日本郵便近畿支社によると、元部長と元課長は2018年11月〜19年11月、委託業者に実際の倍に相当する約4万個の配達を頼んだように装い、日本郵便は業者に
390万円を過大に支払った。元部長らは過大分の全額を業者から回収した上で、日本郵便が販売する飲料や菓子などのカタログギフトの購入に充てた。届いた品物は約300人いる部内の同僚らに配ったという。
 2人とも社内調査で不正を認め「苦労せずに、ゆうパックの営業実績を上げたかった」と説明したという。カタログギフトの品物はゆうパックで配達されており、同社は19年9月までゆうパックの営業実績に数値目標を設定していた。
https://mainichi.jp/articles/20200522/k00/00m/040/048000c