エラリー・クイーン〜PART17
レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。
先日、映画「配達されない三通の手紙」を原作(災厄の町)を
読まずして観た
いやー細部のツッコミどころ多数もさることながら、真相がわかっても
まったく驚きもカタルシスもなかったな
ただ、メインのトリック…というか物語上の仕掛け(メル欄)だけを抜き出してみると
これは結構凄いと思った
こんな仕掛があってなんでこんなにつまんなく出来るのか、真相が分かった時も
全然吃驚できないのか、むしろ驚く
DVD特典の特報で生前のダネイが「災厄の町はとても気に入ってる作品なので
日本で映画になるのはとても嬉しい」とコメントしてたが、実際の完成品を
観てどう思ったのかね 日本だとむしろこういう仕掛けって連城あたりが好みそう
クイーンと連城ってこれまであまり自分の中では結びつかなかったけど たまたま手に入れた嶋中文庫グレート・ミステリーズの
クイーンの巻はYでも国名シリーズでもなく
中編の「神の灯」なんだよね
クリスティーはアクロイド〜で、カーは皇帝の〜で
まあ一応の代表作なのに
大久保康雄訳です 新冒険はよ出せや国名も終わってないってまじかよどんくせーな >>102
ミステリーとトリックって結局は見せ方ひとつ
たとえショボいトリックでも構成と演出次第では盛り上げる事が出来る
逆に優れたトリックでも見せ方が駄目なら「なんだそりゃ」で終わり
クイーンやクリスティは特別トリック考案力に優れていたわけではなかったが
謎と謎の解ける過程の「見せ方」が抜群に上手かった
映像畑だとワイルダー、デ・パルマ、あとコロンボの生みの親のレビンソン&リンクあたりか
日本の映像作家だとそういうのが上手いのが本当にいない
ミステリーを多く映画化した野村芳太郎や市川昆も全然そういう部分で勝負してなかったし 嶋中文庫「神の灯」読了
解説は1960年に書かれた中島河太郎なんだが
当時の最新作ではないんだろうが「フォックス家の殺人」を最後に紹介し
〜その後は、大家の地位に治まっているが、初期の作風をなぞるだけでは
読者を満足させそうもない〜とか結構手厳しい
その後、「十日間の〜」や「九尾の猫」とかが出ているけど
評価は変わったかな >>109
といっても九尾も十日間も1940年代後半の作品だぜ
日本でも1954年と59年に出版してるから
中島は60年の時点では間違いなく読んでる
そもそもこの人は原書でも読めるだろうし タイトルは伏せるが最近とある不可能犯罪ものアンソロジーに載っていた
クイーンの短編を読んだんだが、途中まで提示される謎は
A駅からB駅に向かってるはずの列車が消失してしまい、
その間のレールは一直線でトンネルも鉄橋もない平地という事で
これ一体どうやって合理的に説明つけるんだとワクワクしてたんだが…
↓以下ネタバレ注意↓
真相はA駅の駅員が犯人に買収されていて、列車がB駅に向かったというのは
ウソ証言だった、というオチで本を壁に投げつけたくなったw
なんだこの新人賞なら一次予選で落とされそうなオチは
証言が嘘でした、なんて小学生でも思いつくだろ
しかも証言が嘘だったという伏線は一切なし
やっぱりクイーンに不可能犯罪ものは向いてないのかね
冒険や新冒険に入ってる短編書いた人と同一(二)人物とはとても思えんわ これが普段のクイーンなら証言の真偽を解き明かすような展開にもっていって、
ちゃんとしたロジックをもって、あれは嘘だと判断するという流れにすると思うんだが、
やっつけの仕事だったのかね 俺なら縦に引き裂くなそれ
後の清りょ…いや、なんでもない >>110
じゃあ、その後の評価も散々だったかもね
自分らはクイーン史の全体を俯瞰して見れるから
後期の作品も、それなりに楽しめるが
作者が現役で最新刊が出てる時点では辛口になる気もわかる
>>111
手に入れば、嶋中文庫読んでみて
訳は古いが、字が大きく、表紙が和田誠で傑作4編が収録されていてお得 逆に俺は国名シリーズやレーン四部作の方が今の時代の感覚だと
スタンダート過ぎて(クイーンの影響が現代において広く浸透してるって事だが)
変化球ありまくりの後期の方が好きなんだけどな
十日間、九尾ときて、ダブル・ダブル、悪の起源あたりの流れは最高だと思うし、
リーが書けなくなって代筆させていたとはいえ最後の一撃、盤面の敵、第八の日とか、
この時代にここまでやっていたのかって驚愕の連続だった
あの時代だとバークリーとかブランドの先駆性がよく取り上げられるが、
クイーンもまったく負けてない >>111
乱歩推薦、日本での推理小説歴代人気投票ではTOP10常連、一位になることもある、アイリッシュ 幻の女
その江戸川乱歩の 宇宙怪人
それから アイリッシュ 消えた花嫁 読め >>116
幻の女と消えた花嫁は読んでる
言いたい事は分かるし、どっちも買収だったのは正直興ざめはしたけど、
その二作のそれはストーリーの主軸部分ではなかったからまだよかった
買収されてたのは序盤から中盤で分かって、そこから新たな展開に
なってゆくわけで
>>111の作品だとそこはもろに謎の部分の肝で、クライマックスに
明かされたものだったからなあ 列車消失トリックってコナン・ドイルにもなかったっけ?
たしか新潮文庫で読んだ気がする
それはかなり、力わざだった覚えがあるけど
>>111
はクイーン本編のどこに収録されているのかな >>118 消えた臨急な
列車ものでいちばんトリックがうまいと思ったのは
走行中の列車の車両一個だけが消えるやつな >>120
電車か汽車が走行中に車両一個だけ消えるトリックは、あれは現実にやるのはおそらく無理だろうけど
おもしろかった >>119
「クイーン検察局」なら読んだことあるんだが、すっかり忘れてる
ショート・ショートのクイーンは、言葉遊びみたいな要素が多くてついていけない
でもショート・ショートの感想でクイーンに悪印象をもつのは、もったいない まあ言葉遊びみたいなのは英語知らない奴は、わからないもんな
犯罪カレンダーは事件も推理もヘボいのが多かったけど
エラリーとニッキーのラブコメと思って読めばおもろいぞ エラリーはポーラとニッキー、どちらを嫁さんにしたんだろうか もちろんジュナと結ばれたけど
それは偽装で本当はパパと… エラリーは中期以降は、しょっちゅう、女、口説いてるから
ニッキー、ポーラ、以外にいくらでも候補はいるだろ。
ちゅーーか、わけありの女と何回もつきあって次々秘書にして毎回ニッキーって名をつけてたんだよ
まあ、エラリーは人気作家で金持ちだからな、おまえらと違って女にモテるんじゃ >>126
>おまえらと違って女にモテるんじゃ
君はどうなの? >>16
最近、日本でも上映されてヒットしてるじゃない ブラウン神父でさえ連ドラ化する時代なんだから、
クイーンももっと映像化についてはなんとかならんのかって思うんだが
叙述トリックは生涯通じてほとんど書かなかったので、
意外にも?映像化不可能な作品ってほとんど無いんだよな
でも火刑法廷しか映画になってないカーよりマシか
カーも日本の作家だったら横溝ブームの時みたいに片っ端から
映像化されたかもしれないのに
やっぱり日英に比べるとアメリカは自国の古典ミステリーを
映像化する事にあまり熱心じゃないな
まあ日英の二国だけが世界の中でも異常に熱心すぎるって事なんだが Xの悲劇なんか映像化を見越して書いたんじゃないかと思ってた >>123
その「犯罪カレンダー」が受け付けなかった
ショート・ショートなのに上巻でやめた
ラブコメが苦手なのもあるけど・・・
クイーンも8割方読んでいると思うが
読み残しの作品には期待しない方がいいとわかっているけど
それにしてもキャラの安売り感がひどい だーかーらー、クイーンは、そこそこ、はやったときに、テレビ化やラジオ化はされたんだよ
テレビ化やラジオ化のときに軽いノリも、いれようとして、そのときの切り札がニッキーだっただがや
だからエラリーシリーズのテレビシリーズはあるのじゃ
今でもネットにおちてるぞ
エラリーは長く書かれてたので設定も性格もかなりかわっとる
そもそもローマ帽子の記述が全て正しいとしたら
エラリーの全事件はローマ帽子出版よりも前に起こっている テレビシリーズは、十年ほど前にCSで放映されたことがある。日本語字幕付きで。 >>133
この場合は作者の死後も、しかも21世紀にもなって映像化を続けるかどうかって話でしょ
そこが日本とイギリスだけが自国の”名探偵保存”に異様に熱心だなと
まあ日本だと捕り物帳系を除けば明智、金田一耕助だけに集中してるんだが、
イギリスはホームズ、ポワロ(マープルもだが)だけじゃ飽きたらず21世紀にもなって
ブラウン神父までやり出したのはすげーわ >>131のようなモテないキモヲタには
犯罪カレンダーのニッキーとのラブコメとか
新冒険の後半のポーラ編のポーラとのラブコメとか
はキツいかもしれない
>>131のような恋愛経験無い奴には初期エラリーがお薦め なんでや、キモオタだってラブコメ漫画読んだりするじゃん むしろ経験ないやつがフィクションで疑似体験してニヤついてるイメージ
アイドルファンとかもそうやろ
キモイ このスレ見つけて、図書館でたまたま目についたYの悲劇を借りて読んでる
序盤で、サム警部が「女が寝る前にすることはご存知でしょ」と言われて「私も
結婚してるからわかりますよ」と応えるけど、これは何を指してるの?
トイレ? 化粧落とすとかクリームを塗るとか? Yの悲劇読了
最後がわからなかったので検索かけたら【メール欄】ってたくさん出たけどそれで決定なの?
納得いかないけど 明確に描かれてないから決定はしてないけど、他に解釈は無さそう でもそれは出過ぎた振る舞いだよね
やたらと苦悩してみせてるけど、まったく感情移入できなかったわ
>>158
アホなの?
わからんかった 絶望感がよく描けてたと思うけど、まあ人それぞれか
続編は読まない方がいいね >>159 アンカー間違ってやンの
それとも>>158の文章を読解できないのかな? >>162
アンカーまちがってないけど貴方様のおっしゃることが解りかねます、はい >>156
このスレの上の方(半年くらい前)にまったく同じ話が出てるよ レーンは真犯人のルイーザをかばってる説が農耕 >>166 アホさが滲み出取るな
おまえがアホだから仕方がないが、アホは自分がアホとわからんからしあわせでええのお >>167
目が見えないのに、梗概をどうやって読むことができた? >>167
そうなんだ? 後でちょっと読み直してみる
>>169
この人のいうことがホントにわからん クイーンってアメリカ以外の国を舞台にした作品ってある? >>171
オイ真に受けンなよ
ウソつきしかいないのかネットには >>173作中に用事があってアメリカの外に出る事はあるけど
最初っから最後までアメリカの外って作品は思い浮ばないな クイーン好きの皆さんからしてカーとヴァンダインって面白いですか?
クリスティはドラマで見た限りつまらないのですが。 >>179カーもヴァンダインも面白いが
クイーンとは割とタイプが違うと思う
特にヴァンダインなんてクイーンのような論理性とかあまり無く
事件の背景などから犯人の性格や心理状況を読み解き推理するような作品が多い
後、クリスティはドラマより原作の方が普通に面白い
ドラマはやっぱカットが多いので >>178
あれの舞台は、ふつうではないな状態にあるが「アメリカ国内の島」だろ >>181
地理的な意味でなのか、司法権が及ぶ範疇でなのかの違いだな。 いつか読もうと思ってたクイーン
国名をローマから順番に読んでてフランス終わったわ
犯人とメ欄1まで絞って解答編の途中でやっと気づいた
ただ納得いかないのがメ欄2のメ欄3のくだり
ここにはメ欄4もない、メ欄3ははりぼて云々を言ってたのに・・・
深夜の遺体処理の作業=暗闇での作業=普段から間取りや装置を知り尽くし、慣れた人物=担当している本人=メ欄1
これを成り立たせるためにメ欄3云々の伏線があるのだろうと思ってたんだが、結局回収されないまま終わったんだが
それとも自分が読み飛ばしたのかな? >>156 そんなこと人に聞かんでも、普通の学力が有ればわかる。
おまえが納得いかんのは、おまえがアホだからだ
しかもおまえは、そうやってまわりにバカにされてるのに、バカにされてる理由がわからないで
また怒ってるので恥の上塗り
推理小説はおまえのような低脳にはむずかしすぎるので来年は幼稚園児向けの絵本を読め 年明け直前にクリスマスイブの書き込み突如ブチ切れるとかどうした 「Yの悲劇の最後」に全く気付くこともなく
ずうっと後になってようやく真相を理解したどこぞのバカが
「これは文学だ!」と叫んでいましたっけ。
過去、このスレでw 『九尾の猫』のラストでエラリイが犯人と対決したとほざいてたアホの話なんかするなよ 『九尾の猫』は本当に名作だな
いわゆるクイーンの売りであるロジックを書いた作品ではないけど
素晴らしい作品 >>193
俺も九尾の猫は大好きだ
サスペンスと謎解きがほどよく絡み合っていて
クイーンの作品の中では5指に入るお気に入り 災厄の家って何が評価されているのよ、つまらなかったよ wniの鈴木里奈の脇くっさ
(6 lゝ、●.ノ ヽ、●_ノ |!/
| ,.' i、 |}
', ,`ー'゙、_ l
\ 、'、v三ツ /
|\ ´ ` , イト、
/ハ ` `二 二´ ´ / |:::ヽ
/::::/ ', : . . : / |:::::::ハヽ
https://twitter.com/ibuki_air
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) >>196 しかも災厄の家は自分の過去作品の使い回し(の使い回し)だからな
災厄は九尾よりはマシだけど。
クイーンは国名前期、四部作が良くて、後は、だらだら落ちていくだけ
中期後期を有り難がってるのって日本のごく一部の、
キモヲタの推理小説ヲタの屁理屈バカだけだろ >>196
災厄の町よいところは悲劇的なドラマと謎解きを融合したところ
まあ、はっきりいって謎ときには粗があるんだけど
国名シリーズ前期の小説としての無味乾燥な感じが退屈と感じていた
人にとっては読みごたえがあるという話になる。
俺もオランダ靴とかロジックの見事さに感心しながらも途中までは
かなり退屈しながら読んでいたから、そういう意味では災厄の町は
最後まで退屈せずに読むことができてよかったわ 文学小説が読みたければ、推理小説、しかもエラリー・クイーンじゃ無くて、ほかの文学小説読めばいいだけの話
クイーンは文学小説としてみたら、箸にも棒にもかからない >>203
誰も文学が読みたいとなんて言っていない
退屈しない程度の物語性があるミステリーが読みたいと言っているだけだ >>202
そんな大袈裟に悲劇的なドラマとか言うほどでもない
悲劇が読みたければ有名な悲劇を読んだ方が良い
謎解きは、無理に複雑にするより、あの程度の方が読者は広く獲得できると思うが
クイーンで悲劇を読みたいなら、それこそレーン四部作の方が良いんじゃね? >>205
レーン4部作も好きだよ
Zは個人的にイマイチだったけど
国名シリーズもエジプト十字架は連続首切り事件のサスペンスと
謎解きの面白さが両立していて大好きだ >>206は、 なんで、 そういう下らないコメントしか出来ないの? >>208
おまえも必死だわ
『災厄の町』は「ある家族の悲劇」や「いたましい運命」をミステリを通して描いていて、「読み応えがある」と感じる読者は現実にいる
その読者に「悲劇が読みたければ〜」って、大人の言としては首を傾げる >>209って、なんでレベル低い意見しか言えないの?
ねえ、ねえ、またレベル低いこと書くんでしょ。この下に書いてね。 世間からは駄作扱いされ、まあ、実際駄作ではあるんだろうけど
童謡殺人にヒネリを加えた「ダブルダブル」が個人的には結構好きです。 ニッキーシリーズ、ポーラシリーズは、推理ものとしては中レベルなのはわかってるし
ありがちなラブコメのノリなのもわかってるけど
萌えが有って好きだな まあ、いろんな楽しみ方があっていいよね
特定の作品を評価している人間に対してわざわざバカだの、キモオタなど
いう必要はない
それぞれ好みが違うってだけの話だ >>213 特定の下らない作品を名作と勘違いしているバカに、「おいバカ!」って
バカにして楽しむ楽しみ方もあるんだから
>>213は他人の楽しみ方にケチをつけていて
自己矛盾している >>214
作品を馬鹿にするのは別にいいが、読者を馬鹿にするなよって話だよ 追記
読者を馬鹿にする行為はすでに読書の楽しみとは言えない
そもそも、その人にとってその作品が
面白いならそれが全てであり、
別にそれは勘違いでも何でもない >>216みたいなバカをバカにして楽しむと言う読書の楽しみ方を否定しているから
>>216は他人の楽しみ方をバカにしているからバカだ
>>216の言い分はおまえらの言うブーメランだな ID:cfgJL7BK=書斎
自分に従わないものはとにかく罵倒するだけのチンケな馬鹿。
だからみんな相手にするな。 >>218は議論に負けるとすぐ拗ねるからどこ行ってもオチコボレでいじめられっ子なんだよ Yの悲劇ってアンフェアだという意見も少なくないようですが、それなのに何でバカ受けするのでしようか、ミステリーファンのレベルを表す物差しになるのではと思うのですけど。 Yの悲劇がアンフェアという話はあんまり聞いた事が無いな >>220 アンフェアだと言う意見を多く聞く、では無くて、
おまえがアンフェアと思う理由をかけ
それから、アンフェアだと言う意見を多く聞く、のなら、どこでだれが言ってたか書いてたか、言え >>218
ほんとだw書斎が沸いてるw
小学校に上がる前から今の今までいじめられ続けて泣いている書斎だw >>223
本当に書斎?
書斎って中期以降のクイーン否定派だっけ? >>224
書斎はそもそもクイーンを理解できないただのバカ。
九尾の猫の犯人が誰かも知らずに論ずる低能。 >>225
あーそうだね
15年前のクイーンスレをチェックしてみたら
書斎が、災厄の町と九尾の猫は過大評価だと主張してたわ
でもなんで最近は書斎魔神と名乗らなくなったんだろう? いや書斎じゃないだろ
あいつはこんな風にストレートに罵声を浴びせるタイプじゃない 書斎と非書斎の見分け方を知らせて、ヤツの名を語っているのが多いらしいから >>226 5ch、2chのスレを15年分もチェックする暇があったら、働け!このバカニート! >>229
アホか
15年分もチェックするわけないだろ
エラリークイーン、書斎魔神
で検索をかけたらヒットしたのが
15年前のスレだったというだけの話だ
常識で考えろよ >>230 言い訳せずに働け おまえに食わす飯は無ぇ >>227
いやあの馬鹿は名無しだといつもこうだぞ。
>>231
自分が言われ続けて悔しいからって他人も同じだと思うなよw >>233
文体を変えても言ってることが全く同じだからバレバレなんだよね >>233-234
そうかなあ?
書斎憎しでムカつくレスは全て奴だと思い込みたいだけじゃないの?
犯罪者をチョン憎しで全て在日認定する人たちと同じで 一応言っておくが、お前書斎だろとかつまらん事を言い出すなよ >>220は>>222に回答できないから、キレて誤魔化してるんじゃ
バカによくあるバカなやりかただがや 以前から気になっていたのですが創元と早川の訳ってクイーンに限って人気が高いのはどっち、読みやすいのは創元だと思いますけど。 241はカースレの「ID:218.138.222.68」 『ダブル・ダブル』読了
そこまでデキの良い作品とは言えないかもしれないが
犯人が童謡になぞらえた殺人を行った特異な動機などはなかなか唸らされるものがあった
後、ヒロインリーマをはじめとした現実離れした登場人物たちのおかげか童謡殺人のせいか
どこかファンタジックさのある雰囲気がありそこも良かったな
それにしてもラィツヴィルでの殺人事件は4度目だが
ここまで事件が続くとこの町は呪われてるんじゃないかと思ってしまうなw >>244
世間的には評価低いけど俺もダブルダブルは
ヒネリの効いた童謡殺人ものとして気にいっている ダブル・ダブルは、話の展開が、かったるくて途中で読むのやめた
エラリー・クイーン(作家)は、国名前期、レーン四部作が良くて
後は下り坂を転がっていく一方だな >>222
読者に犯人を特定する条件と情報が全部は出されていないということではないでしょうか。 ダブル・ダブルは、冒頭は
魅力的で個性的な美少女がエラリーのところに登場、
謎の、新聞の切り抜きが、匿名の差出人からエラリーに届く
と、おもしろくなりそうな展開、二連発なんだけどな
そのあと展開がかったるくて読むのやめた
やっぱり、作家クイーンの作品は、前期・中期みたいに最初の方でボン!と殺人事件が起こって
基本展開は事件の捜査、でないと盛り上がらんな >>249
初期は初期で事件の後は淡々と捜査や尋問が続くので単調で退屈
中期は物語的には面白いのだけど肝心のロジックに衰えが見える
やはりバランスが良いのはYの悲劇やエジプト十字架の謎あたりか? ダブル・ダブルは序盤が面白いんだけど
中盤がかなりかったるいんだよな
解決編はなかなか面白いが >>251
そうなんだよね
もう一工夫あれば後期の代表作になりえたのに
かなり惜しい作品だった リーマのエロ・ピンチシーンを入れれば、もっと人気でたかな? それじゃあ、エラリー・クイーンじゃなくて
エロリー・クイーンかエロイー・クイーンだな 作家クイーンって、なにげに女の子ピンチ!はあるよな
最初にそういうシーンが本格的に出てきたのはペイシェンス、ピィーンチ!かな?ネタバレなるから場所は言わないけど
ピンチ回数いちばん多いのはニッキーだな。まあ、ニッキーはそういうことのために作られたキャラだからだけど 主役探偵が男で相棒が女(もちろんエラリーとポーラ、エラリーとニッキーのことな)で
それがシリーズとして何回も続くっていうパターンってのは、
クイーンが推理小説史上初めてか? 全然売れてない自費出版みたいなカス本は除けば。
シリーズとして一応成功したのはクイーンが初めてか? アガサ・クリスティーのトミーとタペンスが最初じゃないだろうか
まあ探偵ものというよりスパイものの要素が強いけど ノックスとか影なき男とかZの悲劇とか
あとあの程度で成功したとはいえるかなあ ノックスのマイルズ・ブリードンものは確かに男探偵女助手のシリーズだな
あんまり知られてない作品ばっかりだけど結構面白いのでもう少し知られても良いと思う
ロナルド・A・ノックス自体、ノックスの十戒ばっかりで作品は知られてない作家だけど ノックスの、密室の行者に嫁、出てたっけ?
でも夫婦探偵はあまり萌えない、
つきあうかつきあわないかの状態の男女コンビでないと萌えがないぞ ノックスは十戒以外だと陸橋殺人事件がやっぱ一番有名だろうな ノックスでいちばん有名なのは密室の行者のトリックだろ
十戒よりさきにそっちを知ったぞ、俺の場合
密室の行者 の男探偵って嫁が居たんだ?たしか密室の行者には嫁は出てなかった気がするが ミステリー板にいてノックスの十戒が知名度低いとか
流石にものを知らなさすぎるとしか言えん カマかけたんですよ、君たちの知能程度計るためにさ、彼の作品のことは知り尽くしているよ 間抜けな犯人というもののリアリティを見せてくれたんだろ まさか旬感ゴトーチでクイーンが出るとは!
北園さん三重の人だったのか 4月に創元から「Xの悲劇」新訳版が出るみたいだけど
早川や角川と被らない作品が出てくれるといいんどけどなあ たしかにそうだけど、創元はカーの新訳で頑張ってくれているから
そろそろ売れる作品をって気持ちもある >>278 ポーラ・パートをエロく訳せば、少しは売れるかもな
バカのために言っとくが、ポーラ・パートをみて、ポーラの苗字はパートじゃないとかバカなこと言うなよ 名前忘れたけどギリシャ棺にでてきた筆跡鑑定家も
ポーラ同様白髪が一筋走ってる
作者の好みか? 新冒険は表紙をポーラ&エラリーのアニメ風の萌え絵にしたら、少しは売れるぞ でも、ポーラって味方になった途端に弱くなるキャラの典型だね
ブラウン神父のフランボウと同じく
フランボウはブラウンに一勝もしなかたけど
ポーラは一応、エラリーと引き分けの偉業を一回成し遂げたのにね >>282
ニッキー編、ポーラ編を押し出して、元祖ラノベ風推理小説!とかって
売り出せば、再びエラリーブーム来るんじゃねーか?
そんでアニメとかドラマとか映画になって
ポーラやニッキーはアイドル歌手の下手くそが演じることになるだろうな
俺らが原作改悪じゃ!って怒る
でも、ニッキーのイメージって、アイドル歌手の下手くそ演技のイメージだよな ニッキー、ポーラ、リーマ、ペイシェンスがクイーン萌キャラ四天王だな >>285 その中ではニッキーがいちばんバカっぽいな ミステリマガジン次号(7月号)の特集が「クイーン再入門」 >>287 表紙をニッキー、ポーラ、エラリーの三角関係っぽいアニメ風萌え絵にしたら
ミステリマガジンも少しは売れるし、エラリー・クイーンブームも何十年ぶりに再来だな
それかニッキー1号、2号、3号の分身が同時に存在する絵を表紙にする
ニッキーって4号、居たっけ? ニッキー3,4人がエラリーを囲んでる表紙とかな 「昭和のクイーン」って平石貴樹?鮎川哲也先生は含まれる? >>287 ミステリマガジンとSFマガジンって売れてるから、
月刊から隔月刊になったって、ハヤカワのバカ社員が言ってたけど、ホント?? 有栖川が和製クイーンとするにはフーダニットが弱いなと思う事が多い
クイーン作品はロジックだけでなくフーダニットも優れた作品が多いと思うわ 100円で買って積んであった「盤面の敵」を読んだ。
これ新訳して読みやすくなれば、今の新本格で育った人たちにアピールするんじゃない? エジプト十字架 指紋も血液も調べないってのは酷いな エジプトのラストの手掛かりについて犯人の偽装の可能性が考えられていないという意見を見たけど、あれが偽装となるとちょっと無理があると思う。 >>298 ちゅーか、あの最後の手がかりで推理して犯人を捕まえたんじゃ無くて
推理も手がかりも関係無く、
最後は犯人を追いかけて行って捕まえたからな >>294
意味が判らないので説明してもらえるとありがたい
「フーダニットが弱い」とは?
ロジックがよくてもフーダニットとして「弱い」という状態があるの? >>300犯人の意外性が弱いという事
有栖川有栖は犯人の予想つきやすい作品が多い
フーダニットが弱いだと確かに日本語的にちょっと変だったかもしれないな まあ有栖川は犯人だけ当てられても痛くも痒くもねえってスタンスだもんな 早くに世に出た為か
人物に重量感がなくて
紙芝居見てるような感じ
ミステリーには有りがちだけど 人間が描けてないというか、初期のクイーンはひたすら関係者から話を聞くだけ
みたいな感じで、物語として退屈だった
エジプト十字架辺りから物語としても面白くなってきて
災厄の町からは人間ドラマとしても充実してきたよな >>305 災厄の町は兎も角、災厄の町より後は推理小説として全然ダメで最悪 フォックス家の殺人とか九尾の猫とか正直、災厄の町より面白いしミステリーとしてもデキが良かったと思うわ 靴に棲む老婆
緋文字なんかも結構好き
後期はゴリゴリのロジックものこそ減ったけどプロットの捻りとかミステリとして面白いのは言われるほど少ない訳じゃない エジプト十字架
第三の殺人は密室とかそういうんじゃなく見張りの警官が残念だっただけ…?
思えば死体も指紋くらいは確認してしかるべきだし…
まあ楽しく読めたからいいや 動機方面のヒントというか伏線があと一つくらい欲しかった>オランダ靴
負け惜しみかなこれは オランダ靴は本格としての完成度は恐ろしく高いが、延々と尋問が続くだけなので小説として退屈。
クイーンもそれ以降の作品では徐々にサスペンス性を組み込むようになってきたけど クイーンはロジック中心の新しいミステリジャンルを開拓した
しかもその限界も見出した >>305 人間ドラマとかそういうのは、結局クイーンは二流作家
クイーンの後期読んで人間ドラマが良いとか言ってる奴は他の大作家の大作とか読んだことないんだろうな
難しい小説が読めないバカ(おまえ)にだけ、
後期クイーンは人間ドラマが凄いように見えるって、とこかな >>319
すごいなんて誰もいっていないよ
あくまでも初期に比べて充実しているといっているだけ
推理小説は推理が本分なんだから人間ドラマは退屈しない程度に充実していればいい
初期はあまりにも退屈すぎたからそれが改善されて良かったと言ってるんだよ
そもそも、大作家の大作とミステリーを同一に語るのが間違い
求められているのもが違う >すごいなんて誰もいっていないよ
>あくまでも初期に比べて充実しているといっているだけ
そういうヘリクツばっかり言ってるから、おまえは三下なんじゃ フランス白粉でエラリーが直接証拠と言ってるものが状況証拠にしか思えないんだけど 創元60周年のXの悲劇どうですか?
角川新訳と比べて読み易さとかあとがきとかその他諸々 読み比べてはないけど
創元版が角川版より分厚いのは何故かなあ
活字の大きさ?
複数の会社からでてる翻訳ものは
翻訳が正確云々より
「自分の感覚に合うのどれか」で選ぶべきなのかな スペイン岬が、大好きなオレ参上
いーよ誰に理解されなくても スペイン岬自体は国名の中でも良いけど
国名を順番に読んでるとスペイン岬の頃にはクイーンの騙しのポイントに慣れてしまう スペイン岬は、エラリーの苦悩の片鱗が早くも見られるんだよな。 スペイン岬は悪くはないけど、内容が地味な割に話が長すぎ 日本庭園が好き
ニッポン樫鳥よりもそっちのタイトルの方が好き 質問なんだけど、角川版アメリカ銃の360頁 クイーン警視がグラントに言ったことは何だったの? 国名シリーズの感想で、
ローマ かったるい 評判ほどでは無かった
フランス 最後の最後の証拠、なんじゃい、そりゃ、単純すぎ
アメリカ、スペイン 前期のノリ(推理披露までの前半、中盤の捜査がダルくて長い)に飽きてきた、
推理にヘリクツ多くなってきた、
てのは思ってる人、多いよ
俺もそうだ
後期は駄作ってのも、思ってる人、多いよ
俺もそうだ あれこれ理屈をこねながらも決め手がないので最後は犯人を罠にかける、自殺で終わるってのが多いよね
結局ロジックなんてそんなもんだと元から割り切って書いてるぽいのに後期あんなふうになっていったのは何なのか 自分で推理する人なら、ミステリの楽しみ方が違うんだけどな
みんな漫然と読んで、ぜんぜん推理してなくないか
本気で推理しようぜ >>334 クイーンの作品は、一応、犯人を特定できる証拠は全て前もって書かれているぞ。
そこがクイーンのいちばんの特徴だぞ
>>334は、読解力がちょっと低い ねえよw
粉が何の証拠になる
ならないからこそ消去法推理して犯人を追い詰めたんだ >>337の ねえよw
は誰のどの発言に反論してるんだ?
>>337は頭が少しおかしいんだろうか? >>336が証拠という言葉を手掛かりの意味で使ったのが混乱のもと >>338
おかしいのはおまえだろ
で何が証拠なんだよw
>>334を理解出来てない時点でただの表現ミスでもないよな
証拠という言葉の意味すらわかってないらしいw >>339 >>340 は頭が悪いから、言葉の意味を自分勝手に解釈して使って他人の意見を理解できないでヒステリーを起こしているんだろうな
>>339 >>340 は後期クイーン問題とか言ってる あのバカだな 俺も>>334の意見に賛成だな
クイーンの提示するものはあくまでも有力な仮説であって証拠ではない
他の仮説をもってくることで簡単にひっくり返る
だからといってクイーンの作品に魅力がないとは思わないけどね
有力な仮説にすぎなくてもそれがその仮説が魅力的ならそれで十分だ
>>336のように無理にクイーンの作品は完璧だと言い張る必要はない >>342 = ア ホ だな
完璧だなんて言ってないのに、勝手に言ったと思い込んでやンの
おまえみたいなアホが後期クイーン問題とか、寝ぼけたことを言いダすンだよ!!
さては、おまえ、例の頭が悪くてヘリクツの好きな嫌われ者だな >>342
そうそう俺もクイーンを貶してるわけでもなんでもなく面白いロジックが見られればそれでいい
ただ本人もそう思って書いていたのなら偽装証拠とか悩みすぎずに初期みたいなのをもっとやってほしかったなあって話 証拠が偽かもしれないから、犯人は決まらない
これがゲーデル不完全性定理を推理小説に適用した結果だ!
って本気で言うバカどもがいるんだよなぁーー!! ワロタワロタ >>344
そうだね
変な方向にこだわりすぎて袋小路にハマったって感じだよね
ギリシャ棺もあれはあれで面白いけど
ああいうのはあれ1作だけでよかったかなって感じ >>344
クイーンみたいなロジック系ミステリを書いてみなよ
そうすると、必然的に偽の証拠問題にぶつかる
芸術家は完全性を追求する
クイーンも自分独自の芸術性を追求する過程でそれにぶつかった
かなり技術的な問題なんだよ
実際に創作してみれば分かる >>347
創作はしなくてもわかるけどさ、過程でぶつかったってより元から自覚してたじゃんって思うわけよ >>347同人誌にくだらない話を書いているツマラナイ人間=>>347がヘリクツ言うな
偽の証拠かもしれないから犯人は決まらないだってよー!子供レベルのヘリクツ言うな、ボケ
オマエみたいなバカが
証拠が偽かもしれないから、犯人は決まらない
これがゲーデル不完全性定理を推理小説に適用した結果だ!
って本気で言うだよなー >>349
ゲーデル云々はともかく、クイーンが「読者への挑戦状」を挟むようなゲーム的ミステリを完成させ、同時にその限界も示した偉大な作家だとは言えるだろうね
もちろんこうしたジャンルがミステリの唯一の形式だというつもりはないよ
しかしひとつの形式を極め、同時にその限界を示す、というのは、素直にすごいし、芸術家だと思う 限界を示す、なんてことやってないってぇの! おまえが勝手にヘリクツいってるだけじゃ >>351
誰もゲーデルのことなんか言ってないのにやたらとゲーデルゲーデルといって屁理屈こねているのは君の方だね >>351
いや、それはさすがにやってるでしょ
クイーンはバカじゃないよ
ちゃんといろいろ考えて書いてるでしょ
具体的明示的に評論のような形で書いてはいないけど
そこは作家だから実作で示しているでしょ
芸術家っていうのはそういうものだよ
理論がバックにあって実作するのよ >>352 >>353 みたいなバカがヘリクツを捏ねてもバカは直らないよ
証拠が偽かもしれないからって、そんなことを得意げに言うな!ボケ! >>354
お前がボケでしょ
頭悪いんじゃないの? >>355のようなバカは鸚鵡返ししか能が無い
おまえ(>>355)の学校の成績や仕事の実績考えたら、おまええが他人様をバカ呼ばわりなんぞできるわけないだろ!ボケ! ん、俺は一応賢い部類だけど?
君はミステリ的教養をつけたほうがいいよ
古典とか名作とか読んでる? というのも古典を読まないと、ミステリに対する鑑賞眼も養われないからね
教養がない人間が、クイーンの作品をつまらない、理解ができない、と思ってもしょうがない
それは自分がまだ理解できるレベルにないってことだ 自分も知識のないバカな頭悪い人間です
私も古典を読んで>>357さんのような知的な人間になりたいです
具体的に何を読めば>>357さんのようになれますか?
御指南ください >>359
とりあえず開祖ポオの推理小説、江戸川乱歩の「幻影城」くらいは古典として読んどくべきでは
評論なら「娯楽としての殺人」とかも
ミステリだけじゃなく、哲学や文学、諸学問、芸術、宗教、等も教養だよ
聖書、プラトンあたりから始めれば? 趣味の違いは別として、基本的に頭が悪くて作品がわからない、という人はいると思う 頭が悪くて作品がわからない、という人
って言ったら
>>362=おまえ のことやな >>363
いやお前だよw
お前はレスからも腐った精神性が窺われる
神がこの者をかならずかならず地獄に落とされるように >>364=蛆虫の>>364みたいな書き込みのことを、
おまえら5chネラーは自己紹介オツって言うんだろ >>365
お前が蛆虫だろアホか
俺は神に選ばれた人間だ
俺は神とともに常に生活している
俺を舐めるな三下 書斎魔神やっと死んだかと思ったのに第二第三のキチガイが ギリシャ棺の結末があんなことになったのによく◯◯◯◯◯は左遷されなかったな 作者の中途半端な日本の知識が笑える
「タマカヒエロ」
「オイダマレ」「ゴメンナサイ、オカアサン」 ニッポン樫鳥(日本庭園)なんかもそんな感じがしたねぇ アメリカって、進んだ国と思われがちだけど、法律的には結構古い面があるね。
「スペイン」で逮捕された殺人犯にみんな同情して、「この州では無罪間違いなしですよ」と言ったり、「緋文字」では、妻が不倫してたら、夫が、妻と不倫相手を殺しても無罪だったり。 >>376
『スペイン岬』は80年前、『緋文字』に至っては19世紀に書かれたもの
そんなもん持ち出して「古い」って言われても、あたりまえだろうとしか >>377
「緋文字」は、50年代の作品なんだが……。 クイーン作品を読んでみようと思って、最高傑作が「ギリシャ棺の謎」と聞いてそれを読んでみようと思うんですが、一作目の「ローマ帽子の謎」から順番に読んだ方がいいですか? >>378
緋色の研究と勘違いしたのではないだろうか >>377 >>378 >>381 こいつら文学の常識 全然 無いぜぇーーー! アホだがや!
おまえら、ホンマにアホだがや!バカ丸出しじゃ!! ワロタ、ワロタ
推理小説ばっか、よんでるやつはマヌケばっかズラ ローマ帽子の秘密読んだんだけど、不明な点が。。
ヤフー知恵袋に書いたものの、回答ない・・・。(5chだとネタバレ防げないのでヤフ知恵に。)
詳しい人、回答してくれると嬉しいです。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q10212929325 「恐怖の研究」読了
エラリーがワトソンのホームズが手掛けた未発表の事件に関する手記を読むという非常に変わったストーリーで
新鮮味もありなかなか楽しめた
ミステリーとしても最後にドンデン返しがあって楽しめるようになっているのも良い
ただ、ホームズとワトソンを実在の人物として扱っているのには違和感あるなw >>385
恐怖の研究って映画のノベライズで、映画自体はエラリー・クイーンは全くでてこないんだよね
それに、小説も別の作家が書いていて、そこに無理矢理、エラリーの推理を挿入しているんだよな、確か
作者はSF作家のポール・W・フェアマンだったはず まなの本棚って芦田愛菜の本でドルリー・レーンの作品紹介してるみたいなんだが買うべきかね? Yの悲劇の解説で最後の事件のネタバレされたのは今だに許せん。出版社はどこだったか忘れたが、確か最後の事件だけは出していなかった。 >>388
目次にはXの悲劇とあった
他にはホームズシリーズ、モルグ街の殺人、そして誰もいなくなったを取り上げてるらしい
考察とか感想とかページ量あるなら読んでみようかと思って >>394
あれ奥付の版数がリセットされてたのが残念 Yの悲劇、読了…
これが海外で評価されてない理由が全く分からん まあ何となくYよりXの方が海外では評価上ってのは分かる
逆にYは日本人好みだなってのも分かるな X→Yと順に読んでXは普通に面白かった
Yは圧倒された
読後感が全然違う Yの悲劇は犯人が意外だというが、犯人はバレバレじゃないか
だってレーンが見つけたメール欄で犯人に相当する人物が
誰かを考えれば答えはすぐにでるわけで >>400
参考になりました。自分は越前のしか読んだことなかったので他の訳者のも読んでみたく思いました 創元の国名シリーズ新訳なかなか終わらないな
中村さんってそんなに売れっ子というイメージはないんだけど忙しいのかな?
角川はあっという間に終わったのにね 新訳新冒険はずっと待ち望んでいた
待ちすぎて70年代前半のボロボロの旧版を尼で買っちゃったよ 406だけど変なリンク付いちゃったようでごめん
角川とハヤカワの新訳担当した越前さんが、ハヤカワの2冊がもうちょい売れれば
2冊の間の作品の新訳が進むかもしれないので、友達に紹介してと言ってる
本人はライツヴィル物全部訳したいみたい
新冒険の新訳の話はミステリマガジンに書いてあった
今年の新訳プロジェクトの4月までのラインナップには入ってないから、5月以降
そうすると、今年は創元では悲劇シリーズも国名シリーズも続きは出ないのかな 越前氏(グループ?)の新訳そんなに良いかな?
オレは単に復刻してくれりゃ充分だわ
クイーンは本国で不人気なのか、kindleでも買いにくいからな
ヴァンダインのは原著合冊版買って、国内絶版分はそれで読んだけど 原書を読んで楽しめる人がうらやましい
こちとら伏線の読み落としとが絶対にありそうで無理 クイーン初心者なんだけど、とにかくクイーンを称賛する人は
プロも素人も大まかにまとめると謎が解体されてゆく美しさと
その際の手がかりとロジックが凄いと言ってるよね
でも基本的にミステリーっていうのは謎があって、それが論理によって
解き明かされてゆくものだと思うんだけど、例えばクリスティやカーと比べて
クイーンの謎の解き方というのはどう違うの?
クリスティもカーも何か手がかりがあって、それを見つけた(知った)探偵が
論理で解き明かすって点では同じだよね >>411
論理がめちゃくちゃ精緻
今のミステリと比べても精緻 >>413
サンクス
それは何となく予想はしてたけど要するにクリスティやカーの探偵が
ここまでは細かく推理しない、可能性を検討しないって部分も
きっちり論理的に裏付けて他の可能性を真相以外は否定してるって事なのかな?
バークリーの毒チョコみたいな多重解決ものに出てくる、他にこういう
可能性があるっていう解釈を一切無くすぐらいの感じで
日本だと鮎川哲也はちょっと読んでるんだけどそれに近いのかな
他の作家と比べて異様に可能性の検討と追求が多いなって思ったんだけど クイーンも作品によって推理法が変わるけどな
純粋な消去法推理やってる作品はそんなにない
というか ワンパターンじゃ作者が疲弊するだろ
クイーンに限らず あんまり先入観持たずに読むのお勧めする 少なくとも、国名シリーズ、悲劇四部作、中途の家、靴に棲む老婆あたりでは余詰めのないと言っても過言でない推理を展開している。 どんな分野でも自分の鑑賞眼が未熟だと良さがわからないものはあるよ >>412
クリスティの探偵は割とフィーリングで推理するところ多いと思う
探偵の推理が絶対だ!と思えるほど論理が強固では無い >>417
靴に棲む老婆はこの真相が絶対だと思えるにはちょっと弱いかなって気がする >>417
Zの悲劇の消去法推理はこじつけが多い
利き手の推理とか、あくまでも傾向にすぎず、絶対に犯人から除外できる
というものではない。
ギリシャ棺もむしろ論理的推理の限界を示した作品
というか、ギリシャ棺の犯人のように裏をかけば
どの作品も推理が瓦解してしまう
だからこそ、後期クイーン問題につながっていくわけだし まあ実際(という言い方はおかしいかもしれんけど)裏の裏みたいな誘導はほぼ有り得んよね
探偵がどこまで推理するのかを正確に把握出来ないと >>422
別に探偵を正確に誘導する必要はない。ひかかってくれればラッキーぐらいの気持ちで、深読み可能な手がかりをいろいろばらまいておけばいいだけ
もし誘導用の手がかりに気づいてもらえず、逮捕されてしまった場合は、名探偵にしてもらうはずだったダミー推理を弁護士に教えて裁判での反論材料にしてもらうという手もある。
いろんなトリックを考案する推理小説の世界の犯人なら、そのぐらいのことをしても不思議ではない >>423
ダミーだと見抜いてその先の推理によって捕まったなら弁解出来んくね? >>424
うん、ダミーと見抜かれればおしまいだよ
でも、後期クイーン問題というのは、そもそも、どうやってダミーの手掛かりと
本物の手掛かりを判別するの?判別しようがないじゃんって話でしょ?
実際、後期の探偵クイーンは真相を外しまくって迷走している
作者がその事実に気づいたからだよ >>425
いや、自分が言ってるのは犯人側の話で丁度ダミー推理で止まってもらうようにするには探偵の程度を知ってなきゃならんてこと
だから警察や身内が犯人だったりしてて
その心配がない場合、深読みしすぎな推理はほぼ必要ないと思うんよ >>426
別に探偵の程度を知らなくても捜査をかく乱するために適当に偽の手掛かりを
ばらまくかもしれない
探偵が無能で偽の手掛かりに気づかずに普通に逮捕されても、探偵にしてもうはずだったダミー推理を弁護士に指摘して裁判の反証材料に使うという手もあるしね。
「以上の点から犯人は左利きと考えられ、右利きの被告が犯人でないことは明白です」
といったふうなことを弁護士に裁判で言ってもらうの
現実世界ではありえないが、いろいろトリックを弄する推理小説世界の犯人ならそのぐらいしても不思議ではない。 オランダ靴のロジックは美しいよね
小説としては退屈だけど >>427
最初にも書いてるけどそういう単純な偽装の場合の話じゃないんよ >>427
具体的に例出さないと伝わらんかもしれんけど、探偵が裏の裏の・・・っていう所まで考える必要があるかって話ね >>430
どういうこと?
利き手の問題はドルリーレーンがZの悲劇で推理の根拠にしてたじゃん
それを逆手とればいいだけ
エジプト十字架の謎の場合でも家の中のことを知らない犯人がわざとラベルのないヨードチンキを持ち込むという手もある
まあ、具体的な仕掛けはなんでもいいんだよ
ただ、犯人が気づいてもらえればラッキー程度でダミー推理の手掛かりを残している可能性は排除できないという話だ
そして、探偵はその偽の手掛かりと正しい手掛かりは見分けようがないってこと
実際、ロジックを追求していったエラリー・クイーン自身がこの問題で
四苦八苦していたわけなんだから >>431
アガサ・クリスティとかロジックにそれほどこだわらないミステリーなら考える必要はないけれど、ロジックに完璧性を求めるのならこの問題に行き当たる。
実際、ロジックミステリーの第一人者であるクイーン自身がこの問題に行き当たってしまった。 手掛かりが偽装だと探偵が考えることまで犯人は予想済みだったら
さらにその先・・・とどんどん深読みしていくことが必要かどうかって話だよ
純粋に論理パズルとしては終わりがないけど実際にそんな犯人がいるかといったらまずないだろうと
あっても探偵をよく知っていて現場にその探偵が来ることも知ってないとさ >>434
議論がかみ合わないな
>手掛かりが偽装だと探偵が考えることまで犯人は予想済みだったら
別に正確に予想しているわけでなく、犯人がいろんなパターンを想定して
いろいろ工作をしているという可能性だよ
そりゃ実際にはありえないけどロジックの完璧性を追求した場合にその問題に
行きあたるってこと。
実際、クイーンはこの問題に行き当たって後期の作品で試行錯誤している
ロジックに完璧性を求めないのなら、別にこだわるところでもないんだろうけど
実際にロジックにこだわっていたクイーン自身がその問題に行き当たったわけだからこの問題は無視できない 鮎哲や都築みたいなクイーンを理想としてたロジックこだわり派は
この壁にぶち当たらなかったんだろうか >>435
同じやりとりの繰り返しで全然伝わってないな
クイーンが行き詰まったのは純粋な論理パズルとしてだってことも書いたよ クイーン初心者なんだが短編集のおすすめを教えていただきたい
冒険 新冒険は読んだのでそれ以外で犯人当てで面白いのが収録されてるのが知りたいです >>438
ナポレオンの剃刀の冒険
小説ではなく、ラジオドラマのシナリオ集だが、聴取者への挑戦付きでどの作品も謎解きミステリーとして高レベル
同じくシナリオ集の「死せる案山子の冒険」もおすすめ >>440
ありがとう>>439が言ってるのもこれのことかな?ちょっとお高いが読んでみる あれからローマ帽子、オランダ靴、それとエラリークイーンの冒険の短編を3本読んでみたけど
いや、まったくクリスティやカーとは読後感が違うね
とにかく取り調べも含めて可能性の検討に割くページ数が凄まじい
最後に犯人当てがあるからデータを完全に提供しなきゃフェアじゃないって考えなんだろうけど
逆に言えば他の作家は小説としての読みやすさを考慮して、真相に寄与してないデータは
(ミスリードに使うもの以外は)結構省略して書いてるんだなって事がよくわかった
全てを詳細に書いてたら、かなりのミステリー好きの読者じゃないと投げ出されちゃうだろうから
このまま国名シリーズを読み続けると脳が疲れそうだから一旦犯人当てのないものを読もうかな あと付け加えるとクリスティはその「データ提示の省略」が世界一と言っていいぐらい
上手いのかもしれないって事にも気付いた
読みやすさを第一にはしてるが、これ以上データ提示を省略するとミステリーとして
ショボくなるってラインをギリギリ踏み越えない匙加減がうまいというか
クーインほどの緻密さはもちろんなくなるけど、ミステリーマニア以外の多くの読者を
獲得してたのはわかる >>446
ギリシャ棺の謎を忘れてはいけない
あと個人的に一番好きなのは九尾の猫
さらに、オランダ靴の謎と中途の家を合わせた計8作が一般的に
代表作といわれているものかな 十日間の不思議は賛否両論ある
雰囲気やストーリーはいいけど、クイーンがポンコツすぎとか 笠井潔ってアホと法月綸太郎っていうマヌケが
ゲーデルの不完全性定理が推理小説に応用できるって言って
みんなに笑われてたっていう有名な話で思い出したけどさ
東浩紀っていうゲーデルの不完全性定理を誤用したバカがいるよね
ほんとゲーデルの不完全性定理って、文系のバカが勘違いして誤用することのトップだな
しかもああいうバカのバカたる所以は指摘されても理解しないで言い続けるとこだな
さらには、そういうバカをあの人は理論的で凄い!とかって子分が居るんだよな
呆れてしまうぜ
ああいうのは理論的というのではなくて、ヘリクツじゃ!
ゲーデルの不完全性定理を理解してなくて、さらに自分が理解してないということを理解して無くて
えんえんヘリクツを言ってんだよ、このバカは 理系陰キャってこういうキモイのしかいないよな
ヒョロガリ黒髪でメガネチェックシャツGパンがデフォw >>454 >>455 みたいなバカが
「推理小説はゲーデル不完全性定理により不完全だ」
とかアホ丸出しなことを言ってるんだろうな ゲーデルの不完全性定理がミステリにそのまま適用できる、ということは誰も主張していない
あくまでメタファーでしょ
それに「俺は数学を知ってるんだ」というならどこでどういうふうに間違ってるのか具体的に書かないと
まあたぶんミステリに対する無理解で君には無理なんだろうけど
頭の良し悪しは数学ができるかどうか、ではないんだよね ここやネットに出るクイーン的問題って何よ、簡単に説明して、遠慮なく。 ググれば出るでしょ
説明聞いてもクイーンの作品をある程度読んでないとわからないと思うよ >>458
敵に攻め込まれた王が女王か王女のどちらを差し出して生き延びるかという究極の選択問題 皆さん、回答ありがとうございました、よく理解できました、ちなみにクリスティー的問題という言葉は聞きませんけど、あるんでしょうか。 帝王死すはカーをも超えた!?バリバリの本格密室モノ。 >>458さんへ。>>457のようなバカがヘリクツをいうための問題です 「靴に棲む老婆」はヴァンダインのグリーン家と僧正を組み合わせてクイーン風に料理した作品
面白いと思うが玄人向け 小学校こそ留年制度にすべきだよな
九九が出来ないとか、はじきが意味不明とかいう大人マジ引く >>467 ちゅーか、あれは自作の焼き直しじゃん
まあ、あそこであれがあるから好きだけど(既読者、絶対バラすなよ) >>469
その某作品に僧正要素をさらに強めたのが「靴に棲む老婆」ではないかなと思う >>466
正当な批評も屁理屈と言うなら、批評行為そのものが成り立たないよね >>458さんへ。>>471さんのようなのを頭が少しおかしいヘリクツバカと言います 正当な批評も屁理屈と言うなら、批評行為そのものが成り立たないよね 靴に潜む老婆は簡単かつシンプルすぎて何故エラリーがこれにすぐ気付かないのかと思った
終盤の展開は非常に好き 世界中コロナで大騒ぎなのに呑気に読書かよ。若い奴は医療ボランティアでもしてこい! >>458さんへ。>>473さんのようなのを頭が少しおかしいヘリクツバカと言います >>475
医療ボランティアなんてする方がコロナ感染に繋がるわ >>465
帝王死すの魔術的密室トリックはカーよりクリスティっぽい気もするな 越前敏弥 Toshiya Echizen@t_echizen
エラリイ・クイーンの『フォックス家の殺人』『十日間の不思議』の新訳刊行が決定しました!
早川書房から、今年から来年にかけて出る予定。『災厄の町』に続くライツヴィル・シリーズ第2作、第3作です。
たくさんの方が応援してくださったおかげで実現の運びとなりました。ありがとうございます!
https://twitter.com/t_echizen/status/1250341274005078018
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account) 越前って翻訳の大変さ書いた本出してたよな
読んだ記憶あるが内容の記憶が無い え?何?前言ってたディクスン・カーのフォロワー達の本? ファンクラブの会誌を基にしたクイーン本を出すそうだ ネットの通販でおすすめに出てきたから
エラリークイーンの新冒険
7月末発売決定かな 『帝王死す』読了
密室トリックも単純ながらなるほどと思わされ
犯人特定の決め手となる手掛かりも唸らせるもので
ミステリーとしては充実してた作品だったと思う
ただ、話の構成がダラダラとしていて緊迫感に欠けて
もっと良い作品にできたんじゃないかなって惜しい気持ちにもなる作品だったなぁ
良いか悪いかで言ったら良い作品ではあるけど名作になり損ねた作品だと感じた 『帝王死す』は明日読み終わる予定だ
20年以上前、中山美穂表紙の『ダ・ヴィンチ』のクイーン特集で、
綾辻行人がこれをお勧めしていたな
その他、山口雅也、法月綸太カ、有栖川有栖、北村薫が
それぞれ一押しの作品を紹介していた >>493
出来る事なら、それぞれの作家のお勧めが知りたい >>494
>>494
クイーンズ・ガイドブックだっけ?
たしかそこにも、その面子のアンケートがあった気がする 『帝王死す』読了
あの密室トリックはたいしたことないし、本格ミステリとしては微妙な出来だ
戦争になり、死者が膨大になると、大儲けする軍需産業を
題材に選んだ点が勘所だな
>>494
山口雅也→『生者と死者と』(『靴に棲む老婆』)
法月綸太カ→『九尾の猫』
有栖川有栖→『オランダ靴の謎』
北村薫→『シャム双子の謎』『十日間の不思議』 >>497
ありがとう
>法月綸太カ→『九尾の猫』
>有栖川有栖→『オランダ靴の謎』
この二つは両者の作品から見ても納得のチョイスだな 考えてみれば長編4作目にギリシャって凄いな
この時は若くて尖がってたからバークリーやノックスのようにこれまでの推理小説を
メタ的に皮肉りまくるぜって方向を目指してたんじゃないかって気がする
いやそれやるとメタ系をやった諸先輩方のようにすぐに行き詰まっちゃうぞって
エジプトで思い直したって感じ
ベテランになってからダネイが今の俺ならやれるかもて思ったのか
また始めたけどリーの方が途中で潰れてしまった 面白いやん
無神論者やフロイト読んだことない人にはわからんかも 新訳チャイナ読んだけど、見取図が元よりも正確に直してあって感心した >>506 妙な若者言葉や、古臭い漢語などは一切使わず、
キャラによって口調を変えるなどしてあって、非常に読みやすい。
少々読む速度を上げても内容が頭に入ってくる。 「影なき男の影」って推理内容面白いんですか?
DVDも出てないみたいだしググっても感想も見つからない 「ガラスの村」
読み残していた作品に、まだこんなに面白いものが残っていたなんて
ハヤカワだとあと残り2、3冊になってきた ガラスの村は50年代以降のクイーン作品で、唯一の傑作だからな いや、いろんな人がはめてるぞ?
あくまでも50年代以降では一番良い出来という
限定的なほめ方で、30年代40年代の傑作に匹敵すると
いっているわけではないけどな 評論家の森英俊も確かクイーンのベスト5に挙げてたよ 横溝の『悪霊島』みたいなポジションなのかな > 『ガラスの村』 クイーンの翻訳に限らないけど、何で未だに、女性の台詞を「〜だわ」「〜よ」とするんだろう?
国産の小説では、とっくに男女の言葉遣いの違いはなくなっているのに。 >>518
その本が書かれた時代に合ってるから俺は気にならない
むしろ、いかにも現代語的なのは勘弁してほしい あと、これから若手の翻訳者が沢山出てくると、その辺は改善されるんだろうな そもそも原文には男女の話し言葉にそんな差はないはずだから
同じように訳すべきだよね
なに勝手に解釈加えてるんだって言う 時代劇の台詞を現代語で置き換えるとどうだろう?
違和感あるよね 直接的に台詞には男女差なくても、時代的に女性蔑視の社会だっただろうし、何でもかんでも現代語訳にする必要はないと思う
ドラえもんの静香ちゃんみたいな言葉使いの子供は昔には実際いたらしいよ
同級生の名前を呼ぶときに〇〇さんと、さん付けとか 敬語表現も原文ではタメ口なのに、日本語訳になると
目上には敬語表現になる >>525
別に欧米では目上を敬わってないということではなく、
単に敬語がないだけなんだから、日本語に翻訳するときは
敬語いいんだよ
逆に日本語でタメ口にしてしまうと
原作ではそういった意図はないのに、日本語版では
相手をバカにした表現になってしまう。 >>526
たとえば、海外の古典ミステリーに登場する執事とかだって敬語がないだけで
主人に対しては丁寧な受け答えをしているはずだから、翻訳するときは敬語を
使うのが自然だよね
日本語でタメ口にしてしまうと執事が主人を軽んじているように聞こえてしまう
もんな 英語圏の人間でも口調とか仕草とか敬語に価する「態度」はあるからなあ
それを無視してタメ口で訳したらそりゃもう立派な語訳だ
でもたとえ地の文に丁寧な口調で喋ったという事や、恭しい仕草をしたという情報が
書き込まれていなくても、会話している人と人の関係を鑑みずに訳せばそれも誤訳に価するな 英語に敬語は無いって言うけど、同じ意味合いでもちゃんと砕けた言い方と畏まった言い方とかそういうのはあるんだよな 「聖の青春」で棋士村山聖が入院しているときに
クイーンを20冊くらい一気読みしていたとのこと
将棋指しだけに論理ものが気に入ったのかな
命を削って名人を目指し
29歳で亡くなる彼の一時の癒しになっていたならよし >>492
当時の平均寿命が65歳ぐらいだったとか? >>501
>考えてみれば長編4作目にギリシャって凄いな
それも凄いが、一番凄いのは同じ年にエジプト、X、Yを発表したこと >>510
>「ガラスの村」
50年代以降唯一の傑作だな >>534
”奇跡の1932年”ってやつだな
それと並んでカーが1937年に「火刑法廷」「四つの凶器」「孔雀の羽根」「パンチとジュディ」
38年に「死者はよみがえる」「曲った蝶番」「ユダの窓」「五つの箱の死」を書いた事を
アシベと禿人が指摘してたな
天才には才能と創作意欲が溢れすぎて止まらない時期が1、2年くらいあるんだろうな >>536
カーの方は執筆量は凄いけど、内容は玉石混合って気がする
でも、「五つの箱の死」と「火刑法廷」が逆だったら奇蹟の38年といわれてたかもね >>536
カーは名作とするには怪しい作品が結構あるなw
「パンチとジュディ」「死者はよみがえる」とか
二作とも好きだけどさ 買うと損するので駄作だけ書いてくれ、そう言って名作載せるなよ、ガラスの村って摩耶たかが影響を受けた鴉の元ネタではないの? >>536
パンチとジュディは1936年だけどね
クリスティは連続して年3作はないし
フィリップ・マクドナルドはただの濫作
匹敵するのは初期シムノンくらいかな
ただ質はともかく一冊が短い やるなら普通に向こうでフォックスの配給でやってほしいが 災厄の町の持ち味は、別な題名で国内で映画化されたらしいけど 国名シリーズでのローマ帽子の位置づけは?定番のギリシャとエジプトの他に、オランダやスペイン、フランスと高く評価されていますが、何でローマだけはイタリアではなく都市名なのですか? 一作目だからまだ国名シリーズにするとか決まってなかったんだよ
ローマではエラリーが子供作ってイタリアに隠居してることになってるから許せ ちなみに国名シリーズで上記の作品と肩を並べられるのは何ですか、逆に読んでも時間の無駄なの >>551
>ローマではエラリーが子供作ってイタリアに隠居してることになってる
それは初めて知った
ローマ帽って地味で退屈そうだから、その後の傑作を読んだあとでは読む気になれないのよね >>550はシーザーとかキリストのころのローマと神聖ローマ帝国と区別できてなさそうだな
ところで欧米人の歴史常識ではローマは国名と言われれば国名としてうけとめるよ 上の方で、英語に敬語がないとか言ってるやつらアホだろ
おまえら高校で英語ならってないのか? 日本語のような込み入った敬語がないことを指して「敬語がない」といっているだけなのに
それをいちいち指摘してアホ扱いするのってどうなん?
その方が文脈の読めないアホやろ 家の物置を整理していたら
昭和47年刊行のポケミスの「ダブルダブル」見つけた
裏表紙にダネイのリーの写真、その下にあらすじが書いてあったけど
〜クイーン警部が事件を担当したとき〜しかもクイーン警部の前に〜
クイーン警部なんて一秒も本文に登場していねーよ 英語には敬語が無いとか言ってる奴アホだがや
中学・高校で英語習ってないのか? 英語には丁寧な言葉遣いがないのかというと、そうではありません。
乱暴な言葉遣いがあるのと同様に、丁寧で上品な言葉遣いもちゃんとあります。
でも、それは、相手によって使い分ける敬語ではなく、品のいい人が話す品のいい英語のこと。
つまり、英語の丁寧さは、誰に話すかではなく、誰が話すかによって決まるのです。 >>566=アホが必死
こういう往生際の悪いバカが
ゲーデル不完全性定理を推理小説に適用したのが後期クイーン問題だ
とか寝ぼけたことを言ってるんだろうな ゲーデル不完全性定理はいうまでもなく、後期クイーンは、量子力学の観測者問題をミステリに応用したものでもありますよ >>567
論破されたから突然脈略のない話をしだして勝手に勝利宣言するのは低学歴に多い傾向でバカ丸出し 英語に謙譲語があるって言い張るんならこの記事で天皇や秋篠宮に使われてるleaveやbecomeの謙譲語を言ってみろよ
それとも何か?CNNは謙譲語も知らない奴が記事書いてんのか?低学歴猿w
https://edition.cnn.com/2020/11/08/asia/japan-akishino-heir-intl-hnk-scli/index.html 越前敏弥氏訳のエラリイ・クイーンのライツヴィル・シリーズ第3弾『十日間の不思議』来春発売予定
第2弾『フォックス家の殺人』は12月17日ごろ刊行予定 帝王死す、十日間の不思議、ガラスの村、レーン最後の事件など、あまり知られていない名作の話題ください >>573 レーン最後の事件があまり知られてない作品って、おまえ、モグリだろ 新潮文庫の悲劇四部作、大久保康雄さんのX、Yはリサイクルだからわかるにせよ、なんでZで止まったんだろ?まあZの訳者の解説読んでるとやる気のなさが酷いが。
新潮文庫で、ライツビルの殺人事件(災厄の町)出てたんだね能島武文なんで、読みづらいんだろうな そもそも何で大久保康雄が訳してるんだろうと前から思ってた
アメリカ文学の名作を訳していた人だから
なんでミステリーなんかを・・・と思っていたのかも 最後の事件は知られてない作品ではないけど
X、Yより知名度が落ちるのは事実だと思う 最後の事件は微妙だろ
正直、「犯人の意外性」以外にいいところがない
メインの事件起こるのが遅すぎるし なんやおかしな奴が一人住みついとるな
ダッジャールに魂をむさぼり食われた奴か いつか記憶喪失になったときのために
「レーン四部作を読め!」
というメモを常にポケットの中にいれておく、ぐらいには価値のある作品だ 記憶を失っても趣味や嗜好は忘れないものなんだろうか レーン最後の事件は思わぬところでネタバレを見てしまったのが心底悔しい
記憶を消去してからもう一度読み返したいわ 本国アメリカで評価されているのはXの悲劇だけでYの悲劇も全然だという
考えてみればYの悲劇って日本では犯人の意外性がやたらと評価されている感があるけど
犯人ってあのメモを発見した時点でバレバレじゃないの? >>586
そうなの?
でも、それに対する反論が聞きたいのだけど、俺はまだ聞いたことがない
いままでに反論が出ているのなら、ぜひそれを聞かせてほしい
Yの悲劇を読んだのは随分昔なので、もしかしたら俺が思い違いをしているかもしれないから 反論?
なんで反論しなきゃならんのかよくわからん
単に雑な日本語を使っているだけかもしれないが、ハッター家の血でも流れているのかと疑われるようなその思考展開自体がネタなの?
犯人の意外性ってことよりも、その意外性のある犯人がアンモラルで気色悪いことと、それを立証するための数学的な思考が明解であることの対比とか、ゴシックロマン風の雰囲気とか、ミステリとしての構造よりも物語性に日本人の琴線に触れるものがあっての人気なんだろうね
ちなみに「本国ではXの方が評価は高い」って文言も30年以上前から言われ続けているけど、さすがに今となってはどちらも古くさいミステリの古典として同列の評価で落ち着いているでしょうな >>588
>物語性に日本人の琴線に触れるものがあっての人気なんだろうね
それはわかるけど、じゃあ、犯人の意外性はウリではないってこと?
今までYの悲劇の解説や紹介文ではさんざん意外な犯人、意外な犯人って話をかされてきたんだけど 犯人の意外性ってことなら、メタ的に考えてかなり早い段階(おばさんへの聞き取りの時点)で最重要容疑者だった人物が実行犯のまま最後まで揺るがないこと自体に意外性はあるのかもしれないが
そもそも犯人の意外性って文春のベスト100で惹句的に使われているけど、そういうのってあんまり真に受けないほうがいいよ >>590
そうなのか
今ではあまり聞かなくなったけど、子どもの頃はアクロイドやオリエント急行と並んでミステリー史上最も意外な犯人と聞かされてきたわ だいたい犯人の意外性ならもっと凄いのが後のシリーズに控えているけど、そっちの評価はどうなの?って話になるからな
ローマ帽子よりも中途の家の方が面白いみたいな、小説としての評価とミステリの構造の評価のバランスで人気があるってことか >>592
当時としてはメール欄が犯人というのが衝撃的=意外だったってことでしょう
でも、例のメモが見つかった時点でメール欄が犯人てことは明らかだから犯人の意外性なんてないじゃんと、自分としてはそれがずっと不思議だったわけ ようするに最後のどんでん返しが無いから「全然」てことかいな
別に中盤で犯人が判ったとしても、それが意外性のある人物なら十分意外性のある犯人てことになるだろ
フランス白粉なんて謎解きが全て終わってから初めて犯人が明らかにされるが、こういうのも最初から意外な犯人て要素を放棄した作品だと思うの? >>594
ああ、そういう考え方もあるのか
目から鱗だわ
本格ミステリというのは探偵が推理を始めるまでが読者のシンキングタイムで
そこまではこっそりと手掛かりを散りばめながらも犯人自体は秘匿するものだと思っていたわ
(フランス白粉に関しては探偵の推理が始まったのちのことだから、読者のシンキングタイムは終わっているのでいつ犯人の名を出しても問題ないと思う) >>595
訂正
探偵の推理が始まるまでというのは正確でなかったね
正確には、
読者の推理時間→犯人指摘→推理
の犯人指摘から推理までの部分ね
フランス白粉では犯人指摘と推理が逆転しているけど、読者の推理時間は終わっているからこれは大した問題ではない
でもYの悲劇は読者の推理時間中に犯人がわかってしまうので意外性がないと感じてしまったってこと ミステリを読み慣れてくると推理力がつくので、犯人が途中でわかる
すると正解を推理できた人にとっては意外な犯人が意外でなくなる
しかしその作品の評価としては著者が「犯人の意外性」を狙ったとして正当に評価すべきではないかな
特にクイーン流のフェアプレイが意識されているミステリの場合は、「推理して正解にたどり着ける」ということは決して作品のマイナス点にはならないと思う 国名シリーズも順番に読んでるとスペイン岬とか簡単になるからな
スペイン岬自体は国名シリーズの前半にあればもっと評価されてるくらい完成度高いと思うけど スペイン岬は分かりやすいかどうかというより、長い割りにミステリーとしての仕掛けが地味じゃね?
なぜ被害者が全裸かという謎とその解答って短編で十分なレベルじゃね?
ギリシャ棺やエジプト十字架などの凝った仕掛けに比べると謎が解けた時のカタルシスが足りない ギリシャ棺エジプト十字架も推理の道筋がドラマティックなだけで、トリックや謎自体は案外地味でしょ
スペイン岬の地味さって話はもちろん解るが、国名シリーズも何だかんだいってサスペンスやストーリー展開によってトリックや謎に魅力を与えているんだよ
もちろん論理的な思考パズルの部分の出来が良い前提での話だがな
いや、スペイン岬もその点は充分な出来だと思っているぞ >>601
まあ、国名シリーズ自体トリックや謎が地味なのは同意だけど
連続クビ切り事件のエジプト十字架やクイーンがドヤ顔で推理したら大間違いで意外な方向に事件が転がっていくギリシャ棺は謎としても十分に派手だと思う
それに対して被害者が全裸という謎だけであれだけ長い話をひっぱるのは個人的には冗長に感じた
推理も確かに理路整然とはしているけど、オランダ靴なんかと比べてドラマチックさには欠けている
全裸の理由もなるほどとは思ったが、そんなに長くひっぱる話かとも感じた
したがって、悪くはない作品だけど傑作でもないという従来通りの世評で妥当ではないかと 本屋に行ったら「フォックス家の殺人」の新訳版が発売されてたな
「フォックス家の殺人」はもっと評価されるべき作品だと思う 次のライツヴィル「十日間の不思議」の新訳刊行は決まってるみたいだけど
流石にそれ以降は無いんだろうなあ 今でも新訳出るのはありがたいことだね
フォックス家はライツヴィルで一番好きだ 最終章と1つ前の章のタイトルはやっぱり『罪のない狐』『罪のある狐』なのか? >>604
「ダブル・ダブル」とかも面白いと思うんだけどな >>607
ダブル・ダブルは俺も大好き
童謡殺人にヒネリを加えたプロットが面白い
でも世間的に低評価なのもわかる
演出が弱くて作者の狙いがイマイチ読者に伝わりずらいんだよね
全盛期のときのような切れ味に欠けるというか ついにクイーン読み始めてローマ帽子読んでるがこれ推理小説ってよりは探偵小説だな
次作以降は推理小説になっていくの? >>609
探偵小説は日本における推理小説の戦前の呼称であって同じ意味です 新訳の選択基準って
翻訳の独占権あるなしは別として
人気作、話題作から選ばれるんだろうか
逆を言うと
今品切れ(電子書籍のみ) って作品はマイナー作品? >>612
そりゃ、紙の本は売れなきゃ在庫を抱えるだけなんだから、人気順に選ばれるのは当たり前では?
>逆を言うと 今品切れ(電子書籍のみ) って作品はマイナー作品?
必ずしも売れない本=マイナーとは限らない
有名作でも時流に乗れなければ売れないし、実際に古典的名作と呼ばれているものの中にも絶版本は数多くある
そういうい意味では電子書籍が誕生したのはありがたい うわさ以上に凄いのが金さんの億様株レシピて投資ブログ。
ここまじで神すぎる!
めちゃ当てまくる。秀逸なのが危険な銘柄と宝石の銘柄て記事に出てくる銘柄。 >>614
じゃあ、探偵小説と推理小説の違いって何? 考えてみると、探偵小説はdetective novelの訳語だろうけど、推理小説に当たる英語はないんだよな
それにしても「推理小説」っていうのは本質を表しているいい言葉だよ 作中で提示される手がかりをもとに
自分が犯人あてるというより
探偵の捜査を読んでいだけに感じる
って事なのかな? 探偵の偵の字が当時の漢字制限で使えなくなったから推理小説に置き換わったってのが一応の定説で
そういう意味では探偵小説も推理小説も同じ物とは言える。
こだわる人にとっては違うのかもしれないけど、今となっては漫才か漫才じゃ無いか論争みたいなもんだな 推理小説って言うと
松本清張のイメージ
探偵小説は横溝正史とか江戸川乱歩
島田荘司、綾辻行人のイメージ
探偵小説の方が好き >>621
推理する小説なんだから島田も綾辻も探偵小説であり、推理小説だろう
むしろ松本清張よりも推理する要素は多い(もちろん松本清張の作品にも推理する要素はあるが)
いまは推理小説という言葉もあまり使われなくなってミステリーが主流だがな
単に時代によって呼び方が変わっているだけの話
それぞれの作風の違いについては本格ミステリ、社会派ミステリー、サスペンスミステリーというふうに頭に別の言葉をつけて表現すればいいだけのこと >>27
ハヤカワ独占の弊害
品切れ重版未定になったらそれっきり
古典は一部のクリスティー作品に限定すれば良いのに >>624
別に独占してないだろ?
国名シリーズは創元や角川も出しているじゃん
それに今は品切れになっていても電子書籍で読める どこの出版社も版権独占状態じゃないのに、どこの出版社からもスルーされるヴァン・ダインさんをなんとかして!
創元の新訳も打ち止めっぽいし
それに比べてクイーン作品は幸運だな >>625
自己レス
国名シリーズのことかと勘違いしてました
国名シリーズ以外の話なのね
悲劇四部作や中途の家は他の出版社からも出ているけど、中期以降の作品は確かにハヤカワが独占しているみたいですね
でも、それらの作品も順次電子書籍されていっているので品切れ問題はそのうち解消されるかと
それから、ふと思ったんだけど、初期の作品は他の出版社からも発売されるのに中期以降の作品が発売されないのは、ハヤカワが版権を独占しているからではなく、他の出版社が売れないと思っているから出さないだけってことはないの? 短編集の新冒険を買ったのですが長編で最初に読んだ方がいい作品教えて頂きたいです >>628
国名シリーズを最初から順番に読むのがベストじゃないかな >>626
東京創元社も赤毛のレドメインの新訳とかよくわからない事してないで
グリーン家殺人事件の新訳かヴァン・ダインの全作電子書籍化くらいすれば良いのに。 >>626
忘れた頃にカナリアが出たからまだ大丈夫じゃないかな
とりあえずケンネルは出してほしい >>626
英語ならKindleで全作品まとめて安いよ
クイーンは一作ごとしかないかもだけど
ハメット、チャンドラーとかはお得
この頃の作品はオーソドックスな文章だし
Kindleなら長押しするとすぐ単語訳がでるので便利
慣れてくると訳本なんて読めなくなる 原語で読んでますアピールする奴って基本的に空気読めないってか話しの流れに関係無くブチ込んで来るよなw 翻訳出版は、(著作権が活きている間は)翻訳権を取得した社のみの独占出版が原則。
ただし、原書刊行後10年間どの社も翻訳権を取得しなかった作品については自由に翻訳して可
(逆に言えば、独占不可)という「十年留保」の特例があった時期があって、
クイーンの初期作がどの社でも出せるのは、この「十年留保」のおかげ。
逆に、過去において「翻訳権取得」として出版された作品(=「十年留保」の対象外の作品)は、
ダネイの没後70年を過ぎるまでは、契約をして翻訳権料を支払わなければ出版出来ない。
また、翻訳権契約は大抵期限つきでなされるので
(著作権切れになるまでの長期契約も可能だが、そこまで増刷が続けられる作品でないと旨味がないから)、
この契約が期限切れになった時点で、他社が契約し翻訳権料を支払えば新訳の出版が可能になる。
つまり、先行出版社が出し続けるにしろ、契約更新しなかった作品を他社が新訳するにしろ、
翻訳権料を支払っても見合う作品であるかどうかが境目になっているということ。 クイーン作品の特徴の一つの多い登場人物ですけど、例外的に少ない作品は何ですか。 ミスマガはクイーンの特集だか話がわんさと載っていたな クイーンの後継者だか弟子だか語っているのは全員自称だろ、今クイーンに一番近い作風は誰なのよ >>640
作風が一番近いのは有栖川有栖じゃないの?
・あまり大トリックとかは使わずにかくまでもロジックメイン
・作中に作家と同名同姓のキャラがメインで登場する
・国名シリーズ
日本の新本格作家にクイーンのフォロワーは多いけどそのなかでも有栖川有栖が最も作風の共通点が多い 有栖川有栖の次にくるのが法月綸太郎
作中に登場する法月親子はまんまクイーン親子だし、クイーン流のロジックを使って事件を解決するにも有栖川有栖と同じ。
それから、どちらかといえば有栖川有栖は初期クイーンの忠実なフォロワーであるのに対して、法月の場合は探偵がやたら失敗したり、苦悩したりするなどライツヴィルシリーズの影響が色濃くみられる。
ただ、コリン・デクスターを真似てみたり、ニコラス・ブレイクを真似てみたりと作風のブレが結構あるので、作風がクイーンに近いという点では有栖川有栖に一歩劣る 有栖川有栖は良くも悪くも作品の空気感が庶民派な感じで
エラリー・クイーンのドライな空気感とは違う感じがするんだよな
そういう空気感という意味では法月の方が近い 故意にクイーンのマネしているヤツと結果的に作風が近いヤツの差は何だろう Yの悲劇がこの国でバカ受けすること自体がこの国のミステリーファンの本質を表していると思う 十日間の不思議の新訳版が17日発売でAmazonにも出た ミステリマガジンでエラリークイーンのライツヴィル特集やってるな ところでこのスレの住人はライツヴィルならどの作品が好きだろう?
自分は『フォックス家の殺人』が好きだ 赤川次郎が初めてシャーロック・ホームズの名前知ったのがルブランの『奇岩城』で
「何だこのバカ探偵?!」って思ったって話聞いたことあるけど
自分は初めて読んだクイーン作品が『十日間の不思議』で同じこと思っちゃった・・・orz
(その後国名とか読んで印象を改めたんだけど) いつか読もう読もうと思ってた国名シリーズ、ついに読んでるんだけどさ、ギリシャ棺これ詰んだわ
挑戦状で中断→最初からもう一度
この読み方でローマからオランダまでは犯人分かったんだけど、今回2回読んでも分からん!
1回目は状況把握に必死だから2回目で精査・推理。ギリシャもこれで行けるだろうと思ってたが太刀打ちできん
おそらく誰かがメ欄してて、動機も多分画廊関係なんだろうけどよく分からん
今までは犯行が不可能なやつを除外していく方法メインでいけたんだけど、今回どいつもこいつも明確なアリバイ無くて絞り込めんわ
何かこうですね、そのぉ・・・ネタバレにはならないけど、ヒントみたいなものをですね、ええ、教えていただくみたいな虫のいいことは可能でしょうかw 犯人が偽の証拠を残して探偵の邪魔をする
「○○××、邪魔をしないで〜ね♪」 >>651
なぜヒントを?
答えが知りたければ最後まで読めばいいじゃん
そもそも、本格ミステリは騙されるから面白いんであって真相が分かる作品なんてつまんない >>652
まさかジューナか
>>653
中盤で一度エラリーが誘導された偽の結論じゃなくて、その奥にさらに罠が仕掛けられてんのか
>>654
なぜだろう?3作までは突破できたから今そうとう悔しがってるんだと思う
ヒントはもらったけどほぼ自力でなんとか推理できたぜw みたいに思いたいんだろう僕は
騙されるところに面白味があるってのも、もちろんわかる!
ところで自分は角川の越前・北田訳で読んでるんだけど、途中で「これすげえな・・・評価たけーんだろうな」
と思ってアマのレビュー見たら「ロジックの方は駄目だが、犯人の意外性だけは凄い!」って★4だけど結構こき下ろしてる人いたw
クイーンは仮説を立てて検証するのを怠り、論理に関してはクロフツの方が優れてるって主張
途中まで面白いなぁ、と読んでたけど理解できなくなってきて止めた 先輩らどう思う? ギリシアはメタ的な作品なので、犯人は分からなくてもしょうがない
逆にあれ、当てれた人はすごい ミスマガは何でクイーンの作品ほじくり返して検証や再考やっているんだよ 総合的には、越前訳だけど、井上訳も嫌いじゃないよ。 >>660
ありがとう、結局気になるので両方買って読み比べてみます 十日間の不思議(新訳)読了
昔読んだ時は探偵がバカなカップルに振り回される様がなんとも歯痒くて不自然に感じてモヤモヤした覚えがあったけど
今回久しぶりに新訳読んだらそうも感じなかった面白かった
旧訳を全部読み返せたわけじゃないけど、やはり越前訳は読みやすいし頭に入って来やすい
特に「災厄」「フォックス」「十日間」と続けて読めた事で、探偵エラリーがその流れの中で考えて行動してるのがちゃんと見える。
十日間の前半戦は探偵が事件に抵抗出来ないまま絡め取られて行く様が、これは怖い話なんだって強く感じた
作者はこれを「探偵自身のドラマ」として描きたかったんだなあってよく理解できた。 >>664
『帝王死す』
材料的にもっと良い作品にできるはずなのに調理に失敗してしまった作品のように感じた
駄作とまでは思わないんだけどね 創元はなぜ
ギリシア棺→ギリシャ棺
にしてしまったのか?
読者からの要望が多かった? 651だけど3回目読んでやっと犯人にたどり着けたわ
今回読み始めてすぐ気づいたのが、メ1がずいぶん当局の動きをメ2するなぁということだった
途中でメ3にまで絞ってたんだけど、ここで聞いた意外な人物とかメタ的なっての思い出して、これがQ的問題ってやつか?と思い至る
そこでふとメ4が既にいるのにこの人の存在意義・・・という疑問が。そこから絞った一人にだけ注目して、いろいろ当てはめてった感じだわ
でも某家のあの人たちは一通目からメ5が自由に使えた、故にメ6たりえない。このへんとか自分は全然思い至らなかったw
エラリーみたいに隅々まで論理展開した上で犯人に行き着いた正攻法じゃないけど、まあ回答編の6〜7割くらいは推理できてたのでそこそこ満足
確かにこれは複雑で分からんわ。数日ベッドに入ってからも延々と考えてたんで頭痛い
推理小説の構造上の壁に挑んだというか、媒体そのものに疑義を投げかけたような作品という印象。すごかった
ただパズル展開で純粋に犯人に迫れるって意味ではオランダの方が整然としててキレイだった
つかメ7、あの人は結局なんだったの? 喉につっかえた骨みたいにずっと気になってて思考の邪魔だったわw Yの悲劇の謎解きの別解釈があります。
何故あのような犯行を行ったのか?
について。
自信ないけど 既出だったらごめんなさい。
何故あのような犯行を行ったのか?
核心の所だけ言います
大切な人を自殺に追い込んだ復讐
大切な人=自分の本当の父親 >>672
そう言うの大好きです。「こう言う読み方した」とか良いよね。 >>674
真犯人は(メ欄)ということ?
でも、そのために血を分けた家族に罪を着せたのか? 犯人は変わりません。
彼の本当の父親は祖父にあたるYではないかと推測、
つまり彼は狂人を演じていたのではと考えました。 Yの悲劇、第一の犯行における不可解なアイテムのいくつかも、このパラレルワールドでは
別解釈が可能です。 その前提として、第一の犯行における動機が重要になります。
ここでは別解釈の動機をもとに推論し、3つのアイテムの必要性を
説明します。 最後まで説明するのは控えたいと思います。
まず推論1
犯行の動機から犯人には被害者に対して
何故こうするのかを知らしめる必要が生じたと思われます。
具体的には被害者に対して、目の前の人物(=犯人)にYその人を想起させること。
その為に、アイテムは2つ用いられたと考えます。 次に推論2(これで最後です)
これも犯行の動機から、犯人にはより強い、というか、明確な
殺意があったと考えます。
確実に被害者を死に追いやる必要があった。
その為に必要だったアイテムが1つ。説明の為、アイテムbRと呼ぶことにします。 アイテムbRについては、
一番簡単に目的達成できるものとだけ言っておきます。
ここで矛盾が生じます。
被害者の体を検死した医師の観察では、アイテムbRの使用の痕跡は認められなかった。
それでもあえて使用したと考えます。どういうことか?
以降は謎解きです。 医師の観察ではアイテムbRの被害者への使用の痕跡は認められなかった。
何故か→医師には痕跡が分からなかった。
何故分からなかったか→犯人が隠したから
どうやって?
→犯人は巧妙にも、被害者の体の特定のある部分にアイテム3を使用したから。
痕跡を隠す為。落ち葉のように・・・
推論は以上です。 『白い象の秘密』読了
初めてエラリー・クイーン・ジュニア作品を読んだが
意外な隠し場所、暗号などミステリー要素もそれなりにあり結構楽しめた
内容の方は良かったんだが、元からなのか訳のせいなのか分からないが
必要以上に児童向けな文章になっていて逆に読みづらかったな 犯人の意外性がクイーンの特徴ですけど、意外じゃない犯人の作品なんてあるのですか >>686
シャム双生児の謎は、クローズドサークルの元祖ともいわれる山火事の設定と後期クイーン問題に連なる悩める名探偵がウリ
>>687
犯人が意外じゃない作品なんていっぱいあるだろう
最初から怪しい奴がいてそいつのアリバイ崩しが主眼となる作品とか
犯人は数人の中にいることがわかっていてその中からいかにして犯人を特定するかが主題の作品とか。 クイーンはクリスティあたりと比べると、そこまで犯人の意外性に
こだわってはいなかったと思う
発端で突飛で残酷な殺人を起こしてハッタリかまして読者を
引っ張ろうとするのがカーやクィーン、
発端はじっくり容疑者たちの人物を描き込んで、そこで罠を張って
ラストで驚かそうとするのがクリスティ シャム双生児は日本の新本格に与えた影響が大きかった
有栖川有栖の「月光ゲーム」なんてもろにリスペクトした作品だし 昔のエラリークイーンっていうと
早川か創元、少し新潮と角川ってイメージだけど
国名シリーズって、早川文庫ででたのって
かなり後になってから?
文庫以外のシリーズでは刊行されてたのかな >>691
国名シリーズで少し比較してみると
エジプト十字架は早川1978年
創元が1958 文庫化1959
アメリカ銃は早川1989年
創元1957 文庫化1961
スペイン岬が早川1955
創元1958
フランス白粉が早川1983
創元1961
ギリシャ棺は早川1979
創元1957
総じて創元が早い。約も旧文庫同士でも早川の方が良い感じがするのは
後発の有利さか
でも早川、創元の双方出してるのが5作程度なのが意外
21世紀以降の改定版文庫を除くと、昭和に旧両文庫から出てたのが
エジプトとアメリカだけとは ところで国名のエジプトの犯人当てたヤツなんていろんだろうか 1作目のローマ帽子はなんとなく怪しい人が犯人だと分かった(動機は分からず)
2作目以降はスペイン以外、犯人を当てられなかったな ところでクイーンの全作品の中で一番難解なのは何でしょうか アメリカ銃は犯人の意外性だけならかなりの作品なんだよな
まあそれ以外は色々とツッコミどころの多い作品なんだけど >>706
綾辻が見事に騙されたので偏愛してるって言ってたな ギリシア>エジプト>ローマ>スペイン
アメリカは何処に入るか 犯人当てじゃなくてテーマ的な意味ならチャイナ橙かな >>712
アメリカは国名シリーズ中ワーストの評価を受けているじゃないか あくまでも一例です
異論は当然、ひとによります
(アメリカ)>フランス>チャイナ>ギリシア>エジプト>ローマ>スペイン>(アメリカ)
オランダ、ドイツ、ニッポンはどこに入りますかね オランダはエジプトの下かなぁ
あと、ドイツは国名シリーズにないし、ニッポンも厳密には国名シリーズじゃない ギリシア>オランダ>フランス>エジプト>スペイン>シャム>アメリカ>ローマ>チャイナ 本来なら国名シリーズじゃないんだけど
日本庭園(ニッポン樫鳥)結構好きなんだよな エラリーさんはユダヤ系だから犯人ではなく、被害者にドイツ人が多いというのは本当なのですか クイーンさんファンに彼と同名のミュージシャンのクイーンのファンも多いというのも正しいのですか ミスマガはクイーンの特集ばかりするのは編集部にアンチクリスティー派やカー派が多いからですか >>721
本格ファンから一番人気が高いのがクイーンだからだよ
クリスティは大衆人気だし、カーは本格ファンの中でもよりコアな層
アンチが多いのではなくクイーンのファンが多いんだよ >>722
それはアンケートなどの結果や、正しい統計やデータが存在するからですか >>726
累計売上世界1位のミステリー作家が面白くないとかありえないだろ すれっからしのミステリヲタにぬるいから面白くないって
世界一言わがちな作家だな<クリスティ
日本だと赤川、西村、内田のポジション >>729
ちゃんと日本語で書いたけど
きっと君は日本人じゃないんだね >>728
逆だと思う
中途半端なミステリファンにはぬるいって馬鹿にするけど
ミステリヲタクほど評価が高いよ
クリスティーは 一般の人はミステリマガジンを買わない
買うのはカーとかクイーンファンのオタク 「世界一言わがちな」って意味わからん
世界一と言われがちなってこと? まあたとえば、『そして誰も…』とか犯人を当てられないよね
手がかりがないから
けっきょく誰が犯人であってもいい状況なんだよね
もちろん作者が「この人が犯人」と指名した人が犯人になるわけだけど >>735
誰が犯人であってもいいわけないだろ
「そして誰もいなくなった」は全員が死んだ後に、犯行を成し遂げられた人物は誰もいないって結論が出たじゃん
そこから、犯行可能な人物が浮かび上がってくるのが醍醐味じゃないか 「犯行可能な人物」ってあの人物しかいないと手がかりから絞り込めたっけ?
そうじゃなかった気がするな
たしか自白で解決 『そして〜』だけど、小瓶に入った犯人の告白書が見つかって真相があきらかになった
告白書には、犯人を突き止めるための手掛かりがあったと書かれているが、
論理的に犯行可能な人物を絞り込むための手掛かりではなかった
(ネタバレになるので、詳細は書かない)
とはいえ、告白書にかかれたこと以外に合理的な解決がなさそうだったので、これが真相だと納得した あと、手掛かりだけど、若島正が指摘した部分もあったね
登場人物の内面が書かれているところ すみません
>>726は言ってみただけです
私も実はクリスティはおもしろいと思っております
『そして誰も…』も大好きです >>737
別に自白でもなんでも真相を聞かされたときに驚いて、その後の説明に納得できれば問題ない
別に探偵の推理でも犯人の告白でも、読者が推理に挑戦して最後に答え合わせをする点では同じだ 「そして誰もいなくなった」は名作だよやっぱ
トリックを知ってても犯人を当てる事ができなかったわ
クリスティはミスリードの仕方が上手いと思う
クイーンに話を戻すと、クイーンも「そして誰もいなくなった」みたいな作品を最初書こうと思ったが
クリスティに先越されて止めたという話をどこかで見た覚えがある
クイーンが書いたらどんな作品になっただろうか
事件が全部終わった後でエラリーが推理するみたいな作品とか想像してしまう >>743
クイーンが「そして誰もいなくなった」と似た話を考えていたという話はよく聞くけど、実はクローズドサークル元祖ってクイーンなんだよね
1934年に山火事で脱出不能に陥った中で殺人が起きる「シャム双生児の謎」を書いている。カーの「一角獣の殺人」が1935年、パトリックの「8人の中の一人」が1936年、ワイルドの「ミステリ・ウィークエンド」が1938年で「そして誰もいなくなった」が1939年。
「そして誰もいなくなった」は全滅系クローズドサークルの元祖だけど、クイーンが考えていたのも全滅系だったのだろうか? 日本の新本格は「シャム双生児の謎」と「そして誰もいなくなった」を混ぜたみたいな作品が多い印象がある
この二作品が日本のミステリーに与えた影響ってかなり大きいんだろうな >>745
確かに十角館以降、クローズドサークルのミステリーが異様に増えたからな
それまで数えるほどしかなかったクローズドサークルものが毎年のように発表されるようになった。
特に、「紅蓮館の殺人」はまんま「シャム双生児の謎」のオマージュだし クイーンの密室ものは高く評価されたものはあるんだろうか チャイナ橙も密室に使えるトリックというだけで別に状況は密室でもなんでもない あれこそ逆密室という名称がふさわしい設定
(メ欄) >>752
クローズドサークルの元祖といえないこともないが「三十棺桶島」は秘宝を巡る冒険譚であって、連続殺人の犯人探しがメインのクローズドサークルミステリーの定型とはちと違う。 三角形の第二辺はどうですか、びっくりしないでくださいね >>755
「三角形の第二辺」?
「三角形の第四辺」ではなくて? そうですよ第四辺ですよ、ひっかかりましたね、誰も相手にしない作品らしいですけど何でですかね 最初に読んだクイーンが「ドラゴンの歯」
メタクソつまらんかった。 やはり初期の作品はつまらないのですか、ちなみに他の作家で初期作品からつまらなくない作品書いている方は誰ですか ヴァンダインが推理作家が後世に残せる作品は
せいぜい6つと言ったのは意外と正しいよね
まず本人の見れる作品が最初の6つ、
と言っても後の2作品は相当怪しいし
クイーンもせいぜい10作品てとこでは
あ、二人だからせいぜい12作品か クリスティとクイーンって
二大巨頭みたいなイメージあるんだけど
クイーン全集みたいなものが出ないのは
理詰め推理、読者への挑戦状に好みが別れてるのかな 出てないんだっけ
クリスティは全作品がハヤカワから出てるけど >>762
クリスティ、クイーン、カーの三大巨匠やで >>763
そもそもライツビルもので出版社変わったんだよね
あとハリウッドがらみの作品も、
なにがしか占有権みたいなものがあるのかと
なにしろユダヤ人だから契約とかうるさいのでは フィリピンパブの秘密
トルコ風呂の秘密
この2作が読みたい 今アメリカでクイーンとかヴァン・ダインってよく読まれてるの? >>769
ヴァン・ダインは完全に忘れられている
クイーンはマニア限定
しかし、同じマニア向けならカーの方が人気ある。 3年ほど前にアメリカから来た留学生がミステリ好きというから聞いてみたら、
エラリー・クイーンはアメリカでは作家としてよりも編集者として認識されていると言っていた
EQMMのおかげで名前は残っているものの作品は現在では読まれていない直木三十五状態らしい
そのアメリカ人が最も偉大だと思う黄金時代のミステリ作家ビッグ4というのが、クリスティー、シムノン、ハメット、チャンドラー
現在ディクスン・カーはイギリスでは重要な作家として扱われているとも言っていた >>772
クリスティー、ハメット、チャンドラーは分かるんだけど
シムノンは意外だな 欧米では、クリスティの次は意外なことにカーできまり。 セイヤーズは日本ではほぼ訳されていると思われるけど、だめだな。
コージーミステリーはあわない。クイーンの真逆。 >>776
セイヤーズってコージーミステリーなの?
文学性がウリじゃなかったの? クリスティの次はクロフツっていうイメージが何故かある >>777
ナインテイラーズなんて貴族のピーター卿が、田園いなかで執事と事件にでくわすという、
田園ミステリー、コージーそのものというか典型だと思う。
文学性はあまり感じられない。ついでにいえば、トリックも印象的ではあるがたいしたことはない。
その点、クリスチアナ・ブランドは、クイーンの直系の後継者という位置を占めると思う。 「はなれわざ」、「ジュゼベルの死」、「緑は危険」全て珠玉のロジックがちりばめられていると思うけど。 なんかちょっと複雑化したクリスティーみたいなイメージだったな >>780
ナインテイラーズが文学性が感じられないとか本気で言ってるの!?
あの作品こそセイヤーズの文学性がいかんなく発揮された作品なのに…
あのトリックだけの作品だと思ってるのなら読む力が無いか適当に読んだとしか思えない 文学性のが高さがセイヤーズの特徴だと昔から散々いわれているのにねえ ナインテイラーズに文学性などないでしょ
無神論フリーメイソンが教会を舞台に描いたへたくそな小説としか思えなかったな
訳が悪いのか知らんけど、異様に読みにくかったし
鐘の叩き方みたいなうんちくが延々と続くが、日本人に面白い話題ではない
特に読む必要はないよ >>787
>日本人に面白い話題ではない。特に読む必要はないよ
そうだよ
英国文学的な教養が盛り込まれているといっても多くの日本人には理解できないから日本ではあまり受けない
けど、英国では文学的な教養が受けているのは事実なんだよ
ナインテイラーズでいえば鳴鐘術や田舎の描写が文学的と評されている。
少なくとも英国では ナインテイラーズは、森英俊先生のマイベストですぞ。 >>790
英国文学に詳しい人には受けるんだろうなあ
それが英国で人気があって日本で人気のない理由
一方、クリスティには万国共通で受ける普遍性があり、
クイーンはいまとなっては本格好きの日本と中華圏のみで人気 エラリー・クイーン 創作の秘密: 往復書簡1947-1950年
2021/6/6
本格ミステリの巨匠エラリー・クイーンは、フレデリック・ダネイ、マンフレッド・リーという従兄弟同士の合作作家。プロット担当のダネイと小説化担当のリーは、
毎回、手紙と電話で意見を交換しながら作品を創り上げたが、その合作の実際は長く秘密にされてきた。本書は二人の往復書簡によって、
二つの異なるタイプの才能が細部の検討を重ね、時に激しい議論を戦わせながら、中期の傑作『十日間の不思議』『九尾の猫』『悪の起源』を完成させていく過程を明らかにした貴重なドキュメント。 エラリイ・クイーンの中期作品『ダブル・ダブル』と『靴に棲む老婆』の新訳刊行決定。
どちらも早川書房から、2022年に刊行予定 >>793
『ダブル・ダブル』はクイーンのマイナー作品の中ではかなり好きだから嬉しい
『靴に棲む老婆』は『Yの悲劇』のバッタもんみたいであまり好きでない 『Yの悲劇』がヴァンダインのグリーン家を下敷きに改良を加えた作品なのに対して
『靴に棲む老婆』はグリーン家だけじゃなく僧正の要素まで加えた作品だと思う
『Yの悲劇』ほどじゃないけど自分は『靴に棲む老婆』も名作だと思ってる >>795
三谷幸喜、クイーンも好きならクリスティ作品みたいにクイーン作品を日本風にアレンジしてドラマ化したら良いのにって思ったりする >>793
こんなの出すと決めたら3ヶ月で発刊しろよな
越前さんの訳なんて新訳でわざわざ出す意味ないぞ、どうせ大した訳文じゃないし
自称ノーベル候補者のチャンドラーも、もともとの訳の方がずっと好き 数十年ぶりにXの悲劇再読。
うーん、最初の事件で警察アホすぎひん?
レーンが指摘したこと、子どもでもわかると思う…
次はYです。 新訳なんかより膨大な絶版をデータにして電子出版してもらいたい。 国名
ギリシア・オランダ・スペイン
非国名
X・Y・中途 回答ありがとうございました、ちなみにワーストのベスト3は何だろう 悲劇シリーズはドルリーレーンが気持ち悪いのとサムが無能かつウザすぎて読んでられんわ
Xなんて現実なら誰もが思いつくようなロジック
わざわざ夏を選んだのも謎。冬にやっとけよ
クイーン最高傑作はエジプトで決まり 欧米で評価が高いベスト3は(マニア限定だけど)
1.厄災の町、2.十日間の不思議、3.ガラスの村、次点.第八の日
国名シリーズやドルリー・レイン物といった初期作品はあくまで習作扱い
クイーンに好意的なミステリマニア(欧米では絶滅危惧種)も大半はライツヴィル以降を推している
この辺りのアジアと欧米でのクイーン評価の逆転現象が興味深い
(おそらくは乱歩の評価で日本でのクイーン受容が初期作品に偏って、
新本格以降の作家でそれが固定化・中台韓にも影響が波及) >>806訂正
×厄災の町
○災厄の町
災厄の町はミステリー劇に力を入れてるカナダの「めまい劇場」で2016年に上演されたけれど、
北米でのエラリー・クイーン再評価にはつながらなかった
エラリー役はタイレル・クルーズというカナダの無名俳優 ところでクイーンのような作品書いている日本人作家と作品のベスト5は何かな、不思議なことに横溝さんは書いていないようですけど >>803
自分的には非国名のベスト3は
X・Yで次に「九尾の猫」だな ギリシア棺の謎読了
国名シリーズをローマから順番に読んでるんだけど
今回も犯人が分からなかった
犯人が明かされた時にえっえっ?てなった
これまで読んだ中ではギリシア棺が一番好き
次はエジプトが楽しみ エジプトは登場人物が多くて全作中で一番難解だった、ちなみに登場人物の少ない名作ベスト5は何ですか ギリシア棺はモブキャラでない意外な犯人ではいちばんだよね。エジプトは両論あるだろうし、アメリカはアンフェア。 我が日本はどうなのですか、全然話題に出てこないですが >>812
ギリシャ棺は登場人物多すぎで
誰かは犯人なんだろうなって悪い意味で構えた所はある
越前訳で読んだけどカバー見返しに
一部略した人物表があるからこの中にいるだろうな(実際そうだった)とも楽しくない予想になったな シャム双生児でしたっけ横溝がパクったのは、何が売り物なのよ、横溝作品と何が違うのよ 角川の越前訳でXを読んでるんだが、意味の分からん描写があるんだが
p.46 「時代遅れの薄黒い布の小型帽子を、鍔の後ろを巻き上げて前を垂らす恰好でかぶっている」
これどういう帽子なん?鍔の後ろを巻き上げて前を垂らすって何やの?w >>818
シャム双生児はクローズドサークルと悩める名探偵ものの元祖 >>819
帽子のつばを上方向ににそらして、目深くかぶった状態かな? >>821
"鍔の後ろを巻き上げて"の"巻く"というのがどういう状態なのかわからん >>819
参考までにハヤカワ文庫、宇野訳だとP53三行目
帽子のつばのうしろが巻き上がり、前がだらりと垂れ下がっているのがあいかわらずだった。」
となってるよ >>822
つばのがロール状に巻かれている状態かな? >>826
それはあくまでも個人的な好みにすぎない
普通国名シリーズベスト3といえば、オランダ・ギリシャ・エジプト スペイン岬推す人がいるけど話が長い割に謎が地味でつまらないよね
推理もオランダ靴のロジックような切れ味に欠ける
スペイン岬では、被害者が裸の理由を思いつくだけ挙げ、それを一つずつ否定して残ったものが真実だと言っているだけ
それでは、クイーンが思いつかないような意外な理由がある可能性を排除しきれない Xの秀樹終わったけどコルク球、これメ欄1調べられたらニコチン検出されて終わってたのでは?
最後にレーンが言ったようにたまたま隠滅の機会に恵まれたけど、犯人にとっても望外のものだったんやろ?
そもそも球を保管してた欄2とか調べられたら一発アウトやん!最初の事件これ警察がちょっとマヌケすぎやろw
それとも当時は物とかに付着した毒を検出する技術なかったん?
ドウィットの欄3だのも印くらいどっちでも作るやろ、字を書くってんじゃないんだから
第一の事件ですぐレーンが犯人分かった言ってたから、何度か読み直して消去法で特定はできたけど・・・
長年の犯行計画の割に場当たり的というか、あれこれ奔走する大忙しな曲芸みたいな印象だった
最後の推理を聞いてもたどたどしさが残って爽快感があまりなかったわ
論理よりも何かこうレーンが豊かな想像力を広げまくって構築したような推理で、あれを隅々まで推理だけで解き明かすのって、それこそ全容を知ってる作者ぐらいしか出来んのでは?
オランダ靴みたいなのを待ってたんだが、角川の解説で有栖川がこれを境に変装や一人二役とかが増えてストレートな作品が減った、ような話をしてたがこういうことなんけ
中途、十日間、ローマ、フランス、オランダ、ギリシャ、とここまではエラリーの推理を聞く前にほぼ真相にたどり着けたけど、今回のXはついにほとんど歯が立たんかったわ
犯人は分かりました、でも全容が分かりません ←我ながら吹くわ・・・
みんな推理出来たとですか?レーン編は残りもこういう感じなんかな。やだなーこわいなー 今度はYの秀樹読んでるんだけど何この基地外一家w
少し横溝正史っぽいわ。カーとクリスティーは大いに触発されたと以前なにかで読んだけど、これにも影響受けたんだろうか
いまマンドリン事件が起きたとこだけど、まさか今回の犯人これメ欄1でやってるとかいうオチじゃないだろうな・・・
ただそれだと最初にジャッキーが毒入りエッグノッグ飲んで死にかけたのはおかしいね
欄2ってちょっと説明がつかん
まさかサム警視が・・・! ハッター家読み終わったけどあっさり思った通りの犯人で少し残念
今でこそ使い古された感あるけど当時は衝撃だったんやろね
んでクリスティーが後にパクってるんやなw
欄1の欄2で犯人は1人しかいないてレーンが推理してたけどあれ2人の可能性もあるのでは?
ババア殴殺後、欄1を撒きながら後退、弦で箱に血筋をつけてマンドリンとともに床上に放る
これやと第二の人物が来たとき、そいつの欄2しか残らんやろ?
まあ欄1の様子で後から細工されたのバレるかもしれんけど 十日間の不思議って和製が出回っていますけど、一番の秀作は何ですか 大昔にローマ帽子の謎を読んでいるのだが
すっかり忘れているので中村訳で読んでみた
ボックス席がどこなのか、座席図を見てもわからないという
どうでもよいことで引っ掛かっている 『ギリシャ棺の秘密』読了
棺の中から絞殺遺体が出てくるという衝撃的なオープニング、次々と事態がひっくり返るストーリー展開、狡猾な犯人の罠、犯人の意外性…
そのどれもがミステリーとしては魅力的な要素満載で名作と謳われているだけのことはある作品だと思ったわ
ただ犯人の意外性については、意外な犯人の作品であるという事前情報を知ってたら
若干予想できてしまうところがあるような気もする いろんな推理小説の参考にされているためか
このパターンならこれでは、となんとなく検討つくことが今読むと結構あるね
冒険や新冒険とかも、そうとう昔に読んだので細かい展開は全部忘れてるんだけど
トリックだけなんとなくこのパターンか?と想像がついてしまう エジプト十字架って大減点ポイントがあるのに何であんなに評価高いんだ?
少なくとも1位はおかしい ラジオ脚本「聴取者への挑戦」
あと10冊くらい出せそうだな 本国でドラマ化されるらしいな
エラリーは女性になるようだ フランス白粉の中村訳で、警備員のことだと思うんだけど
ずっと探偵とか探偵主任とか訳されていてなんだか違和感
古い訳も読んだはずだけど覚えてない あんなメ欄単なる警備員が持ってるはずない
なぜ違和感を感じるんだろ 小学6年の頃にXの悲劇だけ読んで(新潮文庫)、もう内容すっかり忘れてる
(波止場だか駅だかの人混みの中で毒針での殺人、だっけ・・・?)
改めてレーンの悲劇4部作を読んでみたいと思ってきてるんだけど、
先輩方、翻訳はどれがオススメですかね? >>850
おすすめは旧訳と新訳をそれぞれ用意して
旧訳の意味が分からない所を新訳で参照する読み方
理由は読めば分かる
お金もかかるし、そんなかったるい事出来ないなら
新訳の越前訳が一番よろしいかと え、もしかして昔のアメリカって、デパートが昼間に探偵を
複数常駐させることって当たり前だったの?
しかもその中に主任をおくほどたくさんの探偵を配置するなんて
違和感ありまくりだったし、そんなの聞いたことなかったけど・・・
探偵なんてもともと特別な地位じゃないし、
特別許された権限とかもないし、そんなものは存在さえ知ってれば
誰でも手に入れられると思ってたので、警備員じゃ持ってるはずがないとか
まったく思ったことがなかった 常備していて即座に使うのがメ欄なのはこいつだけという話だぞあれ
読者からするとメ欄がでた時点で詰んでて苦しいとは思うがな >>851
ありがとうございます
え、なぜそんな面妖な読み比べプロセスを・・・と思ったけど
「読めばわかる」との事なので、自分で読んで実感してきます
基本的にハードボイルド読みの人なんで新鮮で楽しみだなー 昔の小説は現代的な言葉遣いにすると、なんか違うなと感じる
昔読んだクリスティーの「そして誰もいなくなった」を新訳で読んだらがっかりした
旧訳
諸君はそれぞれ、次にのべる罪状で殺人の嫌疑を受けている—–
エドワード・ジョージ・アームストロング、汝は一九二五年三月十四日、ルイザ・メェリー・クリースを死に至らしめる原因を作った。
新訳
あなたがたは次にのべる罪状で告発されている。
エドワード・ジョージ・アームストロング、一九二五年三月十四日に、ルイーザ・メアリ・クリースを死に至らせたのは、あなただ。 登場人物の内面を描写してるシーンはうまく訳せてるの?>そして誰もいなくなった レーンとクイーンもの限定って事はガラスの村は扱わないって事か >>102
生前のダネイがコメントって当たり前じゃねぇか。死後にコメントしてたら怖いわw >>848
コーネル・ウールリッチやチャンドラーの作品に
ホテル付き探偵が出てきたりするのがあるから
それの百貨店版なんじゃね
映画『青い戦慄』の廉価版DVD字幕では警備員とか管理人とかにしてるのあるけど
探偵では意味通じないと思ったのかな エラリー・クイーンのことエラクイて略すの初めて見た >>864
ゼルダ・ポプキンという作家がいて、40年代に五番街の百貨店の
探偵が主役のシリーズを書いてた あがりん、こなぽん、でぃくにゃん
今どきのアイドルっぽくしてみたのに
そこはかとなくオッサン臭がするのは何故? 『エジプト十字架の謎(The Egyptian Cross Mystery)』で疑問に思ったのですが、
本編内で要約すると、
クィーン(探偵)「『T』はエジプト十字という物で〜」
考古学者「そんなもんないよ」
クィーン(探偵)「えっ!そうなの?」
だったら「T殺人事件」でいいじゃないですか、なんでこれがタイトルなの?
(連載で作者がガチ勘違い→途中で指摘され変更なら分かるけど、
これ初出の時点で単行本みたいですし。)
仮に国名にこだわるなら容疑者の国籍で『消えたモンテネグロ人』とかでいいような… 国名シリーズの作品のタイトルは「国名+名詞+mystery」で統一されている
クイーンがこの小説を書いた頃のモンテネグロはユーゴスラビアの一部であり、国としては存在してなかった
だから、タイトルにはつけないと思う
どちらかというとマイナーな名前だしね まあ、T型のものをエジプト十字架と呼ぶのは無理があるとは思う
♀の形をしたアンクのことをエジプト十字と呼ぶことはあるらしいけどね それを言ったらローマ帽子も国名じゃなく無い?
ローマ帝国はすでに消滅してたわけだし >>875
だとすると「ユーゴスラビア人達の謎」か・・・
クロサックの事でも(ネタバレ)でも意味は通るが、なんかな。 内容に則しててつまんなそうなタイトルより内容とあんま関係なくても読みたいって思うかっこいいタイトルのがいいや >>878
スペイン岬はクイーンの代表作に挙げている人とつまらんという人に分かれているね
前者はクイーンならではのロジックが満喫できる点を評価しているのだけど、俺は後者
謎と真相が地味すぎる。短編で十分でとてもあの長さでやる必要性を感じない >>881
作品としての出来というより属性が偏っているだと、エジプト十字架も活劇の要素が強いよな。
トリック自体は破綻してないが、クイーン(探偵)の推理開始が遅いのであまり謎解き感が・・・
あと好き嫌いと言うか、異色なノリが目に付くのだとレーン側のシリーズの『Zの悲劇』。
「X・Y・最後」で三部作でこれだけ番外編の後日談といった感じだが、『最後』の描写から発表順なのは間違いないんだよな。
(だからか「何かの事情でクイーン側の没話をサルベージして『Z』にした」「本当は『最後』がZの予定だった」と、
言ったような説がよく言われている。) >>882
分かってないな
Zがあるからこそ最後の事件が際立つのだよ >>881
オレは前者なのか、国名シリーズで1番好きだけどなスペイン
被害者がめちゃくちゃ悪いヤツみたいに言われてるけど、描写的にはさほどでも無いとか、真相をエラリーが初期段階で一旦否定するとか突っ込み所が多いけど。
まぁ初めて読んだ中坊の時に裸コートで爆笑した経験がでかいんだろうな、この間再読しても楽しかったわ 国名シリーズ、順番に読み進めてエジプトまで読了
今回も犯人は分からなかった
自分が予想してた犯人はかすりもしなかった
今のところギリシャが一番良かった
2番目にエジプト
唯一犯人がなんとなく分かったのはローマだけ クイーン好きだけど、ガチガチのロジックは求めてないのかもなオレ、スペインと帝王死すが大好きです そうかな、言われればだけどどっちかっていうとバカミスなんだよね
あんな理由でああしなだろ、的な
でも、スペインで盛り上がってくれると嬉しいかも >>890
結果としてバカミスでも作品の方向性はロジックメインじゃね?
ガチガチのロジックは求めてないというから災厄の町や十日間の不思議みたいなドラマ性を求めているのかと思ったよ >>887
『エジプト』は中盤の「チェッカーの駒」と「当日の人払い」が盛大なヒントだというのに読み直して気が付いた。
この時点だと容疑者圏外の人だけど、回答編終了の範囲までに気が付くはず。 「エジプト」はなんのかんのいってもやっぱり「ヨードチンキ」だよな。
「オランダ」の絆創膏と双璧だと思う。 国名シリーズが好きで、井上訳と越前訳全て買った
次は中村訳も欲しい >>893訂正
×回答編→〇出題編
そりゃ回答編読み終えたらわかるよなw 厄災も、十日間も好きだけど帝王死すは設定がぶっ飛んだ感じなのと、指ピストルの場面が好き過ぎるんだよね 神の灯って話題がなかなか出ないけど名作なのか、取り柄は何よ >>899
名作扱いされてるよ
話題がなかなか出ないのは長編じゃないから
撮り得は建物を丸ごと消してしまうトリックだろ
現代ではありふれたトリックになってしまったけどね アメリカ銃読了
レビューとかみると良くない感想もあるけど、これは傑作だと思った
今回も犯人は当てられなかった アメリカ銃って確かここのスレに書かれていたけど綾辻が騙されたと言って評価が上がったとか、高名な作家がコメントすると作品の株は高くなるのかな シャム双生児は横溝がパクったけど、何が売り物なのかな、結局は双子ものの亜流かな >>907
ホワイダニットの傑作だろ
フロイト精神分析とホワイダニットの融合だ >>908
九尾の猫いいよね
サイコサスペンスとホワイダニットを融合した新機軸。
クイーンの作品の中で一番好きかもしれない
>>906
シャム双生児は元祖クローズドサークル
「そして誰もいなくなった」より5年早い >>903
自分もアメリカ銃は世間の評価より楽しめたし犯人には驚かされたけど
それはそれとして、いやいやこの話かなり無理あるだろ!とも思ってしまう作品だな クイーンの作品を正当に評価するには幅広い教養が必要
聖書(もちろん旧約含む)はもとより、数学・記号論理学・相対性理論・量子力学・不完全性定理・精神分析・等々
後期クイーン問題を理解するうえでこのへんは欠かせない ハヤカワ・ミステリ文庫
ダブル・ダブル〔新訳版〕
越前 敏弥(翻訳)
ISBN:978-4-15-070155-0
発売日 2022年8月17日
創元推理文庫
Yの悲劇 【新訳版】
中村有希(翻訳)
ISBN:978-4-488-10445-0
発売日 2022年8月19日 >>911
後期クイーン問題とエラリー・クイーンは別に関係ないじゃん
まあ西洋文学を読むなら聖書を読んでいて損はない 明日BS松竹で配達されない三通の手紙が放送されるな
見たことがないから楽しみ 角川文庫の国名シリーズを一冊図書館で借りたが
表紙のエラリーがBL風の美形すぎて笑うなw
まあ、国名シリーズのエラリーは元からキザな若者っていうイメージを持ってたから
イメージを損なってるって事も無いから別にかまわんが 『スペイン岬の秘密』読了
裸の死体の謎を解くという趣向も面白かったが
それ以外にもスペイン岬という特異な舞台、一癖も二癖もある登場人物、誘拐事件や脅迫事件といったサブの要素も興味をひかれるものが多く
ミステリー的に見るとド派手なトリックがあるわけでは無いがなかなか充実した作品だったように思う
死体が裸になっていた謎の真相はなるほどと唸らされるものではあったが
エラリーの推理通りだと下着まで死体から脱がす必要は無いんじゃないの?って思ってしまったな
まあパンツ一丁の死体だと様にならないっていうのは分かるが >>916「レーン最後の事件」は割と失敗作だと思ってる >>916
50年代以降の作品は大体失敗作じゃん
30年代40年代が名作の宝庫なのに対して50年代以降で傑作といえるのは「ガラスの村」ぐらい 『ガラスの村』は過大評価
ロジックの切れ味も悪いし、エラリイが出てこないんでつまらない
小説としての面白さなら、他に面白い小説はいくらでもある(ここがミステリのつらいところだわなw) >>922
『ガラスの村』は名探偵が登場しないクイーン唯一のノンシリーズ作品(名義貸し作品を除く)。謎解きは小粒だが、閉鎖的な村を国家に見立ててマッカーシズムを批判した作品として有名。クイーンが書いた社会派ミステリーという物珍しさが評価ポイントかな? ハヤカワは次『靴に棲む老婆』らしいけど、ポケミスで宇野利泰さんの訳で出たっきりで
ミステリ文庫には入らなかったよね
創元が翻訳権もってたのかな その次が『悪の起源』と『帝王死す』だって噂だけど、本当かね?
(個人的には『緋文字』と『最後の一撃』出して欲しいけど) カースレやクラシックスレで何度も話題になってるが早川は一般的な翻訳権、創元はペーパーバック限定の翻訳権 創元の国名シリーズは打ち止めなのかな
何度も言うけど古典新訳ならグリーン家をまずやれよと思うんだけど、まあ売れないって事に尽きるんだろうなあ 斉藤会長入魂の解説入りの角川版にはかなわなかったということだな Xの悲劇とYの悲劇を初めて読もうと思うんだけど
越前敏弥訳 と 中村有希訳 のそれぞれの特徴を教えてちょ >>934
中村訳も文句のつけようがなく良いよ
だけど、どっちか選べと言われると越前訳だよ
ここに詳しく解説されている
前編だけど、後編も参考になる
https://honyakumystery.jp/1377210623 XとYをこれから初めて読むとかどれだけ幸せなんだよ
好きなアイドルと初めてセックスするくらいの心構えで、きれいな下着をつけて読んでほしい XもYも有名すぎて内容忘れないけどZと最後はすっかり内容忘れてる Yの悲劇はほんとネタバレ無しで読めて良かった
最後の事件はネタバレを見てしまう前に読みたかったな… >>939
最後の犯人は「あの人」だったことはおぼえろげに記憶してるけど事件や動機などはさっぱり
Zは全然話覚えてない
Xは凶器の印象強すぎて動機は全然覚えてない
Yは話の展開を説明できる ネタバレはせずとも本の紹介というか煽りみたいなものは目にしちゃうからな
Yなら「犯人は何故マンドリンを使ったのか!」っての
なのでそこを意識しちゃうのは本当にゼロから読むのとは違うわなー Yの悲劇といえば横溝正史の「キチガイじゃが仕方ない」 シャム双子の秘密読了
今回も犯人が分からなかった
次こそは当てチャイナ ダブル・ダブル読了
真相をすっかり忘れていたのでとても楽しめた
XとかYの真相も忘れたい Yの犯人って現代ではそこまで意外ではない気がするけれど Y読了
細部は忘れてるところもあった家庭教師のエピソードとか
途中からレーンが煮え切らない態度でいらいらするが真相がわかるとそれも納得がいく
古くさいところもあるがそういう点も含めて古典なのだと思った kindleアンリミテッドで読めるグーテンベルク21は訳の当たり外れ激しいな
オランダ靴は早々に脱落した 『エジプト十字架』に関する疑問。
出題編内で「顔のない死体の1つは入れ替わり」説明があるが、指紋確認でばれるんじゃ…
うっかり忘れたとかではなく、はっきり最初の事件で「この死体の指紋調べたけど前科者には居なかった」と、
警察が身元調査のため指紋を調べていたのは明記されているし。 >>956
被害者は前科者ではなく、指紋が登録されていないので確認できない
そうなると家から採取した指紋と死体の指紋が一致するかを調べるしかないわけだが、入れ替わった人物の指紋をそこらじゅうにつけとくかあるいは指紋すべて拭き取っておくかすれば特定のしようがなくなる 国名シリーズはそんなにおもしろいと思わないけどライツヴィルシリーズはおもしろい 『中途の家』、小説通りに映像化しようとすると、最後の方で一箇所無理があるな。
映像化すると、最後までミスリードさせておきたいメール欄が嫌でもわかってしまう。 大阪府河内長野市にある、つまようじの製造会社に「なんかつまようじが木のにおいがするんだけど…」という返答に困るクレームが寄せられました。
まさかの内容にSNS上では、「つまようじは何でできてると思われてたのかをぜひお聞きしたい笑」「えっ!今まで、どんなつまようじをつこてたんやろ」といった声が上がっています。
製造会社の社長は、つまようじのにおいについて、次のように説明します。
菊水産業・末延あきえ代表取締役:「つまようじというのは、白樺(しらかば)という木の丸太からできている。白樺という木は、においが少ないと言われている木なので。杉やヒノキのように、すごい香りがするというような木ではない」
現在、つまようじは、ほとんどが中国産で、国内で製造している会社は、ごくわずかだといいます。
今回のクレームについて社長は、こうも話しています。
末延代表取締役:「一体、これはどういうふうにできているのかとか、これはどういう材料でできているのかとかというのを。ちょっと立ち止まって、考えてもらえたら、私たちモノづくり企業はちょっとでも頑張れるかな。救われるかなという気はします」
(「グッド!モーニング」2022年10月31日放送分より)
[2022/10/31 09:47]
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000273798.html?display=full
シリング医師の楊子は象牙製 >>960
クイーンの作品は物語的には前期よりも中期辺りの方が充実しているからな 宇野さん版 2つ
ttps://www.kinokuniya.co.jp/disp/CSfDispListPage_001.jsp?qs=true&ptk=03&q=%E9%9D%B4%E3%81%AB%E6%A3%B2%E3%82%80%E8%80%81%E5%A9%86 >>959
被害者は校長先生だと思われてるわけだから
小学校から校長先生の触ってそうなファイルだのなんだのをかき集めて、遺体の指紋と合致するか確認するくらいはしても良かったと思う。
捜査に不慣れな田舎の警察だから仕方ないかもしれないけど 靴に棲む老婆はもっと評価されても良い作品だと思ってるけど
流石に新訳のために1600円は高いなぁって思ってしまう 海外本格ミステリのファンだがクリスティが嫌いとかカーが嫌いというひとは
ある程度いても、クイーン嫌いというひとはいないような気がする チャイナ蜜柑の秘密読了
内容は忘れていたので、また楽しめた
昔、旧訳で読んだ時にはトリックが文章だけではイマイチよく分からなかった
今回読んだ角川版には解説で図が載っていたので助かった ここはチラ裏じゃねーんだ。
そういう報告はTwitterでやってくれ! 中途の家読みおたわ
やっぱり犯人はヤツだた
でもエラクリの文章てアガクリのようにはすっと入ってこないな 九猫100頁ぐらいまで読んで精神科医出てきたけれど犯人こいつじゃね?って思う 感想を詳しく書くならまだしも、買って読んだという記録なら自分の日記に書いておけ。 レーン最後の事件を読み終えた。
前評判ではXYに劣ると聞いていて、実際にそうなんだけど、訳のおかげか相性かサクサク読めたわ。
XYで止まってる人も読んでほしい Zもスキップせずに読むべきだと思う
Z読むと読まないとじゃ登場人物への感情移入度や思い入れが全然違って最後の事件の印象がだいぶ変わる気がする >>992それは申し訳ない、勘違いしました
話は変わるけどZの悲劇はXYが超名作すぎるから過小評価されてしまってる作品だと思う
普通に良作ぐらいのデキではなかろうか ロス名義の作品は、四作読んではじめて成立する仕掛けがキモ Xの悲劇は言われてるほど楽しめなかったです。
個人的に海外の古い小説に馴れていなかったのが大きな原因だと思います。
レーンさん犯人の名前とか警察に早めに言えよとか思った。
今月中に再読できればいいかな。 10days読み終わり
後期クイーン的問題てこの程度かね
次は災厄の町の旧約再読すっかな >>994
あれはオマケ
全部読んだ人へのご褒美
それぞれのできがいちばん このスレッドは1000を超えました。
新しいスレッドを立ててください。
life time: 1648日 5時間 14分 18秒 5ちゃんねるの運営はプレミアム会員の皆さまに支えられています。
運営にご協力お願いいたします。
───────────────────
《プレミアム会員の主な特典》
★ 5ちゃんねる専用ブラウザからの広告除去
★ 5ちゃんねるの過去ログを取得
★ 書き込み規制の緩和
───────────────────
会員登録には個人情報は一切必要ありません。
月300円から匿名でご購入いただけます。
▼ プレミアム会員登録はこちら ▼
https://premium.5ch.net/
▼ 浪人ログインはこちら ▼
https://login.5ch.net/login.php レス数が1000を超えています。これ以上書き込みはできません。