>>188つづき
あとは、薬物の種類によって、「悟りのようなもの」の先の覚醒に貢献できるか?ですよね。

アヤワスカは覚醒の王様のような扱いで語られてきたけど、そうかな?って思います。
なぜならば、ゴールは同じだからです。しかし、目的が違えばゴールも違います。
これまで私が語ってきたことは、「悟りのようなもの」の先のゴールの話です。

例えば、病気を治す、雨を降らす、未来を予知する、霊と交信する。
昔から人々は、このような目的のために薬物をつかったりしましたね。
現代風に言えば、インスピレーション、創作、時間の感覚の変化、など、
様々な創造的活動にも使えます。真理、祈祷、創造にも使えるということです。
もちろんレジャーにも使える。これらは、生と死があるとして、
生(時間内)に限定された使用方法です。

つまり日常生活を豊かにする薬物の使用方法と、自分との対話に使う方法があり、
両方のポイントは、「時間感覚」の喪失です。覚醒した状態で世界(自我)を観るってことです。

問題は、「時間感覚」の状態になるとなぜ見えるのかですよね?