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容疑は詩人未遂
00011
垢版 |
2010/10/23(土) 15:50:14ID:hRbO8ZkK
詩人はいない

ただ詩が零れた刹那の背中に
気配としてだけ漂う影があって

容疑は詩人未遂

罪深い僕は君の詩人を断罪して
生き延びる道を探ってみる

君の嘘は汚い
だって詩人だなどと言い切るのだから
0002はち
垢版 |
2010/10/23(土) 16:02:12ID:kFvag+o7
良い詩だと思います。
0003秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/23(土) 16:05:00ID:hRbO8ZkK

 欲しい答えしか拾えないんだよ

0004はち
垢版 |
2010/10/23(土) 16:18:02ID:kFvag+o7
イヤミじゃないよ。
語っている事が心にチクリとささる、さりげなくともインパクトがある文章だと思った。
読んだあとの余韻も心にしつこくなく残る。
上質なワインと言ったら誉めすぎだけど、口に入るもので良いものと言うと、インパクトがあって、しつこくなく、後味を少しだけ残すものなんじゃないかなと思います。

まぁ、ちょっと誉めすぎかもしれないが、小品としてはいいと思いました。

センス何とかのスレでやれって感じだね。板汚しスマソ。
0005はち
垢版 |
2010/10/23(土) 16:31:16ID:kFvag+o7
人は
風の言葉を聞かなくなった

草の香りを知らず
血の香りを知らず
命の理が
傷口から産まれたものだという事を
忘却しようとしている

0006秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/23(土) 17:02:10ID:hRbO8ZkK

対話はしないが
魂には反応する

- - - - 


 名前って 首輪だ

 
0007はち
垢版 |
2010/10/23(土) 17:15:45ID:kFvag+o7
私は
私の領域から
出る事が出来なくなった

広漠とした広がりの
どの場所とも知れぬ
座標の
打ちこまれた一本の釘のために

私はただ風を見つめる
形無き物を

誰もその存在を
把握せぬものを
0008はち
垢版 |
2010/10/23(土) 17:24:57ID:kFvag+o7
チョコレート一個

それが私の夕食

主よ
私はそれだけで十分です。

この香りを
貧しい子供が摘んでくれたのですから。
0009秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/23(土) 17:27:42ID:hRbO8ZkK

ゆらぎとしての
1/こころ
透明な体液が
腐敗だけを恐れている

足跡を嫌っても
浮遊の魔法は落ちて来ない
体温も体臭も消して
抱き合えば本望かと
美学をまとった欲望がささやいていた

聞こえていただろ
影が震えていたもの

0010はち
垢版 |
2010/10/23(土) 17:33:53ID:kFvag+o7
シャンゼン

それは

鈴村晃がクリスタルパワーを発現し

超光戦士シャンゼリオンとなる

現象である
0011秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/23(土) 18:05:30ID:hRbO8ZkK

水晶の眼球

奈落の黒を凍らせて
氷結した痛みに呪われたくちづけを

脳味噌を圧迫する眼球の正体を
この汚物が詰まった左の暗闇を

見えぬのではない
見ようとしていないのだ
変身なのではない
露出の一種だ

なぜそれを
なせそれを
お前は

圧電素子が刻む
退屈なリズムが
アイシテルに聞こえてくるまで
コロシテクレに錯綜するまで

正義とやらを振り回せばいい
血まみれが好きなのが
一体誰なのかは
せめて 言わずにいてやろう
0012はち
垢版 |
2010/10/23(土) 18:26:31ID:kFvag+o7
私は幸せよ。
誰にも真実を理解されないのだから。


濁っているのはあなたの目。
大人になってしまった私には解るの。


悲しい事だわ。
0013秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/23(土) 18:31:53ID:hRbO8ZkK

なぞなぞ

探すんじゃない
するんでもない
してもらうんじゃない

なるんじゃない
願うんじゃない
祈るもんでもない

もちろん言い切るものでも

ただ
ふっと

気が付く

そんなもの

 
0014はち
垢版 |
2010/10/23(土) 18:32:23ID:kFvag+o7
でもそこには希望があると
付け加えておくわ。

あなたも
氷のような悲しみに触れた時
それがわかるわ。
0015秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/23(土) 18:36:52ID:hRbO8ZkK


絶望じゃなかったんだ 
僕らを苦しめていたものは  

ほんの少し残った希望とかってヤツ 
結構可愛い顔して 
残酷だよね


0016はち
垢版 |
2010/10/23(土) 18:41:32ID:kFvag+o7
絶望には慣れていた。
だから希望の扱い方が分からなかった。
それだけだよ。
0017秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/23(土) 18:48:20ID:hRbO8ZkK

ねえ

綺麗事じゃないキスで

僕を殺せるかい?

0018はち
垢版 |
2010/10/23(土) 18:51:40ID:kFvag+o7
無理だな。
あなたは孤独な人間なのだから。
0019秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/23(土) 19:00:00ID:hRbO8ZkK

対話ではないのです
対峙なのですよ

どんなに短くても
僕は血を流し 痛みを感じている
それは言葉という薄情なものに
命を宿らせたいから

それは血ですか
それは粘膜ですか
それが命なのですか

こころが見えていますか
0020名前はいらない
垢版 |
2010/10/23(土) 19:35:25ID:kFvag+o7
そこに
私達の心は無い

だが庭に咲く椿も
土壁も

不思議とみな
同じ言葉を発している

私達に向かって漂うお前に
私は名前を付ける事はしたくない

それはかつてこの国に溢れていた

山に 清流に
風の中に 季節の中に

私達の住処を呼ぶ名前
失われた魂の塚
0021名前はいらない
垢版 |
2010/10/23(土) 19:40:03ID:kFvag+o7
私は人の目を見ようとしない
私の眼力は
人を殺してしまうから

私は魂を傷つける事を恐れる
でもそれをわかってくれるのなら
私はあなたの瞳を覗き込んでもいいだろう
0022秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/23(土) 20:11:29ID:hRbO8ZkK

気持ちいいは 
痛いの隣りにいて
背中が一番嘘が少ない

嘘ばかりで埋めようとしても
真実は少し混じり
誠を尽くす指先が
隠してしまうものもある

断片

気配としての誰か

心にもない振動を
この魂はまだ検知していない
これっぽちも

0023名前はいらない
垢版 |
2010/10/23(土) 20:40:01ID:edUzCvtK
詩を創作する時のコツとか、文章や文法あるいは言葉そのもののチョイスなど参考になるような
事を教えてもらえないでしょうか
0024秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/23(土) 21:11:33ID:hRbO8ZkK

わからない
教えて欲しいくらいだ
きっと聞く耳持たないけど

自分の中に言葉があるのに気が付いたのは
三十路を過ぎたころ
ずっと聞こえていて
意味のないものだと感じていた
見つけたのじゃない
見つけてもらったのだけれど

それ以来
呪いに掛かったように書き続けている
聞こえるもの
落ちてくるもの
直感
脳裏をよぎる風

書くのをためらったものは大体核心に近い
恐らく その核心に触れたら
生きていけないのではないかと思う
だが そのギリギリに近づきたいと

禁断 禁句
自分でも飛び上がる鮮度
抽象に見えて 精一杯の写実
心象というパステルを描き取る
言葉という音の絵の具に飢えている

自分を刺し殺す極上な毒
紅い血の素直な一滴の衝撃
すべてが欲しくて
すべてがあまりに遠い

てな感じ

いや なんでもない
0025名前はいらない
垢版 |
2010/10/23(土) 21:50:31ID:edUzCvtK
>>24
なるほど、ありがとうございました。苦悩がよくわかります、同じ詩人として興味があり
聞いてみた次第です。

> 書くのをためらったものは大体核心に近い
> 恐らく その核心に触れたら
> 生きていけないのではないかと思う
> だが そのギリギリに近づきたいと

ここは正しくそのとおり、ためらうという行為は究極的には自死というものだと定義した。
もしくは何か得体の知れない宇宙規模での、いやもっと動かせない何かなのかも。


> 禁断 禁句
> 自分でも飛び上がる鮮度
> 抽象に見えて 精一杯の写実
> 心象というパステルを描き取る
> 言葉という音の絵の具に飢えている
>
> 自分を刺し殺す極上な毒
> 紅い血の素直な一滴の衝撃
> すべてが欲しくて
> すべてがあまりに遠い

時々「書けない」時があります。どう頑張っても自分に偽ってるというか、本物しか
書きたくないという傲りにも似た感情に支配されてどうしようもなくなって筆が止まります。

個人的感想でした。
ありがとうございました。
0026はち
垢版 |
2010/10/23(土) 23:42:10ID:kFvag+o7
詩は経験だと、リルケは言っている。
そしてその経験を忘却した時に、詩は現れると言っている。
コニャックがオーク樽の中で、時間をかけて熟成するようなものかもね。
いや、例えがちょっと安直だ。
詩に至っては、もっと複雑な、科学的熟成をするのだろうから。
5mmさんの詩や思考には、そんな印象を受けるよ。
0027名前はいらない
垢版 |
2010/10/24(日) 04:18:30ID:eFwlLxoq
>>24
これ自体、散文詩になってるw
0028名前はいらない
垢版 |
2010/10/24(日) 04:24:18ID:eFwlLxoq
レベルが低すぎて、お話にならない


みんなの詩(ポエム)
http://poems.minna-no.jp/
0029はちeau
垢版 |
2010/10/24(日) 10:51:19ID:McuDMN+x
5mmさんは、この腐った詩板にあって、貴重な存在だと思います。
まぁ、そんな事は気にしないのだろうけど。
0030秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/24(日) 21:11:26ID:8LRreOel


聞こえてくるまで待つ 
そして捨てる 
ただ それだけだ

0031はち
垢版 |
2010/10/24(日) 22:04:24ID:McuDMN+x
ならばこの雨は
月の涙だろうか
それとも
私の涙だろうか

血が混ざっていないという
矛盾を抱えて
0032秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/24(日) 22:43:51ID:8LRreOel


 
 雨雲が隠したのは光だけなんだ

0033はち
垢版 |
2010/10/24(日) 22:48:01ID:McuDMN+x
少女は
いつ割れるとも知れぬ
薄氷の上で
静かに言葉を紡いでいる

母が
安らかに眠っていられるように

その眠りに今近づいていると
少女は安堵した

助けて欲しいと言う言葉は
少女の脳裏に
浮かばない

吹雪の中に


ああ
あの少年か。

煩わしい生が
この場所に近づいてくる

私を助けたいとでも
言うのだろうか

ならば私達は
薄氷を割って
共に水の中に
一度落ちなければならない

死の隣にある
この静かな祈りから
遠ざからなければならない

私はこの冷たさが好きなのに
あなたは私を命の側に
呼び戻そうと言うのか
0034秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/24(日) 23:13:40ID:8LRreOel

まるでマイルスの途切れ途切れ 
音が空白の装飾音符になって 
まるでマイルスの途切れ途切れ 
ミストーンが尖ったまま突き刺さる

窒息より優しい痺れが
鋭角を忘れていく道すがら
少女という陳腐な魔法が
少年で解毒されてしまう儚さが踊っていた

思考が散乱しながら
ガラス細工の雨に集約した
氷の奏でる真空のアルペジオが

ああ なぜに 最上級はいつも
死の美しさに収束するのだろう
ああ なぜに


0035はち
垢版 |
2010/10/24(日) 23:48:39ID:McuDMN+x
それは
私が
その絶対零度に
触れた事があるからでしょう。
0036はち
垢版 |
2010/10/25(月) 00:13:40ID:Kw88M+F3
あなたは私の拙いバイオリンに合わせて
華麗なステップを舞っている。

私はそれを楽しむ者だ。

だが、あなたは私の死の舞踏と
レクイエムの曲に

合わせて舞う事は出来ないだろう。
0037はち
垢版 |
2010/10/25(月) 00:46:38ID:Kw88M+F3
今日はこの辺にしよう
盤はどこを見ても、すでにあなたの色に染まっているよ。
次の一手で、俺の石は跡形もなく消え失せるさ。
俺にはそれが分かっている。

それでもこのゲームはなかなか面白い。
いや、元々勝負にすらなっていないというツッコミもあるかもしれんけどね。
0038秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/25(月) 23:22:24ID:bdk8IRva

書く前に存在している

この水面に 小さな波紋を落とす影よ
星もない夜を映す微かな波を
どんな目で書き写せというのか

見上げても宇宙
目眩のまま瞼を降ろせば
遠い奈落の風が聞こえる
そんな
そんな世界に

沈黙の前の一滴
書く前に見えた心象
字面などどうでもいいのだ
リズムも韻もすべて
本質に絡み付くコロモに過ぎぬのだ

命を削って詩情を召喚するなど
狂気の沙汰だ

こころであれ

ただこころで

0039はち
垢版 |
2010/10/26(火) 00:32:59ID:SP2ZrLbd
ありがとう。良い詩を読ませてくれました。
0040はち
垢版 |
2010/10/26(火) 00:48:15ID:SP2ZrLbd
あなたは俺が尊敬する詩人です。リルケと同じだから。いや、もしかしたら違うかもしれないが、それでも繊細な魂の震えを、感じ取る事のできる人だから。

いや、この言葉も正確ではないかもしれない。思っている事を正しく文章にする、あるいは物事を本当に正しく把握するという事は、人間には究極的には不可能だろう。それでも、その向こうの世界を、敏感に察知したいとは、いつも思っています。
0041はち
垢版 |
2010/10/26(火) 01:41:01ID:SP2ZrLbd
あの頃見た全て

子供の笑顔
デッキから伝わる振動
ローズマリーの香り
フランスの街並み

人は記憶を忘却から繋ぎとめるために
何かを愛する

味わい

匂いをかぎ
感じ取る

俺はもう一度見たい。

鏡のように見つめ返す無垢を
ストリートの風を
ロマランの香りを
アルザスの家々を
教会の沈黙を
君の瞳を

0043秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/26(火) 21:04:08ID:5D7ahHXU

僕の名前は平凡
君と同じ
僕の名前は世界
全てみたいな空虚

つまずいた石ころに
驚く人は少ない
風変わりな目をした
名無しの特別がそこにあってさ

 例えば神
 例えば肉を失った魂
 妖精
 あるいは永遠

 そんな架空というおもちゃ箱から
 いつか詩人を救い出して欲しい
 罪深い君の指先でね

ひ弱な君の特別を
ひと思いに握りつぶして
滴り落ちた血のような紅いジュースを
一気に飲み干してしごらんよ
君の平凡は輝き出すから

君の名前は平凡
僕と同じ
自らの背中に付いた名札を
書き直したいと悶えている
愛すべきひとつの滑稽

0044秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/27(水) 21:37:04ID:ByLlxIlP






       秋は 

          静かな残酷なんだ








0045はち
垢版 |
2010/10/29(金) 12:05:52ID:bgjJ23ZG


それは気体だった
やがて液体となり
凍りつき
結晶となってしまった

そのさらさらとした雫をどれだけ暖めても
結晶は結晶のまま
元の気体に戻る事はなかった


0046秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/29(金) 21:42:07ID:VhQnnhXA





それは禁句だった
やがて禁断と化し
汚れて
陳腐な殺し文句に辿り着いた

使い古した魔法には
もう神秘を煌めかせる力もなく
透明に戻ることさえ許されはしなかった
0047はち
垢版 |
2010/10/30(土) 01:07:57ID:0pGj5AHY
そんなんじゃねぇよ。(あんたの目を見ながら)
0048はち
垢版 |
2010/10/30(土) 01:11:48ID:0pGj5AHY
こういう事は言いたくなかった。
あんたはそれを知らないらしい。
0049はち
垢版 |
2010/10/30(土) 01:28:31ID:0pGj5AHY
新約聖書 マタイ伝

聖なる物を犬に与えてはなりません。また、豚の前に真珠を投げてはなりません。それを足で踏みにじり、向き直ってあなたを引き裂くでしょうから。

0050はち
垢版 |
2010/10/30(土) 01:41:07ID:0pGj5AHY
一言で言って、あんたのやっている事には品がない。
おれはそんなの期待していない。
0051名前はいらない
垢版 |
2010/10/30(土) 08:07:17ID:0wFccYmU
はちさん何を怒ってるん?
よう分からんけどこれやったらまた怒るんかな?
でもいいや書きたかったから書いちゃうよ?
0052シオン ◆poetsyov/2
垢版 |
2010/10/30(土) 08:08:35ID:0wFccYmU
「雫の結晶」

凍りついた雫
人それを結晶と呼ぶ
とはいえ凍りついた全ての雫が
結晶と呼ばれるわけではない
正しき配列によって凝り固まった
一部の雫だけが結晶と呼ばれるのだ

この場合の正しさとは
自然と同義のものである

何処かより滴る雫の溜まり集まる所
静かに蒸発するその雫の水分に
取り残された成分が
ダレの手にもよらず
時の腕にあやされて
純粋な微粒子を見出す
人の目には止まらぬその微粒子が
やがて互いに寄り添いあい
しっかりと結びあって
純粋なより大きな結晶へと
育まれる

その結晶は千差万別
その絆は
ある時には非常に脆く
ある時には非常に頑強に
またその色も
限りなく透明な物から
光を貪るような物まで
それぞれの成分によって
様々な違いを見せるけれど

取りだされたその結晶は
正しく純粋に凝り固まったその結晶は
もはや元の雫には戻れない

凍りついた結晶は融かせても
捨て去ったささやかな混濁を
正しく戻すすべはないのだから
0053秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/30(土) 11:25:59ID:QOyYls/W


過度な賛美も過敏な嫌悪も
深くて強いシコリの証でしかなくて
ある種の美への憧憬と
限りない無への畏れなのだろう
詩人という枕詞に含まれてしまう
あの美学という歪んだ気取り
それが魂の限界 
そう 密やかなる現実の風の音

ここにあるのは非晶質の透明
反射神経の純情
含まれた不純物はそのまま
血の紅の鮮烈
吐く息の生臭さ

神だろ?
君を狂わせるのは
その首を絞めつけるのは

殺意の切っ先の向こう側
何が見えたのか
一体

0054秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/30(土) 11:34:20ID:QOyYls/W





 邪悪という不純物

 雪の美の遺伝子の半分は





0055はち
垢版 |
2010/10/30(土) 12:04:31ID:0pGj5AHY
液体が結晶になるとは、あの覆すことのできない不可逆変化、死だよ。
生きている時以上に、死者の魂は私たちの心の中で、星のように強く輝くものなんだ。
それが何なのか、二人とも分からなかったのだろう。
0056はち
垢版 |
2010/10/30(土) 12:09:40ID:0pGj5AHY
死はどうあっても厳かだ。それを汚い言葉で辱めるならば、俺はあなたを否定しなければならない。
それだけの事だよ。
0057はち
垢版 |
2010/10/30(土) 12:13:54ID:0pGj5AHY
悪いが俺は神は恐れていない。ただ自然の法則がある事だけを知っている。こいつは良く出来ているし、出来損ないの部分もある。古代の人々はそれを神と呼んだ。
0058はち
垢版 |
2010/10/30(土) 12:23:46ID:0pGj5AHY
悟りの深いあなたなら、気付いてくれるだろうと思っていた。
それだけだよ。
0059はち
垢版 |
2010/10/30(土) 12:46:26ID:0pGj5AHY
それから、俺は自分が詩人だと思った事は、もしかしたら一度もないかもしれない。
0060秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/30(土) 13:03:31ID:QOyYls/W


答え合わせは教科書に任せよう
謎解きはポワロの灰色の脳味噌に

省略するのは無限を描く為じゃないのか

伝わるのは何かしらのシンクロがあったからで
伝われと強いて何が残る?
相手の愚鈍か
暗喩の独りよがりか


自らの発した 「の ようなもの」について
問われても答えるつもりはない
それは自殺行為だから


一滴だから世界たりうる


僕は鏡だ 
ただの鏡だ


詩人は名乗るものではない
背負うものだ
0061はち
垢版 |
2010/10/30(土) 14:32:41ID:0pGj5AHY
どうやらこの客は、テキーラの味を知らないらしい。
マルガリータの意味も。
0062秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/30(土) 16:30:00ID:QOyYls/W



乱反射 雨 夜ごとの孤独
割れたガラスの破片が描き出す
不自然な愛撫
殺意を含んだまま
粘り着いた抱擁

黙り込むことが敗北に似ていると
古びた価値観がそそのかす
不邪気と無意味の混ざった暗号が
喧噪の中に迷い込み
僕は当たり障りのない毒で
相づちを振り回していた

ダイヤより謎めいた光沢が
普段着には似合わないひ弱さで摩耗する
一つ覚えのジントニック
ほろ酔いの手前の駅の名前
いつも思い出せずに
千鳥足は手近な愛を踏みつぶした
近似値の朝
帰り道の悪夢

窒息の後の真実
一番雄弁な絶対零度の

0063はち
垢版 |
2010/10/30(土) 16:44:12ID:0pGj5AHY
真実なんてものは、俺にはないよ。
0064秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/30(土) 19:17:01ID:QOyYls/W

何も感じないんだ

だってそれはただの言葉だもの



裸になれないのは当たり前だ
だけど
裸にならないのは致命的だんだよ


痛みでない言葉など
衝動でない求愛など

0065はち
垢版 |
2010/10/31(日) 01:13:39ID:P6gpPyjS
詩人とは、背負うものではないのだ。
人は愛する者を前にした時、詩人になると、最大の詩人は言った。
それは突然背中に宿る翼なのだ。
私達は、それを自らの意識で広げる事はできないのだ。
0066秒速5mmの 1
垢版 |
2010/10/31(日) 06:59:39ID:LtMenFHV


 自分の拳を振り回せばいいじゃないか

0067はち
垢版 |
2010/10/31(日) 10:30:39ID:P6gpPyjS
あいにく、あなたのために抜く太刀を、俺は持ち合わせていない。
そもそも俺は詩人ではないのだから。
0068はち
垢版 |
2010/10/31(日) 12:20:22ID:P6gpPyjS
それに俺だって君の詩人を断罪したい。
君だって屁をこくんだろ?
0069秒速5mmの 1
垢版 |
2010/11/01(月) 01:14:29ID:vJEvgUs6

飛び切りのヤツで頼むよ
頸動脈を切り裂くような残酷をね


ついでに
その執着の根元もアカラサマに
しちゃあくれないだろうか

期待してるぜ
0070はち
垢版 |
2010/11/01(月) 10:22:20ID:GtzRJ1tO
と、秒速5mmの1は言った。
うんこを漏らしながら。
0071はち
垢版 |
2010/11/01(月) 10:28:32ID:GtzRJ1tO
ちょっとお聞きしたいのですが、秒速5mmさんは、東京在住ですか?ついでに言うと、Nの関係者ですか?
0072はち
垢版 |
2010/11/01(月) 13:21:15ID:GtzRJ1tO
本当は、あなたはつまらない事をやってるなと、俺は思っています。
あなたは本当に誰かの詩人を否定しなければ生きていけないのですか?
それはリルケが言ったような、必然から生まれる芸術なのでしょうか?
私にはそれが遊戯に見えてしまう部分が、どうしてもあるのです。
だとしたら、俺のようなつまらない人間を相手にする必要もないと思うし。
自分の詩を書く事はしないのですか?
0073はち
垢版 |
2010/11/01(月) 13:37:05ID:GtzRJ1tO
裸になれないのは致命的だとあなたは言いました。
確かにそうかもしないし、勉強になったとも私は思いました。
しかし私はあなたにとってそうする価値のある人間ですか?
もっと別の、あなた自身の人生にとって大切な誰かはいないのだろうかと、私は思うのです。
俺にも言える事ですが、ここでやっている事は、どんなに大人びていても、児戯の域を出ないと、私は思うのです。
あなたにここを卒業してもらいたいと、私は心密かに思うのです。
30パーセントくらいの、あなたの言葉が読みたいという気持ちは別にしてです。

押し付けがましい意見で申し訳ないです。
0074秒速5mmの 1
垢版 |
2010/11/01(月) 19:59:08ID:Gs+tLdLa

僕は新しい詩集を作ろうと思った

ノイズにまみれたコントロール不能な詩集を

風に 空に 月に 夜に
まるで発情のような詩情に
その挑発に
僕は返詩し連歌し続けてきた

爪を立てたのは
もちろん粘膜だ

迫真に持ち込まない限り
一体 共犯者は血を流してくれるだろうか

リハーサルなどない
ここが舞台だ
今の全てが本番だ

パンツを脱げ
恥部を晒せ
見苦しく叫べ
惨たらしい涙を流せ

その全てが
名無しの詩集の一部なのだから
0075はち
垢版 |
2010/11/01(月) 20:38:22ID:GtzRJ1tO
私は誰だって詩人だと思っています。
苦しむ時も、健やかな時も、白人の子供も、黒人の子供も、大統領も、娼婦の女の子も。

いや、悲しい事を知っている人ほど、詩人なのではないだろうかとさえ思います。
あなたの悲しみは一体なんなのですか?
えげつない露出や暴露だけが詩になるのですか?
0076秒速5mmの 1
垢版 |
2010/11/01(月) 21:43:19ID:Gs+tLdLa


夜は詩人より嘘が少ない

もっといろんなカラフルで
君の黒を描きたいんだけど
こんな透明の真似事は
僕にはまだ無理みたいさ

一人称単数に
もう迷うことはない僕がいて
遠い街の灯や
人工衛星の濁った点滅や
体液とか求愛とか
いろんな空耳が聞こえていて
静寂が楽しくて仕方ない

聞こえもしないサイレンが
ブルーノートをくすぐるような
終わらないブルースを
僕はまた夜に返す

カナシイやアイシテルを
羅列した流行歌が
言葉を偽物にしてしまう前に
ひとりの詩人を殺そう
詩人がまた 
生まれ直すことを祈りながら


 
0077シオン ◆poetsyov/2
垢版 |
2010/11/01(月) 21:55:25ID:GBmcnCQQ
剥かれる蓑虫を覗き込む
その慄きに耐えられたなら
蓑虫は詩人になれるのだろうか
0078はち
垢版 |
2010/11/01(月) 22:44:23ID:GtzRJ1tO
それで気がすんだかい?
0079はち
垢版 |
2010/11/01(月) 23:36:49ID:GtzRJ1tO
微笑んでいる人を俺は愛する。
それは悟りの浅い人間の好む嘲笑ではなく
悲しみやさびしさを
既に知っている上でのほほえみだ。

悲しみはなぜか
人の微笑をやるせないほどに美しくする 俺はそういう微笑を沢山見てきた。

0080名前はいらない
垢版 |
2010/11/01(月) 23:55:23ID:3U8my2Oj
悲しみの中で浮かぶ笑みは
ストレスからの逃避行動です
加害者へ向ける弱者の笑みは
敵意を和らげんとする媚態です
美しさを騙る心根のなんと貧しく浅ましきこと
0081名前はいらない
垢版 |
2010/11/02(火) 00:01:56ID:wXfTpR8b
>80
ストレスからの逃避が何故いけないのか、加害者の敵意を和らげる事が何故いけないのか宿題です
0082はち
垢版 |
2010/11/02(火) 00:04:18ID:BsRNE8cv
それでもあなたは涙を感じる時があるだろう。
0083はち
垢版 |
2010/11/02(火) 00:16:04ID:BsRNE8cv
自分では信じられなくともね。
0084名前はいらない
垢版 |
2010/11/02(火) 00:20:30ID:wL3HDHsh
主よ お許しください
聖なる物を犬に与え、
豚の前に真珠を投げてしまいました。
主よ 愚かなる行いを お許しください
主よ お守りください
主のお言葉を踏みにじりしかのものが
主のか弱き徒を引き裂くことのないように
0085名前はいらない
垢版 |
2010/11/02(火) 00:52:49ID:UDEn/zEd
信じてないくせに許せなんて勝手だね
0086秒速5mmの 1
垢版 |
2010/11/02(火) 00:56:21ID:2sZDtnwI

この肉体の中で沸騰する
ハラワタの腐敗臭が
嫌いでたまらないのに

望んだのは 何も求めぬ心だったのに  

拾ったのは すべて欲しがる指先だったって

まあよくある笑い話さ

なんという素敵なカオス
偽善者が罵り合い
神は魂と引き換えに
免罪符を刷り続けている

詩神は下品な皮肉を量産し
気取りが過ぎれば
ダンスは間抜けを振り回す
罰ゲームに成り下がる

偽物だけが持ち合わせる
サミシサゴッコへの入場券は
売り切れることはない

さあ諸君
リリックが睾丸と子宮を
祝福し続ける限り
帰り道は見つからない
安心して狂いたまえ
0087はち
垢版 |
2010/11/02(火) 00:58:19ID:BsRNE8cv
大丈夫。俺の偽善は暴露されるさ。
まぁ見てろ。
0088名前はいらない
垢版 |
2010/11/02(火) 01:04:45ID:r9flontn
はちは何がしたいの?
最初は面白かったのに、今じゃ不快。お荷物。
荒らしにしか見えんわ。
秒速の魅力を引き立てる、ような荒らしは君にはできないのかい?
0089はち
垢版 |
2010/11/02(火) 01:23:24ID:BsRNE8cv
そうだな。
そういう道を探るべきだった。
いや。
あと戻りはできないだろ。
罰はちゃんと受けるさ。

真実の探求の手助けの、これ以上いない先生だものな。
0090はち
垢版 |
2010/11/02(火) 01:50:43ID:BsRNE8cv
俺は十分に語った。
そこにはちゃんと形があると思う。
秒速さんがどんなに否定しても、変わらないものは変わらない。

俺はそれを理解して微笑むだけだ。
0091名前はいらない
垢版 |
2010/11/02(火) 02:15:32ID:r9flontn
あなたは本当の孤独を知ってる。同じように秒速もそれを知っている。
死ぬではないぞ。

0092秒速5mmの 1
垢版 |
2010/11/02(火) 09:29:33ID:2sZDtnwI

トイレに見つけた ポツリ ということ


ほかに気配もないとき人は
存在してもいい という感触を
必死で思い出そうと
アノコロという架空に逃げ込んだりする

見えることは伝わることじゃなくて
暑いのか寒いのか
痛いのか痒いのか
そんな至近距離を
共振出来ないもどかしさが
言葉なんて魔物を孕ませたんだろう

ミトコンドリアイブの末裔が
遺伝子染み付いた
サミシイを叫び続ける朝

綺麗なだけの嘘に体温を宿らせたいと
残酷な絵の具を欲しがる指先が
少しかじかんでいる


 
0093はち
垢版 |
2010/11/02(火) 10:22:32ID:BsRNE8cv
私は鏡にすぎないのだ。
あなた自身の心を投影する
スクリーンに過ぎないのだ。
0094はち
垢版 |
2010/11/02(火) 10:37:24ID:BsRNE8cv
あの頃は、一体いつ架空になったんだ? 俺は死んだおばあちゃんの夢を見た。

必死で言葉というもので少し奇妙な形を作り出そうとする事に、躍起になっているように見えてしまう。

あなたは彫刻家なんだね。
0095はち
垢版 |
2010/11/02(火) 11:05:00ID:BsRNE8cv
出来る事なら結婚して、家庭を持ってください。
そしたらもう2chなんかで苦しい思いはしなくていいと思います。
人生の無駄遣いもいい所です。
いや、俺にも言えるか…。

俺の言葉でそれが陳腐にならないように、今言った事は忘れて下さい。それでもあなたの人生にも花が咲いていているという事を忘れないで欲しいとも思います。
0096名前はいらない
垢版 |
2010/11/02(火) 19:54:04ID:wXfTpR8b
>95
2ちゃんをやるようになって前よりマシになった人にかける言葉が宿題です
0097はち
垢版 |
2010/11/03(水) 00:28:13ID:iej+bTHE
なるほど。俺ほど空気の読めない奴はいないんだな。
0098秒速5mmの 1
垢版 |
2010/11/03(水) 00:40:18ID:VGGpO2RN
スランプ


書き逃げ犯は現場に戻り
名無しの文責は心とIPアドレスに刻まれ続ける
逆上はすぐに糞尿まみれの天井に張り付くけれど
正論同士の飛ばした唾は
モザイク模様の世界を模すだけで
血の流れない解法を求めるロジックは
デッドエンドの手前で
無限ループの思考停止に逃げ込むだけだ

言い切れば嘘
口ごもれば卑怯
消せない恐怖と
消さない強がりの
描き出した僕らという混沌

箱庭に見えた苦痛は
命の至近距離にあり
時代遅れの精神科学の
被験者と鏡像は
自らを占う易者の滑稽をなぞってしまう

痛みも高揚も
相殺すれば限りなくゼロに近い微かに
揺れるだけなものを


言葉に依存し 人に依存し
アイシテルに依存し 抱擁に依存する僕らの

この場所に偶然辿り着いた訳でもあるまい
魂はきっと同じ場所でつまずき
脊髄反射だけが前世と繋がっていたのだろう
0099はち
垢版 |
2010/11/03(水) 00:41:46ID:iej+bTHE
季節が変わろうとしている。
風はつぼみがつぼみであろうとする事を許さない。
種が種であろうとする事を許さない。

太陽は焼け付く日差しで焼くだろう。
闇の中で眠る方が幸福なのかもしれない。
それでも季節は私達に命じる。

伸びよ、葉を広げよ、咲け、愛せと。

誰の元にも風は吹く。

それはあの懐かしい微笑。

それはつぼみがつぼみである事を許さない。
種が種である事を許さない。

私達は生きている。
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