「若気の病」

どうしてこんなに切ないのでしょう
むずむずするのです
居ても立ってもいられないのです

先生、私は病気でしょうか

そろそろ偉業の一つや二つ
やってもいい気がするのです

この傲慢は何なのでしょう
この狂乱は!走り出しそうです!

先生、私は誠実でいたい
私は私の野性が怖い
獣のように
自ら慰めるばかりです

自分の粗野に涙が出ます
どうか私を鎮めてほしい


先生は静かに仰いました
「大丈夫、安心なさい。それは人の病ですから。」