ゲートウェイ仮説を最初に提唱した『デニス・カンデル』に付いて調べていたら、
興味深いブログを発見したので紹介しておく。

『デニス・カンデル』は、ノーベル生理学・医学賞を受賞した『エリック・カンデル』の奥さんである。

『デニス・カンデル』
https://en.wikipedia.org/wiki/Denise_Kandel

彼女の調査の主な主題は、様々な法的および違法薬物の初回使用の順序であった。
彼女の研究は、科学的・政治的議論において強い共鳴を見出し、『ゲートウェイの仮説』と言う
1980年代以降使用されたキャッチフレーズとなった。

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ゲートウェイ仮説を提唱した米国麻薬取締局(DEA)も、ゲートウェイ仮説を否定する
以下のような公式見解を発表している

>カンデル(Kandel、1975)は、約40年前、マリファナが他の違法薬物の使用や
>乱用につながる「ゲートウェイ薬」であるという仮説を提唱した。

>その時以来、疫学研究はこの前提を探究した。

>全体的に、研究は、通常のマリファナ使用と他の違法薬物の使用との直接的な
>因果関係を支持していない。

(つづく)