探検
詩的メモ
誰も振り返らなかったのか
メジロも見向きもしなかったか
娘の頬で綿雪がとけてゆく
娘は長い爪で弦をはじく
狐のお面でその顔を隠してあげよう
火は清らかさを写し描いた
どうやら待ち人が訪れた様子
とりあえずどこまでも走り続けた
ベルトに結びつけたバンダナは、ひらひらひらと
日曜日の朝を待ちわびてたあの頃と同じで
眠い目をこすりながら走り続けた
終着を告げる海岸で、両手にすくい上げた砂は
指の隙間から流れ落ちた
そろそろ明日へと、行こう
若者よ
出会いは、ないか
金もないか
飽きたか
若者よ
春雷を待ちわびよう
今か、今かと
待ちわびよう
若者よ
春雷を
今か、今かと
待ちわびよう
静かな夜景に見とれていた
日課の物思いを楽しむため、ベットに寝転んだ
すると、やはりボレロがやってきた
わたしは知っていたのだよ、佐久夜姫
１１０１号室の窓の外に、ボレロ
苦しいよ
寂しいよ
疲れたよ
どうして私が出来損ないだというの
昔は隣り合っていた
今の僕の隣は、かつての同胞の子供達
かき氷富士山
毎日ちゃんと見ないと
崩れさり壊れゆくリーズン
忘れさり彷徨ってゆくミッシングパーソンズ
終わらない闇はダークネス
繰り返す日々はエンドレス
人知れず航海する底でロンリネス
散らばり愛 引き合うルール
生まれ愛 築き合うソウル
物語り愛 輝き合う 瞬く間に泣いて笑ってスマイル
俳句の愛好者が詠んだ優れた作品を披露する「松山市民俳句大会」が１１日松山市の子規記念博物館で開かれました。
この大会は近代俳句を確立した松山市出身の俳人、正岡子規をしのんで毎年開かれていて、ことしも３００人を超える
俳句の愛好者が参加しました。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/matsuyama/8005152131_m.jpg
大会では去年１２月に応募された県内外の１８００句のうち、松山俳句協会の役員が特選と入選に選んだ２４７句が
発表されました。このうち特選に選ばれた松山市の織田吉司郎さんの俳句、「子規虚子のふるさと冬の虹二重」は
冬の空にかかった２つの虹を正岡子規と高浜虚子になぞらえて郷土愛を表現した点が評価されました。
また、同じく特選に選ばれた松山市の岡田早苗さんの俳句、「吊るものは吊りて母家の冬構」は野菜などを干したり
して冬に備える様子を言葉を重ねながら表現した点が評価されました。
会場を訪れた松山市の７０代の女性は「３０年以上、言葉遊びの感覚で気軽に俳句を詠んでいます。
優秀な俳句を鑑賞できて勉強になります」と話していました。
発表された俳句はことし４月、協会が発行する句集に掲載されます。02月11日 17時45分
昭和初期から平成にかけてふるさとの風景などをテーマに多くの詩を詠んだ今の岡山県赤磐市出身の詩人、
永瀬清子さんを偲ぶ催しが赤磐市で開かれました。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025267811_m.jpg
詩人の永瀬清子さんは明治３９年に今の赤磐市に生まれ、平成７年に８９歳で亡くなるまでふるさとの自然や女性の
自立などをテーマにした多くの詩を発表しました。
１６日の催しは、永瀬さんの業績を伝えようと１７日の永瀬さんの命日を前に赤磐市などが開いたもので、市の施設
には市民およそ３５０人が集まりました。
ステージではまず地元の合唱団が吉井川や高梁川など県内の川の風景を詠んだ永瀬さんの詩にメロディーをつけた
合唱曲を披露しました。
続いて、去年県内の小中学生に募集し３９０点あまりが寄せられた詩の中から優秀賞など１４点が選出された
「永瀬清子賞」の発表が行われ、子どもたちが受賞した詩を読み上げました。
最後に、ゲストとして招かれた作家の落合恵子さんが講演を行い、永瀬さんとの交流を紹介したり、永瀬さんの詩を
引用しながら言葉を使って伝えることの大切さを訴えていました。02月16日 19時07分
３月１０日は、語呂合わせから俳人、種田山頭火の日です。
これに合わせて松山市内では、山頭火を偲ぶ催しが行われました。
種田山頭火は、「ほととぎす あすはあの山こえて行こう」などの句で有名な俳人で、山頭火の魅力を広く知って
もらおうと、ＮＰＯ法人まつやま山頭火倶楽部が、語呂合わせから３月１０日を「山頭火の日」として定めています。
１０日は、山頭火を偲ぼうと松山市御幸の一草庵に地元の人たちや留学生が招かれ、自分自身が好きな山頭火の
句を披露したりするなど、松山が人生最後の地となった偉大な俳人に思いを馳せていました。
まつやま山頭火倶楽部では、今後も様々なイベントを開き、山頭火を通じて松山の魅力を広めていきたいとしています。
ＮＨＫ学園主催の「美作全国川柳大会」が、津山市で開かれ、愛好者たちによる優秀作品が発表されました。
この大会は川柳を通じて全国の愛好者たちの交流の輪を広げようと、美作国建国１３００年の記念事業の１つとして、
ＮＨＫ学園が開きました。会場の津山文化センターには県内のほか、全国各地から川柳の愛好家、およそ３５０人が
集まりました。そして全国各地から寄せられた事前の投句およそ５７００句の中から選ばれた入選句が発表されました。
このうち、事前に題を決めずに詠む「雑詠」の特選には「握手するて掌だから何時も温める」という相手に対する
思いやりをこめた岩手県の男性の作品や、「二階から必ず降りてくる老後」という誰の身にも訪れる老後をうまく
表現した熊本県の女性の作品などが選ばれました。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4025337851_m.jpg
また、美作地域の小中学生が対象のジュニア部門では「えんぴつ」をテーマに募集した作品の中から、久米南中学校
３年生、岩倉愛弥さんの「えんぴつがつくるひとつの別世界」という作品。
また「走る」をテーマにした作品の中から、津山市立喬松小学校２年生、近藤雄大くんの「雪を食べトナカイ走るイブの
夜」がそれぞれ特選に選ばれ、表彰されました。03月16日 19時09分
あとひとつは何？
大切な人への想いを短歌形式の詩に込めた「はがき歌」コンテストの表彰式が行われ、
全国から寄せられた１０７の作品が入賞しました。
このコンテストは、正岡子規が友人へ親しみとユーモアを込めて短歌形式の手紙をハガキに書いて送ったことに
由来して松山市が毎年行っているもので、今年で１９回目を数えます。
今回は全国から８７０７通の応募があり、松山市長賞には大阪府の福田惠さんが車いすの母へ送った作品、
「春の日が何もないまま過ぎるから筍寿司でもつくりましょうね」が選ばれました。
このほか、市教育長賞には徳島県の阿地莞汰さんの「子きさんもそう石さんもあっあーと温せん入って言うたかあ」
が選ばれるなど佳作を含め、合わせて１０７作品が入賞しました。
表彰の後行われた講評で審査員は、市長賞に選ばれた作品について「何気ない１日をかけがえのないものに
感じさせる穏やかで温かい作品」だと感想を述べていました。
テロル
青春の殺人者
リマスターのリマスターのリマスター
詩や短歌などの創作に取り組む県内の人たちの作品の展示会が高知市で開かれています。
この展示会は、文学作品の創作に取り組んでいる県内の人たちで作る「高知ペンクラブ」が毎年開いていて、
高知市文化プラザ「かるぽーと」にはおよそ５０点の作品が展示されています。
このうち、高知市の書家、高松紅真さんの、「桜」という作品は、高知市長賞に選ばれました。
戦乱で家族が離ればなれになった架空の話を筆でつづったもので、高松さんの平和を大切に思う気持ちが
込められているということです。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/kochi/8013926221_m.jpg
また、高知市の梶田順子さんの「いま一度チベット少女の写真に会ひたし上海路地裏を訪ふ」という短歌は、
高知市文化祭執行委員長賞を受賞しました。
この短歌は、梶田さんが旅行で訪れ、短歌の題材となった中国・上海の路地裏にある写真店に飾られていた
写真とともに展示されています。
「高知ペンクラブ」の東谷晴男さんは、「短歌や俳句、紙芝居など、さまざまな文学作品があるのでたくさんの人に
見て欲しい」と話していました。この展示会は、４月２７日まで高知市文化プラザ「かるぽーと」で開かれています。
04月24日 13時49分
自由律の俳人・種田山頭火の終の棲家、松山市の「一草庵」では市民が参加した句会が開かれました。
山頭火を偲んで毎年開かれるこの公開句会では、全国から寄せらえた３４７の俳句から選ばれた７８の俳句について
市民が自らの感性を元に意見を述べ合いました。
そして大賞に選ばれた俳句は「おぼろ夜のおぼろおぼろの一人酒」。松山市の今岡美喜子さんの俳句で最も支持を
集めました。主催者は「年ごとに寄せられる俳句が増えていくことを山頭火さんに報告したい」などと話していました。
抑揚をつけた独特の節回しで漢詩を歌い上げる詩吟のコンクールが、１１日、徳島市で開かれ参加者たちが日頃の
練習の成果を披露しました。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/tokushima/8024362001_m.jpg
徳島市の県郷土文化会館で開かれたコンクールは、県内の詩吟の１６の流派で作る連盟が開いたものでおよそ
１３０人が参加しました。
漢詩は中国の唐の時代の代表的な詩人、白居易や、明治から昭和にかけてジャーナリストとして活躍した徳富蘇峰
などの２０の作品から選ばれ、参加者は１人１人壇上で尺八や琴の音色に合わせて詩吟を歌い上げました。
審査は、発声や抑揚の付け方のほか、詩が持つメッセージを情感豊かに伝えられるかが重視されるということです。
参加者たちが真剣な面持ちでのどを振るわせ、独特の節回しを会場に響き渡らせると、訪れた人たちは伴奏と
調和した心地よい声に聴き入っていました。
参加した上板町の６３歳の女性は「詩の背景にある歴史についても詩吟で学ぶことができたので、
これまでやってきてよかったと思っています」と話していました。05月12日 12時29分
高知県内の俳句の愛好家が集まる大会が、高知市で開かれ、特に優れていると評価された１３点の俳句の作者に
表彰状が贈られました。
この大会は高知県俳句連盟が毎年開いていて、会場となった高知市のこうち男女共同参画センターには県内の
俳句愛好家およそ７０人が集まりました。
大会では高知県俳句連盟の植田紀子会長があいさつしたあとことし１月から３月にかけて連盟に投稿された俳句、
１０００点あまりの中から特に優れていると評価された１３の俳句の作者に表彰状が贈られました。
このうち高知県香南市の尾崎百代さんの作品、「『門ノ桜ガキレイデセウ』と書き戦死」は戦死したおじの手紙を
そのまま俳句で表現し戦争の悲しみを伝えたと評価され高知県知事賞に選ばれました。05月25日 20時07分
子規記念博物館で１１年続いたイベント・道後寄席が、発案者で名誉館長だった天野祐吉さんが亡くなったため、
中止されました。道後寄席は子規記念博物館の館長だった天野祐吉さんが発案し、２００３年にスタートしました。
これまでに５７回行われ、歌舞伎役者の中村吉右衛門さんら延べ７４人のゲストが出演していて、日程調整、
舞台演出まで全て天野さんが担当。多彩なゲストの軽妙なトークが人気を呼んでいました。
しかし、去年１０月に天野さんが亡くなり、天野さんの遺志や子規博友の会などの関係者の意見で、
道後寄席の打ち切りを決定しました。
子規記念博物館は「好評だったので残念」と話し、来年度から言葉と子規に関連した新たなトークイベントを
開きたいとしています。
赤磐市出身の詩人、永瀬清子と戦後を代表する詩人の一人で去年、亡くなった飯島耕一との交流の軌跡を紹介する
展示会が、赤磐市で開かれています。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024792991_m.jpg
この展示会は、明治３９年にいまの赤磐市に生まれ、平成７年に８９歳で亡くなった詩人の永瀬清子と岡山市出身で
去年１０月に８３歳で亡くなった詩人で評論家の飯島耕一を偲んで、二人の交流の軌跡を知ってもらおうと開かれました。
会場には、飯島が永瀬の詩について論じた書籍や、永瀬の詩の出版記念パーティーで、谷川俊太郎ら戦後を代表
する作家らとともに映った写真など合わせて５２点が展示されています。
このうち永瀬の代表作の一つ、詩集「美しい国」には、見返しのページに飯島に宛てたサインが記されていています。
これは、当時、大学生だった飯島が永瀬の自宅を初めて訪れた際に贈られたもので、その後も大切に保管されていました。
また、飯島の書評「鳩の薄闇」には、「美しい国」を通した永瀬との交流が克明に記されています。
この展示会はことし７月２７日まで、赤磐市松木の「くまやまふれあいセンター、永瀬清子展示室」で開かれています。
05月29日 12時32分
岡山県新見市にあった新見藩の儒学者、丸川松隠が選んだ市内の８つの景勝地を巡りながら漢詩をうたう催しが
新見市で開かれました。ttp://www3.nhk.or.jp/lnews/okayama/4024718591_m.jpg
これは新見市の歴史や文化を伝えるため今年３月に発足した「吟剣詩舞仙楽会」が行ったものです。
３１日は背広や着物姿の男女８人のメンバーが新見藩の儒学者、丸川松隠が選んだ「新見八景」を巡りながら、
八景を題材にした漢詩をうたいました。
メンバーたちは、はじめに松並木があったとされる「松原の寿福松」に出向き、いまはない松並木を思い浮かべながら
独特の節回しで漢詩をうたいあげました。
続いて、松隠が眠る雲居寺の石段に並んで漢詩をうたい、朗々とした歌声が静かな境内に響き渡っていました。
吟剣詩舞仙楽会の田原つよし会長は「教室とは違い、それぞれの景勝地で当時の情景を思い浮かべながらうたう
ことができてよかったです」と話していました。05月31日 19時09分
俳聖・正岡子規の命日の18日、松山市内で追悼集会
が開かれた。子規の命日は、辞世の句が糸瓜にちなん
だものだったから糸瓜忌といわれる。集会では子孫や
俳句愛好家らが、生前の子規の活躍に想いをはせた。
俳人・正岡子規の功績を称え、俳句文化を広めていこうと全国俳句大会が、松山市内で開かれ、
集まった７０００余りの句から入賞作品が表彰されました。
今年で４９回目となるきょうの俳句大会には、全国の俳句愛好家１，７５７人から７，１３６の句が寄せられました。
開会式では松山市の西泉彰雄副市長が「松山は俳句の街。俳句文化をもっと多くの人に伝えていきたい」と挨拶しました。
表彰式では日本伝統俳句協会会長で「ホトトギス」を主催する俳人・稲畑汀子さんら５人が選んだ特選と入選、
２２５句の入賞作品が紹介されました。
このうち、西予市の三瀬教世さんの句など特選に入賞した２５句には選者から表彰状が手渡され、
会場からは大きな拍手が送られました。表彰された２２５句は、きょうから１年間子規記念博物館に掲示されます。
松山が生んだ近代俳句の父、正岡子規の功績を称える子規顕彰全国俳句大会が、松山市の子規記念博物館でありました。
今年で４９回目となるこの俳句大会は正岡子規の功績を称え、俳句の文化を広く普及させようと、
９月１９日の子規の命日にあわせて毎年この時期に開かれています。
今年は県内外の俳句愛好家１７５７人から７１３６句の応募があり、高浜虚子の孫で日本伝統俳句協会の
稲畑汀子会長ら５人の選者が特選と入選、あわせて２２５句を選びました。
「声あらば賑やかならむ蟻の道」この特選に選ばれた句について、稲畑会長は「アリに声がないということに
気がつき、もしアリに声があったら賑やかだろうという」のは非常におもしろい発想だと評価していました。
今回、選ばれた特選句などは、２３日から１年間、子規記念博物館に掲示されます。
川柳の町として知られる久米南町で、同時にどれだけ多くの人が川柳をつくれるかに挑戦する催しが開かれ、
４００人以上が川柳を作り、ギネス世界記録に認定されました。
この催しは久米南町の町制施行６０周年の記念行事として、町民運動公園の体育館で開かれました。
催しでは、会場で開かれる３０分間の川柳教室に参加し、その後、教室で出された「町」を題材とした川柳を作ります。
こうしてどれだけ多くの人が同時に川柳を作れるかに挑戦します。
９日は、地元の小学生から高齢者まで、あわせて４４７人が川柳教室に参加し、川柳の作り方などについて学んだ後、
各自が短冊に自作の川柳を書き込みました。
そしてギネス世界記録の公式認定員が集まった川柳の判定を行い、４４７人中４２７人分を有効と認めました。
過去にはこうした挑戦の記録はないということで、今回の記録がそのまま、ギネス世界記録に認定されました。
これを受けて久米南町の河島建一町長に認定証が手渡され、参加者らと一緒に喜び合っていました。
参加した女性は、「緊張しましたが、参加できたことをうれしく思います。
小さな過疎の町ですが、すごいことができたなあと思います」と話していました。11月09日 21時39分
卑劣極まりない被害にあっています。
何が起こったかわからないときから、
わかってみれば、
まだ世の中に知られていない超音波テロ。
世の中のどれだけの音の振動源・発信源が
使用されているのかわからないが、
多数の振動源・発信源がシステム化され、
ネットワークを通して、
超音波・音波を集中させて
対象を攻撃するらしい。
人や社会が襲われ、罪もない人が超音波で襲われ、
卑劣な被害にあっています。
「もらいました」という声とともに、
形のあるもの、ないもの、奪っていき、壊していく
超音波テロの加害者の声。
超音波による物理的な力で、
ものが飛び、ものが壊れる。
それが人間の体に対してまで。
身体の表面を突き抜け、内臓を攻撃される。
頭蓋骨を突き抜け、意識を失わされる。
聞こえる声、認識できない声で、精神的なダメージ。
人間の体を壊そうとする超音波テロ。
「見続けるのがいやだから、殺して終わる」、
「証拠隠滅だ」という超音波テロの加害者の声とともに
強烈な超音波の攻撃。
叫ばされ、いたぶられ、
超音波テロの卑劣な被害にあっています。
心の底から被害を訴え、祈っています。
天に神に届きますように。
Help me!!
背比べ鬼ごっこ
近くにいるのにとおくからみてた
とおくにいるのに近くで……顔はみえない
スクランブル交差点でピザを投げるんだ
出来上がってるのにくるくるほかほかまわして
だれも立ち止まらないけど、お天道さんだけはぎょっとするんだ
君はちょっと苦虫みたいな感じで、ハア、って溜息をつく
それが何故だかくすぐったくてね
絵本を捲るのは想いで帖でも捲るのにちょっとにてる
だからたまには焼きたてのピザだってぐるぐるしたくもなるんだよ
スクランブル交差点なんてちょちょいのちょいだよ
とおくは
とおくだった
のか
ちかくは
ちかく
だったのかな
知覚はもう捉えてるはずなんだ
邂逅した想いまで
あとちょっとなんだけど
ピザは回る
もう自前で回る
これは自転だ
ピザは惑星だ
意味のないこともっともっと
擦り切れるように優しく
なりたくないから
なんでも回すよ
俺様にかかればみーんなベイブレードよ
だから
なかせてなかせてと
ちいさく顔を埋めるおんなのことか
決意を伝えずペンを回すおとこのことか
みんな みんな
まわる
ダンスじゃないのに
こんな感傷を仕舞うなら
タンスじゃないよピザのなか
青い鳥の剥製をみた
私たちは仲良しだったと思った
カラスは飄々と餌を得る
もうたくさん、もうたくさん、と
求める
この手も
その目も
うつくしかったなら
遣る瀬なくても私たちは自転して
ピザの惑星のように滑稽だけど
ぐるぐる前へ時の風にのって
パンドライカロスノアアグダラ
きっと洗われて綺麗になる
罪は罪として
罰は罰として
それでも
たぶんきれいはなくならない
可笑しいもなくならない
そらが回ってる
まだ青くもないのに
くるしいほどに清しくて
てのなかでもえつきた一本の煙草も
明日の行方も
なんとかなると
いまはたぶん
いえそう
宇宙の理をしりにいくんだって
お天道さんも呆れてるんだ
まんざらでもない息まで吐いて
こんにちは
さようなら
たのしいね
またあした
いっぱいのあしたのなかで君と交差するどれかがいつかはあるかもしれないこと
こまっちゃうのは
こわいとたのしみとこわいが臨戦火花をちらしてて
剥製の青い鳥もいつかきっととぶ
伝書鳩にでもなってそれから
この空のどこまでいけるか
宙までいって惑星ピザにさえあえるか
たましいむくまま
自由に 自由に
みんなとんでいく
ふうせんみたいだよ
しゃぼんだま
おもいだま
きれー……くるし、
透明な◯がかさなってく未来
はかなくて
まっすぐで
誰も振り返らないスクランブルでも
息ができるの
音楽もきこえる
私たちはまだまわる
そんな
夢だよ
ピザのゆめ
はこがひらいておもったよ
君は月じゃなく
恒星なのかもしんない、
なんて、
ね？
どちらにしろ
きれい
とっても
つらいみたいなピザ、 からい
あくいなきゆめがとんでいく
かみひこうき
ふわふわ
ちょっとそこまで
時間旅行
ゆるして
私達は離れ事に鈍感に成っていった
もう何も変わらぬと
心の奥に感じながら
ただ時だけが
無情に裂いていく
柳原極堂は俳誌「ほとゝぎす」を創刊するなど、明治から昭和にかけて活躍した俳人。
当時、極堂が自宅を構えていた松山市北立花町の井手神社にこのほど、句碑が完成し
お披露目された。句碑には代表句であり辞世の句となった「吾生はへちまのつるの行き處」
が自筆をもとに刻まれている。
今年は極堂の生誕１５０年にあたることから、その業績を顕彰している「松山極堂会」
が中心となって句碑建立のための寄付を地元企業や個人から募ったという。
松山極堂会では「子規の研究に生涯を捧げた極堂の業績を広く知ってもらうとともに
次の世代にも伝えていきたい」と話している。4月30 16:11 南海放送
生意気書いていますけど、
暇つぶしにでも読んでいただけると嬉しいです。
よろしくお願いします。
http://annotannka.hatenablog.com/entry/2017/05/16/005554
《出典》
『蹴りたい背中』綿矢りさ 河出書房新社 p.140
それに気づいたのは5歳の夏。
それは友達から言われた何気ない一言だった。
「その帽子、空の色と同じ色だね。」
お気に入りの向日葵の花と同じ色の帽子だったのに。
もちろん彼の両親はそのことを知っていた。
物事が理解できるまで、彼には話さないことにしていたのだ。
向日葵の花びらと帽子を持って、問いただしてくるまでは少なくとも。
○
僕がクヌート・ノルドビーという人物を知ったのは19歳の春だった。
色覚の受容体の研究論文でその名を知ったのだ。
彼は先天性の色盲で色を全く知らない神経科学の聡明な研究者だった。
オスロ大学での8年間の研究は僕の興味を惹き立てた。
なにしろ金や名声ではなく、研究の原動力が純粋に色を知りたいからという、イケメン過ぎる彼に尊敬の念を抱いたからだ。
と、そんな感じで僕はその彼の足跡を知ることとなったのだ。
そりゃそうだ。この問題を解決したらノーベル賞どころではない、人類史に名を残すほどの学問上の発見となるから、僕が知らないはずは無いからだ。
青とはどんな色か、青を知らないクヌートに正確に伝えることはできない。
空の色と同じと言っても、彼にとっては少し明るいグレーなのだから。
そんな感じで、2600年以上前から哲学者はずっとそんな事を考えていた。
志向性、感覚与件、クオリアなど、様々な言葉によって表されるそれは、デカルトによって哲学の最重要部門へと引っ張り出された。
それは衝動的に決めた事ではなくて、保育園で土だんごを作っていた頃からの決意だった。
チャネルを研究している先生にアポなし訪問したのは2年生の夏休みの頃。
理由は、学科内に神経科学をやってるのがその人しかいなかったからだ。
それ以上もそれ以下でもない。
なかなか来ないエレベーターに嫌気がさし、僕は彼がいる学科棟の11階まで駆け上がった。
先生も驚いただろう、いきなり部屋の入り口に息を切らした大柄の男がいたからだ。
僕はよくわからない事を言っていた。でも先生は、何らかの熱意は感じてくれたようで僕の知りたい研究のまとめみたいなプリントをくれた。今でもそれは机の上に挟んである。
大変失礼しました。
続きはどこで聞かせてくれるの？
ら
俺の垂れ流した赤目のドクロは
ドロドロと地の汁を吸い上げ
やがて一人の裸の女となる。
それを聞いた
女の恥部に宿る蒸れた熱を
それを捧げた
肉にいだかれた盲目なる刻印を
豪雨の如く浴びた情熱は
地獄の薔薇のように暴れたかと思うと
白鳩の羽となり一斉に飛び散った
暇な人は見てみるといいかもしれません
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
3MTUS
参考までに書いておきます
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
WEK
https://i.imgur.com/Ff2mrhr.jpg
https://i.imgur.com/RWJxYKI.jpg
https://i.imgur.com/ipQsxU4.jpg
https://i.imgur.com/loWd9tc.jpg
https://i.imgur.com/2iC1grI.jpg
https://i.imgur.com/sWFO0N8.jpg
https://i.imgur.com/p1T18j3.jpg
https://i.imgur.com/SSEycoP.jpg
https://i.imgur.com/aAsHRHQ.jpg
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