WHOは、アルコールによる弊害は甚大だとして、公告の禁止、税率を上げるなど
各国が規制強化するように警告している。

一方、WHOは、『大麻は比較的安全な薬であり、医学的有用性がある』と公式発表し、
国連条約における大麻規制レベルの引き下げを審議している。

WHO アルコールが原因で毎年300万人が死亡 2018年9月22日
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180922/k10011640041000.html

WHO=世界保健機関は、アルコールが原因で毎年世界でおよそ300万人が亡くなり、
中でも最も多い死因は交通事故やけんかなどの暴力だとする統計を発表し、
アルコールの税率を上げて購入しにくくするなど、各国に対して対策を急ぐよう
警鐘を鳴らしています。

WHOは21日、アルコールが原因で死亡する人が、毎年世界で300万人に上る
という統計を発表しました。

このうち最も多いのが、アルコールの摂取によって引き起こされる交通事故や
けんかなどの暴力、自傷行為で28%、次いで消化器の病気が21%、
心臓・血管の病気やがん、それに精神障害などが19%だということです。

また、世界で2億8300万人がアルコール依存症などアルコールに関する病気で
苦しんでいるとされ、とりわけヨーロッパやアメリカなどの先進国でその割合が
高いとしています。

WHOは「すべての国は、アルコールが原因の社会的代償や健康被害を削減するため、
より努力すべきだ」として、アルコールの税率を上げて購入しにくくすることや、
アルコールに関する広告を禁止したり制限したりするなど、各国に対して対策を
急ぐよう警鐘を鳴らしています。