原句 人混みのホーム無音にさみだるる
添削 人混みのホームの無音さみだるる

原句の作者ですが発想が平凡で60点と思っている。
ただホームの後には切れがある。
人混みのホームとは本来ざわめいている。
しかし無音であるのは五月雨が音を吸い込むがごとく細く静かに降るからである。
という部分が眼目なので「ホームの無音」では言いたいことが違うなあ。
切れがなくて散文調とあったので、それは読む側の力不足。

雨あがる胡瓜陽射しへ反り返る

>>598青空や の添削句は嫌いではないけれど胡瓜についた雨の雫が消えるのが問題。