日本の実情からして、『大麻合法化によって違法大麻が売れなくなるから大麻以外が増える』
とは考えづらいし、可能性は極めて低い。

その理由を以下に簡潔に述べる。

・日本において、覚せい剤、コカイン、ヘロイン、危険ドラックなどの需要は極めて低い。
・日本人において、大麻以外の薬物の危険性は周知されている。
・日本人において、遵法精神は極めて高い。
・反対派曰く、日本の薬物政策、取り締まりは成功している。
・大麻取り締まりのリソースを、大麻以外の薬物に割り振る事ができる。
・大麻を合法販売する事により、大麻ユーザーと売人の接触が減る。
・非合法組織の勢力は減少傾向にある。
・覚せい剤の供給が増えても覚せい剤使用者は減っている。
・取り締まり強化により危険ドラックの使用は減少できた。
・大麻経験者136万人に対して覚せい剤経験者32万人、大麻検挙者は3千人、
 覚せい剤検挙者は1万人と極めて検挙率が高い。
・非合法組織の薬物収入の大多数は覚せい剤であり大麻の割合は低い。

などの理由から日本では、『大麻合法化によって違法大麻が売れなくなるから大麻以外が増える』
とは考えづらいし、可能性は極めて低い。