X



前の人がお題を書き込むスレ
0001名前はいらない
垢版 |
2011/08/06(土) 14:10:25.83ID:lBVYthzU
前の人が出したお題で詩を書くスレです。
詩を書いたら必ず、次の人へのお題を出してあげましょう。

まず、「台風」
0002名前はいらない
垢版 |
2011/08/08(月) 11:17:31.74ID:pz1LLe2x
目となるものが進路を決めれば、周りの風も共に流れる
小さきものは飲み込まれ、大きなものはより壮大に
いつしか消えゆく命。かつて目指した行き先を迷える風に託して歩き続ける
またひとつ、小さな風が生まれた

次のお題は…「夏」
0003名前はいらない
垢版 |
2011/08/08(月) 23:38:40.78ID:uOVJum4B
青空の休み時間
白い川面に
貴女の白い足が
日差しにきらめいていた

草をなでるように
優しい風が吹く
貴女の髪は
夏の香りがした


次のお題は「香り」
0004名前はいらない
垢版 |
2011/08/11(木) 22:21:05.51ID:MnzDS7he
玄関を開けた時の芳香剤
夕食の味噌汁 からあげ
ネクタイを解いて感じる自分の汗
すべてが合わさった我が家の香りに安堵を感じる
ぼくは冷たい大理石の床に倒れこみ しばらく眠りたい気持ちになる


次は「試験」
0005名前はいらない
垢版 |
2011/08/16(火) 13:59:26.83ID:UYOlET1T
「試験」
勉強を趣味にしたみたいに興味を持って学んだ学生さん。毎日の生活に興味を持って社会の試験に挑む社会人。
次は「時代」
0006名前はいらない
垢版 |
2011/08/26(金) 16:36:43.22ID:wQpY3ujm
「時代」
圧迫してくる空 おぼつかない足 憧れた鳥
時代が動いても僕は変わんない
世界が少し狭くなったように感じる
お酒も煙草もどれもすぐに飽くるもので
君が薦めたヘルマン・ヘッセも大人になった今もまだ
読めやしない 僕の頭には難解すぎるから

うう、次は「煙草」
0007名前はいらない
垢版 |
2011/08/26(金) 18:55:46.73ID:FmHXjEbd
ロックンロール
セックスフレンド
マルクス主義
シガレット

格好だけの
欲望機械さ
肺ガンなんて
安いものさ

世界を遮る
輪っかを作ろう
涙が煙で
見えなくなるよに


次は「愛知県」
0008ちーちゃん
垢版 |
2011/08/27(土) 00:16:01.13ID:LCK7/b8O

愛知る知知る県民の
名をや古しは屋台骨
市場賑わいのろのろと
人の流れも緩やかに
金糸纏いしセレブ逹
だぎゃーみゃーみゃー
泣きわめく
白金えぜもなんのその
城は有るぜと綽々に
光輝く名古屋城
和やか名古屋ここにあり
トラック二台で嫁ぎ込む
打ち解け合えぬ継母の
義父のギフトは岐阜止まり
贈るういろう数知れぬ
ああしゃちほこの
海老反る愛知県


「しゃちほこ大脱走」
0009名前はいらない
垢版 |
2011/08/27(土) 00:32:18.52ID:LM6fpfU+
「しゃちほこ大脱走」

君は知っているか
あのしゃちほこを
名古屋城に一対 
まばゆく輝いていた

そしていま
近所の公園にドンブラコ
何が彼らをしてそうさせたのか
夏の日を浴びてまどろむように
一対のしゃちほこはたゆたう


お次は「ひつじ」
0010名前はいらない
垢版 |
2011/08/27(土) 01:00:39.42ID:GJ6kuav4
嗚呼、御慕い申し猿の城
夏の陣の如く大阪へと恋慕の情が走らせる
魚鱗を撒き散らし辿り着き地に、猿は遥か昔に滅びたり
400年ごしの失恋も、虎が溢れる大阪に、鯱の笑顔がキラキラキラキラ溢れてる


次のお題「東京スカイツリー」
0011名前はいらない
垢版 |
2011/08/27(土) 01:06:18.89ID:GJ6kuav4
>>9考えながら書き込みしてたら、被っちゃいました(>_<)

次のお題は、>>9さんの「ひつじ」でお願いします(^O^)
0012名前はいらない
垢版 |
2011/08/27(土) 19:12:18.07ID:Uop/Vdrz
「ひつじ」

お嬢様、お慕い申し上げます
そういって、彼はふところから一枚の手紙
「お嬢様は少しじゃじゃ馬すぎます。
もう少し穏やかなひつじのようになって
今後の身の振り方を考えてください」

と、執事はいった

次のお題は「執事」で。
0013鬼ぴー
垢版 |
2011/08/27(土) 21:56:46.96ID:GJ6kuav4
「執事」

「ヴィィィン」
電力不足の世の中に
電子の鳴き声が響き渡る

気が狂いそうな暑さの夜
思いっきり蹴っ飛ばした空き箱
巨大電動バイブ「夜の執事」の文字が
俺を笑っていやがった


次のお題目は「2ちゃん」
0014名前はいらない
垢版 |
2011/08/27(土) 22:37:49.97ID:gMaC6oXg
2ちゃんねるは名無しの皆様の提供でお送り致しております。
次↑にあったお題「スカイツリー」
0016名前はいらない
垢版 |
2011/08/28(日) 09:54:54.34ID:Gx/CEtBN
「スカイツリー」

みなもにむかって 
いとたれる
ぽっかりうかんだ しろいくも
つれたつれたよ
そら、つれた


お次は「芋」
0017名前はいらない
垢版 |
2011/08/28(日) 11:56:57.99ID:yH+83I4c
「芋」

お母さんがとってきてくれた芋を
みんなで食べたよ
おいしいね
おいしいね
お母さん ありがとう
でもその数分後
強烈なメタンガスがこの世界に
広がっていったよ
臭いね
臭いね
お母さんのものが一番臭いね

お次のお題は「オナラ」
0018名前はいらない
垢版 |
2011/08/28(日) 12:31:12.75ID:mwDONTiI
「オナラ」

綺麗な音色をかなでますの
ぷおーん ぷおーんといいオナラ
さあ、みんな聞いてらっしゃいませ
5km四方に響きわたります

おつぎは「碁」
0019ちーちゃん
垢版 |
2011/09/04(日) 00:56:23.53ID:z997vmLO
「碁」

達人の音はぱしんと響く
伸びた背筋から放たれる
互いの心の道筋を鳴らす
私の心は噛み合わず
彼の音色を曇らすばかり
彼は私を知らぬ者
私の道を見られぬ賢者
枝無き途の先人離れ
碁石抱えて放浪するは
道無き道の人探し


「モテ期到来」
0020名前はいらない
垢版 |
2011/09/04(日) 11:48:15.76ID:8EG/oT3D
「モテ期到来」

ブサイクな顔なのに
なぜか好かれるのは
きっとぼくがあまりにも
お世辞をいってしまったから
あの娘は全然かわいくない
あの娘は全然やさしくない
あの娘はガキなのに無心をする
みんなこの世界で氷のように
カチコチに固まってしまえばいいのにと
セックスしながら叫ぶぼくがいる

お次の題は「メルヘンなんて趣味じゃない」
0021名前はいらない
垢版 |
2011/09/06(火) 02:50:34.54ID:HFQMpYxx
「メルヘンなんて趣味じゃない」

メルヘンなんて趣味じゃない
ビーズ細工の首飾り
メルヘンなんて趣味じゃない
クローゼットのレースのスカート
メルヘンなんて趣味じゃなかった
機関銃を持って走る日々
メルヘンなんて趣味じゃ・・・
こっち、見んなよっ


次のお題は「セーラー服」で
0022名前はいらない
垢版 |
2011/09/06(火) 03:23:20.97ID:wHh+hSiE
「セーラー服」

セーラー服を着てみれば
るんるんるん
たらったらったらー
踊りたくなるのよ
老いも若きも
踊れ 踊れや セーラー服
今年の盆踊りも盛り上がった


お次は「反吐」
0023名前はいらない
垢版 |
2011/09/06(火) 04:05:13.42ID:qbE8sFDx
「反吐」

おれはアリじゃねえと矢沢永吉にいいたい
おれはトンボじゃねえと長渕剛にいいたい
おれはクリじゃねえと桑田圭佑にいいたい
この世のトップはおれじゃない
反吐がでそうだぜ

えーと・・

でもケツメイシの「花鳥風月」はいい曲ね

お次は「薬草」で。
0024まるちーちゃん
垢版 |
2011/09/07(水) 22:42:56.57ID:9d/FtmGN

空腹を満たす為に鷲掴みの草
腹一杯に食べて草人間は舞う
ほうれん草
ネギ
こまつな
ニラ
焼くそうだ
世間では
食事をより幸せな時間に変えるため
明日葉
ひまわり
行者にんにく
たまご
きゅうり
らららら らららら
るるりら ららるりら


「かつて愛した男」
0026名前はいらない
垢版 |
2011/09/08(木) 12:02:31.68ID:jBVYOBac
「かつて愛した男」

雑踏の中にまぎれて今日も私を監視している
かつて愛した男
うすのろ
でぶ
はげ
ちび
ネクラ
インキン
熱帯魚ヲタ
植物ヲタ
もう何もかも忘れてしまいたい

しまった
隣の駅にやつが手をふっていたので
思わず手をふりかえしちまった・・・

お次の題は「ろくでなし」
0027名前はいらない
垢版 |
2011/09/08(木) 12:30:00.27ID:DnJPqK0J

かつて愛した男

そいつはポテトチップスが好きだった
だからかなり肥満してた
カルビーよりコイケヤの方がうまいと吹聴してた
そんなことどうでもよかった
ねえ
わたしのこと見てよ
ああ
彼は言った
そしてわたしの瞳を見つめ返した
彼の胸元で手が激しく動き回りポテトチップスの袋がガサガサ揺れていた
わたしは幻滅した
ねえ、わたしとポテトチップスのどっちが大事なの?
彼は言った
そのポテトチップスが海苔塩味ならきみの勝ち、コンソメパンチならきみの負け
つまりわたしはある味付けにおいてポテトのフライに劣るってこと?
彼はうなずいた
口を何度もへの字に曲げて話しの最中もポテトチップスを食べている
かつて愛した男はろくでなしでもあるのでこのまま投稿する


お題『トマト』
0028名前はいらない
垢版 |
2011/09/09(金) 06:23:52.64ID:j08eM8gS
ろくでなしトマト


あいつはいつも怒ると顔を真っ赤に染めた
あいつと何回目かの夏を越した
あいつが急に消えた
あいつはとても優しかった
たまには、あいつと夢であえたら
あいつは、ろくでなしトマト
0030名前はいらない
垢版 |
2011/09/09(金) 06:38:44.78ID:BpOGcHHn
>>23
なんかワロタ。

「駅前」

新幹線の高架下
駅前? 駅裏? もはや知らん。
殺人事件の立て札 横目に
今日も 学生 おっさん 入る北口

朝は頑張りどきなのに
ここんとこ 元気のない共産党

レール・レール・レール・レール
ここちよい。

ただ、肛門が弛む。

次!! 「○○駅前」で……。
m(_ _)m
0031名前はいらない
垢版 |
2011/09/09(金) 09:59:59.80ID:ldrzijry
「○○駅前」

名も知らぬ駅前の前に
鬼瓦権造のような男が立っていた
目と目があう
ニッコリ笑ってみた
そのあとすぐに後悔した
次の名も知らぬ駅で
同じ鬼瓦が立っていたのだ!

何度も同じ夢をみた

鏡の前に鬼瓦の顔があったのだ
そうさ
このオレこそが鬼瓦権造の正体なのだった・・・

お次は「公衆電話が絶滅寸前」
0032名前はいらない
垢版 |
2011/09/09(金) 23:09:11.38ID:KC6kCk7c
「公衆電話が絶滅寸前」

恐竜が目の前に現れて、言った。
『もしもし、どちらさま』
10円かつあげされて、僕は帰った。
0033名前はいらない
垢版 |
2011/09/09(金) 23:09:48.13ID:KC6kCk7c
お題「ひややっこ」
0034まるちーちゃん
垢版 |
2011/09/09(金) 23:40:19.63ID:fj2pGxoh
「ひややっこ」

煙突の煙、空に停止する
惨劇の舞台、工業団地
犯行は手際良く
周到に用意された計画犯罪
押し潰されて固められ
切り分けられて腐らぬ内に
水に浸けられ運ばれて
陳列された成れの果て
考え事の悪人女
柄付きの檻に投獄し
考え事の悪人女
震えるそれを切り付けて
草臥れ顔の商人男
二本の棒でそれをほろりと

次、「日本酒」
0035名前はいらない
垢版 |
2011/09/10(土) 06:40:22.99ID:7ecXd/JA

日本酒

日本で酒を飲む
だから日本酒だ
おれは今、テーブルに片肘をついてワインを飲んでいる
日本酒だ
なんか文句あるか?
ねえよな
あったらお前の顔アンパンマンみたいに膨らませてやるよ
イースト菌なんか必要ねえ
ぎゅっと握り締めた固い拳で何度も打ち付けてやればそれでオーケー
………そんなことにならなくて良かったよ
暴力反対
戦争反対
核実験反対
まじ、おれたち同じ過ちを繰り返すのやめようぜ
おれは各国の首脳に話しかけた
おれの願いが地球を救うのだ
うふふ
酩酊した頭を首の上に乗っけて微笑んだ
そして日本酒をぐびり
ぷはあ
やっぱ日本で飲む酒はうめえや
知らない親父が話しかけてきた
「あんたそれ違うよ」
なんだって?
「それ日本酒じゃなくてワインだろ」
早速、アンパンマンのいっちょあがりいいい


次【パンスト大好きスグルくん】
0036まるちーちゃん
垢版 |
2011/09/11(日) 11:51:15.94ID:uBXp/UuN
「パンスト大好きスグルくん」

パンストは履かないで
素足のままで居て
ビニールのパッケージに
仕舞ったままで

三下の僕の声
届かぬ君の耳
激しい脚の動き
繊維の悲鳴

パンストは脆く
脚を伝う線を描き
温もり残したまま
屑籠に捨てられて

パンストは儚い
僕の部屋のショーケースに
救えなかった仲間のこと
涙を流して詫びた

持ち帰って来た伝線の
パンストの亡骸を
口に含みながら

ララララ…ルルリラリラ
ララルリラ…

次、「ハンサムさん嫌い」
0037名前はいらない
垢版 |
2011/09/18(日) 21:57:10.45ID:w13hiGrJ
ハンサム?
そんなの邪道だわ
顔が良くても 性格悪けりゃマイナスよ
男なら 心が大事
そう だから あたしは
ハンサム嫌い

次「兄弟」
0038名前はいらない
垢版 |
2011/09/18(日) 22:01:21.54ID:w13hiGrJ
あげ
0039名前はいらない
垢版 |
2011/09/20(火) 02:48:05.44ID:YO6QUQHM
ねぇ兄さんその背中がさ
いつもまぶしいと感じてたんだよ本当に
僕はいつまでもおいかけているんだって
兄さんはいつまでも先にいるもんだって
そう思ってたんだよ
ねえ、兄さん


次「オットセイ」
0040名前はいらない
垢版 |
2011/09/22(木) 23:43:25.80ID:OUVgjX+H
あげ
0041名前はいらない
垢版 |
2011/09/24(土) 05:59:57.72ID:IWO29rht
オットセイ

ああ いつまでも泣き続けちゃいけないのかもしれない
いや これが仕事なのかもしれない
うるさいだけで誰も抱いちゃくれない
涙にまみれたヌメリきった体なんか

次は「被る」
0042名前はいらない
垢版 |
2011/09/24(土) 12:26:34.16ID:SmZzV380
「まる」
0043致死呂
垢版 |
2011/09/26(月) 20:14:20.57ID:nB2M/tLY
「被る」

「お久しぶり草もタバコもどれもすぐ臼の炉」

次は「悪逆非道」
0044名前はいらない
垢版 |
2011/10/18(火) 12:53:23.80ID:ADACgp19

「悪逆非道」


麻薬密売人たちは微笑む 俺たちゃ悪く無い


プルトニウム
セシウム
ヨウ素
ストロンチウム

これらで発電

だから俺たちゃ
薬で稼いでも
悪くない


利権者共よりマシだ

奴らが放射線で
狂わせるのは
子供たちの人生

それで金貰い
美味い酒呑んでやがる

手錠かけられた
薬売人がそういいながら

白衣を脱ぐ

証拠となる
カルテはシュレッダーにかけ消したと

0045名前はいらない
垢版 |
2011/10/18(火) 13:56:58.12ID:ADACgp19

次のお題は「文学」

0046名前はいらない
垢版 |
2011/10/19(水) 22:10:04.45ID:ZksiDwFw
文学は身売りだよ
君はあの日そう云った。

太宰をごらん 漱石をごらん。
鏡花はどうだい 谷崎は?

身売りだよ。
人生を生い立ちを思想を思考を来歴を
削り取っては売るんだよ。

かつてそう云った君が、
残して行った「文学的」な日記を
私は受け入れられないでいる。


**************


「椿油」
0047名前はいらない
垢版 |
2011/10/20(木) 16:21:31.43ID:nQeuJwDC
「椿油」


つけ馴染ませたことありますか?


あなたの手帳の
その文字に

ちょっと雰囲気
変わるんですけど

これが難しいんです


次は「かげりゆく」


0048名前はいらない
垢版 |
2011/10/21(金) 22:31:47.25ID:8YU6C8YZ
ゆらゆらとゆれる坂道
気だるくなる暑さに、今日は独りで耐えのぼって行く

暑い、けど冷たい
何かが冷めている

ゆらゆらとゆれる坂道
陰りゆく太陽に、陰りゆく坂道

明かるい、けど暗い

振り返った先の太陽は眩しい

もう一度振り返った坂道の先は


お題:送り火
0049名前はいらない
垢版 |
2011/10/27(木) 23:00:37.34ID:UHQY/j/w
「送り火」 

通りかかった夜道で、外灯が消えかかりそうにゆらめいていた
ぼやける明かりを見つめてたら送り火のように思えた…
暗がりの中、冷たい風が足もとをなでてゆく
ゆらゆらとたよりなげなその明かりは
今にもひと消しで消えそうにおぼろげに揺れていた
通り過ぎる人々の目は寒そうに
消えそうな揺らめく外灯を見上げていた…

次、「柔かな布団」
0050名前はいらない
垢版 |
2011/10/29(土) 00:38:20.82ID:ui31ZiE8
 「柔かな布団」

 寒さに冷え込む体をあたためたくて、
 閉まってあった冬布団を出した
 湿気を含んで少々臭かったが
 日に当て、干してみたらふくらんできた
 ぬくもるその布団に体を包んでみた
 あたたかい、日の香りがする柔かな感触
 それだけでなんだかほっこりとしてくるような思いがする

 次、「美顔クリーム」
0051名前はいらない
垢版 |
2011/10/29(土) 22:20:19.38ID:RPs4Fr6r
「美顔クリーム」



泥塗るヌルヌル彼


(次は泥でおぬがいします)
0052名前はいらない
垢版 |
2011/10/30(日) 15:01:43.48ID:Xz0XnFpZ
「泥」

庭にある排水溝の近くにいつも、
盛り上がるように泥がある
踏みつけると柔かくズブズブと足が沈む
非常に気味が悪いが埋めても埋めても泥の山が浮いてくる…
雨の多く降った日はユウウツだ
また、こいつとベランダのつまりの処理に追われるから
一度泥をサンダルで強く踏みつけたらはまって沈んでしまった
そしてサンダルは出てこなかった
それ以来は長靴をはいてやっているが、
片方だけ沈んでいったあのサンダルが気になる今も…

そして時々、泥の真下でゴボゴボという音が聞こえる
まるでどんどん際限なく増えてくかのような
そんな気味の悪い音が

次、「うろこ雲」
0053ちーちゃん
垢版 |
2011/10/31(月) 01:11:44.70ID:fpbB0NyQ
「うろこ雲」

ひゅるり吹いた風が
頬の水気をさらって行った
寝ぼけ顔の目の縁に
塩気をのこして
朝の光に起こされて僕は
かさかさ目やにのかたまりを
いくつも空にこぼした

次「リタルダント」
0054名前はいらない
垢版 |
2011/11/04(金) 20:53:16.60ID:Vl81DUO2
ほっこりとした君のリタルダントを見るたびに
思い出すよ
さらばラバウル

次「マンホール」
0055名前はいらない
垢版 |
2011/11/04(金) 21:51:39.09ID:ZKSoP7ev
「マンホール」

雨ざらしになった路上に流れる水を音たてて吸い込む
ゴゴゴゴゴゴ…
道路の下を流れる音

いつかあそこから
重いフタを開けてなにかが
なにかがヌッと現れるんじゃないかと危惧している
だがそんなことはない
たぶん

今日も雨空の下
静かにその固いフタは閉じられたまま

次、「枯れ葉」
0056名前はいらない
垢版 |
2011/11/04(金) 22:14:35.27ID:ZPHiaFwd
「枯れ葉」

今郡仮実 変食伸柴
縞捨寅屯 娠謬氷殆
俐杳粭鉅 本摩埋對
尨屆燹螢 蟋枯帯来

次「行」
0057名前はいらない
垢版 |
2011/11/04(金) 22:38:10.79ID:bUZz2w+H
「行」

男性が拡張
犬に伸びていく小百合
もしとヌラマタが触りに運ぶなら
左のタイトルが多いと猫が迫害と拍手
ググとララがミゾオチへ海岸を永住させる
腹ばいから馬のアタマが邪魔に破裂。



次、「兄貴に運ぶ浜辺」
0058ちーちゃん
垢版 |
2011/11/05(土) 10:04:20.34ID:ooONMVJS
「兄貴に運ぶ浜辺」

青空の下キラキラと輝く
白い砂浜にテントを張って
スーパーで一番高かった
牛肉を焼いて
ブランデーを飲りながら
クルーザーに揺られてえ

俺の叫び声に
ダラダラと腹から
流れる血を
押さえながら
兄貴が言う

だからザーザーとか
ギラギラとか
ザプーンなんて泣きながら
口で言ったのさ
兄貴を海に
連れていく事が俺の使命だから

でも兄貴は難しい顔で
腹を押さえたまま

神様
俺は天国に行ける人間じゃない
神様なんて今日まで信じた事なんて無い
知らない他人の突然の頼み事だけどよ神様
教えて欲しい
こんな時俺は一体どうしたらいい

口笛を吹け
口笛を吹けと
神様の声が心に満ちた

そんな気がして高らかな口笛

兄貴は泣きもせず
笑いもせず
静かに瞳を閉じた

次「君とフライドポテト」


0059名前はいらない
垢版 |
2011/11/05(土) 16:31:02.28ID:axmMIaXp
「君とフライドポテト」

君は冷めたフライドポテトを「マズイ」とか言いながら喰っていた
へんなやつ
だから、真面目な君を見るとびっくりしちゃうよ
でも、そんな君に会えてよかった
さいごまで、ありがとう そして僕らは鉛色の空へとけてゆく
君がいなくてもがんばるよ 唯一の友よ

つぎは「日本海」
0060名前はいらない
垢版 |
2011/11/05(土) 19:48:12.68ID:xoeXZlnK
「日本海」

紙で作ったハモンドオルガンを
寝室にくくりつけた日本海へゆっくりと沈める

隣でダッチワイフのように口を開けて眠っている夫が
あの日、出て行ってしまったカモメの名前を繰り返し呼んでいる

日本海へ沈んでゆくオルガンの音色と
夫のマヌケな寝言で
私は今日も私でいることから抜け出すことができない


次、「最後の体操」
0061名前はいらない
垢版 |
2011/11/06(日) 15:06:00.10ID:8NfLL8NR
「最後の体操」

朝日とともにカーテンを開けた
まぶしくて良いお天気
最後に朝のストレッチをしておこう
これで終わりなのだから
明日からの長い入院生活に備えて、
深く深く屈伸した
今日はいつもよりは長めにやろうと思いながら

次、「果実」
0062名前はいらない
垢版 |
2011/11/07(月) 11:30:06.09ID:j9oTvKkh
「果実」
喉を 腹を
潤し 満たし
君は 僕の
中へ 外へ
蠢き 騒ぐ
歓喜の 甘美の
その 実を
この 身に
取り込む

お題「聴こえる」
0063YUKI
垢版 |
2011/11/07(月) 23:49:48.05ID:4lDfox16
「聴こえる」
心が呼んでいる
素直になれと叫んでる
あと少しって応援してくれている
それでも、素直になれない自分に
バカだねって笑ってくれる
今日も心が呼んでいる
心の声が聴こえる

お題「切ない恋」
0064名前はいらない
垢版 |
2011/11/09(水) 11:26:35.09ID:IH3LScCQ
「切ない恋」

あなたが通るたびにかけよって
あなたが通るたびにため息をする

あなたからは私が見えないし
あなたからは私がわからない

4階から見下ろすペイブメント
多くの通行人の中から
あなただけを見つけられる
あなたが毎日通るたびに
わたしはここからテレパシーを送るのだ

だけど
なんにも進展のない恋
毎日わたしはひとりでやるせなさをいだいている
それでもいい、それでもいいとは思うけど

お題、「小さなシンパシー」
0065名前はいらない
垢版 |
2011/11/11(金) 02:53:09.35ID:W7IOn2ag
「小さなシンパシー」

私はあなた あなたは私
私の中のあなた あなたの中の私

私はあなた あなたは私

真実の正面だァれ?


次、「狂った鈴」
0066名前はいらない
垢版 |
2011/11/11(金) 18:16:38.91ID:EMCs+zGW
「狂った鈴」

私の胃にいるドラえもんは朱の色で
8月の雪をアマゾンで買った翌朝に
阪神競馬場、三階の迷子広場で亡くなっていたの

口から泡を噴きながら
左の乳首と背中を縫い合わせて
ギターをチューニングするみたいに何度も円周率ヒトケタを叫んでいたわ

でもね、あたし、思うの…
本当にね…狂っていたのはドラえもんじゃなくて
あの日の青空だって。


次、「来週、透明博士は釣りに行く」
0067名前はいらない
垢版 |
2011/11/11(金) 21:41:10.18ID:ce4v6zcX
「来週、透明博士は釣りに行く」


釣果、釣果、釣果。
彼にとってそれが全てでありまして
釣れない姦は、使い棄の餌にもなりませぬ。

今日のカプセルは格別ぢゃ
ドクドク、ドバドバでおるわい。

皮を剥ぎ剥ぎ、互を膨らませ

「挿入」


次、「奈落の谷のタケシ」
0068名前はいらない
垢版 |
2011/11/11(金) 22:28:14.20ID:9WpRmGAB
emergency rescue
彼は助かりますか
彼が助かりたいのなら

「治療」
0069ちーちゃん ◆maltese.Zk
垢版 |
2011/11/11(金) 23:36:54.06ID:aFcvF0zK
「治療」

あなたのココロが
痛む夜には
さりげなく近くに
居てあげたい

飲み薬よりは
湿布に近いかな
スースーするでしょ?
ワタシのにおい

次「猫とカエルジャンプ」
0070名前はいらない
垢版 |
2011/11/12(土) 02:14:50.50ID:q6shVU8Q

「猫とカエルジャンプ」

ニャー! ビヨ〜ン!! 
ケロッケロッ! ゲロッゲロッ!!

駄目でしょアンタ、カエル食べちゃあ

緑色に なっちゃうわよ? 猫なのに。

あ、既にあんたカエルだったわね ホッホッホ

緑緑緑・・・・・・・猫「」


次「在日朝鮮人の侵略、と日常」
0071名前はいらない
垢版 |
2011/11/12(土) 20:17:12.80ID:b6nTj513
と、叫んでいる人が区別されています
駅前のコンビニで空を見下ろしている人が
雲の犬に見下ろされています。


次、「ジーンズの国」
0072名前はいらない
垢版 |
2011/11/12(土) 22:11:31.37ID:KIFVG0OA
「ジーンズの国」

哀れな女の泣き声も
インディゴの青にかき消される
それほどにここは薄暗く
わずかに見える金色も
憂鬱を繋ぎ止めるため

いつの間にかあったという
小さく狭い奥行きは
何のためにあるかなど
もはや誰も知る由もない


んじゃ、次「ギターが泣いている」
0073名前はいらない
垢版 |
2011/11/12(土) 22:25:25.02ID:UITEWgHm
「ギターが泣いている」

ボロロロンボロロロン…
弦をつまびくたび、低い悲しい音がする
今の俺の心を奏でてるかのようだ
こんな夜は
いつまでもこうしてギターと語り合っていたい
誰でもない、ひとりきり、こんな楽器を相手にして
そして時々グラスでもかたむけながら…

ボロロロンボロロロン…
俺のツメから哀しい音がする
なんでだろう
唄っているのはコイツなのに
共に共鳴するかのようにこの俺のツメからも
なんだか悲しい声がしてくるかのようだな

ボロロンボロロロン…
こんなときは
ギターからは低く哀しい声がする

次、「寂しがりや」
0074ちーちゃん ◆maltese.Zk
垢版 |
2011/11/13(日) 01:10:23.86ID:lfuszm/G
「寂しがりや」

俺はシャンデリア
一流のガラス細工職人の
技の集大成

この家の主人は確かな目をしていて
一流の家具とペルシア織りの絨毯の部屋に
この俺を吊るしてくれた

いつしか部屋の風景に溶け込んだ俺を
見上げる者は居なくなる
電球の交換はお手伝いさんがやってくれるが
数年に一度の機械的なそれを
今は機械的に見詰めている

ガラス細工職人の技は確かだったが
俺は自分で致命的な欠陥を産み出してしまったのか

今夜部屋に誰も居なくなった時に
俺はもう落ちてしまいそうだ

シャンデリアは短すぎる役目を終えた
自分の居なくなった部屋を見る事もなく

新しいシャンデリアが煌々と存在を誇る数日後の部屋
幾つかの塵が寂しさを歌う

次「乳房をまさぐる音」
0075名前はいらない
垢版 |
2011/11/13(日) 02:37:30.87ID:XQjrRGGU
『乳房をまさぐる音』

乳房をまさぐる音で目を覚ました
階下の犬は皿の上の骨をしゃぶり
背後の男は乳房を私の乳房をまさぐる
その度に私の乳房は形を変え元に戻り

まるで無常
まるでプリン

私にその気がないのが伝わったのか
あるいはただまさぐりたいだけだったのか
男は眠りについた
その眠りはいびきをともなったが
私は追うようにふたたび眠る


次『貯金魚』
0076カイ
垢版 |
2011/11/13(日) 04:11:50.10ID:97s3JDoQ
太っていきます貴方のために
 
次の題は [この世界 ]
0077カイ
垢版 |
2011/11/13(日) 04:14:27.02ID:97s3JDoQ
太っていきます貴方のために
 
次の題は [この世界 ]
0078名前はいらない
垢版 |
2011/11/13(日) 07:06:40.49ID:LXq/fy5C
「この世界」


産まれた落ちたこの世界
まあるいまあるい便器の中

コーンは僕のお友達

人生の終わりは突然に
ぐるぐる回って流された

次の題は [カレー ]




0079名前はいらない
垢版 |
2011/11/13(日) 17:44:52.10ID:ksMqUg0i

「カレー」

カレー先輩の名前を
誰も知らない

先輩、あなたとの思い出
ありません

いや、あるんですけどね。


次「ピーターソン国際経済研究所」
0080名前はいらない
垢版 |
2011/11/13(日) 20:26:15.49ID:HSGrj5PU
汗と涙の結晶
硬貨を握りしめて
走ったあの日を忘れない
「ナルシスト」
0081名前はいらない
垢版 |
2011/11/14(月) 19:48:01.08ID:ou0t7XFW
「ナルシスト」

鏡の向こうにわたしがいる
なんどもふりかえり、目を合わせあう
なんのへんてつもないいつもの自分
だが繰り返し、三面鏡を開いては見つめ直す
出かける前のひととおりのレッスン

おかしくはないかな、
どこも乱れてはいないかな?
そう何度も鏡の自分に問いかけている…

美しくはない、美人でもない
でも身ぎれいにしたい
鏡の中もこちらの自分もどちらもつねにナルシスト
何度も見つめあわねば気が済まない

次、「やわらかな犬」
0082名前はいらない
垢版 |
2011/11/14(月) 23:41:05.33ID:JHJWUf4W
「やわらかな犬」

三階から落とす固い猫
アスファルトにのめり込む

てこの原理じゃダメな猫
ニャーニャーニャーニャー鳴いている

やわらかな犬を流し込め
ワンワン ニャーニャー 混ざり合え

きっと来年の今頃に
大きな花にかわるだろう

次 「耳で食べる昼食」
0083名前はいらない
垢版 |
2011/11/15(火) 10:33:12.22ID:2ocZq3Uk
「耳で食べる昼食」

空腹時のボクは貧欲だ
ジュウジュウ、ジュワジュワ
魚を焼いている時も
野菜をいためている時も
卵を焼いている時でさえ、
五感を統一して全てを逃さない

舌で味を確かめて、耳でも音を噛みしめている…
グツグツグツグツ、ナベの煮える音
ジャージャー、フライパンでいためる音
全てが刺激してくれている

あぁ、なんて貧欲なこと
鼻腔から鼓膜までが刺激で空腹を増すのだ!
急げ急げ、そうおなかが叫びながら

次「秋の味」
0084名前はいらない
垢版 |
2011/11/15(火) 11:28:51.67ID:7DD5KECC

「秋の味」

ジックリコットリ樂しみましょう
なめなめキノコのスープパスタ
ドロドロの生椎茸
ブナシメジ
泥団子
ゲニゲニと笑う、制服の妹。

炎で森グチャグチャ
高く飛び上がった蜻蛉に
今日も万歳の晩餐を働き蟻と共に。


次「トロピカルワールズ」
0085名前はいらない
垢版 |
2011/11/15(火) 12:50:47.28ID:CyW/1rpe
砂浜の木陰のバースタンド
スカイブルーにレモン色
色とりどりのリキュールが
並んでいるよ楽しそう
波の音が静かに聞こえる
ここだけは平和
いつも平和

次、「遥か彼方に見える」
0086名前はいらない
垢版 |
2011/11/16(水) 11:50:47.52ID:ikxeNr7W
「遥か彼方に見える」

まぼろしの都
あそこまでゆけばたどりつける…
手も届かない遠い世界
いつかきっとゆける

わたしの記憶にかすかに見えるあの光景
それははるか遠くの世界
霧の中でかすんでいるような
さだかではない幻の光景

いつかきっと
いつかきっとたどりつけるかもしれない
遠く彼方に見える幻の都

次、「雪の国」
0087名前はいらない
垢版 |
2011/11/17(木) 21:15:18.88ID:FIyFWGu2
「雪の国」

バリウムを飲みました
そして白いウンコをしました
海に流れた白いウンコは
なんやかんやあって島になりました

先日、私は仕事でアメリカに行く事になり
飛行機に乗りました
そして飛行機は墜落し
この島に流れ着いたというわけです

私は思うのです


ラーメン食いてぇ と


次、「新しいお祖母ちゃん」
0088名前はいらない
垢版 |
2011/11/19(土) 21:22:07.29ID:bgQVEZsV
「新しいお祖母ちゃん」

一度世界は崩壊して
みんなとわたしがごちゃ混ぜになった
その後夜が五千億回くらい巡って
新しい世界が生まれた

総ては生まれ変わり
みんなは新しい「みんな」となり
わたしは新しい「わたし」になった

けれどお祖母ちゃんはお祖母ちゃんのままだった
「お母さん」も「ひろきくん」も新しくなったのに
お祖母ちゃんは「お祖母ちゃん」にならなかった
なぜなのかはわからなかった

後になって「お母さん」が教えてくれた
お祖母ちゃんは新しくならなかったんじゃなくて
新しくなれなかったんだって


次、「猫と魔王」
0089名前はいらない
垢版 |
2011/11/21(月) 16:24:19.96ID:nwoAGp1X
「猫と魔王」

拝啓 勇者様
お元気ですか?
私が魔王の城に連れてこられて早半年が経ちました
あなたの勇志とご活躍は魔王の偵察隊から聞いております
最近、捨て犬を拾ったようですね?
とっても可愛いワンちゃんだと姫も思います
それに感化されたのか、魔王もわざわざ下界に降り猫を拾ってきました
部下の前ではダークサファイアと呼ばれていますが
2人の間ではミーちゃんと呼んでいます

今、魔王はいすに座りワイングラスを片手にミーちゃんを撫でながら
「くくく…よくここまで来れたな勇者よ…貴様の命もここまでだ」
と何十回も一人で呟いています
どうやらあなたが来ることをとても楽しみにしているようです

私はこの城に来ていろいろ考えが変わりました
本当に悪い人は世界征服だなんて
誰がどう見ても悪だと捉えるような事は掲げず
人前では善人面をして
裏で自分の欲のために市民からお金をむしり取るような人の事だと思うのです
そう、つまり国王である私の父のような人の事です

あの夜、魔王が呟いた言葉が忘れられません
「俺の親父が魔王だったから仕方ないんだよ
人それぞれに決められた役目というものがある
俺の場合、それが世界征服だったってだけなんだよ
だから、徹底的にやってみんなから嫌われるような素晴らしい魔王になってやるんだ」
私はその夜、彼を抱きしめました

勇者様、私はこれからもずっと彼のそばにいてあげたいのです
だからお願い 私の事は探さないで

PS
彼のワイングラスに入っているのはファンタグレープよ
彼、お酒は飲めないの
可愛い人でしょ?
さようなら



次、「山本さんのスパゲティ」
0090ちーちゃん ◆maltese.Zk
垢版 |
2011/11/21(月) 20:10:28.56ID:hzuOFHn4
「山本さんのスパゲッティ」

遠い遠い夢の国って程でもない
ただの裏山なんだけどさ
一度は入ってみたいと思っていたレストランの前で
俺はその入り口を見詰めていたんだ
住宅地の薄汚い排水溝をまたぐように
わざわざ建てた俺ん家からくらべりゃ
その店の構えは群馬の山奥で商店を見つけたみたいな高揚を与えてくれるから
俺は槍を持った半裸の男との闘いに勝って
頭にでかい篭をのせた首長族の女のハートを射止める主人公みたいな気分で店のドアをくぐると
以外にも濃いブラウンの板張りの床とテーブルと椅子に
清潔な白のペンキ塗りの壁とテーブルクロスが
小洒落た洋風の雰囲気を醸し出していて
そこに立つ槍を持った半裸の店員の姿がやけに浮いていて
俺は思わず吹き出した口を押さえて
わざとらしい咳払いをしながら席に着いた

「こちら当店のメニューとなっております」

佐藤さんのビーフカレー
鈴木さんのハヤシライス
レシピを開発した人物だろうか
すべてのメニューには苗字が書いてある

「それじゃあこの山本さんのスパゲッティをいただこうかな」

「かしこまりました」

「ところで山本さんってこのスパゲッティの味を考えた人の事かい?」

「いえ、原料です」


次「遥かに」
0091名前はいらない
垢版 |
2011/11/22(火) 19:46:47.45ID:yoWERx7D
「遥かに」

小学生の頃一目ぼれした子に
勇気を出して名前を聞いてみた

「お名前なんですか」

「私の名前は遥かにです」

「ハルカニ?」

聞き間違えたかな

「はるかさんですね」

「いいえ、違いますハ・ル・カ・ニです」

「・・・・・・・・・・・」

変わった名前に一瞬びっくりしたが
やがて海老くん遥かにさんと
呼び合うようになった

やげて大人になった二人は
カニ料理屋に食事に行った

そうしたら遥かにさんが
突然看板によじ登り
そこで固まってしまった
手足には大量の毛が生えてきて
体は甲羅のように赤く発色して
まるで毛ガニのよう

十年後俺が遥かにさんと同じように
看板になって気がついた
遥かにさんは本当はカニだったのかもしれない

次「肉屋のはずなのに」




0092名前はいらない
垢版 |
2011/11/22(火) 20:14:56.54ID:UEiPXpyK
「肉屋のはずなのに」

私、切り裂きジャックちゃん

お父さんとお母さんはもう居ないの
サリーちゃんとのユニゾンはサイコーにハイだったわよ
ミンチと軽快に踊るソースね

飛び散る肉汁は崖に堕ちたわ

おっかあ ごめん

おっとお ごめん

アタシ…………、


次 「丘の上のおむすびクン」
0093名前はいらない
垢版 |
2011/11/22(火) 21:18:06.88ID:QreZP72u
「丘の上のおむすびクン」

今度のチブリ最新作 見た?
よかったよね 私泣いちゃった
おむすびクン かわいかったよね〜
最初 お弁当の中であんなにちっちゃかったのにすぐおっきくなってさ
カンタ うち カンタの事 好きやで〜
なんて 泣かせるわよね
カンタに食われて頭半分ないのに 健気よね〜
おむすびから白子があんなにも飛び出してさ 血だらけでさ〜本当 可愛いわよね〜
でも びっくりしたわよね〜中盤のあの展開
まさか、おむすびクンがカンタを逆に食い殺すなんてね〜
松崎顔夫はやっぱり天才よね〜
最後は血の海の中で真の飯の覇者になったおむすびクンの雄叫びで終わるんだけど
場内大興奮 ゲロまみれに 糞まみれ 見にきたチビッコは半狂乱 救急車が何台も映画館に来て お祭り騒ぎだったのよ
本当、見に行って良かった チブリ最高!


次、「ノルウェー人の森」
0094名前はいらない
垢版 |
2011/11/22(火) 22:36:21.40ID:E7n4yRti
 「ノルウェー人の森」

森の碧
人畜無害な人魚
川のせせらぎ
流れてくる髑髏

瘠せた女の骨
穢いゴキブリが沸いてる
ジャカジャカジャカジャカジャカ

小屋の巨人のランチライム


次「蜷局を巻いたインテリリーマン」
0095名前はいらない
垢版 |
2011/11/28(月) 21:57:06.27ID:uBcXU8mz
「蜷局を巻くインテリリーマン」

オフィス街を颯爽と歩くのは
白鳥座第七星雲出身の
インテリサラリーマン
考え込むとクネクネと辺り構わず蜷局を巻く癖がある彼に
同僚は忠告した
トイレで蜷局を巻くのはいいけど、あんまり巻きすぎると
大変なことになっちゃうよ
扉のない便器に座りながら言った
そんなある日、彼はトイレから出てこなくった
同僚がトイレを覗き込むと
そこには巨大なうんこが・・・
とうとう彼はうんこになってしまった

次、「マジで売り切れてんのかな」
0096佐藤拓也の元気が出るTV アラハン
垢版 |
2011/12/15(木) 00:09:32.58ID:rQ8EPnVq
マジで売り切れてんのかな

ジョンポールジョンとかけまして
ニックボックウインクルと解きます

その心は?
『どちらも甘党だと思います』
一円切手にソックリ宮路社長
郵便局に7年勤めてたけど
一円切手のシート買いをしたのは
過去に二人。いずれも外国の方でした。その二人目の直後にも購入を求めてきたのが外人。一円切手のシートのストックなんてありませんよ、
『そ、そ、ソールドアウトですぅ』
と告げると『マジで売り切れてんのかな』と納得いかない面に小便

次の題目
『上中里』で刑事ヨロシク☆☆

居酒屋☆古呂名
香流荘ボランティア団体大福星
佐藤レポート
0097名前はいらない
垢版 |
2012/03/30(金) 16:12:04.35ID:L/EDUO3j
「上中里」

下は憤慨した
里の野郎だけは 許せねえと
下は憤慨した

上はせせら笑い
中はただ、呆けている

下は憤慨した
今まで散々 見下されたうえに
この、仕打ち
神はいないのか
なぜ、私はこの世界に生まれ落ちたのだ

下は憤慨しつつ
泣いた
声をだして
泣いた
幸せになりたい と
泣いた
見かねた 幸 が
下 を抱きしめてやった
幸 の胸があたり
髪の匂い が鼻腔をくすぐる

下 は 欲情し 勃起 した
下幸

不幸


次、「虹の上に親父」
0099名前はいらない
垢版 |
2012/04/03(火) 22:00:24.20ID:gQXkDQnY
「虹の上に親父」

インドの山奥で修行して
ダイバダッタの魂 宿し…
胸に秘めたる虹の夢

そうだ 行くんだ
レインボーマン

「虹の上に親父」がいる・・・…


多分、年老いたレインボーマンじゃね…
ソレ



次「風がやんだら」でお願いします
0100名前はいらない
垢版 |
2012/04/03(火) 23:36:55.63ID:RHqwe99T
「風がやんだら」

風が吹くと桶屋が儲かるって言うじゃん?
んじゃさ、風がやんだら誰が儲かんの?
とりあえず、桶屋は儲からないよね? ただでさえ不景気なのにさ
たまったもんじゃないよね 多分、借金苦でさ、吊るよね?首を
したら、困るよね?俺ら。桶、無くなっちゃうからさ
んでさ、人間が困ると、地球、喜ぶじゃん?やっぱ。
人間のせいで環境を破壊されてるわけだからさ
でさ、地球は笑うよね?嬉しくてさ。人間ざまぁwって感じで
爆笑じゃん? したら、やっぱ…風吹くよね?風って地球の息吹きだからね。
てことは、桶屋が儲かるよね?風吹いてんだから?
でも、桶屋いないじゃん?首吊っちゃったしさ…
んじゃ…風が吹いても誰も儲かんないじゃん…
経済が破綻して人口は激減して絶滅するじゃん…人間。
なぁ?なんでお前、風がやんだらとか言うの?
どうしてくれんの?俺らの明日

次「丸ごとアイツ」
010119 ◆gwnULb/9mw
垢版 |
2012/04/27(金) 21:58:42.10ID:FNeYBVIJ
「丸ごとアイツ」

「丸ごとアイツ」と呟いて、山羊は手紙を食べてしまい
「丸ごとアイツ」と呟いて、彼女は新聞記事をマジックで塗り潰し
「丸ごとアイツ」と呟いて、老人は彼の忠犬とその持ち物の一切を弔い

僕は、「何か楽しそうだな」と思いました


次は「町」でお願いします
0102名前はいらない
垢版 |
2012/05/06(日) 17:18:51.59ID:RsLq3Q/x
「町」
俺が生まれ育ったとこは ガラ悪いとこやったで

<|>の最高幹部の大親分からグレン隊まで

ヤクザだらけで あのチャンピオンも 地元の先輩や

絵描きで有名なった親分も、ヤクザやっ
とったんはこの町やで

西日本最大やった暴走族の本部も地元や

でも、でもね 人情のある町やったんですわ

割烹着のポケットから 飴出してくれるおばちゃん

「早よ大きなってお嫁にもうてや」
「おっちゃんどうすんの?」
「旦那と畳は新しい方がええねんウチ」

隣町にはちっこい芸人リトルダディと
恋する少女じゃいられないネェちゃん

「髪切る時ぐらい漫画読むな!首ちょん切れるど」と、
ヤクザを脅す散髪屋のおっちゃん

「動脈切れたら逝ってまうねんど!」

最近は、スマートなツッコミする漫才師も同中の後輩やし

昔、GSボーカルで失神しとったんは 近所のおっさんや

「ジュリーのライバルやったからなぁワシ」

「見る影もないわ」とネタにしとった食堂のおばちゃん

ユニークでトンチの効いた人たち

なかなかオモロイこの町、この故郷が好きやなぁ



「上京」で次、お願いします
0103名無しさん
垢版 |
2012/05/31(木) 23:29:00.93ID:XhF0mveb
「上京」

おらいってみてえのう、とうきょう
ひとがいっぺえおるんじゃろう
あたらしいもんばああるんじゃろう

私は実家へ帰ります
他人には疲れました
私の心には、新たなものが生まれません


次は「仲直り」でお願いします。
0104名前はいらない
垢版 |
2012/06/03(日) 02:06:29.76ID:EQJGckKU
仲直り

それは 母様のお骨です

窓が風できしむ
兎にキノコを与えてはなりませぬ
もう 目を覚ます時間でせうか
そろそろ覚悟をなさってみるがよい
指も目もそろってまいりました

次は「ブルーベリー」 でお願いします

0105練習っす
垢版 |
2012/06/10(日) 07:23:42.55ID:5iq8l3uH
「ブルーベリー」

月へと続く道…遠い記憶
少しでも近寄りたくて
ふと三日月の夜に歩き出した

ほのかに明るい月に 憧れて

なにかを見つけようと したのかも知れない

月が薄れ逝く 夜明け前に

ブルーベリーをいっぱい食べて 目を凝らした

way to the Moon
月への道

その道にessence があるとブルースリーが言ってた

それを見つけるのはこころの目だと…

新月 半月 満月 移ろう月は ひとつだった

陰と陽が起こす錯覚
その不思議に思いを巡らす

月への道とは巡らせたこころ

こころの事かもと気づきがあった

遠い記憶は あなたに近寄りたくて巡らした 僕の心だった

0106名前はいらない
垢版 |
2012/06/10(日) 07:32:14.12ID:5iq8l3uH
次「訛る心」でお願いします。
0107名前はいらない
垢版 |
2012/06/15(金) 18:22:44.79ID:l/4aXds8
「シュール・メイト」
小説の中でたどりつくページ
朝陽で歌う一匹の小鳥
そしてクール気どりの俺も鼻歌歌う
こんなに楽しいのにこんなにさびしい
みんなと普通に笑っていたい

文字列の中に一滴の喜び
みんなまとめて無くなっちまえ
嘆く鉄の心
 
次は「シャンプーハット」でお願いします
0108名前はいらない
垢版 |
2012/06/19(火) 01:32:27.02ID:U8Z7vqWC
「シャンプーハット」

気分はカッパ
緑色の大きなハットをひるがえして
ザバザバお湯をかぶれば
まるでビショぬれのカッパみたい

大の大人がまるで
むじゃきな子供に返ったような
そんな気がするシャンプータイム

次「あじさいの匂い」
0109名前はいらない
垢版 |
2012/06/20(水) 23:23:10.72ID:J0cNmyEs
「あじさいの匂い」

夜、外灯に照らされて白くふるえていた

台風の後に仲間たちと耐えきった姿のままに

まだ、変わりきらない色の花たちは

静かに語り合うかのようにふるえていた

香りの無い花の匂いをかぐように私は顔を近づけた

塀越しにいちばん低く咲いていた花がささやいてた気がした

見上げると遠く、暗い夜空のたれこめた雲の間からきいろい光が見えた

もいちど花を見つめると光にてらされ輝いて見えた…

次「白い雲の」
0110名前はいらない
垢版 |
2012/06/21(木) 03:20:35.91ID:E0r/Ypl/
「白い雲の」

白い雲の間を抜ける際turbulenceが襲った!
当機は大変気流の悪い中を飛行中でございます

ああ 揺れる 恐いよ 神様助けて
あと5分ほど大きく揺れることもございます

ああ 5分で白い雲たちくぐり抜けるのね
見通しが示されていれば不安はないよ

み と お し し め さ れ て れ ば ねっ
0111名前はいらない
垢版 |
2012/06/21(木) 03:25:33.85ID:E0r/Ypl/
次「目に緑」
0112いとうまい棒
垢版 |
2012/06/21(木) 20:52:51.68ID:piqfdFWo
「目に緑」

ああ とびこんでくる
とびこんでくる
くさやきが うけとめた
とおいとおい あの いきものの いのち


お次は「財布」
0113名前はいらない
垢版 |
2012/06/22(金) 00:14:48.48ID:KQzSGRmT
心に 余裕が 
無いとき などは
きっと 財布が軽くなってる だろう

自分の弱さと 諦めないで
誰でも やりくりしている のだから

はてしなく動き出す マネーの欲望に
キミは もう難破船

次は「投資家」

0114名前はいらない
垢版 |
2012/07/09(月) 22:45:53.15ID:CRq939U2
お金を吸って
お金を吐いて
呼吸してる僕

目の前のグラフを見て
ボタンを押す

グラフの枝から落ちてくる
お金は葉っぱみたい
思い出す夏の日

次「刺身」
0115名前はいらない
垢版 |
2012/07/20(金) 00:11:30.97ID:LHSZA252
俺の頭から下がない、、、周りに菊の花や草が添えてある。
頭上高くから楽しそうな声が聞こえる。
ここが天国ならそれでいい。

次「透明人間」
0116名前はいらない
垢版 |
2012/07/24(火) 20:47:43.85ID:mXp5HlXE
「透明人間」
















次、「革命的な詩」
0117名前はいらない
垢版 |
2012/08/09(木) 23:52:45.13ID:AfudK1z0
革命の詩は革命的な詩にはならない
だが、あの革命的な詩を書く人が
革命の詩を書いていた
そのうたはやはり革命的ではなかったが
どの革命の詩よりも悲しかった
その詩人が老衰で死んだ
その死はその革命の詩よりも
悲しくはなかった


次、「会話」
0118名前はいらない
垢版 |
2012/08/16(木) 19:38:59.32ID:dD+Fbdg5
会話 (パレンドローム構造について)

私; ねえ、あんた!

あんた; ワイか?
0120名前はいらない
垢版 |
2012/08/23(木) 23:37:55.84ID:5blVyP6V
「パスワード」

俺の肛門が封鎖された

なんてこった

これじゃ糞をひねりだせねぇ

肛門を開けるには

パスワードが必要らしい
だが、俺はハッカーじゃねぇから

パスワードがわからねぇ
ヤバイ… このままじゃ漏れちまう

だから

俺は、口から糞をした

次、「俺は、親父を並べてる」
0121名前はいらない
垢版 |
2012/08/28(火) 03:07:41.11ID:JGgm/s8A
「俺は、親父を並べてる」

親父、酒臭いよ。
隣の親父、ガチャガチャうるさいよ。
その隣の親父、休みの日くらい出掛けろよ。

親父、親父、親父、親父、
酒瓶の並ぶ一人の部屋



次、「ゴキブリラーメン」で。
0122練習っす
垢版 |
2012/08/30(木) 14:00:46.67ID:YBczTYvP
「ゴキブリラーメン」
気持ち悪いお題に 苛立ちながら 錦糸町をぶらつく
注文したラーメンに不意に何が 入ってたら 嬉しいか考えながら

あれこれ イメージして
「やっぱりゴキブリかな…!?」
そう 思った 蒸し暑いし
今まで 怒鳴った事ってなかったし

鉢のチャーシューの横に 力なく浮かぶ ゴキブリを発見した俺は
こう叫ぶだろう
「おえっ!コラっ!!ゴキブリ入っとるやんけ! 何匹入れたんじゃぇ!?おう!!」
相当 気持ちよさそうではある

店員は 困って しどろもどろになるんだろう
その顔が 見たいと思ったからだ

もし 店の奥から 癖の悪そうな店主が
「お客さん 言いがかりかい?やめてくれや」
そういう返しが来た時の 対策はまだ考えてない




↓次「静かな木洩れ日」でお願いします
0123名前はいらない
垢版 |
2012/08/30(木) 16:09:56.10ID:RQIrPrj+
「静かな木洩れ日」

凡庸なお題にうんざりしながら、静かな木洩れ日の中を歩く

静かな木洩れ日

静かな…木洩れ日?

そもそも木洩れ日に音なんてあるのだろうか?

騒がしい木洩れ日があったとしても、
それは、木洩れ日自体が騒がしいわけではない

木洩れ日に音はない そして、こう自問自答してる心の声が騒がしい

静かな木洩れ日なんて存在しない 私が黙らないかぎり

私は黙る 心を空白に染める

静かな木洩れ日

いや、まだ騒がしい
聞こえる 自分の鼓動が聞こえる
騒がしい 己の鼓動が騒がしい

だから私は、静かな木洩れ日の中
ナイフを胸に突き刺した
次、「ラーメンにぶち込まれたゴキブリの気持ち」
0124練習っす
垢版 |
2012/08/30(木) 21:19:38.76ID:YBczTYvP
「ラーメンにぶちこまれたゴキブリの気持ち」

見事な 返しを食らってびびった 俺は

ゴキブリの気持ちに思いを 馳せてみた…
しかも ラーメンにぶち込まれたゴキブリの

大好物のチャーシューと スープの中で 一生を終えることが出来るとは

今まで 何匹の ゴキブリが ラーメンに浮かべたのか 俺は知らない

毎日毎日 世界中で 虐殺される 夥しいゴキブリの中で

ごく一部の選ばれたゴキブリとして

ネバネバの 身動きも とれない中で逝くより
出来れば ジェット噴射で逝きたいと 思ってたはずだ

ホウ酸を 巣に持ち帰って 皆に迷惑もかけることもない

ゴキブリに驚いた 客が丼を落とし割った一瞬に 脱出に成功するかも知れない

どっちにしても 悪くない ラーメンにぶち込まれたゴキブリは 意外に楽観的だった






次「連結部が痛い」でお願いします
0125名前はいらない
垢版 |
2012/08/31(金) 09:49:20.87ID:lhR5mupz
「連結部が痛い」

気持ちのよい日曜日の昼下がり
美嘉とお友達がお庭で電車さんごっこをしている
縄跳び二本を上手に結んで
マモル君が先頭で元気よくさけぶ
「出発進行!」
後ろでしっかり縄を持った美嘉もそれに応えて
「しゅっぽ!しゅっぽ!」と電車の口まね

それに感化されたのか
隣の家のタケシ君も、弟と電車を作ってやって来る

「よ〜し!じゃあ、ぼくらの電車と連結だぁ」

「うん!わかった!」

マモル君の呼びかけに元気よく応えたタケシ君が
美嘉の背後にまわり、そして、ドッキング

クスクス 子供の発想って本当に豊かね

あれから十年経った。美嘉も来年は高校生
今朝もモジモジしながら私に言うの

「ママ、なんだか連結部が痛いの…しかも、オイル漏れもしてるみたい…」

ふふ。心配しなくても大丈夫よ あなたも大人になっていくって証拠よ
お赤飯炊かなきゃね

次、「膝に花が咲いた」
0126名前はいらない
垢版 |
2012/09/02(日) 13:01:52.09ID:slUjoMVa
ある日、僕はけがをした。
膝をすりむいてしまったのだった。
バカだよなぁー、そんなことを考えていると
あの日のことを思い出す。・・・彼女のことを・・・。

彼女に初めて会ったあの日もこんな怪我をしていた。
ばかだよなぁー、
そんなことを考えていると、見知らぬ女性がばんそうこうを僕に差し出してくれた。
あっ、ども。
僕は受け取り彼女の指に貼り付けた。
ここ、怪我してますよ。
彼女は、照れていた。僕は彼女の手をかりて
歩き出した。

・・・よしっ、もう大丈夫だろう。
そう思い、立ち上がった時、
目の前にはバラを握ろうとしている
おちゃめな彼女の姿が目に入る。・・・
0127名前はいらない
垢版 |
2012/09/02(日) 13:03:06.85ID:slUjoMVa
次、「あの日のバナナ」
0128名前はいらない
垢版 |
2012/09/03(月) 03:02:31.49ID:EkV3IoIp
「あの日のバナナ」
あの日のバナナはアリスのバナナ
愉快なリンゴは空を駆る

あの日のバナナはイルカのバナナ
今日も真っ赤な夢を見る

あの日のバナナはウサギのバナナ
いつかみた火は君を溶く

あの日のバナナはエリスのバナナ
揺れるまなこな恋に鳴く

あの日のバナナはオマケのバナナ
わたしときみはただ眠る

いろんなバナナがあの日のバナナ
バナナバナナは混ざり合う?


次「沈殿と羽毛」
0129名前はいらない
垢版 |
2012/09/03(月) 16:42:43.80ID:7/Jg9UMe
「沈殿と羽毛」

沈殿と羽毛

略して

ちんげ


糞にまみれた世界を
甘ったるい言葉で描いた僕らの上空に

舞い降りた

一本の

ちんげ

きっとあれは
神様の

ちんげ

祝福の光に染まる

僕の

ちんげ



次、「開かずの間の作り方」
0130練習っす
垢版 |
2012/09/07(金) 01:04:58.06ID:O4j5t2t0
「開かずの間の作り方」
まず 間と一切の事象との関係を無くす事から始めよう

これが 難しい 意外に 簡単じゃない

一切の事象を滅亡させたら

地球上の 全ての間が開けられないはずだ

しかし そう安心していると 

間欠泉が 間を開けて湯を吹き出している事だろう

海と陸の汀では 間を開けて引いた波が 間を開けて打ち寄せる

地球を滅亡させる事こそが 唯一の作り方なのだ

地球上の事象は 必ず 間を開けてしまうからだ

そんな間の作り方などは 今のところ 誰も知らないだろう



次「気味の悪い 君の悪い癖」でお願いします。
0131名前はいらない
垢版 |
2012/09/08(土) 18:52:06.69ID:9gPXBHhn
「気味の悪い 君の悪い癖」



君の手はいつも赤くぐちゃぐちゃに爛れているね
何にしろ破壊の化身だね

部屋で丸くなって
爪を毟っているのか
皮膚を喰らっているのか
つーかおいしいのか?
ささくれはビタミンが足りてないんだよ
レモンをどうぞ、私は優しいんだ

触るものにはやたらに血が付くね
蹂躙だね
何にしろ死とは少しばかり違った場所への予感だね

きっと君は電車に飛び込めよと背中を押しても拒むはずだ
それ以上に怒り泣くはずだ
何にしろ死とは少しばかり違った場所への逃走投降闘争登校…

やがて君は私にぐちゃぐちゃの手を伸ばした
私のどこに逃げるつもりだい
左頬をゆっくり蹂躙
いつもの悪い癖

真っ赤に染まった惨めな生き物に成り下がる事が幸せなら
ビタミンをどうぞ、生かしてやるよ
私は優しいんだ
0132名前はいらない
垢版 |
2012/09/08(土) 19:04:28.97ID:9gPXBHhn
コーラを飲む作法
0133名前はいらない
垢版 |
2012/09/08(土) 19:05:24.66ID:9gPXBHhn
あ、↑は次の
0134名前はいらない
垢版 |
2012/09/14(金) 11:13:32.95ID:rFnhKt76
「お作法」

root beerにアイスクリーム浮かべ
チェリーでも置いたら最高

アルコールは駄目だけど
root beerが大好きなのだ
0135名前はいらない
垢版 |
2012/09/14(金) 11:14:46.78ID:rFnhKt76
次「秋の気配」
0136名前はいらない
垢版 |
2012/09/17(月) 22:38:21.50ID:Vx3CFkaW
「秋の気配」

風は大慌てでどこかへ向かってる
暑さと寒さの綱引き
そう秋を例える偉人もいる

だがそれは違う
本当の紳士にとっては
突風のパンチラ
ロリロリな体育祭
それをもって秋の訪れとなす


次「妹」
0137名前はいらない
垢版 |
2012/09/19(水) 18:29:46.76ID:RH4Bv2Kq
「コーチング」

なんでも知ってる私の兄が自慢

”何だよー、お兄ちゃん
何故あの時助け舟出してくれなかったの?”
って後からそう思ったこともあったけど
今思うと自分で学んで気が付いた内容って
一方的に教わった事より血肉になるから
あえて助けなかったのかなあ?

もしそうなら、お兄ちゃんってやさしいね


次「笑窪」
0138名前はいらない
垢版 |
2012/09/19(水) 18:31:13.26ID:RH4Bv2Kq
「あばたもえくぼ」

月にはウサギがいるなんて最初詠んだ人って
きっと月のことが好きだったんだね
だからクレーターのことバニたんなんて言っちゃう


次「一番好きな言葉」
0139名前はいらない
垢版 |
2012/09/25(火) 02:26:17.16ID:G0OWDsRE
誰かが言う「好き」の質量が
私の言う「好き」と、同じだとは思わないけれど
あなたの言う「好き」が、膨れて、熱を持ち、私の部屋を満たす瞬間を、
私は未来をもってして、願っているところです


お題「くるみ」
0141練習っす
垢版 |
2012/09/25(火) 23:28:46.12ID:cEM77KRI
「マリア」
Mary 英字表記はこうみたい かの聖母のスペルも Maryみたい

Maya は古インドでは幻を意味するらしい

でも Mayaは 実はブッダの母の名前でもあると云う マーヤー夫人

マリアとマーヤー
大きな声で叫ぶと ほぼ同じ発音だね

ちなみに 俺の母親の名前は 茉莉枝だ

大声で叫ぶと ほぼ ほぼ 同じに聞こえるんだよ



マリア:マァリィーアー
マーヤー:マァァーィヤァー
マリエ:マァリィーェアー



次「しのびよる影」で、お願いします。
0142名前はいらない
垢版 |
2012/10/04(木) 08:45:18.81ID:J5l24jv8
「しのびよる影」

全部幻想を見ているだけなのだろう
しのびよる影なんて実際はない
全部が思い込みだ
精力的に働いている
眼中に...なんて誤解だ
決して影なんかではない人
身の不徳を恥じる


次「工事中」で、お願いします
0144名前はいらない
垢版 |
2012/10/28(日) 23:24:06.81ID:yeyI3enP
「工事中」

もしも工事が終わるものだとして
そこはいつも工事中だ
ちいさなころに尋ねたけれど
何の工事なのかさっぱり

高くなったり低くなったり
広くなったり狭くなったり
青くなったり赤くなったり

おとなになったわたしは
会社へ向かう途中にそれを眺める
最近狭くなっていたから
広くなるときを楽しみにしている


次「食欲」
0145名前はいらない
垢版 |
2012/10/28(日) 23:24:53.05ID:yeyI3enP
age
0146名前はいらない
垢版 |
2012/10/29(月) 00:09:38.74ID:irUykYNH
「食欲」

食欲の秋という
季節のものを愛でる心を持ちたい
しかし自分の場合、今まで品なく何でも食い散らしていた
もう下品な食べ方はやめよう
あの人に釣り合う外見になれるよう
ちゃんと考えて食べなくては
運動すると食欲をコントロールできるしいい循環に入る
捻くれて篭ってばかりいないで体を動かそう
全てのことを脳内プラン通り確実に制御出来る訳ではないが
理想像のようなものを頭に描こう
自堕落な自分を戒めてみた
0148名前はいらない
垢版 |
2012/11/01(木) 14:35:38.94ID:XzTBbnhh
「アフリカ象とインド象」

おれはぎん色の象
でも父親はアフリカ象で
母親はインド象
なぜ銀色に生れたかは分からないけど
おれはアフリカ象でも
インド象でもないから
あたらしい価値観をそうぞうして
生きるしかなかったのです


次「恥じらい」
0149名前はいらない
垢版 |
2012/11/01(木) 15:58:32.35ID:MG3N/EKD
「恥じらい」

自意識が肥大化していて恥ずかしいが
人に対するいい意味でのあてつけのように響く
そんなことはありえないだろうか?
例の節の件にしても偶然の一致とはとても思えない
この手の偶然を2.5年程前から偶に感じるのだが思い込みか
言葉のチョイスをからかっているのだろうか
恥ずかしくない気品ある言葉を使う努力をしたい

次「博多人形」
0150名前はいらない
垢版 |
2012/11/04(日) 03:09:41.19ID:KwEztbgu
博多人形

それはかえるの顔をした人形
博多でうまれた
博多はいい
行ったことはない
そして LOVEYOU
お前が好き
ポープランド
デニス・チッコメン
思い出したらきりがない
おもいだしたらきりがない ×2
博多人形・・・
今ぐぐったらなかなかいい顔をしていた。
http://www.inoue-hakatadoll.jp/top_image/index_r6_c1.jpg

次「おまえのストール」
0151名前はいらない
垢版 |
2012/11/04(日) 04:00:49.79ID:JctYC7XK
「おまえのストール」

肌寒くなってきた
おまえは大きなストールを巻いて外に出る
去年はポンチョが大流行だったが
おまえは10年前からおんなじストールばかり巻くんだな
考えてみると、そのストールはうらやましいぞ
首から肩にかけて抱きついておまえの香りを楽しんで
おまえの汗や垢を身にすりつけまくって幸せかもな
きっとこの先もずっと大事にされるんだろう
おそらくずっと

次「キンダーガーデンの記憶」
0152名前はいらない
垢版 |
2012/11/10(土) 23:35:12.79ID:J1e0nRPZ
「キンダーガーデンの記憶」

お昼になると鐘の音がした

ちいさなあしおとたちが集まってミルクを配っていた

ウサギがぴょんぴょん、ちいさな手がおいかけていた

もういまはない緑色の柵にかこまれた園の中で

ちいさな声がまいにちあふれていた

遠い記憶によびおこされて

わたしはあのころをふり返って見る


次「白い吐息」
0153名前はいらない
垢版 |
2012/11/14(水) 21:46:01.91ID:68EFAWc6
「白い吐息」

冷え込んだ夜
絶対の静寂

厳粛な寒さの中、あなたの熱に触れている

あなたの白い吐息が帯びる熱
追いかけて、閉じ込めて、飲み込む

私にはこれしかないのだと確かめて、絶頂

それはそれは
厳かな行為でした



「麻薬と砂糖」
0154名前はいらない
垢版 |
2012/11/19(月) 13:54:10.30ID:PVsv98/f
「麻薬と砂糖」

似て異なるもののように…

2つは奇妙に合わさるような気がする

美味しいお菓子はその甘さに魅了され

ついつい食べ過ぎて体を弱らせてしまうように

甘美な香りでひきよせる麻薬も

やがて楽しみながらも確実に我々を蝕んでゆく危険がつねにある

どちらも似て異なるけれど

甘い誘惑と危険な香りで我々人間たちに冷たく警告している

やりすぎちゃぁいけないよ、食べ過ぎちゃァダメだよ…


次「ひこうき雲」
0155名前はいらない
垢版 |
2012/11/27(火) 20:57:56.54ID:MZzC66Na
「飛行機雲」

雲の上を飛んでいるからいい天気
翼が空を切り白く短い雲の様な線を描く

白い雪を山頂に抱いた富士山も見え視界良好
搭乗機の機影が山に映りそれを虹の光の環が丸く囲んでいる
これが見えると縁起がよく、何事も希望を持ってやっていこうと思えた
君の仕事がうまくいきますように...いつも心で応援してますから
0157名前はいらない
垢版 |
2012/12/15(土) 01:08:04.18ID:RcaHsRwv
「酔っぱらってした事」
馴染みの焼酎BARで
常連客たちが
偉そうに外交問題を語ってる
なんかムカつく

尖閣諸島周辺を
他国の飛行機が侵犯したらしい
なんかムカつく

ふとカウンターの向こうにいる
マスターが気になった
LEDライトが照らし出す禿げ頭が…
なんかムカつく

酔っぱらってた俺は
マスターが横を向いた瞬間に
すっと腕を伸ばして…禿げ頭に
禿げ頭にちょろっと残ってる毛を摘んだ

「ななっ何だよ〜」そう言って
マスターは薄ら笑いを浮かべた
なんかムカつく

そして俺は摘んだ毛をむしりとった


次「見たことも聞いたこともない」でお願いします。
0158名前はいらない
垢版 |
2012/12/25(火) 00:44:38.27ID:U8eQ+Anc
「見たことも聞いたこともない」

見た事も聞いた事も無い

そんな話がしたい

見た事も聞いた事も無い

そんな夢が見たい…

見た事も聞いた事も無い

そんな出来事が欲しい

退屈と不満な日々から抜け出せるようなそんな

見たことすらも聞いたことすらもないような
真新しい刺激が欲しい…


次「グッドバイクリスマス」
0159名前はいらない
垢版 |
2012/12/26(水) 00:47:00.52ID:sb3yPu77
「グッドバイクリスマス」

うるさいなあ、うるさいなあ。

だいきらいな糞野郎どもの笑い声が響いてる。

あいつらからみりゃ俺たちゃ人間じゃないらしい。

別にそれでもいいのさ。

あんな奴等と同じ生き物だなんて絶対に嫌だ。

大丈夫、明日になったらもう全部おしまいさ。

もう少しの辛抱だ。

うるさいなあ。うるさいよう。


(ホントは一緒に遊びたいくせに。)



次は「ふと襲ってくる眠気」で。
0160蓮華
垢版 |
2012/12/26(水) 02:14:43.34ID:hFpi0DiL
「ふと襲ってくる眠気」

藍色の空が見たい
私は薄明るい街に出て夢を見るんだ
そういう願いを大切に想う

自転車がいい?
そうだね
君は坂道が好きだから
でもバイクのほうが好きだな
力強い風になりたいから
明るすぎる景色が怖いから


次、「蓮華」
0161nil
垢版 |
2012/12/26(水) 02:28:11.67ID:hFpi0DiL
「蓮華」

最初に見た光景は君の遊ぶ姿だけじゃない
柔らかにうごめく記憶の遠浅だけじゃない
薄汚れた世界で産声を上げたのは嘘で
綺麗なものばかりが本当だというのは願望だろうか
悪戯が好きな君の
強気で泣き虫な君の
優しさが世界を覆っているんだろ

次、「明日」
0162名前はいらない
垢版 |
2012/12/28(金) 15:06:53.65ID:1bl4jdWh
「明日」

ふとした瞬間にゆらめくカーテンの裏に控えているもののことを思い出してしまう程度には、私は朝が怖い
「あたらしいいちにち」と口に出す
言葉の端と端がくるりとまるまって私の喉元に絡みつく
引き剥がそうと手をかける私の指の愚かさよ
生憎このボロアパートのカーテンは鉄ではできていないのだ

次、「月面」
0163名前はいらない
垢版 |
2012/12/30(日) 21:07:50.40ID:rioN51e3
「月面」

ボロボロの「平常心」の本 今なんの役にも立てられない
無関心に浮かぶ顔がやたら心地いい
あの日あいつに突き飛ばされた
あの恥ずかしい痛みにすがってるのが恥ずかしい
欠けた部分にしか興味はない
表が裏で 裏も表で
結論としてはやはり月の裏側で 兎に飼い殺されるだけだった


次「アナログ」です
0164名前はいらない
垢版 |
2013/01/13(日) 15:23:30.42ID:swupQqQA
「アナログ」

アナロぐまたんの時代じゃなくなったからって

ボクらが引込まなきゃなんない理由なんてないんだ

ボクらのおかげで昔はみんなみ〜んななりたってたんじゃないんじゃない

アナログはアナログでいいとこおもしろいとこ、たくさんあると思うんだ

だからどんな時代がきたってボクらアナロぐまは生きるんだ

地デしかがでしゃばってたって負けないんだよ

いつかきっとアナロぐまの復活をみせつけてやるんだよ


次「ネコの悲しみ」
0165名前はいらない
垢版 |
2013/01/15(火) 11:51:10.76ID:7/YFsb0A
「ネコの悲しみ」
引っ越しの時 ちょっと油断した

2時間出発を遅らせて 手分けして待ってたり探したりしたけど

シャム猫のチャーミーとのお別れだった

1年過ぎた頃 夜の街でゴミを漁ってるチャーミーと会った

悲しい目でこっちをじっと見てた

あの日 どこからも入れなくなった家で

絶望しながら途方に暮れてたんだろう



次「好きで愛したんじゃない」でお願いします
0166名前はいらない
垢版 |
2013/01/24(木) 04:26:19.98ID:HHEaYxyI
好きで愛したんじゃない

好きなのか何て
気付いて無かったよ

気付けば君が居てくれたから

遠い町の暗闇でそばに
寄り添ってくれてたね

人は暖かいって
教えてくれた

私は知らない
事と知りたくない
事の区別も
分からずさ迷ってたら
君に会えたんだ

だけど神様は残酷だから
愛してるって意味を
教えてくれた君がいなくなったんだよ

又、この暗闇の
中で戸惑う
幼き子供のような
私に誰か気付いて

好きと言う
言葉も愛すると
言う言葉も
君に会わなかったら
知らなくて良かったのに

泣き方を
忘れた私は
又、余計な
優しさを知り
枯れ果てたはずの
水が頬を
伝う。


次は
東京、でお願いします
0167名前はいらない
垢版 |
2013/01/28(月) 21:59:25.67ID:tDV9xxYq
「東京」

大都会の入り口で
ビラ配りしていたオバサンに道を尋ねた
アタシハココノジュウニンジャナイからと
やんわりと断られた…
でも懲りずに今度はコンビニのおニィさんに同じ事聞いてみた
すると彼は奥から大学ノートを持ってきて広げてくれた…
白いページには手書きの地図がビッシリと書かれていた
彼は見ながら熱心に説明してくれた
お礼を言って探したけれどたくさんの迷路でまた行き詰まる
あぁ大都会のド真ん中で
ただいま絶賛迷子中!
乗り換えもわからなけりゃ、行き先もわからない
いろんな人がいていろんなことがある
今日一日はなかなかスペクタクル
もう疲れてきたけれど何とか探してみよう
都会の迷路から当分出られそうもないけれど


次「積雪」
0168練習っす
垢版 |
2013/01/31(木) 22:05:04.01ID:TRfQkwpU
積雪

昼下がり急ぐ 雪が残る道を
求める瞳に気持ちは火照る

ふたりで 妖しくぬかるむ残雪と
膨らむ思いを 踏みつけながら

暖かい火照るで 重ねる唇
冷たい手で ぬくもり探して

窓から見える 降り積もった雪に

ふたりの想いが重なる





次「適度な愛」で、お願いします。
0169名前はいらない
垢版 |
2013/02/02(土) 17:17:24.81ID:GTbLRifg
「適度な愛」

持ち寄るものは小さくて運びやすく、
迷惑の掛からないもので頼むよ
昔それを聞いたきり
遵守してきたつもり
過度でも未満でもいけない
なあなあが一番
ちょうど良い質量とバランス
愛も同様
のめり込むのは
仕事や趣味や足もとの泥で十分
与えすぎない
受けすぎない
互いに
想いが強くなっても
体の疼きが酷くなっても
1つになりたい
共有したくても
のめり込むのは
足もとの泥で十分
適度な愛が
一番シンプル
傷つかない


お粗末様でした
次「グロテスク」
0170練習っす
垢版 |
2013/02/08(金) 21:05:56.18ID:bj/sSt6o
‥グロテスク‥

穢れのない者を汚すその興奮が齎す悦びを

少なからず誰しも 待ち合わせてるのかも知れない

それは儚い 美しさを際立たせるだろう
無垢な心を昂まらせ覚悟に頬を染める少女…
女の一生でこれほど光を放つ瞬間は無いのかも知れない

しかし女は再び  その輝きを取り戻す

褪めきった男を妬み本能を持て余した女が
若く逞しい男に慰みを求める おぞましい姿

しかし

穢れのない貞操と 憧れた性愛の硲から 踏み出す女心は

グロテスクで美しくただれた光を放つ

若い日より妖しく




次「はじめて交わした言葉」でお願いします。
0171名前はいらない
垢版 |
2013/02/13(水) 20:22:57.44ID:tAVrIK4E
「はじめて 交わした言葉」


漆黒に
筆で書き足す 銀河色

一筆 二筆

月影より延びる影と
零れ落ち降り注ぐ新星を柄杓ですくい上げ

静寂に戻り遠い遥か彼方を巡り廻りて


めぐらせた思考の分だけあなたを傷つけた

はじめて交わした言葉は何ものにも代えがたい真(まこと)

ただのひたすらに痴がましくも
あなたを
深きより助けたく繋げた言葉

何かにとらわれているようで気掛かり消えず

後々 外へ出られたのかと案じ

心は届くと信じ

あの雛色の淡き月灯があなたを包む柔らかなる光となりますように

真のあなたを垣間見る事ができたほんの一時の
はじめてに託して

何かわからぬも
計り知れぬ深き悲しみが感じとれた


羅列された言魂より放たれ散らばった温かな心を信じ汲みとって

あなたは 決してひとりじゃない

この広き空を見上げて想いを馳せて

ぼんやりと照らす月を書き綴り

煌めく星を描いてく


次は「陽射し」でお願いします。
0172練習っす
垢版 |
2013/02/16(土) 13:07:21.98ID:B5aHKfdb
‥陽射し‥
「決して ひとりじゃない あなたは」

寂しさが募る冬の夜に 見つけた兆しだった

人を羨み

恨めしいことばかりで綴じられてた
暗闇みたいな心の中で

なにかを期待させてくれる言葉だった

暗幕に閉じられた空間の ぼんやり垂れ下げられた銀幕に

光を放つ映写機が 映し出す 

懐かしいシーンみたいな

木の葉の隙間から 洩れる陽射しより強く

言の葉の行間から  注がれる眼差しに守られているようで

ひとりじゃなかったことを思い出した





次「別れの言葉」で、お願いします。
0173名前はいらない
垢版 |
2013/02/20(水) 18:55:51.94ID:7y5QlhbI
『別れの言葉』


白いノートに思い付くまま
書いた別れの言葉

何度も読み返したら
それはワタシの逃げ道の
言葉

ナゼ…別れなきゃいけないの?
ナゼ…いつか二人は
別れるの?

白いノートが
真っ黒になっても
ワタシには何も
見えないの

アナタの
アイシテル
が本当は
別れの言葉

そんな事知りたくなかったよ

ウソだよ…気付いてたんだよ

こんな自分を愛せない
こんなワタシを愛して欲しい

そして残ったのは…

サヨウナラ


次は、めまい、でお願いします。

(東京のお題を出した者ですがスゴい詞で感動しました。ありがとぉございました)
0174名前はいらない
垢版 |
2013/02/21(木) 00:53:53.38ID:XtMALLBJ
「めまい」
頭がおかしくなる
気持ちのリミッターが切れそうでめまいがする
くらくらくら くらくらくら
もえないかわいくないいいと思わない
めまいがするその成り立ちに信じられないどうなってんの頭ン中
わざとなの?わざとっていって
くらくらくら めまいがする

次は「電池」で
0175名前はいらない
垢版 |
2013/02/21(木) 20:10:46.35ID:SZ/7Y0ck
「電池」

道端に電池が一つ転がっている

そして、その前で
オッサンが身動き一つせずに突っ立ている

もしや…と思い
私は電池を拾いオッサンの肛門に押し込んだ

すると、

何すんじゃ?このボケ!
と、普通にど突かれた

どうやら、オッサンは電池が切れていたわけではなく
ただ考え事をしている
ごく普通のオッサンだった

このように、ある種の善意が誰かの事を
深く酷く傷つける事があるのです

だから、私は鳥になってこんな社会から飛びさりたいと

今、屋上に立っているのです


次は、「犬とゾウアザラシの気持ち」で宜しくお願いします
0176名前はいらない
垢版 |
2013/02/22(金) 19:24:38.18ID:C5qWm+Iy
「戌と象海豹のきもち」

-と-で結ぶ三千光年の戯れ

海驢が踵を返せば 水牛は泥土に突っ伏す

鶯は口潤し 太刀魚は水面を目指す

零度の光線を浴び伏し 我々の傍らを彼等は征く

零度の光線を浴び伏し 我々の傍らを彼等は征く

砂を蹴り 粉雪を受け 風よろめき 蔓を分け 葦を馴らし 雨を拭い

砂を蹴り 粉雪を受け 風よろめき 蔓を分け 葦を馴らし 雨を拭い

砂を蹴り 粉雪を受け 風よろめき 蔓を分け 葦を馴らし 雨を拭い

戌は時を惜しみ 海豹は今を翔ける

戌と海豹のきもち 三千光年の戯れ

次は「ただいま」
0177名前はいらない
垢版 |
2013/02/24(日) 17:36:50.06ID:pMVfGLEF
「ただいま」

一人、満員電車で呆けている時

一人、飯屋で飯をかっこんでいる時

一人、回転木馬で鼻くそをお出しになっている時

何処からか聞こえてくる、それ

そう、

“ただいま”

こいつは周りの誰にも聞こえちゃいない

そう、それは、俺の頭の中だけで鳴り響く

いつだってアイツは何の前触れもなく突然、俺の中に帰ってくる

いつ、出て行ったのかさえも解らず
いつだってアイツは突然帰ってきやがるんだ

だがな

俺は「おかえり」だなんて応えてやるつもりはない

そういう時は人目もはばからず
大声でこう答えてやるのさ


“ミラバケッソオオオオオオオオオオ----!!!!”

すると、皆が俺に怪訝な表情を向けてくる

そして、俺はとてつもない孤独感を覚える

そうさ、それでやっと俺は俺なんだ
俺はいつだって一人ぼっちで、誰も俺の中に帰ってきちゃいないって感じる事ができる

ありがとう。ミラバケッソ

次、「来週こそ、チャーハン」
0178名前はいらない
垢版 |
2013/02/27(水) 20:52:01.55ID:DtJ9muVX
「来週こそ、チャーハン」
部屋中の至るところに貼り付けられたその紙

「来週こそ、チャーハン」
「来週こそ、チャーハン」
「来週こそ、チャーハン」
絶対に作らないからな!

あまりに執拗な「来週こそ、チャーハン」

に怒り心頭なのだ

自分で作れよ!



そして隣部屋のオヤジに怒鳴る
来週はラーメンだっ!

そして勝手に人んち入るな!


オヤジのストーカーは続く
どこまでも



次「I」でお願いします
0179名前はいらない
垢版 |
2013/03/17(日) 22:49:10.56ID:Q21bQpiR
「I」

棒じゃないよ
Iだよ

コインいれるとこじゃないよ
Iだよ

やらしい割れ目じゃないよ
Iだよ

でも
Iってなんだろ?

よくわかんない

これって一体なんなんだろ?

う〜ん

よくわかんない

とりあえず
地震の時に棚が倒れないように
隙間に差しておこう

うむ

結構便利
ありがと I 。


次、「駅のホームで君を見かけた」
0180名前はいらない
垢版 |
2013/04/13(土) 21:41:52.14ID:/7ZhuNTx
『駅のホームで君を見かけた』


初めまして こんにちは

よく晴れた日に 見ず知らずの君を駅のホームで見かけて以来
用もないのに決まった時間に駅に行くようになった

そして今夜は何故か君と同じ電車に乗ってしまって
どういう事か 恥ずかしくも君の隣に座っている

そのくせ何かを切り出せる訳でもなく
ただ君の横に座っているのだ

君はいつこの席を立ってしまうのだろう
あぁ どうか終点までつき合ってくれないだろうか

どうするかは、この後考えるから。


次は『ウィリー』でお願いします。
0181名前はいらない
垢版 |
2013/04/13(土) 23:46:50.50ID:RKkOkHGw
「ウィリー」


ウィリー、それは後輪のみで走るテクニックであり
時として塵旋風

ウィリー、とある舞台ではジゼルの妖精たちであり

1980年代において日本の清涼飲料水

ウィリー、スピッツの曲として生き
ウィリー、ウィリアムの愛称として呼ばれ
ウィリー、男性器のスラングに成り下がる

名称の一はこれほどまでに忙しく
これほどまで貪欲に包む
技術
現象
人物
食物
音楽
愛称
性器
まだ名もないもの


ウィリーはこれほどまでに忙しく
これほどまで奥深く求められる

ウィリー、それは>>180の指定した次のお題

また>>181の詩の題


次、「ドライブ」
0182名前はいらない
垢版 |
2013/04/14(日) 19:47:46.22ID:0ob+8Sel
「ドライブ」

空ばっかりの 一本道の先
ぽつんとタンクローリーを発見
ボールを見つけた子犬みたいに
いたずらに近づいて
不思議な大鏡を覗く
映った小さな理想の色に
もう一度恋をして
流れる線の上で
ずっといつまでも見つめあっこ

次のお題は「公園」
0183名前はいらない
垢版 |
2013/06/11(火) 17:36:41.90ID:eNgtbqNB
「公園」

夜のひっそりとした冷たく沈んだ公園も好き
昼間の暖かさやさわがしさと違い
一抹の寂しさに包まれて
ブランコも滑り台もひそかな闇に沈みこんで
ときおり通り過ぎるネコの足音だけが残る

砂場のちいさな忘れ物は誰のものだろう
明日またちいさな持ち主がとりにくるんだろうか
電話ボックスの明かりの下で思った

次、「軒下のメルヒェン」
0184名前はいらない
垢版 |
2013/06/12(水) 23:11:23.45ID:ojI1Fc/f
「軒下のメルヒェン」

6月のあるひの出来事

湿っぽいうすぐらいジメジメとした軒下で

カエルとカタツムリが競争していた

誰も見ていなかったけども

出しっぱなしのサンダルがピチャピチャと音をたてていた

どっちがさきにあそこまでゆけるか遊んでた

つぼみのふえたアジサイの下で

しっとりとぬれた高い垣根の下で

降り続く雨音にかき消されるように静かな

軒下の中でのささやかな2つのいきものたちが隠れるように
0185名前はいらない
垢版 |
2013/06/12(水) 23:12:09.09ID:ojI1Fc/f
次、「午後の毛玉」
0186名前はいらない
垢版 |
2013/06/13(木) 00:12:38.40ID:xa36hjbF
「午後の毛玉」

カーペットの上に
悠然とたたずんだ
毛玉
机と皿の追突をやりすごした
高飛車な菓子を気どって
形をなしていた

照り出された光達が
毛玉をいざない
静かに 筒の中へ
夕日と共に沈んでいく


次のお題「杏仁豆腐」 よろしくね
0187名前はいらない
垢版 |
2013/06/13(木) 16:32:24.32ID:huzWd+Ex
「杏仁豆腐」

今日はたのしい日

こんだて表にはステキなデザートが

ラ、ララララン、ラン思わずこおどりしているんだ

給食のじかんがまちどぉしいんだ

いつかおうちでママがつくってくれた杏仁ドーフもおいしかったけど

ボクは給食の杏仁ドーフが好きなんだ

甘くってなんだかふんわりとやさしいかんじで

きっと給食のオバサンたちがやさしくこしらえてくれてるんだよ

そうだよきっと、とくべつなんだ

今日いちにちはしあわせだな

いじめもたいばつも今日はきっとないだろう…

だってみんなもこれが大すきなんだもん

みんなしあわせにしてくれる杏仁ドーフだいすきだ!


次、「おおきなお誕生会」
0188名前はいらない
垢版 |
2013/06/13(木) 17:37:08.40ID:9v5FLpcE
「おおきなお誕生会」

今年は盛大に祝う誕生日
なんてったってはたちのお祝い
がんばってきた成果をみんなで祝す
休職のおばはんも乱入したお
まるで動物園の賑わい
獣の匂いの僕のお誕生日会
0190雑草 ◆je5cNlouiI
垢版 |
2013/06/13(木) 18:39:54.78ID:KfarqtcL
「電話魔の君」

君と呼びたいけど呼ばせてもらえない一方的な関係。
君はいつも誰かと話し中。
やっとのことで繋がった。
「電話にはでんわ!」
一言告げてサヨナラだった。
別れの言葉がでんわかい?キメすぎてるぜハニー。
僕は現実を飲み込んで別れの電話を置いた。


次は「数学人生」でお願いします。
0191名前はいらない
垢版 |
2013/06/14(金) 12:21:50.81ID:8EFLBU6q
「数学人生」

1+1=2
♂×♂=ゲイ
仕事÷金=マイナス
家+車=古典的現代理想像
槍×マンモス=古典的バイオレンス
地球÷彗星=状態維持の確率
表=裏=愛=闇
(生魚+わさび)×米/酢=危険承知
手.足爪毛皮膚骨…
1+1=児
>私


次のお題「∞」ヨロピク
0192名前はいらない
垢版 |
2013/06/14(金) 18:25:10.37ID:CGo7MDMC
眼鏡か鼻腔かたこ焼きか
いやはや生気のない砂時計なのか
無限の中の有限さ


ねくすと→「痒いの」
0193名前はいらない
垢版 |
2013/06/15(土) 20:19:03.74ID:vHLN7col
「痒いの」

痒いの
あなたが最近私を撫でてくれないから
痒いの
私と遊んでくれないから
痒いの
私を捨てたあの人の事を思い出すから

痒いの
久しぶりに私を撫でてくれたから
痒いの
たくさん遊んでくれたことが嬉しいから
痒いの
あなたのことをもっと大好きになったから

あなたがプレゼントしてくれた首輪をして
今日も玄関で帰りを待つ
お土産の煮干しを楽しみにしながら

次のお題 「青い林檎」
0194名前はいらない
垢版 |
2013/06/16(日) 01:15:23.39ID:LPZiVoW/
「青い林檎」

永遠に気づかれなくってもいいの
ちいさく燃えるわたしの心は固く青い果実
いつまでも未熟で赤く熟すにはほどとおい…
悲しいくらいのダメな子供なのね
でもいいの他の人がどう思ってもわたしはわたし
いつか心が赤く熟すその日まで…
あなたは先に誰かと大人になるかもしれないけれど
わたしは林檎、まだ固く青い
いつかかならずきっと
それまではまだこのままでいたいからいいの

次、「夏の始まりの声」
0195名前はいらない
垢版 |
2013/06/16(日) 09:06:21.64ID:3JroiTsm
「夏の始まりの声」

それは 多分
「痒いの」だった

1人暮らす不精者の臭い布団にはダニが

朝 シャワーして慌ただしく出かける靴下は蒸れて白鮮菌が

網戸をしても部屋に忍び込む蚊が

痒いと感じたら夏が始まってるのかな




次「母さん、柔軟剤使ってよ」でお願いします。
0196雑草 ◆je5cNlouiI
垢版 |
2013/06/16(日) 11:23:12.66ID:gEPZG7/3
「母さん、柔軟剤使ってよ」

僕の心はみんなに殴られ続けたから岩みたいだよ。だれも知らないことさ。
母さんの、柔軟剤、ふわふわにしてくれる柔軟剤、そんなの持ってるの、あなただけ
なんだから、僕を、助けてよ。僕だってふわふわしたいよ。もうこんなところにいたくない
んだ。母さんだけが持ってるその魔法で僕を何とかしてちょうだい。そしたらきっと、
夏の太陽のもとで、毛布が乾燥するみたいに、いい匂いに仕上がって、みんなも
殴る気をなくすから。風の便りを聴くんだよ。


次、「涙の味」
0197名前はいらない
垢版 |
2013/06/16(日) 14:02:32.63ID:VosTC3cw
「涙の味」

ラーメン屋で
泣きながら炒飯を食った
あれは紛れもなく
涙の味だった
油や米や具材が
見事に涙に包み込まれ
絶妙なハーモニー
それは半音下がったキラキラ星
それはゴッドファーザーのテーマ
隣の机で食ってたオヤジが
やたら見てきやがる
見てんじゃねえよ
涙の味

次は「ユリの花」
0198名前はいらない
垢版 |
2013/06/16(日) 22:12:05.37ID:LPZiVoW/
「ユリの花」

ウソばかりついて疲れた時はユリの花を見る

真っ白で可憐でそして凛としてて

真っすぐに佇んで芳香を放っているかの花を見ると

心がフッと癒される

全ての穢れも醜さも吸い取ってくれるようなそんな

優しげな香りに包まれて


次、「露のかなしみ」
0199名前はいらない
垢版 |
2013/06/17(月) 00:26:05.77ID:wBFXmNP4
「露のかなしみ」

昨日の夜 部屋の隅で君が泣くから

いっしょになって僕も泣く

この世界はおそろしいね

朝になって 葉っぱの上に留まる僕の横を

部屋から出た君がまた通り過ぎて行く

君は行くんだね

つらくても 行くんだね

また、冷たさでいっぱいになったら

僕も一緒に泣いてあげるからね


次は「太陽」
0200名前はいらない
垢版 |
2013/06/17(月) 19:51:33.93ID:k9gfCLWu
「太陽」

社会の秘密事項みたいな機械に
仕舞い込んでたCDを片っ端から放り込んだ
いつからか ただの理解より
思い出が付いた曲を選んで聞くようになった
ディスクが想像の裏側で
あらゆる光を反射して回転する
それから 太陽を思い出した

次は「机」
0201名前はいらない
垢版 |
2013/06/17(月) 19:53:51.34ID:K/Sa2Gkh
「太陽」

世界一早起きな君が
今日も僕を起こしに来る

眩しい光と
ほのかな温かさが
君が起こしに来たことを知らせる

「おはよう」
僕がそう言っても
無口な君は何も言わない
でもそれでいい
君が優しいことは
みんな知っているから

次のテーマ「嘘つき者のさようなら」
0202名前はいらない
垢版 |
2013/06/17(月) 21:09:17.12ID:ZjGsRDOH
201のお題「嘘つき者のさようなら」 について

何か誤解してる
オウムだよ、オウム
あの鳥のオウムなんだが、やつらは云われた言葉を機械的に反復してるだけ
「さよなら」を言われればそう言うし「こんにちは」と言われればそう言う
例えば「あなた美人ですね」と教えれば不細工にそう返すが、嘘吐いてるつもりはない
オウム返ししているだけなのだから、嘘吐きというのは事実に反する
そのことをオウム飼ってるあんたは笑うのかい?

次のお題は「机」 に戻ります
0203名前はいらない
垢版 |
2013/06/18(火) 20:51:05.04ID:0V/akKO4
「机」
もう、机つくんのめんどくせぇ
俺は来る日も来る日も机を作り続けてきた。盆も正月も俺にはなかった
気付けば12年もの歳月を机作りに捧げてきた
儲けはない。それどころか材料費は全て自分で負担しているため
机を作るためにバイトを掛け持ちしている有り様だ
勿論、机作りが楽しくてて続けているというわけではない。むしろ俺は机そのものが嫌いだ
「じゃあ机作りなんて止めちまえばいい、大体何のためにそんな事を続けているのか」
だって?答えは簡単だよ。アイツだよ、あの真迎えのビルにいるアイツ

アイツが椅子を作り続けてるから俺は机を作り続けてるんだ
アイツ…俺はアイツの名前も知らない そもそも何故アイツが椅子を作り続けてるのかも知らない
ただアイツが俺を見て嫌みったらしく笑った事だけ覚えてる
「お前は机も作れないのかい?くっくく」
それ以来俺はアイツに負けじと机を作り続けてきた。しかしもう我慢の限界だ
俺は何故アイツが椅子を作り続けてるのかを聞き出すために初めてアイツのビルへ乗り込んだ
おい!一体お前は何の為に椅子なんか作り続けてるんだ!
アイツは不気味に笑うとこう答えたんだ…

次のお題「棚」でお願いします
0204名前はいらない
垢版 |
2013/07/04(木) NY:AN:NY.ANID:ltThQwEn
「棚」

棚の奥の武器の倉庫
棚の奥の誰かの手紙
棚の奥の見知らぬ世界
棚の奥の鼠の通路
棚の奥の秘密 夢
棚の奥の埃

次は「悩み事」
0205名前はいらない
垢版 |
2013/07/05(金) NY:AN:NY.ANID:3QmgoLa4
「悩み事」
俺が周りの人たちの悩み事だと気づいた

悪い事は 人のせいにしてしまうし
善い事は 俺のお陰だと思ってしまう

それを認めない奴らは相手にしないし

見た目が 変に童顔で人懐っこく見られるから尚更なのかも

人を見た目で判断するなって言いたい

極悪ヅラに生まれたかった



次「マジでごめん」でお願いします。
0206名前はいらない
垢版 |
2013/07/05(金) NY:AN:NY.ANID:juw5KD1p
「マジでごめん」

マジごめん?
謝らないでよ
余計悲しくなるから

誰も怒ってないから
もう謝らないでくれる?
むしろ、今までのこと全部にありがとう!

「君は悪くないよ」って
自分の非を誰かに否定してもらいたくて
敢えて謝ってみたのだろうか?



次「七夕の夜に熱中症」でお願いします
0207名前はいらない
垢版 |
2013/07/06(土) NY:AN:NY.ANID:eAr2gVlQ
「七夕の夜に熱中症」
 
 ああ 目迷のする 銀河団に捧祝された夜

先頭の彗星はケルビムの無垢の翼

乾きを癒す泉はもう枯れ果て

振り返りもせず去って行った乙女よ

闇に微かに滲み すぐに消えた銀光のまたたき

まどろみのあとの 甘く苦いまどい

次は「安藤美姫さんの出産」でお願いします
0208名前はいらない
垢版 |
2013/07/08(月) NY:AN:NY.ANID:LOuDfjGC
「安藤美姫さんの出産」

ジャンプ ステップ スピンして鍛えた母体

安藤美姫さん出産‥略して安産

すくすく育てて上げてくださいね




次「急募!母性愛求む!!」でお願いします。
0209名前はいらない
垢版 |
2013/07/08(月) NY:AN:NY.ANID:FeE5Oysa
「急募!母性愛求む!!」

ナインインチネイルズみたいなバンドがやりたくて
メンバー募集サイトを覗いたらこんな募集を見つけたとです

急募!母性愛求む!!

その文体から溢れる熱量に魅了された僕は
自分の中にある母性愛をなんとか捻り出し
それを思う存分彼に叩きつけてやったとです

それから三日たったある晩
彼から一通の手紙が来たとです

西に行こうかと思う


今でもこんな夜空を見上げるたびに
あの日、叩きつけられた母性愛の嘆きが
どこか遠くで聴こえる気がするとです


次のお題は「諦めなくても、もう試合終了です」でお願いします
0210名前はいらない
垢版 |
2013/07/09(火) NY:AN:NY.ANID:kDBvnzCQ
「諦めなくても、もう試合終了です」


福山ファンになってこの道20年以上
気が付けば、いつの間にかあらフォー?なんて言われるお年頃になっていた
日々熱烈な尾行を怠らず四六時中彼のことだけ考えていたとは誰も知るまい
はたと我に帰る瞬間には20年夢を見ていたような気がするのだ、いつものように

しかし、いくら不細工婆が一生懸命になったって当然何も生じない
そんな女は世に5万といるらしい
「一度でいいからあたしに振りむいて!!!」
...諦めても、諦めなくても、そんなことが起こる訳もないのに阿呆だ

以上、自分の友人のことを代弁してみました


次のお題「土曜憂しの日」
0211名前はいらない
垢版 |
2013/07/10(水) NY:AN:NY.ANID:HgTJP4KB
「土曜憂し」
週末はホッとするけど
将来像を考えるとハッとしたりもする

将来つっても果てしない遠い未来への

第一関門 月曜の事が一番気が重いんだけど

>>206さんみたいに
「謝んなくていい」
そう言ってくれたら
日曜日にはフーッと息継ぎ出来そう




次「月曜の朝は辛い、辛すぎる」で、お願いします。
0212名前はいらない
垢版 |
2013/07/10(水) NY:AN:NY.ANID:0U9Q+f3G
「月曜の朝は辛い、辛すぎる」

辛い
いくらなんでも辛すぎる
誰だよ こんなに辛くしたの?

疲れてると塩辛いものが欲しくなるけどさ
いくらなんでもこれは辛すぎる

これじゃ食べれないよ
やだよ俺
何も食べずに出掛けるの
どーすんのこれ?
こんなに大量に作ってさ
犬も食わねぇぜ?
こんな辛いの

猫なら食うのかな…

いや、猫より
象さんのほうがもっと好きです



次は「友人の事バカにしてたら、私も誰かにバカにされてた」
0213名前はいらない
垢版 |
2013/07/10(水) NY:AN:NY.ANID:hamy36z9
「おいくら」

その「バカ」、おいくらですか?
500円です。
安いな、買おう。

ねえ君、この「バカ」いいだろ?
あ、いいねそれ。
600円で売るよ。
安いね、買うよ。

次、「自分の尻尾を追いかけくるくる回る犬」
0214名前はいらない
垢版 |
2013/07/11(木) NY:AN:NY.ANID:TOmMLwYV
「友人の事バカにしてたら、私も誰かにバカにされてた」

バカって言う奴のがバカだよねー

って バカをバカにするバカをバカにする

そんなバカが振ってる尻尾を看過出来ないバカだよ 俺は
「マジごめん」





次「あんたかてアホやろ、うちかてアホや、ほなっさいなら」で、お願いします。
0215名前はいらない
垢版 |
2013/07/14(日) NY:AN:NY.ANID:z6o7ntV4
いいかげんにしてほしいですね…
0216名前はいらない
垢版 |
2013/07/15(月) NY:AN:NY.ANID:+D5FoF3e
「いいかげんにしてほしいですね...」

いい湯加減でいつも気持ちよくいられるように
調節性に超絶優れたお風呂みたいにあれたらよかった
でも、そんなことは絶対に不可能で
いつも自分は人を悲しくさせてしまうようだ

自惚れて余計なことばかり言うから怒られる
だから暫く黙っているとそれも怒りを買ってしまう
何もかもが演技か遊戯かそういうものだったら寧ろいい
それなら本当には相手を悲しませてはいないはずだから

結局、理解が及んでいないから今の事態を招いた
ちゃんとよい加減で人の考えを汲めていたら
他の人ももっと気持ちよく過ごせたのだろう
それでも帰り道はないようだから自分は前へと進むだけで...



次「頭の中で騒ぐ蝉」でお願いします
0217名前はいらない
垢版 |
2013/07/21(日) NY:AN:NY.ANID:tSWxjeLt
「頭の中で騒ぐ蝉」

いつの頃からか忘れてしまったけど
ずっと感じる違和感に悩まされてた

そして昨夜どこを見渡しても
脱ぎ散らかした殻だらけだった

抜け殻に埋もれてしまってるのに
ようやく気がついたのは
蝉が騒ぎ出したからだよ





次「出逢った頃は」で、お願いします。
0218名前はいらない
垢版 |
2013/07/21(日) NY:AN:NY.ANID:l5DN/siq
「出逢った頃は」

あのころは若かった
君も僕も会うたんび笑っていた
とくに君は僕が話すたび、コロコロと陽気に笑い転げていたね
2人はいつも公園行く時も売店行く時も一緒だった
イヤになるくらいに仲が良かった
いつかつまらない関係になるだなんて思いもせずに
毎日が楽しくって仕方が無かったね
そうまさか互いに分け合ったイヌとネコのほうが
お互いよりも大事になるだなんて思いもせずに

…… …

 次は「大暑日」
0219名前はいらない
垢版 |
2013/07/22(月) NY:AN:NY.ANID:L6KyIXv+
「大暑日」

幼い時分 蝉を捕まえ走っていた
一匹 二匹と捕まえ 羽根を毟っては投げ捨てた
三匹 四匹
ふと 手の中の蝉を酷く恐ろしく感じた
まるで突然手の中に現れた様に
私は 泣きながら蝉を空に放った
蝉は真っ赤な太陽に溶け込んで行く
私は その空の中の蝉に見つからぬよう
家へと急いだ

今また空を見上げる
あの時の暑さは
これと同じだったろうか


次「バランス」よろしくお願いします。
0220名前はいらない
垢版 |
2013/07/28(日) NY:AN:NY.ANID:ghXEkVrc
「バランス」
ニュートラルな状態が肝心なんだろう
攻撃が最大の防御なんて有り得ないけど

あくまでも平和に拘るなら
いつ来ても対応出来る準備を怠って善い訳ないよ

侵略者たちは 均衡を崩す瞬間を狙ってるのに

平和を訴えかける人たち程
シバきたい気持ちを抑えない
仲良くしようと言いながら
隠したつもりの固めた右手の拳が見えてる

いや既に隠そうともしてないから

力を緩めた時にそのバランスが崩れてしまう

均衡を取り戻そうよ





次「支配なんかしたくないけど隷属はもっと嫌」で、お願いします。
0221何することを京王總線 ◆OHYdsadGXM
垢版 |
2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:TLJfFBhm
「支配なんかしたくないけど隷属はもっと嫌」

日放協みたいな播戸がやりたくて
中を覗いたらこんな募集を見つけたとです

江戸古地図!母性愛求む!!

その17文字から溢れる熱量に魅了された僕は
思いの中にある母性愛をなんとか捻り出し
それを涼む存分彼に叩きつけてやったとです

それから古地図巡りたったある晩
坂道から一通の手紙が来たとです

今に行こうかと思う


江戸時代でもこんな夜空を見上げるたびに
あの説、叩きつけられた母性愛の嘆きが
どこか作者で聴こえる気がするとです


次のお題は「明らめなくても,毛し合い修了です」でお願いします
0222名前はいらない
垢版 |
2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:q8DHdEG1
出来ればもっと単純なお題にしてもらえたらありがたいのですが…
スイマセン
0223名前はいらない
垢版 |
2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:brjiofN+
「明らめなくても,毛し合い修了です スイマセン 」

最近、特に読解が難しくなってきている
まあ元からまったく訳わからない部分が面白くて
それ故、諦めず自分なりの理解に努めてきたとも言えるが...

明らめなくても=詳らかに言わなくても、意味不明でも
毛し合い=消し合い、殺し合い、相手を否定し合うこと
修了=学びの過程を終えること

というような意味合いだとすると、
「はっきり言わないけどさ、非難合戦や対立はもう十分だと思わないかい?」
つまりは「母性愛求む!! 」というようなことかと思った
ちょっと違うかな?スイマセン


次のお題は「折り鶴」
0224名前はいらない
垢版 |
2013/08/12(月) NY:AN:NY.ANID:q8DHdEG1
「折り鶴」

千変万化に富む折り紙の魔法

朝顔、凧、動物たち

楽しみながら小さな手で作ってゆく子供たちの

心をこめた一枚一枚がその作品になってゆく…

わたしも同じく祈り、そしてこの手で折る

こころをこめてひたすら一枚一枚作ってゆく

多少いびつでも形悪くてもかまわないから

ささやかな思いを込めて誰かのために、自分のためにも

わたしたちの指先が折ってゆく

この鶴は誰のために羽ばたいてくれるのだろうか?


次は「カモメと海」
0225名前はいらない
垢版 |
2013/08/13(火) NY:AN:NY.ANID:H0pa+c4u
「カモメと海」

カモメの白と黒が
海の青に良く映えている
まるで今作って塗りあげたかのように
いかにも満足げな物体が一つ
カモメがゆくのを見送っては
平らな平野に身を合わせる

次のお題は「夏」
0226名前はいらない
垢版 |
2013/08/15(木) NY:AN:NY.ANID:Gi7bpHo3
「夏」

宿題がいつも最後まで終わらないように
ボク背中の皮が一枚むけたように
庭のいちばんうるさいめんどりが朝、一声あげるように
その卵が毎朝新鮮に産み落とされるように
庭のポチが水浴びで体中でしぶきをあげるように
朝顔が観察する前に枯れてしまうように
入道雲が出てくる前に一雨降り注ぐかのように
近所のあの子がまたプールに行こうと誘いに来たように
お婆さんが縁日に連れて行ってくれるように
毎朝お母さんがラジオ体操に遅れると起こしてくれるように
今年もまたいつものごとく夏はこうして訪れてゆく

次のお題「叱られて」
0227名前はいらない
垢版 |
2013/08/16(金) NY:AN:NY.ANID:cCbmqPbk
「叱られて」
ひたすら謝る人生は本当に辛い

スパルタ式の躾なんだと恫喝され
歪になってしまった魂は
単なる臆病者となった
叱る人たちに囲まれて いつも謝ってる

今こそ 自分で自分を叱ってやる…

いや 自分ぐらい自分を認めてあげよう

俺は頑張って来た
頑張る方向性を誤って来ただけなんだ

優先順位がわからなかった事を反省して

一からやり直そうや

ちょっと本気だ




次「女らしい女、男らしい男」でお願いします。
0228名前はいらない
垢版 |
2013/08/18(日) NY:AN:NY.ANID:0b6LpXsI
>>227
返詩を兼ねて

「女らしい女、男らしい男」

臆病などと言うものではない
弱さを知っているという事が 本当は一番強い

父性と母性は 男性と女性ではない
父とは壁であり 母とは抱擁である
男性とは陽であり 女性とは陰である

陽とは明るいことではない 陰とは影ではない
陽とは此処に現れた事であり
陰とはその基礎をいう

つまり女とは抱擁をもって物事を収め
つまり男とはそれを守る壁である

臆病などと言うものではない
君にもそれが備わっていると気付けたのだから


次のお題「弓矢」でお願いします。
0229名前はいらない
垢版 |
2013/08/19(月) NY:AN:NY.ANID:7fmkXq5b
「弓矢」
全身をしならせて
躍動する優れたアスリートたちは

脱力から入力の差異による瞬間的な力量の放出で

豪速球を投げ 快打を放ち 野獣かのような跳躍を実現する

脱力0→MAX100の力を古代の叡智は金剛力と呼んだのだろう

入力は簡単なのだが実は脱力が難しい

臆病者はリラックスを体現する事が出来ないからだ

それは弱さを知っているだけでは出来ない

歪んでしまった魂は見えない敵に怯えて

目の前の課題に正対する事が能わないのだ

身体能力を決めるのは闘い守る魂である

伸びやかでしなやかな魂こそ

瞬時に課題を解析し対応する判断能力を持つ

それを養うのは 中途半端なスパルタなどでは無い

生死の摂理を持った真の親性愛なのである

母の胸に抱きしめられる安心感と

母子を守る父の背中に見える信頼感が

その魂を育むのだ






次「偉そうな事をいってごめんね」で、お願いします。
0230名前はいらない
垢版 |
2013/08/19(月) NY:AN:NY.ANID:l+fqaGmo
「偉そうな事をいってごめんね」

ひとを信じていいたくせに
ひとりぼっちが怖いくせして
メンヘラぶったりもして、フラフラだった…
病んでいたクセして
それでもいきがっていたりして
自分を自分でコントロールできなくって
いつも心が空中分解していた
そんな自分、正直認めたくなかったんだ
みんなを傷つけるだなんて思ってもいなかった
みんなから疎んじがられるとも思っていなかった
だから今は振り返って反省もできる…

ゴメンねと
負けを認めたくなくって言えなかったひとこと
反省していると
スゴク簡単だのにこの言葉が出てこなかった
だから今こそ謝りたい
偉そうなコト言って ゴメンね
いつか必ず言おうと考えてた、だから言える
いつかみんなに心から素直になれる日のために

次は「残暑は徐々に」
0231名前はいらない
垢版 |
2013/08/23(金) NY:AN:NY.ANID:0rQ04JH0
「残暑は徐々に」

セミのわずらわしいくらいの合唱が
照りかえす日差しの間から聞こえてくる夏
いつまでもいつまでも続きそうな
そんなうんざりするような日々に
夕立の訪れと匂いに紛れ込むささやかな「涼感」
昼間とは打って変わった虫たちの静かなる輪唱に
ふと心を落ち着けてひと時を過ごしている…

次は「破天荒な夏」
0232名前はいらない
垢版 |
2013/08/25(日) NY:AN:NY.ANID:59kD7L+I
「破天荒な夏」

おい
神様
泣きすぎだ

確かにそんな気持ちにもなる状態だろうが

お前のせいで
さらに悲惨だ

だいたい
似たような時代は
これまでもあっただろうに

何で今更
そこまで泣く

それとも嬉しいことでもあったか

だったら今泣くな


次は「ゴリラ芸雨」でお願いします。
0233名前はいらない
垢版 |
2013/08/26(月) NY:AN:NY.ANID:NEM89NEH
「ゴリラ芸雨」
激しいスコールを浴びながら
シルバーバック同士が愛を交わす

まさに密林の勇者
オスがオスに惚れる
スコールの降り荒ぶる密林は勇者ゴリラのハッテンバだ




次「嘘だけど」で、お願いします。
0234名前はいらない
垢版 |
2013/08/27(火) NY:AN:NY.ANID:K7YyXHLh
「嘘だけど」

もういいよ、むしろ何も言わないで
同性だったから色々障害あったってことで自分を慰めたから
そう、失恋したのは社会のせいだってね
人は結局社会的生き物で
それに合わせてみんなが自分を取り繕う

どう考えても実現しない未来
思い出だけ少し温かくて...

そう言われて何年も経つのに
まだ未練とか抱えてるとしたら全くのあほだ
ハッテンバのことなんて忘れろって誰もが言うだろう
人には妥協できる事とそうでないことがあるけど
相手の気持ちあってのことならこの結論も仕方がないことなのだ

これでいいんだ
金輪際泣かないぞ!
これが正しいおこないだからもう誰も何も言わないで
ああ、むしろ全部嘘であってくれたら楽なのに
心に嘘がつけなくて大変なことを抱え込んでしまった

そもそも創作など嘘なんだよ
だから間違いない現実以外は忘れよう
考えすぎては駄目、これでいいからこうなったって事
蝉の死骸は虚しい、でも精一杯声出して生き抜いたんだ
これでいいんだって思える


次のお題 「役者」
0235名前はいらない
垢版 |
2013/08/28(水) NY:AN:NY.ANID:zpiB25wE
「役者」

ふぁ?
どうして怒ってる
演技なんてしないで
心から祝福してるのは本当だよ



次のお題 「灼熱の砂浜で」
0236名前はいらない
垢版 |
2013/08/28(水) NY:AN:NY.ANID:01+v4pLd
「灼熱の砂浜で」

ラクダがひとりで歩いている…

かわいた砂地が燃えるように熱い

一陣の風もなにもなく、ただ

燃えるような暑さだけが延々と続くだけ

飛んでゆくトリは高く高く舞っている

どこまでゆくのだろう…

ラクダもトリも水も持たず

オアシスはきっと遠く見つからないだろう

枯れ草だけが生えている砂地だけがいつまでもどこまでも続く

私の涙も枯れ果てあとは骨ばかり


次のお題は「浴衣」
0237秋吉君@ダミ声のdebuきのこ
垢版 |
2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:TJXnLiqq
「浴衣」

秋落ちて
川面に残る
浴衣の手

次は「ほとばしれ!おいらの腹汁」
0238名前はいらない
垢版 |
2013/08/30(金) NY:AN:NY.ANID:GV+KOfh1
「ほとばしれ!おいらの腹汁」

なるほどね
つまり、彼女にふられた腹いせで
あんな事をしてしまったわけね

うんうん。
気持ちはわかるけどね
ただ、公衆の面前であんな事をしてしまったらね
どうなるか…わかるよね?

えっと… ほとばしれ!おいらの腹汁?だっけ?
いい年こいた大人がね
そんなトンチンカンな事叫びながら
路上であんな事するなんてさ
ほんと…恥ずかしくないのかね?

まぁ今回は迎えにきたお母さまの顔に免じて
厳重注意という事で済ませますがね
今後は気を付けてくださいよ

警察官はそう言うとニーチェの肩を叩いた
大粒の涙がニーチェの頬をつたった

次 「おっぱい、こわい」
0239名前はいらない
垢版 |
2013/08/31(土) NY:AN:NY.ANID:i/o44E4d
「おっぱい、こわい」

全ての牝獣はおっぱいに突き動かされる

腹側のふくよかな対の果実
そこをむしゃぶり付かれれば
彼女の脳は守り育てる本能に支配される!

例えば君が10匹の仔の母ネズミだとしよう
君の胸お腹鼠蹊部は合わせて10個の乳頭がある
歯のない幼獣の口で一度に甘噛みされれば
子宮は収縮し神経はホルモンに満たされ
君は牝としての義務を果たさずにはいられぬことだろう!

ああ、なんともおそろしい器官よ!

――時は遡る事2億年
最初は匂い付けだった
言葉を持たぬ動物には
嗅覚こそが言葉だった

やがて仔らが飢えぬため
腺液は蜜となった
それは仔らの日々の糧となり
母と仔は離れなくなった

愛しさのあまり母親は
自分の後足の間の奥深くに
わが仔をできる限り長く抱き留めた
その骨盤はゆりかごとなり女の形を帯びた
そして腺堤は抱きとめる柔らかな丘の連なりとなった

こうして彼女らは獣となり、お母さんとなった
だが果たして女、つまりヒトの牝は健全な進化を歩んでいるのだろうか?

一対のおっぱいへの一極集中
人の祖先はおっぱいの数を減らす事によって理性を獲得した
おっぱいを奪い合わない様に仔の数は減り、遠慮なしに頭でっかちを進めた
暇を持て余した女の体は持ち主を毎月面倒な目に付き合わすようになった

やがて知恵を付けた男は足りないおっぱいを求め
面倒な体を持った女は余計なおっぱいを提供する
こうして文明は成立した

私は恐れている
人間からおっぱいが消える事を
女達が牝を辞める事を
人間が虫ケラに退化する事を

おっぱいよ
健康的に進化してくれ
くれぐれも袋小路の乳袋に入れられる事なきよう、冥府魔乳に堕ちない事を
これからも星空の果てから見守っていきます

次「フェネックギツネ」
0240名前はいらない
垢版 |
2013/09/12(木) 09:27:44.11ID:kqrXCjvO
「フェネックギツネ」
貴女は何故 そんなに耳が大きいんだい

捕食系の獣が怖いのかい

天敵の気配を感知するんだろうね

ただ単にフェネックギツネに似てるだけの彼女は戸惑ってた




次「知る由も無いのに責めないで、気分次第で」お願いします。
0241名前はいらない
垢版 |
2013/09/13(金) 00:57:29.57ID:N4ExwtfC
「知る由も無いのに責めないで、気分次第で」

気分次第で責めないで!
BADBAD!!!苦しむのはもうイヤだ
気分次第で叩かないで!
NO‐NO 笑わせないでよ
アンタたちの言ってること、どだい間違ってる
どうせアタシの事なんて知りもせぬクセ知る由もないだろ?
HA‐HAHAHA!!
笑わせないでよ全くクレイジーなピーポー達よ
WAWAWA…
怒りでアタマが震えてくるんだよ

だからもう、いーかげんに、シ、ロ!!

次「満月の日にはきっと」
0242名前はいらない
垢版 |
2013/09/19(木) 00:31:47.56ID:tjyehJPB
「満月の日にはきっと」

とてもとても気が長いお話
ずっとずっと書けるのは
きっとタイピング早いからでしょう
数千のノート読むのも大変で...

あなたの心変わらなければ
一生一緒にいられるのかも?
この距離一体どうなるのだろう
結末恐くて頁を先に進めない

すぐに飛んでくる都合良さで
痛んでも会いたい!ってなってしまい
駆け引きなど知らぬ二人だから
何も進展しないまま戻れもしないまま

何もわからなかったけどこれでお終い?
先のことは神様だって知らないよね
1ページ目だけ抱いてこれでいいと思えて
浮かぶ満月にありがとうと言う...きっと言うの
0244名前はいらない
垢版 |
2013/10/09(水) 12:58:37.53ID:e2lDmUtk
「世界制覇」
本当にふたりとも 愛してたから

嘘だけど

あの日呼び出された時 すぐに気づいたよ
そのドロドロの世界に

「別れて欲しいの 彼と」
「そんな事は出来ないわ」
「愛しているのよ 彼を」
「それは私も同じ事」
ふたりは 僕が立ちすくんで聞いているとも知らないで…

いたたまれなくなって 飛び出した俺は
「ふたりとも落ち着いて」って言ったんだ

決して遅れていった訳じゃないよ
夕暮れが迫る あのカフェテラスに

三人模様の絶体絶命

「さあさあはっきりカタをつけてよ」
「さあさあはっきりカタをつけてよ」
「はっきりカタをつけてよ」

ふたりは 俺好みの よく似たポッテリ唇で
ファルセットの綺麗なハーモニーを奏でてた

「ふたりとも 愛してる」
この土俵際の捨て身の
波離間投げのようなセリフが 決まった

ふたり黙る瞬間

俺は ドロドロの三人の世界を制覇したのさ



次「妄想はもうそのへんにしろ」で、お願いします。
※百恵さんの名曲を汚して御免ね Orz
0245名前はいらない
垢版 |
2013/10/09(水) 17:32:55.59ID:O8uG6w6K
「妄想はもうそ のへんにしろ」

うは、妄想の中何年も君を汚し続けたが何でばれたのかな?
そうだよな、現実考えるほどに遠くなる君
色んなことが真逆だとわかってるさ、S極N極は惹かれ合うんだけどなあ
不細工すぎる自分と、美と才に溢れる光り輝く君
現実に近寄るなんてあり得ない、だから妄想する以外にやることはなかった
ふたりの間に何もなくても、正直これでいいんだって思う

ずっと前から君を知っているけど、自分は今の君が一番好きだ!
見ているだけだったけど、だんだん輝きを増していったようだ
悩んだり迷ったりしたこともあったかもしれないが、君は強くなっていったんだね
歳を重ねて更に新しい魅力を増してゆく君だけど
君がもし婆になってひとりになって寂しい時とか隣に呼んでもらえるようなそんな男になりたい
妄想はやめて、現実に自らの内面を磨いてゆくようにしないとな!

ん?キモい?すんません
妄想やめます


次「眼鏡の君」
0246名前はいらない
垢版 |
2013/10/09(水) 23:18:31.01ID:8lhXzskj
「眼鏡の君」
君は眼鏡をしている
僕は眼鏡をしていない
君は僕の目をうらやましいと言う
僕は君の目をうらやましいと言わない
そんなこと当たり前なのに
君はなぜか不満顔
だけど
そんな君の拗ねた顔が大好き

次「裸足のいとこ」
0247名前はいらない
垢版 |
2013/10/23(水) 23:25:02.78ID:DPm0Sp/l
「裸足のいとこ」
テレビで視たら真似したがる
素足でローファー

インディアンモカシンは裸足がセオリーだったけど

ニットのプルオーバーを肩に
長袖を首で結わえて裸足は絶対 変だよ

第一 もう寒いし

いしだの影響を受けた
バカな従兄弟に言ってやった



次「尤も犬なんだが」で、お願いします。
0248名前はいらない
垢版 |
2013/12/05(木) 11:05:55.00ID:2ZJTK3xf
「尤も犬なんだが」
こどもって その身を危険に晒されて育つと
回避する本能に目覚めて野生化するんだ

尤も 鞭だけじゃなくて 肉うどんで飼育された飼い犬は

野生で孤高に生きることも出来ないで
虚空に向かって雄叫びを上げるつもりで叫んでも
誰も振り向いてくれない
それは雄々しくも無い ただの叫声だったからなんだ





次「一回ぐらい立ち上がれ」で、お願いします。
※長らく書き込みがなかったんで自己責任のつもりで>>247から連投しました
ごめんなさい OrZ=プ
0249名前はいらない
垢版 |
2013/12/11(水) 11:43:51.62ID:9bPmauBX
「一回ぐらい立ち上がれ」

感情線、甘えるんじゃない
頭脳線、途切れるんじゃない
生命線、特に注文はない
運命線、一回くらい立ち上がれ


次「蜜柑の皮」
0250名前はいらない
垢版 |
2013/12/11(水) 23:03:22.84ID:4B9MCxVj
「蜜柑の皮」


オレンジピール刻んで
お砂糖入れて煮るとおいしいマーマレードだ
苦味と甘味のバランスがいい

私が勝手に思うだけだけど
苦みが20%甘味が30-40%
そして独自の香りや風味40-50%で出来ているのかなあ

凄く意地悪な時と
蕩ける位超絶甘い言葉で綴る時と
あなたの平常心で面白い事や興味深い話している時と
2:3:5くらいのバランスなのかな
0252名前はいらない
垢版 |
2013/12/31(火) 00:18:39.83ID:lSgFebii
「ひいらぎ」

生娘のまっさらな足は
金ピカのリボンなんてつけてやしないのに
貴男はまったくフルスマイルで
私のラッピングを剥ぎ始めた

指先でつついて見せたりして
押し込んで、跳ね返して、なぞって、辿って
熟れた私のあかいこころが
貴男の棘に震え始める

ねェ怖いの 怖いわ
傷つけないでなんて懇願した私
首輪の鍵は差し上げてしまおう
厳しい鞭を頂戴って懇願したワタシ

項に気難しい顔をひっつけたまま
私の下半身が喘いでる


次のお題は「曇り始めたレンズ」で
0254名前はいらない
垢版 |
2013/12/31(火) 03:41:30.53ID:lkKEPHwY
「曇り始めたレンズ」
お高いレンズをいくつか購入した
高温多湿の日本では湿度管理が大事らしい
カビでも生えたらおじゃんになってしまう
専用の湿度管理箱を用意し保管した
これさえあれば大丈夫だろう

あれ?暫く使わなかった奴が少し曇ってる?
常に使ってる奴は箱に入れなくても問題ないの何故だ?
何が問題なのかわからんが使っていないと駄目なのか
人の心も同じようなもの?
常に感じ考え書いていないと心が曇り詩なんて全く書けなくなるのだろう
0256名前はいらない
垢版 |
2013/12/31(火) 03:45:24.78ID:lkKEPHwY
254の7行目は、問題ないのに何故だ?です
0257名前はいらない
垢版 |
2014/03/17(月) 20:12:57.69ID:Y7EiQcF3
「おせち料理」

黒塗りの重箱の中には祝い肴焼き肴酢の物煮物が並ぶ

クロマメは邪気を払い長寿と健康に

きんとんは金銀財宝を

ちょろぎは長寿を願い

昆布巻きは子孫繁栄を願い

花蓮根には花の後に実を結ぶように

はなやかさの中に作り人の真心が込められている御馳走だ

フタを開けた時に誰もが喜んでくれるものをギッシリ詰めて


次 「遠吠え」
0258名前はいらない
垢版 |
2014/03/20(木) 22:02:25.93ID:tfznKUF5
 「遠吠え」

寒さの名残る夜に
響き渡る声
月がおぼろに出ていた
まだ風が冷たい

オンオンと寂しげに
ワンワンと悲しげに
彼らは鳴いている

次 「世迷いごと」
0259名前はいらない
垢版 |
2014/04/18(金) 23:50:11.00ID:WQvdO2UV
 「世迷いごと」

どこでもこうるさい風が吹く

西向けばカァカァカァ

東向いてもビィビィビィ

どいつも小うるさく騒いでいる

彼らのべしゃりは下らん繰り返しの世迷いごと

いつ終わるともしれないしつこさで

カラスすずめのごとく鳴き続けている

カァカァカァ ビィビィビィ

いっそリモコンで消してやりたい


次「孤高の叫び」
0260名前はいらない
垢版 |
2014/05/06(火) 15:17:34.85ID:L/r5Vccx
「孤高の叫び」

外になんか訴える為に孤高をやってる訳じゃないから

己れの核に向けて自身を問うのさ

「何やってんだ?バカヤロー!」

自分を責める為に孤高をやってるんでも無かったと思い直す

「個とコミューンの歪みとは何か……思うところはいくらでもある」


しかし林には孤高なる自分しか居ない訳で


そして遂に叫んだ


「寂しいんだよー!!」





次「もうちょっとだったのに」でお願いします。
0261名前はいらない
垢版 |
2014/05/11(日) 23:23:23.04ID:qPoSOy+J
「もうちょっとだったのに」

ひとりぼっちのわたし

なぜかいいだせないふみだせないでもたついていて

あとたったいっぽだけがふみだせずにいる

ひとりぼっちのあなた

なぜかいいだせないふみだせないでもたついていて

あとたったいっぽだけをふみだせずにいる

ひとりぼっちのぼく

なぜかいいだせないふみだせないもたついていて

あとたったいっぽだけにふみだせずにいる

ほんとはみな、さみしがりやだのに

ほんのすこしのゆうきをだせずにそんをしてる

もうすこしもうちょっとだったのにとこうかいして

そんなじぶんがかなしくてはずかしくて

でもなにもできずにいる

そんなじぶんにかなしくてはずかしくても

どうしようもできずにそのままで


次、「とまどう子供」
0262名前はいらない
垢版 |
2014/05/14(水) 13:00:35.03ID:h+bLFhun
   …とまどう子供…

どうして抱きしめれば善いのか

なにを囁いてあげれば善いのか

愛ってなんなのか

お父さんもお母さんもよく判らなかったんだよ

戸惑わせてしまって御免なさい








次「追い詰められた時…生還者は」で、お願いします。
0263名前はいらない
垢版 |
2014/05/17(土) 21:54:15.21ID:0W9QMRka
「追い詰められた時…生還者は」

黒い闇の中で
先の見えない嵐の中で
冷たい追いかけてくる炎の中で
とこまでも届かない扉の中で
彼らの足は立ち止まることもなく
どこまでもどこまでも走り続けて息が切れるとき
ため息の中で彼らは
誰に助けを 求めるのだろう

どこまでも追い詰められて
絶望と孤独さに震えながら生還者たちは?


次「以心伝心」
0264名前はいらない
垢版 |
2014/07/13(日) 22:40:32.87ID:G3qXFlgZ
「以心伝心」

聴診器を貸してよ
からだはおかしくないんでしょう
胸に手を当てたってわからないのなら
この耳で鼓動と呼吸たしかめましょう
息を吸って吐いて
そう深くゆっくりとはやまらず

次「ダイヤモンド」
0265名前はいらない
垢版 |
2014/08/05(火) 00:49:46.42ID:acFRRzur
「ダイヤモンド」

幾層もの透明な面にはさまれて
身動きできずにいる内部の光
この固い氷を砕けるのは誰?
ちいさな魔法の小人が掘り続けてもたどり着けないだろうね
アナタの指に飾られるために
わたしの胸に飾られるために
妖しく妖しく煌めいて

次「チェリーな気分で」
0266名前はいらない
垢版 |
2014/08/09(土) 22:47:45.44ID:FJzkIF5K
「チェリーな気分で」

インなコーラを入れたら
プクプクと浮かぶ炭酸と氷
間に缶詰の紅いサクランボのせてなかなかクールね
ピンクとしろのストライブのストローさして
カラカラとかきまぜながら
痛むのど越しにカキンと今年一番の夏がひびくよ

次「心はいつもハイ」
0267名前はいらない
垢版 |
2014/08/10(日) 11:10:07.68ID:Da64dah3
「心はいつもハイ」

この甘い香りはまるで成功の如し
あなたの身体は火照って濡れて
果てしない孤独
そんなのも通り越して
これはナチュラル・ハイ
毎夜 毎夜 舞い
気づく 僕は今あなただけが必要だ

次「パン!パン!パン!」
0268名前はいらない
垢版 |
2014/08/11(月) 00:34:46.33ID:6SsDHRAo
「パン!パン!パン!」

浮かれ踊る背後に回るあなた

陽気な今夜のステージはふたりだけのもの

弾む音楽も明るいステージも

クルクルと揺らめく光とかけ出す笑い

唄いながら手を叩きながらつなぎながら

パン!パン!パン!軽快にステップ踏みながら

今だけは陽気に今だけ今夜だけは愉快に

パン!パン!パン!憂鬱など彼方に吹き飛ばして


次「もうひとつの顔」
0269名前はいらない
垢版 |
2014/09/08(月) 14:38:59.13ID:thD5OfFu
*もうひとつの顔*優雅的2次娘☆喪子☆

最近不貞腐れていて申し訳ないけど、正直自分にとっての意味を考えてます
あなたには遊び以上に何かの意味があるのかな
でも、今になって気がつくことでもないですが実際の私なんて豚…
だからせめて画面越しでは、かわいいくて利口のふりを精一杯しないとね

あっという間に3年か!
もう全部が笑っちゃうようなことでしたが、別によかったんです
氏名不詳の私をずっと指名してくれて、使命のようなものを感じてもいました
こんなことしか出来なかったけど、間違いなくあなたとだったからこっちは満足ですよ
それを端々に感じていました
本当にありがとう☆
0271名前はいらない
垢版 |
2014/09/11(木) 00:48:42.78ID:HlXg1woI
「歯跡」

毛布をめくるとボロボロの穴が開いてた

おまえのぬくもりがまだ感じられる

くさい臭いもそままで

いつも遊んで咥えていた玩具も転がっていた

テーブルの写真の中ではまだ笑っているね

ここにはいないのにどこかにいるような

どこからか声も聞こえてくるようなそんな気がした


次「ありし日の」
0272名前はいらない
垢版 |
2014/09/15(月) 00:55:09.12ID:mWGENqqn
「ありし日の」

ふと見つけたアルバムに
若い日のあなたがいた
たしかその頃は気にいっていた木綿の服を着て
まだ子供のわたしのとなりに立っている
あのころいたポチもめくったページで座っていた
ありし日の光景が思い出されてきた


次「大玉の梨」
0273名前はいらない
垢版 |
2014/09/17(水) 20:50:03.42ID:cZ+wBgzv
「大玉の梨」

わたしの手元には大玉の梨が転がっている
誰かがここに置いていったのだろう

その梨に喰いつけば
束の間、わたしは生きていられる

わたしの手元には大玉の梨が転がっている
わたしは梨を掴んで窓の外に放り投げた

お次
「焼き鳥とビール」
0274名前はいらない
垢版 |
2014/09/18(木) 23:35:53.45ID:zye/+xVb
「焼き鳥とビール」

おひとり様と言うけれど
孤独が好きなワケじゃない
この空間が好きなだけ
いつもの席でいつものテーブルで
ささやかな美味しいおつまみと
泡のたつお酒それだけでも
ひとは幸せになれるのだから
まァ今夜もひとりで
とりあえずビールで
とりあえず焼き鳥で
のほほんと過ごしたい

次「孤独なディナー」
0275名前はいらない
垢版 |
2014/09/24(水) 23:05:20.40ID:dzOSomve
「孤独なディナー」

ワイングラスに注いだコーラ
あわ立ってこのお部屋酸素が減ったの?
投げ棄てたタバスコ
甘口カレーにサウザンドアイランドドレッシング
苦いグレープフルーツは砂糖漬け
ハンバーガーが食べたいな
ピンクのシュワシュワそうっと覗いて冷たい氷じんわり融けてく

次「ライオンの眼」
0276名前はいらない
垢版 |
2014/10/02(木) 04:04:17.88ID:ZZkShvYu
ライオンはシマウマを見たので洞窟から飛び出しました。
洞窟から飛び出すとシマウマは逃げました。悲しそうな目。
そうです。眼球こそが時間の冷蔵庫のような働きをしているのです。
シマウマを食べ、生きているライオンは眼球内にスーフィズム的直観意思を
持っているのです。
「悪魔の顔」
0277名前はいらない
垢版 |
2014/10/02(木) 20:13:11.03ID:uyVSyWU4
「悪魔の顔」


あ、クマの顔
そう思った瞬間、頭蓋骨の砕ける音がしました
僕は食われてることを自覚しました
気が遠くなるほどの長い長い時間でした
・・・・・・

次「・・・・・・」
0278名前はいらない
垢版 |
2014/10/03(金) 15:23:20.24ID:PMixR0Vi
「・・・・・・」


「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」

(きみはなにも話さない)
(だからぼくも話さない)
(沈黙には沈黙で返すのだ)
(だからいつまでもぼくらは黙ったまま)

次「沈黙の唄」
0279名前はいらない
垢版 |
2014/10/05(日) 00:39:06.59ID:/fv6CRR3
二人は黙ってお互いを見つめ合う。
二人は黙ってお互いの手を握り締める。
二人は黙ってお互いの身体を抱き締める。

音は出ない。微かに心臓が聞こえる。
心臓はいつしかリズムを刻み、
音の無い唄が生まれる。
人には聞こえないデュエットが。
沈黙の唄が。幸せが。

次「デュエット」
0280名前はいらない
垢版 |
2014/10/05(日) 11:31:12.66ID:Q19TY97C
和田豊辞めろ
0281名前はいらない
垢版 |
2014/10/05(日) 13:41:05.84ID:Zr8usogP
「デュエット」

ありのぉーままのーぉ
全てぇー見せる のーよー
「てめえ、歌の通り早く脱げよ」
男はナイフを見せながらデュエットを強要
恐怖で声はビブラート
監禁された初日
絶望の始まりでした

次「ボクの抑えることのできそうもない監禁願望」
0282名前はいらない
垢版 |
2014/10/05(日) 15:42:28.45ID:twqOHZ20
 「ボクの抑えることのできそうもない監禁願望」

こころを閉じ込めたい
深い深い地下に閉じ込めたい
自分の肉体が愛せないのか
自分の存在が愛せないのか
それはこのごろ湧いてくる生まれたころからの疑問
誰かに縄で縛られて
誰かに刃物で脅されても
きっとクズな自分は従うだろう

自分で自分を閉じ込めたい
自分で自分が信用できない
誰かに救ってもらいたい
でも
誰かに✕✕してもらいたい
ああもうどうにも
抑えることのできそうもない自分を監禁したい


次「諸刃の剣」
0283名前はいらない
垢版 |
2014/10/14(火) 06:51:44.88ID:zy6eeN2A
諸刃の剣

ほら、この手を見てごらんよ
そこに五本の指が在るだろう?
関節の軋む音が聞こえてきそうに生えているやつさ

この手で水を掬うとどうなるか判るかい?
当然だけど、指の隙間から全部零れて喉を潤すのも一苦労さ
答えなど待つまでもないほどに自明の理って奴だ

え? 不便なだけじゃないかって?
馬鹿言っちゃいけないよ
なんだって使い様次第ってもんさ

例えば手に汗握る前に乾くから快適だし
しずかちゃんの裸を前に掌で目を覆っても
指の隙間から容易く覗くことが出来たりするんだから

そう考えると悪くもないだろう?
同じように、君の中の僕にだって何か使い道の一つくらい在るだろうよ

だから、その手に持つ諸刃の剣を鞘に戻してはくれないか?

次のお題「やにわに」
0284名前はいらない
垢版 |
2014/10/18(土) 04:01:27.44ID:PEeM9nLq
「やにわに」

やにわにやにわに
にわはにわとりに
やにわにやにわに
わにわにぱにっく
やにわにやにわに
いやはややまいに
やにわにやにわに
やにわにはにわに
いまわのきわに。

次「@」
0285名前はいらない
垢版 |
2014/10/19(日) 10:41:41.74ID:T43Kjb2r
「@」

げっ
ロールケーキをかじったら
何かが見えた

何だろう
自分の指でほじってみる
何もない
自分の指が貫通しただけだ
気のせいか

ただ押し出された指の爪が
自分には無いはずの
マニュキュアをしてた以外は…




次「切り落とされた他人の人差し指」
0286名前はいらない
垢版 |
2014/12/07(日) 22:56:22.95ID:Ktk4waKe
「切り落とされた他人の人差し指」

頬杖づくしのこの部屋であたしはいつも埋もれながら
安らかな未来夢みてる
包帯と絆創膏に憧れも抱いてみたり
吐いて食ってイヤになるって繰り返す船旅を
えずいてしゃくりあげながら生きてく
言葉足らずの不細工在庫抱えて見たくないもの

次「メルヘン」
0287名前はいらない
垢版 |
2015/01/17(土) 20:51:08.65ID:NprPaZ/Y
「メルヘン」

鏡の中は魔法の世界
向こうに映るもう一人のわたしはいつもとは違う
そう今ここは夢の中
新しいドレス着てはしゃいでいるアナタがいる
ちいさな試着室は魔法のお部屋
平凡な昨日までの老いた自分はもういない
ほんのいっときの夢に手にした絹の服抱えて
ここから立ち去るわたしは誰?
100に手が届く老婆を見送る店員達を背にし
今日一時間だけのシンデレラは帰路につく


次「薔薇色の頬」
0288名前はいらない
垢版 |
2015/01/17(土) 23:41:46.81ID:yt09R27o
「薔薇色の頬」

血色の良い頬が君の若さを物語る
母の焼いた魚のパイを片手に
今日はおばあさんとどんな話をしようか
膨らむ期待に息を弾ませて
魔法使いのように知恵の深い彼女が住む館まで
君は石畳の坂道を昇るんだ

ふと誰かに呼ばれたような気がして振り返る
眼下に赤い屋根の風車が見える街並
雲ひとつない空の下
遠い水平線は青い海
終わらない夏の予感を胸に抱いて
君は小さな宅配便屋になるんだ


次「お届けもの」
0289名前はいらない
垢版 |
2015/01/18(日) 21:50:38.57ID:HGEcx/sG
「お届けもの」
日曜日の昼下がり、ぼんやりとテレビを眺めていると、チャイムが鳴った
玄関へ行きドアを開けるとそこには、黒一色のワンピースを着て頭に赤いカチューシャをはめた
四十代後半ぐらいの女が立っていた
「お届けものです…」女は籠に入った何かを唐突に俺に突きつけてきた
「えっ、なんすかこれ?」
という俺の至極当然の問い掛けを女は完全に無視して「これにサインか印鑑を」と言った
「いやサインって、これ新聞紙じゃないですか、しかも雑に破いた…」と俺が困惑を露わにすると
女は「ちっ」と舌打ちし、「早くしろよ…」と小声で呟いた
うわ…なんかあぶない女だな、下手に逆らわない方が身のためだなと思い
新聞紙の総理の額に村上龍という思い付きの偽名を書き綴った
女は「まいどあり」と目も合わさずに新聞紙を俺から引ったくると
竹ボウキを引きずりながら玄関から立ち去った
一体何なんだよあの女…と暫く呆気にとられていたが籠の中身が気になったので
恐る恐る被せてあった布を取るとそこには、ビチョビチョに濡れた食いかけのパイが入っていた
『あたしもこれ嫌いなのよね』という走り書きのメモが添えてあった
表からクラクションの音や邪魔なんだよ!といった怒声が聞こえる
玄関から覗き見るとホウキに跨って動かない女のせいで酷い渋滞が発生している
遠くからサイレンも聞こえてきた。どうやら誰かが通報したらしい。
俺はグチャグチャのパイを女に投げつけて泣いた。飛べない俺達のために一晩中泣いたんだ
0291名前はいらない
垢版 |
2015/01/19(月) 18:44:47.69ID:HfRWdZZ5
  「黒猫」

黒猫のタンゴという唄がある

あんな猫がいたらいい

きっと つややかなビロードみたいな毛艶の毛並みだろな

恋人にはならなくとも

時々そばにいて甘えてくれる

そんな猫がいたらいい


次「真っ黒な外車」
0292名前はいらない
垢版 |
2015/02/26(木) 11:18:33.36ID:/Tlf1S17
「真っ黒な外車」

RUN!!
帽子がはためく
ルートを北に
ギアをtopに
今話題のあの場所に
二人乗りの黒い折り紙で

次は「お金」でお願いします
0293名前はいらない
垢版 |
2015/03/20(金) 00:19:21.92ID:gLdaIVD5
「お金」

お金であなたとの時間がこの手に取り戻せるのなら
いくらでもわたしは出すだろう
そんなことはかなわぬことだとわかってはいるけれど
何万だしても何億出してもアナタは戻ってはこないのだから
幸せなあのひとともう届かない場所にいるのだものね
だからどんなに叫んでも泣いても遅いのだと
わかっているのわかってはいるのだけども

でももしもまた戻ってもらえるのなら
大金と引き換えにできるのなら
もしもできるのならきっといくらでも出すと思う


次「飛び出した蝶」
0294名前はいらない
垢版 |
2015/04/03(金) 13:23:02.25ID:rlMtXYI7
「飛びだした蝶」

もう現場はぐちゃぐちゃよ、すごかったわ。
追突されたほうの乗用車は食パンみたいに押しつぶされて、ぺっちゃんこ。
横転したトラックの荷台からは、豚やらアヒルやらが逃げ出して
悲鳴と怒号で、辺りはもう大混乱。
乗っていたトラックのドライバーは奇跡的に軽傷ですんだらしいんだけど
可哀想なのは追突されたほうの運転手。
もう頭から血を流して意識不明のまま、
オマケにお腹からは蝶が飛びだしちゃって、もう悲惨で目も当てられなかったわ
えっ?蝶よ。蝶。嫌ねえ、違うわよ。腸じゃなくて蝶よ、昆虫の。
そう。彼のお腹から何百匹という蝶が飛びだしていったのよ。
まあ、アゲハチョウじゃなくてモンシロチョウだったのが唯一の救いね。

次、「みんな仲良く」
0295名前はいらない
垢版 |
2015/04/12(日) 00:12:28.14ID:nbQetdry
「みんな仲良く」

なんていいお天気なの
アヒルはガアガアと鳴いていて
ブタはのんびりと連なりながら歩いている
牛は大きな体で草を食み
近くをトラックと荷車がゴトゴトと走っていく

センセイの声が聞こえてくるよ
みんな仲良く!
ちいさなお友達もおおきなお友達もみんな
置いてかれないように手をつないで元気にね
あたりは春のあたたかな陽気がみちていた
こんな日にはきっとわるいことなどなにもないようにと祈りながら


次「出会い」
0296名前はいらない
垢版 |
2015/04/12(日) 06:00:16.42ID:tivv4pyg
「出会い」
あー もう会ってもらえないんだろーな
あー そうと知ってりゃあんなことー
もー やるんじゃなかったよー
出会いは別れの初めナリって
コロ助だってゆーてたなー
やっぱり初めてのチューがいかんかった
いきなりベロはやばいだろー
反省ー猛省ー反省ー猛省ーーー

お次タイトル
「韓国の人」
0297ドスコイ西沢(爽やかver.)
垢版 |
2015/04/21(火) 18:15:25.07ID:DN7Xe4iD
「韓国の人」
http://i.imgur.com/urGB2PQ.jpg

お次タイトル
「出会い厨の人」
0298名前はいらない
垢版 |
2015/05/17(日) 01:02:44.10ID:p8MU40N3
「出会い厨の人」

声が聞きたければ来ればいい
話したければ誘えばいい
だのに男も女も寂しがりやで恥ずかしがり
誰もかれもがメールのやりとりだけで満足している
そんなでいいのかと感じつつも
自分だって口先だけでこの俺も一歩も動けずにいる

会いたがりの寂しがり
触れたがりの恥ずかしがり
一mも動けずになにが出会い厨なんだと
イライラする手が言葉が欲しくて打ち続けている


次 「近づけば離れて」
0299名前はいらない
垢版 |
2015/05/18(月) 01:07:11.77ID:iy9xQAcW
   「近づけば離れて」

かいせんとうが回ってる
近づく手に触れてはまた離れて

ブランコが揺れている
青空が近づいてはまた離れて

波が打ち寄せてくる
足元に触れてはまた引いて

あなたの指が手に触れる
でも気がつくと離れてて


次 「答えて」
0300名前はいらない
垢版 |
2015/05/18(月) 14:45:31.92ID:nb5Mjkdv
「答えて」

波がすくった指の間からこぼれ落ちていく
交わせなかった心、閉ざした心
履き違えた優しさでつけた傷
絆を弔った手紙に青いインクがにじんでいる
あなたは今どこにいますか、と問いかけるように

さまよえる魂の航跡を夜に残して
荒れ狂う雨と風を越え流れ着いた岸
あなたが想ってくれるならば私はどこにでもいると
この手で紡いできた運命を波にさらし
心開く、果てなく広く

次「つがいの鳥」
0301名前はいらない
垢版 |
2015/05/19(火) 00:39:15.53ID:HQPuETaf
  「つがいの鳥」

一人になりたいときは
船の捨ててあるここにくる
わたしの思考のジャマをする誰もいない
この浜辺で孤独が堪能できるから
海から流れる風が癒してくれる
ここならひとりで泣けるの
寂しいとも悲しいともつぶやいても笑われない
アナタが飛んだ空を眺め
腰をおろしているとそこには二羽のカモメがいた
いいわねきっと
中の良い夫婦なのかもそう思いながら
深く深く深く 息をつく
わたしの吐息は海に流れ消えてゆく
長く長く尾をひいて


次「明日なら」
0302名前はいらない
垢版 |
2015/05/19(火) 22:11:05.85ID:HQPuETaf
「明日なら」

蝋燭の炎をフッと吹き消すように

また今日の希望もかなわず消えた

このまま暗闇の中眠るのは悲しい

今日は終わってしまったけれど

明日は来る必ず迎えられるのだから

ならばささやかな希望こそあるのではないかと

目をつむりながらうつらうつらと

まどろんでゆくその向こうにはほのかに聞こえる自分の声がする

明日ならきっと明日なら明日になれば…


次「銀の薔薇」
0303名前はいらない
垢版 |
2015/05/20(水) 00:52:31.88ID:hT9V2z+H
「銀の薔薇」

ホワイトでもなく
ピンクでもなく
ブルーでもなく
貴方のドレスに咲いて合うのはこの色だろう
その胸に一輪だけ飾るのだとしたら
銀の薔薇さして下さい
そしてその手でわたしの手をとって
女同士でもかまわないのなら
今宵ふたりで踊りましょう
窓からは星たちも誘ってくれているのだから
さあ


次「誇り」
0304名前はいらない
垢版 |
2015/05/20(水) 15:59:17.99ID:zAtwjjDh
「誇り」

あなたの涙に痛みを感じた
まどろみから醒めた夜半の静けさ
抱きしめたいのに届かなくて
せめて小さく祈りを切る
カーテン越しの月明かりに照らされながら
誇り高いその翼が汚されぬよう
心が悲しみに迷わぬようにと
明日に分け合う笑顔を想って


「空を見にいく」
0305ドスコイ西沢(爽やかver.)
垢版 |
2015/05/23(土) 02:15:35.02ID:J3JhDYyY
「空を見にいく」
うんち
ビュルリと
吸いたい
にゃ〜

「角栓」
0306名前はいらない
垢版 |
2015/05/24(日) 11:23:41.05ID:4qIDj/Ph
「角栓」
光熱費のように逃げることのできない鼻パックは
丁寧さと誠実な祈りに飽きるための釣り針。
鼻パックという恋の夢から覚めるたび、
僕たちは鏡から遠のいていく、
たとえ角栓と心のこわばりが
匿名の指先で触れることができるようになったとしても。
https://www.youtube.com/watch?v=S0uypbutUFQ

「白猫」
0307名前はいらない
垢版 |
2015/05/24(日) 14:44:38.61ID:m3SWA4cq
「白猫」

誰にも教えない
その方法…
君を笑顔にさせる
冷たく光る白い毛並み…
激しく眠るブラウン管に映る電気くらげ
冷やし中華始めました

「エクスタシー」
0308名前はいらない
垢版 |
2015/05/27(水) 02:42:20.15ID:HpWCL4hT
「エクスタシー」

音にならない声 光の映らない瞳 重ならない想い
取り返しのつかない過ち 伝わらない言葉 固く閉ざされした心

それでも君は、ぼくを求めてくれるだろうか

「真実」
0309名前はいらない
垢版 |
2015/05/27(水) 06:18:45.63ID:bcGfPsGw
「真実」

僕が君を想いながら詩を書いてる最中に

君は彼氏の上に獣のように跨って卑猥な声を上げている

嗚呼、近所迷惑
0311名前はいらない
垢版 |
2015/05/27(水) 11:19:43.87ID:h6MRSN6e
「セクシーすぎる二枚貝」

シーフードフェスのジャケは一枚だったね
可愛い色気があったのだ
少女から大人への道
カラフルなドレスを纏い
やんちゃな君は毎日楽しそう
そのセクシーな上下の唇をこの臭い口で封印したくなるほど口が達者で
僕は何も言い返すことが出来ないで口ごもる

どうしてあることないこと
後から後から口をついて出てくるのか?
他人とのコミュニケーションのためにその唇はあるのではない気がする
ただ今やっていることが大好きでやっている
そんな気がした
0313名前はいらない
垢版 |
2015/05/27(水) 21:00:54.79ID:wMjIGJLs
「壁とテニス」

嗚呼壁よ♪
貴様は何故に固く冷たい?
しかし人はそれをスカッシュと呼ぶ!
固く熱いペニスの様だ!
ある人は硬式
またある人は軟式…
貴方にも〜
チェルシー
禿げたい♪

「大便」
0314名前はいらない
垢版 |
2015/05/28(木) 16:08:54.74ID:r8OaCmCB
「大便」

俺様は大便
貴様の体の叫びを代弁してやるよ
…っ、ぶりぃぃぃい!
どうだ?すっきりしただろう
これで今日も1日万事快調さ


次「こんな雨の日は」
0315名前はいらない
垢版 |
2015/05/30(土) 23:03:49.89ID:WD6jRAM+
「こんな雨の日は」

霧雨が肌になじむように触れてくる

こんな雨の日は

外の紫陽花の葉がつやつやと生き生きと

なんとなくうれしげで

なんとなく儚げで

庭木も皆静かに佇んでいて

ちょっぴりホッとさせられる


次「白猫にゃーにゃ」
0316名前はいらない
垢版 |
2015/06/03(水) 05:14:09.63ID:7+Cmo1Ky
「白猫にゃーにゃ」

「大変だ!
裏の畑が家事だ!」 じっちゃんは歯ブラシを咥えながら走って転んだ

白猫のカトリーヌは涼しげな表情を浮かべてほくそ笑んだ♪
だって地球は丸いんだもの…

肉球に秘められたら神秘的なリビドーに苛まれながら

この世にファッキン・ジーザス・クライスト!

「フィストファック」
0317名前はいらない
垢版 |
2015/06/07(日) 01:30:03.06ID:KWO7s7LL
「フィストファック」

小さなヤドカリの生命は美しい螺旋を描いて
それは まさしくそれは 青い海と白い雲と 夏の日差しと
君は心を夜の砂浜に投げ出して いくつもの星と 月の眼差しと
輝きの中で 煌きの終曲で 詩は歌となり 風となり 誰かに懐かしい手紙を届ける

儚い強さは自分の髪の毛の中で育てた小さな小鳥でしょうか
淡い祈りは充満するガス室の中で息絶える子猫でしょうか

見つけてください 探してください 終りをみつめる眼差しを日差しに向けて
聖櫃の中にミルクと薊のスープと焼かれた聖書の灰と 何者でもない血液を葬って
穢れなき手で探してください 見つけてください
横たわる妊婦の 涙で汚れた顔をそっと拭って
その鐘打つ胸の鼓動へ 何物も生み出さない舌で口付けし
あらゆる生命を湧き出でさせる狭間へ 嗚呼 真夏の民族が白き虎児を求めるように
その燃え盛る腕を伸ばし 延ばし 


次は「桜下乱舞」
0318名前はいらない
垢版 |
2015/06/09(火) 20:33:34.69ID:cDIzRJ4h
「桜花下乱舞」

嗚呼〜
君に会いたい
透き通る白い肌
さくらんぼの様な唇 舞い散る桜の
木の下で
嗚呼ブロッサム!
今すぐに君を
あの南国の孤島に
連れ去りたい

でもこの俺には無理
何故かって?

だってブロッサム!
君は初めから

この世には
存在しないのだから…


「昭和ブギウギ」
0319名前はいらない
垢版 |
2015/06/10(水) 01:20:11.56ID:nS0y/PLt
昭和ブギウギ

ブギウギ 太いアイラインの誘惑
ブギウギ つけまつげは誘いの合図
ブギウギ ミニスカートのふともも

さあ 踊りましょ
少しくらいはのってくれてもいいのよ
音楽にもミラーボールにも
隠された誘いにも

ブギウギ 夜はふける


次のお題

「もぐら」
0320名前はいらない
垢版 |
2015/06/10(水) 19:54:30.75ID:AEAaZKFW
「もぐら」

だんじょん♪
だんじょん♪

俺は出口のないトンネルを這いずり回る
しがない
名もない

ただのもぐらさ!

でもね♪

この前一筋の光が

天井の隙間から差し込んでいるのを見たんだ…

俺は期待に胸を膨らませて
隙間を覗き込んだのさ!

その向こうにあったのは…

おちんちんびろ〜ん♪


「文化大革命」
0321名前はいらない
垢版 |
2015/06/14(日) 03:55:19.02ID:ndLcwD1p
「文化大革命」

ある朝目覚めたら
枕元に尿瓶が…

「ナンじゃあこるゃぁ〜!」
私はまるでGパン刑事の様に叫んだ


「バス ストップ」
0322189
垢版 |
2015/06/17(水) 01:04:38.05ID:5MVEW1hs
バスストップ

海の前。
バスストップ。
首都圏の端っこ。
バスストップ

同じ時間に会うあの人に恋をしていた。
ウエットスーツのあの人に恋をしていた。

顔があげられなかったのは、制服が恥ずかしかった。

年上の人。
憧れの人。

今思い出すとキュッとなる。
多分初恋。
0323189
垢版 |
2015/06/17(水) 01:07:40.76ID:5MVEW1hs
誤爆。189全然関係なかった。

次のお題は「ジェットコースター
0324名前はいらない
垢版 |
2015/06/17(水) 12:03:58.13ID:/r/oHmQk
「ジェットコースター」
迷ってる感じともちょっと違うのだが
気持ちが急速に上がり下がりするようだ
失恋したときのように心にぽかんと穴が開いた感じが続いたと思ったら
誰かさんの一言で生きていこうと思えたり
人間ってほんと不思議ですね
ああ、サルにもはしゃいだり、落ち込んだりあるのかな
霊長類研究所に問い合わせよう
0326名前はいらない
垢版 |
2015/09/08(火) 01:09:43.46ID:04F2I4KJ
「高地トレーニング」

吐く息が白い

まだモヤの多いこんな山の中で

足の痛みに耐えながら

ポツリポツリと進みながら

なんでこんなところにいるのだろうと

ひとりぼっちで喘ぎながら

なんでこんなところで蹲っているのかと

俺は俺の頭の上から見下ろしながら考えている


次「ひとりぼっちの…」
0327名前はいらない
垢版 |
2015/09/18(金) 20:10:41.69ID:Q9jTeAbg
「ひとりぼっちの…」

ひとりで窓の外を見ていたら

スズメが一羽だけ屋根の上にいた

上から下りて来てそのまま

羽を掻いたり

せわしなくピョンピョン動き回っている

でもひとりきり

ボクもひとりぼっちで見つめていて

あのコもさっきからひとりぼっちでそこにいる

互いにぼっちなのに気づかずに

ぼくはいつまでもスズメが飛び去るまで眺めていた


次 「碧いひとみ」
0328名前はいらない
垢版 |
2015/10/27(火) 01:05:03.46ID:Hi6cVdwX
「碧いひとみ」

夢にみた現実がガラス玉になった
この中でとうとう僕らは魚になった
出口を探して永遠に泳ぐ
何を探してるのか忘れて永遠に泳ぐ
思いだせば 気づいてしまえば 僕らはおぼれてしまう
本能で分かって 頭で忘れて
そのひとみに灯るのは碧


次のお題は「手渡すように歌うひと」です
0329名前はいらない
垢版 |
2015/11/15(日) 00:40:35.86ID:Kvy1t/7j
「手渡すように歌うひと」

あなたの手には白い風がある

わたしの声が届かない場所へゆく

さみしいトリが飛んでゆく

そっとしのばせる空気のように

聞いていてほしくて

ささやく口ぶえがひびいて

どこができっと教えてくれる

さみしい今日の記憶に


次 「アンチエイジング 」
0330名前はいらない
垢版 |
2015/12/03(木) 07:36:35.36ID:5zMVCvnb
「アンチエイジング 」

ライム握り潰して飛び散った青いビーズは袋に満杯
2倍3倍問題ない でも本音は半分で
毒はいて逆方向のデトックス
指折り数えて大切にしてきたものならセーフ
割れた鏡に囲まれたら消したい自分が増える法則
ドレッシングなら誤魔化しがきくけど 純粋だけしか持っていけない
悪くないよ そのあがき



次のお題は「ボーダーライン」です
0331名前はいらない
垢版 |
2015/12/09(水) 00:56:50.72ID:IfdBk14c
「ボーダーライン」

あすこへはゆけないここがある

ひとりでは見れない扉がある

笑える人間は誰なのか

全てが白く濁っていてミルクのよう

霧とモヤと淀んだ空気がただよい

トリップしたかのように

不可思議な遠い遠いむこうにあるひとすじの線が

長い影よりも長く伸びてどこまでも


次 「チャンス」
0332名前はいらない
垢版 |
2015/12/21(月) 01:36:28.24ID:4AeR98NQ
「チャンス」

喉が締まる吐きそうだ
あの夏歌い叫び願った
英雄ならば震える指で
振り抜いて駆け抜ける
憧れだった彼方にいる
汗が落ちる呼吸は深く
振り向かず追い掛けた

次は「鍋」
0333名前はいらない
垢版 |
2015/12/21(月) 22:52:49.74ID:pV2HsLQB
「鍋」

立ち上る湯気が好き

窓ガラスが曇り

部屋中熱気にまみれる

コンロの上のぐつぐつ煮え立つ音が

各自の箸をあわただしく動かす

鍋の音も皆の声もテレビの音も箸の音も

賑やかに調和する楽しい夜


次は「冬至」
0334名前はいらない
垢版 |
2015/12/24(木) 11:23:40.03ID:V2RDUQFO
「冬至」

終いには来る冬が白き息を吐かせる
ちょうどってところでアップテンポあるいは逆順で倒していく
並べきったカードを
ラッピングして懐であたためる
どんどんと自信を持って新しいものを
新しい日々を並べていく
始まりが行く四季が色を合わせる
既に正□形ではないのは歴史があるから

次は「トンネル」
0335名前はいらない
垢版 |
2015/12/25(金) 22:21:34.64ID:M01wN8nh
「トンネル」

ひかるかもめを数えねむる
かけひきわってとおいくつ
星のまちぬけ夜の森
くじら大きく口をあけて
次は「クリスマスとは」
0336名前はいらない
垢版 |
2015/12/28(月) 19:33:44.57ID:gg2nv5oW
「クリスマスとは」

端っこと根こそぎのグラデーションが一番に輝く靴と雪の冬に
世界中が祝福されているような
相剋がすさまじいような朝から
ロールプレイングのノルマと
生クリームが妙に暖かいケーキを布置として
おはようの一歩と
プレゼントのアレンジを既知から既知へ
ありがたい馬は土に帰ってく
そうして勢いが未来へ飛ぶ
一週間の凪は余韻になる
そうして来年がもうすぐ

次は「天網恢々疎にして漏らさず」で
0337名前はいらない
垢版 |
2015/12/30(水) 00:07:20.67ID:wHzWeBMH
「天網恢恢疎にして漏らさず」

姿よりも早く香りが舞い込み
一瞬にして目の前に現れたそれは
小さいの無数の花びらを
風で集めて作った薄桃のベッド

よく眠れるようにと
あなたが先廻りして用意してくれた
僕への贈りものは
柔らかく
暖かく
嗅覚の中心部を癒やし
優しく僕の心を包み込んで

ひと時も 放さない


その様は 天が張り巡らす網のごとく
0338名前はいらない
垢版 |
2015/12/30(水) 00:13:50.70ID:wHzWeBMH
次は「夢」で
0339名前はいらない
垢版 |
2016/01/05(火) 22:42:38.33ID:qJNIS7SD
「夢」

テーブルにはごちそうが

ひとりきりのフレンチ、年の初めからゴージャス

ひときれ食べようしたら目が覚めた

いつものしおれた朝

良いゆめだと言うだろうが

自分からすれば見ない方が良いような

そんな寂しい元旦の朝


次は「神話のように」
0340名前はいらない
垢版 |
2016/01/05(火) 23:39:14.16ID:qJNIS7SD
「神話のように」

一杯のカクテルが心に沁みる

今夜は揺れているわたし

枯れ切っていた心がクラクラと回る

マスタァの笑顔とお酒が

鬱っていた女の骨身にとろけるように

あたしたちも笑いましょう神話のように

ふたりきりで夜明けまで

恋しちゃいましょうか?神話みたいに

そんなラヴが生まれるかもしれない

グラスに揺れるカクテルに心はときめいて…


次は「コレクターズ」
0341名前はいらない
垢版 |
2016/01/05(火) 23:55:58.41ID:3t0I9b2y
「コレクターズ」

一見ない
簡単さりげない
入って確かめてみろ生きてるものたち
全然わかりない
時間が動かない
このよくある不自然の異常な滑らかさ
ぬくもり、八戸、飛び散る汁、激しく
他ならないアレを
いまはないことを
拾っては買い漁って首を絞めるのは誰だ
みんなそう
いつもこう
ならばね私たちいつもの左右を決めよう
ちゃんとしたい
義務を…
義務もなく
義務を…
つかまろう時間に捕らわれよう捕らわれよう魅入られちゃったんだアイツそして俺または君

次は「次々」
0342名前はいらない
垢版 |
2016/01/06(水) 21:51:43.66ID:SKQSGQcO
「次々」

ひとはどうして恋するのか

別れても捨てられてもこりずに

飽くことをしらないコドモのように

くりかえし転んではまたくりかえし

季節が変わればまためぐりくるように

次々に流れ作業のように

それでもおろかにぼくはまた


次は「寒空のしたで」
0343名前はいらない
垢版 |
2016/01/06(水) 22:22:43.26ID:PQaeWVHn
「寒空のしたで」

ものすごくか細い声で誰かさんの恋の歌を
歌ってるコートの襟の中で
目を向ける猫の通る影の先の
茂みの奥は風の失せて草が喋ってる

一つ上の世界から彼のダイヤを削って
まさか異常にかすれた雪の速度を
測って錆びたメジャーと枯れた目で
そのすっぽり収まった無神経で待ってる
常にあれがめくらの水槽だなんて言うなよ

次はまた「コレクターズ」で
0344名前はいらない
垢版 |
2016/01/10(日) 22:19:08.65ID:8PYjs33i
「コレクターズ」

ひとたびこうして並べてしまうと

すべてが色あせ同じモノに見えてしまう

あんなに手に入れたかったハズが

今はもうちっぽけなガラクタ同然

むなしさのなかの宝探し

いつかは必ず宝石を手に入れられると信じて

孤独なハンターであり続ける


次は「名のない花」
0345名前はいらない
垢版 |
2016/01/12(火) 06:44:00.42ID:LSbLyeym
「名のない花」

時間と光を決して奪わずに吸い続けるそれは
全くの壊される氷で
ひきつけを起こす僕はもう船から飛び降りるつもりでいた
睡蓮を踏みつけてこの身を水底へと
生きるものとしての最後を意志のままで
優しさが殺すというのなら
私は指が一本しかない
蟻塚をつつく棒をまっさらな赤土に垂直にさすと
日時計のようで
時間の影で形作って
やはり時間と光を吸いただ一つの巨大な未来の実になる


次「禁断症状」
0346名前はいらない
垢版 |
2016/01/12(火) 16:54:29.90ID:Awo4bbV6
「禁断症状」

眩暈が起こる

耳鳴りもする

ひとによっては違うだろうけれど

あのひともこのひともイライラしている

道行く彼ら

満たされぬ思いが誰もかれもに溢れている

きっと苦しさに内心身もだえている、そんなカンジ

中毒じゃないんだそうわかってる

けれど心は飢えてさすらっているのだ

ちいさな毒、忘れさせて

ほんのわずかでいいから

ぼくのカラダ満たしてよ…



次「ボウイによせて」
0347名前はいらない
垢版 |
2016/01/21(木) 21:46:07.06ID:yrUx43wF
「ボウイによせて」

あの日キミは幼かった

あの日キミは笑っていた

あの日キミは出会った

いくつかの別れがいくつかの怒りが
ひとりのキミを大人にした

わたしはキミを見守り

キミが去るのを見送った

世界のだれもがキミを覚え続けるだろう

キミが読んでいた唄を口ずさむと思う


次「危険な恋」
0348名前はいらない
垢版 |
2016/01/22(金) 06:28:20.08ID:yQYWTA1v
「危険な恋」
ライトだけの夜に品川ナンバー
日付を跨ぐ
泊まりこんでるぶつかる交差点で影と
音が遠くまでちゃんとしたかたち文字になってた
もうたまたまいけない事故で激突 衝撃
もうたまたま冴えないことで追突 衝突
めくらは絶対運転しちゃダメよ
めくらは絶対加速するからダメね わざわざ
飛び降りてアルファベットの硬さが鼻をうつ
勘違い 意外なわけを知りたきゃ乗りなよコースタージェットコース
一歩下がってわき見運転に目もくれず
ぞわぞわするのやな予感 悪寒に冷える足先 駆け足強く踏み込むアクセルの下に挟まるボトルで効かないブレーキ踏む ふむ ふむ ふむふむ ふむ ふむ ふむふむムフフ
アナタのおうち カーブ曲がって
カーブ曲がって またカーブ曲がって
停止(ムリ)


次は「2000回転」で
0349名前はいらない
垢版 |
2016/03/18(金) 23:14:08.51ID:369e8pAg
「2000回転」

回転数の多さならば負けないと

ボクははりきって動かしているのに

なかなかキミには追いつけない

頼むよそんなに強くフカさないでおくれ

こうしているだけでももうせいいっぱいなのだから

やはりボクの負けかもしれないね

だからいいかげんに止まってほしい

もうこれ以上はムリだから

足も手も限界に近付いている

情けないボクにはもう追いつけなくて



次は「限界の恋」
0350名前はいらない
垢版 |
2016/03/18(金) 23:52:24.36ID:369e8pAg
「限界の恋」

俺には聞こえてくる

きみの叫びと悲しみとが

奴らには見えないものが見えてくる

奴らには聞こえぬものが聞こえてくる

俺ときみとは何ひとつとしてつながるものはないけれど

きみを救えるのは俺しかいないのだと信じている

だからわかっている

ふたりの間に危険が生じるのはきっと

だが忘れないでほしい

溺れることなく必ず救ってやる

俺を信じろ 信じているんだ



次は「聞いてほしいこと」
0351名前はいらない
垢版 |
2016/03/20(日) 17:56:16.66ID:VQQ1XR6z
ちょっと甘いかも
苦いのも嫌いじゃないけど
酸っぱいのはどうかな
しょっぱいのもねぇ

君の話は回りくどくて
鈍い僕にはさっぱりわからない

お願いだから
僕の話をよくきいて

言いたいことがあるならはっきりいって

次「いいたいこと」で
0352名前はいらない
垢版 |
2016/04/19(火) 23:07:27.07ID:g//wMD0f
「いいたいこと」

たったひとつぶのことばすらだせなくて

わたしのこころはとじこもる

つたえたいことはたくさんあるのに

そのわずかなひとかけらすらおしだせない

なさけなくてかなしくて

ますますふかくカラにとじこもるのだ

だれかたたきわってよ

こんなじぶんはイヤなのに

もっとイヤなひとたちにきらわれたくなくて

にげだしてしまうじぶんがかなしい

いいたいことがまほうのようにでてくるひとなんて

きっときせきみたいにおもえるから

だれかにたすけてもらいたくて

でもじぶんのこころはひらかないまま

ことばのつぶせすらとりだせない

わたしのくちはむすばれたままで



次「木々は輝いて」
0353名前はいらない
垢版 |
2016/04/21(木) 13:38:38.33ID:eZ8x314S
悲しいことは誰にでもあるんだろうけど
言葉にできないほどの悲しいことがあると
心はかっらぽになる
涙もでなくなる
それでも、少しでも泣けたら
心が軽くなって景色が変わって見えるから
勇気を出して顔をあげるといいよ
空も木々も涙で輝いて
いつもより世界が綺麗にみえるから


次は「雨宿り」
0354名前はいらない
垢版 |
2016/04/21(木) 21:42:06.39ID:Xfrtuxoe
「雨宿り」

突然やってくるこんな雨がすき

カサを忘れたひとたちは皆あわてて屋根の下にかくれる

足元にうずくまるイヌも雨を見つめている幼い子も

みなこのささやかなひとときの同胞たち

だれかが言うともなしにつぶやけば

思わずそれに耳をかたむけ聞いていてる

早くこぶりになってほしいのに

もうしばらくはここにいたい

そんなふしぎな時間がしっとりと過ぎてゆく…


次は「声」
0355名前はいらない
垢版 |
2016/04/27(水) 17:54:12.09ID:Mg21ykuX
「声」

起きぬけのガラガラ声

駅で周りにかき消されて届かない声

くしゃみした時に出る音

思わずついたため息とともに漏れる声

どれもすべて今日わたしのもの

また明日もこの繰り返しなのかと思うと

ちょっぴりゆううつになってしまう

そんな時目の前で聞こえた澄んだネコのひと鳴きが

ささやかに心にしみたそんなたそがれ時



次は「いくつもの朝」
0356名前はいらない
垢版 |
2016/04/28(木) 01:38:10.40ID:k7c/Mgi8
左のポケットには
昨日の朝の忘れ物が入ってる
些細なことで口喧嘩をして
ごちそうさまも
いってきますも
言わずに家を出た昨日の朝
右のポケットには
いつかの朝のかけらが入ってる
音は忘れてしまったけど
白い光と朝食と新聞とランドセルの朝
すれ違ったあの人の鞄にも
どこかの朝が入ってる

次は「建設現場」
0357名前はいらない
垢版 |
2016/04/30(土) 19:25:09.19ID:tJ1yJ0z/
「建設現場」

そこにはいつも長い影が伸びていた

どこまでも黒く伸びる影の先には何があるのか

子供だったわたしは怖くて仕方がなかった

大きな柵の中から響く金属音

だけれど何故かそこは昼と夕方そして夜が

いつも別のものに見えていた

子供のわたしは恐れつつもきっとその先には海があるはずと

勝手に想像していたものだった

今も姿がかわらぬその柵の中と影の先に

今日わたしは歩いてゆく

孤独と寂しさとひとかけらの強を得られた今は

もう恐れる必要がなくなったから

その先には何もないかもしれない

思い出はかすかな想像でしかないけれど

誰も止めるひともいないその先へと進んでみよう

静かで暗くて不気味で深い深いその先へ



次は「アメをなめ終えるまで」
0358名前はいらない
垢版 |
2016/05/02(月) 02:17:20.60ID:uT6ac3Fj
懐かしい思い出をたどるのは

甘いあめ玉をなめるようなものだ

舌のさきがいたむこともあるけれど

そのいたみもまた懐かしさなのかもしれない

ふとした瞬間に呼び覚まされる記憶は

甘いだけではないけれど

なめおえるまで

本当の味は分からない

甘いはずのあめ玉が

涙の味だったとしても

それもひとつの記憶

次は「窓から見下ろした景色」
0359名前はいらない
垢版 |
2016/05/02(月) 18:36:52.76ID:vw9R3oE1
「窓から見下ろした景色」

窓際入り口側から通路に沿って5番目

ココがたまに来た時の指定席

もちろん自分で勝手に決めているコトだけど

空いているときしか利用できないココが好き

丁度反対側の道路を挟んだ大きなビルと

そのとなりの老舗の古いデパートに家電店

それらが当たり前に立ち並ぶ

この光景がいつも自分には見慣れていて楽しい

今日は雨降りで流れる人々の濡れた傘と

通り過ぎる車のはじく水しぶきが

ささやかで少ししんみりしたリズムをとっている

晴れた日にはビルの隙間から見える光と雲

そしてこんな雨の日には降り注ぐ白い雨粒たち

どんな日でもこの窓からの光景は素敵だ



次は「君への告白」
0360名前はいらない
垢版 |
2016/05/03(火) 00:28:27.60ID:MpXEXh8W
「君への告白」

ひとには誰にも秘密がある

ときには懺悔をしなければならいことだって

誰にも話せず誰にも知られずに

大きな心のブラックホールに包み込み

素知らぬ顔して生きているのだ きっと

誰だってあなただって君だってそしてこの僕だって

聖人の顔をしながらも心の内部は病んでいて

ひとに知られたくは無い恥ずかしさを抱え込んで

何万回もの罪を犯している

許してほしい

心の中で何万回と汚した君に

告白したい心の中で



次は「ゆるやかな音」
0361名前はいらない
垢版 |
2016/05/03(火) 16:44:15.76ID:6EzZDIgr
「ゆるやかな音」

何度も読みかす文字

思い出の中の

きみの声を重ねる

いつかのきみが優しく囁く

心地よい音が

ゆっくりと

胸のなかに響く

愛しい人のこえは

いつまでも優しい


次は「平行線」
0362名前はいらない
垢版 |
2016/05/03(火) 18:17:42.86ID:MpXEXh8W
「平行線」

キミが火花を散らして怒っても

親しさこめて情を深めようとしても

ボクはいつも冷たくして

相手にしたくともできずにいる

本当は素直に受け入れたいけれど

もうひとりのガンコな自分が拒絶するから

僕らが深く分かち合えることは無い

手を繋がれれば振りほどき

声がかけられれば三度返事

君の笑顔がまぶしくて

夏の太陽みたいにうざったくて

日蔭の僕には似合わな過ぎて

自分から踏み出す気概もないから

ふたりの間にはいつも

冷たい線が引かれている



次は「愛玩具」
0363名前はいらない
垢版 |
2016/05/03(火) 23:35:31.01ID:6EzZDIgr
「愛玩具」

「たとえば、ほら、あれだよ」

分かって当然といった口調できみはいう

試すような目でこっちをみる

「あれ?どれ?これ?それ?」

頭をフル回転で正解を探す様子を

きみは嬉しそうに眺めてる

わざと曖昧な言い方をして

お気に入りの玩具であそぶ子供のように

この時間を楽しんでいるきみをみてたら

すこし意地悪をしたくなって

素っ気ない返事をした

きみはがっかりした顔で黙り込んだね

ごめん


次は「過剰包装」
0364名前はいらない
垢版 |
2016/05/04(水) 00:06:34.32ID:N32saPAl
「過剰包装」

ゴテゴテに飾られたケーキや花束

デコレーションだらけの街中

どうしてひとは元の姿を余計なモノで

おびたたしい飾りで覆いかくしてしまうんだろう

素のままハダカのままのほうがキレイだのに

まるで世の中すべてがウソと包装で覆い尽くされているようで

僕は何だか時にちっそくしそうになる

ならば自身には覆いはないと言えるのか?

お前はどうして心が開けずに

そうして固いイレモノに頑なに閉じ籠っている?

誰かが叩き壊すまでホントの姿を見せたくもないクセに

親友にも心閉ざす暗いカタワ者のクセして

わかってる自分こそがデコられた愚かモノだと

いつか自らハダカの心が開けるように

ホントの自分を恥じらない自分になれたら



次は「愛すべき敵」
0365名前はいらない
垢版 |
2016/05/04(水) 05:42:01.74ID:bWzEysSq
愛すべき敵


水溜まりを蹴って遊ぶ子どもたち
もう何回見ただろう
にじんでく顔の形 鼻の影とか

追ってきた魔物の呼んでいる新聞
うそみたいな結婚式
三が日

あー のどかになりましょう ねえ
しましょうよ あのいつもの
君のどこかカラダからは
逃れられない

行ってくるやつもただ帰るため
大嘘こいてスーパーマン
365日の風景になる一年

もう喉から手が出そう
今しましょうか アイツラも
町のどこか空の殻は
転げ回ってる

次「森を見て」
0366名前はいらない
垢版 |
2016/05/04(水) 08:28:02.35ID:zqWSaLOl
森をみて


朝日の光でかがやくのは
夜露で濡れた葉

聞こえるのは鳥の声
木の揺れる音

目を閉じて思い出すのは
いつかの夕焼け

森の中
湿った土を蹴って走った
自然の香り

さぁ、おうちに帰らなきゃ
冒険はまた明日にしよう

「またね」「あしたね」

またねはどこへいったのだろう

小さな手をつないで
森を探検したきみは
どこへいったのだろう

次は「乗り越える時」
0367名前はいらない
垢版 |
2016/05/04(水) 20:57:52.14ID:N32saPAl
「乗り越える時」

いくつものハードルがもし目の前に置かれていたら

君はどうして飛び越えてゆけるのか

僕がときに倒したりはずしたり遠回りして逃げる後から

その長い頑丈な脚できっとラクラクと飛び越えてゆく

恥ずかしいくらいに僕はグズグズと追い越されて

そのあとからうんと離れてノロノロとついてゆくのだ

バタバタと倒れて行くいくつものハードルを残し

やっと追いつけたときに立ち止まるのも

その日焼けした手を差し伸べ待っていてくれるのも

きっと君しかいないんだと予感して

息を切らしながら考えながらつまずきながら悩みながら

今、目の前の障害を見つめながら

できうる限りの力で僕は僕だって乗り越えてゆく



次は「初夏のにおいが…」
0368名前はいらない
垢版 |
2016/05/05(木) 00:39:46.67ID:dpyNfmmY
「初夏のにおいが…」

道端のちいさな雑花も

垣根の間から伸びる木々も

やさしげな香りと色を萌えたたせ

日差しに照らされて光っている

シャツの白さが彼らの腕に

濃い影をおとしている

踏みつけるシューズの後を追うように

ふたつの影がどこまでも伸びながらついてゆく…



「海辺に来たりて」
0369名前はいらない
垢版 |
2016/05/06(金) 09:27:12.37ID:g5CTu1J2
海辺に来たりて


まだ肌寒い海で
ただ波を数えていた
同じ波の繰り返しにみえて
同じ波はないと分かっていても
それでも、ふと
この波が次ぎはどこへ向かい
いつ帰ってくるのかと
ありもしないことを考えては
ただ淋しくなるだけの
願いをかける
また同じことを繰り返してるのは
きっとわたしだけでい
いっそ、波のように
消えてしまえば楽なのかもしれない


次は「新しい景色」
0370名前はいらない
垢版 |
2016/05/06(金) 17:41:49.14ID:FVFEetCI
「新しい景色」

山林の生い茂るさわやかな緑の空気が

散策する仲間たちを柔らかく包み込む

晴れた日の午前中の空気はおいしい

今日の予定をはしゃぎながら語り合うクラスメイトたち

置いてけぼりを喰わないように

数歩うしろからついていく、僕

明日もまた晴れていたらユヘウツだなと

心の中で考えながらも

呼びかけてくる仲間らに

いつものように三つ返事でのろくさと答えつつ

新鮮な風景に少し心が澄んでくる

彼らにはごくあたりまえだろうけど

僕には僕にとっては今日も明日も

新しい冒険になるのだろうと思ってみる



次は「孤高なニヒリスト」
0371名前はいらない
垢版 |
2016/05/07(土) 23:38:08.45ID:5pGf3uPr
「孤高なニヒリスト」

いつでも彼はそんなカンジ

カメラを向けてもそっけない態度で

頑ななお決まりのポージングで立つ

カッコつけているワケではないのに

何故かカッコつけているように見えている

人前に出るのも人と交わるのも逃げてばかりで

そのためにふと向けられたときの表情も立ち姿も

いつもおかしいくらいに同じなのだ

キミそれじゃまるで孤独ぶるニヒリストに見えちゃうよ

そう伝えたら彼はあわてて否定した

初めて崩したその恥じらう姿が素敵だったね



次は「弾ける水しぶき」
0372名前はいらない
垢版 |
2016/05/09(月) 16:43:06.58ID:VLZk6zrY
弾ける水しぶき



この道をいくと決めたのだから

後戻りはしない

ただ前に進むだけだ

力強く踏み出した一歩は

水たまりを蹴飛ばして

しぶきをあげた

少しばかりの後悔と不安が

後ろから呼びかけるけれど

聞こえないふりをして

前だけを見て

さぁ、次の一歩を



次は「鈍感力」
0373名前はいらない
垢版 |
2016/05/09(月) 23:11:25.45ID:/x87KRuz
「鈍感力」

こうして向かい合いたまにする

腕相撲で勝ったためしがないのに

ふたりの実力ははるかに異なるけど

それだのに負けると毎回わかってて試すのは

何度も挑戦するのは負けたくないのだという気持ちと

友人としてのこころの許しを得たいためなのだと

いつもそっと思いながら付き合うのに


こいつはたぶんにこやかに笑いながら

一生気がつかずにいる気なんだろと

そう思うとなんかハラがたってくる



次は「こころに念じて」
0374名前はいらない
垢版 |
2016/05/10(火) 10:10:40.36ID:oS0yPAcD
こころに念じて


叶わないと知ってて願うのは

希望がなければ生きていけないから

届かないと知ってて祈るのは

伝えられない心を空に預けたいから

想い出の中をぐるぐると

ひとりまわるおバカさんは

幸せの影を追っている

違う幸せを描ければ

明日はかわるかもしれないのに

届かない想いはこころのなかに



「とけない魔法」
0375名前はいらない
垢版 |
2016/05/11(水) 01:33:23.54ID:HO3XovJL
「とけない魔法」

あまい砂糖でこしらえたスプレーで

さまざまのカラーで吹き囲まれたみたいに

そこいら中キレイな霧が浮いていて

どこへも出られない

今思うのならそんなキモチ

きっと神さまなんかでなくて

お互いにどちらかがかけたのだろう

まだ目を見て話せずに

まだ数歩近づくこともできなくて

この浮ついた魔法がとけなくて

もどかしくてくやしいのだ



次「霧雨のなかで」
0376名前はいらない
垢版 |
2016/05/11(水) 08:52:33.10ID:eUgrnPBj
霧雨のなかで


やさしさに触れるように
この雨に濡れていよう

悲しい出来事を
洗い流すほどの
強さはないけれど

傷ついた心を
優しく包んで
慰めてくれるから

過ぎた時間のなかの
愛しい人を想うのは

淋しくみえるのでしょうか

いつかここにいた二人は
この時のなかで
今もどこかにいるのだから

雨があがるころには
また、
この道を歩いていけば
いいのでしょう


次は「物語りの結末」
0377名前はいらない
垢版 |
2016/05/11(水) 17:12:31.33ID:HO3XovJL
「物語りの結末」

誰でも早々に期待しているだろう?

いつだって思い描くハッピーエンド

つごうの良い話の結末に

ひとはいつでも夢見ているんだから

始まる前から期待してしまい

やがてそれがから回りして振り回される

そんなのはつまらない

未知数の世界に何が期待できるんだと

楽しみたければ終わりまで知らぬほうが

ずっとずっと幸運なハズ

だからそら始まる

最後まで一気に駆け抜けて見てみよう


次「うそつきな声」
0378名前はいらない
垢版 |
2016/05/11(水) 17:57:26.02ID:eUgrnPBj
うそつきな声


おはようからはじまる優しい1日

朝も昼も夜も優しい声で語りかけて

こないと知ってるいつかを語りあう

見晴らしのいい観覧車に乗って空の中

ふわふわと心地よく声は響く

このままずっと乗っていたいね

この観覧車は永遠に続くよ

観覧所のてっぺんで二人は誓い合う

「さぁ、観覧車が一周しましたよ。地上にお帰りなさい!!」

そして優しい声は嘘になった


「人助け」
0379名前はいらない
垢版 |
2016/05/11(水) 21:44:03.44ID:HO3XovJL
「人助け」

おひとよしだと囁かれていても

だってそれがきみの特技だからしょうがない

便利屋のごとく周りの誰かれの悩みを聞いて

しにたいヤツがいたらそれとなく声をかける

肩をかしてほしいなんて

ヒトから言われなくても

気がつけば苦しむ他人のそばにきみがいる

ついててほしいんだと

素直には言えないけれど

きみの善意に甘える気は無いけど

いつかその順番が来るのを待っている



次「濃く伸びる影」
0380名前はいらない
垢版 |
2016/05/12(木) 09:07:32.59ID:boGKcIxj
濃く伸びる影


夕暮れの坂道を並んであるいた

夏の日

二人の影も並んでいたね

あの時、登ったこの坂を

今、一人、西に向かって下ってく

振り向かないよ

夕暮れ時のこの坂に

濃い影、ひとつ残していこう


次「芍薬の花束」
0381名前はいらない
垢版 |
2016/05/12(木) 18:07:35.15ID:brLq3mPp
「芍薬の花束」

気まぐれで買った花束が部屋で華やぐ

ささやかな気分転換と気まぐれとが訪れさせた花屋で

普段は手にもしないような花に魅かれ

うっかりと店員さんにもすすめられて

親切なアドヴァイスのもとに気づいたら抱えていた

でまもだわからないこともある

また出かけてみようかな

そしたら優しい笑顔でまたわたしを迎えてくれるかしら?

そしたらいろいろとまた聞いてみよう


次「ごめんよ本当は」
0382名前はいらない
垢版 |
2016/05/12(木) 18:32:44.88ID:boGKcIxj
ごめんよ本当は


5月の空は晴れ渡る青さで
心にかかる雲を払いたくなる
ごめんねと電話のあと人去った人はいった
ごめんねと待ち合わせの日に呟いて消えた人
心の雲を払う前に消えた人は幸せなのだろうか
そして残った私はひとり
物語の結末を知ろうとしている
誰の恋にも頷いて誰の涙にも胸を痛めて
誰のことも抱きしめて
ごめんよ、本当は・・・言葉を飲み込んだ
こんな物語じゃハッピーエンドは期待できないから
恋や希望や優しさじゃ掴めない
そんなものが世界には溢れてるから
輝かしい勝者にその場限りの拍手を
傷手を負った敗者に勝利の杯を


次は「逆襲のスーパースター」
0383名前はいらない
垢版 |
2016/05/12(木) 21:08:38.26ID:ZFhRQNpC
逆襲のスーパースター


ふてぶてしい春のPコート
ポケットに爆弾 しけってる
もう気持ちがだんだん悪く
天秤は世間と僕とで傾きっぱなしに慣れてる

いつも普通にだいたい簡単
なんだか雰囲気難しい感じ
俺、俺ら、私、我が家
どこの町にも学校がある

もう膝を叩いて走り出すことやめて
まだまだ納得いかない私の時間が消えそう
ミサイル整備士 狙う相手を決めたくないから
もうブレーキかけた地球の夜は明かず
気付いた世界は走ってた


次は「81」で
0384名前はいらない
垢版 |
2016/05/13(金) 02:30:50.04ID:m966+IYA
「81」

足元に転がる古びた札

つまさきで蹴るとソイツはコロコロと転がった

あたえられた役目を記憶とともに振り返る

あのときのボクの番号がコレ

あんちゃんはワザと自分のトシを引っ繰り返して

おかしな数字をボクにあたえた

おまえは最後の団員だ

だから特別に一番多い数にしてやろうと

わけがわかんなかったけど

ボクはうれしくて素直にしたがった

引っ繰り返せば18

やがてボクがそのトシとなり

かつての仲間たちとは決別した

それだのになぜか当時の基地で

この記憶のカケラを発見し

思い出がこうして蘇ってきたんだ

基地はもう残っておらず

冷たい風が砂場にいつまでも吹いていた


次は「ちいさな冒険」
0385名前はいらない
垢版 |
2016/05/13(金) 10:07:00.84ID:FINcPrtL
小さな冒険


夜中にこっそり家をでた

冒険すきな女の子

誰もいない夜の公園で

優しい瞳をした

男の子をみつけた

ブラコンに揺られながら

男の子は魔法をかけた

滑り台はロケットになって

砂場は海になった

忘れもののボールは宇宙人

お月さまが消えるころ

「僕をみつけてくれてありがとう」

そういって男の子は走っていった

公園はいつもの姿に戻って

女の子は朝食を作りにキッチンへ消えた


次は「バスに乗って」
大きくとんで星になった
0386名前はいらない
垢版 |
2016/05/13(金) 10:07:53.90ID:FINcPrtL
大きくとんで星になったは消し忘れです、ごめんなさい
0387名前はいらない
垢版 |
2016/05/13(金) 14:17:27.59ID:m966+IYA
「バスに乗って」

レッスン帰りに気まぐれで

いつもの時間に反対方向に乗ってみた

ちょっとした反抗心と好奇心が

わずかな勇気を誘って連れ出した

始めてみる通りや街並みが

叱られて傷ついていた心をなぐさめる

と中で見つけた廃墟の近くで降りて

誘い込まれるように入った先で

もうひとりの孤独な仲間と出会った

少し薄暗くなった窓の景色を眺めながら

次の再開に心がおどる



次は「廃墟のおしろ」
0388名前はいらない
垢版 |
2016/05/14(土) 23:55:43.36ID:NsXgH60l
「廃墟のおしろ」

そこにはふたりぼっちの王様が遊んでいました

ひとりはレッスンのバッグを放り投げ

ひとりは楽器のケースを置いたまま

ふたりとも日が暮れるまでその寂れたおしろで仲良く楽しげに

いつまでもいつまでも遊んでいました

ついさっきフラリと迷い込んだこのおしろで

バッタリと出会ったばかりだとは思えないくらいに

それはとても親しく仲良くなれたのです

ひとの住んでいない家はふたりにとっては謎にみちていて

いつまでいてもあきません

いつかふたりは笑いながら再会を約束して

いつものバスに乗り家路につくのです



次は「涼しげな瞳」
0389名前はいらない
垢版 |
2016/05/15(日) 20:07:05.62ID:Bbu6ulYw
涼しげな瞳


涼しげな瞳に恋をしました、夏に出会った年上の青年はいう
時間はかかったけど恋がはじまって、ある日青年は言った

きみにだけ特別な秘密を話すよ

「初めて乗ったバスで廃墟を見つけて降りたんだ
 そこで少年に出会った
 習い事をサボってきたと言ってた
 少年と友達になったんだ」


僕のこと覚えてる?あの日、出会った年下の恋人は言った
何度も出会って何度も恋をして、ある時、恋人は言う

誰にも話したことないんだけど

「習い事をサボって、廃墟にいったんだ
 そこで出会った人と友達になった
 また会う約束をしたけど会えなかった」

涼しげな瞳をした人は想う

宇宙人の考えることはわからない、だけど、宇宙人は好き



次も「涼しげな瞳」で。
0390名前はいらない
垢版 |
2016/05/15(日) 23:48:26.53ID:1XMzu0iq
涼しげな瞳

噛んだり噛まれたり吸血鬼
モミジの根元、ミミズをつまんで
じぃっと見て叩きつける
大したことない そんな感じ
若くない けれど落ち着かない
スヌーピー抱いて人の字に寝るその寝癖
ああもう本当にバカみたい
シャイなのか 声が音になって調律しちゃう
終日バリアーの私ワンピース着たまま眠るの歩きながら馬鹿みたいに考えごとして黙ったまま眠ったまま目を開けて眠るの目が覚めて目を開けたまま眠るの
ぼんやり横目で君を追ったまま眠るのだからキスして飛び起きちゃうから50mくらい飛んじゃうから強く抱きしめたままキスして目を開けたまま

次も「涼しげな瞳」で
0391名前はいらない
垢版 |
2016/05/16(月) 11:24:30.00ID:MLvVzcpS
涼しげな瞳


雨の日、傘のむこうに見えたのは
いつか見かけたあの人
いいえ、あの人はここにはいない
あれはあの人に似た誰かさん
ラムネ色の想い出は
風船のように心に浮かんでは
風が吹くたびにゆらゆら揺れる
いいえ、風船はゆれません
風船は風にのって遠くの空へ
そう言って空を見上げる瞳は
いつかとかわらないけれど
そこにいるのは違うひと

また次も「涼しげな瞳」で。
0392名前はいらない
垢版 |
2016/05/16(月) 15:37:15.63ID:aYuCM0uo
「涼しげな瞳」

縁日で買ってもらった金魚は

今年もまたまるまるとした体をして

水槽の中で元気に泳いでいる

みずのなかからはナニが見えているの?

きっと水槽越しにゆれながら

彼らの日常の生活が映っていることだろうよ

ボクらの目はくもることがあっても

彼らのひとみはいつも澄んでいて…

涼しげにむこうの世界から見つめている気がする


次は「扉の向こうには」


>>389
スイマセン、 習い事をサボってないんです
ふたりともお稽古ごと済ませた帰りなんです…
余計なコトですが
0393名前はいらない
垢版 |
2016/05/16(月) 18:07:22.55ID:MLvVzcpS
扉の向こうには


電源を入れて
パソコンを立ち上げて
はるが過ぎて雨がふって
嘘になれて夏がくる
心は麻痺して涙は乾いて
そして
明日には
ひとですらなくなるの

それでも数字では
わるくない結果
それがぼく


次は「大晦日の裏切り」
0394名前はいらない
垢版 |
2016/05/17(火) 01:29:23.65ID:N9KMwl+g
「大晦日の裏切り」

自分のコトバが許せなくて

ちいさな後悔がいくつもトゲのように刺っている

明日になればいつのまにか大きなお日さまが輝いているだろう

窓の外はあたりまえに日が昇っていて

けれども昨日と違うのはそれは真新しい日が来ると言うこと

だのに僕は重い重りのような気持ちとともに

それをひとりで迎えなければならない

誰か勇気をわけてほしい

せめて明日までに連絡できるように

プッツリと切れた糸がなんとか再び元に戻れるように

こんな気持ちで明日を迎えたくは無いから


次は「つめたい唇」
0395名前はいらない
垢版 |
2016/05/17(火) 10:02:33.62ID:7XGlISLL
つめたい唇

いつも気づくの何かが起こってからで
だけどそれはすこし手遅れで
もう戻らなかったりするから
次の夢を描いて
少しだけ先をみて
歩いていくんだけど
いつかこの体が冷たくなって
この唇も冷たくなって
なにも言えなくなる日が
いつかくるから

それまでは、せめて大切な人に
あたたかい言葉を
いつか淋しい日がきても
想い出があたためてくれるように
0396名前はいらない
垢版 |
2016/05/17(火) 11:39:02.76ID:N9KMwl+g
次は「弾ける唇」
0397名前はいらない
垢版 |
2016/05/17(火) 11:45:58.66ID:N9KMwl+g
「弾ける唇」

キミの唇からはラジオよりも雄弁な音が流れている

ある時は音楽となり

ある時はち密なパズルとなり

またある時はペーソス溢れる物語となり展開される

柔らかな紅いヒフが上下によく動き

そのたんびに楽しげな音が溢れだす

でもいつまでも止みそうもないから

最後は時にはボクの唇がソッと塞いで止める


次は「可愛いやつら」
0398名前はいらない
垢版 |
2016/05/18(水) 00:00:45.70ID:pcJdZg/A
可愛いやつら

毬のようなマルチーズ
おもちゃのようなパグ
正しさをあつめたようなコリー
どの子も連れて帰りたい

頭のヴィジョンの小さな乱れ
割り込んでくる青い視線
目の端っこに小さく揺れる可愛いやつら
ネオンテトラの水槽が心の水をチラチラ揺らす

理想のヴィジョンはゆらゆらゆれる
部屋の中を泳ぎだす
犬達はゆらぎとともに混ざり合い
そこには無数のネオンテトラ
どいつも同じ目をして
こっちを見ているようで見ていない

人見知りにはお似合いの
白い部屋にお似合いの
無愛想な可愛いやつら
0399名前はいらない
垢版 |
2016/05/18(水) 00:03:36.38ID:pcJdZg/A
次は「駅前のギター弾き」
0400名前はいらない
垢版 |
2016/05/18(水) 01:50:58.04ID:VVt85Vs0
駅前のギター弾き


誰もしらない曲を弾いて
誰もあしをとめないのに
彼はうたう
誰も見てないのに
まっすぐ前を見て
まるで誰かがいるように
彼はうたうよ
今夜も
きっと明日も
夢をみていられる間は
ずっとうたうよ



「自分に呆れる」
0401名前はいらない
垢版 |
2016/05/18(水) 03:30:47.43ID:emtwN3+N
「自分に呆れる」

一枚の名刺がふっと

彼の帽子の中に紛れ込む

今さら自分のしでかしたいたずらに気が付き

火がついたように後悔していた

通り過ぎる通行人に紛れ込み

心では聞き入りながらも

立ち止まりもせずにいたクセに

ああ彼は後でほとんどカラの帽子の中から

あの一枚の紙を見つけうれしがるだろう

アテも無いウソの番号と名前に騙され

ささやかな期待に胸をおどらせつつきっと

駅の孤独な演奏家くん

どうか愚かなボクを赦してくれたまえ

今さら自分にあきれたとしても遅いのだけど

今さらホントはその才能に聞き入ってたんだよと

正直に答えたとしても遅いんだけど


次「ナチュラリズム」
0402名前はいらない
垢版 |
2016/05/18(水) 12:10:28.39ID:VVt85Vs0
ナチュラリズム


強引に見えるけれど
それがきみらしさで
不器用に見えるけれど
それが本心なら
残酷さもそうでしょ
心のままに
優しさもそうだと
自然だと知ってるから
いつかの約束を
守るあなたは
絶滅危惧種
どうぞ
そのままで

次は「新しい物語」
0403名前はいらない
垢版 |
2016/05/18(水) 12:58:23.15ID:emtwN3+N
「新しい物語」

あるところに孤独な弾き語りの青年がいました

澄んだ音色と声で

いつもたったひとりで路上に座り込み

孤独に静かに悲しげに唄っていました

通り過ぎるひとびとにとって

彼は見えても目につかない石ころのように

空気のようなつまらない存在だったけれど

あるときフラリとやってきた誰かが

ちょっとした懺悔のつもりで声をかけたら

ひとりだったのがそのときからふたりに

あいかわらず通り過ぎる人の目には映らなくとも

きっと彼らにとってはなにかが

ささやかなこの変化に誰も気がつかなくとも



次は「音のない鍵盤は…」
0404名前はいらない
垢版 |
2016/05/18(水) 14:36:16.96ID:VVt85Vs0
音のない鍵盤は・・・


目を閉じて、想像してみて
海辺の街、音のないオルガンがひとつ
窓から差し込む光をあびて
埃が踊る午後に
彼はひとり誰かをまってる

通りすがりの子供が訪ねる

「どうしてひかないの?」

彼は微笑んだ

窓の外には夏がいて
遠い日の花火が空に咲く
いつかの夏を眺めながら

「あの夏に音を置いてきたからね」

少年のゆびが鍵盤にふれたとき

優しい音がして新しい初夏が溢れた



「ありがとう」
0405名前はいらない
垢版 |
2016/05/18(水) 15:05:17.39ID:emtwN3+N
「ありがとう」

ありがとう、答えてくれて

ありがとう、笑いかけてくれて

ありがとう、手をとってくれて

ありがとう、友達になってくれて

今なら素直に言えるんだ

ぼくらふたりがもうぼっちじゃないとわかったから

互いの孤独が救われるのなら

なんにでも感謝できる気がする

だから周りの全てに対しても

ありがとう、そう言える



次「降るユメに抱かれながら」
0406名前はいらない
垢版 |
2016/05/18(水) 15:55:29.20ID:VVt85Vs0
振る夢に抱かれながら


きみが涙を流すとき
肩を抱くのは
きっと、優しい誰かで
きみが寄りかかりたいときに
肩を貸すのは
きっと、信用できる誰かで

その誰かは僕じゃないけれど

きみが抱える孤独も
きみが求める支えも
理解できるのは僕だから

そして、いま、

僕を
誰よりも理解して
支えてくれるのは

きみだから

今夜、きみに降る星はぼく
今夜、ぼくに降る夢はきみ

抱き合っていれば怖くない


次「夜汽車は走る」
0407名前はいらない
垢版 |
2016/05/18(水) 19:17:11.90ID:emtwN3+N
「夜汽車は走る」

手の中には熱い缶コーヒー

いつまでも窓の外を見ている、キミ

その横顔は冷たくでも深い物思いに沈んでいる

ぬくもりが消えぬうちに渡したいけれどできずに

ボクはそばにつっ立ったまま考えている

これからどうしたいのか…

どうすればいいのか

ボクらの思いとは関係なく汽車は走る

ひたすらただ、闇を縫うように駆け抜けてく



次「あすはくもり空」
0408名前はいらない
垢版 |
2016/05/19(木) 01:00:44.17ID:mPDojsF9
「明日はくもり空」

夕方も6時を回り
頭上一面は濁った紫
それでも薄ら寒くて
雨も降らない気配

虚ろな足取りに
蛙の鳴き声が絡みつく
ほどけた靴ひもも
そのままで

梅雨入りは先の話
理解はしているけれど
この渦巻く気だるさを
僕はずっと
もて余している

明日はくもり空
どんなに見上げても
灰色の鏡は
なにも写さない
なにも与えない

あの光の矢で射ることも
あの大粒で凍えさせることも

ただ能面で
僕を蔑むだけ



「冷やし中華」
0409名前はいらない
垢版 |
2016/05/19(木) 03:09:46.69ID:bsnbvk/X
「冷やし中華」

紅いのれんが席からヒラヒラと見える

ラジオが天気予報を伝えている

黙りこくり注文を待つぼくら…

湿り気をおびたを店内も薄暗く

沈黙に押しつぶされそうになる

もうあれから一昼夜たつ

空腹に耐えかねお店に飛び込んだ

コレが今日のごはんとなるが

なにがいい?冷やし中華ソレでいいと

ふてくされていた彼がやっときいてくれたコトバだった

これからの予定も行動ももうなんでもいい

ゆっくりとふたりで考えて行けばいい

外からは遠く鳴いている雨蛙の声が響いていた…



次「雨しぶき」
0410名前はいらない
垢版 |
2016/05/19(木) 15:35:25.94ID:qrslbA6Y
雨しぶき


あの夜は雨で

車の窓にはねた雫をみて

きみは言う

「雨しぶきがすごい」

雨しぶき?

「雨のしぶき」

そう言って

きみが無邪気に笑った瞬間、

太陽が

ぼくの胸に

きみの笑顔に



次も「雨しぶき」
0411名前はいらない
垢版 |
2016/05/19(木) 17:41:50.06ID:bsnbvk/X
「雨しぶき」

夕方から予報通りに雨足が強まってきた

田舎の駅前通りの軒下でぼくらはしゃがんでいた

いつまでもやみそうもない雨粒を受けながら

背後に列車の音を聞いていた…

足元の水たまりで雨蛙が重なっていた

彼を見ると笑っていた

それを見てぼくも笑ってみた

通り過ぎた車の雨しぶきがカエルたちを驚かした



次は「さわやかな風」
0412名前はいらない
垢版 |
2016/05/20(金) 00:26:59.17ID:oomYnIV0
「さわやかな風」

線路沿いは緑に覆われて

5月の空気が満ち溢れていた

雨上がりの後のニオイは澄んでいて

ぼくらの肌を優しげに撫でてゆく

ふかぶかとした濡れた草の上を

どちらともなく手をつないで歩き

予定のない自由と

あてのない不安とにとまどい

この晴れた空が少しうらめしく思った



次「名も無い草」
0413名前はいらない
垢版 |
2016/05/20(金) 12:21:23.49ID:14fEC/1z
名も無い草

手をつないでかけていこう
あの先まで
空に浮かぶ雲をみた
ただそれだけで
きみは嬉しそうに笑うから
ほら音楽が聞こえる
ぼくも笑う
きみが踊る
ぼくが奏でる
きみはまわる
草がゆれて
空もまわる

雲を掴んだら
きっと、二人で
空から見下ろして
ほら
また誰かが笑って
となりの誰かが歌って
そしたらみんなが笑って
きみもまた踊るだろ
ぼくらはそう
名前も忘れて
空がまわるよ
きみとまわる


次は「帰る場所」
0414名前はいらない
垢版 |
2016/05/20(金) 13:34:01.06ID:oomYnIV0
「帰る場所」

つなぐ手のひらが汗ばんで

疲れと鼓動がちいさく伝わる

そうぼくだって同じ、とてもくたびれてた

足も気持ちも互いに参っているよ

顔を見合せなくともわかっている

どちらからともなくつぶやくのを待って

背後から聞こえる汽笛が呼びかける

ここじゃないんだよ

ぼくらのいる場所はもう、お帰りよと

一陣の風に押されるようにしてぼくらは駅に向かった




次は「つゆ草のにおい」
0415名前はいらない
垢版 |
2016/05/20(金) 15:47:41.61ID:14fEC/1z
つゆ草のにおい


懐かしい香に想いが募る

初夏の朝日のような人でした

白い陽射し、水色の空、無垢なこころ、

ありのままのあなたが好きでした

窓のしたから見上げるあなたの

瞳がすきでした

なにも持たなくても

なにもなくても

誰よりなによりすきでした

いまのあなたを愛するひとより

純粋にあなた自身をすきでした



次は「上書き」
0416名前はいらない
垢版 |
2016/05/20(金) 20:23:21.58ID:oomYnIV0
「上書き」

汽車の中での冷たい横顔

紅いのれんのお店でのひとこと

軒下でのほほえみ

沿線沿いで手をつないで歩いたこと

それらは今はすべてキミにとっては過ぎた出来事

きっともう大人たちによって上書きされているだろう

そしてキミ自身もやがて忘れてしまうと思う

でもぼくはまだ鮮明に覚えているのに

たとえそれらが悪い過去だとしても

あのひキミが守れたぼくはとても幸せだった



次は「手のうちのカード」
0417名前はいらない
垢版 |
2016/05/21(土) 11:34:08.17ID:0Z/CIC+v
「手のうちのカード」

向かい合うキミの手には

いくつものカードが隠されていて

どれを選べばよいのかがわからずにいる

オレは心を開かないキミの内面が読めない

正しい答えとカードがひけずつねにとまどう

キミは隠しているつもりじゃないのに

頑なに心にカギをかけ続けてて

もどかしくガードの固さがいつまでも壊せずにいる

ならばキミの手から

こちらのカードがひかれるのを待つしかない

こうして向かい合ったまま

固唾を飲みながらオレは待ち続ける



次は「カードを引いて」
0418名前はいらない
垢版 |
2016/05/21(土) 13:02:46.63ID:PRiitcQ4
「カードを引いて」

素直が一番遠回りなのね、私は
私はあなたの真逆
あなたを逆さに映した海
だから一番近くて遠いの
理解できることの中に隠れている神秘が
あなたに私を、私にあなたを惹きつけさせる
あなたのカード以上に私を誘うものはない
フォールドなんてしないわ
私の愛にフォールドなんてない


次「ディーラーズ・ゲーム」
0419名前はいらない
垢版 |
2016/05/22(日) 12:53:20.19ID:wOmwT8M/
「ディーラーズ・ゲーム」

可能性が開かれ
未来が己が手に委ねられているが故に
破滅が隣にある世界で
彼らは一手一手に駒を進める
断頭台に勇みゆく無謀さで
その狂騒の故に我を見失い
精神の地平が破裂したのだと知らぬままに

さあ、私はAの1の目の前にある障害物を変えよう
水飲み場を消し、通路に崩落を起こさせ――
彼の手の中にあるAK15をおもちゃの銃にしてしまおう
君はどんな手を打って彼を勝たせる?

「賽ノ河原」
0421名前はいらない
垢版 |
2016/05/22(日) 14:42:52.96ID:vQyxLMcY
「賽ノ河原」

俺の手はアイツよりも白く細い

だから懲りずに試す腕相撲でも

当然一度も勝つためしは無いのに

アイツの気持ちを試すために

しつこく挑んでみても

奴はただもういいよムリだよあきらめろ

そう笑いながら言うだけで

せっかせいいっぱいに譲ろうとするこちらの真意に

ちっとも気づかずにいるんだから

もうやめたいけどやめれずに

自分の努力のムダな繰り返しに泣きたくなる



次「ラヴ・シーン」
0422名前はいらない
垢版 |
2016/05/22(日) 22:24:36.89ID:vQyxLMcY
「ラヴ・シーン」

ポケットにはさっき観たモノの半券が入っている

並んで歩くかたはつむいて黙りこくる

暗い館内から明るい外に出た後も

ふたりの心にはスクリーンで繰り広げられた場面が蘇る

暗がりの世界で覗いた甘いラヴシーンが焼き付いている

なんだか息苦しくてせつなくて

やるせない思いがうっとうしくて

ふとふれた手が慌てるように離れて

なんとなく気まずい帰り道は強い日差しがまぶしかった


次は「まぶしい手」
0423名前はいらない
垢版 |
2016/05/23(月) 05:46:54.29ID:YHo0QCYl
「まぷしい手」

フイに時間を聞いて腕時計を見せられたとき

ヤツの手の白さがヤケにまぶしく見えた

シャツの袖をまくりあげた

自分よりもひよわな腕の生白さが日差しを受けて

一瞬目が痛む

この腕と何度も腕相撲をして負かしてばかりいたっけ

無口なヤツの挑戦が断れずに

映画のハンパなラヴシーンなんかよりも

妙に心が揺れた自分に苦笑した


次は「くちぶえ 」
0424名前はいらない
垢版 |
2016/05/23(月) 12:53:42.01ID:KkgRjGG3
「くちぶえ」


くちぶえが上手にふけない僕に

くちぶえなんて誰でもふけるだろ?

一生懸命吹くからだよ
もっと優しく吹いて

きみは嬉しそうに教えてくれたね

ぼくの唇から音楽は流れない

きみのいる時間に音楽が流れる


「洗濯」
0425名前はいらない
垢版 |
2016/05/23(月) 13:53:35.49ID:AiKKQt1/
洗濯


世界にぐるぐるてんてこ舞って
待って
離れないよう縒って束ねてきつく結ばれたいけど
神様、私ではないみたい
ほどかれて
どれだけ袖濡れらしても私たちを照らすもの
どれだけ悲しみの深くにいても晴れると知っている
すっかり涙枯れたら心折り畳んでそっとしまって箱の中眠り続ける
思い出にカビ生えぬよう
次また同じ体にくっつき合えるときはきっと晴れた日に、と、今は願う

次は「炒めもの」で
0426名前はいらない
垢版 |
2016/05/23(月) 16:03:36.47ID:YHo0QCYl
「炒めもの」

ローリエの葉が一枚ふわり

他の具のうえにゆっくりとまざる

今日はカレー風味ですこし辛めに

スパイスはこれでいいだろう

残りメシとわずかな野菜、それに調味料

あとはひたすらひたすら炒めるだけ

皿に盛ったら昨日の懺悔とともに食べるだけ

スパイス以外の苦みと辛さが口中に広がる

考えずなにも考えないでひたすら頬張りながら


次は「ひとり芝居」
0427名前はいらない
垢版 |
2016/05/24(火) 01:37:25.31ID:e20A4ct/
「ひとり芝居」

俺の笑い顔も怒り顔も

本当の姿がわかっているかのように

おまえはいつもそうして優しげに

見透かしたまなざしで見つめている

この苛立ちがわかるか?

そうだよおまえの言うとおり俺はいつも仮面ひとつ被り

おまえや他のやつらの前で気取り屋を演じている

そうしていなければ壊れてしまいそうに弱い

自分のカラを崩すのがつらくて

ヒト嫌いを演じてしまいますますヒトから遠ざかる

愚かで幼稚だとわかっていても演じずにいられなくて

おまえに嫌われるのがわかっていても


次は「告白」
0428名前はいらない
垢版 |
2016/05/24(火) 09:55:16.32ID:P4pR3M3B
「告白」


私にはあなたが必要です

なんどきみに告げただろうね
その度に傷つくのだから
もうやめればいいのに

いつか、きみ宛ての手紙に書いた
きみがいなければ、僕は僕でないんだって
ぼくの半分はきみで出来ているんだって

きみの心を殺したのが僕なら
僕は自分を殺したんだね


次は「仲直り」
0429名前はいらない
垢版 |
2016/05/24(火) 10:53:21.96ID:e20A4ct/
「仲直り」

寒い季節がやってきて

木枯らしがぼくらを決別させた

きっかけがほしくて

試験間際のともだちに

呪文とともに魔法の消しゴムを貸した

ありがとうもう怒ってないよね?

ぼくらの仲直りはウマくいった

もうひとつの願いはキミが受かることだけだよと

こころのなかで祈ってみせた


次は「ネットのなかの」
0430名前はいらない
垢版 |
2016/05/25(水) 03:36:54.34ID:EsRemmvi
「ネットのなかの」

ひとりっきりのコンサート

流れ続ける動画の唄をくちずさむ

Get Wild and Tough

何度もくりかえしあきずに

Get Wild and Tough

自分だけの時間が籠もる

Get chance and luck

Get Wild and Tough…

くりかえしいつまでも聞き続け


次は「コラボして」
0431名前はいらない
垢版 |
2016/05/26(木) 16:09:53.11ID:k5YyAgQ1
「コラボして」

僕の作る曲を

君がギターで唄う

恥ずかしいけれど

こうして唄われてみれば

ふたりのコラボもまんざらでもないねと

今夜も街の通りで笑い合う

ああいつまでも

こうしてふたりで楽しんでいられればいいな

たとえふたりぼっちのそれが愚か者だとしても

たとえこれがビタ一文にすらならない行為だとしても

たとえ誰ひとり振りかえらなかったとしても

楽しいことは楽しいと思えるのだから


次は「ぼっちのホームレス」
0432名前はいらない
垢版 |
2016/05/27(金) 21:59:37.48ID:oX3Wa8hG
「ぼっちのホームレス」

駅西口の歩道橋から

いつも彼は見降している

ボロボロのアナの開いた脛ののぞくズボンと

顔がかくれる帽子と

大きな袋だけ引きずりながら

ボンヤリとその大きな若い体で

のっそりと陰気な熊のようにただそこにいる

カラスが数羽はばたきながら

散らばるゴミくずをついばんでいる

ときどき手で周りを振り払うかのように

ぼっちの彼はのっそりと移動して

いつのまにか夜の界隈へと消えていく



次は「路地裏で…」
0433名前はいらない
垢版 |
2016/05/27(金) 23:38:25.06ID:/zhfg4p0
世界中の全部の裏路地を
当たり前の通いなれた道にしたい

世界中の裏路地のタバコ屋の
看板娘とねんごろになりたい

世界中の裏路地の定食屋の
女将と馴染みになりたい

世界中の裏路地のしけたバーで
酔いつぶれたい

世界中の裏路地で
遊ぶ子供の嬌声で満たされたい

世界中のどこかの裏路地で
野に垂れて終わりにしたい


次「サイコロキャラメル」
0434名前はいらない
垢版 |
2016/05/28(土) 04:33:56.90ID:S6CuBwv9
「サイコロキャラメル」

廃墟のおしろでお三時に

ふたりの持ちよせた袋からぶちまけて

いくつものおやつを転がり出した

舶来もののお酒のチョコ

ぶどうの味のするまんまるいキャンデー

サクサクとしたクッキーやウエハースの菓子

どれも半分こするにあたり

ふたりはキャラメルのサイコロで

出た数のぶんいただこうと決めた

転がすうちに箱はスグこわれて

かじりあった甘い中身のキャラメルもなくなった

おしろの柱の時計は鳴らずに

止まったまま三時をさしたままで

ふたりはいつまでも遊んでいた


次「古い絵本」
0435名前はいらない
垢版 |
2016/05/29(日) 00:54:26.42ID:TE5fdtyG
「古い絵本」

そこに落ちていたモノは全てひからびて

もうすでにこの世には生きていないかのように

埃だらけで灰色がかっていた

ここは古びたおしろの廃墟

ほんのいっときだけ立ち寄っただけの場所

彼らにとってはどれも珍しい玩具でも

ひとから見たら気味の悪いガラクタだろう

色のはげた絵本も

彼らが広げたら遠い過去に引き寄せられる

そんな危いユメがここにはいくつも眠っていた

引っぱれば破れてこぼれ落ちる

とても脆くはかないユメが


次「ちいさな呪文」
0436名前はいらない
垢版 |
2016/05/29(日) 08:17:49.07ID:vU8qCxQ2
町外れのロボット研究所に
いってごらん

二人の科学者が
旧式ロボットを
見せてくれる
触らせてくれる

運がよけりゃ
プレゼントしてくれる


最新式は国家機密だから
見せてもくれない


月夜の晩の研究所
こっそりボクは
忍び込んだ
最新式がどうしても見たくて

奥の部屋から
まるで小さな呪文が聞こえてきた

ボクは魔法にかけられたように
その部屋に向かってステップ

とびらの隙間から覗き見た

一人の科学者が
まさに最新式ロボットを
産もうとしていたんだ

もう一人は手を握って
呪文を唱えていた
「ひっひっふー」

次は「コンクリートの花園」
0437名前はいらない
垢版 |
2016/05/29(日) 08:38:43.96ID:TE5fdtyG
「コンクリートの花園」

都会のジャングルに囲まれた

ここはそう、ひみつの庭園だ

いつでもこうして多々な香り良い花々が

咲き乱れているのだから…

そんなあたりまえの贅沢な環境が

あたりまえに暮らしているぼくらを傲慢に育てた

バラ園の花園が枯れないように

いつでも眺めて散策できるようにと

従兄とともに庭師にワガママに命令する

いつも満足な空間に整えろと

でもいいよね

ぼくらはここに棲む君主なのだ

花園はぼくらのものなんだ


次は「しろい花びら」
0438名前はいらない
垢版 |
2016/05/29(日) 09:08:29.48ID:vU8qCxQ2
濡れた足で
ポチが歩く
煉瓦を歩く
紅い花咲いた

濡れた足で
コロが歩く
砂浜歩く
しろい花びら散った


次「シマウマ探して」
0439名前はいらない
垢版 |
2016/05/29(日) 12:48:22.22ID:TE5fdtyG
「シマウマ探して」

あるとき動物園から

若いシマウマが逃げだしました

おいかけてくるひとびとと飼い主

でもシマウマはどこまでも走ります

やがてお池の近くでつかまって

とうとう麻酔でとらえられてしまいました

ヨロヨロと彼は水を求めてお池の中に

そのままその夜は空へのぼってゆきました

そしていつまでも星の中を生きています


次「排他的な」
0440名前はいらない
垢版 |
2016/05/30(月) 17:30:09.04ID:/wKcUjig
「排他的な」

僕は手で覚えているんだよと

音の出ない鍵盤を弾きながら彼はそう言った

正しいモラルや常識を嫌い

功くんの思考はつねに飛躍する

音が無いのなら手が覚えればいい

壊れているモノは使えないとは限らない

自分はいつも己のやりかたでやるのだ

彼はきっと排他的な

世間から見たら風変わりな生き物なのだろう

音のないピアノでも

功くんが弾けば常識を超えて聞こえてくる

そして僕もその考え方に感化されて


次「アンチモラル」
0441名前はいらない
垢版 |
2016/05/30(月) 21:46:15.60ID:/wKcUjig
「アンチモラル」

彼の奏でる唄と曲には

健全な響きは無く

そこにはモラルの無い淫靡な香りが漂う

でも何故か不思議と心魅かれるのだ

それはなんなのかわからないけれど

通り過ぎる人々の足を止めるものがある

一陣の唄がふと街中で

あなたにまとわりついて

その足が止まるかもしれない…

それがなんなのかがわからなくても


次「モラリズム」
0442名前はいらない
垢版 |
2016/06/01(水) 19:52:16.91ID:W2FGO8JK
「モラリズム」

僕は指で覚えているんだよと

音の出ない鍵盤をボクの手に重ね、

ふたりで弾きながら彼はそう言った

そうだね彼はつねに正しい

音が出なくとも彼が叩けば音が聞こえる

壊れているモノが鳴らないとは限らないんだよ

ホラきみにもこうしていれば聞こえてくるだろ?

モラルを崩せば見えないモノが見えてくる

常識をくつがえせば音のないキーからでも音は聞こえる

ふたりの指で覚えて行けばいいんだ

功くんの常識をボクも 飲み込んで

やがてボクの内部も変わっていく…



次は「宇そら宙からの侵略者」
0443名前はいらない
垢版 |
2016/06/03(金) 07:52:19.86ID:/ktB4f19
「宇そら宙からの侵略者」

まるい月が妖しく紅く揺れている夜は

なにかが起こる気がするのだ

そら違うよ? 良く見つめれば

いつもの散歩道も

ポチの鳴く声も

なにかがきっとちょっぴりずつ違うはず

それがなにかはわからないけれど

空と星とが見つめている

遠くから僕らを侵略せんとしながら

いつか降り注いでくる危険が感じられながら


次は「雨どいに蝸牛」
0444名前はいらない
垢版 |
2016/06/04(土) 13:08:38.58ID:XZ/bN3tS
「雨どいに蝸牛」

冷たく降り注いでいる雨が

壊れた瓦あたりながら

軒下の彼にそのしずくを落とす

空腹と渇きに動けずに

男の子はただジッと雨のやむのを待っていた

さっきまでそこの雨どいにいた大きなカタツムリは

今はもう彼の知らぬ間にどこかに消えていた



次は「終わらない一日」
0445名前はいらない
垢版 |
2016/06/07(火) 21:25:01.27ID:WmDwYj6s
「終わらない一日」

君のためならウソで塗り固めた日々でもかまわない
これは君を守るため
ボクの一日はウソで始まる
君だけのために
今日も昨日の続きが始まって…

失敗のためにまたウソついて

別れたくないのにスグ立ち去り

笑いたいのに笑えずに

話したいのに嘘をついて

自分をだましながらボクはどう生きているんだろう

それでもいいんだ
そうしてごまかしているうちに一日は過ぎてゆく
また明日が同じくり返しでも


次は‐ ニューエイジ ‐
0446名前はいらない
垢版 |
2016/06/10(金) 11:22:34.54ID:Og4a+NJf
‐ ニューエイジ ‐

古い時代のカラをやぶり捨て

僕らは軽やかにステップを踏んでゆく

名前も生まれも同じで親しくて

新しい時代にたん生した

指輪に刻まれた文字が見えるだろう?

それは信頼の証なんだ

目に見えるものだけ信じたい

手にとって誓うことだけも守りたい

新しい時代へ生きてゆく僕らエイジたち


次は「金の銀の」
0447名前はいらない
垢版 |
2016/06/12(日) 14:38:21.75ID:HH8AdRA7
「金の銀の」

ソレはあのときの会話だったね
あたまのいいキミはボクに向かい

自分もそうだよ
金と銀の区別がついたのはね
つい最近なんだよと

それがぼくに対しての
気をつかってのコトバだったのか
それはわからないけれども
右と左のくべつすらつかなかったボクには驚きのコトバで
とてもうれしかったんだよと
そう教えたいんだ


次は‐星になりたい‐
0448名前はいらない
垢版 |
2016/06/12(日) 19:42:16.31ID:xtegE1A/
「星になりたい」

あまねくを見下す
私は心と体の距離とってなにが起きても他人事
今日も一日床で寝る
万年経ってなにもせず見上げた天井の染みになる
六でもない生活
六つかしい行動
なにかをしたくない
なんにも自信ない
あーヒモになりたい あー
何にもせず
あー宗教家になりたい
楽してちやほや
あー結婚したいよー
ヒモになりたい
あー私のなにもない人生が早送りされていく
あー星になりたい
あー星になりたい


次は「ダサい奴ら」
0449名前はいらない
垢版 |
2016/06/12(日) 22:49:11.23ID:HH8AdRA7
「ダサい奴ら」

「ダサい奴ら」

一体いつも思っているけれど

僕の本音はどこにあるんだろうか?
平気で君に嘘をつき
毎日くりかえし
誰にでも平気で嘘がつける
昨日も今日も
君に嫌われたくないために嘘をつき
君にこれ以上ないくらいに嘘をついている
それでも君は笑っている

おためごかしにと自分をだまし嘘をつき続けて
僕はいつまで道化を演じるのだろう

そこの路上でふざけ合うダサイ奴ら
彼らよりもずっと僕はみっともないヤツなんだろうよ
そうだねきっと
わかっているけれどわかっているさ
そんなことは自分がずっと
もうずっとずっと前から
0450名前はいらない
垢版 |
2016/06/12(日) 22:50:30.61ID:HH8AdRA7
次は‐水の流れ‐
0451名前はいらない
垢版 |
2016/06/17(金) 03:16:12.01ID:YO2Hmoie
南の風が雨になり
ずぶぬれ猫がなあと鳴く
野に咲く花の
何もない
瓦礫の山か
蓮華の花

次題「なし」
0452名前はいらない
垢版 |
2016/06/17(金) 18:36:58.54ID:IRrmjm+U
なし


このドアをあけてたらさ

きみが笑顔で迎えてくれたら

僕は全部、謝るからさ

きみを傷つけたこと
きみを泣かせたこと
淋しい思いをさせたことも

ぜんぶさ、ぜんぶ



このドアをあけてたらさ
きみが笑顔で迎えてくれたら
僕は全部、謝るからさ
きみを傷つけたこと
きみを泣かせたこと
淋しい思いをさせたことも

ぜんぶさ、ぜんぶ


きみがいない部屋にいるとさ
ほんとに大切なものに気づくんだ
ぼくはきみがいないとさ
からっぽなんだよ
きみは知ってるだろう
誰よりきみを愛してるんだ

きみだけさ、きみだけ
0454名前はいらない
垢版 |
2016/06/18(土) 10:00:15.72ID:CbzYnm/U
次‐あつい夜‐
0455名前はいらない
垢版 |
2016/06/19(日) 01:09:05.86ID:eT2eZ+Ap
‐あつい夜‐

部屋が蒸すようなこんな夜は

冷たい外に出てアスファルトの上に寝ころびたい

昼間の熱さが引いて今はこんなにもひいやりしていて

車が来たら転がって避ければいい、猫のように

いっそハダシでヒタヒタと歩いてみようか

僕の足がボクの足ではなくなるかのような感覚で

どこまでもどこまでもヒタヒタペタペタと

きっとその感覚はお月さんの上をゆくみたいだろうね


次は「キャットウォーク」
0456名前はいらない
垢版 |
2016/06/19(日) 23:42:53.73ID:waLFYv/L
 『 キャットウォーク 』

それは死語

今ではあまり使う人も居ない

( だってランウェイが主流だから )

だから何だって言うんだ!

別にいーじゃないか…

時代遅れでも いーじゃないか

歩いてごらん? 

猫みたいに

歌ってごらん?

鳥みたいに

色とりどりのドレス

踊るように舞う

まるで夢みたいにね

そうこなくっちゃ


次のお題『 愛だの恋だの 』
0457名前はいらない
垢版 |
2016/06/20(月) 01:43:21.44ID:PdFRq10e
『 愛だの恋だの 』

普段はめったに口にすることも無いはずの

アイラヴユーなんかを

やや照れながらアイツは盛んに口にし吠えている

ふたりだけのカラオケでウサを晴らすつもりが

ムキになるアイツはここぞとばかりに恋の唄に浸ってて

俺など忘れているかのように時間も忘れて

見たことも無いような姿で熱唱し続けている

アドリヴを入れて体をよじりながら

恥ずかしげも無くアイツの口から溢れてくるラヴソングに

いつしか俺は聞き惚れていて


次は『夜の街にダンサーが』
0458名前はいらない
垢版 |
2016/06/20(月) 06:01:42.20ID:VdpWblfI
「夜の街にはダンサーが」

(不確かな光が当たらない)異様に伸びた影の
足首が濃い
口は肺ではないが、私は魂
熱くさせる闇の目(過去を預けて一夜の欲望と化す)
なろうよ念仏の奥で 二重の体にかえて
焼けた肌の裏の服をめくるのは私
垂直に愛されない(遠心力で)身の置き場は背骨と炎
砕いた砂利を砕くような頭なんていらない互い違いの出番に生きてる(もはや、なんて、なんてバカな)委ねたもの、全部帰っておいで。誘ってるの

次は「バカにされたまま一生懸命に無駄な努力を続けている偉い人」で
0459名前はいらない
垢版 |
2016/06/20(月) 08:33:57.13ID:3BRdc8rV
『バカにされたまま一生懸命に無駄な努力を続けている偉い人』

徴税吏が雑居に墜ちて惑乱
孔雀が籠の切れ目を暗緑色の目で探す
龍は盲目になりながら湖を飲み干し
刺股を抱えた検非違使は夏の夜に吃る
みんな一生懸命
みんな一生懸命

夏の夜に一人街角で斧を持つ
夏の夜に一人街角で斧を持つ

按摩は囁く声を頼りに朝に掴まり
老母がよろよろと歩く
魂はそこにはなく
慣性はそこにはなく
揺らいだ蜃気楼のみ
夏の枯れ葉

狩の夕べに公家の髭
嘲笑と自若

猿に枷を
浴衣に帯を取らず


次のお題『宵越し』
0460名前はいらない
垢版 |
2016/06/20(月) 14:39:01.91ID:PdFRq10e
『宵越し』

普段はめったにこんなことなんかないけれど

ふたりで明けくれた朝はまぶしい

昨夜までの唄で騒いでいた興奮は今は沈下して

宵越しの日差しはやたらと目に痛い

そういやアイツは珍しく恋の唄なぞ喚いてたっけ

疲れて眠るアイツの重みと体温がまだ肩に残る

俺の中ではまだアイツは熱唱し続けているみたいに

いつまでも頭の中で残っているけど

隣に並んで歩いているコイツは

もういつものムッツリとした無口な男に戻っていた


次『愛撫』
0461名前はいらない
垢版 |
2016/06/21(火) 20:43:34.88ID:hYHq2Hka
『愛撫』

きみのうでの肉をひとつまみすると

ちいさな固い筋肉と骨にふれた

しろいヒフが動くたびに

まるでうで全体が別のいきもののように

ヘビのようにあやしくうねり

不思議なモノに見えてしかたがなかった

とすると今こうして

ぼくのヒザを撫でさすっているもう片方の手も

なにか得体の知れない存在なのかもしれないんだと

きみのそばに寄りそいながら思った


次『夜咲く花』
0462名前はいらない
垢版 |
2016/06/23(木) 16:32:46.95ID:CF2YzuFU
『夜咲く花』

夜の向こうには花畑

フッとため息をついたらチューリップの花がゆれた

さざなみのようにユラユラ揺れながら波打つように花畑で

黒い蝶がおどろいて静かに逃げていく

夜の闇に漂う雲もうっすらと呼応するように

ゆっくりと夜空を白く大きく流れてゆく

一面に咲き誇る闇にゆれる白い美しい花たち

彼らは風に吹かれがらなにを思うのだろう

そして逃げて飛んで行った蝶よきみはどこへゆく?

闇にとけてそのはざまに消えてしまい


次『かごのなかの蝶』
0463名前はいらない
垢版 |
2016/06/25(土) 20:01:23.37ID:p3yVXIaS
『かごのなかの蝶』

きみはちいさな蛹でやがて蝶に変化する

夜のきみは別人のようで

ボクのこころはときめかされる

昼と夜とでは女はこんなにも変わるものなのか

固いカラから出てきたきみは誰?

優美な姿態に驚かされる

昼よりも密かに囁いてくれるきみの声は魔法

手で慰撫するよりも優しく

抱きしめられてもらうよりも安らいで

アルコールに淀む神経ののヒダにしみ込んでゆく

同じきみなのに

昼と夜とではどうしてこんなにも違うのだろう?

どちらのきみが好きなのかと問われれば

きっと今のきみは多くの謎と嘘とに包まれている

ぼくはどちらとも言えないかもしれないね

でもできればきみに許されるのなら

夜のきみだけかごに隠し閉じ込めておきたい

今夜だけの大切なひみつとして


次 ‐魔法のお酒‐
0464名前はいらない
垢版 |
2016/06/26(日) 00:18:58.82ID:afmLQoeQ
「魔法のお酒」

ひといきれの香水がそこら中 踊って抱いて歌ってる笑みと闇
この世界と日常が別なんて馬鹿(なんて馬鹿な!)
初めての顔に突然キスされたいのに
化粧がよく見えるホテルでされたいのに
来たように帰らないでシャワーを浴びればいーのに!
いつだって賑やかな夜景を見下ろしたいのに
目覚めれば地球が爆発しちゃっていいのに
快楽と興奮がすてきな尻尾でいーのに!

ダンス! そしてラッキー
ダンス! さらにラッキー
ダンス! まさにラッキー

ビルと道の裂け目に吸い込まれるでしょう
自動的な人形は振り向きもしないでしょう
弾丸は止まる まだ撃ってないから
余計なお荷物に私は気づいてるんでしょう
糸の絡む愛なんてもうたくさん!
素面にも続いてる歩かせない酔いが抜け切るまで人間、私、人間

次は「恋≠愛(友へ)」で
0465名前はいらない
垢版 |
2016/06/26(日) 04:14:23.78ID:zQAECSNS
「恋≠愛(友へ)」

きみが荒み落ち込んでゆく姿はもう見たく無い
きみの笑顔を守るためにぼくは命もかけるだろう

愛というほど明確で
愛というくらいに汚れたものではないけれども
ぼくのこころの中にきみはいる
ぼくらをはばむものは固い壁
きみは誰をも拒絶して
ひとを怨むことで生きようとしている
それはいつもぼくのこころのちいさな痛み

きみが幸せになれるのなら
ぼくのこころをささげよう
それできみがきっと救われるのなら
ぼくはどうなろうとかまわないから

これが恋というものならそうかもしれない
これが恋と同じものならそう信じよう

きみのこころを打ち崩せるものがあればいい
きみのこころの壁がいつか壊れてしまえばいい

冷たく固いカラに閉じこもる
そんなきみにしたやつらをぼくは許さない
すべての人々の愛と引きかえたとしても
きみをとりもどしたい


次は「空を見あげて」
0466名前はいらない
垢版 |
2016/06/28(火) 16:54:51.05ID:MCUqqL6d
「空を見あげて」

ビルの置上では青空が広がっていた

いつも怖気づいてぼくにまかせるきみ
とまどい怯えているそれがいつものパターンだね

今日はここちよい風が吹いている

死にたい死にたいんだよと
その繰り返しでつぶやいている
ぼくをいいかげんうんざりさせて
いっそその背中を静かに押してあげようか

風がぼくらの顔を撫でていく

ここから飛び降りたとしても
こなごなに壊れたきみの心と
そのか弱い体のカケラくらい拾うから
怖がらずにまかせてもいいよ

きみがそう願うのならばぼくはかまわないから
きみが死たいのなら勝手にすればいい

壊れた金アミが風にバタバタと揺れ動く

そっときみの背中に添えている手に
ぼくが力をこめれば全てが終わる
そうしてほしいのならそう言うがいいのに

そら眼下には風景が良く見えるよ

うっとうしいお守りが友情のあかしなんて
くだらないことは信じないで
そんな自分が好かれようだなんて間違っている
くやしければ何度も蘇るがいい

ころされたいのもしにたいのも同じならば
ぼくは喜んで手を貸してあげよう
冷たく震える手が今にぎり返すのなら
ぼくは待ってあげてもいいけれど


次は「声がかわる頃」
0467名前はいらない
垢版 |
2016/07/02(土) 09:08:22.88ID:TTlTI/FW
「声がかわる頃」

梅雨の訪れとともにけたたましく響き合う

カエルの鳴き声が聞こえる頃

話声にも変化が起こる

コロコロした声は低くテノールに

セキこむ声もすこし慣れずに

夏の始まりには

互いにすこし大人びた笑い声を交わし合うのだろう


次は「森林浴」
0468名前はいらない
垢版 |
2016/07/02(土) 16:54:27.61ID:kSQS+g60
森林浴

ある夏の早朝に私は森の小道をひとり歩いた
やさしい朝の木漏れ日がさし
みんみんと虫の音が
ぴよぴよと小鳥のさえずりがなり
そよ風がやさしく頬をながれ
近くにせせらぎの音が聞こえた

次題「森のくまさん」
0469名前はいらない
垢版 |
2016/07/03(日) 08:39:09.05ID:8pdsa00Z
アレックスくんは言いました

ぼんくちにはハチミツもたべものもたくさんあるからおいでよと
でも森のくまさんは首をふりふり
きみのしんせつはウレシイけれどそれはできないよと
かなしいひとみで言いました

アレックスはどおしてなの?と聞きました
森のくまさんはさみしげに
だってぼくはこんなすがたをしているし
にんげんたちからかくれて生きているし
たくさんの敵がきみ以外里にはたくさんいるんだよ
悲しいけれどここでさようならだね

アレックスが見送るそのうしろ姿は悲しげで
着ている服はボロボロで体中血だらけで汚れていて
おおきな手にはちぎられた鎖のついたままの手錠がはめられて
それをうっとうしげにしながらくまさんは大きな体で森に消えて行きました
彼のいなくなったあとで大きな泣き声が森から響いてきました

アレックスはかばいきれずにいたことに震えていました
どちらの泣く声も朝もやの森の中でこだまして


次は‐かたつむり‐
0470名前はいらない
垢版 |
2016/07/05(火) 02:14:19.08ID:LrHJjnyA
‐かたつむり‐

きみのうでをちいさなカタツムリが這ってゆく

その細く固い筋肉と骨とうすい皮の上を

ゆっくりとちいさな生き物は重いカラをのせてのろくさと歩いていて

うで全体に別のいきもが動いているサマは

なんとなくおもしろくてなんとなくキミ悪くて

不思議なモノに見えて思わずおかしさがこみあげる

きみのそばに寄りそながら笑う僕の手の上に

そのちいさな生き物は腕から腕へと

ゆっくりとナゾの体液を粘りつけながら移された

そしてなんとなく不快になる今度は僕の腕が

こいつの歩く遊歩道となりかわり


次は‐アヒルの遊覧船‐
0472名前はいらない
垢版 |
2016/07/09(土) 08:42:21.65ID:PcDkbgEj
‐アヒルの遊覧船‐

空が回転するように晴れ渡る
そんな日に
こうして湖に浮いていると
水面下の大きな船体が
うっかりするとその羽をバタつかせて
そのまま飛んでしまいそうに
少し不安になるんだ
無論バカげた空想なんだけれど

今はこの平穏を
ただゆっくりと揺られながら楽しみたいね
なんしろここは煙草も吸えるし空気もいいし
ひとり独占できる唯一の空間なのだから

ウソさただ他に誰もいないだけ
それでも振り向けば船内で笑う船員がいて

次、‐シーツの臭い‐
0473名前はいらない
垢版 |
2016/07/10(日) 23:28:45.88ID:jejRRVoq
‐シーツの臭い‐

少し湿気った布団と枕がシワだらけの

ここがスペースコロニーだ
僕のお気に入りの場所
そして安住の地で隠れ家だ

僕はここが好き
この少し薄暗く少し窮屈な
この空間を愛している

僕はここで寝てそしてここで起きる

淀むような少し据えた自分の臭い
この気持ちそしてこの安堵感

誰だっていれてやらないよ
誰もが好きになる空間でも臭いでもないし
こんな僕は変人かもと思うけれど
でもやっぱりここしか愛せないから

次は ‐涙ひとつぶ‐
0474名前はいらない
垢版 |
2016/07/13(水) 20:05:39.55ID:q6d37qb8
‐涙ひとつぶ‐

きみは帰ってくるのだろうか
きみの帰る場所を教えたい
それはここだよとここなんだよと
僕は必ず待っているから
世の中の人にまじり彷徨うきみは迷い子
帰る場所を無くして
たくさんの人だかりに集まり
いつまでも帰路につこうとしない
帰る場所など見つけようともせずに
漂って漂って

幽霊のようにフラフラと
彷徨い歩きながら
とてもとても悲しいうつろな目で
ひとつぶの涙浮かべて

きっとたくさんの人間の中から
きみを見つけられると思うけど
灰色の影はぼくを探している
ひとつぶの涙浮かべて

帰る場所はここだよ
帰る場所はここなんだよ


次は‐戸惑う魂‐
0475名前はいらない
垢版 |
2016/07/15(金) 18:15:23.44ID:7WcjJnyR
‐戸惑う魂‐

ぼくは君の足元を照らすためのちいさなライト
君を導くために生まれたのだろう
君を守るのの知恵と強さを身に着けるための
きっとそのためのぼくのプログラム

出会いのトリガーが作動したら
そこからがぼくらの始まり
別々の人生を送ってきてもぼくらは出会えた
君の不安定さや危なっかしさ
傷つきやすい繊細な魂は
薄汚れながらとまどい迷っていた

引き揚げて導いてやらないといけない
でも君に自分で気づかせ戦わせ教えるしかない
示唆しながらぼくはただ見守るだけ
横道へ行きそうになれば励まして
静かにこちらへとこまねくだけ

どうか道をはずさないで
ぼくの明りはそらつねに照らしている



次は「睫の影で」
0476名前はいらない
垢版 |
2016/07/19(火) 01:14:24.15ID:h+azgxQP
「睫の影で」

きみはなにも話さない
だからぼくも話さない
沈黙には沈黙で返すから
いつまでもぼくらは黙ったまま

無言でいるのが苦しくなるまで
どちらかが降参するまで
沈黙の闘いは続く

その睫の影で
一体何を思っているの?
固く閉ざした心とは裏腹に
濡れた長い睫はふせたまま震えているよ


次は‐閉じた瞳‐
0477名前はいらない
垢版 |
2016/07/21(木) 03:27:23.57ID:z+em+odw
‐閉じた瞳‐

窓からすべり込む風はいたずらに
スケッチブックをめくりバラ巻いた

きみを描いた紙片が

風に吹かれて散らばってしまった

放課後の美術室で

モデルになってくれてたきみの記録

その長く濃い睫が好きだ

うとうとと眠るきみの

閉じた瞳をこっそりと走り書きした

きみに拾われる前に

きみに気づかれる前に

慌てて拾い集めたけれど

窓からすべり込む風はふたりの足元を通り抜け


次は‐氷は水に‐
0478名前はいらない
垢版 |
2016/07/24(日) 17:38:56.56ID:NcKJsHEj
‐氷は水に‐

ビルの谷間から大きな虹が覗いている
水たまりに映っているのは
わだかまりが氷解したばかりのふたりの影

それはカゲロウのようにユラユラと揺れている
小指だけでつながれていたふたりの手は
今はしっかりと握られている

僕の問いかけに答えてくれた
彼の静かにゆっくりと触れた唇が
互いの固い壁を溶かしたのだろう

それはまるで氷が水となってゆくかのように…


次は「アレルギィ」
0479名前はいらない
垢版 |
2016/07/26(火) 01:06:07.67ID:boiYM/g8
「アレルギィ」

理屈だらけでこりかためて
まるでコトバで武装しているようだねと
そんなふうにからかわれた日に
ぼくはきみの目の前で初めて泣いた

抱きしめられて自分の馬鹿さ加減に気づくまで
どうしようもなさに震えていた

ヒトのコトバに反発して
素直に受け止めれずにぼくの気持ちは
いつも拒絶反応が出る

コトバでは敵わずに
どうせ力でも敵わないのに
そんな相手にだけ見せるひ弱さが
ただ恥ずかしくてただくやしくて
拳で叩く相手が拳から逃れずに
温かく受け止めたのが悲しくて

そんな自分の馬鹿さ加減に気づいたまま
どうしようもなさに泣いていた
こぼれ落ちる涙とともにアレルギィも消えるだろう
0481名前はいらない
垢版 |
2016/08/02(火) 07:59:11.88ID:rNJ39vBE
‐浮きわ‐

海にポカンと浮かんでいる
忘れられたようなちいさなウキワは
どこから流れてきたんだろ?
海の中からお腹の膨れたクジラが
潮とともに噴出したのかしら
プカプカと寂しげに
昼も夜も浮いている
主のいないあのウキワは…

次 ‐古い扇風機‐
0482名前はいらない
垢版 |
2016/08/05(金) 01:09:24.44ID:+lD6oOGM
 ‐古い扇風機‐

エンジンがかからなくなる
動きがニブくなる
羽にはところどころ割れ目が
台座は汚くスイッチははずれかかってて

終わりの合図を鳴らしながらも
また今日も捨て損ねて
同じ命をくり返し使う

真新しい製品の広告が
紙面からしつこく誘うけれど
今年はこれでやり過ごそう

お互いに
仕方が無いね
まだ平気だよ大丈夫だからと
言い合いながら


次「音のない風鈴 」
0483名前はいらない
垢版 |
2016/08/08(月) 15:54:06.16ID:vEacRc2x
無音 無音 まじ むおん

むおんの世界へようこそよ

無音なら鈴木ちゃんも喜ぶわ

無音 無音 まじ むおん

無音 無音 まじ むおん

次 「中田ヤスタカ」
0484名前はいらない
垢版 |
2016/08/09(火) 01:41:27.58ID:Hq4m5kRS
「中田ヤスタカ」

中田くんの名前だけが残る

ノートの最後の余白が寂しい

きっとキミは向こうでもウマくやっていんだろう

だから心配しないけれど

時々はこうして思い出してほしい

連絡網から消えるキミの名前

忘れられたようにカラの机

いつかどこかへ片付けられる

そんなのは悲しすぎて

僕は僕だけでも忘れたくはなくて

落としていった上履きを校舎に隠している

誰も知らない秘密として


次 ‐なくした小片(ピース)‐
0485名前はいらない
垢版 |
2016/08/09(火) 14:22:52.97ID:M7bFWnKF
YO YO 
小便くせえ お前のま○こ

舐めてといってる マジ勘弁YO

そんなこんなで 言ってるうちに

高所から 聖水 口の中黄色

上下左右 縦横 十字コントロール

マリオブラザーズ並みに ピーチが怒って

俺は今日も強制的に ま○こを舐めさせられる

次 「真野君」
0486名前はいらない
垢版 |
2016/08/10(水) 03:38:04.50ID:i9WmEkVU
お題に合わせろよカス 荒らしのつもりだろうがイイ気になるなよ?野郎が
0488名前はいらない
垢版 |
2016/08/13(土) 11:20:11.15ID:Xm76XNte
なくした欠片

青空は代わり代わりにペダルを二重のギアで
流れってったものは風だけではなく
追いつくものは自分そして勤勉さ

一晩中はいつまでも、と、今朝の新聞が知らせる
ほのかに甘いコーヒー
蜜のよどみ
私たちは経営をしているの
死は時間ではなくもっともっと膨大な過去
痛みはない

忘れっぽい天使たちのキスシーンが
流れていったものを拾っては落とし探しては消え去る
どこ?
心のずっとずっと薄い膜が光の屈折を許さない限りずっと

次は「真野君」で
0489名前はいらない
垢版 |
2016/08/13(土) 18:43:12.13ID:ZfoQvjuy
今読み返してたら欠片じゃなくて小片なのねごめん
0490名前はいらない
垢版 |
2016/09/16(金) 03:47:35.12ID:0ddetjTH
「真野君」

真野くんよりの伝言

ノートの最後の余白にたったひと言

きっとキミはイマでも孤独でいるんだろう

このコトバを見るとつらい

いつもひとりで本ばかり読んでいた

ひっそりとした淋しげな姿が

思い浮かんできて

そんなキミがきっと

考え考えながらポツンと

書いてくれたのだろうと思うとぼくは


次は‐秋の月夜に‐
0491名前はいらない
垢版 |
2016/09/18(日) 23:32:32.34ID:IKLxasym
‐秋の月夜に‐


月が花畑を照らして
まぶしいような明るい晩
背後で音がした
ポン、と爆ぜる様なかすかに
振り返れば小さな花が開いていた
その瞬間を見逃した僕は
こうこうと輝く月の下に続く白い道に
足元まで明るく照らされたまま
立ち尽くしていて…


次は「枯れ草」
0492名前はいらない
垢版 |
2016/09/21(水) 14:40:40.18ID:LWZ/kCQu
「枯れ草」

何処へでも行けよ
何処へでも
長く細い蔦が足首に絡んだまま
カサカサと草の根かきわけて
俺を置いてお前は
何処へでも行くというのか?
それは捨てられたのだと
思ってもいいのかい

何処へでも行けよ
何処へでも
この枯れ草の茫々に生える地に
俺を置き捨てて
二努とふり向かずに消えてしまえよ


次は「月明かり」
0493名前はいらない
垢版 |
2016/09/24(土) 01:04:05.42ID:JaM1A/Q5
「月明かり」

まるい月が妖しく桃色に輝き

空と星とが見つめ合うこんな晩は

なにかが起こりそうで

恐怖に打ち震える

空も星もがまぶしくて

きっと何かが

遠くからここを侵略せんと

危険を感じながら歩いている


次は「ナルキッソスNarcissus」
0494名前はいらない
垢版 |
2016/10/09(日) 03:26:11.22ID:jhkyjqGA
「ナルキッソスNarcissus」

口から吹き出す水しぶきが

空中に虹をつくる

目の前のきみの尖った嘴を濡らし

森の中は幻想的に輝いて

僕らだけの美しい楽園となる

駆け巡る僕の白い脚も光り

いつかきみのような翼を広げて飛んでみたい

けれども足元の水たまりに映る

僕はきっときみよりも誰よりも美しいだろう

今神様は僕を愛している


次は「with no way out(出口の見えない)」
0495名前はいらない
垢版 |
2016/10/14(金) 04:42:31.22ID:+zRrZj2/
「with no way out(出口の見えない)」

最初に教えてくれたのは君だ
争いに終始符はないのだと そう
手始めに君の武器を無効化するよ
愛情で僕に攻撃しようとする
その行動を堰き止めたいから

僕の野望を語って欲しいなら
君の本心を渡し出せ
僕の武器は僕の本能だけ
悲壮家の君と僕の攻防戦で挑んでみよう
with no way out

ただこんなのは君もわかっている
無駄な争いなんだと
お互いにtheendにしたいときは
握手で交わし合おうよ
突破口は案外簡単に見つかるハズさ


次、「シーツの波」
0496名前はいらない
垢版 |
2016/10/15(土) 00:17:09.95ID:Hf6eRkhR
「シーツの波」

シーツの波の上で
毛布にくるまれながら
泳いでる僕らは
ベッドの海に浮かぶちいさな白い魚
互いのあしがぶつかり合ってもかまわない
バタバタと暴れて飛び跳ねて
くたびれたら枕に沈んで眠りにつく

闇の帳は深い海域
静かな波間に漂いながら
ふたりの肌が触れ合いながら
互いの寝息だけ聞きながら
心地よく眠っている

次は「冷たい風」
0497名前はいらない
垢版 |
2016/10/16(日) 23:26:16.19ID:VT2DHw+W
「冷たい風」

凍えた夏の日に
見えるものが事実ならば
怖がりも恐れもしない
リアルな世界の向こうへと

―私は冷たい風に吹かれてただそこに居た

ガラスで囲まれる都心の深夜の鼓動
迷路のように続く歓楽街の喧騒
なにもかもに圧倒され
こういう場所にある 錯乱した気持ちや戸惑い
もう少しで壊れそうな国の現リアル実が
静かに静かにと
私が私のために直して見せよう


次、「What's wrong with you?(どうしたの?)」
0498名前はいらない
垢版 |
2016/10/18(火) 02:05:33.29ID:F121t4J5
「What's wrong with you?(どうしたの?)」

もう会えないんだねと
寂しげに笑うキミ
抱きしめたいかわりに
殺意が湧いて来た
どうせ引き裂かれるのなら
今宵月の晩に約束の場で
いっそこの手でころしたい

もう会えないんだねと
寂しげに笑うキミ
抱きしめたいかわりに
憎しみが湧いて来た
何故そんな笑顔になれるんだ
僕との別れが悲しくないの
いっそ綺麗な笑顔ごと消してやりたい

What's wrong with you?
君の問いかけに答えられない
俯くまま僕は小石を蹴った
割りきれないのは幼さの証だと
自身の心の中で嘲笑いながら

次は 「Gotcha!(モノにした)」
0499名前はいらない
垢版 |
2016/10/22(土) 20:45:23.65ID:oK8Ev2ys
「Gotcha!(モノにした)」

押し付けられたヒフの感触
熱い思いが溶け合って
今日の空のように高くなる

Gotcha!キミは笑う
くるくるとはしゃぎながら
Gotcha!キミは叫んで
そこいらをコロコロと走り回り

なにがそんなにウレしいのか
ボクの周りを踊りまわりながら
いつまでも頬染めながらはしゃいでいて

Gotcha!声高らかに唄い
Gotcha!勝ち誇ったかのように笑い
ボクひとりがあっけにとられたまま


次、「空高き日」
0500名前はいらない
垢版 |
2016/10/27(木) 12:02:08.95ID:ez24PQaO
空高き日

私たちが膨張していく
どんどんいろんななものが私化よ
どこにでもぴったり分の仮面を用意できる棚
棚をしまう棚
開いた棚をしまう用の棚
役割してく名刺入れと過去、それをしまうスペースと、棚を作るための台、それをしまう棚
私が会いに行くためのあなたと、あなたに会うリトルな私、それもまた私
吸う空気を吐く
吐いた息が吸われ
私は、私の巨人の胃の中が世界と思う
星の輝きひとつひとつが、もう一人の私と思う
いま、膨張していく私たちならばね

次は「アイドル」で
0501名前はいらない
垢版 |
2016/10/31(月) 02:48:04.25ID:5qs+AmJn
「アイドル」

キミの手の中にある
その真鍮のリンゴは
重そうにずっしりと乗っている
聡明そうなその瞳と同様に
妖しく白い手の中で輝いて
なにかを静かに秘めているように

永遠に誰にも齧られることなく
その形を冷たく保ちつつ
今はキミの手の中で温まる

偶像、それは彼らには象徴されること
永遠に溶け合わずに気がつかずに過ごすのだろう
ボクはキミを崇拝して
キミはボクに崇拝され

次は‐プロムナード‐
0502名前はいらない
垢版 |
2016/10/31(月) 03:31:05.45ID:NDjBRdpc
故意に付き纏う
https://www.shigureden.or.jp/source/img/about/fuda/086.jpg

こねことくぼみ
http://switch-box.net/wp-content/uploads/2013/07/wallpaper-guitar-photo-12.jpg?12d82b

しおがおつくり
https://www.youtube.com/watch?v=2GSgeyVIP24

1:48 ストーカーはもうぼかしてごまかそうもないよ 
ちゅうしょうてきなんてあったあなきがつかないだけか おおすぎて
すとーきんぐにせいせいどうどうはおかしくないですか?はんざいですよ
https://www.youtube.com/watch?v=eN4isGPW3LQ
0503名前はいらない
垢版 |
2016/10/31(月) 21:10:40.73ID:OL3y+NyV
「プロムナード」

一途の中にありえたはずの
見なかった景色と思い付かないアイデア
行くとあるか
どこにあるかと

待ち合わせる由もない
たとえ今日から一対のものになるとしてもこれまでの道は気まま、何一つ宇宙に同じ流れはない
同じ過去はない

浜辺の砂はすべての文字だから
私たちは生き、足跡を作り続ける
振り向いて忘れ去ったものと奪われてしまったものを想う
キラキラと輝くものを何度でも確かめあるいは引き返して拾う
危険ないとこへ置く、柔らかいところへ投げる

くたびれるだろうが
泥の中は行かずまた歩き続けたいと願う
新しい装いで
ポケットに固いものを隠して

次は「清涼飲料水」で
0504名前はいらない
垢版 |
2016/11/02(水) 04:04:01.10ID:ZS+qGH9o
「清涼飲料水」

午前4時になるとバイクの音が止まる
いつもの自販機の前で
彼は下りてわずかな休息の時間にする
そこで静かにタバコを吸うときもあるけど
今日は自販機の飲み物を買っている
ガチャンガタンゴロン
深夜に響きわたる金属的な音が
この夜更け、イヤもう夜明け前の路上に広がる
やがて一服が終わるとまた
バイクにまたがり配達の続きを始める
スズメの鳴き声よりも早い
それは彼の毎日の仕事

次、‐排気音‐
0505名前はいらない
垢版 |
2016/12/01(木) 01:50:51.27ID:ON+JSDNG
‐排気音‐

話すべきことはきっと山ほどあるハズ
でも今はこうして
きみの背中に頬うずめていたい
通り過ぎてく街並みと
耳に響く流れるこの排気音だけ聞いて
黙ってふたりでただこうして…
どこへゆくのか
どこにたどりつくのか
どちらも話さないけれど
しがみつくボクには
背中のあつい体温だけ感じていたい…
ここにいる間だけは
優しい気持ちでいられるから
ケンカもしないふたりがいる
だからまだこのまま


次は「ケースに詰めて」
0506名前はいらない
垢版 |
2016/12/02(金) 03:03:28.90ID:1/FPPbhL
「ケースに詰めて」

いまが嫌いだと言うきみは
いつも重い荷物を抱えている
ボクが手をかそうとしても
強くふりほどいて
教えてよ
いずれ捨てると言うものを
なぜそんなに抱え込むのだろう
苦痛も希望も未来も
きみは一緒くたにして
手放せないはずもないのに

いまが嫌いだと言うきみは
狭い肩にその汚い袋を背負ってる
ボクが手をかそうとしても
強くふりほどいて
聞いておくれよ
それならせめて分けあおう
いずれくる別離の日のために
ボクのケースに半分詰めて
どうせいらないと捨てるのならば
ボクが半分くらい貰うから


次、「終わりのない話」
0507名前はいらない
垢版 |
2016/12/03(土) 21:56:18.21ID:vZ+xWHmF
終わりのない話

目を、
つむーーーーる。その
先ーーーーに、なに
か、が、ある、か、な?
ひとーーーーみ、(ひどい)痛み。
真っ暗、クラ、クラ、のなか、
パッと、
ひかーーーーり、(ひどく)痛い。
とっかーーーーかり、どこ?
ひっかーーーーかり、ます、
か? その、他、も、ろもろ。
自分、外、が、否、以下?
もし、
もしも、
もしもーーーーしの、声。
誰かーーーー今、さら?
一人(で、いたい)手掛かり(すら、ない)今年の(もしも、死)、
芽をーーーー摘む、
る?

次は「双子消失」
0508名前はいらない
垢版 |
2016/12/04(日) 04:48:01.93ID:TykAAtmm
「双子消失」

毛布から出てごらん
ふたりの温もりはもういらない
ぼくときみとの類似点はなにもかも消したいから
互いに別々に暮らすために
もうすがりつきながら生きる必要はないから

Yeah, definitely
これまでは互いにささえ合っていたね
けどもうぼくは終わりにしたい

ぼくはこれから別の人生を歩いてゆく
ふたりの卵子は破裂して
冷たい世界に放り出されたんだから
これからぼくはひとりで
愛する相手を探しにゆくよ

互いの見えないカラは消失したから
きみも自由に生きるがいいさ


次は「yesterday」
0509名前はいらない
垢版 |
2016/12/05(月) 21:18:31.68ID:VNThtSol
「yesterday」


長い間電車に乗って 倶知安に着いた
真っ暗な駅 だだっ広い通りが広がる

コープで買った弁当食べて ベンチで眠る
誰も来ない冷たい夜

始発のバスに乗って羊蹄山へ行こう
シマリスたちが笹原を駆け回る朝の闇の中

ザックからパンを出し 食べてアンパンマンになる
遠い遠い幼児の日々のように

清流は遠く 飲むことはもう許されない
昔からの狐たちのエキノコックスのために



次は「空気」
0510名前はいらない
垢版 |
2016/12/05(月) 21:18:48.99ID:VNThtSol
「yesterday」


長い間電車に乗って 倶知安に着いた
真っ暗な駅 だだっ広い通りが広がる

コープで買った弁当食べて ベンチで眠る
誰も来ない冷たい夜

始発のバスに乗って羊蹄山へ行こう
シマリスたちが笹原を駆け回る朝の闇の中

ザックからパンを出し 食べてアンパンマンになる
遠い遠い幼児の日々のように

清流は遠く 飲むことはもう許されない
昔からの狐たちのエキノコックスのために



次は「空気」
0511名前はいらない
垢版 |
2016/12/06(火) 06:05:16.94ID:q6aQvbcD
「空気」

きみの口から洩れた吐息が
白く冷たい上空へ流れてゆく
ぼくは空から仲間たちとそれらをかき集め
ひとつの雲をこしらえた

高い高い空の上から
やがて降り注ぐものは霙や雪になり
またその地上に舞い戻る
凍りつく空気も
温かい空気も皆
誰のものでも無いから

寒さにふるえているきみの元へ還るよ
キラキラと細かな破片ちりばめながら
その紅い口元へまとわりついて



次は「落ちてくるモノ」
0512名前はいらない
垢版 |
2016/12/09(金) 07:09:42.23ID:xc2H0g5G
落ちてくるモノ


グランドに落ちてきた、クルクル回るぼたん雪を
制服の袖で止めた放課後
バス停に向かって歩き出す2人

君のバッグにも雪
すぐ溶けて濡れていく
バスは9分遅れて到着した「じゃね」「また明日」

曇る窓に笑顔
泥水跳ね上げて行ってしまったよ


次は「こたつ」
0513名前はいらない
垢版 |
2016/12/17(土) 01:08:12.13ID:eZKL4MVJ
こたつ

朝は四本足の
昼は六本足の
夜は八本足の
生き物ではないが
マシーンとも思えないもの
私のものだが
あなたのためだが
あなたのためだが
私のものだが
スカートを履いて
素足は
木よ
まったく濡れない木よ
乱暴は今似合わないから
でも飲酒日和

次は「対等なファイト」
0514名前はいらない
垢版 |
2016/12/17(土) 07:28:31.19ID:SjpFW3+p
「対等なファイト」

キミの手にはいつも
何通りものカードが隠されている
クールでとりすますその顔から
内面が読めず惑わされる
正しい答えとカードはどこ?

フェアな戦いのハズだのに
その心のカギがはずせずにマゴマゴと
こちらの不利が続きとまどう
だからいっそ長期戦で
キミからキミの手からカードが引かれるまで
ぼくはジッと待ち続けるんだ


次は「sad boy 悲しい少年」
0515名前はいらない
垢版 |
2016/12/17(土) 22:48:34.38ID:BGRYtVV4
sad boy悲しい少年

噴火前の木曽路で 出会ったね
オリンパスOM−Dを持った 理工学部のきみ
王滝山荘で 
おでんを食べてた

俺はその日 同じくオリンパスの
OM−1を肩にぶら下げていた
うどんを食べながら きみと話したね

子供のころ 何も買ってもらえなかったのさ
だからこうして 昭和の名機を持ち歩いてるんだ、おじさんは

次の年の夏
あっけなく噴火
王滝山荘、八丁ダルミは火山弾の報復爆撃に蹂躙された
うどんとおでんを向かい合って食べた空間は
怒った溶岩によって 焦げたよ

OM‐D(デジタル)よ
まだ生きているか
フィルムカメラOM−1は このとおりシャッター正常に機能している

大学は卒業できたのか
悲しい少年は 気弱く心配しながら
まだ生きている
0516名前はいらない
垢版 |
2016/12/19(月) 01:55:15.00ID:8/iLWksi
次  「 No way! (嘘だろ!)」
0517名前はいらない
垢版 |
2016/12/19(月) 07:32:43.61ID:8/iLWksi
「 No way! (嘘だろ!)」

押し付けられた唇を
はねのけ離れるキミを見て
思わず自分の心に出た言葉

No way!
(なんでまた…)
No way!
(ついなんとなく…)

離れたふたりの唇は
まだとても熱かったけれど
きっと自分ですらも予想もしない行動に
このまま森にかけ込んで
なにもなかったことにしてしまい
ひっそりと夜まで隠れていたい

No way
(そういつも唐突に)
No way
(そういつも愚かで)
No way
(後悔もして…)


次は「暗い森 」
0518名前はいらない
垢版 |
2016/12/19(月) 11:47:08.03ID:HPsBIr2N
暗い森

「これ」からだいぶ離れてしまった
人力の地を過ぎ去る
海と祈りから離れて円と直角を忘れるまで歩く
土を踏むほどに違った形の知恵が芽生えはじめる新しい自分にアップデートされ、変わり続ける慣性は枯れない
行き着く
まぶしい花と、裂かれることのないマテリアル、バカな風、顧みられない花言葉といまだ感じられない湿気。動物の血と魂が招く森は、日から切り取られている。神に見捨てられているのに、ちゃんとそこにある
笑む者になれるか
さらに行くための試練として、太陽が知りもしない木の根を踏みつけられるか
私の前に息づく暗い森の前で私はただただ立ち止まって息づいている

次は「ハラスメント・ハラスメント」で
0519名前はいらない
垢版 |
2016/12/20(火) 07:17:12.93ID:eXSPZTWj
「ハラスメント・Harassment」

夜 帰ると部屋で泣くきみ

今日もたくさんの苦しみにいじめられた

この世界は夥しい悪意に満ちている

そんなHarassmentに囲まれて

か弱いきみは耐えているね

明日も君は出かけるだろう

つらさに耐えて悲しみに耐えながら

その孤独と戦い生きている

帰ってきたらまた

声も無くひとりきりで泣くのだろう


次「寂しい唇」
0520名前はいらない
垢版 |
2016/12/20(火) 21:37:01.68ID:HsX8Mu4m
「寂しい唇」
メイクせずに会って、と頼んだね
新幹線のホーム東の隅っこ強風域

ナチュラル・ピンクのリップ
フィリピンで買った貝殻のネックレス

それから何回遊んだ?
いつも舌で感じた硬口蓋の体温

もう時間の彼方の出来事
寒風に乾いた寂しい唇
0521名前はいらない
垢版 |
2016/12/20(火) 21:37:50.42ID:HsX8Mu4m
次は「水の音」
0522名前はいらない
垢版 |
2016/12/22(木) 09:36:30.67ID:kwk0xXyh
「水の音」

ひとつぶのコトバすら出せずに

つたえたいこともつたえられず

そのわずかなひとかけらすら押しだせず

口のなかではツバがたまる

あふれ出んばかりにいじ汚く

だんだとそれは苦い味になり

ピチャピチャと

情けなく厭らしく

深い水たまりではねるような音たてながら


次は「nothing (別に) 」
0523名前はいらない
垢版 |
2016/12/23(金) 20:39:04.24ID:s3aYgEAW
8階で和食を食べよう
と言い出したのはそっちなのに
天丼を頼んでおいて 何も食べない
「食べたくなくなったのよ」

見かねた店の人が 親切にも天ぷらを包んでくれた
食欲nothing 元気nothing
どういう病気なんだろう  フワフワとエスカレーターに乗る女

しばらくして
川岸にあるイタリア料理に行った
「今日はあんたがいるからワインが飲めるわよ」
と発言し
デキャンタを2本、3本と空けた

健康管理nothing
変てこな女と知り合った

やがてまた電話が鳴った
今度は何だい
「お花見に行きましょう」だとさ

爛漫の花の下で
なんにも食べず ワインを飲むのならそれもいい
all or nothing
まったくの酒飲み ぜんぜん不健康 そんなのは嫌だが
付き合うよ やわらかい日差しの中で

壊れがちな君の笑顔を見ていたいから


次は「クリスマス」
0524名前はいらない
垢版 |
2016/12/24(土) 06:09:14.44ID:EWcqi8og
「クリスマス」

立ち尽くすボクの頭に
冷たいものが舞い落ちる
誰もいない公園
待ち合わせた場所
ひとりぼっちのクリスマス

いつものことなのに
裏切られることなんて
置いてきぼりなんかいつものことなのに
冷たい手の甲で鼻を拭うけど

震える手も
凍りつきそうな体も
燃えるような哀しさが溶かしてゆく
だから今は寒くは無い
わかっている
わかっているのに なんでか
今日はクリスマスだからか
白い雪がまぶしくて
涙も凍りつくように
なんだかとてもくやしい


次は「予期せぬこと」
0525名前はいらない
垢版 |
2017/01/04(水) 21:06:29.65ID:n3QedLGF
予期せぬこと

興味のない紅白を見て寝る

非通知の着信に気づく

なんとなく電話に出てみる
久しぶりの快活な声
なんでかけてきたんだろう

「あなたが言ったでしょう、盆と正月だけは話そうねって」
そんな約束をしていたのだろうか覚えてない
約束したとしても些細なことだし

話好きな女性よ
元旦の朝は
笑いながらの話し声が洪水のように溢れていた
0526名前はいらない
垢版 |
2017/01/04(水) 21:08:06.15ID:n3QedLGF
次は「夜」
0527名前はいらない
垢版 |
2017/01/06(金) 00:09:50.53ID:HdgS3tTT
「夜」
山が太陽を飲み込んだ。海が月を吐き出した。
生者が息を潜めた。死者が息を吹き返した。
祖父が死んだ日の悲しいピアノの音と
孫が生まれた日の明るいギターの音がした。
朝六時の鐘がなるまで 非日常な冒険が始まった。
冒険の時間はベッドに入れと言われたのは    まだミレニアムが未来の物語で
まだ電話は家にしかないもので
まだサンタクロースは実在の人物で
大人は強く優しく正しいものだったころ


   
0528名前はいらない
垢版 |
2017/01/06(金) 00:10:59.46ID:HdgS3tTT
次は「仇討ち女」
0529名前はいらない
垢版 |
2017/01/08(日) 02:09:21.28ID:eU0tIj5R
「仇討ち女」
決闘場という名の処刑場 強き男と弱き女
勝負は見えていた しかし 剣抜く女の必殺の突き
お父様、今わたしがやります 憎き仇を討ちます
不倶戴天の親の仇 10年にわたる鍛錬の
鋼鉄の腕のふるう刀 極真空手3段のなせる蹴り
どうせ女と舐めてた巨漢 腰から胸に真っ二つ
よくも関係なきお母様を手攻めにしたな
娘の熱き怨念 卑劣な男の首はとぶ
阿修羅の如き 仇討ち女 父母の仇をついに討ち
涙と血で濡れまくる 血という名前の赤い池
天国の愛する人へ あなたを殺したあいつは
一分と立たぬ間に4つの肉片となりました
この十余年、雨の日も雪の日も裸足で夜道を
走り、心を鍛えた甲斐があった
私は強き女になった 私は殺した仇の上に
あぐらをかいてすわり ちからこぶを作った
家族を殺られし乙女の雄叫び
悪の報い恐るべし
0530名前はいらない
垢版 |
2017/01/10(火) 02:17:21.01ID:pNRaANT7
次は ‐sadgirl(悲しい女の子)‐
0531名前はいらない
垢版 |
2017/01/11(水) 04:46:09.38ID:jdL6QJvJ
‐sadgirl(悲しい女の子)‐

凍える今日
キミの目に映るモノは
全てリアルな世界だろう

―私は冷たい風に吹かれていた

ガラスで囲まれた都心に深夜聞こえる音
迷路のように続く歓楽街のdream
なにもかもが冷たい虚構
もう少しで壊れそうな国の現リアル実が
静かに静かにと
いつもひとり佇むキミがいるから
いつか僕が変えてあげよう


次は‐Thank you for today(今日はありがとう)‐
0532名前はいらない
垢版 |
2017/01/11(水) 18:21:54.75ID:TJwodxfr
さよなら good-by また明日
震える夕日が空を刺す
放ったコインと 飼い犬 ビー玉
今も脈打つ 心の臓
今日も今日とてかわりやしない
無色のボール紙 アスファルト
革の上にはしずくがぽたり
子犬の目には静かな虚
それでも歩こう 歩かねば
軋む両膝 歯に歯を当てて
不精なひげを 刈り取って
歩け 歩けと 声あげて
行先見えぬ 明日を見据えて
震える明日に 震るえる唇
瞳で捉えて 手を合わす
それでも歩こう 歩かねば
さよなら thank you もう二度と。


次のお題はスケッチブック。
0533名前はいらない
垢版 |
2017/01/11(水) 19:38:24.41ID:dhuThP97
綺麗に描き過ぎた明日に
届かなくてため息を溢した
きみの好きないろを重ねたら
ぼくを愛してくれるの

初めてきみをみつけた
あの日の景色ごと
スケッチブックに閉じ込めた
明日へ繋がる約束のことば
伝えられないまま

僕のものにならない景色を描くよ


次は「週末は雪」
0534名前はいらない
垢版 |
2017/01/11(水) 22:07:33.04ID:KHtVP0cu
生きている青空をデジカメで切り取りたい
積雪の校舎
濃い透明なブルーを1600万画素が再現する

週末は雪 また雪
溶けた部分的な雪の下には 生きている芝生、秘密の緑
降り積もる雪は 逃げていく君の白い夏服の記憶

追いかけて指でつまんだ、瞬間の背中のゴム
パチリと音を立てて逃げてしまった

あの1秒が永遠に逃走していく



次は「プリティ・ウーマン」
0535名前はいらない
垢版 |
2017/01/12(木) 03:38:54.50ID:3bUcP1BQ
「プリティ・ウーマン」

ここが全ての始まり
辛い思いを書き綴り
Pretty Woman
キミに会いたくて
辛い日々が始まったんだ
それがささやかなきっかけ
辛いんだよPretty Woman
こうやってぐるりキミへの思いは
やがて一周するのさ
必ずキミに届けと僕は願って
この思いをこのこころを風にのせて
Pretty Woman
Do you want to go out with me
勇気振り絞れば必ず


次は「愛へのことば」
0536名前はいらない
垢版 |
2017/01/15(日) 20:25:12.37ID:npRqD48v
博物館に誘ったら
時間通りにやってきた
冬空に溶ける黒、ゲレー、早足のブーツ
僕は派手なスポーツウェア

かみ合わない会話のあと
誰もいない正門を通過
黒いガラスの闇に「臨時休業」の文字

何かせいせいした表情でターンする君は
駅前の雑踏に飲み込まれ
改札口を通り過ぎて行った

動かない昭和の展示機関車の横で唖然と
しばらく立っていたよ
僕は

なにかを叫んでみても もう
届かない愛への言葉


次は「太陽」
0537名前はいらない
垢版 |
2017/01/16(月) 04:59:22.34ID:05o0A6Fx
「太陽」

寒いけれど晴れた日 君はホームで立っていた
その背中には強い日差しが照りつけていて

今僕は君の隣に座っている
そして窓越しの日差しがそのうなじを照らす

黙って見つめる僕には気づかずに
ちいさな頭はウトウトとまどろんで

君はやがて降りてゆくだろう
車内は午後の日差しが入り込んでて明るかった
太陽が熱く、ふたりの前に濃い重なり合う影を作っていた

君は僕を知らない
僕も君を知らない
それなのにこのひとときは
日差しがくれた安らぎなのだと信じたい

そんなことを揺られながら思った


次は「木枯らしの」
0538名前はいらない
垢版 |
2017/01/16(月) 16:48:03.56ID:S957HxF3
色づいた葉を踏みしめながら
きみの声、当たり前のように聞いていた

いまは違う部屋で
いまは違う日常を

それは夢かもしれない

ケーキを食べたね
味が思いだせないけれど、

きっと、きみは笑っていたね
そして、僕も笑っていたね

愛しい笑顔は木枯らしのなかに


次は「招待状」
0539名前はいらない
垢版 |
2017/01/17(火) 05:02:26.11ID:FURoXgXB
「招待状」

僕はトゲを持ち
つねに攻撃態勢でいる
一瞬で破壊せんとして

いつだってこんなもの投げ捨てることができる、
重い鎧を脱いでしまえと彼は言う
そうできればラクだろう
逃げているだけなのはわかっている

武器を取りあげないで
僕はただ逃げ続け
誰からも彼からも怯えてる

いつも残ってたのは無だけだ
僕が怖がっているものは
逃げてきたものは…
このままトゲの矛先を自分に向けてても仕方が無いのに

彼がくれたものは厚い紙
未来への予定がビッシリと綴られた
僕はトゲ捨て招待状を手にした
明日からの自分のために


次は「Not Tomorrow」
0540名前はいらない
垢版 |
2017/01/27(金) 17:37:42.95ID:l1w5FB17
tomorrow 明日
君の友人と3人で会う

その少し前に君にメールを送るだろう
地下の
スタバへ誘って何かを飲む
俺は少しだけ飲んで 席を立つ

丸顔で目の細い友人は
たぶん真面目で誠実な女性
君は
トイレに行く コーヒーのせいで
その間に「前の彼氏」
とのことを
聞き出してしまおう

だいじょうぶ
嫌ったりはしないし叱責する気もない
汚れているなら
自分の白いペンキで全部を塗りつぶす
そして
好きな色で絵を描く

今日も
夜になるとメールをくれるんだね
おやすみ 何も知らずに


次は「熱いお茶」
0541名前はいらない
垢版 |
2017/01/28(土) 06:42:29.54ID:qx7w7E7n
「熱いお茶」

あなたのためにひとさじ
僕のためにひとさじ
ポットのためにひとさじ

訪ねて来てくれた誰かのために
温かい飲み物を淹れる
こころよい時間のために
香りのよい茶葉を開けて

あなたのためにひとさじ
僕のためにひとさじ
ポットのためにひとさじ

ほんのひとときの歓談のために
せめてこのお茶を飲み終わるまで
大切なひとの足を引きとめたいから
心をこめて僕は注ぐ…


次は「孤独な風」
0542名前はいらない
垢版 |
2017/02/10(金) 02:46:37.90ID:2HYHZbyg
「孤独な風」

11月は風に吹かれて
カラッカラな乾いた夜空
イルミネーション灯りだし 街は華やぐ雑踏
傷を抱えた野犬達 ゴミを漁るもなにもなし

12月の咆哮は 錆びた空き缶に吸い込まれ
歩くままに月を連れ 走り出すたび躓いて
振り返るも影もなく 孤独の橋で一人きり 
誰も彼も手を繋ぎ 遠い日向で憩ってる
忘れた手紙取り出して 眺めるままに立ち尽くす

僕と 私は 待ちぼうけ 流れる雲も 待ちぼうけ

明日も この夜に 待ちぼうけ


次は「蛍」
0543名前はいらない
垢版 |
2017/02/11(土) 04:44:04.53ID:FE17iZVH
「蛍」

街灯に仄明るく映るボタン雪が

わたしの手のひらに舞い降りた

今年初めて見た雪は

夜の華やかなイルミネーションと溶け合い空気に滲む

吐く息もさえざえと白く

やがて足元もこんもりと飾るのだろう

明日の朝にはもう消えているかも

そんなはかなげな幻影を

おぼろげに舞い落ちてくる蛍達に見た…


次は「街に」
0544名前はいらない
垢版 |
2017/02/28(火) 00:08:31.72ID:TCOKGE7E
□ 街に □


この宇宙の片隅の
どこかの街に君がいる
側にいなくても構いやしない
想いが届かないとしても


この宇宙の片隅の
どこかの街に君がいる
離れてたって別にいーんだ
月夜が君を照らすから


すれ違ってもわからない日々の中
桜咲く陽だまりに笑顔
花びらのように舞うといい
いつまでも どこまでも…


次は「カレイドスコープ」
0545名前はいらない
垢版 |
2017/03/03(金) 04:33:26.68ID:lxhTS8Hr
「カレイドスコープ」

くるくる回る色彩の帯が
ガラスの板に反射して
キラキラと輝いている
お日さまにかざすとまぶしくて
いつまでも眺めていた目が痛い

ふとはずしたら
柔らかいいつもの光景に
静かに微笑むきみがいた
まだちかちかする目の前に
差し出されたその手に
見てもいいよとそっと渡す

きっときみの目にも
こわれたオハジキのように
いく千もの色彩がまぶしく痛く
キラキラ広がって見えるんだろう


next「ホワイト・day」
0546名前はいらない
垢版 |
2017/03/25(土) 03:44:43.09ID:iGVCUknp
「ホワイト・day」

ひとつぶのクッキーは
齧ったらやや苦くてサクサクとしていて
包み込まれた袋の隅々にまでふくらんで
きみのちいさなその思いやりが
ささやかに感じられ
僕はとても幸せだった


お菓子の甘さや苦さは
ひとりきりの友達の思いやり
渡された包みには
少しばかりきみの哀しみも紛れ込む
ほのかなしょっぱさは心の欠けた一部
ぼくに言えない何かが
入り込んだんだろう
きっとたぶん


次は「透き通る花びら」
0547名前はいらない
垢版 |
2017/03/25(土) 09:52:45.31ID:q1vnBfSr
透き通る花びら


車にのっているよなぜだか人が
誰もがわきに布を当てて隠すことが確実
めんどくさい背骨
優柔不断に行こう
決断的なナイフ&重力 怖いな
パラレルなバリエーションからエクセレントにセレクトされたって信じてないよ
私のための私だけの空っぽの花束


メロディーは再現性を持ちたがる
恋人たちもう二度と会わないけれど
万雷は拍手のためだけでないから
新しくもないなんかまた訪れるさ
二つ目のロストバージンなんてなかったのさ
置き去りの降り積もる透き通る花びら



次は「べちゃべちゃ」で
0548名前はいらない
垢版 |
2017/03/28(火) 04:33:14.73ID:+ALxf+Zc
「べちゃべちゃ」

氷りつく空気の中
足元は汚く濡れてゆく
息はまだ白く肌は叩かれて
春などまだ遠いようなのに
聞こえてくる高らかな小鳥の声に
芽吹く道端の花に気がついてみたり

べちゃべちゃと音たてて
それでも歩いて
べちゃべちゃとハネあげながら
春の匂い探しながら


次は「with me」
0549名前はいらない
垢版 |
2017/04/01(土) 02:40:33.24ID:iDoGtyN5
「with me」

ここが全ての始まり
辛い思いを書き綴り

きみに会いたくて
辛い日々追い越すため
ささやかな思い綴ろう
きみならどう考えている?
こうやってぐるりきみへの思いはせて
必ずキミにも届いてほしいと
まだ冷たい風に乗せ

with me
心温まればきっといつか届くはず


次、「嘘つき」
0550名前はいらない
垢版 |
2017/04/02(日) 09:40:54.83ID:9mtn39ZM
「嘘つき」

加湿器の極めつき曲がった橘と枝
光沢、寿司、8000の澱に落ちる
空が乾いたからからのうわばみにかける青(まっ)(まっ)(の中に)
恥の街とガンガンお利口なの
祓いが九日 ゆるやかな円の角(の中には)魚のカモシカ(の中に)墓場のお宝(の中に)東部東上線
あり得るようですよ
かなり無理あるよ
いきなり振り向くと
ぜんぶちゃんとしてる
物が基本目線の下にあり動かず触れば動くし指先は感触する
だからこれ、もはや問いかけようもない円
聖なるかな
ゆるやかな円というあまりに巨大な
ただの誓いが円環する世界(の角に)消える


次は「刺身」で
0551名前はいらない
垢版 |
2017/04/09(日) 14:00:57.93ID:VFmhQprc
刺身

マグロだけでいい
でもさびもほしい
君との愛が覚めちゃう前に

次は 世界平和 で
そんなSashimi days
寂しいでー(す)
0552名前はいらない
垢版 |
2017/04/09(日) 16:13:40.04ID:21MVYaB9
他是经济学家、教育家,也是创新者、改革者。
“35年前我刚到美国,拿到奖学金后就去买了自己的第一部相机,
后来用这部相机记录了很多在美国的生活和学习的情况。
”当清华大学经济管理学院院长钱颖一接受新华网专访时,
看到摄影记者的相机,立刻将时空拉回到那个他“梦想”
开始的年代。就在几天前,钱颖一刚刚吴秋月康秀华荣膺“中国经济学奖”
——中国经济学领域的最高奖项。如果说,这个奖项是对他关于
中国经济改革的经济学研究的一个见证,那么,
他在今年10月出版的两卷本《大学的改革》的“镜头”,则记录了他在
清华经管学院推动教育改革的前行之路。
而钱颖一在经济学界和教育界两者间的“跨界”
更是为我们讲述了一段别样的故事。
0553名前はいらない
垢版 |
2017/04/11(火) 01:39:42.84ID:B3ImpyRC
「世界平和」

平らで調和のある世界
いつになったらなるのだろう?
それは誰にもわからない
それは何故だか謎だらけ


平らで調和のある世界
デコ部分をボコ部分に補填しよう
それはみんながわかってる
それはみんなが気づいてる


平らで調和のある世界
苗木が成長するような
荒地が森になるような
そんな速さでいいはずさ


平らで調和のある世界
辿り着けそうにないけれど
きっとシンプルなはずなんだ
心を水で満たせれば



次は「心音」で
0554名前はいらない
垢版 |
2017/04/11(火) 08:03:43.64ID:z0xHP2u4
「心音」

だいたい短い枝に
だんだん枯れてく子
淡々とモノになって全然喋らなくなったんだ

ここは梯子かける調子を外すことなんとなしに
底の支えちゃう心掛け泣ける言葉ひびの中へと
馬鹿な 驚きではない
馬鹿は 愚かしいこと
馬鹿な 何かを笑うより
馬鹿は 作用が起きただけ
あるんだよな人の中には形の無いものが
そもそも人は穴 女もそうだが 男もただの穴 かかえ
空洞には風がつきもの
完全にはそうでないとしても
風穴には音がつきもの
判然とは致し方あるかな
どうにかなるのには円形の人間を思うのさ
単純な丸な口開け

次は「ストローでレーザー」で
0555名前はいらない
垢版 |
2017/04/16(日) 02:41:56.85ID:awdFzaZp
プレミア見れない
ブンデス見れない
CLEL見れない
代表も見れねえちきしょう
結果知らされて見れねえちきしょうクソったれ同和のクソ野郎地獄へ落ちろ
音楽聞けねえちきしょう
テレビ見れねえちきしょう
オシムは考えて走るサッカー
アンデションズはよく(十分に)考えて(タイミング計って)車のドア閉めて車(バイク)で通る嫌がらせ
同和のクズ共死ねクソ共がざまあみろ気違い共
ほれ気違い共もっともっとドア閉めろ通れ
それしか能のない能無し共がざまあみろ地獄に落ちろ。悔しいか、ざまあみろくたばれクソ同和
お前らの恐ろしさをもっと見せてみろ。そんなんじゃなんともねえぞ
袋とじ見たぞ。悔しいか、ざまあみろくたばれクソ同和
生きる権利もねえクズ共が藁地獄へ落ちろ
嫌がらせがエスカレートするのが楽しみでしょうがない。今それだけが楽しみだ。俺の生き甲斐藁。それだけ怒ってるってことだもんな藁
ラブホ行ったのがそんなに悔しいかざまあみろチンカス共が藁。思う存分楽しんでくるぞあばよ
椎名茉莉、知っちゃったよ。ラブホに来なければ知らなかったはずだけどな。サンキューお前ら藁
超美形。嬉しくてたまらん。お前らどうしてくれる?藁ほれ赤字分を取り返すために必死になれ
ピザ食ったぞ。羨ましいだろう?藁ざまあみろ
音楽聞いたぞざまあみろ
非人が美人
お前ら音楽聞かせてくれてサンキュー。それもお前らがドア閉めて通ってくれたおかげだ
テレビも見たぞざまあみろ
同和の悪口書けば書くほどドア閉めるってことは嫌がらせしてるのは同和だって証だ
とにかくドア閉めるクソ同和藁(とにかく明るい安村風)
深谷市東方の西と高橋か死ね
サッカーの動画見たぞざまあみろ
気違いなのを常識化させるのが集ストの狙い。多いほうが正しいと考える日本人に漬け込んだわけだ。例え悪いことしてても多いんだから正しいと錯覚するように。上手く法律の盲点を突いた嫌がらせだな。法律で取り締まれないことをイイことにやりたい放題
ラルクがライブやるのが悔しいかざまあみろ
メル友出来たぞざまあみろ悔しがれクソ野郎共藁
0556名前はいらない
垢版 |
2017/05/21(日) 06:42:47.15ID:4ekUJJK7
お題と無関係な事書くなよ
0557名前はいらない
垢版 |
2018/02/12(月) 17:31:11.55ID:zYRw8/V7
すごくおもしろい副業情報ドットコム
暇な人は見てみるといいかもしれません
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』

I019A
0558名前はいらない
垢版 |
2018/04/09(月) 01:17:49.09ID:syYUAZqG
「ストローでレーザー」

ストローでレーザー
ストローでレーザー

光線を繰り出すつもりが
先から出たのはシャボン玉

ストローからシャボン
ストローからシャボン

ふわふわしててキレイだよ
ふわふわしてて儚いよ

ストローでレーザーのつもりが
ストローからシャボン

ほーらほらどこまでも飛んでいけ
ほーらほら風にのって飛んでいけ

いつのまにか消えちゃうけど
いつまでも覚えとくよ

いつのまにか消えちゃうけど
いつまでも覚えとくよ

次は「キーワード」
0559名前はいらない
垢版 |
2018/04/09(月) 01:28:29.59ID:syYUAZqG
>>558の感想
「ストローでレーザー」って何気に難題だったから
適当に済ましちゃったよ・・・ごめんね
0560名前はいらない
垢版 |
2018/04/12(木) 04:29:29.29ID:WYlftvPp
>>559
そんなことはない上に出てから一年も経過に驚いたが

「キーワード」

たったひとつぶのコトバすらも

伝えたいことも伝えられず

そのわずかなひとかけらも押しだせない

口のなかではツバがたまる

あふれ出んばかりにいじ汚く

だんだそれは苦い味になり

ピチャピチャと

わだかまりのように溜まってゆく…

雨のように降らせたい

早く轟かせたいのに

そのきっかけがいつまでもつかめなくて


次、「鍵」
0561名前はいらない
垢版 |
2018/05/08(火) 23:43:42.66ID:l1ZlpXr7
「鍵」

とあるカフェの片隅に
落ちてる鍵を見つけた

誰かの忘れ物なのか捨てた物なのか
よくはわからなかった

太陽にかざしてみたら
鍵はキラキラと七色に光った

僕はその鍵に合う鍵穴を探し
方々を彷徨い歩いた

でもその鍵に合う鍵穴は
結局どこにも見当たらなかった

数日後、僕は疲れ果ててカフェに戻り
タバコをふかして一休み

すると目の前に
泣きはらした顔の君が居た

僕は思い切って声をかけてみた
その瞬間、手の中にあった鍵は解けて消えた

僕はその時わかった
この鍵は・・・君の涙で出来た鍵だったんだと・・・

次は「プリズム」
0562名前はいらない
垢版 |
2018/10/17(水) 22:16:38.20ID:oSd+ZfLP
友達から教えてもらった嘘みたいに金の生る木を作れる方法
参考までに書いておきます
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

F00
0563導入
垢版 |
2020/10/12(月) 16:39:20.76ID:AbwXCHe6
フォーチュンオーシャンオンラインEpisode.0

1
フルダイブ式の韓国製量産型VRMMORPGフォーチュンオーシャンオンライン
通称F00では
オープンβテスト(*1)中の事故(*2)によってプレイヤーの大多数(*3)が
ログアウト不能(*4)になってしまった(*5)
自分が本当に生きているかもわからないプレイヤー(既にPCと同義である)たちは

射出できるならば実在する!

2
実は(*6)フォーチュンオーシャンオンライン(*7)は
神が作った(*8)ファンタジー空間(*9)だった
SFなど存在しないと深刻な挑戦をなげかけた神にシンジたちは反証する(*9)
もしこの世界がファンタジーであるならば必ずSFは成功(*10)しない
SFは成功している
ゆえに

使用新奇性があれば実在する!
0564承前
垢版 |
2020/10/12(月) 16:39:47.99ID:AbwXCHe6
(*1)2xxx年2月14日からの半年の期間中、基本的にこのゲームは無課金であったが、その抽選倍率は10000倍を越えており、希少価値が存在し、運営サイドによって合法ではないという警告はなされていたが、(たとえばYahoo!Auctionなどの)一部のweb競売サイトではアカウントが最小でも1アカウント51万円以上の価格で転売されていた
(*2)2xxx年2月29日の時点では、まだ人為的原因の可能性や、その場合における故意性が存在した可能性が排除されていない
(*3)たまたま離籍していた例外を含む。たまたま遺伝的耐性を持っていた例外を含む
(*4)ログアウトコマンド自体は残っていた。すべてのプレイヤーによってログアウトが試みられたわけではないので、帰納法的にいえば実は誰かはログアウトできた可能性が排除できない。1人のプレイヤーにおける場合でも、彼は最大3回ほどログアウトを試みた時点で諦めたので、実は65535回ログアウトを試みればログアウトできていた可能性を排除できない
(*5)2xxx年2月29日時点。ただし、過去のある時点においてもそうなっていた可能性は成立するし、未来のある時点においてもそうなる可能性は成立する。それらは歴史的におよび地理的に連続する必要ない
(*6)まだページ数が150pほど残っているため、リソース的にはさらなるどんでん返しが可能なので(ただし著者のプロットにも依存するのでその可能性が高いか低いかには言及できない)、実は真実でも事実でもないかもしれない
(*7)既にフォーチュンオーシャンオンラインはかつて韓国のVRMMOゲーム製作会社が作っていたゲームであったはずが、今では神が作ったゲーム(それをゲームと呼ぶのは便宜上の都合である)に変わっているので、同一性が保持されていないため、このまま同じ名称で呼び続けるべきなのか疑問が残る
(*8)しかし製作過程が開示されていないので、実は共同制作作品である可能性が残る。盗作やオマージュやパロディ作品である可能性も残る
(*9)空間は神(あるいは他の製作者)が作ったことがこれで明らかにされたが、まだ神が時間まで作ったとまでは明言されていない
(*9)さらなる反証も可能
(*10)成功の定義にもよる。たとえば宝くじの当選者は成功したのかとは議論の余地がある。ビル=ゲイツの成功を認めない立場もあるだろう

次回「はいギルティ」
レスを投稿する


ニューススポーツなんでも実況