乃木坂46の堀未央奈が映画初主演 やっぱり私は女優
原作は相原実貴の少女マンガで、堀が演じたのは主人公の成田初。
口は悪いが優しい亮輝(清水尋也)、幼なじみのモデル・梓(板垣瑞生)、幼い頃から守ってくれた兄の凌(間宮祥太朗)という3人の男性との間で揺れる高校2年生だ。
ナチュラルなたたずまいで、みずみずしい演技を見せる。
白石麻衣、松村沙友理、山下美月ら、今春は乃木坂46メンバーのドラマ出演が相次いだ。
堀も『遊戯みたいにいかない。』(第1話)に出演したが、女優業に興味を持ったのはいつ頃からなのか。
「もともと映画やドラマが好きで、人間観察も好きなので漠然と興味はありました。亡くなった祖母にも、小学生のとき『みおは女優におなりよ』と言われたりして。
大きかったのは、メイクさんの言葉ですね。
私はよく人から『見るたびに顔が違う』と言われて、それがコンプレックスだったんです。でもあるメイクさんがポジティブに、『毎回違うってことは、役によって違う面を見せられるということ。
カメレオン俳優みたいだから、女優さんに向いてるんじゃない?』と言ってくださったんです。そこからドラマや、今回映画を経験させていただいて、
『やっぱり私はこれなんだな』って思いました。お芝居が好きで、人に届けたくて。見る人によって解釈が異なる女優さんになりたいんです」

女優経験は、乃木坂46の活動にも生かされているのか。「乃木坂46の堀未央奈」としての目標は?

「今までは振りを覚えて踊って、カメラが来たら目線を合わせて…みたいな感じだったんですけど、映画と同じで曲にもストーリーがある。
そこに思いを乗せてパフォーマンスすると、『表情が良かった』と言ってもらえるようになりました。
そんなふうに、自分なりに世界観を作って入り込むというやり方は、お芝居を通して学ばせてもらえたことかなと思います。
乃木坂46は今、先輩がどんどん卒業して後輩も入って、ちょっと不安な思いがあるとき。
私は2期生、中間にいる人間としてもっと発言して、卒業したときに『堀ちゃんがいて良かったね』と思ってもらえるように貢献したいです。
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