>>609 ソース

前例としては、国連条約で禁止されているボリビアのコカの栽培、使用合法化がある。
国連はボリビアのコカ栽培、使用を認めた。しかし、ペナルティーはない。

ボリビアは先住民族の文化としてコカの葉咀嚼を国連に認めさせました。
先住民族によるコカの葉の咀嚼、コカ茶の飲用は、高山病などの予防であり精神活性はほぼない。

ボリビア:コカを噛む文化を国際社会に認めさせる
http://ameblo.jp/guevaristajapones/entry-11450158865.html

国連はボリビアを麻薬に関する単一条約(CUE)の加盟国として再び認める決定をおこなった。
しかもコカを噛むことを文化の一部として、また憲法で保障している国として認めたうえでである。
「これは私たちの文化、先住民、社会運動の勝利です。歴史的誤謬が 50年後に改められたのです。
コカは自然な状態では麻薬ではありません。このことをボリビアの再加盟によって要求してきたのです」

ボリビア政府は2011年半ば、1961年にウィーンで184か国で調印されている
CUEからの脱退を表明した。これは2012年1月に発効した。条約の49条は、
コカを噛むこと、「アクジク」、「ピヒチェオ」と呼ばれる行為を禁止している。
コカの葉にはコカインを精製するときの要素であるアルカロイドが含まれている
という理由による。6か月後、ボリビア政府は「アクジク」が農民、先住民に
定着した文化であり、2009年の憲法で保障されているものであり、この条項を
除外することを加盟諸国が承認することを条件に、CUEへの再加盟を申請した。

2012年1月10日、12か月の期限でCUE加盟諸国はボリビアの申請にたいして
異論を表明することになった。反対したのは、米国、ロシア、カナダ、イギリス、
アイルランド、ドイツ、フランス、イタリア、オランダ、スウェーデン、フィンランド、
ポルトガル、イスラエル、日本、メキシコである。しかしボリビアの再加盟を阻止
するためには、184か国中62か国の反対が必要であり、これには達しなかった。
反対意見の表明は1月12日に終了し、国連の播基文事務総長は、
ボリビアを「アクジク」の条件を認めたうえで、CUEへの再加盟を認めた。