小児期のてんかん2
◎レノックスガストー症候群とドラベ症候群
エピディレックスは、『難治性てんかんで起こるレノックスガストー症候群とドラベ症候群の治療』
に対してアメリカFDAが認可しているが、その評価は、
http://www.nanbyou.or.jp/entry/4890
その効果は、
・Lennox-Gastaut症候群の患者におけるエピディレックスとプラセボの発作反応のカテゴリー別患者の割合は、
プラセボを服用している患者の14%に対して、EPIDIOLEX 20 mg / kg /日を服用している患者は41%
・総発作頻度の減少率の中央値(28日あたり)は、10 mg / kg /日群で36%、プラセボ群で18%であった
その改善度は
改善度の平均値は、プラセボ群の3.7(変化なし)20 mg / kg /日のエピディオレックス群の3.0(わずかな改善)

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要約すると「約4割の人にわずかな改善を示す」ってことだな。
治療法の選択肢を増やすかもしれんが、難治性のてんかんをちょろっと改善する程度
でもCBDはハイにならないから、ちょろっとの効果でも医薬品としての使用を賛成する。