慢性非癌性疼痛処方オピオイドを有する人々における大麻使用の効果:4年間の前向きコホート研究からの所見 2018年7月1日
https://www.thelancet.com/journals/lanpub/article/PIIS2468-2667(18)30110-5/fulltext?code=lancet-site

例の無限ループで荒らしている精神薄弱者の反対派が言っている、
『大麻のイージアクセスではオピオイド乱用を減らす効果は確認できず』と言う研究は、
研究デザインから信憑性がない。

何故ならば、医療大麻の主な使用層である癌患者を意識的に除外して、
『慢性非癌性疼痛』の患者のみを被験者にしている。

また、この研究は医療大麻が非合法で、被験者は『医療大麻は手に入りづらい』と述べている。
つまり、例の精神薄弱が言うように、『イージアクセス状態』ではない。

一番の問題点は、1514人の被験者の内、過去1か月以内の大麻使用者は、126人(8%)しかいない。
1か月間に、20-31日医療大麻を使用した人は、48人(3%) しかいない。

このような対象群に対する曝露集団が極度に少数では正確な結果がでない。

違法で手に入りづらい違法大麻の品質も定かではない。
少なくとも標準化された医療グレードの大麻ではない。

複数の臨床試験で慢性疼痛における医療大麻の有効性はエビデンスレベルで確認されている。
しかし、このサンプル数の少ないコホート研究では、鎮痛効果はないと言っている。

複数の信頼性の高い二重盲検プラセボ対象試験とは逆の結論を出している。

品質の定かでない手に入りづらい違法大麻を少数の被験者が違法に使い、
しかも、コホートにおける少数の被験者が僅かな期間、僅かな頻度で大麻を
使用した研究では、『オピオイド乱用を減らす効果は確認できない』のは当たり前だ。

何故ならば、コホート(被験集団)の大多数(90%以上)が医療大麻を使っていないのだから。(笑)
よって、例の精神薄弱者が根拠としている研究は無価値であり信用に値しない。