「Galaxy S9 SCV38」は、サムスンが2月にグローバルで発表した最新モデル。
S9シリーズはカメラに注力し、SNSなどへの投稿を念頭に、自動で動きを認識し960fpsのスーパースローモーション動画を撮影できる機能や、スローモーションをGIFアニメーション化できる機能、
インカメラで自分の顔を撮影し動くアバターを作成できる「AR 絵文字」や、AR 絵文字を元にしたSNS用スタンプの生成機能などが用意される。

 カメラのレンズにはF1.5という明るいレンズを搭載。さらに、周囲の明るさに合わせて、F1.5とF2.4を自動または手動で切り替えられる絞り調節機構「Dual Aperture(デュアルアパチャー)」を搭載、
明るい屋外での画質にもこだわった。

 スーパーローライトカメラ機能として、暗い場面でもマルチフレーム処理によりノイズを削減した写真を撮影できる。
 新たにステレオスピーカーを搭載し、AKGブランドのチューニングが施されるほか、ステレオスピーカーで立体音響技術のドルビーアトモス(Dolby Atmos)もサポートした。
 同時に発表された「Galaxy S9+」と比較すると、本体およびディスプレイサイズ、メインカメラ(S9はシングルカメラ)、メモリー(RAM)容量やバッテリー容量に違いがある。
 日本で販売されるモデルの独自機能として、端末のNFCを利用してマイナンバーカードのIC情報を読み取れる機能が搭載される。
 au版では、通信速度は理論値で下り最大958Mbpsをサポートしている。