‪七夕の悲劇を乗り越えて ヤクルト・小川泰弘は『きっと、うまくいく』 文春オンライン
http://bunshun.jp/articles/-/7984‬;

この日、神宮球場で行われた対広島戦は、多くのヤクルトファンにとって、まさに悪夢のような一戦だった。8回を終えて8対3と5点のリードを誇っていたものの、クローザーに転向したばかりの小川泰弘がまさかの6失点。
大逆転負けを喫した。あの日の心情は今でもありありとよみがえってくる。行くあてのない僕たちは途方に暮れた。辛かった。悔しかった。泣きたかった。いや、正直言えば泣いていた。泣いたっていいじゃないか?

しかし、「七夕の惨劇」に象徴される、屈辱まみれの2017年はすでに過去のものだ。「2018年」という新しいシーズンがやってきた。
交流戦勝率1位という栄誉とともに、ペナントレースを戦っているヤクルトナイン。僕らファンも、気持ちを切り替えて応援するのみだ。
僕らができることは、ただ見守ることだけかもしれない。でも、何もできずにそばにいる。それでもいいじゃないか。

 ……そんなことを考えていたところ、神のいたずらなのか、今年の七夕もまたライアンが登板することになった。まさかのシンクロニシティ。
場所はナゴヤドームだけど。ちなみにこの日の神宮球場は、乃木坂46による真夏の全国ツアーで大盛り上がりだったらしい。しかし、僕の衝動はライアンにある。
ライアン、君の名は希望。リベンジのときはきた! 僕は「あの日のボール」を改めて取り出し、そしてテレビの前で固唾を呑んだ。

なんだこの記事w