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では、次に各レーベルの主催している新人賞の傾向をみていきたい。

電撃小説大賞……言わずと知れた新人賞最難関。
        全体的に完成度が高く、個性のある作品が受賞している。
        受賞作家の生存率も高いため、激戦を戦う価値はあるといえる。

ファンタジア大賞……個々の作品は、文章力よりも発想力を重視しているように感じる。
          発想で勝負するならココ。

エンターブレインえんため大賞……あまり力を入れてない印象。
                受賞傾向としては、テンプレに一捻り加えたコメディ系が受賞している。
                最近は他レーベルの高次落ちが受賞しているようである。

GA文庫大賞……受賞傾向がよくつかめない。
       とりあえず編集を唸らすことができればいいのか?
       しかしここは、編集が一次から目を通し、感想を呟くため、ワナビに人気である。
       また、注意事項も緩いので、パロネタありきならここがいいと思う。

MF文庫ライトノベル新人賞……プロ作家の投稿ができないが
              担当付きのハイワナビがひしめいているため、結構な激戦となっている。
              傾向としては尖ったラブコメがよさそう。

HJ文庫大賞……倍率的には一見、簡単そうにみえるが、
       切羽詰まったハイワナビが押し寄せてくるため、意外と難易度は高い。
       作品よりも作家としての将来性をみるような感じなので、何度か落選を経験しないといけないようだ。

講談社ラノベ新人賞・チャレンジカップ……チャレンジカップは新人のみ。二次通過者には担当が付く。
                    傾向としてはGAとMFを足して二で割ったようなラブコメが受賞する印象。
                    おそらく新人賞の中で一番難易度の低いトコロであると思う。