同じでもミスディレクションに工夫があったりすると評価される。
逆に何の工夫もなくストレートに真似しているとパクリ扱いされる
元ネタを知っている人でも騙せるかどうかが一つのポイントだな ミステリーにもう新しいネタなんて無いよ
使い古されたネタをちょっと弄って見せてるだけ だからそういう話をしている
ひねって使えばオッケー
そのまんま使うとパクリになる じゃあ金田一少年の異人館村も
真犯人が使ったメイントリックが
占星術のトリックだったわけじゃないから別にOK? いまだに山口雅也がなんで屍人荘の殺人にあんなに怒り狂ったのか謎。あきらかにいちゃもんレベルでボケたんじゃないかと思った 異人館は個人的にはアレンジの範疇
金田一でパクリなのは魔術列車での死体消失トリック 今始まった刑事ゼロってドラマのスペシャルがクローズドサークルみたいだけど
連ドラ版見たことないからキャラがよくわからん 屍人荘ってゾンビになるとただの自働人形みたいなもので感情もなくしてしまうのが物足りない ゾンビ化してもかろうじて理性は残っているけど人を襲うのが辞められなくて葛藤するとか >>680
別に屍人荘に限らずほとんどのゾンビはそうじゃないか
そもそも、謎を設定するために理性のないゾンビを用意したのにゾンビに理性があったら話が成立しなくなるじゃん >>691みたいなゾンビ側の話があってもよかった。ゾンビの悲哀というような
そうしたら明智ももっと効果的に使えたろう
話が複雑になるから省いたんだろうけど ゾンビとか全部、謎解きのために用意された設定なのに
無駄に話を膨らませてどうしようというのだろうか?
屍人荘はあくまでも本格ミステリなのにゾンビホラーがメインだと
勘違いしている人が多くないか? ただの道具でしかないゾンビがかわいそう
ゾンビはどう処分されるんだろう回復不可能だから殺処分か 勘違いっていうかどういう解釈で読もうが読者の勝手だし >>688
うん、作品をどう解釈するかは読者の勝手だから、俺も自分の意見を言っているだけ
だから、反論があれば言ってほしい
俺はただお互いの意見をぶつけ合って議論を楽しみたいだけんだ このスレでは屍人荘は頻繁に話題になるのに、ジェリーフィッシュは凍らないは全く話題にならないんだな
同じクローズドサークルもので、同じ特殊設定もので、同じ鮎川哲也賞受賞作なのに。
デビュー作でありながらミステリーランキングでいきなり高順位を記録して注目されるなど共通点は多い 屍人荘の方がゾンビとか美少女探偵とかキャッチーな要素が多いからでは ジェリーフィッシュはクローズドサークルというより叙述トリックもので
しかもそのトリックには散々前例があって新味がない >>693
いやいや、ジェリーフィッシュは外部から遮断された閉鎖空間で殺人が起きる
典型的なクローズドサークルものでしょ?
十角館の殺人がクローズドサークルものであるのと同じで
それはともかく、ジェリーフィッシュは発表当初は鮎川哲也賞歴代最高傑作という
位置づけだったのにあっというまに屍人荘に上書きされてちょっと可愛そうではある 屍人荘読んでなんかスカッとしなくて感想やらネタバレ評価とか読んだんだけど
読書サイトの感想たまたま見かけて読んでみたら色々納得できた ジェリーフィッシュは殺人自体はあっさりしたもので、それ自体が焦点ではなく
その後の警察の介入がちゃんと書かれている
謎を解くのも結局警察だし クローズドサークルで科学捜査ができないのをいいことに素人探偵が出しゃばってこないのはいいね
ジェリーフィッシュ >>698
まあ、グラスバードは還らないといい、警察捜査陣が解決するクローズドサークルものを確立したところが
マリア&漣シリーズの目新しさかもね
これまではクローズドサークル内で完結するというのが基本だったからね >>698
ここはクローズドサークルのスレなのに、クローズドサークルのお約束に対して文句が多い奴が多いのはなぜ?
クローズドサークル大好き人間が集まっているわけではないの? いや、お約束事なんて破るために存在しているに過ぎないだろう >>701
いや、お約束を破って新しいものに挑戦するのは別にいいけど、それはそれとして古典的なクローズドサークルはみんな嫌いなの?と尋ねているんだよ
なんかレスを読んでるとクローズドサークルスレなのにクローズドサークル自体が嫌いそうな人が多そうだったから クローズドサークルもので「あなたの番です」みたいな連ドラやってくれんかな
登場人物が14、15人くらいでデスゲームでも構わん
伏線散りばめて終盤で回収
誰が黒幕か?次は誰が殺されるのか?で盛り上がると思う アンフェアだと言われるのがミステリ作家の本懐だって?? >>700
全体的には好きだけどここはちょっとってのがあるのは別におかしくないんじゃないの
まあこのスレで頻繁に文句言ってる人はそういう感じでもないけどさ 伏線より何でそんなことをするのかという動機の方が大切だと思う デスゲームは内容が面白ければ動機なんてどうでもいい 動機としてありがちな復讐とかだと、またか、と思ってしまう 屍人荘だが漫画のほうはなかなかいいな
映画もいい出来だといいが 紅蓮館の殺人 (講談社タイガ) 文庫 2019/9/20
阿津川 辰海 (著)
全焼まで、残り35時間。
館に山火事迫る!
殺人の真相を解き明かし、絡繰だらけの館から脱出せよ。
☆☆☆
山中に隠棲した文豪に会うため、高校の合宿を抜け出した僕と友人の葛城は、落雷による山火事に遭遇。
救助を待つうち、館に住むつばさと仲良くなる。
だが翌朝、吊り天井で圧死した彼女が発見された。
これは事故か、殺人か。
葛城は真相を推理しようとするが、住人や他の避難者は脱出を優先するべきだと語り――。
タイムリミットは35時間。
生存と真実、選ぶべきはどっちだ。 若い奴が合宿でという設定はもういいよ
たまには老人ホームを舞台にしたクローズドサークルとか読んでみたい 精神的なクローズドサークルみたいなのはやっぱりある?
人死にが出たけど、そもそも全員で薬やる集まりだったから通報できない、みたいなの >>716
アイルランドの薔薇
人が殺されたけど武装組織の秘密の集まりだったから警察を呼べない
ある閉ざされた雪の山荘で
集まった役者の卵が次々と消えていくが
事件とは断定できず、それ自体がオーディションの可能性があるので逃げることができない 月原渉の使用人探偵シズカ: 横濱異人館殺人事件、首無館の殺人、犬神館の殺人
三作品とも明治時代の設定
やはり現代だとクローズドサークル成立させるの難しいし
昔の時代設定でやるのがてっとり早いのかな
横溝正史、江戸川乱歩のような世界観雰囲気も味わえるし一石二鳥 そして誰も死ななかった 単行本 2019/9/30
白井 智之 (著)
覆面作家・天城菖蒲から、絶海の孤島に建つ天城館に招待された五人の推理作家。
しかし館に招待主の姿はなく、食堂には不気味な泥人形が並べられていた。
それは十年前に大量死したミクロネシアの先住民族・奔拇族が儀式に用いた「ザビ人形」だった。
不穏な空気が漂う中、五人全員がある女性と関わりを持っていたことが判明する。
九年前に不可解な死を遂げた彼女に関わる人間が、なぜ今になってこの島に集められたのか。
やがて作家たちは次々と奇怪を死を遂げ、そして誰もいなくなったとき、本当の「事件」の幕が開く。
驚愕の本格推理。
ミステリ界の鬼才が放つ、新世代の「そして誰もいなくなった」! >>716
石持浅海
「扇動者」 政府転覆を目論むテロリストの集まり
「崖の上で踊る」 復讐殺人計画者の集まり
どっちも殺人が起きるが目的達成のために通報できない 石持ってどうもフリーメイソンっぽいんだよな
名前に石が入ってるし やっぱ本格ミステリーの王道ってクローズドサークルだとおいらは思うんだな そんなことはないだろう、密室、アリバイ、動機、等本格ミステリーの素材は沢山ある 本格ミステリーはやはり名探偵や名刑事が出てきて謎を解くのが本流
クローズドサークルみたいな素人探偵ごっこはお呼びじゃない クローズドサークルが本格ミステリの主流なったのは新本格ミステリブーム以降
逆に、それまで人気だった密室殺人やアリバイ崩しものは衰退の傾向にある DNA鑑定、携帯、インターネット、到る所に設置されるようになった監視カメラ、Nシステム
といった現代のテクノロジーについていけない作家がクローズドサークルに逃げる
指紋や血液型さえ無視できるしね
多くのミステリー作家はちゃんと現代のテクノロジーに対応しているけど >>725
名探偵がクローズドサークルに巻き込まれるのも王道じゃなくって? クローズドサークルの仲に名探偵がいたなんて都合のいいことは確率的にものすごく低いだろう
リアリティが無さ過ぎる そもそもclosed circleというのが「閉ざされたサークル、閉鎖的サークル」という意味だから、こんなモチーフを頻繁に扱う作家はフリーメイソンだろうな 新本格以降流行りだしたのは叙述トリックものだと思う
他の題材との合わせ技も可能だし 怒られるかもしんないけど金田一少年が一番面白い
37歳はイマイチだけど
新本格っていうのがよく分かんない
東野なんかも清張とか森村誠一の焼き直しじゃね?
どこが新なん
テレビ局も今だに開局何十周年記念ドラマとかは清張か森村だし クローズドサークル物って本格ミステリのなかではエンタメ性が強い作品が多く読み慣れてない読者にも薦めやすいとおいらは思うんだな >>734
東野は新本格じゃないぞ
新本格とはむしろ松本清張や森村誠一などの
社会派ミステリーを否定して戦前の欧米ではやった
古典的なな探偵小説に回帰した作品を指す
本格ミステリの原点に立ち返った上で現代風な味付けをしたから新本格というわけ 東野とか現代の売れっ子は映像化の権利とか高いから映画か連ドラじゃないとされないんじゃね 東野は初期は本格ミステリー書いてたからプレ新本格という感じだった >>739
本格と新本格は違う
東野圭吾は作風が幅広いからなかには新本格ぽい作品もあるが、基本的には新本格の作家ではない
東野はなんでも書くオールグラウンダーと言う感じ 竹本健治、島田荘司などもプレ新本格だと思う
もう「匣の中の失楽」とか「占星術殺人事件」なんてもろに新本格と言っても良い
そういうプレ新本格に刺激されて出てきたのが新本格 東野はもっとちゃんと人が死んだら面白いんだけどなぁ 新本格の始まりの頃は毎月の講談社とかカッパのノベルスが楽しみだったなぁ・・・ やっと『魔眼の匣の殺人』を読んだ
最後まで生きりそうな人があっさり死んでしまうのね ジェリーフィッシュがクローズドサークルの常識を乗り越えたと思ったら
あっさり屍人荘に乗り越えられたというが、自分はジェリーフィッシュの方が好み トリックが殺人鬼と一緒だよな
んで謎解きの過程が面白いかというと微妙 殺人鬼は内容がえぐすぎてトリックとか途中でどうでもよくなってきた 何で悪天候の元殺人をやろうなんて考えるのは意味不明だよな >>751
悪天候だと、逃げ出すことができず、外から応援が来ることもなく、じっくりと腰を据えて連続殺人を実行できるからだよ
特に、相手に恐怖を味あわせたい時は効果的。クローズドサークルじゃない場合は2人ぐらい殺した時点で警察が関係者をマークしてやりにくくなるからな 困難な状況で殺人をする方が面白いというメタ的な理由 警察が介入しないクローズドサークルのほうが連続殺人は容易だろ クローズドサークルになるのが偶発的な原因だから
そこから一気に殺人という思考になるのはかなり無理がある クローズドサークル=偶発的じゃないよ
むしろ、計画的なもののほうが多い
なにも悪天候にならなくてもクローズドサークルを作る方法はいくらでもあるからね 今評価の高い屍人荘なんてクローズドサークルになったのは完全に偶然だし 謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)
「館」の謎は終わらない――。館に魅せられた作家たちが書き下ろす、色とりどりのミステリの未来!
奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在のロジック――!
読めば鳥肌間違いなし。謎は、ここにある。新本格30周年記念アンソロジー第三弾。
収録作品:
はやみねかおる『思い出の館のショウシツ』
恩田 陸『麦の海に浮かぶ檻』
高田崇史『QED〜ortus〜 ―鬼神の社―』
綾崎 隼『時の館のエトワール』
白井智之『首無館の殺人』
井上真偽『囚人館の惨劇』 謎の館へようこそ 白 新本格30周年記念アンソロジー (講談社タイガ)
テーマは「館」、ただひとつ。
今をときめくミステリ作家たちが提示する「新本格の精神」がここにある。
奇怪な館、発生する殺人、生まれいづる謎、変幻自在のロジック――!
読めば鳥肌間違いなし。謎は、ここにある。新本格30周年記念アンソロジー第二弾。
収録作品:
東川篤哉『陽奇館(仮)の密室』
一肇『銀とクスノキ 〜青髭館殺人事件〜』
古野まほろ『文化会館の殺人 ――Dのディスパリシオン』
青崎有吾『噤ヶ森の硝子屋敷』
周木 律『煙突館の実験的殺人』
澤村伊智『わたしのミステリーパレス』 殺人者が自暴自棄になって自殺するんでない限りどの道連続殺人は警察にバレて捕まるよな >>760
クローズドサークルは警察の介入が遅れるので、正確な死亡推定時刻が絞れなくなったり、現場の保存がされていないので証拠が曖昧になったりするメリットがある。結局、物的証拠が頼りにならなくなるため、生き残った人間の証言を頼りに犯人を特定しなくてはならなくなる。
そこに犯人がトリックを仕掛ける余地が生じてくるというわけ。
もちろん、現実ではそううまい事はいかないけれど、小説世界でのの理由付けとしてはこれで十分だろ まあ現実では捕まらないかもしれないなんて期待してクローズドサークル殺人を行う奴なんて居ないからな クローズドサークルとか本格ミステリーは要するにファンタジーだし まあリアルという点では確かにおかしくはあるよね
各地に散らばってるのをひそかにやったほうが安全
クローズドサークルじゃ最初から自分も容疑者に入っちゃうんだから
しかも残るのは数人だし 現実と違ってミステリーの世界では犯人がトリック使いまくるから
トリックを使うのであれば、科学捜査の手の入らないクローズドサークルの中でのほうがやりやすい 現実には名探偵名刑事が居合わせる事なんて無いからなぁ
自殺に見せかけて殺しときゃそのまま処理されてる ただ、クローズドサークルの場合は
大量殺人が前提
大量に殺すとさすがに警察は自殺とは思ってくれないし、
大量に殺すならクローズドサークルのほうが、警察の邪魔も入らなくて都合がいい でもみんな集めちゃうからミッシングリンクがバレそう クローズドサークル=ミッシングリンクではないだろ
ミッシングリンクが成立するような状況なら、もちろん自殺にみせかけたほうが得策だ
そうではなく、動機とか被害者との関係とかが最初からバレバレの場合は警察が介入できないクローズドサークルの方が連続殺人をやりやすいという話 実際に大勢殺したいなら園芸店でトリカブト買って
「かんぱーい!」で終了だよな クローズドサークルなんて大したテーマでもないし、こんなものにこだわってるからミステリは幼稚だと言われる クローズドサークルに関してリアリティがと言うと怒られるらしいぜw >>770
それじゃあすぐに捕まっちゃうじゃん
警察が介入できない環境でトリックを使えるところがいいんだろうに
>>772
リアリティは大切だよ
でも現実ではありえないと言うのは
リアルの問題であってリアリティの問題ではない
現実ではありえない話を理屈をこねて
いかにして小説世界で成立させるかというのがリアリティじゃん
それが小説の面白いところだろ? クローズドサークルとかわざわざ困難な条件で殺人をするのがリアリティ皆無 クローズドサークルは館が持つある種の魔力が引き起こす人が起こすのではなく
舘が人を起こす >>774
だから困難と言うのは現実世界での理屈であって、小説世界では警察が介入できない空間で、犯人が自由にトリックを使えるから有利だと言う理屈が成立するんだよ
現実のリアルと物語のリアリティは別もんなんだよ クローズドサークルのトリックって要するに読者を騙すためでしかないから >>777
だから本格ミステリの面白さは
手品と同じように騙される快感にあるわけじゃん >>774はリアルとリアリティを混同しているよなあ
ファンタジー小説なんて絶対に現実には起こらない話だけど
それを最もらしく語るの技術がリアリティ
クローズドサークルも絶対に起きないけど、それをいかに
もっともらしく語るかに面白みがあるというのに 復讐を目的とした殺人の場合、クローズドサークルである事を利用した
パターンが多い。例えばオリエント急行殺人事件や十角館の殺人
いわゆる普通の本格ミステリの場合、第一の殺人における動機は復讐やアクシデント
が多く、その後の殺人は犯行を目撃されたあるいは犯人につながる証拠を持っている
がゆえに殺されるパターンが多い
なので、クローズドサークルという困難な状況だからこそ殺害する、あるいは
クローズドサークルがゆえに殺すしかないと思ってしまうということなんだよ 別にリアルさはいらんのよ、クローズドサークルという設定がいいのよ
台風が来ると不謹慎ながらちょっとワクワクする
それに似た外に出れない閉塞感みたいなのがクローズドサークルの魅力 リアルとリアリティは別物だもんな
リアリティは大切だがリアルは必要ない
ありえない話をどうやってもっともらしく書くかがリアリティであり
それが娯楽小説の醍醐味だ >>781
そもそも実現ほぼ不可能で且つ条件設定が多すぎるCCで、リアルとか言われてもって話だよなw
さすがにゾンビや幽霊が犯人だったなんて落ちは興ざめも良いところだけど
断言できるがリアルだ本格ミステリだ言ってる奴等は、そいつ自身の現実と非現実の境界線が本当に曖昧になってしまった基地外しかいないんだよ
偶発的であれ逃れられない場所から如何に対応克服して犯人を見つけ脱出するか?が、CCの一番の醍醐味なのに分かってない奴多すぎw まあ、怪談好きのやつに幽霊なんているわけないだろと言ってるようなもんだな
別に幽霊を信じているわけではなくて
もっとももらしい話なら、幽霊を信じていなくてもぞっとする感覚を味わうことができる
それを楽しんでいるだけなのに 結局このスレでリアリティ云々で文句言ってるのは
ほぼ毎回同じ奴だろと これはミステリ観の問題になるけど、クローズドサークルにすればミステリとしての面白さが増すか、というとどうだろうと思う
クローズドサークルを作者が設定するミステリ的な必然性があればいいんだが
科学捜査が介入すればトリックがバレるというような消極的理由は、ミステリ作家として安易な逃げ道と言わざるを得ない >>786
科学捜査が介入しなければトリックがバレないと言うのは、犯人にとって立派な必然性じゃん 指紋さえ判らないクローズドサークルはミステリーとして逃げだと思うけどね 物的証拠が何もないのに状況だけで推理をするなどガバガバw >>789
現実では不可能なことに、いかにして説得力を持たせるかというところが面白いんでしょう
そんなに現実が良いのであれば小説なんか読まなければいいじゃん
現実的でないものに理屈をつけて説得力を持たせるのがリアリティであり、小説の面白さだ 小説に説得力があるかどうかは主観の問題だから受け入れられる人には受け入れられても
納得できない人は納得できない >>792
単に主観の問題だと思うのなら、そもそもこのスレにきてクローズドサークルを否定することもない。
なぜ興味もないのにこのスレに来るのか? クローズドサークルこそ本格ミステリーの王道なんて決め付ける意見には反発したくなるじゃん
本格ミステリーにはもっといろいろなバリエーションや可能性もあるのに >>794
誰も王道なんて言ってないじゃん
いろいろなジャンルがある中で
クローズドサークルが好きな奴が集まって話をしてるだけだ
いろいろな可能性と言うのなら、あらゆるジャンルの作品を認めろよ
いろいろな可能性と言いながら、クローズドサークルを否定するのはおかしな話だ
別に俺らは他のジャンルを否定してるわけではない 俺もとくに王道とは思ってないけど>>723が書いてはいる
でも>>723がそう思ってる、って書き方であって、決め付けている書き方でもない
勝手に被害者感覚になっちゃう変な人なんじゃない 科学捜査は飛躍的に進歩しているのにそれが全く取り入れられていないクローズドサークルものは何が面白いんだって感じだが
まともな大多数のミステリー作家は時代に即応したミステリーを書いてるよ >>797
いろいろなバリエーションや可能性を認めるんじゃなかったのかよ
いってることが矛盾しているじゃん 屍人荘やその続編は何が面白いのかさっぱり分からなかった
なんでそれが評価高いの >>800
ゾンビや予言といった特殊設定をミステリーの仕掛けとして活用するのがうまい
その結果、従来のミステリーにはない新しい感覚が味わえるのが評価されている
これは最近の新本格ミステリ作家に共通してる傾向だが、この作者は頭1つ抜けていると言う感じ
あとはフーダニットミステリーとして普通に優秀 特殊設定とかいらないから、もっと正当派のミステリーが読みたいよ 特殊設定は時代の流れ
正統派本格ミステリでは新しいアイディアを考えるのが難しくなってきているから
みんな特殊設定に活路を求めている。
平成の初めごろからその動きはあったが、令和になってそれが本格的な流れになったという感じ いまドラマにもなってる「リカ」シリーズとか、別に特殊設定でもないけど読ませるんだよな
まだまだ正統派ミステリーにも可能性はある 屍人荘ってアマゾンレビュー見て読む気なくなった
ゾンビとかは許容できるけどアニメチックなキャラクターとか無理 屍人荘って完全にラノベでしょ
だから受けたんだと思う 本格ミステリのラノベ化も時代の流れ
今の若手新本格作家の作品は大体ラノベ
別に子の作者に限った話ではない
そういう時代だというだけ 屍人荘の映画見に行くか迷ってるw
原作と別物だったインシテミルの映画よりは面白いかな? 屍人荘はすごく面白かったよ
でも本格として面白いというよりエンターテインメント小説という感じ
もともと作者さんはそういうの書いてた人なんだよね?
んで、エンターテインメント小説のわりに謎部分が本格的だな
と思って読むとっても楽しめる
二階堂黎人によく似てると思いました 二階堂黎人のクローズドサークルといえば人狼城の恐怖
あれはよかった
ただ、いくらなんでも長すぎで探偵編はいらなかったな
前半+謎解きだけで完結していれば最高だったのに ラノベって中学生ぐらいが対象でしょ
本格ミステリーはそこまで落ちぶれたのか ラノベオタはコンプレックスが凄くてなんでもラノベ扱いしたがる傾向がある >>813
ラノベが中学生対象だったのは大昔の話やで
今のなろう小説とかは社会人がメインターゲットや
君の感覚は漫画は子供が読むものというくらいに遅れている ようするに本格ミステリーを愛好する読者の教養レベルが中学生レベルにまで堕ちたってことじゃね >>817
どうやって頭の古い人間は新しい流れを否定したがるもんだよ
新本格が台頭したときは古い世代の人は人間がかけていないと言って全否定したものだ
大昔の時代は小説そのものを何の役にも立たないくだらないものと古い大人は全否定した
そういうのはもうやめて、新しい流れを素直に受け入れようぜ 新しいものを否定する古い大人や古いものを小馬鹿にする薄っぺらな若者にはなりたくないものだ 本格ミステリがジャンルとしてもう完全に斜陽というのはあるね
だからラノベ仕様にしてかろうじて命脈を保っている現状 正直、本格ミステリーなんて設定が有り得なさ過ぎて、ギャグでしかないけど >>821
ギャグじゃなくて大人のファンタジーだよ
ロマンのないやつだなあ ミステリとは関係がないフリーメイソン的観点を作品に持ち込むのはミステリ作家として三流だと思う
芸術家なら個人として独立した作品を書け、と
というか非フリーメイソンの読者にはまったく共感できず、ひたすら悪魔崇拝気色悪い、でしかない >>823
突然何の話?
フリーメイソン的観点の作品てなんだ? クローズドサークルにすれば現代の科学捜査に無知でも書けるから逃げなんだよな >>826
お前何ヶ月も同じことを言っているよな
逃げようが攻めようが表現の自由なんだよ
いろんな表現があって、その中で好きなものを楽しめばいいんだよ
だからお前もクローズドサークルが嫌いなのであれば好きなジャンルのスレに行けばいいじゃん
それぞれみんな好きなものを楽しんで、みんなハッピーになりたいのだから邪魔をするな かまってちゃんなんだから、かまわれてる間は来るだろw >>828
俺も反論をしたいだけだから
納得できない事はいいかえす
それだけ 文章が「ライト」というだけなら全然OKなんだけど、いわゆるラノベってやつは百合とかオタク向けの要素を何かしら入れてくるやつのことだよな?
あれなんなんだ?ミステリにまったく必要ない そもそも法律に不勉強で何でもありなのが今のクローズドサークル
そこまでやるなら「特殊設定」で、法も秩序モも秩序もない世界を舞台にしたらどう クローズドサークルが糞だと思ってるなら
他のジャンルの小説を読んでればいいんだよ 吹雪の山荘シチュエーションにして連続密室殺人を絡めればハイ、クローズドサークルものの出来上がり
こんな単純なシステムはない 時空旅行者の砂時計
方丈 貴恵 (著)
東京創元社 (2019/10/11)
瀕死の妻のために謎の声に従い、2018年から1960年にタイムトラベルした主人公・加茂。
妻の祖先・竜泉家の人々が殺害され、後に起こった土砂崩れで一族のほとんどが亡くなった「死野の惨劇」の真相の解明が、彼女の命を救うことに繋がるという。
タイムリミットは、土砂崩れがすべてを吞み込むまでの四日間。
閉ざされた館の中で起こる不可能犯罪の真犯人を暴き、加茂は2018年に戻ることができるのか!?
“令和のアルフレッド・ベスター”による、SF設定を本格ミステリに盛り込んだ、第29回鮎川哲也賞受賞作。
読者への挑戦状あり なんでクローズドサークルにはまともな設定のものがないの? 809だけど、ジェリーフィッシュも読んでみたよ
これも面白かった
屍人荘と比べると、クローズドサークルの特徴がわかりやすい
クローズドサークルって、密室内で人が殺されていくハラハラドキドキエンターテイメントと
誰がどうやって殺したのかという本格ミステリの要素とあると思うんだけど
屍人荘は俺の感覚だとエンターテイメント7割、フーダニット+ハウダニットで3割って感じ
推理は3割でそんなに凝ったしかけでもないけどよく考えられている
一方ジェリーフィッシュは、人は殺されていくんだけどそんなにハラハラしないんだよね
んで、誰が犯人かもわりと早く見当がついてしまうので、ハウダニットが8〜9割を占めてしまう
本格ミステリが好きな人は気にならないし、むしろこんなのよく思い付いたなー、という感じ
クローズドサークルにハラハラドキドキを求める人にはぜんぜん物足りない
どちらも非現実的な設定だし
両者のどちらが好きかは完全に好みの問題だね
質としてはどちらも高いと思う ラノベ嫌いだからラノベ臭い屍人荘よりラノベ臭の少ないジェリーフィシュの方が好き >>811
あれ3冊あるんだっけ
1冊目と探偵編は好きだったけど2冊目がキツかった記憶
1冊目とほとんど同じなんだもん…… 屍人荘を褒めちぎっているのはミステリーの読み過ぎで常に新しいパターンを求めている読者か
何でも新鮮な全くの初心者に近い読者で、普通程度の読者は特に感心もしてなさそう 最近の鮎川賞作家は大体あんな感じじゃない?
歌野の舞田ひとみシリーズとかはラノベ? 屍人荘の映画の女探偵役がいかにもオタ受けを狙ったようなキャラで気持ち悪い >>847
最近の若手の新本格はみんなあんな感じだぞ >>848
これから読むけど、2019年このミス1位のmediumも似たような感じらしいね。 屍人荘の原作でも一人だけラノベ的な雰囲気じゃんヒルコ ゴーン氏コントラバスケース収納のヒントは横溝正史「蝶々殺人事件
https://i.imgur.com/LHW6trK.jpg 何やらいわくのありそうな“物件”を紹介する企画「ブックドア不動産」がTwitterで注目されています。不動産情報のように館が間取り図付きで紹介されているのですが、
並ぶ文字は「伝説の建築家・中村青司の代表作」
「絶海の孤島の7LDK」など怪しげな文面……。ミステリ好きな人にはもうここでピンと来ているかもしれませんが、いかにも連続殺人や密室殺人が起きそうな間取りです。
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2001/07/news138.html 米アラスカ州スシトナ渓谷(Susitna Valley)で、住んでいた山小屋が火災に見舞われ、雪に覆われた自然の中で3週間以上過ごした若い男性が、
救出されるまでいかにして生き延びたかを警察に語った。
タイソン・スティール(Tyson Steele)さん(30)は今月9日、救助ヘリに救出された。スティールさんは、最も近い隣人から30キロ離れた場所に一人
で住んでいたが、先月中旬、急いで火を付けよう
とストーブの中に段ボールを入れたことで火災が発生。
山小屋は全焼し、チョコレート色のラブラドルレトリバー、愛犬フィル(Phil、6)が火災で死んだと明かした。
スティールさんは当初、フィルが無事に逃げたと思っていたという。州警察に対しスティールさんは、「私の犬が(山小屋の)中で遠ぼえを始めた。フィルは中にいないと思っていた。私はヒステリックになった」と述べ、「何て悲しみを表現したら良いか分からない
ただ悲鳴を上げた。それでしか表せなかった」と語った。
当時の外の気温は氷点下26度。スティールさんは雪を掘って仮ごしらえの避難所をつくった。わずかな寝袋とコートで暖を取り、火災から持ち出せた缶詰の食べ物を食べた。
携帯電話は故障し、火災でスノーブーツが失われた。スティールさんは友人や家族との連絡が途絶えたことで捜索が始まるのではないかと期待し、生き延びるための計画を立てた。
スティールさんは、深く積もった雪の上に火災で出た灰で大きな「SOS」の文字を書いた。スティールさんが家族と3週間連絡を絶ったことで捜索を始めていた警察は、SOSの文字によってスティールさんを発見。アラスカ州警察が公開した
ヘリコプターからの映像には、スティールさんが助けを求めて手を振る姿が映し出されていた。 今夜金ローでやる十二人の死にたい子どもたちが
クローズドサークルサスペンスで面白そう 若い役者は駄目だな
12人の優しい日本人のほうが万倍面白い 大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号
航海15日、集団感染 同じ空間で寝食・手すりの多さ、要因か 新型肺炎 不謹慎ではあるが、乗客の談話を聞く限り
クローズドサークルの描写って間違ってないんだな、と
あらためて確認させられる 殺人をしようと企てている時に都合よくクローズドサークルなんかになるはずがないだろう そういうのじゃなく非常事態の人間行動という陳腐なことが言いのでは たしかに今更かもしれないけど
2020年になっても古典小説の描写とそんなに変わらないんだなあと思うと
なんとなく感慨深くて。 東京オリンピックのメイン会場に閉じ込められて次々と虐殺されていくというクローズドサークルものをやって欲しい クローズドサークルというよりテロものだな
何か謎解きがあればいいんだろうけど アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズ紙は専門家の見方として、「公衆の衛生に関わる危機について、『こうしてはいけない』と教科書に載る見本だ」と伝えました。
ニューヨーク・タイムズ紙は、日本政府の広報の仕方について「信頼を低下させた」とした上で、「すでに汚染されたクルーズ船にこれほど多くの人を閉じ込めておく以外に他の手段があったのではないかと思わせる」と批判しています。
イスラエル外務省は12日、声明を出し、「イスラエルは自国民を守るために船内にいるイスラエル国民が無事に帰還できるようあらゆる努力を行う」と述べて、イスラエル国籍の
乗客15人について直ちに下船させて別の場所に移したうえで経過を見守るよう、日本の外務省に対し要請しました。
イスラエル国内では連日、地元のテレビ局がクルーズ船にいる乗客とビデオ電話をつなぎ、船内での待機を余儀なくされている厳しい状況を伝えていて、イスラエル政府に対しては、
何らかの対応をすべきだという声があがっていました 空気感染する致死性ウィルスを扱ったミステリってもうありますか? >>866
何が事件があるとすぐにクローズサークルだっていうのは
本当にチープでつまらんよな >>867
SFだけど小松左京『復活の日』
それで南極に閉じ込められたシチュエーションで殺人が起きたら >>867
ネタバレになるから詳しく言えないけど生存者ゼロ 安生正がお探しのものに近いかも
ただしあんまり面白くない 例のゾンビのやつをウイルスと見做せばまさにそれだな こういう状況化はクローズドサークル読んで家にこもってるのがベスト >>872
状況があるだけで肝心の殺人事件がないじゃん >>875
謎解き要素がないじゃん
ウイルスは背景であってミステリー要素じゃない
「そして誰もいなくなった」が津波でインディアン島が沈んで全滅しておしまいではミステリーとして成り立たないのと同じ
ウイルスや台風や津波だけではパニックものであってミステリーじゃないんだよ なあ死んだと思ったら生きてたってオチを法律で禁止するべきなんじゃないか? >>874
>>873は「家に籠ってCC読むのがベスト」って言ってるだけで、殺人事件まで拡大解釈する意味なくね?
あんたバカだな >>878
よく読んだらそうだな
このスレでは台風や伝染病が流行するたびに「これはクローズサークルだ」
と騒ぐバカがいて苛立っていたから条件反射でレスしてしまったわ
>>873よ、スマンかった >>879
訂正
×クローズサークル
○クローズドサークル もし東京が都市封鎖になったら後にそれをネタになんか書く作家が必ず出るな 違う、違う
フィクションは書こうと思えばどんな滅茶苦茶な話でも書けるけど
それじゃあ、リアリティがないといわれるから
わざと抑え気味に書いているだけだよ 今の状況をフィクション化すると結局「復活の日」になる そもそも想像の上をいくっていったって、人類が滅亡寸前に追い込まれる復活の日の上を行ってるわけじゃないもんなあ 多分現実は「復活の日」のように都合よくは行かず
何年もかけてじわじわ死者が増えていき10年後くらいには世界人口が半減してるよ
その前にどこかの時点でインフラを支えられなくなった社会が制度ごと崩壊する サターンかプレステかも思い出せないんだけど、宇宙ステーションだかで生活するためのシミュレーションとかで
モニター集めて外部との連絡手段を遮断された超高層ビルの最上階で1ヶ月だか暮らす間に
連続殺人が起こるゲームなかったけ
やる時間無かったかなんかで当時途中で投げ出したんだがやりたくなった
タイトルわかる人おる? >>889,890
ちょっと興味わいたんだが面白い? それ、20年くらい前にやった気がするがまったく思い出すことが出来ないな
サウンドノベルみたいなやつだよね? >>888
ウイルスは蔓延化した時点でそれほど脅威ではなくなる
抗体ができ、インフルエンザと同程度の脅威に成り下がる てことは対策するよりむしろ蔓延させて数年かけて抗体が出来るのを待ち
抗体が出来なかった人には死んでもらっても仕方ないということか >>895
いいや、最初は感染者が増えない対策をとりつつ、ワクチンなり治療薬なりの開発を急いで重症化の回避を目指す(これに数年)
その目途がたってから人類の数割に感染させて抗体のある人間を増やして
インフルエンザのような平凡な感染症にしてしまう(これに10年以上)
というのが常道 楽観論じゃなくてセオリーがこうだという話
別にコロナがこれからどうなるかを予測したわけでない もしその通りなら数年すればただのインフルエンザ並みになりますからそれまでの辛抱ですと当局が広報して国民を安心させれば 国に楽観論なんか唱えられるより最悪の場合を想定してもらった方がいい 「屍人荘」の続編読んでみたらイマイチというか外れだった
作者はビギナーズラックだったか >>902
単なる好みの問題でしょ
前作のゾンビが出てくるような派手な展開を期待人はがっかりしたという
意見も多かったが、フーダニットミステリーが好きな人の場合は
前作よりも良かったといっている人も少なくない
ちなみに、年間ミステリランキングでは
このミス3位、文春3位、ハヤカワ3位、本ミス2位だった
それに対して屍人荘はハヤカワ2位の他はすべて1位
まあ、順位は落としているが十分以上の評価は得ているね
問題は3作目もこの評価をキープできるかどうか
3作続けば本物だよ >>907
アガサ・クリスティ「・・・・・・」
エラリー・クイーン「・・・・・・」
ディクスン・カー「・・・・・・」 >>907
横溝正史「……」
鮎川哲也「……」
山田風太郎「……」
連城三紀彦「……」
東野圭吾「……」
宮部みゆき「……」
高村薫「……」
歌野晶午「……」
三津田信三「……」 江戸川乱歩「……」
になってないのがポイント高いね >>911
三津田は第一作目が一番好きだし、刀城シリーズも一作目が一番面白かった >>907
確かに一作目が最高傑作って事が多いね
・・・そしてその作品だけを残して消えていく
その数少ない稀有な例外が・・・>>911の面々 >>915
いやいや、例外というほど少なくはないだろ
具体例を挙げていけば1作目が最高傑作じゃない人のほうが多いよ 一作だけ書いて消えていった作家の方が多そうだけどなぁ
一発屋というか一作も当たらなかったとしてもそれがその人の作家人生における最高傑作になるし >>917
1作も当たらなかった作家なんてそもそもカウントの対象に入っていない
ここでいう作家とはある程度名の知れた作家のことだろ 呪殺島の殺人 萩原麻里(著) / 新潮文庫
秋津真白(あきつましろ)は、伯母・赤江神楽(あかえかぐら)の遺体の前で目を覚ました。だが、全ての記憶がない。
ここ赤江島は、呪術者として穢(けが)れを背負った祖先が暮らした島。屋敷には、ミステリー作家の神楽に招かれた8人が。
真白の友人で民俗学研究マニアの古陶里(ことり)の他に、顧問弁護士、ジャーナリスト、担当編集者、旧知の三姉弟たち。
伯母を殺(あや)めた犯人はこの中に・・・・・・。真白と古陶里ペアが挑む、新感覚密室推理。 もうそういう陳腐な設定だけで読む気さえ起きなくなる 今の本格ミステリーは古き良き本格派にはきついかもしれないけど、何lかの特殊設定が入っていないと成り立たない時代になった 古典的な設定めっちゃ好きだわ
何回読んでも飽きない
安心感がある 古典的な設定は俺も好きだけど、現実にはもうこんなこと起きないなあ
と思ってたら、熊本で道路が寸断され役所も警察も消防署も連絡がつかない
という状況になっていて、まだこんなこと起きるんだ!と思ってしまった不謹慎なやつが俺
こんなん、小説の中だけでよい
みなさん、ご無事で クローズドサークル物って何でそういう状況になると殺人事件が起こるんだろう 犯人にとって殺したい人物がいて、この状況ならバレずに殺せる
とでも思うからじゃね
現実はそんな甘いものじゃないのだけど >>902
作品としてどうこうというよりこのスレの観点で評価したときに
1作目と2作目とで閉じ込められることの理由の説得力が
段違いだと思ったな
1作目の方が荒唐無稽なのにスッと腑に落ちた
2作目はなんで閉じ込められたのか釈然としなかった ナイフ取ったから犯人ってのが一番の「はぁ?」ポイント クローズドサークルが成立しているような状況に見せかけて
全員嵐に飲まれて死んでしまうというようなぶっ飛んだものはないのか 殺人事件が起きる前に全員死ぬわけか
それもまた一興 クローズド・サークルの最高傑作って何よ、海外のも含めて 十角館じゃね
厳密にいうとクローズとしては反則なんだけど >>932
海外も含めれば、そりゃ「そして誰もいなくなった」だろ
何度も映画化されているし、ミステリーのオールタイムベストを行えば
常にベスト3候補
あれに勝てる作品はないだろ そもそも元祖じゃない?
それ以前にクローズドサークルものってあったっけ >>935
いくつかあるよ
シャム双子の秘密(1934)
一角獣の殺人(1935)
八人の招待客(1936)
ミステリ・ウィークエンド(1938)
探せばもっとあるかもしれない
ただ、全滅型のクローズドサークルは多分「そして誰もいなくなった」
が初めて 最近の作品はは映像化不可能というのが売り文句になって
皮肉にもそれでどんな作品(トリック)か予想が付いてしまうという スマホがあっても可能なクローズサークル設定
登場人物たちがある屋敷で共謀して人を殺す
ところが殺人を犯した自分たちのうちの一人が何者かに殺された
警察には通報できない
外は嵐で屋敷から出られない
犯人を自分たちで見つけるしかない それはスマホがあろうが無かろうが関係ないから大して意味ないな 貴志祐介の「悪の教典」では妨害電波を出してスマホの使用を不可能にし
その間に大量虐殺をするという荒技を使っていた
なぜ妨害電波が用意されていたのかというのもちゃんと理由が付けられていた クローズドサークルでの連続殺人はその展開だけでサスペンスとして面白いから生み出した人はすごい そういえば世界初の「クローズドサークルでの連続殺人ミステリ」ってどの作品なんだ? >>944
クイーンの「シャム双子の秘密」って連続殺人だったっけ? 最初の作品は警察の科学捜査が入らない状況でとかは主眼に無くて
閉じ込められた中の誰かに殺人者がいるというスリラーだったと思う 932ですけど皆さん回答感謝です、ちなみにミステリーアリーナってスケールが大きくて、伏線が多いのが評価されているのですか? >>247
ミステリーアリーナはクローズドサークルの小説をクイズ番組で朗読して
それをミステリーマニアな解答者に解答してもうという話で
クローズドサークルものというよりは、どちらかといえば多重解決もの
ミステリーマニアならではの珍妙な推理が次々と飛び出すのを楽しむ
一種のパロディとして評価されている スマホや現代や近未来の科学捜査から逃げるんじゃなく
それらの要素を取り入れた上でのクローズドサークルがあっても良い頃だ 建物の外部の人間と連絡取れまくりで、ネットもやり放題
なおつかつ内部に科学捜査の出来る人間がいたり、
もしくはリモートである程度、警察側も事件と建物内の捜査が出来る、みたいな
それでいてこの建物(建物とも限らんが)には外部の人間は近寄れないって設定か 宇宙ステーションものかな
まあなぜ宇宙ステーションで連続殺人を行わなきゃならんのかという動機設定の説得力の方が大変になりそうだが 宇宙ステーション殺人事件、名探偵の掟のドラマ版最終回が
そんなオチだったな
あと田中芳樹のデビュー作の緑の草原に…は宇宙船内の
殺人事件だった 動機は自分の恋人が宇宙ステーション訓練生達にレイプされ自殺した
その復讐のためとかでも良いけどそれじゃあまりにも陳腐過ぎて宇宙ステーションという舞台が生きてこないしなあ やっぱあれだろ、横溝やカーが悪霊だの悪魔だの仕業だのに見えた殺人事件が、
真相は人間がトリックを使ってたってお得意のパターンを
宇宙人の仕業に見えるように置き換えるやり方じゃね?
現場に残った緑色の体液、船外で目撃されたリトルグレイのような生物、
ステーションに急接近したと思ったら消失するなぞの宇宙船
現在の科学力じゃとても無理だと思われる殺害方法……
しかし真相は宇宙ステーション内の人間が犯人だった!
体液も宇宙人も宇宙船も超科学な殺害法も全てトリック
うーむ、ベタ過ぎて既に誰かがやってる気がしてきた 屍人荘読んでないけど映画見たら意外とおもろかった
ただなあ、ネタバレなんで書かないけどなんで最初のほうでなんだろ
もったいない
原作も同じなんかな 屍人荘の映画って結局ヒットしたの?
ヒットしたんなら2作目も映画にすんのかな? 宇宙ステーション殺人事件なら三雲岳斗のM.G.H.があるな
あれは「無重力空間での墜落死体」がメインの謎だけど
>>956
あの人物の扱いのことなら原作通り
>>957
興収10億円超えたらしいのでまずまずのヒットじゃないかと 屍人荘は美人女探偵をフィーチャーしたかったんでしょ
だからその邪魔になるような存在は早いうちから排除した >>959
邪魔なら最初から出さなければいいんじゃん
邪魔というより、「えっ、お前が探偵ちゃうんかい!」
って読者をびっくりさせたかったんでしょ 麻耶のメルカトル鮎を真似したかったんじゃないの
名探偵がいきなり退場、いきなり最後の事件 このスレのジャンルの国内のベスト5を挙げてください。 自称名探偵なのにあっさり敵の手に落ちる滑稽な存在として必要だったんじゃないの
屍人荘の彼は モスクワ=小野田雄一】1959年2月にウラル山脈で雪山登山をしていた旧ソ連の大学生の男女9人らが不可解な状況で死亡した「ディアトロフ峠事件」で、
事件を再調査していたロシア検察当局は13日までに、「被害者らは雪崩で死亡した」とする結論を発表した。イタル・タス通信が伝えた。
同事件は、人里離れた雪山で発生し、生存者もいなかったため調査が難航。死者の一部が衣服をつけておらず、遺体から放射性物質が検出されたなどとの情報もあり、事件の原因をめぐって専門家やメディアの間で諸説が指摘されていた。
具体的には、雪崩や悪天候といった自然現象説▽核兵器の実験に巻き込まれたとする説▽仲間内の殺し合い説▽先住民による襲撃説▽宇宙人や未確認飛行物体(UFO)が関与したとする超常現象説−などだ。
遺族の要請などに基づき露検察当局は2018年から事件を再調査。今月11日、「死者全員の身体的損傷は雪崩による損傷の特徴を示している。これが最終的な結論となる」と公表した。
一方、遺族らでつくる民間団体の弁護士はタス通信に「遺族は雪崩が原因とする結論に同意していない。(死因は)人為的なものだろう」と検察の結論に反論した。 屍人荘の殺人は完全な叙述なのですか、あるいは準叙述とか、詳しく知りたいです >>945
連続殺人だよ
連続殺人であることに大きな意味がある
(エラリーが手掛かりの解釈を再考するなど) 最近のミステリーは叙述で読者を引っかけようとするのが多いけど
その手法を取らなかった屍人荘は潔いね 今時珍しい犯人ぽいヤツが順当に犯人で終わるしな>屍人荘 >>967
そして誰もいなくなった的な要素はないのですか? 屍人荘は叙述無いんか
叙述好きだから読まないでいいや >>969
>最近のミステリーは叙述で読者を引っかけようとするのが多いけど
クリスティのアクロイド殺し。
これって、どうよ?
記述者として、読者に誠実だったかな? え、屍人荘にも一応叙述トリックあるじゃん
作者的にはそこはバレても痛くない、って感じの軽い奴だけど 十角館はかなり設定に無理があるからあれをクローズドサークルの代表として挙げるのはどうか >>975
設定に無理があろうが、評価は高いんだから
代表で問題なんだよ
無理があってもそれ以上の魅力があるってことなんだから 首鳴き鬼の島、初石崎幸二で読んだけど
バカミスなのか?て思う出来で…壁本っていうのかこれ…
これ出版しちゃったんだ…という出来で驚いた
石崎幸二、偶然これだけ酷いだけなのか? >>975
むしろ時計館のほうがクローズドサークルやってる。殺人鬼がうろつきまわって無差別殺人。 時計館の肝はクローズドサークルじゃなく○○が○○られていたというメイントリックなんだよな 30〜40年ぐらい長期連載している漫画の主な読者って
初期から読んでたもういい歳こいたオッサンだけなのかな 摩耶と有栖川の、お勧めを挙げてくれ、好みでもいいから 四捨五入殺人事件 (中公文庫) (日本語) 文庫
– 2020/7/22
井上 ひさし (著)
講演旅行の宿泊先はテレビもない山間の温泉宿。しかも折からの大雨で村に一つしかない橋が流された。孤立した二人の作家の前に起こる連続殺人。
事件の背後に横たわるのは、何世代にもわたる村人の怨念か? 本格ミステリーさながらの「密室殺人」、農業問題の視点、演劇的な展開と仕掛け……井上作品の面白さと巧緻が満載。 >>980
いや、メイントリックがなんであろうとクローズドサークルであることには違いないじゃん
○○が○○られていたというメイントリックのクローズドサークルというだけの話 人間には体内○○があるんだけどあのトリックに気付かないものなのか 映像化不可能だといわれていたanotherや十角館だって漫画化できたのだから、なんとかなるだろ 映像化不可能とか謳うのってわざわざメディアミックスの可能性を潰してる感じ
屍人荘は美少女探偵を出すなど始めから露骨に映像化を視野に入れていた節がある ここ10年くらい?クローズドサークルもの買ってないんだがオススメある?
もちろん古いやつでも可
主人公とヒロインがいればなおよし
読んだことあるのは
・かまいたちの夜シリーズ(ゲームだが)
・比留子シリーズ
・江神シリーズ
・星降り山荘の殺人(これが割と好みだった)
・霧越邸殺人事件
・そして誰もいなくなった
・そして誰もいなくなる
・そして誰かいなくなった
・そして二人だけになった
・インシテミル
・殺しの双曲線
・七人の中にいる
・生存者、一名
・フラグメント
・演じられた白い夜
・凍える島
・ゆきの山荘の惨劇
・電脳山荘殺人事件
・雪密室
・仮面山荘殺人事件
・白馬山荘殺人事件 >>989
貴様は今までに読んだCCの数を覚えているのか?
今読むならやっぱ屍人荘じゃね?
・最近の作品
・でもすでに文庫化
・まだ話題になる
中味に好き嫌いがある可能性もあるけど
客観的情報が一読の価値を示しているだろうと 「どの作品」とは口が裂けても言わないが
人物誤認系のトリックのある作品の漫画化は あだち充先生にお願いしよう
真面目な話、あだち充は絵やキャラ設定が下手じゃないからネタになるけど
ハンコ絵しか描けない漫画家なんてたくさんいるので実はなんとかなりそう
服と髪型が違えば別人物 >>991
別にあだち充先生である必要もない
たとえば、映像化不可能といわれていた綾辻行人のanotherはキャラの顔が記号的という
アニメの特徴を逆手にとって映像化に成功しているし >>989
中編だけど有栖川有栖のこうして誰もいなくなった
はじめてそして誰もいなくなったを読んだ時のドキドキが味わえた
やっぱりそして誰もいなくなったは傑作だわ アナザーのアニメは別に叙述トリックの映像化がどうこうより鳴ちゃんが可愛かったからよかった クローズドサークルでどうせ犯人は内部の誰かだろと思っていたら犯人が外部から侵入してきて殺していたというオチ 創作特集 密室 上田岳弘 谷崎由依 津村記久子 長島有里枝 東山彰良 藤野可織
誰もが密室を持っている【創作特集 密室】は、上田岳弘「つくつく法師」、谷崎由依「特異点」、津村記久子「メダカと猫と密室」、長島有里枝「あなたのことを話して」東山彰良「無垢と無情」、藤野可織「積み重なる密室」を掲載。
[アンケート特集」いま再読したい「私を変えた一冊」64人の「私」を変えた一冊は、「あなた」を変える一冊になる。赤堀雅秋/浅生鴨/urbansea/彩瀬まる/有賀薫/石田千/磯野真穂/伊藤比呂美/imdkm/笈入建志/大井実/大江慎也/大竹昭子/小川さやか/加賀翔/角幡唯介/片岡真実/川内有緒/河秋子/姜尚中/北村知之/小海裕美/古谷田奈月/斉藤倫/最果タヒ/酒井順子/桜庭一樹/紗倉まな/佐藤良成/柴田元幸/白石正明/スガ秀実/
関口涼子/高橋久美子/滝口悠生/武田綾乃/玉城ティナ/崔実/千葉雅也/中条省平/辻田真佐憲/DJみそしるとMCごはん/tofubeats/鳥飼茜/西川美和/乗代雄介/橋本麻里/藤野千夜/古市憲寿/古川日出男/堀江栞/松本卓也/丸山俊一/溝口敦/宮城谷昌光/宮裕助/牟田都子/村田沙耶香/矢野利裕/山下洋輔/吉田篤弘/レ・ロマネスクTOBI/若松英輔/和嶋慎治 >>993
そして誰もいなくなったを超えるクローズドサークルものってこれからも現れないだろうね
そりゃトリックの進化とかはあるだろうけど、作品としての完成度的に
クローズドサークルものとしての純度が違う
過不足なしの完璧な作品 『そして誰もいなくなった』だって合理的に考えれば誰かしら犯人はいることは確かなんだからそれほどでもって感じ このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
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