https://tv.yahoo.co.jp/program/33012211/
わしらの声は、届くかのぉ〜被爆者75歳NYへ行く〜<Tナイト>
2017年8月8日(火) 27時05分〜28時00分 フジテレビ
http://www.tss-tv.co.jp/jp/programs/spot/press/2017/other/20170806/index.html
番組内容
「核廃絶をいくら訴えても効果がないんかのぉ」。北朝鮮による、相次ぐミサイル発射や核兵器開発の脅威…。
昨今の不穏なニュースを目にするたびに肩を落とすのは、広島県北広島町に住む箕牧智之(みまきとしゆき)さん、75歳。
被爆者としては最も若い世代となる。原爆投下の翌日、家に戻らぬ父親を探すために母親と広島市内に入り、被爆した。
仕事をリタイアしたのち、被爆体験を次世代に伝えたいという思いが高まり、語り部活動などに参加するようになった。
今年6月、箕牧さんはニューヨークにいた。国連の「核兵器禁止条約」制定をめざす交渉会議にあわせ、被爆者の声を届ける為だ。
しかしこの会議に日本の代表の姿はない…。そんな中にあっても、箕牧さんの訴えに涙を流すアメリカの中学生の姿に、
筋の希望の光も見出した。帰国後、箕牧さんは広島で条約案採択の行方を見守っていた。自分たちの思いは果たして伝わったのだろうか。
日本や核保有国が参加しない枠組みとなった条約案に、その表情は複雑だ。
「今」だからこそ忘れないでほしい、あの日の出来事。「今」だからこそ伝えたい、被爆者の願い。わしらの声は、届くかのぉ…。

ナレーション
中元日芽香(乃木坂46 広島市出身)
7月22日(土)には乃木坂46の中元日芽香さん(広島市出身)を迎え、番組のナレーションを収録。
【中元日芽香さんインタビュー】
今回番組のナレーションを担当し、広島出身者のひとりとして、改めて平和について考えるきっかけになりました。
被爆者の年齢が年々高くなり、原爆のことを詳しく知らない世代も増えています。
幅広い世代の人たちにこの思いが届くように、という気持ちでナレーションをさせていただきました。
「ひとりでも多くの人に伝えたい」という思いを大切にしながら、私なりに一生懸命取り組みました。
広島で起こったことは絶対忘れてはいけない。もう一度平和について、核兵器について考えるきっかけになれば、と思います。