>>581 つづき

力価とは、医薬品が一定の生物学的作用を示す量のこと。

大麻は喫煙またはヴェポライザーで吸引した場合、効果が高く、即効性が高い。
また、喫煙後すぐに効果が現れるため、効いてきたら使用を止める事ができる。
つまり、自分に合った量を定量化できる。

反対派は「解禁派は医療大麻を踏み台にしている」と言うが、これも全く違う。
解禁派の大多数は、「医療大麻を踏み台にしている」のではなく、
元々、嗜好品として大麻を試してみた、嗜んでいた事から始まっている。

そこから、大麻の持つ不思議な癒し効果に気付いて、医療にも利用できる
と言う発想が生まれた。

最初に嗜好品としてのポジティブな効果の気付きがあって、その後に
知的好奇心から、文献や論文、ニュース、動画などで理論の裏打ちを行っている。

この事は、医療大麻と言う概念が始まったカリフォルニア州でも同じだった。
1960年代に多くの若者が大麻を嗜んでいた。末期がんやHIVの患者さんも
大麻を嗜んでいた。その中から経験的に病状が回復する事を再発見した。
そして、科学的研究をして医学的、科学的な裏付けを行った。

そして、1996年、米国で始めて、医療大麻研究の始祖、日系アメリカ人の
「トッド・ミクリヤ医師」などの尽力により住民投票で医療大麻が合法化された。

それは、先ず病気の人の大麻を使う権利が最優先にされたからだ。

解禁派は「医療大麻を踏み台にしている」のではなく、病気の人を最優先にしているのだ。

(気が向いたら続きを書くかも知れない)