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たしかに、日本に流入する覚せい剤は増加傾向にあるようで、ここ数年、末端での密売価格が低下しているのも、末端での流通量増加を裏付けています。
ところが、検挙者データをみる限り、覚せい剤乱用者の増加を示す兆候は、見当たりません。覚せい剤事犯の検挙者数は、2013年でも引き続き減少し続け、また、検挙者の高齢化もさらに進んでいます。
密売市場には豊富な覚せい剤が流れ、価格も下がっている。いっぽう、覚せい剤検挙者は減少し続けている・・・。どうにも理解しがたいデータを前に、私はいま、大きな戸惑いを感じています。