山あいの町を巡ってきました
車窓から見る山々は てっぺんまで木の緑で覆われていて
この国が木の文化の国であることを実感させられます
字面で見ていた〈木の文化の国〉、そのままの世界が広がっていました

不思議に この国を嫌悪した時期もありました
今は 自然にこの木の国で育ったのだなと思えます

いつか この国からいなくなるのかもしれません
それでも 今ふるさとと 思える地が心の中にできたこと 幸せに思います
この木の文化の国で私は育まれました

誰も知る人いなくとも
この地がわたしのふるさとです
どこで私の身体が朽ちても
この地が私のふるさとです