>>38 追加。
(この話は事実です。)

それは近くの病室の帽子かぶった十代の男の子
痩せていたけど元気そうに病棟の廊下歩いていた 彼女が欲しい年頃の男の子

廊下の長椅子に座っていた私の隣に恥ずかしそうに座って来た
体調悪く元気なかった私はその時何も話せず席を立て離れた
年末に三日程、外泊届けを出し病棟に戻った後

あの元気そうだった男の子は無菌室で この世界から旅立っていた

その数ヶ月前 原発作業員が来院していたという
噂が立っていた

その後に、私は吐いて髪はごそっと抜け落ち肌の紅い斑点は、いくつか大きな紫斑となり 鼻血は止まらなくなり、歯茎と歯は真赤。
身体から外に出る血がなかなか止まらなくなり輸血した。 あと数時間、遅れていれば命は無かったという

先生は、私が何処に居たか滞在していたか、尋ねた 。 吐く前に、原発の手前に2時間以上居た真夏の肌を出した姿で、
祭り夜だったので 帽子もかぶってはいなかった 他地域からその原発近くに訪れてバイトをしていた

八月には、原爆記念日に黙祷のためサイレンが鳴り届く
数年間、自然エネルギーを推進していた

ある病気を発症し、また輸血し、強い副作用による治療薬を服用しなくてはならくなった
その数年後、福島原発は大地震により爆発し放射線を空と海に

その被爆指定区域は、亡くなったお婆ちゃんの
生まれ育った故郷で、付き合いはなかったものの親戚が住んでいた地域。

その後、外出し部屋に戻り激しい頭痛、激しく繰り返し吐いた 咳が止まらなかったが風邪では無いとの診断。
白血球の数がかなり増えていた。 何の詳しい説明も避けられ、一番、危篤な副作用 並んだ治療薬を服用しなくてはならなくなった 。

福島で避難所に居る人たちの映像を見た。
その中に、うちの姉妹が子供だった頃と双子のように、そっくりな幼い子供の姿が映った。

ネットで、反原発を訴え続けた 。