混沌とした気ぜわしい空気が私を包み込む…
音楽をかけ、身体をゆっくりと揺らし、
無我夢中でそれをよけ続けた…

実際には何もしていない

何だ…このような感覚は幾度と合った筈だ

慣れているはずだ

相手は見えない
闇の強さを測らなければ!

恐る恐る、スカウターモードに意識を変容させた

戦闘力はかつてない数値を示している
ピンポイントタイプなのに、
恐ろしく広範囲に渡り攻撃するタイプの闇だ

感じたからといって何かできるわけではないと
悟った

僕等はまたもや、1人残らずそれを被ってしまったようだ

さ け ら な い 

さ け ら な い