★詩★詩★詩★
君の背を眺めていた
夏の終わりの海岸線
テトラポッドを跳び移っては
僕を振り返りはにかんで 時間が全部止まったような
雲一つもない青い空
麦藁帽子を照らす日差しと
飲みかけのサイダーと 「人はいつか離れるけど
誰もがそのお別れを
今日や明日だとは思っていないんだ」
いつか君はそう笑った (いつまでも離れないことを
願ってしまってはいけないの?)
僕の拙い言葉を並べても
届かないような気がして 繋いだ手を離さないで
離れたらもう戻れないからさ
Into the Blue 君とおんなじ方へただ走った
今だけは忘れていようよ
この夏に終わりがあることを
Into the Blue ただ笑ってさ 少し遠くへ行きたいなんて
曖昧な理由で僕らは
行くあてもなく彷徨っていた
あの水平線をなぞるように 「いっそのこと二人して
どこでもない場所へ消えようか」
白いワンピースが眩しかった
海風の凪いだあと でも本当はわかっているんだ
そう遠くない先に終わりは来る
踵を返して来た道を辿って
理不尽で残酷な現実へ帰る いっそのこと二人して
この時を抱えたまま
互いの呼吸に終止符を打って
永遠の青に沈めたなら 避けられない別れを恐れて
繋ぎ止めていたんだろうずっと
Into the Blue 二人おんなじ場所へ向かいたくて
他愛もない話をしては
泣き出すのを堪えて僕ら今
Into the Blue 遥か遠く
溶けていく これから先空っぽの夏を
僕は何で埋めていく?
君の今は僕の未来へ
残像を幻想を描いていく
どこに足を着けて歩み
何を見て大人になる?
あの日君が泣いていた理由が
そこにあるんだろうか 繋いだ手を離さないで
重ねた手を握っていたくて
ほんの少しだって隣にいたくてさ
Into the Blue 君とおんなじ方へただ走った
今だけは忘れていようよ
この夏に終わりがあることを
Into the Blue 友達から教えてもらった嘘みたいに金の生る木を作れる方法
参考までに書いておきます
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
MNL