>>115 追加情報

日本には136万人の大麻経験者がいるが、20年間薬物依存症臨床にかかわってきた
薬物問題専門医は、『大麻精神病には出会ったことが一度もない』と述べている。

それほど大麻が原因で精神病性障害を発症する確率は低い。

2015年より国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所の薬物依存研究部部長を
務める松本医師は以下のように述べている。

https://m.facebook.com/matsumoto.toshihiko/posts/1068801746533150

かつてわが国でいわれていた「大麻精神病(慢性持続性精神病)」なる概念は、
国際的には認められていない病態であり、私自身、20年間薬物依存症臨床に
かかわってきたが、厳密な意味での大麻精神病には出会ったことが一度もない。
もちろん、急性精神病は何例かいるが、慢性精神病の多くは、治療経過中に
内因精神病へと診断が変更となった。

何より興味深いのは、薬物依存症専門外来には、大麻単独の依存症や関連障害の
患者はめったに受診しないことだ。おそらく大麻だけでは社会的機能を損なう
依存症や精神病は呈しにくいのだろう。