たぬきに嫁いだキツネ
犬のそばで暮らす鳥
狸の子を産んだキツネ
最後のひとりが誰かわからないまま

引き金となるキーワードを仕込んで
シナリオ通りの言葉を引き出して
自業自得という体で話はすすむ

どの生き方もアリだし比べることも張り合うこともないけど
椅子を空けろと言われても
この場所を捨ててしまいそうな人に大切な椅子をまかせることはできません

なぜならば、他に行く場所などないことを私は知っているからです

脚色されていたとしても
犬と鳥の偽者だけはどうしても受け入れることができないのは
私も他の誰かも同じです、

なぜならば、その題材になっている思い出は大切だからです