綾辻行人 50
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
新本格ミステリの旗手、綾辻行人を語るスレです。
ネタバレを語るにはメール欄を使用しましょう。
館シリーズは刊行順に読まれることをオススメします。
前スレ
綾辻行人 49
https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/mystery/1680429665/ 著作一覧
『館シリーズ』 『囁きシリーズ』 『殺人鬼シリーズ』 『深泥丘シリーズ』
・十角館の殺人 ・緋色の囁き ・殺人鬼 ・深泥丘奇談
・水車館の殺人 ・暗闇の囁き ・殺人鬼II 逆襲篇 ・深泥丘奇談・続
・迷路館の殺人 ・黄昏の囁き ・深泥丘奇談・続々
・人形館の殺人 ・綾辻行人ミステリー[緋色の囁き](漫画原作)
・時計館の殺人 『殺人方程式シリーズ』
・黒猫館の殺人 ・殺人方程式 切断された死体の問題
・暗黒館の殺人 ・鳴風荘事件 殺人方程式II
・びっくり館の殺人
・奇面館の殺人 『その他(エッセイ/共著)』
・アヤツジ・ユキト1987-1995、1996-2000、2001-2006、2007-2013
『Anotherシリーズ』 ・本格ミステリー館にて (共著:島田荘司)
・Another ・セッション 綾辻行人対談集
・Another episode S ・月館の殺人 (漫画原作)
・Another 2001 ・綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー1、2、3
・シークレット 綾辻行人ミステリ対談集 in 京都
『シリーズ外』
・霧越邸殺人事件
・四〇九号室の患者
・眼球綺譚
・フリークス(「四〇九号室の患者」収録)
・どんどん橋、落ちた
・最後の記憶
・怪談えほん(8) くうきにんげん
・人間じゃない 綾辻行人未収録作品集 綾辻行人 ツイッター
https://twitter.com/ayatsujiyukito
Q.館シリーズってどれから読んでもいいの?
A.基本的にどの話も独立してますが刊行順に読むことを勧めます
特に迷路館はシリーズ中でも評価が高いので飛ばすのは注意
時計館:迷路館のネタバレあり
黒猫館:迷路館のネタバレ、時計館の微ネタバレあり
Q.あれ? 新装版ってページ増えて値上がりしただけであんまり内容変わってなくね?
A.中村青司に関しての設定を統一させる、ページ見開きの調整など多少の修正があります
Q.暗黒館の殺人って何なの?
A.知りません
Q.館シリーズの続きはどうなるの?
A.シリーズ最新作にして最終巻『双子館の殺人』が「メフィスト」誌上で連載中です
https://twitter.com/thejimwatkins 実質、館シリーズより霧越邸殺人事件のほうが好きだな
館シリーズの場合、シリーズゆえに島田と河南は犯人でもないし
やられもしないのが前もってわかってしまってるから 中也が犯人だよ
当然○○は生きていた・・・ってパターンね 黒猫館読んだけどコナン君が
時刻表トリックや密室トリックの種明かしされても
へー、そうとしか思わんとか言ってて
あるある過ぎて吹いた 館の有力候補が齧歯類館の殺人と両棲類館の殺人だったらしいな
双子館でまだ良かった 綾辻先生は30年以上活動しているわりには作品数が少ない 文庫で7冊分の分量だから執筆に8年、発売までは10年かかるよ 双子館のプロローグは暗黒館から始まるから、双子館を読む時は暗黒館の復習をした方がより楽しめる 綾辻作品がイギリスで何かのミステリー文学賞の候補になっているらしい 綾辻って結局デビュー作を超えることができない一発屋だよな 楳図かずおを崇拝している綾辻の持ち味は
(小野不由美実のえいきょうもあるかな)
実のところ館シリーズよりも
Anotherや囁きシリーズのようなホラーテイストにあるんだと思う 暗黒館は長大ミステリーに挑戦しようとしたのだろうが
綾辻の力量ではただひたすら冗長になっただけだった 長いミステリーで独自の空気感があって蘊蓄たっぷりみたいな世界は
犯人が誰かとか事件の真相よりその世界にずっと浸っていたいという気を起こさせるものだけど
暗黒館には残念ながらそうした魅力はなかった 世界観に浸っていたいで成功したのは霧越邸
暗黒館は失敗 霧越邸って何で館シリーズの一作品にしなかったんだろうか 鈴藤になって深月とイチャイチャしたいだけの人生だった >霧越邸って何で館シリーズの一作品にしなかったんだろうか
ネタバレになるので詳しく言えないけど探偵役があれだからだろうな
あの探偵役を島田にはできない 綾辻行人 @ayatsujiyukito
そういえば。昨年『黄昏の囁き』の改訂作業をしたときのこと。
主人公(18歳の凡庸な男子)がふだん聴いている音楽を尋ねられて、
「ドリカムとか岡村孝子とか」と答えるシーンがあって(90年代前半)、
「ドリカムはともかく、何で岡村孝子?」とみずから首を傾げてしまったのですが……。
他の何かに差し替えようかな、ともそのとき思ったのですが。
岡村孝子というチョイスにはわけがありました。
我孫子さんが『殺戮にいたる病』を発表したあとだったので、
そのせいだったのだなあ、と思い出したのでした。「夢をあきらめないで」ね。 90年代前半までは結構ハイペースに書いていたのに、そこでアイディア尽きたか 90年代後半はゲーム制作に関わったのももったいなかったな
暗黒館以降もベテラン作家にありがちな肥大化起こしてて初期みたいなコンパクトなミステリーが書けなくなった 新本格系の作家は初期衝動型で、書きたいことをすぐ書き尽くして出がらしになってしまうのかもしれない ミステリーは好きだけどミステリー通にはなりたくないね 館シリーズの完結編を出したらもう引退するんだろうか
年齢的にも限界近そうだし 折原一も井上夢人も終わってるし
遺作になるね
今後ホラーみたいな幻想小説書くだろうけどおもろないし 無駄を削ぎ落とせたら面白くなると思う
編集者はベテランにもちゃんと意見してくれよ 京極も終わってるし、今はもう新本格的なものは人気自体ない >>38
90年代前半に男子大学生だったが、岡村孝子をそのころまで聴いていましたw
♪〜 キャリアガールだって、恋をするわ〜 岡村孝子でいいだろ
何で差し替える必要があるんだ? 水車館は人称のせいで最初の2章めくらいですぐに犯人がわかる >>38
>>51-53
そういえば、、、
「打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?」で、
1993年の実写ドラマ版で「観月ありさ〜好きだ!」ってセリフが出てくるのだが、
2017年のアニメ映画版でも同じセリフが出てきて、若い連中は「???」だっただろうな 現代はスマホがあると、連絡にせよ調べものにしても事足りてしまい
作品の雰囲気が変わるからな Another2001おもしろかった
死者絶対殺すウーマンと化した鳴ちゃんさんは頼もしいな
大ネタは中盤まで気がつかなかったけど鳴ちゃんと〇〇さんが耳元で両側から「考えて、思い出して、諦めないで(※それは真矢みき)」としつこく言ってくるからどんくさい小生も分かっちゃった
もっとヒントを控えめにしてればより多くの読者を騙せたかもね
終盤のカタストロフィはサスペリアか鳥かタワーリング・インフェルノかってぐらいの不穏な盛り上がりがあってなかなかだった
続編も楽しみだな 続編って、また2000年頃の話をやられても面白くないから
現代の話にして、鳴ちゃんの子供世代が活躍する話にすればいい 初代Anotherは前年に神戸連続児童殺傷事件、2001は911同時多発テロと節目になるような大きな事件が起きてるから2009の前後も何かあったかな
別に行人はこだわってないのかもだが 2009年にあったことといえば政権交代ぐらいか
ミステリーには特に関係なさそうだな 時計館は、コナンだけを生き残らせたのが失敗だな
でも双子でコナンを犯人にするのなら、生き残らせた意味がある >>60
2001に出てきたあの子がすべてを解決終結させるんだろ あの子が2009年の三年三組生徒になってるのはありそうだね
でしばらく無い年が続いたんで鳴ちゃんと恒一は災厄がどうこう騒ぎ立てる危ない人として精神病院に収監されてる(´・ω・`) 根本原因を断たない限り厄災はいつまでも続くんじゃないの 司書の先生が毎年4月に3年3組を鳴に覗かせ
死者がいれば仕事人すれば解決する話だが・・・
2009はこれまで災厄で死んだ全員が生き返り夜見山市全体がカオスになるゾンビ小説になるってのはどうよ 今だったら厄災なんていうものが本当に毎年のように起こっているなら
すぐSNSで話題になって手がつけられなくなるよ >>68
そういうものも改ざんされるのが現象さんの恐ろしいところよ(´・ω・`)
とはいえスマホが主流になる前にシリーズを一区切りしたい気持ちが行人にあるのかもね
初代iPhone発売が2007年で日本で販売開始されたのが2008年
2009の時代設定はこういう世相を意識してるのかな アナザーの再アニメ化狙って2001を書いたんだろうな 2009年と言えば
夜見山についたぞ
それって災厄の根本的な解決になってませんよね
生者と死者でこんなにも意識の差が有るなんて思わなかった アナザー2001でも相変わらず誰かが何か言いかけると中断して気を持たせる手法が多用されてるな >>75
暗黒館がこれのイメージ
暗黒館一番好きだけど 想のカウンセリングの先生の娘、碓氷希羽
想に妹がいるからその子も年齢が合えば2009年の三組要員かもね 厄災みたいな怪異には素人が対処しようとしても無理だから霊能力者を呼んでくればいいんじゃね 今アナザー2001を読んでいるけど、話の進み方が遅くてイライラする
もっとテンポよく進めて欲しい アナザー2、半分まで来てようやく恒一登場
今回のラスボスはこいつかもと思ったりした アナザーの続きは2009じゃなく、大震災の2011年にすべきじゃね
時事ネタを取り入れたいなら 時事ネタじゃなくて、2001の女の子が中3になるのが2009なんでしょ こんなガバガバな設定のミステリが人気あるって珍しいな アナザー2001は最後のやっつけ感がすごかったな
ホラーというより安っぽいパニックものみたいな展開に唖然とした 無印Anotherを最近再読したが、あの真相がけっこう露骨にほのめかされてたので、
当時なぜこれに気づかなかったんだろうと思った。 ノックスの十戒より
双生児、その他、瓜二つといえるほどに酷似した人間を登場させるのは、その存在が読者に予知可能の場合を除いて、避けるべきである。
ヴァン・ダインの二十則より
双生児とか、嫌疑はかけられているが無実な人物と瓜二つの近親者を最後に犯人として取り押さえるのは、
作者の無能と独創性の欠如を告白するものである。 鳴と未咲が「いとこ」じゃなくて実の姉妹だったってオチは
現象の及ぶ範囲が2親等までだという制限のための設定だけど
それとは別で
「表向きは、いとこ」だけど「本当は、実のきょうだいだった」
って設定のミステリ、他に何かある? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています