京極夏彦 Part.89
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
次スレは>>970。無理な場合は即申告のこと
関連リンク
●大極宮(公式情報)
http://www.osawa-office.co.jp/
●お化け大学校
http://www.kwai.org/
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京極夏彦 Part.88
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1495753563/
※コテハン荒らしは徹底放置・絶対に触れない事。
コテハン荒らしに構っているレスは全て荒らしの自演です。
釣られて反応しないようにしましょう。 ルー=ガルー出て改めて思ったけど
新装版の帯のコピーとかカバー裏のあらすじとか誰が考えてるんだろう
「鎖を引きちぎって」とか「自由を求めて」とかそんな話だったか?
虚言少年の単行本の時は駄目だこりゃと思ったけど文庫版はかなり良かったし >>100
手前の金髪ショートボブがシンドロ、奥にいるのがルーチェってキャラ
ルガルとは関係ないklondikeさんって造形師のオリキャラガレキ ルー=ガルー単行本10代前半の少女たちが活躍するSFでメディアミックスもしてみたり
ちょっとラノベファンも獲得狙ってるような雰囲気だったのに
なんであんなアクの強いカバー表紙だったんだろう
萌え絵にすべきとは言わないしされたら逆に困惑ものだがあの装丁
好きな人には悪いがかなり人を選ぶ絵柄と構図で取っつきにくいし間口を狭めると思ったよ 10体ある中からルガル2の分も含めて4体選んだんだって
読者各々ご自由にお見立てくださいってことかねぇ >>105
単行本の表紙はなんか天野絵みたいで自分も苦手だった
講談社ノベルス版の表紙はよかった >>101
基本的にはその本を担当した編集者が考える
だから単行本と文庫版でちょっとセンスが変わったりする
ただ京極はデザインに拘りある人だから、多少口出しはしてるかもな
>>105
当時ラノベってジャンルは存在しないからだよ
言葉自体は90年代からあったらしいけど、ジャンルとしては存在しない
ラノベってジャンルが成立したのはもう少し後
今でこそ単行本でもアニメ絵風の装画は珍しくないけど、
京極みたいなタイプやキャリアの作家の本では当時の感覚としてあり得ない
アニメ雑誌の企画で始まった若年層向けの作品だとしてもあの表紙は妥当 ルー=ガルーは徳間新書版が表紙も帯のコピーも好きだった >>108
2001年ならもうブギーポップもフルメタル・パニックやマリ見てやキノの旅も出た後だよ
ラノベという言い方が気になるなら若年層向けの読み物群と言い直すが
1988年には角川スニーカー文庫と富士見ファンタジア文庫が刊行されて
ロードス島戦記やスレイヤーズにフォーチュンクエストや魔術士オーフェンや
風の大陸と今で言うラノベカテのミリオンセラー出てたはず
これらはイラストもそれなりに注目された作品だったと記憶してるが
アニメは見ないから知らないが傾向としてはやはり若い読者を意識してたよね 憑き物筋の家などは
今日に至るまで未解決の社会的問題であり
特に若い世代などは、決して笑い事として済ませてはならない
作者は勿論、それを良く理解して書いているが あの貴族なんて別に悪意があって殺してるんじゃないからな
あんな大袈裟にしなくても人は死ぬんですよ。ということをこっそり教えてあげたらよかった
具体的には京極堂がどうでもいいような浮浪者とか関口君を貴族の眼の前で殺す
剥製にする処理をしなければそのうち腐ってくる
「ほら人間は毒を飲ませると「死」という状態になりそのうち腐って消滅しちまいますよ」
と
剥製を作ってるところに連れてって「これこれこういう処理をすると表面は腐らないけど
もう生きてないんです。みたいな 恐らく彼の家の本にそれを理解できるようなのがないから
理解できないだろう。それにしてもたくさん本があるらしいが、どんな本だったら
死を知らないで読書できるんだ?推理小説はないとしても
死を扱う本がすごく多いだろう 確か「家族以外の前では喋れなくなるけどいいのか」みたいなことを念入りに確認したとかいう描写なかったっけ
承知するかねそんなん >>89
自己レスで恐縮ですが、確認したら「理由なき殺人者…サイコキラーか…」てな台詞でしたね うろ覚えですまん 萌えって言う人て久し振りに見た
いつの間にか「尊い」が主流になったな
敦子は22、3歳、美由紀は10代半ばくらいか
JCとOLの歳の差百合…尊い >>123
は西尾維新が化物語の中でキャラに言わせてた
流行らせたくて書いたかは知らんけど >>127
別に流行らせる目的で作ったフレーズじゃないから
でも本好きならそれ聞いただけでピンとくるだろうし、認知度は高いはず
さすが広告代理店に勤めてただけのことはあるセンス
逆に失敗してるのは「これで終いの金比羅さんや」だな
何か語感良くないし、そもそも京極の書く関西弁自体すげえ不自然
昔は作品やシリーズを象徴するフレーズを作るのも上手かったんだけど >>129
ダヴィンチのインタビューで、リズム重視の適当な関西弁って言ってたな 新潮連載中の二話目読んだけど
一話目で同性愛者を差別する屑云々って台詞に続いて今回はレズビアンか
もう間違いなく杉田と45の件を狙って書いてるなw
昨日杉田自身が余計に頭悪い言い訳してたけど編集部はどう考えてるんだろうかコレ
色んな意味で今作の展開が楽しみになってきたわwwww
それはともかく天津家が薩摩の士族ってあるけどこれは弔堂の天馬塔子と関係あるのかね? >>129
大阪弁も世代で結構変わるからこんなぐらいだろうと受け流してるわ 病院の待ち時間が暇だったから売店いったら京極夏彦とでっかく書いてある雑誌があったから買った。
これが天狗かな?って思って買ったんだけど竹取りっていう短編だった。談シリーズかな?
なかなかいい幻想短編だったけど、『――』を珍しく(初めて?)まったく使ってなかったのが気になった。 読売新聞の好きな作家ランキング2018で京極夏彦が19位にランクイン
2017年は100位圏外だったそうだけど、今年は一体なにが >>136
読売新聞取ってないよくわからないけど、それなんかの間違いじゃない?
いや今年の19位は妥当なんだけど、去年のランキングがおかしい
京極が好きな作家ランキングで100位圏外って冷静に考えてあり得んよ >>139
まあ母数が少ないからね
好きな作家で京極夏彦を挙げた人が男6女4の10人で19位
たぶん100位前後は1人とか2人とかで相当ダンゴ状態なんだと思うよ
ちなみに上位はこんな感じ。()内は昨年順位
1位(1) 東野圭吾 男27女50
2位(5) 湊かなえ 男6女37
3位(2) 司馬遼太郎 男24女14
4位(4) 池井戸潤 男22女9
5位(2) 宮部みゆき 男7女23
6位(6) 村上春樹 男7女18 なるほど、つまり去年は0人だったということか
その投票人数なら分母はだいたい500人くらいかな
その人数で無作為なアンケートだとしたら、まああるか 好きな作家ランキング予想して下さいと言われたら、このスレの何人かは的中させられそうなほど分かりやすいランキングだよね 500〜1000人規模の好きな作家アンケートなら、上位メンバーはどこも代わり映えしないんじゃないかな
西尾が何位に入ってるかで対象年代がなんとなくわかるんだけどね
10位以内にいるようなら10代20代も対象の無作為なもの、まったくランクインしないようなら
新聞購買者限定のアンケートなのかな。それだと30代以下の投票は少ないと思うし
そもそもこの手のアンケートは『好きな作家』じゃなくて『知ってる作家の中で有名そうな人』
を書いちゃう人が何割かいるからほぼ知名度ランキングになる
しかしどっちにしても1000人くらいに聞いて1人も京極と答えない年があるとはねぇ。やっぱり信じられんわ
今年がじゃなくて、去年が偶々異常だったとしか思えん じゃけん、京極先生も百鬼夜行シリーズ以降はたいして話題性がないような気もするけどね
結局、京極堂シリーズの人でしょ
ここの話もそれがメインだし
百物語も詰まんなくはないけど、面白いかといえば微妙な気もするし
なんか雰囲気でごまかしてる感じ >>143
これ新聞の読書欄を使ってやってたから、読者対象だと思う
このスレの話のネタになるかなと思ってランキングのとこだけ切り抜いてきたから、アンケート方式はうろ覚えで申し訳ないけど
好きな作家3人挙げてくれってやつなんで、知名度投票的なのはあるかも
19位までのおおまかな傾向としては女性の票は割と固まりやすくて、女性支持が得られると上位に来やすいのに対して
男性は割と好みがバラける傾向にあった
京極夏彦もどちらかというと男性支持っぽいから安定ランクインってわけにはいかなかったのかもね なるほどね。その方式なら投票人数も300人弱くらいになるかもだし、いろいろ納得 >>145
お前、巷説を最初の一冊しか読んでないだろ?
続巷説、後巷説、前巷説を読んだらそんな意見には絶対ならない
小説をキャラでしか面白がれない幼稚な奴だったら別だけど
特に後巷説は小説的技巧を凝らした京極の最高傑作の一つだよ
作家のベストに近い作品に直木賞が与えられた珍しい例
あれを評価できない奴は京極ファン以前に本好きとして信用できねえ
巷説があんまり話題にならないのはキャラ小説じゃないからでしょ
そもそも伝奇小説であってミステリではないから、正確に言えば板違い
他のシリーズもネタ的に弄れる5ch好みの作品ではないしな 作家京極夏彦が好きというより百鬼夜行シリーズが好きなだけ
そういう人もいると思うよ
自分は海堂尊は好きではないけど桜ノ宮サーガは昔好きだった >>150
よくわかるよ。
自分もどの作品群も好きだけど
何よりその創作者である京極夏彦
その人のファンであると思う。
母は森娘ファンだし、血だね笑 >>150
京極作品もほぼ全部世界観繋がってるんだから京極サーガとかって呼ばれてもいいよね 小説新潮の連載だけど表紙に京極夏彦の名前が出てないのはどうしてだろ
固定ファンいる作家だし氏名載せとけば手に取る客も増えるだろうにもったいない
自分なんかもここのレスで知ってなければ本屋で見かけてもスルーしてたところだよ 虚実が文庫になるけどまずはヒトでなしを文庫にしてほしいのだが 虚実の文庫は合本版も出るんだね
絡新婦より厚くなるのかな >>153
小説誌だからね、
漫画雑誌や週刊誌の表紙みたいに
それ自体が広告宣伝なのとは違うからだよ。 最前列にいたBBAのバサバサの髪が後ろの席の机の上を
ずっとザラザラザラザラ掃いててさ、きったねーの。
良く後ろの席の人我慢してたよな。途中で帰ったけど。 >>158
あんまり聞きたくない話だけど、なんのイベントでの話? >>82
>京極堂も所詮は一登場人物に過ぎなくて、作者の分身などではない
作者の分身などではないが、家の中でただひたすら本ばかり読む生活を続けていたら、
若い頃は病的に痩せていて「芥川龍之介の幽霊」などと呼ばれても、
年をとったらだんだん太っていって、今のなっちのようになると思う。 W大祭って?
すまんが、大極宮しか追ってないんで分からないんだ >>161
んなわけあるかいw
あれはもう中年太りとか代謝が落ちたってレベルを超えてる
しかも中禅寺と違って結構アクティブに外出してるのにあの様だからな
ただの食い過ぎだよ 姑獲鳥にて――、
『痩せぎすだった京極堂は大学を卒業すると同時に結婚して少々太ったが』
ともあるし、他所でも京極堂は結構食い意地張ってる描写が散見できる
50代時点の体格は似たようなものになってるかも 関口先生があわあわボロボロしてるうちに
気がついたら京極堂は食べ終わってたみたいなのなかったっけ
けど、あそこまで太るのはちっと病的でないかね 京極堂は、小説に描かれていないところで、毎日ジョギングと筋トレとヨガをやっていて、
あの細マッチョないい身体を五十代になっても維持している、と信じたい。 >>163
大極宮「イベント」の項を見ろ。
W大祭の講演会。 早稲田祭のイベントといえば「鵺はいつ出ますか?」という直球の質問があって場内大爆笑だったw
回答は「版元に言って下さい」
笑い転げて細かいことは忘れたが、
「書けと言われたら、そしてその為の時間を用意されたら書く」
みたいなことだった。
既に一度書き終わりそうになって書き直しをしていたことさえないことになっていたよ。
歴史はこうして作られるのだなw うーんそれやっぱはぐらかしてるだけだよね
言っちゃ悪いけど本当この人は読者に対して誠実さがないな…
まあ冗談のつもりなのかも知れないけど
「書けと言われてそのための時間を用意されたら」ってどういうこと?
京極をそんな新人みたいに扱える出版社なんかあるわけないじゃん >>173
その為の時間を用意とは
次から次へと新作やら新しい試みやらの仕事を入れないで、ってことでしょ。
なっちは多才過ぎて編集人のモチベーション掻き立てるから。 小説は「書けと言われれば書きます。仕事なので」って言う人だよ。
クリエイターであり職人である、なんつーか真面目な職業人だと思うけどね。
はぐらかしは、、、だって、確約できないことは明言しません、て姿勢でしょ。
普通じゃん? 政治家何よりよほど誠実だわ。 鵺はもう出す気ないのかねぇ
出版社のせいにするのはもう無理がある 「書けと言われたら」ってことは、文藝春秋がまだ依頼すらしてないってこと? なんかここまでグダグダしてると鵺は巷説シリーズなら後巷説のような
エルキュール・ポアロで言えばカーテンとかに当たる内容かと思えてきた
老後が約束されてる京極堂はまだしも関口あたりが退場してシリーズの実質最終章になるみたいな
本当にただの妄想だがこれだと出版社がゴーサイン出したがらない説明つくんだよね >>179
カーテンいいね。
源氏物語の雲隠の巻でもいいんじゃないかと思う。 >>179
>老後が約束されてる京極堂はまだしも関口あたりが退場して
>シリーズの実質最終章になるみたいな
関口のモデル(とされる)の関戸克己は40歳で死亡しているから、
関口の退場はありうる話だね(´・ω・`)
関口は30代後半、昭和20年代後半に、自分が関わった事件を元に推理小説を書いて、
推理小説家として、一定の評価を得る…というふうになってほしいんだけど。 お化け煙突が取り壊される直前に真冬の神田川で寒中水泳してるガキの頃の両津を関口が目撃してるんだから
昭和39年ごろまでは生きてたはず >>169
京極堂は古本屋の主人だが、武蔵晴明神社の神主でもあるので、
肉体労働は嫌いでも、神道の修行は熱心にやるのでは?
夜になったら、神社の境内に行って、身体を鍛えたり、気を高めたりするための行法を
修行として熱心にやっているような気がする。 そういやお堂の中で寝てたなw
太鼓運ぶのすら嫌がってたしw >>184-185
それじゃあ、京極堂は歳とったら、どすこい化確定じゃないかw
実は密かに、○○式体操法をやっていた、とかの裏設定はないかなw 食糧事情が今とは違うから食っちゃ寝してても太らない可能性に賭けるんだ 関口は、鬱だ鬱だと言われながらも、京極堂と比べて、よく動き回っているし、
食い物に対する執着が薄いから、必要以上に食べないようだし、
歳を取っても、あまり太らないイメージがある。
ただし、関口がいつ死んだのか不明。ひょっとして40代で死んだかも… 手元にないから確認できないがこち亀コラボのぬらりひょん
あれに出てくる老いた京極堂は痩身みたいな表現なかったっけ
あるいは自分の思い込みで芥川が長生きして爺さんになった
ビジュアル的にそんなイメージが先行してるだけの可能性もあるが >>193
もう書き終わってるとかいう噂はそもそもガセじゃない? いや話は上手いんだし講演自体は笑えるもんだったんでしょ
ただヌエに関しては「またそれかよ…」って乾いた笑いしか出ない
普通の作家なら「出せなくてすいません」ってなると思うんだけどね
別に謝ってくれとは言わないけど、やっぱちょっとズレてんだよな
とにかく版元がどうのって話じゃないってのは分かりきってる
書けって言って書いてくれるんならどの出版社だってそうしてるよ
でも無理にやらせたらどうせ太田のときみたいにふて腐れるんでしょ
ただの子供じみた我が儘だわこんなもん 原稿書いたら必ず本になるものでもない
どうしたら出版されるのか
どうして本にならないのか
そういう話を講演でしているので
みなさん是非聴きに行って下さい ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています