>>493 追加情報

WHOによる国連条約におけるスケジュール引き下げ勧告の概要が、
日本語で図表に纏められていたので紹介しておく。

[PDF]大麻関連物質の WHO 国連審査の概要
http://cannabis.kenkyuukai.jp/images/sys/information/20190204232823-696A294A31571DBDBBECFEBB0874C2793121AE9CEE86753CA8BE6FBEDFA5DAAC.pdf

大麻が医療価値のない物質、すなわち、スケジュールWから引き下げを
勧告された事は良かったが、WHOは大麻およびTHCははヘロイン、コカインなどと
同等に危険ではないと認めておきながら、それらと同じスケジュールTに残す事は、
科学的な審査基準に従っていない。

また、THCはスケジュールTなのに、マリノールなどの純粋なTHC製剤は
コデインを含む風邪薬、咳止めなどの市販薬と同じスケジュールVに
引き下げるなど、全く科学的に齟齬があり矛盾している。

WHO専門家委員会は、『政治的信条に左右されず科学的根拠だけに基づいて、
科学的な審査をする』と宣言していた。

ECDDには、政治やイデオロギーの影響を受けない科学的レビューを実施する、
という義務がある。

しかし、WHOは自ら課した目標、約束を守る事ができずに、
WHOは非科学的組織と評判を地に落とした。

WHO専門家委員会は、『政治的信条に左右されず科学的根拠だけに基づいて、
科学的な審査をする』と宣言した初心に戻って初志を貫徹する事を強く望む。