京極夏彦 Part.89
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妖怪作家・京極夏彦を語るスレ
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●大極宮(公式情報)
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釣られて反応しないようにしましょう。 >>814
憎しみの対象が家ではなく「イエ」というシステムなので。
イエ、家系とその血 みんな殺して、子供残さずに最後に自分が死んで
呪われた血を根絶やしにして完了、
いろいろあったけど人生の目標は成し遂げたわ…
となる予定だったのに思いがけず殺されちゃった。 >>818
甘いわ。貯金通帳とか判子とかどこにしまったか、家族がいなかったら訊けないじゃん >>819
>いろいろあったけど人生の目標は成し遂げたわ…
>となる予定だったのに思いがけず殺されちゃった。
自分自身が内藤に殺されることも、計画の内ではないか、と思う。
京極堂はそれを察知したから、茜を許すことにした、かもしれない。 >>823
支度の茜の最期読み返してみたけど
とてもじゃないがそんな風には見えなかったよ 今度は別の議員が「同性愛者は国を潰す」発言か…
美弥子の講釈を聞かせてやりたい全く
平成が終わるに及んでもまだ厚顔無恥な天狗が多すぎる 国が滅びる云々は、また都合の良いとこだけつなぎ合わせた編集作業のたまもの的なコメントじゃないの?
見てないけど >>828
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6309051
「LGBTで男と男、女と女の結婚。これは批判したら大変なことになるからいいんですよ。もちろんいいんですよ」
「でもこの人たちばかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」
まるで同性愛者をガンか何かのように語ってるな
批判したらうるさいからとか何様のつもりだろうか
杉田もそうだったけど、どうせ後になって「そんなつもりじゃなかった」とか言い訳するのが目に見えてる
ルー=ガルーの作倉雛子の『不用意な発言がどれだけ人の心を傷つけ蝕むか』とか中禅寺の憑き物落としとか
「言葉の持つ重み」というのは京極作品を読んで知ったことだわ
SNSでも匿名掲示板でもない公的な場で、仮にも国民の代表たる議員とは思えない無知で無責任な言動すぎる
てめぇらみたいな輩こそ国を潰すガンそのものだっての 「でもこの人たちばかりになったら国はつぶれちゃうんですよ」
ってのは本当のことだね
むしろこういう発言が許されない、許さない雰囲気のほうが国を潰すガンになると思うよ
特に日本みたいな同調圧力が強い社会で、欧米風のポリティカルコレクトネスが蔓延したらどうなるか
相互監視の陰鬱な閉塞的社会になるのは目に見えてる
我々は夢の世界に生きてるわけじゃないんだよ 「誰かが傷つく」という名分のもとに言論弾圧すれば、澱のように人々の心に不満が溜まっていって次の世代で爆発する
その具現化がトランプなりEUの現状であって 着々とルーガルーの世界に近付いてるな
いざそうなったらゲームみたいで意外と愉しそうね 難しいな
例えば、ハゲにハゲと言ったら傷つく、実際傷つく人はいるだろうし、そうでもない人もいるだろうが、
じゃあ「ハゲ」という言葉を社会的に禁止すべきかというと、それが最善策ではないよね
まあ、議員が「社会的にハゲが増えすぎるのは問題」といえばハゲは一斉に怒ると思うがな 無論正しい
同性愛者ばかりになったら国は滅びる
男ばかりになっても滅ぶし女ばかりになっても滅ぶし平沢勝栄ばかりになっても滅ぶのと同じように >>834
つんぼだってぎっちょだってめくらだって
きちがいだって今はもう使えない言葉だし
ハゲだってそろそろ使えない言葉になるよ
どんどん言葉狩りしていけばいいじゃない まあLGBTの人たちも「勝手に代弁するな」と怒ってたからな
自分に酔ってるナルシスト達に抗議活動されてもかえって迷惑だって なんか絡新婦の理また読みたくなってきた
碧ちゃんが可哀想になるから二回しか読んでない LGBTだらけになって国が滅びたっていいじゃない
滅びたらなんなの?国のために生きてるんじゃなくて自分の幸せのために生きてるんだからさ
俺一人さえよければ世界なんて滅びてもいいよ 世界中が、ってことならともかく、国家規模の話なら滅びない運営の仕方もあるんじゃない?
LGBTの有力者が集まって独立国家を築いたと仮定しても移民や亡命で人口を維持すればいいだけでしょ
LGBTってだけで死刑の国もあるんだから、そんな国があったら亡命したいって人も結構いると思う
ルーガルーの時代にはそういう小国があっても面白いかもと思った >>839
君のやってることはただのアンチキリストだって喝破にほぇ〜となった記憶 滅びた国なんていくらでもあるじゃん
日本だってアメリカがあと何発か原爆落としてたら滅亡してたかもしんないじゃん そもそも>>828への返信に、編集されたTVニュースなんて貼る時点で
意味がなようない気がするのですが…… >>839
>碧ちゃんが可哀想になるから二回しか読んでない
二次創作でいいから、魔女になった碧ちゃんが大活躍する話を読んでみたい。 >>844
悪魔崇拝というのは、キリスト教の信仰という基盤が大前提となる。
神道と仏教の国、言い換えればキリスト教の文化がない日本で、
悪魔崇拝なんてしても、意味ないよ、というのにワロタ。 漫画から入って小説読み始めた新参なんだけど、先にどっちを読んだ方が面白いとかあるかな >>855
どの本から読めばいいのかという事なら
刊行順に読めば犯人のネタバレなく読める
姑獲鳥→魍魎→狂骨→鉄鼠→絡新婦→塗仏2冊→陰摩羅鬼→邪魅
百器徒然袋みたいな番外編は塗仏あたりまで読んでいれば
地名や関係者名が出てきても理解できると思う 漫画すこしでも読んだなら漫画版読んでからでもいい気もする
小説読んでもキャラが漫画版のデザインで浮かぶだろうしね
でも個人的には小説先に読むのをオススメ 狂骨の漫画版を読んで、手元に原作なくてうろ覚えなんだけど
木場が降旗は幼少期に乱交パーティーのことを夢とは言ってなかった(目撃談として語ってた)というくだりは原作でもあったっけ? 狂骨は、とりあえず、京極夏彦が調べた薀蓄全部詰め込めっていう感じで、ごった煮で統一感がないからあんまり好きじゃないな
削れる設定とかエピソードとかいっぱいあったはずだ >>857 >>858
日本語不自由ですまない、教えてくれてありがとう
漫画は小説を一通り読み終えたら追っていこうと思う >>861
真言立川流のこを調べてみて、残っている文献からすると、
教義、教学や儀式等は、真言宗の他の宗派とあまり変わりなく、
有名な髑髏本尊の話は、立川流を批判する立場から書かれた文献に出てくる話で、
本当にそんなことが行われたかどうかは不明、となっていて草www
立川流が弾圧されたのは、南朝を支持した、という政治的理由が大きいらしい。
「狂骨の骨」で京極堂の言っていることが、全然成り立たないじゃないか!
あれは、髑髏本尊の話が、本当にあったこと、という大前提で展開されているんでね。 そりゃそういう前提の思い込みをしてる連中の憑き物落としをしないといかんのだから
仕方がないんじゃないのかね 京極夏彦シリーズのまちがい探しみたいな本とかサイトはないの?
あればけっこう面白いかもしれない
フィクションなのに、薀蓄系には必ず、間違い探しをする奴らが出てくるじゃん
ミリオタとかそういうの大好き >>真言立川流のこを調べてみて、残っている文献からすると、
それが本当かどうか確認しようがあるまい
人肉食だって、人柱だって近世まであったし
夜這いだって多分今でもある
津山三十人殺しなんて昭和30年頃の話だろ? 大切なのはそれが実際に成立するか否かではなく、
あなたが「狂骨の夢」という物語を楽しんだかどうかなのデス… でも、京極先生はもともと筆力のある人だから、薀蓄よりもストーリー性や雰囲気で見せていったほうがよかったと思う
京極作品の薀蓄は、ムダに厚くなるだけでいやっていう人も多かったんじゃないだろうか
薀蓄で分厚くするっていうのは、当時の流行みたいなところがあったからしょうがないけど 説明がくどいとよくいわれるけどそれがなくなったら僕の小説じゃありませんから
ってpixivの講座でいってたね 狂骨で行われてきた儀式も実は又市一味の詐術狂言からできてて歴史が浅い設定かもしれない
かもしれない >>870
またそれかよ
こういうこと言う奴ってなぜか巷説や江戸怪談を無視するんだよな
他の作品でも読めるものをなぜ百鬼夜行シリーズにも求めるんだ
それと衒学趣味は一時的な流行りじゃなくて、本格の伝統的な様式だよ
でも初期京極はヴァン・ダインのような衒学趣味で終わらなかった
蘊蓄が生きる作品書いたからこそあれだけ評価されたんだよ
あれが無駄に見えるのは単に中身を理解できてないだけ >>859
「お前はな、降旗。餓鬼の頃慥かに髑髏の山の話をしたよ。裸の男女の話もした。でもな、一言も夢だとは言わなかったよ」
「何だって――」
「それは夢だろと、そう云ったのは俺だ」
文庫版第1刷p798〜799 >>874
おおありがとう
言ってたのかーそこだけ違和感あってどうだったか気になってたんだ 「夢」を通して読んだのはたぶん一回きりで、朱美関連は殆ど思い出せない自分でも、この下りがあったというのはよく覚えてた
あの意味はなんだこの意味はなんだ解釈解釈解釈無意識―どっこいこれは現実です、解釈なんか要らないんです
インパクトあったんだろうな >>863
文庫版884頁
「(〜前略)髑髏を使った呪術など本来の立川流には無関係だった筈だ。
誹謗弾圧を目的に無理矢理習合させられた可能性だってある。(後略〜)」
秋彦どうやら承知の上 >>879
立川流の実態がどうだった、とか髑髏を本尊とした儀式が本当に行われたかどうか、とか
そういうことを資料に基づいて議論することが目的ではなく、
髑髏を本尊とした儀式を本当に行っているカルト集団に対する憑き物落としが
京極堂の目的だからね。
「あれは、立川流を弾圧した連中が、弾圧を正当化するためにでっち上げたウソです」
などと言って相手を全面否定したのでは、相手が自分の話を大人しく聞いてくれず、
相手に対して呪がかからず、憑き物落としが失敗する可能性があったのでは?
相手の言うことを一部肯定することも、憑き物落としのテクニックの一つだな。 春彦は、国語学者の金田一春彦。
冬彦には、有名な人がいないな… >>869
(´・ω・`) 七年間、毎日毎日そればっかり、というのは、相当な難行苦行だと思うけどね。
「狂骨の骨」の作中でも、死者が出たり、自殺者が出たりしていたけど、覚悟はできてるの? 現代日本にも一応セックス教団はあるんだよな
リトルペブルで検索してみりゃ分かるけど、おぞましいぞ
ああいうことは非日常だから良いんであって、日常化したらただの地獄
まず普通の男は人前じゃなかなか勃たないしな
AV男優は神の仕事だよ >>865
斎藤環が胸骨の夢の検証してたな
フロイトとか精神分析が正しく書けてるかとか
京極堂があの時代にあそこまで精神分析とかの知識を持てるのかとかね 降旗もそう
精神病者がいてあーいう犯罪するかとかね
これに答えてか知らないが、狂骨は文庫になる時にかなり加筆したらしい
そんでそれを読み直して斎藤環は結構納得したらしい
本の題名忘れたけど、京極夏彦特集みたいのにその斎藤環の評論が入ってた >>893
宝島社の『僕たちの好きな京極夏彦』な
たしか>>863の立川流は髑髏本尊本来やってなかった説もその本で指摘されてる あ間違えた。狂骨批判が載ってるのは寺子屋ブックス『京極夏彦の世界』で
文庫版の加筆訂正で納得させられましたよって記事が載ってるのが『僕たちの好きな京極夏彦』だった 難しいこと考えんと
ファンタジーとしてよめばええじゃん 北海道出身の作家のペンネーム、デビュー作にも夏があるってのが面白いね
夏が短いからこそ執着があるんだろうな
北海道って所謂「蝦夷」で本土的な文化圏の土地ではないから、
尚更古い日本文化に憧れがあるって昔本人も言ってたしな
京極ってのも北海道にある町名なんだっけ
それがペンネームの由来ではないって京極自身は否定してたけど
近くに本人の出身校もあるんだからちょっと信じられない 北海道の京極町は佐々木道誉から始まる名流の京極氏の末裔が明治時代に移住した町
そして京極氏の苗字の由来は下京区の京極高辻
本人としては明治時代みたいな中途半端なところからとったわけではなく、源流に近いところから拝借したっていう感覚なんじゃないの 「古き良き時代のいじめ」とか言っちゃう京極だが、雪国は陰湿ないじめ多そう。 >>896
そうだね。
昭和27年の世界に、人身事故で瀕死の重傷を負った少女を
二週間近くも生かし続けることのできる医療技術があったかと言うと…
(´・ω・`)だから、この部分はファンタジーなんだね。 >>903
海野十三(うんの・じゅうざ、じゅうぞう)的なSFだね。
SF(サイエンスファンタジー)的な要素はいくつかあるね。
っていうかほとんどだね。
プラス小栗虫太郎的な衒学趣味(ペダントリー)だね。 ピラミッドのミイラも一応死体を保存されてるんだから、昔もそれなりに科学技術はあったんじゃないかい アニメの魍魎の匣に、海野十三の名前が出ていた気がするけど、原作でもそうだったかな 海野十三の小説には、縮小人間、つまり手足を切断し、内臓を摘出して、
人間を無理やり三分の一にしてしまう、というアイディアが出てくるんだけど、
人間の大きさが三分の一になれば、さまざまな犯罪のトリックが使える。
『蠅男』では、高性能の義手義足で武装した殺人サイボーグwが登場する。
京極夏彦の小説のルーツの一つが、海野十三の小説だよ。 わかってるんだけど、つい
うんのとみーと読んでしまう……
害鼠駆除をがいちゅーくじょと読んでしまうようなもの…… >>906
覚えがないな。
でも、関口や京極堂ならば、海野十三の小説を読んでいるだろうな。
(百鬼夜行シリーズの世界に海野十三がいるとして) >>907
そういうのはルーツとは言わない
単にSF的なアイデアをミステリーに流用するって発想が共通してるだけ
言えるとしてもせいぜい魍魎だけで、京極そのもののルーツではない
横溝がいるんだからあの世界にも海野十三はいるだろうけど
ただ「鶴屋南北が四谷怪談を書いてない」って異世界なんだよな
四谷怪談そのものはあの世界にも伝わってるらしいけど
又市が幕末の人物なんで、四谷怪談の元になった事件も幕末のことになる 四谷雑談集に書かれた事件と似たような事件が偶々幕末にも起こったと考えればいいのでは? 京極堂が太宰治の幽霊と呼ばれているから、
あの世界に太宰治がいることだけは確かだろうw >又市が幕末の人物なんで、四谷怪談の元になった事件も幕末のことになる
例の3人組が、新選組やら倒幕の志士やらに関わった結果、
幕末の京の町で、怪異が次々に起こる!!
例の「ええじゃないか騒動」を引き起こしたのも、こいつらだったとか。 訂正
京極堂が芥川龍之介の幽霊と呼ばれているから、
あの世界に芥川龍之介がいたことだけは確かだろうw レス数が900を超えています。1000を超えると表示できなくなるよ。