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【ジョージア州立大学:調査結果】医療大麻合法化は酒類消費を減らした 2017年12月12日
http://news.gsu.edu/2017/12/12/medical-marijuana-laws-associated-decreased-alcohol-consumption-study-finds/

ジョージア州立大学経済学部教授の新しい論文によると、医療大麻合法化は、
酒類販売が多くの州で減少する原因となった。

販売に及ぼす影響は長期的であり、アルコール消費量の削減は法律が可決されてから
2年以内に観察された。

この発見は、大麻への法的アクセスが飲酒を減らすという科学的証拠を高めるものである。

研究者らは、10年間(2006年〜2015年)にわたり2,000以上の米州郡のビール、ワイン、
アルコールの販売をニールセン小売データで分析した。

これは、自己報告の調査よりも正確なアルコール消費量を示す。
医療大麻が合法化される前後で、また合法州/非合法州でアルコール購入額を比較した。

アルコール購入額は、医療大麻合法州/郡で15%減少した。

これは、性別、年齢、失業率、世帯所得の中央値など、アルコール消費に影響を及ぼす
人口統計学的および経済的要因を訂正した場合にも当てはまった。

州境に沿った郡を見ても、医療大麻合法州は、州境を越える人々よりも
アルコール販売量が20%低いことを発見した。

今回の調査結果は、これら2つの物質が市場で強力な代替物質として働くことを明確に示している。

これは、嗜癖、交通事故、病気のリスク上昇など、アルコール消費の結果を悪化させる
のではなく、大麻を合法化することで、それらを軽減する可能性があることを意味する。