一定の水準は超えているとは思いますが、
全句において、やや散文調かな。
せっかくの俳句だから、”切れ”を入れてみた。

雨のちの路面に映る二重虹
;雨上がり路面に映る二重虹

夕立の石に残れる水の玉
;夕立や石に残れる水の玉

水しぶき受けて路肩に夏薊
;水しぶき受ける路肩の夏薊
もうひとひねり
;夏薊しぶきを受ける路肩かな

人混みのホーム無音にさみだるる
;人混みのホームの無音さみだるる

雨あがる胡瓜陽射しへ反り返る
;梅雨晴間胡瓜陽射しへ反りにけり