バンクーバーで大麻とキノコをクロスしてやってた時期があったよね。
なんで、LSDじゃないの?ってのは、12時間はちょっと長い。

大麻なんかキノコほど飛べんわ!となめてたときもあったよね。
そうしたら、知人が、大麻を舐めんな!とばかりに、そいつのとっておきの
ネタを私に回してきたさ。

そして、田舎の比較的小さな川(日本でいう渓谷風)のほとりで、二人でキャンプ。
当時のラジカセを持ってね。火なんか焚いちゃってね。

確かに、二人で話していると、会話は深まるよ。
とうぜん、深い話しにもなるよね。
音楽は鳴ってるよね。
静かだよね。
当たり前の話が、当たり前に話せるっていいね。ってなるよね。

当たり前?っていう言葉のトリガーで、一つ悟ったよね、今ココってものを。
ここがどこか?ってわかる?ここが解るってのは、以前に絶対的なここってものを
体験しているから、ここって感覚を再体験して、思い出すんだ。人はここを忘れる。

今、ここ。これを知るのは一つの悟りだが、瞑想や禅などでもいいが、
なかなか難しいようだ。書籍などで読むと、どうも向こうからやってくるものらしい。
自主努力自体が仇となるらしい。偶然って素敵だ。

そうそう、それから大麻を舐めるのはやめた。そして相棒に、一生分の感謝をした。
彼のことは生涯忘れない。