ニュージーランド政府は、薬物密売者摘発を強化し、薬物使用者に関しては、
治療を優先させ、警察は薬物単純所持者を訴追しないよう指示した。

薬物単純所持、使用に関しては、治療を優先して刑罰を伴わない非犯罪化するのが、
世界的な流れになっている。

ニュージーランド政府の公式サイト
https://www.beehive.govt.nz/release/crackdown-synthetic-drug-dealers

現行法では、薬物製造業者が裕福になる一方で、合成薬や他の危険なドラックが
国民を死亡させ、犯罪を助長している。

現在のアプローチは、ニュージーランドを安全に保ち続けることができず、継続する事ができない。

・最近の死亡に関連した主要な2つの合成薬物(5F-ADBおよびAMB-FUBINACA)を
 クラスAに分類する。 これは警察に、供給者や製造業者の摘発が必要な捜索と
 押収の権限を与え、さらに厳しい刑罰、または終身刑に処する。

・中毒治療サービスを促進するために1660万ドルを配分し、過量摂取や緊急事態に対処する。

・薬物乱用改正法は、警察が治療措置がより有益であるか、または、
 訴追に公的利益がない場合は、警察が裁量を行使し、単純所持、
 および、個人的使用を訴追してはならない、と規定している。

 これはすべての違法薬物の使用に適用される。