フランス医療大麻科学委員会は、医療大麻合法化を提案した。

フランス医薬品監督官庁(ANSM)・医療大麻科学委員会(CSST)による最初の評価結果 13/12/2018
https://www.ansm.sante.fr/S-informer/Points-d-information-Points-d-information/Cannabis-therapeutique-en-France-l-ANSM-publie-les-premieres-conclusions-du-CSST-Point-d-Information

フランス医薬品監督官庁(ANSM)は、医療大麻提供の妥当性と実現的可能性を
評価する科学委員会(CSST)を設立して、既に合法化している国を分析、
利害関係者、医療従事者、患者の証言を収集して医療大麻を評価した。

これら全ての要素に基づいて、専門家委員会の最初の結論を本日公表した。

科学委員会(CSST)の提言まとめ

委員会は、特定の臨床状況における患者のための治療目的のための大麻使用を
認可することが適切であると考える。

大麻を医療目的で使用するために専門家によって選択された治療状況は以下の通りである。

・治療に耐えられない疼痛
・重篤で薬物耐性のてんかん
・腫瘍学における支持的ケア
・緩和的状況
・多発性硬化症における痛みを伴う痙攣

委員会は、これらの提案の全てが実施され、法律変更が実施される事を希望する。