【中間選挙所見】

中間選挙は全議席改選の下院で民主党が過半数を越した。

改選前:共和党:235議席、民主党:193議席、空席:7議席

中間選挙後:共和党:193議席、民主党:220議席(過半数218議席・0時現在)

下院はトランプ政権、共和党の惨敗と言って良い。

上院は過半数をトランプ大統領の与党共和党が制した。

上院は改選議席数が共和党8に対し民主党は27もあったため、
比較的早いうちから共和党が有利とされていたので予測通りの結果となった。

一方、負けたとはいえ野党民主党は、改選議席数27の大半を守った。これにより、
2020年の選挙で民主党が上院を奪取する可能性が大いに高まったと言える。

2020年は33議席が改選されるが、民主党の議席はその3分の1なのに対し、
3分の2は共和党の議席だからだ。

2020年の選挙で上院、下院とも民主党が過半数を握る可能性が高い。

大統領選は現職有利だが、トランプ再選の可能性は低い。
今後2年、トランプは大麻合法化へ歩み寄らねばならなくなる。
トランプ政権の内に連邦法改正が起こらなくても、次期大統領が
民主党から選出されれば連邦法改正の可能性が高まる。

アメリカ連邦法での大麻禁止法は風前の灯火と言える。