>>357 つづき

・オピオイド鎮痛薬

米国でこれまでに実施された複数の調査によれば、医療用大麻が合法化され、
調剤薬局が設置されている州では、オピオイド鎮痛薬の依存症患者や過剰摂取
による死亡者の数が減っている。

今年2月に公表された調査結果では、医療用大麻を合法化した州で、オピオイド鎮痛薬の
処方箋の発行枚数が大幅に減少したことが示された。これらの州では、慢性痛の患者に
よるオピオイド鎮痛薬の使用量も60%以上減っているという。

また、オピオイド鎮痛薬の依存症のまん延が2018〜20年にもたらす経済的損失は、
米国だけで5000億ドルに達すると予測されている。

・米国への影響

米国はすでに、ニューヨーク証券取引所に上場したカナダ企業キャノピー・グロースの
影響を受けている。同社は先ごろ、米国の連邦法の下では違法である製品を初めて、
医療目的の研究に使用するものとして合法的に、国境を超えて米国内に運び込んだ。
米国は大麻市場のシェアを、外国企業に奪われている。

(以上、抜粋引用、詳細はリンクサイトにて)