>>646
なにが楽しいかは人によって異なるから、各人で好き嫌いが異なることには何の問題も感じない。

小説は、主人公を決めた瞬間から、すでにご都合主義のかたまりだから、ご都合主義を排除した
ら小説はつまらなくなるとというのが自分の意見。

>>647
> 学校で大勢の生徒を先生が襲う

生徒たちから慕われていた教師が、血まみれになりながら自分の生徒全員を銃で撃ち殺していく、
っていうのをやりたかったんじゃないかな。

> 無人島で合宿。携帯の電波も届かない。

それだと、クリスティの「そして誰もいなくなった」になってしまう。
あの作品を名作に挙げる人も多いけど、自分はどうも作り物めいたところや予定調和のような話
の進行があまり好きになれない。

たとえば、招待状をもらっても島に来ない人とか、犯人の計算違いの出来事が起きるとか破綻が
あってもおかしくないと思う。

クリスティの作品で好きなものは、元気なヒロインが冒険する「茶色の服の男」や、登場人物たち
の人間模様が興味深い「ホロー荘の殺人」だったりする。