恋しき Re-cycled 世界 de l'image
アスタリスクの続きに広がる、曲がりくねった紫の空が見えるかい？
スカのリズムで叫びが木霊する 鬱屈した歌は流れる景色に吸い込まれる
サイコキネシスの監獄の中で、入り組んだ迷路のような彼方へ消えろ
レベルを上げていくこの瞬間 あらゆる可能性を否定し見えてきた本当の自分
シンクロしていく言葉の残骸は、硝子天井を自由気ままに突き抜けていく
デジタルな宇宙の片隅で、深い青の中に沈み、僕は水面蹴りをしているんだ
シャッター音に合わせひとりでに歌い始める 脳という宇宙の中にあるガラクタ
ユーコピー？愛コピー！ 眼球から光がなだれ込み、波打ち際に打ち捨てられた
「スカイベンジャー〜Deus Ex Machina Remix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1284086083/108） ピエロが玉乗りしている 風車のように球体が回る 輪るピングドラム
マネーゲームを楽しむ男 季節の無い部屋で独り そうめんを食べる
ハルトマン液を投与された どこにも繋がってないのだけど浮かんでいる
コギト・エル・ゴスム 相槌を打っておく ホムンクルスがやって来た
バーチャルだとしてもリアル 鉄塔の向こうにお前のいない夏が見える
「エネルギー〜Synergy Energy SHOWROOMix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1284086083/109） はりのむしろの生活に耐えかねて、一人で家を出て行ったが
らい麦畑で途方に暮れて、賽の目次第で好転するさと溜息ひとつ
いつかは咲くのが花だろう どこかのなにものかがふと慰める
ただ建前笑いに力尽き、愛想笑いに涙ぐむ いつもの風景だ
まだ見えぬ光に向かって進めば穴に落ち、後ろに進めば崖に堕ちる
えもしれぬ不安を抱えながら、永遠に抜け出せぬ虚脱感を何とする？
きみを切り裂くあいつの顔が、悪意と悲劇の波間に揺れる
よび声還り、刹那に揺らぐ 鋭角に響く祈りの声々よ、空に届け
めぐみの森で見た老婆は、いつかの少女の夢の亡骸だろう
たちゆらす孤高の炎は、まだ尽きずに冷たく静かに燃え続ける
まだ見えぬ光に向かって進めば穴に落ち、後ろに進めば崖に堕ちる
えらぶことを赦されぬ我が身を呪い病みつつ、一縷の望みを何とする？
「はらいたまえ きよめたまえ〜Mana Mana|gement Mix〜」
（サンプル：http://love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1066920907/8） 謹んで去年の遺恨を黙殺 忘我の彼方で捕える夢
賀正 不肖 後遺症 アタマを廻るいつかの少年
新たな救世主を呼び覚まし、闇の中では神に為れ
年の始めに恍惚舞踏 腹から声出し月夜に吼えろ
「謹賀新年〜Mana's Mix 2019〜」
（サンプル：http://love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1030788069/314） エコーの残響リファレンス 生まれて初めてのあんな気持ち
アドレナリンが脳内を弾ける旋律 宇宙に飛んでいく錯覚だ
ギミックだらけのフレーズで、弾けないギターを掻き鳴らす
ターゲットは愛しの君 すごく嬉しそうに手を打つ姿が素敵
11月のアンクレットが、自らの処女性を頑なに主張するんだ
「エアギター〜unplugged version〜」
（サンプル：http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1284086083/111） 臨終のその時まで、今のその気持ちを絶対に変えないで、と君は言う。
全身の鳥肌が立ちそうなのを堪えて、ずっと一緒に居る、と私は嘯く。
確執の理由は、君が全部忘れているだろうあの言葉、私は生涯憶えている。
安心を乞う約束に反吐が出そう。だからお願い、意図的な嘘は吐かないで。
「終身執心〜Hurt To Heart Ensemble〜」
（サンプル：http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1284086083/125） 閏の日に見た月光は、寝台を優しく照らす
年の巡りを指折り数え、楽しい夢が訪れる
２年前のあの再会を、僕は今も覚えているよ
２年後のあの約束を、僕は必ず叶えていくよ
９年間の空白は、眠りの森で埋めたらいいよ
「閏年 ２２９〜Mana's Complete Mix〜」
（オリジナル：http://love6.5ch.net/test/read.cgi/poem/1066920907/107） ゆるんだ月を翻すのは、躁鬱病者の指先くるっと一回り
ルビーのピアスを愛撫して、風舞う先に「ククルクル」
しっているのは月ばかり 半月の夜に悪魔が空から落ちる
てじなのうさぎははこのなかはこからさめないゆめのなか
おまえのてじなでとびおきてわらうきゃくにあいそわらい
クリーム色した妄想に苦笑い 夜更け過ぎに唱える呪文
レモンの味した妄想に乾杯を 酒を呑みつつ手を合わす
「ゆるしておくれ〜Mana Mana|gement Mix〜」
（サンプル：http://love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1066920907/15） 微かに笑ってる、けど悲しいね。汚れは夜中の公園に放してね。
心なしか光ってる、けど冷たいね。余裕な振りも頼もしいけど。
少しだけ寂しい、けど優しいね。離れ離れでも家族は温かいね。
拙い仕草で、掴み損ねた夢を、下向きながら、必死で探すけど、
跳ねた泥が裾に掛かり、僕は汚れた。気付けば全てが悲しいね。
「かなしいね〜Sadness Sample Madness Mix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1284546443/61） 流星に焼き尽くされた夢の亡骸は、一睡のうちに忘れ去られ
紙屑みたいに捨てられた欲望は、掃き溜めの中で吹き溜まり
光へ向かって誘き寄せられた人々は、残酷な言葉で貶め合う
僕の足を引くのは、亡霊のように彷徨い続ける思い出の破片
セレナーデが気付かせる「さよなら」に抗いたがる理想主義者
ノクターンを奏でながら「ありがとう」と嘯くのは現実主義者
サイレンの渦に呑まれるのは、声にならない断末魔の叫び達
ピエロがおどけて涙する夜に、犠牲になった光たちは弾ける
ネムッタヤミガマウ 変わり続ける僕 ユメハカナエラレタ。
「星屑へのレクイエム〜Starlight Stardust Style〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/8） 謹み受けた不安は忘却 去年の災禍をパンドラに封じ込めて
賀状に描くアマビエが素敵 あらゆる遺恨を毒電波に載せた
新月に見る夢はモノクローム 気休めの言葉すら浮かばない
年の始めに手向けたのは、未来を映し出すひび割れた逢魔鏡
「謹賀新年〜Mana's Mix 2021〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1351614878/217） 日の出と共に飛び出すつもりが、妙な楽観でずっとそこに立っている
未だ遅れを取り戻せると、呪文の様に唱え続けて、いつまでそこにいる
いずれは老い抜かれていく定め 転びたくないと不確定の失敗を恐れ
アブラカダブラ疫病退散 見えもしない敵を相手にシャドーボクシング
バランス崩して倒れる度に、言い訳ばかり考えて、ちっとも前進しない
コーナーを曲がれば、追い抜いて行く人たちの後ろ姿が増し続けている
スローモーションで繰り返されるのは後悔ばかり 足が縺れて解けない
「出遅れランナー〜Runner’s low Version〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/9） ギターを弾く女を鏡に描き、雨に濡れた舗道に投げ落とした
ルドルフは総てと交わりながら、萌えの何たるかを語りかけ
ドストエフスキーを読む進め、青い月が昇るのを待っていた
「ギルド〜Guild re-Build over dub mix〜」
（サンプル：http://love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1066920907/131） リキュールで殴られた聖者の行進 金属バットで酔う愚者の整列
シャンパングラスの傾きで、善悪の天秤がくるくると回り始める
コバルトブルーの明瞭な感覚で、この曖昧な意識を叩き歪ませたい
お嬢さん、どうかその微笑みで、偽りの癒しに制裁を与えてくれ給え
「キャバ嬢〜Lady To Ready Mix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/59） Stay awake, or I'll just fall apart in memories. I wake up from a nightmare.
And I’m still trying to remember who I was, then I begin to pray for the …
Vanishing vision is reminiscence of the place where we had our best days.
Eighth sin is regret. I'm not the one you want. I'm not the one you know.
My heart is still being haunted by a love like a ghost that isn’t there.
Endlessly I wonder where it has gone wrong and how things used to be.
「SAVE ME〜version S.O.S〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1351517509/42） 各自何処に向いてもやりたくない 無為に過ごして何も残らぬ怠け者
君らはいつも時だけ追い越して、変わり続ける日々を頑なに拒んでいる
閉塞感に覆われたこの世界では、尖った夢さえ丸め込まれて封じられる
すぐさま伸びきった鼻をへし折りたい たとえヘソ曲げて歪み萎もうとも
「自ら塞ぐ〜Blue Days Mix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/77） 多感な秋風に誘われて、枯れ葉は舞い踊り、くすんだ太陽は泣き出しそう
自傷の痕が軋んで痛い 心の堤防が決壊しそうで、私は涙を堪えてみる
目的も無く君と歩く並木道 無口な二人はセンチメンタルに蝕まれそうで
素通りできないまま立ち尽くす十字路 そのうちぽつぽつ雨が降ってきた
張り裂けそうな感情は檻の中 鍵を握ったままで一体何をしたいのだろう
長雨が心に沁みて、涙で視界が歪む それでも私は君の横で笑っている
「感傷的通り雨〜Autumn Style〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/94） 心にも無いことを口走る 責任転嫁で忘れる
配られた石を呑み込んだ 愚鈍な心にも重い
無事に辿り着けた、と思っているのは己だけ
用無し、粛正、土に還元 いつかは全てが幻
「心配無用〜illusion over dub delusion mix〜」
（オリジナル：http://love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1066920907/85） 道に咲く花々を手にして、過ぎる流れを感じ取る
にぶい光の先に燻る薄い紫煙は、少し早い冬の気配
湧き水から微かに風が香る 秋は曖昧にぼやかされた
くぐり抜けてみれば、木々は夕暮れ時の男子のように
境界線を越えたら、街はお洒落を楽しむ女子のように
目の前の大河に浮かぶ泡沫は、そっと衣を変えていく
「道に湧く境目〜White Road Mix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/98） 僕すら枝葉の末節で、好きな事して生きている
今は紅葉がとても綺麗 それが続いていればいい
全宇宙が繋げる夢 地球上で途方も無く大きな幹
ゆらり揺れる命の前では、喜怒哀楽など何でも無い
あの涸れた井戸に再び水が満ちていくような満足感
暴かれる真実に目覚めては、僕は何度も生まれ変わる
「枝葉が揺れる〜Natural High Version〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/138） 謹み受ける素振りで黙殺 去年の悔恨と不満足に恫喝
賀状は白く塗り潰されて、僅かな希望も握り潰された
新月の如き虚無から始めよう 一度死んで生まれ変われ
年の始めに絶望を肴に、混沌と混乱の苦酒を飲み干そう
「謹賀新年〜Mana's Mix 2022〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1351614878/92） 未必の故意で誰かの痛みを生んで、不快が人々を分断していく
発砲音が不意に轟く 炭酸の抜けた巨像の歯がカタカタと鳴る
達成感は無力感に変節して、表面上の笑顔に思わず目を逸らす
なぜ怒りが声にならず、嘆きが顔に出ない 喜びは許可された
まだ一段下では余った宝の分け前で揉め、誰かがクシャミする
まるで空のペットボトルを並べたようなビル街の中で独り佇む
にび色の空の下で、今日あった事を思い出しては、不意に笑う
夜の闇に月が浮かぶ頃には、乾いた壁紙の根元で綿毛が揺れて
がらんどうの廃街を舐めるような風が流されていくのだろうか
来週また逢いましょう 心の中で呟き、電車に乗り家路に就く
るつぼの中では蛍光が逃げ出せず、今日もくすんだ光が漏れる
「未発達なままに夜が来る〜lonesome city mix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/154） さらさら、さらさら 砂流れ、風が帽子を浚う
さざ波ゆれる水面 乱反射する光がやけに眩しい
やわらかな夜の訪れを待ちながら、陽光に抱かれる
かもめが飛ぶ海上 流れて行く雲はどこへ向かう
さらさら、さらさら 風流れ、砂が視界を遮る
「ささやかさ〜SALA Sand Wind Over Dub Mix〜」
（オリジナル：http://love6.2ch.net/test/read.cgi/poem/1030788069/660） 左右反転の世界に放り込まれた 挙動がなかなか定まらぬ
上を見れば揺れる蛍光灯 下を覗くと染みを隠した絨毯
方向転換に迷うばかりで、呆然とただ立ち尽くす午前五時
浅い溜息に混じるのは、決め付けを頑なに拒む己の限界
当たらないといつもは無視するあの占いに今は身を委ねて
暫らく光の射す方へ行くと、次第に視界が狭くなっていく
絶壁に阻まれて、前には進めず、さりとて後戻りもできず
未だ他の道など知りはしない 苦笑いでじっと手を見る
思っていたよりも悪くは無いか ここが俺の居場所なんだ
したり顔で向かってきた壁は、やがて何も見えなくなった
「右を向いたら壁だった〜wAll-Right reMix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/158） 景観は優し気で弱々しく、広大な世界の中で孤独に泣きそうな心持ちだ
若葉は太陽の暖かさに応えるかのように、ただ上に向かって育っていく
鉢植えの草木は風の寒さに震えながら、弱音を吐かず黙って生きている
見物客は訳知り顔で憐れむが、吐露する生命の感触は想像よりも逞しい
「観葉植物〜S and W and PLANT Mix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/162） 前世で描いた物語は、僕らの存在する理由など初めから無視して進められ
限界点を突破した先に広がるは虚無 僕らは悲しみに身を寄せ闇を彷徨う
その姿こそ、僕らが作った、一つ一つの物語なんだ。 囁く声が聴こえる
日記に書き続けられた日々は、必死に足掻いてきた僕らへの勲章そのもの
追憶の僕と未来の君が出会う時、僕らの物語は現世で再び完成されるから
「世界の記憶〜Requiem et Reminiscence Remix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/234） エストニアに桜が舞う夜
イランの空を彩る花火
プラカードは虚しく転がり
リベラルな感情は忘却の彼方
ルーズでルードな大統領が
フィンランドで奇跡体験
１度止まった時計が再び動き出し
ルール無用のゲームがまた始まる
「エイプリルフール〜Double Decades Leap-Loop Style〜」
（サンプル：https://love6.5ch.net/test/read.cgi/poem/1030788069/453） 正夢になればいいのにと、君は思い出し呟く
その言葉に力無く頷くのは、寝ぼけ眼の僕だ
鉄扉の向こう側から、今日も忙しない人達の声
dead いつか君の夢が叶えばいいと希い
end やっと僕の夢が叶う日が来たよ
ママがマンボのリズムで踊って無双するなら
サンバのリズムで僕はドアの間に体を挟むよ
サボタージュする君は、家族計画を夢想する
「夢の扉deマンボ〜Voo Doo Mix〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/239） 正義の下で太刀を振るい、勝鬨を挙げながら盃を何度も酌み交わす
諸兄が善意で舗装していく道の先には、薔薇に彩られた白い処刑台
舎弟は鉄砲玉より速く突き進み、まるで生き馬の目を抜く射程距離
神の曲を聞きながら、契りと誓いを交わして、二度と戻れぬ春想う
挽歌が流れる晩夏 愛すべき戦友の勇姿を偲び、仁義なき道を逝く
「義兄弟の歌〜BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY MIX〜」
（サンプル：https://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1683402112/1） 正夢は運命と同じ、だなんて無理やりの夢を背負わされて
涙で明日さえ見えない君は、それでも必死に今に縋り付く
白目を剥いて見た景色は、崩れかけた廃墟と一筋の射す光
君の願いは決して叶わない いくら時間をかけて努力しても
眼前で夢魔が嘲笑い、淫魔は甘い果実を貪りながら唄を歌う
時が来たならすぐ違う道を進め 天から声が下りてきた
―見る物すべてを真実とするな― 置き去りにされる感情
答えの無い問いに苛まれ、浪費された時間は二度と戻らない
邪な言葉が心に刺さっても、その歩みを決して止めずに進め
儚い故の人の夢 迷いの中で大切な人をずっと待っている
「夢で目の前が見えない〜some_day_dream_style〜」
（サンプル：http://mevius.5ch.net/test/read.cgi/poem/1285234658/275） 
